つい読みたくなるタイトルなんて思いつかない


2008年07月27日(日)  7月が終わろうと、8月が来ようとしている

今週末もおかんが家に帰ってきている。

親父が夜勤の時は夜診ているが、けいれんというほどのものはない。

時々手や足などがビクッとするときはあるが一過性のもので継続は

しない。

けいれんは、確認できているものが7月1日で、おそらくそれ以降は無い。

抗てんかん剤であるテグレトールは一日800mgから400mgに、

ステロイドであるプレドニゾロンは30mgから15mgに減っている。

意識障害、排尿障害はずいぶん改善された。

現在の後遺症としては、記銘を含む記憶障害、味覚障害、視覚障害。

主治医の先生も言っていたが、個人的な感覚でも社会復帰はまず

無理だと思う。

家で生活はなんとか出来るが、上記の障害のため不自由な生活は否め

ない。今後の状態改善しだい。

投薬による副作用を増幅するような食生活はしないことと

思考力はかなり戻っているので、自分の状況に極度に悲観し

鬱病などにはならないように気をつけること、

それに伴って認知症などにならないよう、周りは気を使っていかなけれ

ばならないとは思っている。

ただ、24時間監視しているような状態は本人の精神状態やリハビリにも

良くないし、家族にも負担が大きすぎるので、緩和は必要。

波はあるが悪く向かっていることはないので退院も近そうな感じだ。

あと1週間か2週間くらいだろうと予測している。

病院も昨今そんなに長く置いてくれないし。


俺個人の予定は、この2か月あらゆる誘いを断り続けていたので

金曜の夜、土曜の夜は入れば予定を入れることに。

今週末は合コン、再来週末は大学の同期と飲み会。

5キロほど減った体重を維持することは死守したいがw






2008年07月17日(木)  最近のコト

おかんが大部屋に移って10日ほどが経った。

女性ばかりの4人部屋なので常時ついていることはできない。

仕事も忙しくなってきていることもあって、俺は平日仕事が終わって

一時間程度見に行っている。外の庭の散歩は身内がついていないと

ダメなので本人の刺激にもなるし、熱が高くない時はできるだけ連れて

行っている。

微熱は相変わらず続き、記憶、意識も変化はない。

このままの状態が続くなら、一人にはできない状態で家庭復帰だろう。

おかんの介護だけでなく、親父も痴呆まではいかなくとも物忘れが

激しく、頭痛が続く状態で、この先どうしていけばいいのか悩むところ

はある。

親父は根本的に弱い人間で、こうなんというか男っぽくないという

のかな。目先のことしか考えれない。

おかんが倒れた時も、長期的なことを考えなければならないと諭しても

この一週間を乗り切れば母さんは良くなってくるとか、

今でいえば2週間くらい膠着状態が続けば、一生このままでもう良くは

ならないとか言っている。

おかんの生死が危ない時は俺も泣きまくっていたし、親父の好きにさせて

やりたいとは思っていたが、今の状況で言うと親父の考え方や、行動

(もう良くはならないからおかんの病状記録なんてつけてもしょうが

ないから、付けないと言う)

が腹立たしいの一言で、最近は怒鳴りつけることが多い。

そして、もうあまり意見させず、おかんの今後のことを考えてやりたい

とすら思ってきている。

おかんも親父もトータル的に見てやるのがベストだろうけど

仕事かかえてそこまでする余裕はない。

弟の性格が優しいので、唯一のクッションにはなっているけど。

おかんが、この週末外泊していいと主治医の先生に許可をもらった。

家に帰っても、ここが自分の家だとは分からないかも知れないが、

精神的にも刺激にはなるので、俺はすごくいいことだと思う。

1ヶ月半が過ぎ、これからも長い目で病気を治していかなくては

いけないと俺は思う。





2008年07月06日(日)  おかんが倒れて1ヶ月がたった

けいれんを起こし倒れた日にA病院に行き、MRIでも特に異常が見つ

からなく、経過を見て下さいとのことで帰る。

その日の夜、3度目のけいれん発作でB病院に。

5日集中治療室、その後3日一般病棟2人部屋(実質個室)。

CT、MRIでも異常は見つからない。脳波の検査では寝ている時と

起きている時の中間くらいの脳波が続いている状態。

C病院に転院。MRIで海馬などに炎症があることが判明。

4日集中治療室、その後現在3週間弱一般病棟個室。

状態が現状で安定していると、月曜日から大部屋に移ることになった。

現在の状態は、6月30日、7月1日にけいれん発作あり。

これは、けいれん止めの薬を変更したことによる一時的な減薬による

ものであり、2日は通常の投与量にしたため、それ以後はおこっていな

い。

微熱がずっと続いていることは気になる。

先生がおっしゃるには薬の副作用ではなく病気自体が原因なのだが

視覚、嗅覚、味覚などに異常があり。

以前見えていた新聞の文字が見えなくなったり、匂いに変化はないのに

変な匂いがすると訴えたりがある。すごく甘いものをそれほど甘く

感じなくなったりもある。

記憶力は以前よりも戻ってきた。

5分前のことを忘れているという以前の症状よりは改善がある。

ただ昨日あったことだという記憶ではなく、過去にあった記憶程度にしか

認識はしていない。

お見舞いに来てくれたことも昨日なのに、昨日だとは認識していない。

いつか分からないが、お見舞いには来てくれた程度の認識。

人の名前も主治医の先生の名前は出てくるようになった。

研修医の先生や看護師さんの名前は覚えられない。

というか、覚えているが、出てこないなのかもしれない。

思考力は以前よりよくなり、逆にこれからどうなるかなど不安に思う

ことが多いみたい。自分が周りに負担になっていることも気になる

様子だ。

ここ10日ほどは劇的な変化はない。

1月単位、年単位で考えていかなくてはならない状況になっている気が

する。

退院した後のケアをどうするか。

難題は多い。

でもまあ生きていてくれているし、会話もできるから。

長い目で今より少しでも良くなってくれればいい。




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