KENの日記
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2017年10月28日(土) オータムコンサート(武蔵浦和コミセン)

武蔵浦和コミュニティセンターでアマデウス室内管弦楽団のオータムコンサートが開催されました。アマデウス管弦楽団はモーツアルトの交響曲全曲演奏することを目的で結成された川越を根拠地とする管弦楽団です。指揮者を置かずにコンマスの「水山裕夫氏(東京都交響楽団)」の指導で活動しているそうです。この日はシューベルト・モーツアルト・チャイコフスキーなどの馴染みのある名曲が演奏されました。

アマデウス室内管弦楽団オータムコンサート

1.チャイコフスキー:弦楽セレナーデ第一楽章

2.ザイツ:ヴァイオリン協奏曲第五番全3楽章(ソロ:水島裕夫)

3.モーツアルト:管楽デベルティメントK.439(Cl,Fg,Hr)

4.バッハ:シャコンヌ(4つのヴィオラのための)野平一郎編曲

5.シューベルト:八重奏曲4・5楽章

6.ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第一番全3楽章

7.チャイコフスキー:弦楽セレナーデ2楽章(アンコール)

とても洒落た選曲だと思いました。ザイツの協奏曲は弦楽器初心者が必ず取り組み曲で、弦楽オケのコンサートを聴きに来る人の中には練習した人も多いはずです。私もそのひとり。個人的経験で言うとシューベルト八重奏曲・ロッシーニはかつて管楽器で演奏したことがあったような気がします。シャコンヌは大変意欲的な選曲でした。

またコンサートマスターにプロの方を据える方式は一本筋金が通っていて演奏曲に大きな破綻が生じません。良いアイデアだと思いました。また地味ながら第二ヴァイオリンで「キザミ」や中音域を支えていた女性奏者の頑張りが光っていました。



2017年10月25日(水) N響・ヤルビのドン・ジョバンニ

モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全2幕(演奏会形式)

ドン・ジョヴァンニ:ヴィート・プリアンテ
騎士長:アレクサンドル・ツィムバリュク
ドンナ・アンナ:ジョージア・ジャーマン
ドン・オッターヴィオ:ベルナール・リヒター
ドンナ・エルヴィーラ:ローレン・フェイガン
レポレッロ:カイル・ケテルセン
マゼット:久保和範
ツェルリーナ:三宅理恵
合唱:東京オペラシンガーズ

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
伴奏:NHK交響楽団
2017年9月9日(土) NHKホール

22日の深夜のBSプレミアムシアターでは、クルレンチィスのモツレクと並んでNHK交響楽団の「ドン・ジョバンニ」が放送されました。2017年NHK音楽祭の目玉公演のようです。指揮はパーヴォ・ヤルビ。

N響のホームぺージでヤルビの記事ビデオが掲載されていました。ヤルビは今回N響登壇の前にスカラ座で「ドン・ジョバンニ」を振ってきたとのこと。スカラ座ドン・ジョバンニではベテランのハンプソンがドン・ジョバンニを歌い、2017年の5月から6月に公演がありました。これがヤルビのオペラデビューとなったとのこと。そのために2か月間ミラノで集中的に稽古したことなどを語っています。

ヤルビのドン・ジョバンニは重厚な(重く、ゆっくり)音楽でした。ドイツ的なNHK交響楽団の音で更に重く重心が低かったと思いました。勿論「ドン・ジョバンニ」にはこのような演奏もありだと思いますが。世界一のスカラ座オケを振った後ですからヤルビはNHK交響楽団(シンフォニーオケ)との部隊形式の公演は準備が大変だったと思います。

スカラ座オケメンバーなら「ドン・ジョバンニ」など暗譜出来るくらい演奏しているはずですし、歌手の歌は旋律は勿論、ストーリーの細かいニュアンスまで熟知していることでしょうから。演奏会形式だと舞台上のオーケストラも緊張すると思います。そんな不安は一幕終わり近いツェルリーナのアリア「ぶってよマゼッタ」で的中しました。N響の伴奏が唱と調和せずギクシャクしてしまいました。この有名なアリアではチェロがソプラノに寄り添うように伴奏して欲しかったです。ツェルリーナは日本人の三宅さんが好演していただけに残念でした。歌手ではオッタービオのベルナール・リヒターが最後まで丁寧で気品のある美声を聞かせてくれました。この人は今年春ミラノでもパーヴォで歌ったテナーです。

