ペパーミント・アップルミント
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2002年12月29日(日) だって、見えないんだも〜ん♪(BGM:パタパタママ のこいのこ)

今夜はちびまる子ちゃんもサザエさんも、大掃除に忙しそうでした。
が、我が家は例年帰省しているので大掃除はなし!という、家訓を作りました。
勿論、私の独断と偏見で。

次男(三歳)は私に似ず、結構几帳面で細かいところのある子でして、「そんなことでは、大きくなってお嫁さんに嫌われわれるゾ・・・」と思うことが多々あります。
今日もサザエさんを見終わった後、すくっと立ち上がり収納庫の方に歩いていくので「どうしたのかな?」と見守っておりました。
なんと片手にダスキンを持って、あちこちをなで始めたりして・・。
う〜ん、埃が目について我慢できなかったのか・・?

私は家で、「掃除嫌い」を高らかに宣言しています。
最初の頃は何とか改善しようとむなしい努力をしていた家人も、今では匙を投げているらしく、自分で密かに磨いているらしい。

「捨てる!技術」も読んだけれど、一ヶ月後には元の木阿弥。
またまた散らかる始末。
この性格は悲しいことに、長女に受け継がれてしまったようです。

そんな女性人に向けて、きのう家人がポツリ。
「今日のテレビに『片づけられない女たち』っていう番組があるよ。見たら・・」と、のたもうた。
やっぱり結構、我慢してたのね。

「私、そこまでじゃないと思うよ〜」と言い返すも、いざというとき?のマイナスポイントになるよねぇ・・と反省。
なにしろ裸眼で0.2もないのに、普段はめがねもコンタクトもしていないので、おちているゴミや汚れが見えてないのが敗因。

わかっちゃいるのに、やめられな〜い♪
コンタクトを作ったはいいが、なくしてしまい悔しがる自分の姿が目に浮かぶ。
おまけに自分で目薬をさせないほどの不器用なのに、コンタクトなんてとんでもない!

というわけで綺麗にならないまま、我が家は新年を迎えます。
明日から帰省するので、しばらくパソコンともお別れ。
みなさん良いお年をお迎えください!


 
2002年12月28日(土) 今夜もテレビっ子(BGM:彼から手を引いて 松任谷 由実)

普段はほとんどテレビを見ない私ですが、年末の特番ともなると食指が動きます。
今日、見たのは「ユーミンコンサートin逗子マリーナ」と「プロジェクトXアンコール〜浅間山荘人質救出作戦」。
おかげで帰省の準備をするはずが、まったくの手つかず状態。

ユーミンは私たちの世代には、とくに思い入れが強いのではないでしょうか?
独身時代、勤務中にコンサートの予約の電話を同僚と協力して、密かにかけ続けたものでした。
あのころはまだ、週休二日制が普及してなくて土曜日も半日出社していましたよ・・。

初めてのドライブに誘われたデートで、カーステレオから流れていたのが「SURF&SNOW」でした。
その彼は黄色のゴルフに乗っていて、「可愛い車!」と感激したっけ。
実はお兄さんのを借りてきてて、ホントは古いスカイラインだということが判明。

今日の放送で流れていた「青春のリグレット」や「恋の一時間は砂漠の千年」は、最初「麗美」という歌手に書き下ろされた曲だったのです。
その後「REIMY」と名前を変えて、いい曲を歌っていたのですが今はどうしているのかなぁ・・?

「シャカタク」が流行っていた頃のアルバムに収録されていた「星空の誘惑」。
デートの帰り道、トンネルを抜けるたびにこの曲が頭の中をよぎってきたっけ・・。

と、想い出はつきないのでした。
以前ほどのセールスはなくなったとはいえ、やはり偉大だな・・と思いました。


 
2002年12月27日(金) 慎悟くんのドリスタン(BGM:ビリーヴ 岡村 孝子)


風邪は小康状態で落ち着いているみたい。
「ドリスタン」が効いたのかなぁ?

普段は絶対「パブロンゴールド」派なのですが、お買い得コーナーで
12包入りが698円で山のように積まれていたのです。
前から慎悟君のCMで、なんか気になっていたんです。
あ〜、あったまるよね。おいしそうだよね〜♪・・と。

でも、お馴染みの「パブロンゴールド」を裏切る?のも気が引けて、結局
両方購入。
家人が帰ってきて「なんで、二種類も風邪薬があるの?」と、めざとく発見。
普段はな〜んにも気がつかないくせに、こんな時に限って・・と、心の中で
毒づきながらも、笑顔で「あ、それ特売だったから」とさりげなく答える。

敵もさるもの。
「どうせ、一回試してみたかったんでしょ。新しいもの好きだから・・」と、のたもうた。
ちゃ〜んと、私のことわかってるじゃ〜ん!

パブロンちゃんには薬箱の特等席で出番をお待ちいただき、ドリスタンを愛飲しております。
私には、効きました。
「信じるものは救われる。気のせい・・」と、いわれてもいい。
なんだか調子いいです。

ぜひ、一度お試しを!


 
2002年12月26日(木) ○○の一念、岩をも・・(BGM:ロッキーのテーマ)

また、風邪を引いてしまいました。
だいたい原因は見当がついているんです。

寝不足!

