2012年02月25日(土) |
「横浜中華街孫文の足跡」ついに参加 |
今日25日横浜シティガイド協会主催の「横浜中華街孫文の足跡」の散策コースに参加してきました。昨年2回空振りだったので3度目の正直でした。生憎の雨で非常に寒い中の開催だったのですが、孫文ファンが多いのか60人程の参加で3グループの分かれて横浜中華街を歩きました。昨年は辛亥革命100目、今年は日中国交回復の先駆けの田中首相訪中40年目にあたる年でありシティガイド協会(NPO)もこのような企画を催したとのこと。下記の順番に歩きました。
1.集合 JR石川町集合(午前9:30)本日のツアー(3班)のガイドの山田さんによる概要解説。横浜中華街には大陸系・台湾系の人々が一緒に暮らしているので政治向きの話は中華街ではしないとの前置きあり。なお最初に行く大同学校が台湾系であることに対して大陸系の学校は山手に移り、現在石川町駅前にある「横浜中華学校」である旨の解説があった。革命(孫文派)、保皇派(康有為派)、大陸、台湾と中華街も政治的に複雑なのですが、孫文を尊敬していることは共通のようです。
2.大同学校(横浜市中区山下町140番) 1897年、興中会横浜支部長の馮鏡如ら横浜華僑のより孫文が「中西学校」として創立。後康有為によって1899年「大同学校」と改められた。孫文の胸像があることで有名である。「日・英・中国」の3ヶ国による授業のため日本人に人気があって入学の競争率はかなり高いらしい。
3.陳少白宅跡(山下町119番地)(現NTT東日本敷地) 大同学校から関帝廟、中山路、市場通りを経て陳少白宅跡へ。現在はNTT東日本のラインマンセンターとなっている。孫文は1897年8月16日から1年間滞在。ここは加賀町警察と清国領事館の両方に近い場所であるにもかかわらず、政治亡命者の「孫文」が比較的自由に行動できたということは注目に値するとの指摘あり。イギリスで孫文の清国領事館誘拐の事件を考えるとまさしく微妙な感じがしますね。
4.温炳臣宅(横浜市中区山下町121番) 1898年8月29日、孫文はレンガ造り西洋館の温炳臣宅へ転居した。ここへは東京から犬養毅、頭山満、山田純三郎らが訪れているとのこと。孫文はここで二階に越してきた大月薫と結婚(大月薫の話はまた複雑に発展します)
5.清国領事館跡(現山下町公園) 温丙臣宅から本当に目と鼻の先。
7.旧和親劇場跡(横浜市中区山下町97番) 1925年3月12日孫文の北京での病死の後同年4月12日孫文の追悼会が開催された。現在はコインパーキングとなっている。となりは横浜華僑キリスト教会である。
8.キングセール商会(文経堂印刷)(横浜市中区山下町53番) 孫文が1895年に初めて日本へ亡命した折に滞在した。ここで興中会横浜支部が結成された。華僑「馮鏡如」の宅。馮鏡如は後に保皇派に転向。イギリス国籍を有していたためキングセール商会とも言う。旧山下町53番地付近には立派な横浜芸術劇場が建っている。そこの番地は「山下町281番」となっており旧の53番地などは消滅したとのこと。横浜芸術劇場には建築中に出土した居留地の遺構が少し保存されている。
歴史は非常に複雑だし紆余曲折があったのですが、結果的に現在の中華街の繁栄があり、横浜の山下町の近代的なビルの地下には旧外国人居留地の遺構が眠っています。歴史をきちんと把握し後の世代に伝え、過去の遺構をできるだけ保存していくことが大事だと痛切に感じました。
2012年02月20日(月) |
ワイン居酒屋「プルツァーク」 |
武蔵浦和駅の北東直ぐのところに新しいレストランを発見しました。武蔵浦和駅前再開発の一環で道路が整備されていきますが、これから奇麗になるその北側の道路沿いにあります。店の名前は「BURCAK」。チェコの新酒の表すチェコ語のようです。ドボルザーク「DVORAK」と同じような綴りと発音です。朝散歩の途中で見つけたので当然店は閉まっていました。店の名前から「チェコ料理かな?」と思い込み、随分ニッチなところを狙ったレストランなので近いうちに夕飯にでも行って見ようと考えていました。
17日金曜日は雪が舞う非常に寒い日でしたが、妻と一緒に「BURCAK」で晩御飯を食べました。ニッチな料理なのだから余裕で入れると思っていましたがとんでもない勘違いでした。金曜日の夜ということで中は殆ど満員の状態でもう少し遅ければ駄目だったと思います。それも当然でしょうが入ってみて分かりましたが「チェコ料理」ではなく「イタリアンレストラン」でした。
プルツァークさんのホームページ
「ワイン居酒屋」と銘打つだけあってワインを楽しむためのレストランという雰囲気です。料理はイタリアン中心だと思いますがワインに合う料理を揃えているようです。料理を決めてからではなくて、飲みたいワインを決めて料理を注文するようです。「突き出し」のパンは気が利いています。
