2011年06月25日(土) |
血糖値低下についての一考察 |
6月18日の献血の血液検査結果が来ました。 グリコヘモグロビン比率は「17.7%」で前回より1ポイント改善です。
H22.11.21 : 17.9% H23.01.09 : 19.5% H23.02.13 : 20.0% H23.04.17 : 21.9% H23.05.03 : 20.1% H23.05.21 : 18.9% H23.06.04 : 18.7% H23.06.18 : 17.7%
半年かかって17%台に下がったことになります。糖尿病対策として、野菜を多くとる食事を心がけ、運動を増やす(毎日の通勤の歩く距離を増やす+土日の集中的な散歩・水泳)対策を採っています。その効果が2週間単位の献血の血液検査に現れているといっても良いでしょう。(か?)
ひとつ気になるのは、献血(成分献血で血漿献血)の際に相当量の糖分が強制的に抜かれているために、結果的に血糖値が下がっている可能性が排除しきれないことです。血漿献血の採取の基準は、一回の献血で600cc以内(全血漿の12%以内)となっています。仮に10%の血漿を抜いたと仮定するとそれだけで血糖値は1割下がる計算になります。豊富な糖分に慣れてしまった身体が、薄まってしまった糖分を元に戻そうとするはずですが2週間程度では元に戻らないので、2週間おきの献血では血糖が下がっているように見えているのではないか。
厳しく言うと、献血で強制的に血液を薄めなくても、血糖値が下がっていなければならないのだと考えています。
午後6時過ぎにJRの新子安付近の踏み切りで事故があったとのこと。横浜からの上りJRは、京浜東北線、東海道線、湘南新宿・総武横須賀がほぼ並んで走っています。その線路6本をわたる踏み切りでの事故のようなので、全ての線がストップしました。
私は京浜急行線で神奈川新町からJR東神奈川(京浜急行仲木戸駅と繋がっています)に着いたとたんに、京浜急行駅仲木戸駅のホームの大混雑を見てやばいと思いました。JRの東神奈川駅では京浜東北線の電車が停まっていて、乗っているお客さんに聞くと「1時間後にしか動かないそうだよ」との応えが返って来ました。仕方が無いので代替輸送の京浜急行線を使うことにしました。再び仲木戸駅から神奈川新町に戻り、そこで京急の特急で品川まで迂回しました。
横浜から川崎まで京浜急行はJRと「付かず離れず」といった距離感で平行して走って居ます。踏み切りは別です。JRと京浜急行は鶴見とか川崎では駅舎が少し離れていて乗り換えに不便な感じがしますが、離れている分JRの踏切事故には巻き込まれません。今日も大動脈が滞ってしまったJRを横目に見て走っていました。振替客が押し寄せるので定刻には走れませんが。
この路線(京浜東北、東海道、湘南新宿、総武横須賀)でJRが停まるといつもながら品川駅(JR・京急)が大混雑します。京浜東北が停まることによって山手線がまず大混雑。そして南を目指すJR客は京浜急行に殺到します。京浜急行線からは品川までたどり着いた北行きの客が山手線ホームに押し寄せます。この結果品川の1番2番の山手線のホームおよびホームへの階段は、入れ替え客で埋まってしまいます。
3月12日も動かないJRとは別で、元気の良い「京浜急行」はいち早く動き出しました。その結果品川駅がものすごい事になったのでした。リニアの駅を品川にもって来るそうですが少し考えたほうが良いかも。
6月4日の献血時の血液検査結果が到着しました。グリコヘモグロビン比率は「18.7%」で前回より若干改善しているものの、改善のテンポは落ちました。この辺りからの改善はやはり難しいのですね。しかも少し油断すると直ぐ悪化する。
H22.11.21 : 17.9 H23.01.09 : 19.5 H23.02.13 : 20.0 H23.04.17 : 21.9 H23.05.03 : 20.1 H23.05.21 : 18.9 H23.06.04 : 18.7