もう、私一発でやられてしまいます、昔から。
ゲームに没頭して1時・2時まで夜更かししたら、翌朝にはもうなんか
体調がへん・・・。
そうこうするうちに寝込んでしまい、家人から`ゲーム禁止令’を出される
始末。
「こどもじゃないんだから」と、反論してみても「分別ある大人なら、同じ事を何度も繰り返さない!」と、一喝。
まぁ、ごもっともなお言葉ではある。

でも今回の寝不足は、ゲームではない。
クリスマス・イブの夜、サンタの正体を突き止めてやろう!と意気込む長女が寝るのを待って、プレゼントの準備をしたらもう午前2時半。

25日夜は、私のパソコンでユーザー切り替えをして家人のメールを受け取れるよう設定していたらまたもや午前2時過ぎ。
パソコン歴は長いけど、万年初心者の私にさせる仕事じゃないよね!とぼやきながら黙々と作業したのには理由があるのです。

今、ヤフーブロードバンドの無料体験中。
家人のパソコンは古い機種で接続できず、私のノートパソコンでしかブロードバンドは体験できない。
(方法はあるんだろうけど、素人二人組の手にはおえなくて・・)
家人のパソコンでネットをするにはその都度NTT回線につなぎ直さなくてはならないし、私がBBを使用中したとたん回線が切れるらしい。

で、おまけに彼の使っているメールアドレスは、指定のアクセス番号でのみメールが受信できるタイプのものらしく、どうやっても私のパソコンでは受信できなかったのです。
こうなると八方ふさがりで、自分に何のメリットもないブロードバンドなんて意味もない。
そこで「私のパソコンで彼宛のメールが受信できるようになった、らブロードバンドを継続を検討してもいい」案が浮上。

ない知恵を絞ること、3時間。
なんとか受信設定が終了したときは、働いていた頃のノルマを達成した充実感が蘇り、またもやガッツポーズ!
それにしても、ちょっとした入力違いなどでどうしてだめっていうんでしょうね・・。
「サーバー名が違う」だの「ホストが見あたらない」だの、ちょっとくらい見逃してくれてもいい
のにね・・。

今日こそは早寝しよう!と思いつつ、もうすぐ日付がかわりそう。


 
2002年12月25日(水) 試してがってん!ポピラ2(BGM:ピンポンパン体操 杉並児童合唱団)

やっと年賀状のめどがつきました〜。
ずいぶん早くから印刷はしていたのですが、ちょっとした一言をかくのになかなか踏ん切りがつかなくて。
ポストに落としてしまえば、もうこっちのもの!

さて今日はクリスマス。
子供たちが朝5時過ぎから目を覚まし、興奮して大変でした。
私にもサンタさんが来ました。
去年はスニーカー、一昨年はお財布だった(なんて実用的な・・)のですが、今年はポピラ2!

家庭用カラオケ玩具e-karaのカートリッジも兼用で使える、おちモノ体感反射ゲーム。
玩具コーナーに行けば、テレビ画面にモニターされてピンポン玉のような落下物をお椀のようなモノで打ち返している、あのゲームです。
(ご存じない方は、玩具売場で試してみてくださいね)

いや〜。
手首が痛いです。
一日でイージーモードは、なんとか全曲クリア。
難易が違う10曲が用意されていて、そのうち9曲は早めにクリアできたのですが残りの一曲がどうしても出来ず。

横で子供たちの話し声がしても、集中力が落ちてアウト。
一心不乱な私の姿を見て、長男はリズムに合わせてたこ踊り擬きで笑かすし・・。
背後で気配がしただけで、なんか気がそがれ失敗。

子供が寝静まった、午後10時過ぎにめでたくクリア!
腕をぐりぐり回して、思わずガッツポーズ。
変な母であります。


 
2002年12月24日(火) 今週のブック オフ(南国土佐を後にして ペギー・葉山)

今日はみんな浮かれる、クリスマスイブ!
みなさんチキンなど、ほおばっていらっしゃるのでしょうか?

我が家は仕事が休みの昨日パーティーをすませたので、今夜は普段の夕ご飯でした。

今日も火曜日、ということでBOOK OFF散策でした。
先日図書館で山盛り本を借りてきたばかりで、内容の濃いモノには食指が動かず。
軽めのエッセイを・・と、物色していた結果

「怒濤の虫」(西原 理恵子作 双葉文庫)
「東京暮らしの逆襲」(まつい なつき作 角川文庫)

の二冊を購入。

西原理恵子、好きなんですよね〜。
この方、高知県出身で某(割とお嬢様)女子校に通っておられました。
私も小学生までは高知に住んでいて、その時の住まいがこの女子校のすぐそばだったんです。
で、なんとなく親近感を一方的にもっているわけ。

西原理恵子さんの出世作、「恨ミシュラン」や「鳥頭シリーズ」、嫌いな人はすごく嫌い(当たり前だけど・・)で、生理的に受け付けない!という絵の作風だと思います。
決して綺麗ではないし、可愛くもない。
でもシニカルな斜に構えたような刺激的なスパイスたっぷりで、無国籍料理のいいと取り!って感じかな?

