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タイトルの続きが浮かばなくて日記の更新をさぼったゆみなです。
こんばんわ。 すでに重荷になりつつある「題名を途中で切るシリーズ」。 しかし、これも今日が最後であろう。 なぜなら、あゆは帰省したし、るるはるるで聞いてもいないのに 「私、お正月は留守がちなの。二日、三日は実家だし、四日から七日までスキーなの」と勝ち誇ったように言っていた。 となるとだ。 お正月にボケーッと家でヒマしてるのは私だけということである。 自分で題名を切り、自分で繋ぐ。 これほど惨めで虚しい行為があるだろうか。いや、ない。(反語) 正月早々、虚しい一人芝居をするなんて真っ平ごめんの助である。 冒頭にも書いたが、私たちは自分たちで企画を打ちたてたはいいが、 にっちもさっちもいかなくなり結局自分たちの首を絞めるという愚行を何度も繰り返している。 記憶に新しいとこでは「リレー小説」がそうだ。 つまり、最初の勢いとは裏腹にドンドン自分たちを窮地に追い込んでいく羽目になることに全く気づいてない。 ノリだけである。 実を言うと、ここだけの話だが、その際たるものが「小細工ボタン」なのだ。 内幕を暴露すると私たちはあの小細工ボタンの中身を考える時間の方が日記を書いてる時間よりもはるかに長いのだ。 それが思いつかない為にサボることも度々なのだ。 そして、とうとう・・・ 一昨日るるがその重責に負けてしまい禁断の「本文連動小細工ボタン」に手を染めてしまったのだ。 ああ。るるよ。 私はるるに詫びたい。 るるは私とあゆに「すまぁぁぁぁん!」と謝っていたが、いいんだよ、いいんだよ。 そこまでるるを追い込んだ私たちにも責任がないとは言えない。 「一番びっくりしたことは、」と前フリされてボタンを押してみれば、大したことのない内容・・・ ああ。るる。 君は相当疲れていたのだね。ツリーにプレゼントを仕込み、夜中に何度も子供たちに起こされ、 睡眠不足だったに違いない。 私はるるの犯した過ちを責める気はない。 たとえ、内容がどんなにつまんなくても私は笑ったよ。 根元要がどんな人物か知らないんだけど笑ってしまった私がそこにいたよ。 小細工ボタンの辛さは痛いほど分かる。 実は私も今ここまで書いても、なんにも浮かんでないのだ。 なんとか引っ張りながら書いてきたけど、もう限界だ。 さぁ、なんか考えよう。
年賀状の印刷の途中でインクがなくなってしまい、ブルーなあゆです。こんばんは。
いきなりだが、 私はるるを恨んでいる。 るる家のほのぼのクリスマスをひがんでいるつもりはないし、 あれこそが正しいクリスマスのあり方なのだが、 なぜ昨日の日記の題名を 「クリスマスのやく」にしてくれなかったのか。 それならば 「クリスマスのやくまるひろひで」で決まりだったのに。 クリスマスにヤッくんは今や常識でしょ? なのになのに。なんでだよ。 あ、でもスマイリー小原は私もほんとに怖かったよ。うん。 で、結局、熟考の末、昨日の題名の完成形は、 「クリス、マスの焼くそばは最高なんだ。一度食べてみないかい?」 ではないかと。 つまり、 クリスという異国からの客人に、 近所の武田マスさん(73)が作る焼きそばがすごくおいしいので 食べてみないかと言っているのである。 ちなみに武田マスさんは年末の曙VSボブ・サップ戦を楽しみにしている。 ところで、いれぎゅりゃ!では不思議とスルーされた 田村亮子問題。 あのことに触れなかったのは、やっぱり国民的タブーだからなんだろうか。 いや、いまさら蒸し返して思い出し笑いをさせようというつもりはないが、これほど公の祝福ムードと、巷での「なんじゃありゃ」ムードとの表裏のある出来事も珍しいのではないだろうか。 確かにあの日のヤワラちゃんはきれいだった。しかしそれはあくまでも「ヤワラちゃん界」の範囲にすぎない。 和装の花嫁姿を見てこれはキャイーンのウドのコントの一場面かと思ったのも私だけではないだろう。 でもマスコミはこぞって 「日本中がお祝い」しているというスタンスであった。 でもそれに違和感を感じている人はゴマンといるだろう。 ウチの長女に至っては 「そんなに日本中で祝っていると言い続けるなら日本を脱出したい」 とまで言う始末であった。 なのに披露宴の視聴率も良かった。 でも「あたし、ヤワラちゃんみたく何かあったらちょんまげ結ってゲンかつぐの。