ペパーミント・アップルミント
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2004年11月30日(火) 食べ歩き貧乏(BGM:アリノママ 稲垣潤一)

今週もなんだか慌しい。
明日までは予定がギュウギュウに詰まっている。

家でのんびりまったりと何の予定もナシに過ごすことが大好きな私には、ものすごくストレスがたまる毎日なのです。

用事が終わったらさっさと家に帰りたいのに、同行の奥様方はこぞってランチへと流れて、午後の部へと用事を持ち越して一日中連れ添うことがとても好きなご様子。

私は「食」に対する欲望があんまりないので、パンとミルクで簡単に昼ごはんを済ませることは全然平気。
まぁ、おしゃべりをしながらの昼ごはんもそれ相応に楽しいので、週に一回くらいはお付き合いするのもいいのです。
それがマックであったりファミレスのランチでも、全く平気。

ところが、ものすごく「食」にこだわる奥様っているんですよね。
おいしいものが遥か彼方西方にあるときけば車をぶっ飛ばし、雰囲気のいいカフェが出来たと聞きつけては東方に探索に出かける。

その奥様、何をカン違いしているのか知らないけど、こんな相手不足を絵に描いたような私に毎回声をかけてくれたりするわけです。
張り合いがないと思うんだけどなぁ。

私も断りきれない小心者なので、誘ってくれると「イヤ」とは言えず。
大人しくお供するのでございます。






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目をつぶって食べればどうってことないのだけど、どうしても想像してしまって。
あのうす〜い透明感あふれるピンク色の切れ端を見たら、もうカラダ中の力がヘナヘナ〜と抜けてしまう。

「これだけのお金があったら、本が何冊買うことができるかな…」とか、「あの中古ゲームソフトが買えるのに…」とレジ前で後悔することがしばしば。

もう少し勇気があればねぇ…。



 
2004年11月28日(日) 安上がりな女(BGM:眠りにつく前に 男闘呼組)

幸せだ、と感じるときって人それぞれ。
幸せ、というか満ち足りてる…と感じる瞬間。

昨夜眠れなくて、布団の中であれこれそんな瞬間を思い返してみた。

ふわふわのスライスしていない食パンを、厚めに自分で切って焼かずにバターを塗ってモグモグ食べる時。

図書館で借りてきた本を、家に帰ってコーヒーを飲みながらゆっくり吟味する時。

真夜中にふと目を覚まして私の布団にもぐりこんできた次男Pの、すべすべした足をさすりながら眠りに落ちる時。

「あ、寝坊した!」とあせって起き上がると、休日で「あと一時間は眠れる〜」と得した気持ちになる時。

ラジオをつけた瞬間、自分のお気に入りの曲が流れてきた時。

最近はあまりないけど、卵を割ったら黄身が双子ちゃんだった時。

家人が会社帰りのコンビニで、甘コーヒーを買って帰ってくれた時。
(安上がりな女よね…)

特上の本を読み終えて、余韻にひたっているとき。






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あの瞬間、お腹のそこから湧き出てくるような幸福感でいっぱいになりました。
毎日のことなのに、毎回ジュワ〜っときていたんですよね。
私だけ?


 
2004年11月26日(金) ヨン様マジック(BGM:カム・フラージュ 柏原芳恵)

我が家にDVDレコーダーがやってきて、約半年。
毎日、せっせと働いてくれている。

テレビとは縁遠かった私が、ウン十年の人生の中で一番テレビを見る時間が多い年になっています。
一応、録りためておいていろいろセレクトしながら一日にまとめてみているのですが、ハードディスクにもうかれこれ40時間分くらいたまってしまいました。

少し前に「サラン〜LOVE」をDVDに落とし、「金色のガッシュベル」と「ポケモン」もDVDに落としたのに。
「天国の階段」の第三話を間違えて高画質で録ってしまったから、一気にハード残が減ってしまったことが判明して、泣く泣く丑三つ時までノルマのように眠い目をこすりながら見たのに…。
それでも毎日、着実にハードディスク残量は減っていく。

その悪循環の源は今、来日して時の人となっているヨン様の「愛の群像」のせい。
なんかいまひとつ盛り上がりにかけて、「いつか面白くなるかも?」と毎日録り続けるも、どうも貴重な時間を使って見る気になれず。
でも、消去してしまうのもためらわれてずっとハードにのこったまま。
どうなんでしょう?
いつか首までどっぷりつかれるような、面白い展開になるのでしょうか?