過激な箇所もあるから「まさか図書館にはないよねぇ〜」と検索したら、結構蔵書があり、びっくり。
きっと誰かがリクエストしたに違いない。
司書の方々が、すすんで購入リストに載せるとは思えないんだもん。

麻雀の奮闘記(?)も数多く執筆されています。
私、セブンブリッジはわかるけど、麻雀はドンジャラくらいしか経験なし。
だから西原さんの気っ風のいい負けっぷりが、よく理解できずとても悔しい。
真剣にゲームの麻雀ソフトを買おうか?と悩みました。

神田川世代の家人は、学生時代徹夜麻雀に明け暮れていたという。
このお正月に、レクチャーしてもらおうかな。
身ぐるみはがれてしまうのがおち・・・かな?
賭事となったら、たとえ子供でも容赦ない人だからな・・。


 
2002年12月23日(月) 青春の80年代(BGM:青春貴族 中村 雅俊)

またまた懐かしい音楽の話。
きのうNHKのBSで「生リクエスト!洋楽ヒット曲大全集」(タイトルは
間違っているかも)があり、普段テレビを見ない私ですが食い入るように
見ました。

さすが天下の国営放送、NHK。
歌の映像をカットなし、フルコーラスで流してくれました。

巷で話題になっている80年代の曲が中心で、リクエストは30〜39歳の世代が一番多かったようです。
ぎりぎり私も、ひっかかってました。
(どちらにぎりぎりだったんだか・・・)

マイケル・ジャクソンの「BEAT IT」をが、流れたときには思わず腰がクキクキっと、足がグニュグニュと動きましたね〜。

デビット・ボウイには、あまりの美しさにため息。
昔々彼と見に行った、「ラビリンス」というボウイ主演の映画を思い出しちゃいました。

ビリー・ジョエルのなどのベテランから、a〜ha、tears for fearsなどの若者たちまでてんこ盛りで、サービス満点。
プリンスの「バットマン」も流れたけど、今にして思えばなぜあんな曲があんなに売れたんだろうと、思わずにはいられませんでした。
映画だって大したことなかったのに、大ブームでしたよね。
(特にアメリカ本国で)

一番私が見たいなぁ・・と思ったのはリック・アストリーだったんだけど、これはリクエストのリストに入ってなかったので、最初から望みははなかったのです。
リストアップされていた中ではバリー・マニロウとレイ・パーカー・JR、グロリア・エステファンの映像を・・と強く念じていましたが、ぜ〜んぶだめでした。
次回(があれば)に、期待します!

ちなみにリクエスト一位はクイーン。
二位はジャーニーでした。
フレディ・マーキュリーは、やっぱり惹きつける力が並みではないですね。
怖いモノ見たさ・・というわけではないけれど、一瞬も目が離せませんでした。
もし、再放送があればぜひご覧くださいね!





 
2002年12月21日(土) 子供テレビ・オンパレード(BGM:ハリケンジャー参上 高取ヒデアキ)

三連休です。
時間がいっぱいあります。
な〜んにも予定が入っていない週末は、久しぶり。
気がゆるんで、今朝は9時前まで寝てました。

子供その1は、5時過ぎに起きて絵本を片っ端から読んでいた模様。
そうこうしているうちに、子供その2が目覚め、6時半から「ポンキッキーズ」を、7時半から「カービィー」を見てそのあと「セサミストリート」に流れ着いたらしい。
子供その3は、私と同じ頃までぐぅぐぅねていました。

明日もこのパターンのはず・・。
「クラッシュギア」から始まって、「おじゃ魔女どれみ」までテレビ三昧。
とき〜どき、ゴルフなんかの特別番組で放送がなかった日には、もう「お母さんの嘘つき!」と、荒れることったら・・!
「お母さんのせいじゃ、な〜い!テレビ局に文句を言いなさい!」と、布団の中からモゴモゴと叱るものだから、効き目はゼロ。

私は「仮面ライダー」は話がよく理解できないし、ライダーが何人もでてきて名前が覚えられないので真剣に見る気なし。
「お母さん、どのライダーが好き?」と聞かれても、悔しいけど「髪がツンツンで、あんまり背が高くない人」としか答えられない。
どうも「蓮」という人らしい。
(違うかも・・)

どちらかというと「ハリケンジャー」好き。
人数も6人覚えればいいし♪
夏に見た、吸血蚊に敵役が扮した「バンパイヤ〜ン」は、ほんっとに笑わせてもらいました。
主題歌もお気に入り。
今度お友達とカラオケに行ったら、絶対にチャレンジしたい曲です。

「どれみ」もちょっと気を抜いて見ている間に、得体の知れない「象」のキャラクターが増えていたりして侮れない。
来春も継続するんでしょうか?
確か4年目のはず。

もうあと何年かは、日曜朝7時からはテレビ朝日さんにお世話になるはず。
寝ぼすけ母さんのために、いい番組作ってくださいね


 
2002年12月20日(金) 覚えてる?(BGM:魅せられて・・ ジュディ・オング)

もうすぐクリスマス。
街はすっかりクリスマスソング一色に染まってしまって、「それ以外の曲をききた〜い」と、あまのじゃく心がむくむくとわき上がる。

今日のTV番組「CDTVオールヒット!2002シングル売り上げランキング」を、娘が熱心に見ていました。
その中に、1990年からのクリスマスソングベスト10コーナーがあり、慌てて私も駆けつけました。
一昔前の歌は、好きなんです。