あのゴムおしゃれよねえ」 というOLにも会ったことないし、 試合中の観客席でハチマキして 「L.O.V.E りょうこっ」 と応援している男性ファンも見たことがない。 じゃあだれが・・・。 と、思っていたら先日なるほどと思うことがあった。 それは、あるテレビ番組で披露宴の感想を求められたおばちゃんの一言であった。 「ヤワラちゃんは普段 柔道着しか着てないからねえ、うれしかったと思うわよぉぉ。」 田村は寝るときも柔道着かよ。 なんにせよ、田村人気はおばちゃんたちに支えられているのだと痛感した次第であった。 まあこんなことは何もトイレに行くのを我慢してまで書くようなことではなかったのだが(さっきから腹が痛い)、明日から帰省することもあって今年最後のいれぎゅりゃはやっぱりオメデタイ話題で締めくくろうと思ったわけで。ってほんとに祝っているのかわし。 それじゃ、みなさま来年いつお会いできるかわかりませんが、元気で年末年始を乗り切ってください。 来年もよろしうに。
おはようございます。るるです。
タイトルを途中で切るのがシリーズ化されつつある今日このごろ、 みなさま、いかがお過ごしですか。 昨日の、あ、違った、一昨日のゆみなの日記のタイトル「メリークリスマ」の続きは、 「メリークリスマイリー小原とスカイライナーズ」だと思います。 ダンシングコンダクターかよ。 ドラキュラ並みの白塗りが子供心に怖かったです。 わからない人はおいていきます。 クリスマス、今年もサンタの僕となって、あ、「しもべ」ね、「ぼく」じゃないですから。 三つの僕に命令だ!おー!の「しもべ」ね。 ロデムが一番かっこいいよね、の「しもべ」ですから、わからない人はそこんとこよろしく。 で、僕となってプレゼント夜中にツリーのまわりに設置する業務を無事終えました。それが夜の1時頃。 そしてほっとして眠りについた2時、 「お母さん、お母さん、プレゼントもう来てる!」 「開けてもいい?」 と祐二と慈英に起こされました。 タッキーちゃんといっしょに朝みんなで開けようね。 それまでちゃんと寝なさいね。 そう言って二人を部屋に戻し、再び眠りについた3時、 「お母さん、ボクも起きたから開けてもいい?」 と今度は3人そろってワタクシを起こしにきました。 朝になるまで待とうね、 お母さん、もう少し眠りたいからね きみたちもちゃんと寝なさいね。 そう言って3人を部屋に戻し、三度眠りについた4時、 「まだ?まだ朝にならないの?」 と起こされました。 仏の顔も三度までと言ってなー、 おまえら、いい加減に寝ないとぶっとばすぞぉーー と言ったかどうか定かではありませんが、かなり不機嫌になって子どもを追い返したそうです。記憶にありません。パパにききました。 ほんと、寝不足でつらかった25日の朝ですけどね、 子どもたちは大喜びでプレゼントの包みを開けて タッキーちゃんなどは朝から仮面ライダーのなんとかっていう武器で 「バビュ〜〜〜〜〜ン、ズババババババ」 とすごい音をたててくれまして、それが今日この瞬間も続いておりまして ほんと、気が狂いそうです。 ま、クリスマスは子どものお祭りですな。 なんというか、子どもにいつまでもサンタさんを信じていてもらいたい、 そんな平和な時間をずっと持ちつづけていたい、 そんな願いをこめて、大人が必死になって演出するような、 そして、そんなことしながらその大人もとっても平和な気持ちでいられるような、 素敵なひとときでありますな。 ワタクシは25日の夜、テレビで小田和正の「クリスマスの約束」というのを見て 感動しておりました。 あ、ゆみな、ミスチルの桜井さんって人は、ほんとに良い男だねぇ。 出てたんだけどね、その番組に。 よかったよ、すごく。うん。
いつのまにか始まっていた「題名を途中で切るシリーズ」。