今日は午前中朝から雨模様だったので朝の散歩は中止です。その代わりに昼頃雨がやんだので散歩をしてから昼食を外でとることにしました。武蔵浦和駅近辺は新鮮味がないので、逆方向の西浦和方面に行くことにしました。目指したのは西浦和のダイエーの直ぐ手前のイタリアンレストランです。前から出来たのは知っていたのですが、駐車場が無いようだし少し入り難い感じだったので今日まで行かずに居ました。
そこは「クレージオ」というレストランです。「桜」と言う意味らしい(妻が調べた)。予約のお客さんが沢山いたようで奥の個室に通されました。古民家のの障子や梁を生かしたセンスの良い個室です。大きなガラス窓から庭を見渡すことが出来ました。ランチはパスタのセットを注文しましたが、非常に美味しく頂きました。基本的な味付けがしっかりしていることに加えて、振りかけ用のチーズが非常に美味しかったです。西浦和も侮れません。
2011年06月06日(月) |
さすがベルリンフィル |
週末に録画しておいたベルリンフィルのヨーロッパツアーの模様を見ました。最初は最後まで見るつもりはなかったのですが、あまりの名演に最後まで一気に見てしまいました。曲目・演奏者は下記のとおり。
狂詩曲「スペイン」(シャブリエ) アランフエスの協奏曲(ロドリーゴ) 交響曲 第2番 ホ短調 作品27(ラフマニノフ) ギター:カニサレス 管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サイモン・ラトル 2011年5月1日 マドリード・レアル劇場での公演
大変洒落たプログラムでした。3曲とも傾向の違う曲のように考えていたのですが見事に一体感を見せていました。メインのラフマニノフ交響曲第2番(ラフ2)を貫く「情念」というよなものが全体を貫いた感じでした。シャブリエもアランフェスも尋常ではない「こだわり」と「掘り下げ」が見事で稀にみる名演だったと思います。ラトル・ベルリンフィルの関係の成熟もすばらしい域に達していると思います。(ウィーンフィルに望めない特定の指揮社との濃密な関係です)
アランフェスのソロは「カニサレス」(フアン・マヌエル・カニサレス)。非クラシック系の世界的に有名なスペインのギタリストだそうです。今回のアランフフェスでは独特の雰囲気を醸し出してました。とにかくその技巧に加えて、神秘的とも言えるその音楽性は大したもの。ベルリンフィルの伴奏に背景にして自分の世界を作り出していました。スペインの「哀愁と熱情」が見事に表現されていたと思います。
カニサレスさんのホームページ(日本人の奥様訳のカニブログは大変興味深い内容です。)
結構重くなった「アランフェス」の後の「ラフ2」。これは超ヘビー級の音楽でした。帝政・革命後を通したロシアの情念。ヴィシネフスカヤが表現していましたがロシア芸術の特徴の「過剰性」。ドストエフスキーの表現にも通じます。とにかく「過剰さ」を典型的に表現している音楽だと思います。私のベストは「ゲルギエフ・キーロフ」の演奏です。ロシアの演奏家の方が地味に演奏する傾向があるのかなと思っています。
ラトルの表現はとにかくラフマニノフが書いた音符をひとつ残らずに表現したような感じでした。まさしく音の洪水(それも非常に高度な)でした。それも弦楽器・管楽器の息の長さは只者ではないし、自然に聞こえるkれど微妙なテンポの揺れはあざとくなる一歩手前で踏ん張っていました。オケの燃焼度もたいしたものでした。ラトル。ベルリンフィルの音楽のひとつの頂点を見た思いがしました。ベルリンフィルの演奏水準(燃焼度)は「ドゥダメル」との出会いで一段上がったような気がします。
来月7月24日にテレビ放送がアナログ放送から地上デジタルに切り替わります。NHKを含めてどのチャンネルでも移行の周知がしつこい程放送されています。我が家のテレビはまだ「アナログ」。そろそろ本気に切り替えを考えようかと思っています。ところで我が家にはアナログ録音がかなり蓄積されています。
