KENの日記
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2016年07月22日(金) 台湾西部海域で工事開始

本日午後4時30分に高雄を出発しました。工事現場は台湾西部海域です。23日午前0時から工事開始の予定です。



2016年07月21日(木) 台湾「高雄」の路面電車



台湾の南部の「高雄」に来ています。高雄市内には鉄道、東西・南北に延びる地下鉄(MRT)の他に現在環状線の路面電車を整備中です。この路面電車がユニークなので今日の夕方に船から外出して乗ってみました。

予定の環状線の一部区間しか営業していないので料金は基本的に無料です。ネットで調べてみると「カード」が必要という情報もありましたが、乗っている現地高雄の方達もカードを持っている気配はありません。真新しい路面電車に乗ってみようという高雄の市民も多くいるようです。

高雄の路面電車の特徴は「架線が無く」、大分昔に敷設されて使われなくなっていた「貨物線の線路」を利用しているところです。港町高雄の「貨物線」は、市内と港を結ぶ大動脈だったようです。高雄市内の大通りの横を道と並行してい走っている場合が多いようです。従って交差点以外では車道とはバッティングしません。こうしたインフラは日本植民地時代の遺物のようです。台湾では日本植民地時代の建物等のインフラを残して活用している例が多いようです。これは韓国とはずいぶん違います。

「架線」が無いとすればどこから電気を供給しているのか最初は非常に悩みました。電池で走るとすれば非常に強力な電池を開発したのだと想像しました。しかし実際は各駅に架線が設置されていて電車は駅でパンタグラフを伸ばして電力の供給を受けているのです。

短い停車時間でも急速に充電できる電池が開発されたのだそうです。この方式の路面電車は世界でもまだ珍しいそうです。「架線」が無くてすっきりしているし、線路の敷地は芝のような植物が植えられていて都会の景観としても非常に優れていると思いました。因みにこの路面電車はスペインの会社が導入しているようでした



2016年07月18日(月) 高雄港到着

本日午後2時20分無事に高雄港に到着しました。高雄港についてまずしなければならないのは乗船してきた船員の入国手続きです。船員は一カ月有効の上陸ビザがもらえます。日本から送った情報を基に高雄の代理店が書類を準備してくれているので、それをチェックして各船員に配りました。また外国なので上陸して間違いのないよう色々な注意するポイントを考えて周知しました。



2016年07月15日(金) 台湾に向けて出港

今日午後乗船している船が台湾の高雄港に向けて長崎を出港しました。私にとっては初めての海外工事です。海外に船で行くというのはなかなか経験できないと思いますので様々なことを経験したいと思います。

今年度の船の工事は、昨年度から引き続きの沖縄工事から5月末に帰ってきて、6月下旬から1週間ほど北九州と山口で操業した後の3回目です。昨年は北海道・東北方面の工事が多かったのですが、ここにきて南の仕事が続きます。沖縄の工事では日本最南端・最西端だと言って「南十字星」を見ようと張り切っていたのに、突然それよりずっと南に行くことになりました。

この工事は8月末まで続くのですが、その間幾つ台風が来るのか心配です。今年の台風一号は非常に遅く発生したのですが遅い分巨大な台風だったようです。暑さと台風が心配な工事です。台湾の高雄には18日の午後到着する予定です。高雄に上陸する機会があるのかどうかわかりませんが上陸できたら街を散策してみたいと思います。

今日の午前中の長崎は梅雨が明けたような良い天気でした。クマゼミの鳴き声は午前中それも朝方に大きく聞こえました。たぶん朝方は湿度が下がってセミは「夏到来」と考えるようです。午後になるとセミの声は消えてしまいます。「早とちり」したクマゼミは鳴かずにエネルギーを温存しているかのようです。