私も二人にならって切ってみました。 一昨日のるるの日記は「忘年会にゃんて大嫌い」だったんですね。 知りませんでした。 昨日のあゆの日記の題名はおそらく 「クリスマスイボ」 に違いありません。 酔っ払って頭を強打した時に出来た脹らみをあゆは多分「タンコブ」だと思ってると思いますが、 違います。 それは「イボ」です。 単なる「イボ」ですから、どうぞご心配なく。 だからといって頭に「イボころり」を塗ろうなんて思わないでね。 あ、こんばんわ。ゆみなです。 先日、知人が知人を連れてやってきた。 知人の知人なので私にとってはまったくの赤の他人もいいとこだ。 なのに、その知人の知人はやけに馴れ馴れしく話しかけてくるのだ。 いや、話しかけてくるのは別にかまわない。 最初は誰だって赤の他人からスタートである。私はそんなことでガタガタ言うほど度量の狭い人間ではない。 むしろ明るく好感の持てるタイプであると思う。 あ、その知人の知人というのはちなみに一見27歳くらいの女性だ。 知人が一通り私の紹介を終えると、その知人の知人は 「えええ。ゆみなさんってそんなにいってるんですか〜?」と大げさに驚いていた。 そんなにどこに行ったのかというと、私の年齢のことを指しているのである。 まぁ私としても実年齢よりも若く見られたということは決して悪い気はしない。 ところがだ。 その知人の知人。つまり赤の他人である27歳くらいの女性は、 「どうみても34歳か37歳くらいにしか見えませんね」と言うではないか。 限定かよ。 抜けた35歳と36歳はどこ行ったのだ。 かと思えば、 「ゆみなさんって何型ですか?」と聞いてきたので 「B型だよ。」と答えると、 「えええええ!!」と、やっぱりオーバー気味に驚いたあと、 普通に 「やっぱりそうですか。」だ。 あまりの意表をつく受け答えに私のほうが戸惑ってしまう始末だ。 それがネタではなく、マジで言ってるところに彼女の幼稚性を垣間見た気がする。 私はバカ話が好きだ。自分でもバカな人間だと思う。 しかし、自分のバカさ加減は許せるが他人のバカっぷりには苛立つという誠に勝手な性格の持ち主なのだ。 知人も交えて色々会話をしたのだが、どうにも彼女とは巧くかみ合うことも交えることも出来ずじまいだった。 そしてその女性は 「ところで、ゆみなさん。痩せる気あるんですか?」 と聞いて最後の質問を終えやがった。 「痩せる気」ってなんだよ。 「気」って。 多分、その人は 「痩せたい願望ありますか?」と問いたかったのだろう。 しかし、私はこの質問を受けた時点で、 この人とは一生、赤の他人のままでいようと決めた。 そして私の最後の返答は 「答える気ない。」
昨日のるるの日記にならって題名を途中で切ってみました。こんばんは。あゆです。
昨日のるるの日記の題名を完成させるとすると 「忘年会にゃんて大嫌い」 だろうか。 わしは人の日記を読んでいないのか。 今日はイブ。 去年の日記では確か 「やる日」と書いた記憶がある。 私はプレゼントを恋人に「やる日」のつもりで書いたのに るるったら勘違いして「性なる夜」なんて名づけやがってたなあ・・・。 しみじみ・・。 ところで、昨日はうっかり発熱してしまい、 一日中ウンウンうなっていた。 ゆみなも風邪をひいてることだし 私も風邪かなあなんて思ってたんだけど 今朝になってすっかり熱も引いてるし、原因は何だかさっぱりわからない。 思い当たることといえば、日曜日に忘年会があってその時にしたたか飲んだ挙句 帰宅途中に転んで頭を強打したことか、 月曜日にも忘年会があってその時にしたたか飲んだ挙句3時くらいに帰ったことくらいだろうか。 酒の飲みすぎで発熱。 そんなことがあっていいのだろうか。 でもそれしか考えられない。 おかげで昨日今日と食欲がなく、 顔はげっそりとしてマルシア並だ。 義丹、自宅に連れ込むのはあかんやろ。 ゆみなの旦那さんは 「寝てろ寝てろ。今日はな〜〜んにもしなくていいから。 いつもとおんなじで。」 と、優しくねぎらいの言葉をかけてくれているが ウチは違うね。 旦那は昨日ゴルフに行った。 わしは携帯に「今日熱があるみたいだからできるだけ早く帰ってきてね」と しおらしいメールを打った。 7時くらいに帰って来た旦那。 私が寝ている寝室を覗こうともせずとっとと風呂に。 そしてしばらくテレビを見ていたかと思うと 「氷枕かなんかある?」と娘に聞いている。 やっと旦那にも優しい心が芽生えたかと思っていたら 全然氷枕を私のところに持ってこない。 おかしいなと思ってリビングに行くと 「大丈夫?」の一言もなしに 「今日、鍋でもする?」 をいっ! 挙句氷枕は何に使われていたかというと 「さっきお湯を沸かしたときに大火傷したんで」 旦那が指にあてがっているではないか。 その大火傷とやらを見ると 2,3箇所の水ぶくれのみ。 私はまたとっとと寝床に戻って熟睡した。 話すのも嫌になった。 結婚19年。 旦那がここまで冷たい奴だとは思ってもいなかった。 え?夕食? 結局長女のバイトの帰りを待って パンの残りを食べたとさ。
こんにちは!るるお姉さんですよ!
