ハニワ在ル...はにわーる

 

 

Finale - 2004年03月31日(水)

いつの日記をいつ更新してるんだか…な
ハニワ在ルではございますが。
こんな日くらいはオンタイムで更新しておきたい。

夜が明けたら、この日記を始める直前から
2年間お世話になった会社へ最後の出勤。



採用前、初めて会社から電話をもらったとき
まだ九州にいたワシは着歴を見て
「市外局番03だ…こんな田舎にまでワンギリが!?
と本気で思ったのであった。

落選通知の郵便ならともかく、
電話の連絡なんか来るはずがない。
たかがアルバイトでも、ワシでは到底入れない会社だった。

当時まだ通勤圏内に住んでもいなかったワシ。
「遠いし、きっと呼んでも来ないよ」と
他の採用担当者に言われながら、
それでも面接に呼んでくれたヒトがいて、
ワシは交通費が出ないアルバイトの面接のためだけに
日帰りでほとんど正規運賃の飛行機に乗った。

まるで「東大の赤門を記念にくぐってくる」ような気分で
「この会社の中に一度でも入れるなら見てみたい」と。

その時ワシを呼んだのが、今の上司。
それだけでもこのヒトには一生頭が上がらない。


しかしせっかく採ってもらったのに、その後の体たらくたるや。
よくあの勤務状況で契約更新してもらえたもんだ。

とにかく当時はワシ本人も
自分のダメさかげんに打ちのめされていて、
さらに自分を信頼してくれていた上司を
不本意ながらも裏切っているのが堪らなかった。

…今となってはガンバりうんぬんより
「ADDであることに自覚がなかった」のが
最大の原因であることは明らかなのだが。

このときの閉塞感は忘れられない。
そして、期待に応えられなかった悔しさは今もある。

そう、悔しくなるほどここからもらったものは多かった。
プラスも、たまにはシャレにならんマイナスも。

ひとつひとつにわくわくできる素敵な仕事もあった。
凄い瞬間に居合わせて涙した仕事もあった。
血が沸くような怒りを覚えた仕事もあった。

ワシ自身も明らかに2年前と違ってる。


最近薬のおかげでもっと仕事を楽しめるようになって、
本気で…できれば会社の役に立てるまで残りたかったが、
契約期間がなければ見切られてクビだったかもしれないので
まぁ円満に退社できたことでよしとしよう(苦笑

そんなに劇的じゃないけど、Finale。
では、行ってきます。


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お誘いしてみる。 - 2004年03月24日(水)

いきなりですが、4/11(日)CoaltarOfTheDeepers×POLYSICS@新宿ロフト、
4/12(月)CANTA@O-East(ゲストさかもとえいぞう、Syu、石川俊介)行きませんか?

友みのすけの上京計画がツブれ一枚ずつ余っちゃいました…
詳細はメールにて。初めての方も↓のフォームからドゾ。


って、カブった方はゴメンナサイ。


↑身請け先決まりました。ありがとうございます。↑

そんなわけで。
石川さんのベースを再び生で、という
みのすけ10年来の悲願を達成し、
ついでにワシおすすめのアーティストを
観まくってもらう計画はもろくも破れた(涙

次一緒に観るのはやはりザ☆第四期かしら…


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ダメだこりゃ! - 2004年03月22日(月)

次、行ってみよー!!





長さん、あんた凄いよ…名言だよ…


ってなわけで、踏んじゃった(いっそのこと!)あの会社、
夜中23時も過ぎてから面接結果をご連絡してきやがりました。
通勤とか便利だったので(ヲイ)是非ここで決めたかったが…。


で、時期柄冒頭の台詞がすぐ浮かんできたわけですよ。

うん、素晴らしい。
過ぎたことへ無駄にこだわるのは一切止めて、
落ちた面接もギャグにするのが人生前向きってもんよ。



就職試験はギャグにするくせに、某オヤジの言動には一喜一憂。
なんか人生間違ってるよな…ダメだこりゃ! 次…(無ぇ!