CDが導入される前からのFM放送のクラシック番組の録音、テレビで放送された音楽会・オペラ公演の録画などです。現在ビデオテープ再生デッキは壊れてしまっています。今のところ購入の予定はなし。更にテープデッキも不具合があって再生できない状態が頻発していました。従ってこれらアナログ録音をどうしようか悩むところです。
というわけで、テープデッキを直そうか買い換えようか、いっそのこと録音テープを捨てようかと思案しているのですが、時々機械の何かの拍子で再生に成功するテープがあります。そしてその音が驚くほど生き生きしていることに驚いています。CDのクリアな録音をずっと聞いてきましたが、昔エアチェックした音楽が非常に新鮮に聞こえてきました。
昔はNHKFM放送の来日音楽家の演奏会放送を録音していました。正直言ってCDの音楽よりも生々しく心に伝わる感じがします。雑音も多い代わりに伝わる情報も多いようです。アナログ録音を聞いてしまうと、CD録音は上手に人工的に調整された音であるという感じが否めません。それが感動を与えることとなるかというとそう単純ではないのです。貴重なアナログ音源は、記録性ということに加えて臨場感というめんでも優れています。暫くは保管しておくことにしました。
今日献血に行ってきました。(場所は池袋東口) 私の献血は「世の中ため」もありますが、最近は糖尿病対策効果の確認の意味合いが増しています。昨年から献血者の血液検査項目として「グリコアルブミン比率」が追加され、血糖値の状況を把握することができようになったからです。
これまで血糖値の状況把握では「HbA1c比率」が主流でした。血液中の糖とくっついた蛋白質のHbA1cのは半減期は約30日。これに対してグリコアルブミンの半減期は約17日なので、グリコアルブミン比率は比較的最近の血液の糖の状況を反映しているのです。つまり血糖値対策をした場合の変化が比較的早期に把握できるのです。比率自体の特性としてグリコアルブミン比率はHbA1cの3倍程度の値を示すものだそうです。
私の最近のグリコアルブミン比率は以下の通り
H22.11.21 : 17.9 H23.01.09 : 19.5 H23.02.13 : 20.0 H23.04.17 : 21.9 H23.05.03 : 20.1 H23.05.21 : 18.9 H23.06.04 : ?
2月末から3月始めにかけてフィリピン出張し、その後4週間献血禁止だったので2月13日以降2ヶ月のブランクがあります。そして4月17日には過去最高値「21.9」。HbA1cに直せば「7.3」。これは完全に糖尿病の領域に入ってしまった数値です。これはまずいということで連休前から食事療法・運動療法を強化しました。
まず朝晩の食事の際に「野菜摂取量」を増やすと同時に食べる順番も野菜を最初のほうに持ってくるようにしました。妻とも話したのですが、ご飯が目の前にあると、最初はご飯を食べてしまう癖がついています。日本料理でも西洋料理でも最初は前菜とか付け出し・八寸が最初に来るのに、家ではご飯を先に食べているのが現実です。最初に野菜を食べると良く噛むようになります。ご飯はそれほど噛まなくても食べることができますが、生野菜は良く噛まないと食べられません。そんなところも役立つのではないかと思います。
また運動量を追加しました。土曜日曜の散歩とどちらかの日の水泳に加えて通勤時の歩く距離を増やしています。会社は京浜急行の神奈川新町が最寄駅ですが、ここで降りずにその前後の駅を利用する機会が増えています。
神奈川新町−会社 1.1Km(1500歩) 仲木戸 −会社 1.8Km(2500歩) 神奈川 −会社 2.8Km(4000歩) 横浜 −会社 3.4Km(4800歩) 新子安 −会社 2.4Km(3500歩)
どのコースを選ぶかは、その日の気分・天候・横浜までの列車の状況等により決めています。最近は神奈川で降りる機会が増えています。
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