妻と二人で最初グラスワインを飲みましたが、結局赤ワイン(チリ産)を一本注文してしまいました。料理は野菜サラダ(鳥フライ入り)と大きな自家製ソーセージ、ピザの3種。サラダもソーセージも量が多いので結構お腹が膨れました。グラスワインは結構美味しいし、頼んだチリワインも美味しかったです。外は雪模様でワインをゆっくり飲みながらちょっと贅沢な時間を過ごしました。
しかし高級なワインは値段が高いの気軽に飲めません。結局や安くてお得なワインを如何に揃えられるのかが勝負になる気がします。
2012年02月15日(水) |
清酒「喜久酔」をゲット |
静岡の青島酒造の酒「喜久酔の特別純米酒」です。さいたまに引っ越してきた当初に森田酒店で薦められて購入したところ、非常に美味しかったのです。その後残念ながらその後は森田さんに入らなくなってしまい、近くの酒屋さんでは手に入らなくて私にとっては幻の日本酒でした。
インターネットで探してみたところ、横浜の「君島屋さん」という酒屋さんで扱っていることがわかり早速購入してきました。前に飲んだのもこの特別純米だったように思いますが、栓を開けた直後少し刺激的な味がします。自分の記憶に残っていた喜久酔の味そのものでした。この酒は本当にすっきりしていて飲み心地が良いのです。静岡の酒はこの藤枝の青島酒造の喜久酔しか知りませんが各地に美味しい酒があるものだと感心します。昔から飲んでいる「呉春」「雪中梅」「東北泉」と同じような系統だと思いました。
【使用米】山田錦(麹)・日本晴(掛) 【精米歩合】60% 【酵母】静岡酵母
実はもう一本昔飲んだもので探している日本酒があります。それは福島会津の「花春」です。仙台に勤務していた時代に福島に何度か出張しましたが、会津地方の酒屋さんで購入し非常に美味しかった記憶があるのです。インターネットで検索しても首都圏で手に入るという情報はありません。ネット販売なら入手可能なのですが、できたら酒屋さんで買いたいと思って探しています。
日本マクドナルドは2011年12月期連結決算で上場以来最高利益を計上したとの報道がありました。最近の我が家の食生活を考えてみても「なるほど」と納得させられる結果だと思いました。
子供達が小さい頃は、子供といっしょに主に昼食で利用していました。子供向けのメニューが適当だったり「おまけ」がユニークだったと記憶しています。しかし当時の物価からすると随分高価な外食だったと思います。子供が親から離れて行動するようになってマクドナルドから足が遠退きました。
次に私が利用したのはインドでの単身生活でのことでした。インドのムンバイのコラバ店とニューデリーのトルストイ通り店(店名が想像です)を良く利用していました。ムンバイでもニューデリーでも露天で昼食が食べられますが、そういう場所は注文が面倒くさいし、レストランに行くと驚くほど時間が掛かってしまうし、一人では注文する料理が限られてしまいつまらないのでマクドナルドで昼食をとることが多かったのでした。世界共通のセットで注文できて簡単だし、待たされることなく直ぐに食べられるのが便利でした。さすがに牛肉バーガーはなく肉はチキンですが、インド独特のチキンティッカバーガーは結構美味しかったです。
日本に帰ってからは、子供2人は独立してしまい、マクドナルドを利用することは殆どなかったのですが、最近、妻との二人で土日の朝食はマクドナルドで済ますことが多くなっています。
どういう経緯かというと、「糖尿病対策」で毎日1万〜2万歩程度歩いているのですが、休日は妻と二人で早朝に公園(別所沼公園)まで早足で散歩することにしているからです。そして帰りに駅前のマクドナルドで食事を済ませてしまうパターンが増えました。朝食のメニュー(ハンバーガーとコーヒー)+カゴメ野菜生活で300円です。(通常は320円)。これくらいの値段なら非常に手頃で簡単に朝食を済ますことができます。朝のマクドナルドには私達のような散歩組も居ますし、犬の散歩帰りの人、休日出勤のサラリーマン、早起きの単身者(想像)などで結構賑わっています。朝の時間は小さい子連れのファミリーは少ないです。
マクドナルドは割引メニューを充実させ、生活時間帯や最近の健康志向の傾向、子供連れ家族層に加えて、中高年客、単身者を上手に囲い込み確実に顧客層を増やしていると思います。やはり24時間営業で深夜・早朝の客を引き込み、コーヒーを安く飲める(お代わり自由)ようにして大人の客へのサービスを充実させる工夫をしているのが強みだと思います。またレタスなどの生野菜を使わないかわりに、カゴメ野菜ジュースをメニューにいれているあたり素晴らしい戦略だと思います。そして24時間トイレが使えることも一部の客には大変便利なのかなとも思います。当分マクドナルドの繁盛は続きそうです。
今週始めは大荒れの天気の天気でした。横浜でも海に近い場所にある会社近辺は風が強く吹きます。雨が降る中での突風で傘の骨が二本折れてしまいました。その傘は折りたたみとは行っても浦和の仲町の傘屋さんで買った傘で気に入っていたものだったので、買った傘やさん行って修理してもらうことにしました。
