KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2017年06月29日(木) 「屋島ドライブウェイ」無料化

香川県高松市屋島の麓から山頂の「屋島寺」(四国八十八カ所第84番札所」まで「屋島ドライブウェイ」という自動車専用有料道路が走っています。この道路は高松琴平電気鉄道の関連会社が所有している車専用道路で歩行者(勿論歩き遍路も)は通行できません。

地元自治体の高松市は昨年9月から3カ月間無料化実験を行って、道路を無料化すると通行量が約1.4倍になることを確かめ、今年6月議会で道路や山上の駐車場の取得を決め、取得費用を市の補正予算案に盛り込んだとのことです。

高松市はこの夏休み前にも無料化を実施する予定とのことです。市道化した場合には歩行者や自転車も通行できるようになり、歩き遍路等にとっても屋島山登りの選択肢が増えることになります。



2017年06月25日(日) スリランカフェスティヴァル2017

代々木公園で開催されている「スリランカ・フェスティヴァル」を見てきました。生憎の雨模様で超満員というわけには行きませんでしたが、いたるところで「シンハラ語」が聞こえ、カレーの匂いタップリのお祭りでした。

公式ホームページをみてスポンサーが少ないことを懸念していたのですが、準備されたテントには「空き」が多くて驚きました。賑やかなのはスリランカ料理を提供する簡易レストランで、お茶・香辛料・衣類などの物販テントは人の入りは多くはありませんでした。最近は様々な品物が「ネット」で買えるので、わざわざここで買う必要がないのかもしれません。



2017年06月20日(火) カモ子は元気でした。

二三日姿を見なかった別所沼の「カモ親子」ですが元気な姿で泳いでいました。雛7匹全員健在です。身体こそ小さいので「カラス」に狙われたら防備できないと思われますが、動きとか泳ぎが早くなったので、簡単には捕まらない程度になっています。散歩や運動にやってくる人達の人気を集めています。カラスの攻撃には十分注意してほしいと思います。

一方「鷭」の家族に雛が生まれていました。今日は「鷭雛」を3匹確認できました。今年の出産シーズンでは既に「6匹」の雛が育っていて、すでに大人の背格好になっています。「鷭」の雛は親(両親)の攻撃力が高いのでカラスからの攻撃を防ぐことができるので雛が生まれても安心していられます。別所沼ではしばらくの間かわいい雛の姿を見ることができそうです。



2017年06月18日(日) 上岡敏之のブルックナー3番

今日のNHKEテレのクラシック音楽館では、上岡敏之指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏した「ブルックナー交響曲第三番」を放送していました。この公演は5月12日に横浜みなとみらいホールで録音収録されたものです。

指揮者の上岡さんは長らくドイツで暮らしていました。中部のウッパータールのオーケストラを率いて日本で凱旋コンサートを行ったことぐらいしか事前知識はありませんでした。途中から聞いた「ヴェーゼンドンク歌曲集」の後ブルックナーが始まりました。数秒その演奏を聴いて、グッと引き込まれてしまいました。

何とも心地よい響きが奏でられているのです。金管楽器の咆哮は聞かれずトランペット・ホルン・トロンボーン奏者の顔色は冷静そのもの。金管強奏の裏で弦楽器奏者が必死な形相で分散和音を演奏する姿もなし。演奏者は冷静の指揮者の指示通りの音楽を紡いでいく姿がありました。演奏者は同時進行で奏でられていく他のセクションの音楽を明確に聞き、自分の出番においては精神状態・肉体状態の最小のポイントで音楽に参加していくといった感じ。

上岡氏がインタビューで「教会のステンドグラスが時の経過の中で陽の光の微妙な変化によって様々な表情を見せていく」とブルックナーの音楽を表現していましたが、正しくその感じでした。長崎「大浦天主堂」の北側の「祈念坂」は観光客がほとんど訪れることがないのですが、外から天主堂内のステンドグラスの光を見ることができる貴重な場所です。教会の中ではなかなか味わえない「時間」の経過を感ずることができます。上岡さんのブルックナーは、教会内の光の変化を外からじっくり眺めているような味わいだと思いました。



2017年06月17日(土) カモ親子



別所沼にカモの雛が誕生しました。写真を撮っていた方に聞いたところによると昨日から姿を見せたらしいです。今日現在7羽の雛が確認できました。雛はまだ小さいので羽化ご数日というところでしょう。7羽もの雛が誕生したということは巣を上手に隠していたからだと思います。今のところ別所沼の雛の敵は「カラス」だと考えられます。カラスは高い所から雛を狙っているので親鳥は最新の注意が必要です。



2017年06月16日(金) 弓の毛替え

「弓の毛」の修理に行ってきました。今週初めに練習していたところ突然弓の先の毛を止めていた「楔」が飛んで毛が外れてしまったのでした。纏まっていた毛先も解けて毛がバラバラになってしまいました。その少し前に毛の一本が切れてそれを抜いたところ、毛を纏めていた場所が緩んでしまったのかもしれないと考えています。

まずは現在の毛に替えてもらった後楽園の「文京楽器」に行ってみました。文京楽器は依然勤めていた会社に近く丸ノ内線後楽園からすぐです。昨日電話して3時にアポをとって行ってみました。私としては「外れてしまった毛」を再利用しようと考えていました。文京楽器の職人さんは弓箱を開けるなり「これは酷い。毛を取り換えるしか方法はありません」と宣告されました。半ば予想はしていたのですが、もう一軒位楽器屋さんに相談してみようと文京楽器での修理は諦めました。

新宿と渋谷に店舗のある「クロサワバイオリン」がお茶の水にあることを思いだし、後楽園から御茶ノ水まで歩くことにしました。今日の天気予報は「突然雷雨の可能性あり」とのことでしたが幸い雨に合うことはありませんでした。しかし大変暑かったです。「お茶の水クロサワ楽器」でも「毛替えしか方法がない」という回答は同じでした。しかし修理の方は「毛を再利用したい」という私の考えが難しいことを丁寧に説明してくれました。弓先の穴にしっかり毛を固定するためには余裕をもって毛を束ねて穴に埋めながら余分な長さを切り取るのだそうです。

複数の修理人の意見を聞いたので「毛替え」しか方法がないと諦め「クロサワ」で毛替えをしてもらいました。幸いその日空いているようだったので「1時間」ほどの時間で修理してもらいました。その間、久しぶりの御茶ノ水なで「神田神保町」で古本を物色し、ニコライ堂を外から見て時間を潰しました。ニコライ堂周辺には再開発高層ビルが林立して、玉ねぎドームはビルの谷間に埋まっていました。弓を受けとってから丸ノ内線御茶ノ水から池袋経由で自宅に帰りました。武蔵浦和駅では夕立が降った気配がありましたが濡れることはありませんでした。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加