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ちょっといただけませんわ。
これでヨン様ファンをやめる人も、結構いたのではないか?と思えるんだけど〜。
失敗じゃないの?って言ったら、怒られるかしら?
空港で号泣したりしている奥様方に…。
でもヨン様の底力で、後半盛り返してくるのかもね(白々しくフォローしたりして)。

今期待の番組は、NHK総合で毎日午後11時くらいから15分ずつ放送されている「アイム・ホーム」。
主役は時任三郎。
ついつい頭の中に「いとしのエリー」が流れてしまいます。

もう一度「ふぞろいの林檎たち」、見たいなぁ。


 
2004年11月25日(木) 金ちゃんはどこへ?(BGM:キミノイイトコロ 槇原敬之)

昨夜、BSで録画しておいた槇原敬之のコンサートをみた。

クラシックコンサートと銘打って、オーケストラとゴスペル合唱団?とともにタキシード姿のマッキーが登場。

凛々しい、とかかっこいい、とかの形容詞は申し訳ないけどまったく浮かんでこなかった。
「なんだか南極の太ったペンギンちゃんのよう」と、苦笑せずにはいられませんでした。
特に首の後ろのお肉が、ちょっとキュートかも。

そのうちにお風呂上りの家人も、ウーロン茶片手に後ろの方から見入っていた。
私と家人まったく性格は違うけれど、十数年も一緒に暮らしているだけあって、たいてい相手の考えていることはうすうす感づくようになってきた。
だからマッキーのコンサートを黙って見守る、お互いの目的はわかっていた。
たとえ「世界にひとつだけの花」や「どんなときも」をどんなに熱唱していても、私たちの視線はゆるぎなく何かを求めていた。






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結構いたんですよね〜。

家人にいたっては見終わった後に、もう一度再生して指差し確認する始末。
そうまでしなくっても…。


 
2004年11月24日(水) 獲ったどぉ〜?(BGM:金魚花火 大塚愛)

久しぶりに予定のない一日。
あぁ、何をしよう?

本当はたまっている衣替えの洋服をクローゼットにしまったり、ベランダの土ぼこりを掃除したりしなくてはならないのに、こうやって日記を書いている始末。

昨日はまたもや釣りに連れて行かれて、エサ係りに徹していた私。
子供達が竿をうまく操れないので、なりふり構わず私がエサをスプーンですくってエサカゴ?の中にギュッとオキアミ?を突っ込む。

当然、私の手は誰よりも生臭くなる。
「奉仕のココロ。奉仕のココロ…」と念仏のように唱えながら。

とはいえぶっ続けにエサ係りをしていると、お腹もすいてくるのである。
いくら大雑把な私でも、エサまみれの手でかっぱえびせんをつまめるほどの強者ではない。

で、十数メートルほど離れた手洗い場にいそいそと手を洗いに行く。
「コーヒーもついでに飲んじゃおうかな〜。かっぱえびせんやめて、チョコボールにしようかな〜」と、考えながら。






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「とても母親を呼んでいるとは思えんな〜。さすがの俺でもできないよなぁ〜」と、家人が長男Rの横で笑いをかみ殺しながらつぶやいた。
そう思うんだったら、その場でガツン!と言ってやってよねっ!

おかげさまで飲まず食わず、エサ係を全うしました。
成果はアジ11尾、アラカブ5尾、カワハギ1尾、小鯛1尾、ワケのわからない魚2尾、でございました。


 
2004年11月11日(木) きりまるが欲しい(BGM:勇気100% 光GENJI ED)

普段は重くなるから…と敬遠しがちなのに、必要な時には結構ないものってなーんだ?
それは「小銭」!
はっきり金額をいっちゃいますと、2990円の「490円」ぶん。

探しても探しても、ない時にはないもので…。
子供の財布ものぞいてみたんだけど、紙のお金しかなかった。
家人の部屋も粗捜し?してみたけど、こんな時に限ってな〜んにもなかった。
いつもならあちこちに、いくらかは転がっているのに。
先生、ちょっと待ってくださいね。

そうです、三日前からずっと保留中です。

100円ショップでわざわざ105円の物を買って、1000円レジの人に渡して895円お釣をもらったにもかかわらず、次の店でコロッケを買って670円を遣っちゃいましたよ。
あのときに1000円を出しておけばね〜。
うぅ、おバカ。
主婦歴、○年の悲しい性でしょうか。
ついつい、ぴったんこ出したくなるんですよね。

でも根が小心者なのでレジに自分の後にお客さんがいたりすると、「待たせちゃ悪いよね」と気になって気になってしょうがない。
そういう場面が何度も続いて、私の財布は巨大化してしまう。
家人に「ブタ財布」と罵られること、数知れず。
それなのにこんな時に限って、スカスカペッタンコ。

もう10円高くてもいいから、3000円にしてほしかったなぁ〜。
「お釣はいいです」ってメモをつけようか?
いやいやそんな高慢なことは出来ない…。
などと悶々としているこの数日。

借金(とはちょっと違うか?)があると思うとなんだか落ち着かなくて、ずーっと胸のあたりがモヤモヤする。
小心者はツライ。






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誰か…、助けて〜。



 
2004年11月08日(月) 不幸の手紙?(BGM:ホントの気持ち 矢野顕子)

今日「不幸の手紙」がきた。

と、いっても昔あったような「この手紙と同じ内容の文を10人の人に出さないと…」というのではなくって、私が密かにそう名づけているだけなんだけど。
キチンキチンと、毎月「それ」は私の元に届けられる。