実は水曜日に妻に傘屋さんにいってもらったのですが店は閉まっていって電話は留守番電話になっていたのでした。そこのご主人は親切で購入時には大分まけてくれたのですが、それほど若くなかったし後継者もいるとも思えないので少し心配でした。今日もう一度電話してみましたがやはり留守番電話になっていたのですが、もし何かあったのなら近所で情報を得られると思って浦和の仲町まで行って見ました。店は開いていました。ご主人も元気にお客さん対応していました。早速傘の修理してもらいました。
ご主人は電話には出ない主義らしく、用件があったら留守番電話に入れといてくれとのことでした。買った時と同じように色々世間話をしたのですが、今日の修理代も大分サービスしてくれました。
傘といえば、コンビにの透明なビニール傘が全盛ですし、ちゃんとした傘をどこで買うかというとデパートになってしまいます。デパートの傘は非常に高価ですし、壊れたときにどうするのかわかりません。昔ながらの傘屋さんは本当に助かります。しかしそういう個人の店はどんどん減っていってしまいます。そこのご主人にはずっと元気で傘屋を続けてほしいと思います。
2012年02月05日(日) |
アレグリーニはブレインを超えたか? |
クラウディオ・アバドが自ら設立したモーツアルト管弦楽団(イタリア・ボローニャ市)のモーツアルトの録音に注目しています。ウィーンフィル、ベルリンフィルの主席指揮者という輝かしい過去を持つアバドが取り組んでいるプロジェクトですが、これが変に老成していなくて、瑞々しいモーツアルトになっているのがアバドらしいと思います。モーツアルト管弦楽団が若い音楽家の集まりだからでしょうか。こういう新録音のCDは買いたくなります。その中のひとつですが、名手アレグリーニをソリストに迎えたモーツアルトのホルン協奏曲を聴きました。
これまではデニス・ブレイン、カラヤン、フィルハーモニア管のモーツアルトのホルン協奏曲を聴いてきました。この演奏はこの楽曲の決定版と言われていて、なかなかブレインに匹敵するようなホルン奏者が現れないなと考えてきましたが、このアレグリーニこそブレインに並ぶ演奏家だと思いました。若干23歳でムーティによってスカラ座主席に抜擢されたという逸話の持ち主です。
聞き比べてみました。ブレインの演奏はその高貴なまでのレガートや天才的な歌い回しにおいてアレグリーニを凌いでいると思いますが、低音から高温までの音の均一した発声(ベルカント発声法のような)とそれに基づく確実なテクニックにおいてアレグリーニに軍配が上がると思いました。ブレインとアレグリーニとも30歳代後半の録音です。生きている時代に50年の差があって楽器構造の進歩を考え合わせれば、ブレインのすごさも再認識させられます。
ホルン協奏曲を聴いていて感心したことですが、トリルや細かな装飾音が非常に洒落ていて新鮮に聞こえることです。モーツアルトの曲は装飾音が豊富でその演奏の仕方で大分ニュアンスが変わりますが、アバドのモーツアルトではそこが大きな特徴となっています。CDショップ店頭の試聴で聴いた交響曲のアルバムでも同じ感想を持ちました。非常に装飾音を明確に演奏していて、装飾音が楽曲の秘密の味付けになっているような感じを抱かせます。アレグリーニの演奏においても、ホルンではさぞかし難しいと思われるトリルを音程正確に且つ非常に的確なスピードで演奏されています。この優れたトリル奏法も魅力のひとつだと思いました。
2012年02月04日(土) |
メニューにないサービス |
気になっていたメニューに載っていないサービス。
牛丼吉野家の「つゆだく」 吉野家だけではなく他の牛丼屋でもあるようですが、メニューにはまったく記載がないのですが、「つゆだく」というと牛丼のつゆを多くかけてくれます。他の客がこれを注文するところを聞いて自分も真似してみたのですが、最初の頃は少し気後れしました。しかし最近ではまったく普通に使えます。牛丼のお客様にはまだしっくり来ていない人も多いと思います。
随分前ですが吉野家で「玉ねぎ少な目」と注文していた人がいました。玉ねぎが苦手なのでしょうが「そこまでして牛丼を食べるか」と思いました。
マクドナルドの「コーヒーお代わり」 マクドナルドでは「コーヒーのお代わり」ができます。最近、土曜・日曜の朝のウォーキングの後に朝マックで「マックマフィンコンビ+野菜ジュース」を食べることが多いのですが、コーヒーをお代わりすることがあります。ちゃんとミルクと砂糖もつけてくれます。有料メニューで大きなカップのコーヒーがあるのに「お代わり自由」は変だなと思って、マクドナルドの従業員に聞いたことがあります。その従業員の回答は見事なもので大変感動しました。 「大きなカップでコーヒーでは、お代わりも多くなります。」・・・納得。
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