よい子のみんなは元気にしてるかな? お友達と仲良くしてますかー? 順番を守って遊んでますかー? るるお姉さんはね、本当は昨日この日記を書く順番だったんだけど 仲良しのママと3人で忘年会をしようってことになって 出かけちゃったものだから、ついうっかりサボっちゃったんですよ。 でも、そんなときは順番を守らなくてもいいと思うんだけど、みんなはどうかな? それから良い子のみんなは、お家に帰る時間を守ってるかな? るるお姉さんはね、昨日とっても楽しくて、 ついうっかり時間を忘れてしまってね、 気付いたら電車がない時間になってたんですよ。 それで、タクシーで帰りましょうってことになったんだけど なんだかどのタクシーもどのタクシーもお客さんが乗ってやがりましてね、 地下鉄で二つ分ぐらいの距離を夜中に歩いて帰ってきたんですよ。 みんなもお家に帰る時間は守ろうね! それと、るるお姉さんが昨日行ったのは、とっても素敵なイタリアンのお店だったんだけど、 3人でワインを3本も空けちゃったんですよ。 お料理もお酒もとってもおいしかったんだけど、 一緒にいったAちゃんのママとMちゃんのママがね 二人ともとってもきれいでかっこいいママなんだけど、 ものすごくおもしろくて、 昨日の最大の議題は、 この季節、足の裏の皮を剥いてしまうのはなんでか。 ってことだったんですよ。 るるお姉さんはその3人の中でも一番の若輩だからか、 かかとの皮がむけるレベルも、まったく新人レベルだったんだけど、 Mちゃんのママは「さきイカ」と見まごうような大物をゲットできるんですって! それでね、その「さきイカ」をお皿に乗せてご主人に出して 本当に食べるかどうか試してるそうなんですよ! 素敵ですね! 今までのところ全部ばれてるそうなんだけど、 カモフラージュのために、ホンモノのさきイカを足の皮っぽくして出したり 日夜努力を欠かしてないそうですよ! 努力家ですね! そんなこんなで、フラフラになりながら昨日は帰ってきたるるお姉さんは そ〜〜〜っとそ〜〜〜〜〜っと帰ってきて 玄関をィイイイィィィィィィィィィィッ・・・・って開けた瞬間に 「おかえり」 ってパパ起きてて、びっくりしちゃったんですよ! あ、それから、よい子のみんなはシャワーを浴びるときはお洋服を脱ごうね! タイトルは途中で送信しちゃったんで中途半端ですけど、めんどくさいのでそのままにしちゃいますよ! 続きをよい子のみんなで考えてね!
