KENの日記
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2011年12月26日(月) スカラ座のドン・ジョヴァンニ

NHKBSプレミアムで、12月7日に収録された「ミラノ・スカラ座歌劇「ドン・ジョヴァンニ(初日)」の放送がありました。収録しておいて見ました。バレンボイムが正式に音楽監督となって初めての公演であり、ネトレプコがドンナ・アンナを歌うということで、話題の公演で我が家でも年末の大きな音楽イベントと位置づけていました。シーズン初日ということで客席にはイタリア大統領・首相などのVIPが陣取り、イタリア国歌の演奏から始まりました。気合は十分という感じでした。

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全2幕)
(ドン・ジョヴァンニ)ペーター・マッティ
(騎士長)ヨン・クワンチュル
(ドンナ・アンナ)アンナ・ネトレプコ
(ドンナ・エルヴィーラ)バルバラ・フリットリ
(ドン・オッターヴィオ)ジュゼッペ・フィリアノーティ
(レポレルロ)ブリン・ターフェル
(ツェルリーナ)アンナ・プロハスカ
(マゼット)シュテファン・コツァン
(合 唱)ミラノ・スカラ座合唱団
(管弦楽)ミラノ・スカラ座管弦楽団
(指揮)ダニエル・バレンボイム

しかし結果的には私達(私と妻)の期待は完全に裏切られたという感じでした。「CDやブルーレイに焼いて今後も何回も見たい」という公演ではありませんした。むしろ昨年暮れに話題となったフルトヴェングラーのドンジョヴァンニを取り出して見比べることとなりました。もちろんフルトヴェングラー版の方が数段上ですが。

今回の注目点の第一は「怖いものみたさ」に近いものでしたが、結婚して出産したネトレプコはどんな容姿を見せてくれるだろうかということでした。かなり太ったという噂を聞いているものの、スカラ座シーズンに向けて身体を絞って準備しているはず(勝手な期待)。しかし最初に登場した「ドンナ・アンナ」は顔も身体も丸々と太ったネトレプコでした。

オペラ歌手に容姿を期待するのは無理とは分かっていますが、何十年かに一人位は「歌が上手で、演技が旨くて、見栄え抜群」というソプラノが現れると信じているし、ネトレプコはカラス以来のスーパーヒロインになる可能性を十分備えていると考えていました。しかしロシアの女性が歳をとると太るのが一般的と言われるそのままにネトレプコも太ってしまいました。これからネトレプコがダイエットに目覚めて嘗ての容姿を取り戻すことができるかどうか。難しいとは思いますが期待しています。

他にもかなり多くの不満が残りました。まずフリットリの「ドンナ・エルヴィーナ」の役作りがしっくりきませんでした。歌はともかくとして、仕草や表情が過剰で、しかも服を脱いで肌を見せる場面が多すぎるのです。ドン・ジョヴァンニへの恋心を忘れられないけれどドン・ジョヴァンニを救おうとする「生真面目で可愛らしい女性像」を期待したのですが、表現過剰な多感な女性像となっていました。

女性の描き方でいうと、ドンナ・アンナ、ツェルリーナもそして「ドンナ・エルヴィーナの召使」の3人の女性とも「絡みの場面」だけが過激に表現されていたように思えました。ちょっと「やりすぎ」という感じでした。エルビーラの召使を裸にする必要などあったのかしら。

また演出で言うと、舞台装置や小道具をほとんど用いない舞台なので、ストーリー展開上「?」となる場面が多々ありました。例えばレポレッロが有名な「女性遍歴記録帳」を持たずに壁に「正の字」を書いて記録しているところなど、小さな小道具なのですから「記録帳」を準備しても何の不都合もないと思われました。「騎士長の像」を作らずに本人そのままに歌わせ、挙句のあてに騎士長とドン・ジョヴァンニが最後に剣でチャンバラをしてドン・ジョヴァンニが刺し殺されることになってしまう。更にに死んだはずのドンジョバンニが最終場面で再び登場するなど、どのように解釈すべきなのか理解に苦しむ演出が多々ありました。もし「深い意味」があるのなら教えて欲しいと思いました。