出るわ、出るわ。
忘れていたあの歌、この歌がざっくざっく。
12年間の中で登場数の横綱は、大御所「山下達郎」とビクトリア「広瀬香美」でした。
広瀬香美って、少しモー娘。の保田圭に似てることを発見。

娘が達郎の「クリスマス・イブ」のプロモーション映像を見ながら、「これ歌っているのはどんな人?なぜ、本人がでないの?」と聞いてきた。
きっと、とーっても素敵な男性を想像しているはず、しかし・・・。
表現に困ったあげく母は「う〜ん、割と年配の男の人かな?」と、軽く流すだけにしました。
いつまでも夢見る少女でいてね。

あと懐かしかったのは、稲垣潤一。
まだレコードが全盛の時代で、マーティー・バリンの歌「ハート悲しく」のLPを買った私。
ラジオから偶然その曲をカヴァーした稲垣潤一の歌声を聞き、「あぁ、これはすごい」と震えました。
繊細、というか靄がかかったような危ういバランスの声に、虜になりました。
当時はレンタルレコード屋さんでバイトをしていたので、早速LPをチェック。
お薦めコーナーにぐいぐい移動させ、世の人々にアピールしなくちゃ!と使命感に燃えたモノです。

で、今日のランキングに入ったのは「クリスマスキャロルの頃には」でした。
あぁ、おなつかしや・・。




 
2002年12月19日(木) 「まじょのケーキ」(BGM:赤ずきんちゃんご用心 LAZY))

最近本のことが多くて一瞬、「読書日記」へのジャンル替え案も浮かんでは消えました。
でも、移り気な私のこと。
また次の波が来るはずなので、現状維持に落ち着きました。

今回は私の一番のお気に入り絵本作家、たむらしげるさんの新作。
「まじょのケーキ」(あかね書房)という本。
ネット書店のbk1で、新作として紹介されているのを見つけて即注文。
クリスマス感謝セールで送料無料だし♪

魔女の女の子ポルカちゃんがお母さん頼まれて、バースデーケーキに飾る木の実を森に探しに行きます。
ちょっと「赤ずきんちゃん」を連想させますね。
森の中でいろんな不思議な生き物に導かれ、星の実がなる木にたどり着きます。

たむらしげるさんの絵本はストーリーもさることながら、挿し絵をみているだけでホンワカ暖かな気持ちになるんです。
CGを駆使した「ファンタスマゴリア」などとは趣を変えて、水彩画で柔らかく仕上げているのでまた一ほのぼの度が増しているように思えます。
相変わらず、色の美しさは健在です。

毎度おなじみ!の黒猫や黒ネズミも登場していますが、一番印象に残るのは
昔は木だったという優しいオオカミ。
う〜ん、やっぱり「赤ずきんちゃん」を意識していたのかしら?

暖かいココアを飲みながら、ゆっくりと一ページずつ時間をかけて読みたい一冊です。


 
2002年12月18日(水) またもや、ブックオフめぐり(BGM:守ってあげたい 松任谷 由実)

またまた、ブックオフで散策してきました。
今回は三番目が中耳炎のためスイミングを休んだので、予想通りゆっくり見られませんでした。

「偽天国」(中野 翠作 文春文庫)と「アンジェリク2 はだしの女侯爵」(S&A・ゴロン作講談社文庫)、「斎藤家の核弾頭」(篠田 節子作 朝日文庫)の三冊を購入。
「お約束」の100円コーナーでした。

プールサイドでパラパラと「斎藤家・・」を読み始めたら、これがもう!面白いことったら!!
自宅に帰って夕食の準備をささっとすませ、深夜まで一気読み。
あぁ、睡眠不足。

篠田節子さんの作品は「ハルモニア」「百年の恋」など読みましたが、この本は舞台が未来(2075年)に設定されていて、SFっぽいところがちょっといままでとは趣が違います。

舞台となる未来の日本は、バブル期がはじけ低迷する日本は無秩序のため混沌とした平成時代経て、成慶時代に突入。
「国家カースト制」を導入することによって統制を取り戻し、バランスを取り直す。
階級によって子供の数を制限され、居住区も振り分けられる。
優秀な遺伝子を持った夫婦は子供を増やす事が一番の使命。
産めよ増やせよ・・ってことね。

そんな特権を持つ特A級市民斎藤総一郎は、二百階建ての超高層ビルに囲まれながら先祖代々の土地を守るため、木造二階建ての家と家族十人と暮らす。
末っ子の小夜子は、三ヶ月の赤ちゃん。
この先二十年ほどはずーっと赤ちゃんのまま、という医療処置が施されている。
子供が巣立って母親が目的を失い虚脱感や無力感におそわれないように、可愛いままで成長させず世話をするため。
でも小夜子はホルモンの事故で、三ヶ月の赤ちゃんなのに大人並の大きさに巨大化し続けていく・・。

父の威厳、というものを改めて見直しましたね。
でも最後に一番強いのは、理論を越えた女性の勘であり動物的な本能かな?というところに落ち着きましたが。
自分のお腹に子供を宿した女性の底力、毎月生理という形で「血」と向き合うことの強さは、それだけで偉大だな・・と。


 
2002年12月16日(月) 真夜中のエクソシスト?(BGM:勇気りんりん ドリーミング)