しかしなんだね。
いれぎゅりゃーと言えども、自分の番に自分が書かなきゃ更新されてないもんなんだね。 あたしゃ、てっきり私が書いてないと見るや、すぐさまあゆかるるがテキパキと更新してくれてるもんだと思ったけど、 そんなこと全然ないんだね。 やっぱり自分の担当の日には自分が書かなきゃならないということを思い知らされた気がしたよ。 あ、ゆみなです。こんにちわ。 自分がサボったくせにいきなりあゆとるるへの糾弾から始まってしまい、ほんとどこまでナニサマなんでしょう。 実は私、めったに風邪なんぞひかないのに、どうも今回のコレは風邪っぽい。 一昨日、仕事から帰ってきたのが11時半過ぎ。 その時点でかなり寒気はしていた。 しかし元々冷え性の私だし、そんなことは気にせずにその日は寝た。 この時はまだ「ああ、今日はいれぎゅりゃの日だな。書かなきゃなぁ。でも、まっ、いっか!」であった。 そして昨日。 頭が痛くて目が覚めた。 ズキンズキンと首筋から後頭部にかけて耐えられない痛みに襲われ、布団から這い出て薬を飲んだ。 ま、この時も元々頭痛持ちな私だし、単なるいつもの偏頭痛だろうくらいに思っていた。 しかし、一時間たっても二時間たっても痛みは治まることはなく、むしろドンドン増していくばかりだ。 到底眠ることなんかできようはずもなく、ただ身体を横たえてるだけだ。 しかし、だ。 私がこんな過酷な状況に追い込まれてるというのに、ダンナは横で競馬に興じている。 これはいったいどういう猟犬だ。違います。了見だ。 いや別に私の痛みをダンナも一緒に分かち合ってくれと言うのではない。 もしこれが逆の立場だったら絶対にイヤだからだ。 だが、もう少し心配してるふうとか、気にかけてる気配とかを漂わせても良いのではないか。 ダンナの口から出てくる言葉は 「ちっくしょぉぉぉ。鼻差だったよー」とか、 「また1着3着だったよー」とか、 「もう金ないよー」とかばっかりで、まるで私の存在などそこにないかのようである。 それでもはじめのうちは私も 「残念だったね」とか「次頑張ればいいよ」とか励ましていたが、そのうちだんだんと なんで病人の私がこんなギャンブルオヤジを慰めなければならないのかと腹が立ってきた。 逆だろう。普通。 あんたね。あたしゃ頭が痛いんだよ。 分かっているとは思うがあえて口に出して言ってみた。 するとダンナは、 「寝てろ寝てろ。今日はな〜〜んにもしなくていいから。 いつもとおんなじで。」 くっそー。 なんでこんな時にそんな嫌味を言われなきゃならないのだ。と思いながらも、不覚にも笑ってしまい、 思わず「ラッキー!」とまで言ってしまった自分が情けない。 その後も頭痛は治まることはなく、それどころか微熱と吐き気にまで悩まされた。 もちろん食欲もなかったのだが、それでも薬を飲むためには少しは何か食べた方がいいと言われ、 仏さんの量くらい口にした。 夕方、『いれぎゅりゃ』のことを思い出し、 とてもじゃないが書ける体力も気力もなかったので、るるの携帯に代打依頼のメールをした。 するとすぐに 「分かった。気にする事ないよ。どうせ”いれぎゅりゃー”なんだし。任せておけ。」と頼もしい返事がきた。 私は安堵して少し眠った。 夜、11時頃になり少し楽になったので、パソコンをあけてみた。 るるはいったい何を書いたかなぁぁ。と期待しながら。 自分は書けなかったが、人のを見るのは楽しみなのだ。 すると。 そこにあるタイトルは 「やっちまいな!」 ああ。やっちまったか・・・ せっかく順調に更新し続けてきたいれぎゅりゃ!だったが、ここで二日も空けてしまった。 まぁ、本来のいれぎゅりゃに戻ったってことか。 <ゲスブのあなたへ> ・うっかり投稿、ありがとうございます。 それとなんの感想もないリレー小説の労いの言葉、ありがとうございます。 私信ですが、今度その店を探して行ってこようと思います。 またその近所での情報、なにかありましたら教えてください。
生まれて初めて「北の国から」を見てます。こんばんは。あゆです。
ゆみな、大混雑の中の検査お疲れ様でした。 しっかし・・・ゆみなは何て強い女なんだろう。 ゆみなの文章を読んでいると もう全快したんちゃうんかいっ。 はよ快気祝いせんかい。 という勢いである。 実はわしはあの史上最低のリレー小説の最終回を書き終わるまで ゆみなのことは知らなかったのだ。 見たことも聞いたこともなかった。 見ず知らずだったのかよ。 とにかく何も知らず、帰宅するやいなやas soon as いれぎゅりゃ!の最終回を書いたのである。 わしはいつもそうするのだ。 なぜなら、いれぎゅりゃ!を書かずにAOLに接続しようものなら 「書けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」と言われるに決まってるからだ。 