全体に感じたのは「美しくない」「舞台が生かされていない」ということです。観客席で歌わせるのは「困ったときの人気取り」に近い方法ですし、テレビ放送を意識してなのか、大きな舞台造りより「歌手のアップ」を多く見せたい演出としか思えませんでした。メトロポリタンでもそうですが、ネット配信、テレビ録画で世界中のファンにオペラを届けられることはすばらしいと思いますが、そのためにストーリーがあやふやになったり、伝統が消え去ってしまっては困ります。これからどういう方向に進んでいくのでしょうか。



2011年12月25日(日) 瀬波温泉へ

今年四月から息子が新潟勤務になっています。新潟県は上越は小さい頃海水浴にいったことがあるし、村上の瀬波温泉は長野県上田市勤務時代に慰安旅行で行ったことがあります。しかし新潟市はこれまで一度も行った事が無いので連休を利用して観光してきました。宿泊は村上の瀬波温泉を予約しました。娘と妻と3人で新幹線で新潟まで行き、新潟駅で息子が迎えてくれました。

上越新幹線(高崎以遠)は始めて乗るのですが、関東平野は快晴なのに長いトンネルを抜けて湯沢に入ると雪が50cmくらい積もっていて、外の天気は雪でした。新潟駅付近は平野なので行きは積もっていませんが、気温は低くとても寒かったです。新潟市内の市場内にある海鮮料理店で早速新鮮な魚料理を頂きました。息子のアパート近くの荒れ模様の日本海を確認した後に村上市近郊の瀬波温泉に向かいました。

瀬波温泉の少し南に「大池」といって白鳥が飛来する池があります。ホテルに行く前に白鳥の様子を見学しました。下がその様子です。餌を与えにやってきている人が何人かいて、岸辺は鴨や白鳥で大賑わいです。息子が近くのコンビニにいって食パンを買ってきてくれたのでちぎって与えました。



鴨も白鳥も食欲旺盛で餌を群がって食べます。白鳥に餌を与えるチャンスはめったにないので貴重な経験でした。新潟の寒い池で越冬しないでもう少し南まで行けばもっと暖かく過ごせると思うのですが。

二日目は午後3時頃の新幹線で帰ることにしていますが、村上市内を観光してみることにしました。面白かったのは「イヨボヤ会館」です。

イヨボヤ会館のホームページ

三面川の直ぐ近くにある「鮭」に関する博物館です。入場料は大人600円ですがその価値は十分あると思いました。村上の鮭との関わりを展示しているのですが、目玉はトンネルが三面川の支流まで続いていて、水族館のような形で三面川の様子をみることが出来るところです。こんな感じです。



外は三面川の川原で吹雪です。ガラス越しに三面川の冷たい水の中が覗くことができます。この日は一匹の鮭がガラス近くを泳いで居る様子を見る事が出来ました。産卵シーズンには大量の鮭の遡上と産卵シーンを見る事ができるのだそうです。

日本海の厳しさを時間する冬の村上ですが、白鳥も鮭も実はこのシーズンしか見る事が出来ないのです。夏もすばらしいのでしょうが、冬の名物を見て回るのも面白かったです。



2011年12月17日(土) クリスストーレン

田島通りのケーキ屋さん「Kazu」の前を歩いて通ったところ、クリスマスの特別なお菓子の張り紙がありました。中に入って詳しく聞いてみたところ、それは「Christ Stollen」といって、クリスマスまでの4週間前から少しづつ食べて25日に食べ終わるクリスマスシーズンのドイツ伝統のお菓子なのだそうです。下がその写真です。




丁寧に説明してくれたのが、ケーキ屋さん「Kazu」の「お嬢さん」で長らくドイツのミュンヘンで修行を積んだ方だとのこと。店に並べてある「Stollen」も彼女がミュンヘンの勉強している洋菓子屋さんで作って飛行機で空輸したものだそうです。血糖値の管理が大変重要な私ですが、クリスマスシーズンの名物は食べてみたいので、昼食を済ませてから再び寄って購入してきました。

