kiriの日記
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NHKのドラマ「どんまい」を観ていたら。
「傷つく心がなかったら、死んじゃうぞ」
って言葉が出てきた。
落ち込んでいる主人公の女の子を、励ますのに使っていた。
いいことをいうなぁ・・・
また、NHKの朝の連続ドラマでも。
「恋なんてしている余裕なんてないんです」という主人公の子に対して。
「なんか、勘違いしているようだけど。
恋は、人生の暇つぶしと違うで。
たとえば、この景色。
今までは、何てことないただの景色だった。
だけど、今日からは違う。
ここを通るたび。
君を思い出す。
この景色を見るたび、この季節になるたび。
君を、思い出す。
この景色は、もうただの景色やない。
永遠や。」
というようなことを言っていた。
これも、なかなか、ほんと、いいことをいう。
2005年11月14日(月) |
パク・ボンゴン家出事件 |
「パク・ボンゴン家出事件」を観た。
小学生の男の子が、自分には、二人の父親がいて、その理由を話しはじめるところから、物語が始まる。 男の子の母親が、身勝手で自分を愛していない夫に、見切りをつけて、家出する。 夫から、捜索を依頼された男は、母親を見つけ出すが、その母親に恋をしてしまう。 母親もその男に、ひかれてゆく・・・・ というお話。
捜索を依頼された男の気持ちが、伝わってきて、ちょっと切なくて、ほのぼのとした、コメディだ。 お互いが、信頼しあっている関係っていい。
恋愛や、結婚には、相手を好きだと思う気持ちが、不可欠ですね。 この母親も、愛されていないということで、夫のもとから逃げ出した。 本音の部分で、愛していないと、表面をどうとりつくろっていても、どうしても、何かしら態度に出てしまう。 それで、相手は、気づくんだ。 相手の気持ちと、自分の気持ちに・・・ そして傷つく。
昨日、深川市内で、ミュージカルがありました。 「ミスターズー 天国からのメッセージ」というものです。
あらすじを紹介すると。
ある男が、ゴミ置き場を通りかかると、そこにおいてあった人形に落雷が・・ その人形は、落雷の影響か、動き出し、男に話しかける。
男は、子供を自分の目の前で、交通事故で亡くして、その悲しみから、仕事もやめ、妻を残して、家を出て、長い間、浮浪者のように、さまよいあるいていたのだった。
男は、その人形の持ち主である、女の子二人と、出会って、ヒップホップダンスをするようになり、次第に明るさを取り戻してゆく。
人形は、スナッピーといって、男と2人だけの時しか、動き出さない。 人前で、踊る時には、男があやつっていることにしていた。
人形と一緒に、踊る男は、注目され、一躍有名になり、ショーで、大金を稼ぐようになる。
お金を得て、ちやほやされるうちに、男は、自分を再び見失って、傲慢になってゆく。
こんなはずではなっかた・・・ スナッピーは、男に、もうやめたいというが、男は、それを許さない。
人形を逃がした、女の子たちを、追い詰めた時、人形のくちから、真実が告げられる・・・・
というものです。
こういう話は、よく作られますよね。 こういうどうしようもない男。 ダメになってゆく男の話は、ちょっと苦手です。 みていて、とても落ちつかない。 なんか、こちらが非難されているようなきもちになる。
子供向けに作られたミュージカルのようだけど。 子供たちは、どう思ったんだろう。 子供たちに対する警鐘のような意味あいで、つくられた作品かもしれないけど。 一度は、こういう作品を見ておくのはいいかも。 でも、男の子は、やっぱり、おちつかないんじゃないかなぁ・・・ わからないけど。
以前に書いた「ウインダリア」(アニメ) これも、堕落してしまった男の後悔の話だ。 だから、ダメなのかもしれない。
最後に、出演した、みんなが、衣装を着替えて、ダンスを披露してくれた。 なかなか、かっこよかった。 ヒップホップって、あまり好きじゃないなって思っていたけど。 自由で、いいかも。
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