演奏会形式で指揮者が基本的に「オケ」を向いて指揮するのは難しいだろうと思いました。ピットに入っていれば歌手ともっとアイコンタクトが取れると思います。サンティとかガッティのようにオペラを始終振っているなら兎も角、パーヴォがいきなり演奏会形式でオペラを振ったのは冒険だったと思いました。



2017年10月24日(火) 遅ればせながら「クルレンツィス」

BSプレミアムシアターで放送されて録画しておいたテオドール・クルレンチィス指揮ムジカエテルナの演奏によるモーツァルトのレクイエムを聞きました。

レクイエム ニ短調 K. 626 モーツァルト 作曲
<演奏>
ソプラノ:アンナ・プロハスカ
アルト:カタリナ・マギエラ
テノール:マウロ・ペーター
バス:タレク・ナズミ
ムジカエテルナ合唱団

<管弦楽>ムジカエテルナ
<指 揮>テオドール・クルレンツィス
収録:2017年7月23日 ザルツブルグ・フェルゼンライトシューレの公演

演奏者と指揮者の意図に共感し高度な集中力で演奏していることが歴然としている演奏で滅多に出会えない稀有の名演奏だったと思いました。オーケストラの実力は確かで高度な合奏力を有しています。しかし最大の魅力はオケ一人ひとり、コーラスの一人ひとりがクルレンチィスの音楽に全身で浸っていることです。

この日の演奏会の演奏以外の特色は、ラクリモーサの後直ぐに「アーメンフーガ16小節」が演奏されたことです。このフーガの断片はラクリモーサの終盤の「アーメン」の音楽だと考えられているようですが、今日はジュスマイヤーの補填でラクリモーサを終え、アーメンフーガはラクリモーサとは別に16小節だけ演奏されました。またクルレンチィスは終演後1分近い沈黙の時間を作りました。会場の観客もそれに従いホール一杯に静寂の時間が流れました。その後熱狂的な拍手喝采が続きました。

遅ればせながら「クルレンチィス」の略歴を調べました。

1972年2月ギリシャのアテネに生まれる。現在45歳。(参考:同じギリシャアテネ出身のバイオリニストのカヴァコスは1967年生まれの49歳)。ギリシャで音楽教育を受けた後サンクトペテルブルクで「イリア・ムーシン」の指揮を学ぶ。(ムーシンの弟子としてゲルギエフ、ベルリンフィルに決まったワシリー・ペトレンコなどが著名)その後、ノボシビリスク国立歌劇場を経て現在ペルミ国立歌劇場の音楽監督となっている。今日演奏した「ムジカエテルナ」はペルミ歌劇場の演奏者で構成される交響楽団と合唱団と思われる。

ノボシビリスク、ペルミがどういう場所か想像ができないのですが、両都市ともシベリア鉄道沿いにあり主要駅となっているようです。ペルミはモスクワから1437km、ノボシビリスクは更にペルミから1906km東に行った場所にありモスクワから3343kmの場所にあるようです。ペルミはウラル山脈の西山麓に、ノボシビリスクはウラル山脈の東側にあります。ノボシビリスクは人口140万のロシア第3の大都市で、ペルミは人口90万強のロシアでは12番目に大きな都市です。

ペルミは決して大都市ではないのですが、ペルミ歌劇場はサンクトペテルブルグ、モスクに次いで歴史のある歌劇場だそうです。その歌劇場はモーツアルトのポンテ3部作を得意としているようですのでモーツアルトではオペラも期待できます。とにかくロシアの演奏家(歌手・オケ奏者・バレエダンサー)の輸出国ですから、このペルミ歌劇場から世界的スターが生まれることは十分期待できます。



2017年10月23日(月) 総選挙の結果

22日に投開票が行われた衆議院選挙の結果がでました。自民党・公明党の与党は現有議席を少し減らしたものの過半数を大きく上回る議席を獲得しました。選挙後の追加公認を入れいると自公は313議席となり、衆議院で2/3を上回ることとなりました。