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ハマらないベター・ハーフ - 2004年03月20日(土)

BULLETS TOUGH×SHRIEKER@新大久保CLUB VOICE。

春なんか嫌いになってしまいそーだが、
今日はBULLETS TOUGH現メンバでのラストライヴ。

凄くいい音の塊に見えたのに、晴天の霹靂。
ただのファンがバンドを『いい感じ』だと思うのなんて、
思い上がりやまやかしでしかないのか…。


そんな感傷はともかく、
今日もBULLETSは凄くいい音の塊で。

あっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ転がりながら、
決して滑らかではない面と面がぶつかり合って、
ガツガツと無骨ながらに好い音をたててた。

シルヴァンスタインの『ぼくを探しに』じゃないが、
ぴったりハマる同士だけがベター・ハーフな訳ではないし。

また新しいかけらを探しにいくんでしょう。
でも、このガタガタだけどワクワクする転がり具合も
ずっと忘れたくないな。



シュリーカーはなんだか本日
アンプラグド→プラグドの2部構成だったようで。
なんたって巧いし、迫力あってかっこえがったです。



さて。
今日はちと早く会場を後にして、
もはや懐かしい居酒屋(昨夏の掛持ちバイト先)へ。

ワタシと、最近も仲良しの某嬢は
去年のうちにさっくり辞めちゃっていたのだが。

ずっと残って頑張っていたコが、
進学のためにいよいよ今日で辞めるというので、
店長の居ぬ間にお花持ってお見舞い。
キレイどころを伴っていったのでみんなが優しい(笑

っていうかみんな、よく辞めてないね。
ワシはもう、在籍期間より辞めてからのほうが長いので、
入れ替わりに入ったコたちも結構ベテランで。

学生のみんなも元気だし、フリーターの皆様も。
そして社会人掛持ちの社長(ホントに社長じゃないぞ)
まぁ…あいかわらず疲れ切って老け込んでる20代半ばに見えるけどお元気そうで!(ホントは30歳)

いや、なんかちょっとむずむずするけどやっぱり楽しくて、
一度は行っておいてよかったかも。

社長がすんごい構ってくれて&記憶力が素晴らしくて(嬉
ワシが顎の不調でやめたとか、もうすぐプーだとかよく思い出したねー!
←プチ社長祭り中につき放置してください




さて、そんな浮わついたはにわーる暦元旦。



去年は、気持ちの支えがその容を大きく変え
逆に長年の不安がようやく容を現した一年だった。

例えるなら、
教祖などいなくても神は存在するだろうし。
敵が見えるなら、真正面から闘えばいい。

無駄に考えることは多いけど、
道はシンプルになりつつある。

勢いで誤魔化せなくなったぶん、
本質を見抜きながら着実に歩みたい。



そしてどうか今年も、
この魂を音楽のあるところに置かせたまえ。


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踏んだらサヨウナラ - 2004年03月15日(月)

実は就職活動中なので、
今日は今回の活動で初の面接に行ったのであった。

この会社、面接対象者に電話連絡先も教えない上に、
地図も渡さないのである。

おかげでワシは土曜日下見に行って、
住所だけを頼りに30分弱も近辺をうろつき
やっとこさ会社の場所を特定したのだ。


…とはいえ、
「質問はないですか?」と訊かれて


「面接対象者に住所しか教えないのは
行動力などを見る試験の一環なのでしょうか?」



って訊くヤツぁーいねーよ(号泣
我に帰って自分でびっくりだよ…。




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13時、渋谷ハチ公前。 - 2004年03月14日(日)


普通に中止もあり得るなと思ってましたが
やりましたよ、INOHEADPARKゲリラライヴ。

いや、通りすがりの大人を装って
遠巻きに眺めるつもりでしたが
いかんせん全長1.5M上げ底なしでは
おじょーちゃんたちのお立ち台のような厚底に
なすすべもなかったので
ちょっと大人げない行為に走ってみたり(苦笑

あんまりにもあんまりな見た目に目を奪われて
ちゃんと音聴いたかかなり怪しいけど、
ヘヴィロックのリフにポップなメロが乗ってる感じで
聴きやすくていいかも。
個人的にも重いリフ好きだしね。

初の生SUSSYでしたが、
仮面越しでもわかるスシっぷりでした。手首内側の筋がね(笑

そしてマイクの着ぐるみカメちゃんたら…コーラスのみ、
ギター持ってないし。それでいいのか?オモシロイけど。

で、JO:YAくんカッコよかったです。
タクヤは前髪がながかった…(ヲイ

すぐ警察が来たので2曲のみでしたが、
昼間の渋谷でバカになれて楽しかったです。
あとは、職場(渋谷)の人間に
見つかってないことを祈るのみだな…(滝汗



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ポップ職人四つ巴 - 2004年03月13日(土)