下が彼女が修行を積んでいるというドイツミュンヘンの洋菓子店「Richter」のホームページです(たぶん)。ここのStollenはバイエルン州のコンクールで「金賞」を受賞したのだそうです。

菓子店「Richter」のホームページ(たぶん)

比較用に池袋のパン屋さんで小さな「Stollen」を買って食べましたが、確かに本場ドイツで作った「Kazu」のStollenは格段に美味しかったです。複雑な味が非常に濃縮して絡まっていて、日が経つに連れて生地がしっとりと馴染んでくる感じです。毎日少しずつしか食べないところも美味しさを味わう上で大切なことだと思いました。(身体にも良いでしょう)

武蔵浦和近辺はイタリアンレストランと並んで洋菓子店も沢山あって競争が激しいです。そんな中で「Kazu」は独自の路線を着実に歩む特別な存在です。「ザッハトルテ」を作ってくれないかなあ。



2011年12月11日(日) 比較的最近買った台所用品

結婚31周年となる我が家で比較的最近買った台所用品で「便利さ」を実感しているものが結構あります。こんなことならもっと早く買って長く使ってくれば良かったと残念な気持ちもあります。その代表的なものが「電気ミキサー」と「鉄のステーキ皿」です

信州出身の私達夫婦は秋になると実家・親戚などから箱で「りんご」を送ってもらうことが多かったのです。以前子供が同居していたり両方の親が元気な時はかなりの量のりんごを頂きました。問題は季節の果物なので短期間に箱単位で頂くと美味しい中に食べることが出来ないことなのです。

そのため近所へのお裾分けをして出来るだけ美味しい中に消費するよう工夫するのですが、それでもりんごが余ることがあり、結局悪くして捨てざるを得ない場合もでてきます。りんごはみかんやバナナ程食べ易くないし、一見長持ちしそうな雰囲気を持っているだけに油断してしまうのです。

そこで今回買ったミキサーの登場です。りんごジュースを造るのは簡単でりんごジュースを飲むことは皮を向いたりんごをそのまま食べるよりかなり手軽です。箱単位でもらったりんごが殆ど美味しいうちに無くなりました。(これは健康志向で夫婦二人で野菜や果物を多く採っているためでもありますが。)

「鉄のステーキ皿」はステーキや焼肉を頂く際に、温度を覚まさないで最後まで美味しく食べるのに大いに役立ちます。鉄の保温力は大したものです。我が家では、ステーキ、ハンバーグステーキ、焼肉は基本的に鉄板に各自分を乗せて頂く方式に変わりました。野菜の付け合わせなども鉄板で調理できるので便利です。

このほかに「タジン皿」「表面を焦がすためのガスバーナー」も比較的最近購入しました。これらも便利さを実感しているアイテムです。タジン鍋は野菜を沢山食べるのに役立ちます。ガスバーナーはハンバーグの上にトッピングしたチーズを溶かすのに活躍しています。ちょっとしたアイテムで料理が美味しくなったり、レパートリーが広がったりでかなり満足度は高いです。



2011年12月10日(土) 血糖検査値が標準域まで回復

12月4日の献血結果が届きました。複数回献血クラブに加入し携帯電話から成分献血の予約をするようになると、献血時の血液検査の情報もWEBで閲覧することが出来ます。これまでの葉書による通知は1週間以上後でないと分からなかったのですが、WEBだと献血後3日目でその情報を得ることが出来ます。今回のグリコアルブミン比率の結果は「16.3」。標準範囲は「16.4以下」なので、ようやく標準範囲内の数値となってことになります。(長かった。)

11月30日に南区辻にある高野医院に糖尿病でお世話になりました。高野医院はさいたま市南区唯一の糖尿病学会が認定の専門医です。インターネット情報では「専門医として申請するためには、(1)当学会に3年以上在籍、(2)認定教育施設で3年以上の研修経験、(3)糖尿病臨床に関する、筆頭者としての学会発表または論文が2編以上あることなどが必須となっている」のだそうです。今日はその時に採血した空腹時血液の検査状況を聞き行って来ました。短期的な血糖値を反映するグリコアルブミン検査は献血結果でしることができるので、高野先生には「HbA1c」によって評価してもらうことにしています。