2016年07月11日(月) ユーロはポルトガルが優勝

「フランス対ポルトガル」で争われたユーロ決勝戦はポルトガルが延長後半に決勝点をあげ「1対0」で初優勝しました。この試合前半25分にポルトガル主将のクリスティアーノ・ロナウドが退場するというアクシデントがありました。ポルトガルは絶対的エースを欠いてから逆にチーム一丸となって戦いフランスを破ったのでした。

クリスティアーノ・ロナウドはレアル・マドリード所属です。レアルでの仲間は世界各国代表エースクラスの選手なので、ポルトガル代表の中に入るとレアルでの戦いとはだいぶ違うことになるようです。しかしロナウドはポルトガル代表選手達を鼓舞し奮起させてチーム力を試合毎に向上させて決勝戦まで駒を進めたのでした。

多くの人は決勝戦は「地元フランス優勢」と考えてみました。更に前半25分でロナウドが退場すると「フランス優勝」は確実と考え始めたはずです。ところがポルトガルの選手達は試合を捨てませんでした。ロナウドと戦ってきた経験が選手達の技術を向上させたことに加え、ロナウド不在が却ってポルトガルの選手を奮起させたようでした。

岡崎の所属するレスターがプレミアリーグで優勝したことと同様にユーロでのポルトガル優勝は選手達の「心意気」次第でチーム力が大幅にアップすることを示していると思います。理由は様々あると思いますが、重要なポイントはサッカーチームも「人間の集まり」だということだと思います。



2016年07月09日(土) ユーロ2016決勝はポルトガル対フランス

ユーロ2016は7日・8日に準決勝二試合が行われました。「ポルトガル対ウェールズ」「フランス対ドイツ」の試合はいずれも「2対0」でそれぞれポルトガルとフランスが勝ちました。決勝は11日にポルトガル対開催国フランスの間で戦われます。

優勝候補のドイツは準決勝で敗れました。そのドイツは準々決勝イタリア戦をPK戦で勝ち進みました。フランス・ドイツ・イタリア、それにスペインも含めてヨーロッパ強豪の強さはかなり拮抗してきていることを感じます。ドイツ・スペインの圧倒的破壊力は失われつつあり、フランス・イタリアの伝統的なサッカーは健在のようです。



2016年07月04日(月) 長崎帰港

本日午前11時「本船すばる」は長崎に帰港しました。



2016年07月03日(日) 修理工事終了

大島沖での修理工事は無事終了しました。終了後は瀬戸内海を西に戻り、関門海峡を抜けて長崎に戻ります。



2016年07月02日(土) ユーロでウェールズが準決勝進出

7月1日に行われたユーロサッカーの準々決勝を見ました。対戦はベルギー対ウェールズ。ベルギーは優勝候補、ウェールズはユーロ初出場でしたが、大番狂わせでウェールズが3対1で勝利しました。ウェールズは準決勝でポルトガルと戦います。

6月に行われた国民投票でEU離脱を選択したイギリス、伝統のイングランドはベスト16をかけた試合でアイスランドに敗れて敗退しています。そのアイスランドはベスト4をかけて地元フランスとぶつかります。ポルトガルがポーランドを破り準決勝進出を決めています。もう一つの枠は「ドイツ対イタリア」の勝者となります。

ウェールズですが注目の「ガレス・ベイル」は存在感を見せつけました。髪を伸ばして丁髷ののように後ろで結んだ風貌は嘗ての優等生的なベイルではなく野性味たっぷりでした。この姿は髪を「増やして」優等生に変身したイングランドのストライカー「ルーニー」と対照的です。ルーニーは優等生になると同時に野性味あふれる「暴れん坊」のキャラを消してしまいました。ベイルの存在感はすごいです。

ラグビーでもサッカーでもイギリスのイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイスランドは特別な地位を占めています。これらのスポーツの舞台ではイギリスという連合王国の存在はありません。連合王国の一部の地域(日本でいうと東北地方代表)のようなチームがフランス・ドイツ・イタリアと対等に戦えるのですから凄いことです。なにかと話題の多いイギリスです。




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