久々にマックでお昼を食べました。

子供が通う幼稚園は仏教系。
今日は「報恩講」というお寺の行事を先生方が手伝うため、幼稚園はお休み。
のんびりしよう〜♪と昨夜からわくわくしていたら、真夜中に一番下の子が「いたい〜、いたい〜」と泣き叫ぶ声に、飛び起きる。

何年か前もこんな風に長女が絶叫し、「エクソシストみたい・・」と怖くなった経験有り。
もう体を海老反りにしてのたうち回るわ、声がかれるまでわめき散らすわでなだめる声も耳に入らず状態。
そりゃもうご近所迷惑極まりなかったです。

その時の長女より二歳ほど若いけれどこの子は、「ここの奥が痛い・・」とちゃ〜んと耳の下あたりを指さして教えてくれる。
健気じゃのう・・と、心配で雁首そろえた親の涙をそそります。
とりあえず、風邪薬として処方されていた水薬の中に痛み止めも含まれていたので飲ませ、気分転換のためアンパンマンのビデオを見せながら布団に寝かせました。

そのままうなされながらもうとうと眠り、朝を迎えました。
あ〜らびっくり。
何事もなかったような爽やかなお目覚め。
でもね、ここで放置しちゃいかん!と三児の母は知っている。

いやがる我が子を昼マックでつって、耳鼻科にレッツ・ゴー。
やはり急性中耳炎。
毎日、通院を宣告されました。

と、いうわけで昼マックに行き、ハッピーセットでティンカー・ベルをもらってきました。
でも男の子だし、あんまりうれしくなさそうなのよね。
可愛いんだけどね。
余談ですが、グラタンコロッケバーガーはあんまり好みではありませんでした。





 
2002年12月15日(日) 「最後の審判」◎でお薦め!(BGM:夢の中へ 井上 陽水)

「罪の段階」「子供の眼」(リチャード・ノース・パタースン作)に続く、第三作「最後の審判」を読みました。

ぐりぐりのお薦め!

今回は前二作で主人公だった弁護士クリストファ・パジェットは、残念ながら登場しません。
主役の座を奪い取ったのは、「子供の眼」で、ウィットに富んだ判事ぶりをみせたキャロライン・マスターズ。

キャロラインは腕利きの判事。
合衆国大統領によって合衆国連邦裁判所の判事に指名されるところまで、後一歩まで上り詰めている。
今の彼女にはスキャンダルは致命傷。
そんなピリピリした状況の中、二十年以上音信不通だった故郷の父から連絡が来る。
姪が殺人の容疑で逮捕されたので、弁護して欲しいと・・。

おなじみの法廷劇は減ったかわりに甘く切ない過去&ロマンスが徐々に明らかになったり、家族の絆をしみじみと感じさせて、堅苦しさがとれたぶん加速付きの一気読み。
キャリアか家族の名誉か・・と決断を迫られるキャロラインの葛藤が、とてもよく描かれています。

この作者のデビュー作「ラスコの死角」で、若き日のパジェットが書かれているのでぜひ読みたいのだけれど、ネット書店でもみつからず・・。
地道に古本屋さんを探すしかないのかなぁ?

このシリーズは第四作「Dark Lady」すでに本国では発売されているので、翻訳が待ち遠しい!


 
2002年12月14日(土) ナイトバザール探検記(BGM:恋人も濡れる街角 中村 雅俊)

またまた今日はお祭り。
と、いっても近所の並木通りがライトアップされて商店街の方々が夜店を出す、という小規模のモノ。

日が落ちてから並木に飾られた電球が煌々と輝いて、こんな催しさえなければ若い恋人たちの絶好のデートスポットになっているであろう、と思われます。
今夜に限っては中央の芝生にテーブルと椅子の食事席が設けられお年寄りがおでんや甘酒をふぅふぅいいながらほおばり、綿飴を持った子供たちが我がモノ顔で走り回っていました。
何も知らずにおとずれた恋人たちは、かわいそうに隅っこで小さくなっていました。

私は「お汁粉」の看板にふらふらと惹かれて一杯買ったのですが、手渡されたお椀には小豆の粒が「こんにちは!」してました。
「ぜんざいじゃん・・」と、心の中で毒づきながらも、買った手前、完食。
甘くて甘くて、まだ胃にもたれている感じ。
家で作るのが一番おいしいなぁ〜♪

子供たちはおうどん、唐揚げ、フライドポテト、焼き鳥、牛串焼き、おでん、綿飴を平らげました。
これだけの人数でお祭りに行くと、ふつうのお店で外食するより高くつくんですよ・・。
今日も財布を忘れた振りして、家人にぜ〜んぶ払ってもらっちゃった♪



 
2002年12月12日(木) スケート界にデビュー?(BGM:虹と雪のバラード トワ・エ・モア)

ここのところの寒さのせいか、三番目が風邪をひいた。
今朝も天気が悪く気温も上がりそうにないので、わりと元気そうなのだけど大事をとって幼稚園はお休み。

なぜ「大事をとる」のか?
明日は幼稚園の体操教室の一環として、スケート教室があるから。
鹿児島の幼稚園でまさかスケート教室があるとは思わなかったけど、結構熱を入れてます。
長女の頃は各学年一回ずつだったのが、今では三回に増えてるから。
我が家は私も家人も滑れないから、幼稚園の保育の一環として連れていってくれるスケート教室は、かなり重要視しているわけです。

順応力の高い子供たちは、三回も行けば立ち上がり端から端まで滑ることができるようになります。
転ぶのも、本当に上手。
「大人なら、骨が何本も折れてるところだよね〜」と、父兄は我が身に置き換えて感心しっぱなし。

スケートにまつわる想い出、といえばやっぱり札幌オリンピックのジャネット・リンですね。
真っ白いコスチュームで滑りながら、思いっきり転倒をして尻餅をついいた後のとびっきりの笑顔が、脳裏に焼き付いています。
あと、「愛のアランフェス」というスケートの漫画もありましたね。

自分はもう手遅れだから、せめて我が子に・・と淡い期待を込めたいところですが、才能のかけらも見つけられません。
やっぱり南国育ちでは、無理かしら?