12月4日の献血の結果から比較的最近の血糖を繁栄するグリコアルブミン比率は標準域に入ったことは確認していますが、比較的長期(1〜2ヶ月)の血糖値を反映するHbA1cの比率はまだ高いのではないかとの懸念がありました。ところが結果を聞いてみるとHbA1cは「5.6」で空腹時血糖は「109」。完全に標準域の範囲内でした。

今日は負荷を与えた血糖値の検査をする覚悟で朝食を抜いてきたのでしたが空腹時血糖及びHbA1c比率が予想に反して良好な数字なので負荷後血液検査は取りやめることとしました。

というのも私の懸念は血糖全般のコントロールが出来ているとはいえ「食後の血糖急上昇」の危惧があったからです。ところが高野先生やインターネットの情報を総合すると、食後血糖値についてはグリコアルブミン比率が比較的敏感に反応するものらしいのです。従ってHbA1cの数値も良好でGA(グリコアルブミン比率)も良好であれば、基本的に問題はないだろうと考えました。

(HbA1cとGAの違い)
人間の身体の一般的なスペックでは、グリコアルブミン比率の数値はHbA1c比率数値の3倍程度となっているようです。そして血液中での平均的な生存期間はHBA1cは約3ヶ月でグリコアルブミンは約一ヶ月です。同じ血液中に1/3しか生きていないグリコアルブミンの比率が3倍なのは、アルブミンの血糖との結びつき易さが9倍程度である必要があります。そうするとごく短時間だけ現れる高血糖に対し、グリコアルブミン値の方が HbA1cより敏感に反応しやすいのではないかと考えられるようです。逆にHbA1c比率は急激な血糖値の変動を反映しにくいという面があるようです。

いずれにしろ8月末の人間ドックから節制に努力して、12月にようやく血糖値をコントロールして標準域まで回復させることができました。高野先生からも注意がありましたが、最大の難関は「暮・正月」の暴飲暴食と運動不測です。ここを乗り切る事が出来れば本物なのですが。



2011年12月09日(金) ローソンのザッハートルテ

コンビニローソンで期間限定商品でザッハトルテを売っているというので(妻の情報)さっそく通勤途中の神奈川新町駅前のローソンで買いました。(下がローソンページの写真です。)




ザッハトルテは普通のケーキ屋さんでは殆ど手に入りません。近くのケーキ屋さんでは浦和伊勢丹の「デメル」でしたが、これは数年前に閉店してしまいました。従って食べたくなると池袋東武のデメルまで行かなければなりません。さすがローソン。目の付け所が違います。350円という価格で全国のコンビニでザッハトルテを売るなんてたいしたものです。

なんでザッハトルテに凝っているかというと、やはりオーストリアウィーンのオペラハウスへの憧れです。音楽の都のそのまた中心地。いつか行って見たいオペラハウスですが、そのオペラハウス情報に必ずといっても良いほど付いてくるのが隣接するザッハホテルのザッハトルテなのですから。(実はザッハホテルはザッハトルテを考案したフランツ・ザッハーの息子さんが始めたホテルで、ケーキの方が早いのです。下はザッハホテルページの中のザッハトルテのページです)

本家 ザッハホテルのザッハトルテのページ

残念ながら本場ザッハーホテルのザッハートルテは日本では味わえません。同じウィーンのケーキ屋「デメル」が日本に進出していて「デメル版」のザッハートルテを売っています。オペラと同じでいつか本場のザッハーホテルで味わって見たいというのが夢です。



2011年12月07日(水) ルーニーの髪が増えてきた。

NHKBSが映るようになったのでイングランドプレミアリーグの試合をテレビで見ることが出来るようになりました。12月3日に行われた「マンチェスターU対アストンビラ」の後半戦の試合を見ることができました。試合はマンUが前半の1得点でリードしているものの、アストンビラの鋭い守備からの攻勢におされてマンUにとっては苦戦の後半でした。結局そのままのマンUが逃げ切りました。後半戦はアストンビラが攻勢なので、マンUの先発FWのルーニーの映像はそれほど映し出されませんでした。