間違いない。長井秀和です。 それでどんなアホなオチをつけようかなあ・・ と考えつつ必死で書いた。 そしておもむろにAOLに接続し、あまたの広告メールの中から 一通のメールを見つけた。 それはゆみなからのメールだった。 今でこそどんと来いのゆみなだが、 その時はさすがのゆみなもショックを隠しきれないようだった。 その内容を読んで絶句した私は、 即座にいれぎゅりゃ!の修正を試みようと思った。 こんな日に あんなオチ。 こんな日に あんな投票ボタン。 あまりに不謹慎ではないか。 そう思いながら一度は編集画面を開き、一旦は全文を削除した。 一から書き始めようと思っていたところ、 るるから話しかけられた。 「あゆ」 「今、いれぎゅりゃ!を修正するから・・。」と返事をしようとしたその時、 「読んだぜぇぇぇぇ。うっかりわらっちまったああああっ」 え?なんか能天気。いつものるるじゃん。るるは、もしかしてゆみなのメールを読んでないのか? いや、さっき送信状況を見たらとっくの昔に読んでいるはずだ。 「今日の日記あんなんでいいのかなと思って・・・」と神妙に言うわしに 「あれでいいんだよ。普通にしとくのがゆみなもうれしいと思うよ。」 おまけに快気祝いの企画もしっかり念頭に入れて、しかもわしが上京したときのカネの心配まで・・・(泣) るるもなかなかのオトコマエである。 とにかく今回の出来事でやっぱり私が一番小心者だな〜と感慨にふけっているわけで。 せめて・・・せめて リレー小説の最終回がもっと面白かったら・・・ わしは悔しくて仕方ない。 あーだこーだ言いながらも これからもいれぎゅりゃ!こんなんで行きますんで、よろぴく。
憑いてるのかよ。
こんばんは、先日の忘年会で足を痛めてしまったるるです。新しい靴で踊ったのがいけなかったんでしょうか。痛いです、左足。 昨日のゆみなの日記で驚かれた方もいらっしゃるでしょうが、 本当にワタクシもショックです。 小説が盛り下がったまま終わってしまったことが。 そこかよ。 いやいや、今回のリレー小説はさすがに反省しました。 『りゃ!』時代のリレー小説はほんとに面白かったんですけどね、書いてるワタクシたちも。 なんていうか、再結成したフォーリーブスに無理を感じるような、そんな仕上がりでしたね、今回のは。 って、そこまではひどくないですか。 にっちもさっちもどうにもブルドッグですか。 あ、そうそう、あの当時の衣装の流れが今もなお、キンキキッズとかタッキー&翼とか、あのへんに感じるんですけど、どうですか。 男宝塚みたいな。レビューみたいな。 首に巻いたフサフサはどうなんですか、みたいな。 そんなことはどうでもよかったですね。 いま実は夜中の1時40分なんですけど、ついさきほどゆみなとちょっとだけチャットをしました。 ワタクシ、例によってタッキーちゃんに絵本を読んであげながら眠ってしまって、先ほどあわててPCに向かったところ、昨日のゆみなの日記が今日の日付けで書かれていたので、「しめしめ、今晩はパスしてもいいかな♪」と思ったんですよ。 で、そのことをゆみなに相談したところ、 「今日も日付けはすでに変わってるんだから、書けえええええええ」 と言われ、泣く泣く書いてる次第です。 ぬか喜びっていうのは、つらいものですね、とうさん。。。 昨日、ゆみなも書いてましたけど、あゆと相談したんですよ。 もしゆみなが入院しても、大阪からあゆが出てくるのはやめたほうがいいと。 そんなことをしたら、身体はでかいが小心者のゆみなが 「本当はわし、余命幾ばくもない、大和田獏も夢枕獏もないんじゃねえか」 と思ったらよくないからやめようと。 それに、あゆが大阪からきたら、ワタクシと飲むだろう。 ゆみなが一緒に飲めないのは残念だし、なにより本人が残念がるだろう。 だから、どうせ来るなら快気祝いで来たほうがいいだろうと。 あゆも貧乏なんだし、そのほうがゆみなの家に泊めてもらえていいだろうと。 ゆみなの身体よりあゆの財布の中身を心配してるんでしょうか、ワタクシたちは。 でもね、ほんとに心配してるんですよ、『いれぎゅりゃ!』の更新は入院中でもできるんだろうかって。 そこかよ。 でもね、さすがは我らがおやびんです。 気丈にも言いましたよ。 間違ってもこの時期に千疋屋のスイカを持ってくるな。 あと現金100万も持ってきて「思い切り競馬やっていいよ」とも言うな。 さすがです。 さすがに転んでもただでは起きない、うんこを掴んで起き上がるだけのことはあります。実話です。 でも、きっとゆみなは今回のことで、さらに男っぷりをあげるだろうと思います。 ますます惚れてしまいそうです。 快気祝いは盛大にやりますよ!