自民    284  281  -3
憲民    15  54   +39
希望    57  50  -7
公明    34  29   -5
共産    21  12   -9
維新    14  11   -3
社民     2   2   0
無所属   45  26  -19
合計    472  465  -7

一方野党は立憲民主党が現有議席を大きく上回る54議席を獲得しましたが、希望の党は50議席に留まりました。総選挙公示直前に小池東京都知事が「希望」を立ち上げ、それへの合流をめぐって野党第一党の民進党が分裂するという異常事態の中の総選挙であり、台風21号が直撃する日曜日に投票が行われるといった大変過酷な状況下の選挙でした。

アメリカ・主要なEU諸国で右翼(的な政治家)が台頭するブームが続きましたが、日本では既存の自由民主党が政権基盤を固めました。日本だけが先進主要国で置かれた状況が違うのかしら。それとも自由民主党は従来から十分に「右寄り」だったのかしら。



2017年10月20日(金) テイツィアーナ・ドゥカーティオペラコンサート

テイツィアーナ・ドゥカーティオペラコンサートに行ってきました。会場は紀尾井ホールで夕方7時に始まりました。。

出演
ソプラノ:テイツィアーナ・ドゥカーティ
バリトン:井上雅人
ピアノ伴奏:山口研生

曲目

1.サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より“私の心はあなたの声に花開く”
2.アンブロワーズ・トマ:歌劇「ハムレット」より“酒よ,憂さ晴らせ”
3.ブゾーニ:「ビゼーカルメンによる室内幻想曲」
4.ドニゼッティ:ランメルモールのルチアより「こちらに来なさいルチア」
5.プッチーニ:歌劇トスカ1幕から「私は貴方の手を待っています。行けトスカ」
6.エルネスト・ベクッチ:「ピアノによるトスカ幻想奇想曲」
7.プッチーニ:歌劇トスカ2幕ハイライト「あの人を助けて、愛に生き」
8.アンコール:「花は咲く」

前半はフランスオペラのアリア、後半はトスカ第一幕・第二幕からの場面抜粋でした。トスカは各幕の重要な場面ですが、対訳がないので細かなニュアンスが分かりませんでした。アリアだけではなくストーリーのある場面を演奏する場合には対訳が必要となります。

またソプラノ・バリトン・ピアノ伴奏の講演でだれが全体の演出を行ったのか、今回はソプラノのドゥカーティさんの考えが反映されたのだと思いますが、コンサート全体を俯瞰してみると統一されていない感じが否めませんでした。プログラムには「イタリアオペラの世界」と歌いながら前半はフランスオペラが中心でした。



2017年10月18日(水) ケルテスのシューベルト交響曲全集

図書館から「シューベルト交響曲全集」を借りてきました。以前から聞きたかったCDなのです。イシュトヴァン・ケルテス指揮のウィーンフィル演奏のものです。メモとして各曲の情報を記載しておきます。

第一番 ニ長調 D.82
1813年シューベルト16歳のときにウィーンで作曲されました。シューベルトがウィーンの神学校にいた頃の作品で、ウィーン楽友協会に残されている自筆譜にはあまり苦心の跡が残されておらずスラスラと作曲されたようです。

第二番 変ロ長調 D.125
1815年17歳で作曲。シューベルトが神学校を卒業し兵役を免れるために師範学校に通い父の代理教員になった時期の作品。同じ時期には「糸を紡ぐグレートフェン」「魔王」「野ばら」など140曲の歌曲が作曲された。

第三番 ニ長調 D.200
1815年7月作曲。18歳の時に第二番に引き続き作曲された。一楽章の主題はその曲想・展開の仕方が「グレート」を彷彿とさせます。二楽章の主題はドイツ民謡の「マリアの子守歌」に似ているととのことです。

第四番 ハ短調 D.417「悲劇的」
1816年8月ウィーンで完成。「悲劇的」という愛称は作曲者によって後につけられたということです。シューベルトの初期交響曲(古典的手法により作曲)の最後の曲と位置づけられるようです。

第五番 変ロ長調 D.485
1816年10月に完成。クラリネット、トランペット、ティンパニを用いない室内交響曲的な性格だが、愛らしく美しい曲。ハイドン・モーツアルト的であるがシューベルトの旋律の美しさが全面に出ている。