JAPAN CIRCUIT@渋谷AX観てきた。

東京60WATTS
ボーカルの声がよいなー。
そしてキーボードのコーラスがうまい(笑
ドラムが巧いくせして力みがなくストイック←好き。
きちんと歌モノポップスをやってるし、それなのに凄くバンドっぽい。
名前ほど狙ってる感じがないのがかえってカッコよかった。
また観たい。

椿屋四重奏
今回二階から観てたのだが、
SEのBLACK MAGIC WOMANがかかると
人の波がザーッとステージに押し寄せる。凄いな。

して今回ワシはわき目も振らずに
小寺太鼓侍の陶酔(してるように見える)っぷりにメロメロ。
スティック捌きも優雅かつ鋭くて殺陣のようだわ〜

ところで「かたはらに」は代表曲らしい。
「そなた」って新しいよな。新しすぎてリアルさに欠けるけど。
そう考えると椿屋は着るモノも、メタ赤のラディックも、
喋りも、曲もダサいのが魅力なのかも。
ロックの非日常的妖艶さを醸そうとしつつも、どっかね。

タオルを忘れた中田くんに後ろから小寺くんが
タオルを投げ入れると「今、ロックのマジックが起こりました」だと。
フロントマンの天性だねぇ。

「日常を鳴らすバンドではないですが…」の言葉が印象的。
今そこかしこで日常しか鳴ってないからね。
今はダサさが魅力でも、そのうちそのダサさが大化けして
ワシらを非日常のめくるめく世界へつれてってくれるのかい?
きっとそーだな。期待してるよ。
椿屋は狙いまくりだしね。それもスキ♪←うぇ

ってか、日常を鳴らすってロキノン語だよねぇ(笑

スネオヘアー
あいかわらず曲とMCの落差がスバラシイ(笑
椿屋の真似が笑ったよー。
イベントらしからぬ曲もアリでキャリア(つか歳?笑)の差を見せたね。


レミオロメン
しょっぱなから「雨上がり」でアゲアゲ。
煽りまくって突っ走ったのでビビった。

どの曲もテンポ早え早え。
なんだかメジャーデビュー以後の
「生き急がされてる」ような印象にカブって
無駄にハラハラしてしまう。

結局はね〜(っつー歌詞があるのだ)
あんまりスローな曲もなく、
最後までつんのめったような感じが拭えず…
MCで笑わせようとしなくていいんすよアナタガタは(汗

うーん、個人的には幕張の聴かせるセットが好きかも。
今日は今日で楽しかったけど、バンドのカラーを考えると疑問かな。



さて、真紅なる肖像←って氣志團じゃないんだから(汗)狙ってんなぁ…
からロックなめんなよまでとりどりに見えた今回ですが、
ロックというよりもポップ職人魂が4組に通じているように感じた。

Sold納得のいいイベントだったよ!
ひたちなか楽しみだなー。



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空しからずや - 2004年03月06日(土)

休薬日であった。

説明もなくてアレですが、
ワシはADDの診断がつくようになってから
毎日薬を飲んでおるわけですわ。

えーと、そのADDについては
ワシの足りない頭で説明するのも憚られるんで…
っていうかここ闘病カテゴリじゃないしね。

まー普段は薬のおかげで普通に仕事ができたりしていて。
でも毎日飲むと依存性のできちゃう薬なので、
週に1日は薬を飲まない日をつくんなさいよ。ってんで
土日のどっちかは薬を飲まないようにしてると。

ワシはあんまり他の人が見て
顕著に違いがわかるタイプじゃなさそうだけど、
ありえねー遅刻してきたり道迷ってパニクってたり
妙にホゲーとしてたら多分休薬日か薬の切れ目です(笑

普段薬で神経を刺激してるから疲れてるのかなんなのか、
先週今週の休薬日はもうヒドイもんで
一日布団にひきこもりであった。
多分3時間も起きてなくて、それも布団の中。

しかし先生も薬剤師さんも「まぁお休みだからね」と言うのだ。
仕事に影響さえなければOK人生。




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- 2004年03月04日(木)