 
2002年12月08日(日) ベイブレード哀話(BGM:手紙 由紀 さおり)

近所のデパートが「割引市」をしていたので、いそいそと出かけてきました。

全品ほとんど二割引!
クリスマスシーズンですもの、み〜んな買う気満々。

私の買い物は、子供たちへのクリスマスプレゼント。
我が家では毎年サンタさんへ、お手紙を書くのが慣わしです。
そのわけは、親が準備した後で心変わりされると非常にまずいので・・。

小さな頃は子供の希望を聞きながら私が代筆していましたが、字が書けるようになった長男は勝手に書いていました。
ところが努力は認めるのですが、判別不可能な文字があちこちあってどうも訳が分からない。
「ねぇ、サンタさんになんてかいたの。?」と、猫なで声で聞いても「秘密!」と、つれないお答え。
う〜ん、頭をかかえること十分。
見切り発車で、買い物に出かける私。

おもちゃ売場は、さすがにごった返しでいました。
前日に下見したときにはたくさんあった、お目当てのベイブレードもかなり品薄状態。
長男が手紙に書いたと思われる、リモコン機能付きベイブレードのドラグーンビクトリーは売り切れ。
売り切れ=人気がある=みんな欲しい=長男も欲しいに違いない
という、図式が頭を駆けめぐり迷いながらも「これだ!」と確信。
今日入金すれば割引の値段で取り寄せてくれる、というので二個予約。
(弟がどうせ欲しがるので、お年玉をもらったときまで隠しておいて割安で譲ってやろうかと・・。鬼母?)

レジの横にベイブレードのカタログを発見!
「帰ってから『これでしょ?』って、確認したらいいじゃ〜ん。あったまいい〜」と、一枚もらって帰宅。

多感な長女に聞こえぬようさりげなく長男に、「これを頼んだの?」と聞いてみた。
ちらりと横目でみただけで「違う!」ただ、一言。
欲しかったのはシンプルなベイが二個入ったそのデパートだけの、オリジナル限定セットだった・・。
またもや心の中で、「叫び」のポーズ。

振り出しに戻る、でもう一度行きました。
あぁ、親の心子知らず。


 
2002年12月07日(土) 美容院を訪ねて三千里(BGM:迷い道 渡辺 真知子)

美容院に行った。
のばしのばしにしていたものの年末で慌ただしくなり、スケジュールからみて「今日しかない!」と、決断。

いきつけの美容院は、知り合いが勤めている気心しれたところ。
私、美容院に行って作業をしながら話しかけられるのが大嫌い。
ひたすら雑誌を読んで「話したくない」というオーラを身にまとい、美容師さんのおしゃべりを防御しています。
今日もさっさとすませて、女性週刊誌で芸能情報を仕入れ、とっとと帰ってしまおう!と出かけました。

ビルの一階まで行って、呆然。
美容院が、つぶれている・・・。
でも一度「カット&カラーして帰るモード」にスイッチが入ってしまったので、引き返す気にもなれない。

あらためて街を見回すと、とてもたくさん美容室ってあるのです。
でも「店構えが若者っぽい」とか「ここはあまりに値段設定が安いのでちょっと・・」と思えてなかなか敷居が高く、初めてのところは二の足を踏んでしまいます。
しょうがないので、以前友人との会話で小耳に挟んだ美容院を記憶の糸をたぐり寄せ、おろおろと探索。

「ファミリーサロン」「チャイルドコーナーあり」と看板に書いてあるし、これなら大丈夫そうだわ・・、とエレベーターに乗り込んだ。
エレベーターの扉が開くと、いきなり店内。
しかも受付カウンターの目の前。
おまけにスタッフは、若い男の子ばっかり・・・。
男性の美容師って、ものすごく苦手なのよねぇ・・・。
回れ右!して帰る勇気もなく、しぶしぶ名前を書いたのでした。

顧客情報を引き出すため、最初は会話の糸口を探っていた担当の美容師T君も、私のオーラを微妙に感じ取ったらしく黙々と作業してくれました。
サンタネタでほんの一瞬盛り上がっただけ。

カットとカラーが終わり終盤が近づくと、お約束のシャンプーとトリートメントのセールストーク。
でもね、ドライヤーを耳元でかけながら話すものだから、全然何言ってるかわからない。
毎回思うのだけど、あんな高いシャンプーたちを買う人がいるのかなぁ?
あれを売ると歩合制で、お金がもらえるのかなぁ?などど邪推しつつ、適当にうなづいてかわす。
おばさま方がころり、と言いくるめられて買ってしまうのかな。