第六番 ハ長調 D.589 「小さなハ長調」
1818年2月完成(シューベルト21歳)。五番とは異なりベートーベン的な交響曲。同じハ長調の「グレート」に雰囲気(転調・クラリネットの使い方等)がにていることから「小ハ長調」と呼ばれる。再びフル編成オーケストラの曲となっている。

第八番 ロ短調 D.759 「未完成」
1822年10月作曲開始(シューベルト25歳)。シューベルト没後45年経ってから友人の家から発見(1・2楽章)されたとのこと。この交響曲が3楽章のスケッチ(9小節の総譜とピアノ譜)が残されている。

第九番 ハ長調 D.944 「グレート」
1826年作曲(シューベルト29歳)。シューマンがシューベルトの兄の家に残されたシューベルトの遺品の中から発見したとのこと。1827年3月にはシューベルトが尊敬していたベートーベンが亡くなり(56歳)シューベルトは葬儀に参列した。シューベルトは翌1828年11月に亡くなってしまう。

指揮者のケルテスは1973年に水難事故により43歳で亡くなってしまいました。この曲集の録音の記録も付記しておきます。
交響曲8・9番:1963年10月〜11月(ケルテス34歳)
交響曲4・5番:1970年4月(ケルテス41歳)
交響曲1,2,3,6番:1971年10月(ケルテス42歳)



2017年10月16日(月) 四国遍路4回目六日目

四国遍路4回目6日目「高野山」参拝を終え、さいたまに戻る夜行高速バスにのりました。

〇0820:新今宮ホテル出発
○0902:新今宮発急行乗車高野山口まで
〇1050:高野山着バスで「奥の院前」へ 
〇1120:高野山奥の院参拝
〇1520:高野山口からケーブルカー乗車
〇1605:極楽橋から橋本行各駅停車乗車
○1708:急行難波行き乗り換え
○1757:南海難波着→JR難波移動
○2030:新宿バスタ行きバス乗車



2017年10月15日(日) 四国遍路4回目五日目

四国遍路4回目五日目です。

○0635:第87番長尾寺     5.0km
〇0810:前山おへんろ交流サロン  7.3km
〇1100:第88番大窪寺
〇1330:コミュニティバス「高速志度バス停」へ
〇1530:高速志度バス停
○1545:難波行き高速バス
○1850:難波バスターミナル到着 JRで新今宮移動

宿 BHミカド 総歩数 27911歩 歩行距離12.3km



2017年10月14日(土) 四国遍路4回目四日目

四国遍路4回目四日目です。

○0650:高松ホテル発  9.5km
〇0900:第84番屋島寺  5.4Km
〇1120:第85番八栗寺  6.5Km
〇1340:第86番志度寺  7.0Km
○1600:第87番長尾寺  0.5Km
宿:長尾「あずまや旅館」 総歩行数44579歩 総工程宿:28.9Km



2017年10月13日(金) 四国遍路4回目三日目

四国遍路4回目三日目です。

○0620:第80番国分寺出発  6.5Km
○0805:第81番白峯寺     5.0Km
○1005:第82番根香寺    11.9Km
○1425:第83番一宮寺  5.0Km
○1630:高松市内ホテル

宿:高松市内ビジネスホテル 総歩数49872歩 総歩行距離28.4km



2017年10月12日(木) 四国遍路4回目二日目

四国遍路四回目二日目です。

○0700:第75番善通寺出発  3.8Km
○0800:第76番金倉寺    3.9Km
○0930:第77番道隆寺     7.2Km
○1130:第78番郷照寺    5.9Km
○1400:第79番高照院    6.9Km
〇1600:第80番国分寺    0.5Km

宿は国分駅前「えびすや旅館」総歩数46099歩、総歩行距離28.2km



2017年10月11日(水) 四国遍路4回目一日目

四国遍路4回目一日目です。

○0840:JR観音寺到着
○0845:JR観音寺駅出発       4.0km
○0940:第70番本山寺 11.3Km
○1300:第71番弥谷寺  3.7Km
○1440:第73番出釈迦寺  0.6Km
○1510:第72番曼荼羅寺      2.2Km
○1550:第74番甲山寺  1.6Km
○1625:第75番善通寺    