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いや、ホントに。
思わず頭の中で、最大級の舌打ちしてますもの。


 
2004年11月07日(日) タケノコ一家(BGM:熱風王子 沖田浩之)

昨日の日記に書いたように、長女Sは、11歳にしてはかなり背が高い。

そういう私も、小学校を卒業する頃にはすでに163センチあったから、まぁ他人事とは思えないわけです。

長男Rと次男Pのスイミングスクールからの帰り道、一番にぎやかな交差点を通ります。
そこには170センチ近くある私が、見上げるように大きい若い女の子が信号待ちをしていました。
ペタンコ靴でも180センチはあろうか…と思われるのに、潔く7センチはあるブーツを履いて。

モデルさん?と思えるほど、コリンコリンにお痩せになっておりました。
ホラ、昔いたでしょ?
「ツイッギィー」っていうミニスカートがとてもよく似合う、モデル。
あんなカンジ。

道連れの長男Rと次男Pに「ホラ、あの女の子。かっこいいねぇ〜。お姉ちゃんも大きくなったらあの人みたいにスラーっとなって、かっこよくなるかもよ〜」と、教えてあげた。

彼女を見た長男Rは「あの人、何センチくらい?」と、ちょっと悲しそうに聞いて来た。
「そうだねぇ〜。190センチまではないけど、185センチはあるよね」と答える私。

「ねぇ、お姉ちゃんは2メートルくらいになる?」と、長男Rがなぜか心配そうに聞いてくる。
「う〜ん。このままいけばなるかもね。なぜ、そんなこと聞くの?」






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と、呟いた。
コーチ、それはあんまりなんじゃぁ…。


 
2004年11月06日(土) 自転車泥棒(BGM:バイセコー大成功 プッチモニ)

長女Sの自転車が盗られた。
今年の4月に買ったばかり。
しかも自分のお小遣いで…。

もう彼女は160センチはあるので、小五ではあるけれど大人用マウンテンバイクを乗り回していた。
それが災いしてか、きっと善からぬ誰かがチェーンをぶったぎって盗っていってしまったのだろう。

実は長男Rの自転車も、マンションの駐輪場で盗られている。
この時は幼児用の自転車だったので、一年以上たってからだけれど近所の廃墟のような路地裏に乗り捨てられているのを発見。
見る影もなくサビサビで、補助輪は一方が歪んでしまっていた。
多分どこかのワルガキが遊び半分で乗り回し、乗り捨ててしまったのだろう。
まぁ、鍵をかけていなかったこちらも悪いんだけどね。

でも今回の長女Sのはちゃんとチェーンもかけておいたのにぃ…。

近所の警察署に盗難届けを出しに行きました、長女Sと。
家人は「つきそいはお母さんの仕事だから」とワケのわからないことを言って、テレビの前から動こうとせず。

あ〜んなに、あ〜んなに警官にはいつも強気で、警察署まで乗り込んでひと暴れ?した過去があって、警察沙汰には慣れている?はずなのに。

なぜ、警察素人の私の仕事?

頼りにならないったら、もう。
ブツブツ文句をいいながら、署へ。






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頭の中で家人の背中の残像に、手を合わせて「ありがとう」とつぶやきました。


 
2004年11月02日(火) おねだり上手(BGM:欲望 アン・ルイス)

週一で届く生協。

少し前に家人が「ど〜うしても、ど〜うしても注文して♪」と懇願した品物が、今日届いた。

普段なら、生協カタログを見ながら「カニ鍋の材料頼んでよ」とか「この貝柱たのんでよ」と家人に言われても、「うんうん」と軽くいなしておく私。
一週間後に注文の品物が届く頃には、きれいさっぱり彼は忘れてしまうはず!という確信があるから。

でも今回だけは、気迫たっぷり・熱意満々なのがよ〜くわかった。
「これは来週・再来週になっても忘れないであろう」と、直感した。
だからしぶしぶ注文しちゃったのである。






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お買い得?


 
2004年11月01日(月) 逃した○○は大きい?(BGM:もう逢えないかもしれない 菊池桃子)

もう11月。
すっかり秋らしくなり、紅葉に心そそられる季節になりました。

昨日、熊本の友人のところに遊びに行く途中に寄った、九州自動車道の山江SAではうっすらと紅く色付いてました。






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行列していたんです。
丁度観光バスが私たちよりホンの少し早く、到着していたんです。
短気な家人は、自分のコーヒーを手に入れるとさっさと出発したがっている様子がありありとわかるし。

泣く泣く「そうだ、帰りもここのSAに寄って、買えば良いじゃん」と、自分を納得させて目的地にレッツ・ゴー!

帰路について、目論見どおりおなじく山江SAで休憩。
脱兎のごとく売店に直行しましたよ。

後ろの方で「目的意識がある人の行動はちがうねぇ〜」という家人の皮肉交じりの呟きが聞こえたような気がしたけど、そんなことに構っちゃいられない。
足早に売店の自動ドアをくぐりぬけました。


でも…、売り切れ…。
人生ってそんなもんよね…。


 
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