こんばんわ。ゆみなです。
自分の日記にも書いたので、すでに知ってる人もいると思うが私は今ちょっと大変な病気になりかけてるのかもしれないのだ。 実のところ、こんなとこでこんな事をこんな風に書いてる場合じゃないのかもしれないのである。 大変な病気というのは何をかくそう乳も隠そう恥部は臭そう「ガン」だ。 いきなり「ガン」と書いたので、今ビールを飲んでいた人は鼻から出たに違いない。しめしめ。 だが、話は最後まで聞いてほしい。 いきなり書いたのは、ちょっと驚かしてやれ。という私なりの配慮だ。 配慮かよ。 あくまで「なりかけてるかもしれない」という事だ。 つまり、その可能性が高いので、ここらでちょっくら詳しく調べてみっか。ってことだ。 さっきビールを鼻から出した人は「ちっ。もったいないことしたぜ!」と毒づいていることだろう。鼻毛を抜きながら。 私はまず日記に書く前にあゆとるるにだけでも先に報告しておこうと思った。 別に今すぐ入院だの治療だのという状況になることはないとは思うのだが、それでも『いれぎゅりゃ!』の事もあるので、 とりあえず二人にはメールした。 辛気臭くなるのは本意ではなかったので淡々と現状だけを書いた。 二人の反応はどんなもんかとワクワクしながら私は返信を待った。 一時間、二時間・・・と、時間だけが虚しく過ぎ去った。 ああ、まだ読んでないのね。そりゃそうだわね。 私は落胆半分、自嘲半分の思いに包まれながら、ただ返事を待っていた。 ところが、だ。 待てど暮らせど二人からの返事は来ないではないか。 いつもならとっくにオンしている時間帯になっても返事は来ずじまいだった。 あとで聞いたことなのだが、結局、その日に限ってあゆがメールを見たのは深夜遅くであり、るるにいたっては 「読んだけど返事を書くと辛気臭くなりそうだったから書かなかった。」と言う。 まったく二人とも・・・ だが、それでいいのだ。 それが私の求めるところの対応なのだ。 そして今回の件で思ったことは、私の日記を読んだ方々の反応もまた私の求めるところであった。ということだ。 メールしかり、書き込みしかり、一歩間違えれば辛気臭くなりがちな内容にも関わらず、 皆一様にどこかで「オチ」を作っている。 あわよくば「ネタ」にさえしてくれている。 もちろん真剣に心配してくれているのだ。それは手に取るように分かるし、ありがたいと心底感謝している。 一度も会った事のない人たちが心から私のことを思ってくれている。 それがどれほど今の私の精神的な支えになっていることか。 そしてなにより、私のことを思ってくれている人たちの共通点は、皆が皆、「お笑い好き」ということだ。 なんでも明るい方向に考えていこう。ってとこだ。 (と、勝手に思っている。) それが今の私にとって一番ありがたいことなのだ。 昨夜、あゆとるるが二人でチャットをしていたらしい。 万が一、私が入院するような事態に陥ったら、あゆが大阪から見舞いに来るかどうかという点で話し合っていたらしい。 泣けてくるではないか。有り難いことではないか。 だが、二人が出した結論は、 「そんなことくらいで大阪から出てきたら、私が余命いくばくもない大和田獏もないと勘違いしたら困るから、やっぱり行かない」 だったらしい。 しねえよ。 来いよ。 現金で100万持ってきて「好きなだけ競馬やっていいからね」と言ったとしても勘違いしないから、 見舞いに来やがれ。ってなもんだ。 <お詫び> タイトルは本題とまったく関係なかったことを謹んでお詫び申し上げます。
アゴに一本だけ太い毛が生えてます。こんばんは。あゆです。