宿は善通寺宿坊(いろは会館) 総歩数39812歩 歩行距離23.4km 



2017年10月10日(火) 妻の誕生日・遍路に出発

明日11日は妻の誕生日と結婚記念日です。今日から四国遍路に出かけることにしたので、一日前の今日武蔵浦和駅近くのアズーリでランチを食べてきました。アズーリで食べるのは久し振りです。何時ものピザ職人さんが休みなので別な職人さんがマルゲリータを焼いてくれました。モッツアレラチーズの溶け方が今一歩だったので少し不満が残りました。パスタ(アマトリーチェ風)は大変美味しかったです。因みにアマトリーチェはラッチィオ州の北端にある小さな町だそうです。

夜の高速バスで四国(JR観音寺駅まで)に移動しました。新宿バスタを利用するのは初めてです。バスタの完成で新宿駅近辺発着の高速バスの利便性が格段に向上しました。

21:35 ドリーム高松一号 新宿バスタ4F出発ロビー B5出発(10,290円)



2017年10月07日(土) 長男の結婚式

今日は「赤坂日枝神社」で長男の結婚式がありました。今年4月に長崎から埼玉に戻り引っ越し荷物が埼玉に到着する前に長男からお相手を紹介されました。長男が新潟で暮らしていて、私が長崎に単身赴任してなかなか紹介するチャンスがなかったのだ思います。長男としては待ち遠しかったようで申し訳に事をしました。

退職して埼玉にもどってから具体的な話がどんどん進みました。そういうところは親に似ずに固く考え勝手に進めない長男です。5月の連休には私達家族全員で新潟に出向き結婚相手のご家族と親しく会ってきました。この会食を実質婚約の場として、両家族とも結婚式の段取りを勧めることに賛同しました。

神式の結婚式は大変厳かなものでした。私達親は肩ひじ張らない人前結婚で済ませたのでここでも長男はしっかり考えたものだと感心しました。尤もお相手の実家が「神社」であるということからこれ以外の選択肢がなかったとも言えます。巫女さんの踊りがあったっり、「生」の雅楽演奏があったりして吃驚しました。私の座った場所は運悪く柱が目の前にあって神前の様子はあまり分かりませんでした。この結婚式には両家の親戚が参列しました。そしてそのまま神社内で両家でのお食事会となりました。

食事会は新郎新婦がいろいろ考えてくれたので両家が懇親を深める場となりました。私達家族は記念になるようにと歌を歌うことにして練習を積んで臨みました。会食の席でも伴奏が流せるようにとブルートゥーススピーカを購入しました。歌は短いですがワグナーの「婚礼の歌」にしました。妻がソプラノ、娘がアルト、私がテノールで新郎がバスです。私が酒の酔いで音程が外れたようですが、無事に疲労することができたようです。残念ながら私の記憶が定かではありません。それから後の記憶はありません。帰り道娘には随分世話になったようです。これが最初でははないのが困ったものです。



2017年10月05日(木) 総選挙の構図

10日の衆議院選挙公示に向けて各政党の戦いの構図が次第に明らかになってきました。解散時野党第一党だった「民進党」は分裂し、民主党右派は「希望の党」に、左派は「立憲民主党」を立ち上げました。またどちらにも与しない一部の有力議員は無所属で立候補することになりました。小池東京知事の「希望の党」は東京都の「都民ファースト」と同様に「小池新党」というだけで中身がまだはっきりしません。

希望の党が「自民党に対立する2大政党」になるのかどうかまだ分かりません。小池代表自身が8月までは自民党員だったのですから自民党の体質を十分引き継いでいると思われます。そもそも政権交代可能な「2大政党制」とはどのような構図となるのか考えてみると難しいと思います。やりたいことが同じであれば別の政党といえるのか。外交・防衛など基本政策がほぼ同じ(諸外国との関係における継続性)として、いったいどういうところで違いをつけるのか。

個人的には「穏当なリベラル」(例えば憲法改正論議に参加する等)が自民党と対立する二大政党のひとつになってほしいと思います。それは短期的な消費税改定論議とか「森・加計」問題に拘泥するような製糖であって欲しくないです。有権者は反安倍政権の受け皿としてすんなり「希望の党」を選ぶのかどうか難しいところです。有権者がどうのように判断するのか興味のあるところです。




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