悲しかったのは、友人は勿論家族の誰からも美容院行きを気づいてもらえなかったこと。
ま、いいんだけどね。


 
2002年12月06日(金) 恐るべき子供たち(BGM:恋人がサンタクロース 松任谷 由実)

とうとうやって来ました!
恐れていたあの一言。

「サンタさんはホントにいるの?お母さんたちが買ってるんじゃないの?」

ムンクの「叫び」のポーズを、挿し絵に入れたいくらいですぅ・・。
いつかは来るな・・と思っていましたが、面と向かって言われると「なぜ、お父さんがいるときに言わない!」と、変な方向に怒りのパワーが沸々と煮えたぎってしまっていました。

〜長女S(9歳)の主張〜
去年のクリスマスプレゼントは、ポケモンクリスタルのゲームカセットでした。
それにはゲームの説明書がついていました。
が、説明書の最後のページに近くのデパートのスタンプが押してありました。
サンタさんがそのデパートに買いに行くわけないのに、なぜそのスタンプがついているの?
おかしいではないでしょうか?
こっそりお母さんたちが買いに行ってるんでしょう?

と、いうことだったんですね〜。
保証書代わりに、店頭に並べた時点でスタンプを押していたと思われます。
包むときにはそんなことしてなかったものね・・。

学校でも疑心暗鬼で、話題になっているのかもしれません。
三年生だし、真実を知っても仕方ないとあきらめがつきます。
でも6歳と3歳の弟たちの前では、断じて認めるわけにはいかん!と精一杯の言い訳ははしてみました。
しどろもどろ・・・。

例年、イブには夜通し働くサンタさんのために、差し入れをベランダに置いておくのです。(子供たちはお供えと呼んでいます)
クリスマスケーキを一切れとか、蜜柑を三個とか。
朝、起きてプレゼントがベランダに届いているのを発見すると同時に、そのお供えも消えてなくなっているので「サンタさんが食べてくれたんだ!」と狂喜乱舞!したのもでした。
(お供えはもちろん、夜中にこっそり私が食べます)
そんなおふざけも、もう醒めた目でみられるのかしら・・?と思うと、寂しいです。

家人に長女のことを話すと、「サンタクロースっているんでしょうか?」という本を買ってきました。
90年ほど前のアメリカでニューヨーク・サンという新聞に、女の子が質問した問いに社説で答えた・・という内容です。
ご存じの方も多いと思います。

現実主義の家人も、子供には夢いっぱいでいてほしいようです。
以外に親ばかなのね、と新たな一面を見せてもらいました。


 
2002年12月04日(水) ランチは何?(BGM:おいでよ亀有 両津勘吉と「こち亀」ウィーン合唱団)

昼ご飯、皆さんどんなものを食べていますか?
外食や社員食堂の人は、まぁそこそこのメニューが選べますよね。
私のように家で一人っきり昼ご飯を食べる人、いいもの食べてますか?

昨日の日記のように家人の夕食が大盛りになるのには、実は「自分が翌日の昼ご飯に残り物を食べたくないから」という、自分勝手な都合があったからです。
昔から、残り物が大嫌い。
人に出すのはいいけど、自分は決して箸をつけません。

だから昼ご飯を、白ご飯と昨夜の残りのおかずですます・・という技が使えない。
チーズのせオープンサンドやジャム付きホットバターサンドなど、パン系にはしってしまいます。

そんなマンネリを打破しようと、今日は近所のお総菜やさんへ探検に行ってみました。
こぢんまりとした店構え、作務衣をきた白髪の渋いおじいさんがどうも店長のよう。
お総菜が一種類づつ大皿に盛りつけてあり、菜箸が添えてあってパックに自分の好きなものを好きなだけ、詰めてレジで精算してもらうシステム。
100グラム220円。

ここぞとばかりに、迷い箸の連続。
選んだのはさつまいもの天ぷら、金時豆の甘煮、チキンボール、炒り豆腐、こんにゃくの甘辛煮。
以上で400円。
ほかに鶏肉の醤油煮、白身魚のフライ(タルタルソース付き)、カボチャの蜂蜜煮、ひじき、たけのこ、春雨サラダ、など全部で二十種類位有りました。

デパートなどでも小パックのお総菜を売っていますが、ここでは好みの量を詰められる、というのがうれしいです。
たとえば豆を二粒に、こんにゃく一切れとか。
常連と思われる年輩のお客さんが、ひっきりなしに入れ替わってお買い物して、なんだか下町っぽい雰囲気。

近所にこういうお店が一件あると、とても重宝します♪


 
2002年12月03日(火) ギョウ虫体型!?(BGM:どうにも止まらない 野沢 直子バージョン)

家人は夜遅く帰宅する。
子供はとっくに寝入った後。
そして彼はどんなに遅くなっても、夕ご飯を家で食べる。
消化の悪さなど考えず、人並み以上をペロリと食べる。
食べ物を残すことに罪悪感があるのか、大盛りにしても余程のことがない限り全部食べる。
それは一般常識に照らし合わせると、かなりお褒めの言葉を頂く行為だと思う。

問題はそこから。
独身時代の悪い癖が残っているのか、寝る前に必ずご飯以外のものを食べたがる。
ご飯を食べてから眠るまで、たとえ十分しかなくても。
太る要素を一手に引き受けてるようなもの、と配偶者の私は考える。
だから「ねぇ、あれだけ食べてまだお菓子を食べるなんて、おなかの中にギョウ虫でもいるんじゃないの?」と言ってみた。

