*蒼天おぼえがき*


2008年04月27日(日) 散策日和。
ガレとジャポニズム@サントリー美術館。

はからずも美術館めぐりの連休前半(って、暦どおりなので連休もなにもないが・・・)。日本文化に感化され、というのはわかるけど、どうして蜻蛉とか飛蝗とか螳螂とかおたまじゃくしとか・・・虫系がモチーフ?(^^;蜻蛉の飾り違い棚とか、蜻蛉の飾り棚とか、ご遠慮申し上げます的な精巧さ。

ミッドタウンでのんびりぼけーっとした後、春のマトリョーシカ展@銀座S.c.o.t.tへふらり。可愛いマトリョーシカがいっぱい。癒されました♪



2008年04月26日(土) 最初の出会いは教科書表紙。
東山魁夷展@東京国立近代美術館。

「緑響く」緑の中、白い馬が一頭駆ける
国語教科書の表紙がこれで、印象に残ってました。
「花明り」月下の中、咲き誇る枝垂桜、「冬華」冬曇りの空の下、葉を落とし枝を広げる大きな木、「行く秋」山吹色の葉が一面に広がる、など、魁夷=青・緑・白い馬・・・という私的イメージがよい意味で壊された感じ。どれも、心地よい静寂や風の音が聴こえてくるようで不思議な癒しがありました。


東山魁夷本人の声による解説ということで、音声ガイドプログラムを借りてみたら(普段は借りない派/苦笑)、それぞれの絵に対するエピソードがいろいろ聞けて、結構おもしろく♪(本当は滝などないのだけれどアクセントに滝を足してみた・・・とか、白と黒の対比のほうがはっきりするけどあえて白とグレーにしてみた・・・とか)

不変とは死である

人は不変をのぞんでしまうけど、不変じゃないからこそ人であり自然なんだな・・・としみじみ。


■読んだもの
乙女は龍を駆る!』(榎木洋子/集英社コバルト文庫)
大陸東のミズベと隣国コーサの水龍
・・・それ以外に水龍が守護する国はない、
水龍が他種にくらべ圧倒的に少ないという現実。
次期火龍の長が選ばれることにより起こる未来。

あちらの世界での龍は絶対的存在・・・と思い込んでいたので(というか、今までそういう位置づけだったかと)、急展開にちょっと驚き。どうなることやら。



『白蛇の洗礼』(高田崇史/朝日新聞出版社)
西田くんが相変わらず受難。今後もこの展開でシリーズ化?(苦笑)。
千利休がキリシタンだった、というのは有名な話なのでしょうか?まったく知らず・・・。が、利休はあまり関係ない結末にちょっと置いていかれた感あり??



2008年04月22日(火) さくらのケーキ。
銀座コージーコーナーの「さくらのケーキ」、ほんのり桜餅的香りと、ぎゅうひの食感と、とても和風テーストで美味でした。


■読んだもの


『「1日30分」を続けなさい!』(古市幸雄/マガジンハウス)
読みながら頭にメモったこと。

 ・現在、新しい知識を蓄積することが、
  5年先、10年先に初めて自己投資リターンとして表れる。
 ・仕事の処理時間を先に決める。
 ・仮に1日30分、年間で130時間。

説教くさくないところがベストセラーの秘訣?




2008年04月18日(金) ようやく絶品。
気になっていたロッテリアの絶品チーズバーガー。ようやく食べました!

【before】なんか想像してたのよりも小さい?
【after】お肉がジューシーで美味!って、絶品「チーズ」バーガー?

一度食べてみる価値はあり!しかし、お昼これだけじゃ全然足りない・・・(^^;


今週はなんやかんやで仕事がらみの飲み会が2回。いっそお酒に飲まれたほうが楽なんだろうか・・・と血迷いそうになるくらい、回りは出来上がっておりました。美味しいものが食べられるのは歓迎だけど、なんだかなー(とほほ・・・)。


■読んだもの

『おひとりさまの老後』(上野千鶴子/法研)
既婚でも未婚でも、女性は最後はおひとりさまに。
自分の老後は自分で決める。自分でちゃんと蓄える。ということかな?



『猫と針』(恩田陸/新潮社)
昨年9月に見に行った舞台の上演台本+α。
「恩田さんの作品がそのまま動いているって感じ」という編集者さんたちの感想にその感覚でよかったんだ!とちょっと嬉しくなる。
しかし、やはり上演台本、あの舞台を見てたからこそ情景が浮かぶのかなとも。タナカとかサトウとか・・・文字だけだと、わからなくなる・・・(苦笑)。



2008年04月17日(木) ふぁいんぺーぱー。
竹尾PAPER SHOW@丸ビル。

そんな季節がきたんだなーと、今年も丸ビルまで(迷いませんでしたとも!今年は/笑)。ショップやカフェとファインペーパーがコラボレーション、オリジナルの文具セットの制作・展示。青山ブックセンターの「わたがみ」ふわっと文具、オルビスの「アラベール」うす透け爽やか文具、阿部の「色上質」でキリリと箔押し文具(色上質であのキリリ感はすごい!)、ハバダッシュリーの「プライク」の布質手にフィット文具、など。どれもその紙の特質を生かしたデザインで、ほれぼれ。


■読んだもの

『封印の娘』(香月日輪/理論社)
雀に春到来?結局は、まだ遠き彼方の薄闇の中(笑)。
でも「いいじゃないか、ゆっくり育てば」と回りはやさしい。大江戸でのびのび暮らしながら、ふとした瞬間に垣間見える雀の過去。ほんと、雀はこれから、大江戸でゆっくり育てばいい。



『ミミズクとオリーブ』(芦原すなお/創元推理文庫)

図書館で借りたので、手にしたのは実は文藝春秋の単行本(苦笑)。
すでに版権が創元社にうつっているようで、今、購入できるのは創元社版のみ?

八王子の郊外に住む作家の奥さんは旦那さんの友人が持ち込む事件を解く安楽椅子探偵。ただし、奥さんは積極的に事件を解決しているのではなく時に共感、時に憂鬱、時に憤り、する、気のよい奥さん。旦那さんの不用意発言に対し怒ると武士の妻のような口調になるところとかなんだかほのぼの(笑)。登場する四国の郷土料理がまた美味しそうで。


天才探偵Sen』(大崎梢/ポプラ社)
作者追いかけ児童書まで。コナンの少年探偵団編のような感じ。
自分の小学1年のときの『しらべものちょう』に5年前の事件のキーワードを見つけるとこなど、最近の小学生のことを見てるんだなーと。

知らない言葉を見つけるたびにノートにつけて、あとからつくえに向かい、ひとつひとつ辞典でしらべて意味を書きとった。



2008年04月03日(木) 無題。
大好きな祖母の突然の訃報。
自宅で転倒としたとの連絡に、仕事終わってすぐに病院まで行ったものの、
間に合わず。あまりに突然すぎて、無常を感じずにはいられません。。。





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