今日は…ワシがそうだったみたいに、
読んで気持ち悪くなる人がいるといけないので、ひっくり返します。

いい悪いなんてない、だいたいワシそんな偉くないし。
ただの感想でヒト様の気分を損ないたくないんで。
携帯のヒト(いるんかな)ごめん、以下はそういうことです。



ちょうど345日前の今日、
ワシは会社のモニタに向かって
「バカヤロォ…」と独り呟いたんである。

で、345日後の今日も全く同じように呟いたんである。
つまり、SEX MACHINEGUNS第4期に対する
なーんも考えない第一発目の感想は








だったんですな。


なんつーとただの感想だというのに圧倒的正論でもって
「ファンなら(以下略」なんて言われる気がして…被害妄想なんであるが(汗

で、嫌だと思うのが正しいかどうかワシは論じたくないので
とりあえず理由だけを自分に問うてみた。



なんで嫌かって、
たぶん、バンドのコンセプトが変わってしまうから。

不純な理由ですが、ワシがマシンガンズを応援してたのは
やっぱりあんなド田舎から出てきた一見時代錯誤なバンドが
それでもそれを逆手にとってのし上がって「ザマーミロ」って
言ってみせてたからなんだ。

それが第四期には、例えば…テクニック至上主義
(が過ぎて音楽性や芸術性を全く無視するレベル)の
よくいそうなメタルファンが、酒の席や某掲示板とかで
「第四期オレならこうする」とか勝手に盛り上がって選んだメンツ、
みたいな凄く片寄ったものを感じるのね。

とどのつまりきっと凄い巧いと思う。
口出しできない技術力でぐうの音も出させないんだろう。



…で、それってエンタテインメントとしてオモシロイのか?



少なくとも「ダメなヤツががんばってる」バンドではもうない。
ケンジロなんか超エリートだし。
個人的には好きだが、マシンガンズのメンバーになる人じゃない。
もし「ダメなヤツが淘汰されてそれでいーじゃん」って
本気で思ってるヤツがいるならワシとはサヨナラフォーエバーである。

巧いだけのヤツが生き残るようなんは他のメタルに任せとけよ。
メタルにあって、「ヘタウマ」というロックの倒錯した価値観をも
体現できる数少ないバンドだと思ってたのだよマシンガンズは。
こうなったら「巧いだけの普通のメタルバンド」じゃないか。




それから、とうとうAnchangが
ファンに嘘と分かる嘘をついたことも大きい。

だいたいワシなんかは「嘘つきません」ってのが嘘だと思ってるし、
我々が知りたくない真実もあろうから嘘吐きおおいに結構なんですが。

ファンに夢を見せる仕事である以上絶対にばれないようにするのが
プロの仕事だと思います。
解散説明会の仕事はプロだと思ったんだけどな…

今になって「あの8.13はなんだったんだ!?」なんて
思わせないで欲しい。マジで。



まぁいいや。
全ては彼等の音を聴いて、それからだ。




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少年ジジイ - 2004年03月03日(水)

お誕生日おめでとうございます、現爺。

とはいえこんなに年齢を超越した存在は他になく。
見た目が若いとか年齢不詳とかではなくて、
少年からジジイまで、すべての年齢が
現爺んなかに共存しているような気がするんだな。

だから、現爺のライヴは奥行きが深くて味わいがある。

今日も『夜行』でいつもに増してひっちゃ枯れた声を聴いてたら、
こんなふうに「生でなければならない音楽」も絶対あると思った。

クラシックのように研ぎ澄まされた美しさではなく。
ロックのように爆音で踊らせる音でもなく。
でも、生でなければ絶対に伝わらないなにかがある。

無理にたとえるなら、芝居のようななにか。
喜怒哀楽の狭間の微妙な表情が、音の中に確かにある。
きっとそれが、生じゃないと伝わらないんだ。

ほんとにいい宵でした。


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春はこぶ、つばめ。 - 2004年03月01日(月)

乗り継ぎに使ってる隣駅のホームで。
突然、ワシの田舎の写真に
でっかく街の名前が入ったポスターを発見!!






…え?

ワシの田舎?

一歩九州を出ると名前もまともに読んでもらえない、
県庁所在地でも観光名所でもましてや世界遺産でもない、

あの街ですか?




…なんで?




で、よく見ると隣には近隣の街のポスターも。
そう、今日からJR東日本でも
九州新幹線『つばめ』←飛べるよ
のPRが始まったんですわ。

やーしかし驚いた。
びっくりし過ぎてポスターの前で10秒硬直し、
今降りてきたホームを駆け上がり、駅員さんに
「いつまで貼ってありますか?」と訊くほどなー(恥

遠きにありて思うものとはよく言うよ。
離れたここで見つけるだけで
なんでこんなにうれしいのか。

…そしてワシの携帯は
なぜカメラつきじゃないのか!(自業自得



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もくじ
 

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