すると、敵(?)もさるもの。
「あれだけ好きなだけ食べて、腹以外はやせているおまえの方こそギョウ虫体型だ!」と、切り返してきました。
『ギョウ虫体型』なんて、これは言葉のDVじゃないの?メモに書いておくからね!
いつか檜舞台(?)で、切り札として使ってやる・・・。

ギョウ虫といえば、独身時代に行った野沢直子のコンサートを思い出します。
なぜ、野沢直子のコンサートなんかに・・?という疑問はさておいて、その時のMCで「あたしさぁ、芸能人がいっぱいいいる高校だったのよぉ〜。で、菊○桃子ちゃんと一緒のクラスだったのぉ〜。でもかわいい顔して、ギョウ虫検査にひっかっかったのよぉ〜」と、激白。
歌も過激なら、しゃべりも過激でした。
今でも、彼女たちをテレビで見るたびに、そのことが頭を駆けめぐります・・。


 
2002年12月02日(月) すっきり爽やか!(BGM:PARK Ave.1981 EPO)

図書館の児童室で借りたハーブの本に、「スーパーで食用に売っているハーブのポット苗を移植しても、庭で育てることが出来る」と書いてある箇所を発見。
早速、レモンバームを手に入れてきました。

ここにくる前に住んでいたマンションの向かいに、教会がありました。
幼稚園バスの停留所になっていて、子供たちがバスを待つ間教会の庭に(ずうずうしくも)入って、よく遊ばせてもらっていました。
その庭の一角にとてもいい香りのする草があって、雑草にまじって生えていたので何本か摘んで帰りキッチンに飾って香りと若々しい緑色を楽しんでいました。
育児に追われ、毎日睡眠不足でイライラがたまっていた私にとっては、その数本の緑の草花を見るだけでいい気分転換になりました。
「子育てが落ち着いて、いつかは自分の時間がたっぷり持てるようになったら・・。その時は、緑をたくさん集めるぞぉ・・!」と。

当時はその草がレモンバームだとは知らずに何気なく摘んでいたのですが、もしかしたら神父さんの奥様が大切に育てていらしたハーブだったのかも・・?と、今になって慌てています。
宗教家ならでは、の尊大さで見逃してくれていたのかしら?
でも、あれはどうみたって「草ぼうぼう」状態だったから、こぼれ種だと思う(往生際悪し)!

レモンバームは名前の通り、レモンの香りがして爽やか〜なハーブです。
ミントとはまたひと味違う、清涼感があふれています。
この時期からではさし芽は難しいかもしれないけど、暖かい気候を追い風になんとか育てていきたいものです。

キャットテールもさし芽したものの、なかなか成長しなくて気をもんでいます。
「簡単にさし芽で増やせます」って、書いてあったのにな・・。
やっぱり時期が悪かった?
「思い立ったら吉日!」は、ガーデニングには通用しないようです。


 
2002年12月01日(日) ある朝、突然に・・(BGM:ランナー 爆風スランプ)

久々にのんびりできる週末。
昨日とろとろ家で片づけをしていると、あっという間にお昼。

外でランチにしよう!ということで、昼間から焼き肉。
子供たちは小さいくせに、三人とも私より食べます。
エンゲル係数が高い・・、といつも悩みの種。

サラダバーで野菜とフルーツをこんもりお皿に盛り、さあお肉を焼こう!という段になって長男が「口と耳が痛い」と、ポツリ。
そういえば金曜日の朝、幼稚園に行く前「歯じゃないけど、口が痛い」と騒いで私が口の中をチェックしたけど、何も発見出来ず「口内炎でもできてるんでしょ。口の中は自然に治るから、大丈夫」とまとめたんだった。

おまけに午前中、弟とふざけたりしないで一人で物静かにずーっと本を読んでいたっけ。
「彼も弟をいじめなくなって、大人になったんだね」と、家人とほめていたのに、問いただしてみると痛くてはしゃぐ気になれなかったらしい。
なんか不気味な静けさだったけど、あれが「嵐の前の静けさ」っていうやつだったのか・・。

どんどん気力がなくなり、椅子の上で横になる始末。
そそくさとかき込んで、慌てて耳鼻科へ直行。

先生「これは子供がこんなになるのは珍しいですね〜。扁桃腺の奥が片側だけはれて膿んでますよ。大人なら即、切開ですけど子供は無理ですね〜。即入院して点滴が一番いいんですけどね〜」
母「ひえ〜っ、そんなに悪かったんですかぁ?昨日から痛いと言ってましたが、口内炎かと思ってました・・」
先生「休日中に急に悪くなることも考えられますので、そのときは迷わず大きな病院に駆け込んでください!」
母「ははぁ〜」
右扁桃膿疾、という立派な病名をいただきました。

子供の言うことを、もっと信用してやらなくては・・と身にしみました。
大好物の焼き肉を前にしてあんな態度をとっていなければ、まだまだ口内炎か風邪ののどの痛みと軽く流してしまい、手遅れで入院になるところでした。
赤ちゃん時代と違って、「ここが痛い、あそこが痛い」と具体的に教えてくれるようになったので助かりました。
こうやって親子共々、成長していくんだなぁ。


 
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