それでも時々守備で戻ったときとか、後半終了間際のさすがルーニーと思われせる突破シーンとかでルーニーの姿(頭)をチェックすることが出来ました。

「髪が増えています。」

ルーニーといえば若くしてイングランド代表FWに選出されたイングランド代表の大黒柱です。まだ20代前半のはずですが、その言動とか、髪の薄さで特異なキャラの持ち主と考えていました。無鉄砲で粗野なところが強烈な突破力に繋がっているのかなと評価していました。

ルーニーの髪は少ないばかりでなく髪自体が細くて短いようで、頭に張り付いているような感じだったので、いつ全部抜けてもおかしくない状態だと少し可愛そうに思っていました。

ところがルーニーは見かけに寄らず以外と繊細な部分もあったようです。インターネットの情報によると、今年の夏に増毛手術(毛根移植)を受けたのだそうです。今日のテレビを見る限りかなり効果が上がっているようです。これまでのペタっと張り付くような頼りない髪ではなく、勢いのある髪が生えていました。

元気の良い髪が生え始めたルーニーはどこか優等生ぽく見えます。プレーもどことなく紳士的に見えるから不思議です。イングランド代表の「暴れん坊」はキャラクターを変えるのかしら。



2011年12月03日(土) 武蔵浦和キャプテンバッカス

武蔵浦和駅南側のマーレレストラン街の新しいレストラン「キャプテンバッカス」でランチを食べてきました。この場所には、昔「ジョイアミーア」というイタリアンレストランがあり、それが店舗はそのままで「ダンシングプレート」と名前が代わり、ダンシングプレートが店仕舞いしたのですが、店の厨房設備(ピザ窯を含め)テーブル・椅子もそのままで引き継いだ形で新しい「キャプテンバッカス」がオープンしたのでした。

キャプテンバッカス運営会社のホームページ

武蔵浦和のキャプテンバッカスは「スパニッシュ・イタリアン」レストランだそうですが、この運営会社は様々な形態の飲食店を経営しており、イタリアンに参入するのは初めてみたいです。窯焼きピザと種類豊富なワインを店の特徴として出店したようで、以前の「ダンシングプレート」が苦戦していただけに頑張って欲しいと思います。今日は900円のランチメニューで妻と二人分で「マルゲリータピザ」+「ミートトマトソースパスタ」を頂きました。サラダと飲み物がセルフ(食べ放題・飲み放題)となっているので、野菜を沢山食べたいと考える「カロリーコントロール人間」にとってはありがたいです。

この場所は私達が武蔵浦和に越してきた当時は「ジョイアミーア」というイタリアンレストランでした。インターネットで検索すると同じ名前で那須高原に有名なピザレストランがヒットします。しかしそのホームページを見る限りそのピザレストランとは関係なさそうでした。そのうちに名称がダンシングプレートに変わってしまいました。一回夕食を食べたことがありますが「マルゲリータピザ」は値段との比較で満足のいく物ではありませんでした。せっかく本格的な窯を備えているのに非常に惜しいと思うと同時に、ピザで勝負しようとして一旦窯を備えたときにはよほど覚悟しないと難しいのだろうなと思いました。

キャプテンバッカスでも以前の店の「ピザ窯」をそのまま使っています。ピザ窯があるのですからイタリア式のピザに凝って欲しいところです。今回頂いたマルゲリータでは生地はおいしいのですが、チーズの味わい・溶け具合が今一歩の感じでした。これは焼き具合というより素材の問題だと思いました。でもこの値段なら満足とすべしでしょう。ピザ窯を生かした料理をどんどん提供して欲しいと思います。

武蔵浦和には少し高いですが「アズーリ」の本格的なピザが味わえます。ここは素材・窯に拘っていて文句なく地域一番です。一方割安な方では、ビーンズのドナ、マーレのサイゼリア(キャプテンバッカスの直ぐ近く)があるのでお徳なピザを食べることが出来ます。パスタであれば、この3店の他に「ポポレマーラ」と「サムシング」があるので、イタリアンではかなり激戦地といえます。それぞれ特徴を生かしてがんばて欲しいところです。




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