みなさんのおかげで無事に30代になりました。ええ、十年以上前のことですが。 フセイン元大統領が拘束されたんですってよ。 靴下は白の三つ折に限る。 繁華街に行くときは保護者同伴のこと。 コートは紺色。 髪は肩につくまで伸びたら三つあみに。 パーマやオオカミカットは禁止。 男子は丸刈り。 それは校則。 いつの時代のだ。しかもどこの田舎だ。 大阪では梅田のど真ん中でミイラが発見されるし。 世の中どうなってるんだ。 え?るる。 二日サボって書いたのがアレか。 「木下ホイがなぜ自分にメールをくれたかわからない」 という一文で済む内容を わざわざ自分の事情や予定をからめて書いただけじゃねえか。 最終回、どうしてくれよう。 正直、今日で終わりでよかった。 前に書いた時よりわしらは確実に年をとっている。 あの時のパワーは正直ない。 きっと多分読んでくださる人たちもおなじだろう・・・。 みーんながどことなくほっとしている最終回、 適当に書くか。 ■■■「午前0時13分のメール」 最終回 私はふと思った。 るるは忘年会で暴れてみなさんに迷惑をかけてはないだろうか。 「さくら」もいいけど 鬼束ちひろの「いい日旅立ち」もなかなかいいよ。と。 そして きたさんの正体が木下ホイであったにもかかわらず 入院していたときに同室だった人だということに 河原で会った時点で、私もきたさんもお互いに気づかなかったのか という矛盾点はこのままスルーしていいのだろうか。と。 さらには 今回のリレー小説は、 そのほかの矛盾点や、めんどくさい名前や、 統一感のまったくない文体や、そんないろんなスルーすべき問題を 多くの国民が黙認してきたことに失敗の原因があったのではないか。と。 あまつさえ 書いてる当人たちが一巡したところで、すでに面倒になってきていたのではないか。と。 それでも今日で私はメールの謎と、木下ホイの謎を解かねばならない。 正確にはオチをつけねばならない。 いっそのこといつかの小説のようにすべて夢だったと言えば楽なのに。 そんなことを抜いた鼻毛をティッシュに並べながら考えていた。 よーく見ると、一本一本太さや長さが違うんだねえ。 こんなことを私にさせて、少しでも現実逃避しようとしている作者がいじらしい。 すべての鼻毛を抜き終わって時計を見た。 午前0時13分をさしていた。 いつもなら「夕方メール」とパソコンから聞こえる時間だ。 しかし今日は何も言わない。 いつも来るものが来ないとそれはそれで不安になる。 妊娠したのかしら。と思ってしまう。それは違うだろう。 多分。多分かよ。 こんな恥ずかしいことを私に言わせて、少しでも現実逃避しようとしている作者がいじらしい。この期に及んでどうオチをつけようか考えているのかもしれない。 考えてから書けよ。 とにかくかなり不安になった私はパソコンを見た。 なんかおかしい。今日一日誰からもメールが全く届いていない。 アキコからの愚痴メールはもちろん、いつもなら嫌ほど届くジャンクメールも。 試しにきたさんにメールを送ってみた。 内容は 「デジカメを安く売ってください」 だった。 私は 「コンパクトカメラを2台おつけします」 と言うレスを期待していたのだが レスどころかそのメールを送信することができなかった。 「なんでなんでなんでー」 私は必死だった。 原因を探ろうとネットで検索しようとしたが、それも不可能だった。 どうしてぇぇぇぇぇっ。 はっ!!!!!!!! 私・・私・・・ プロバイダ料滞納していた。 それに気づいたとき、どこからともなく木下ホイが現れた。 おまえはゴルゴ13か。 「あ、ジャパネット、いえ、きたさん、いえ、木下ホイ!」 「ふふふふ。」 不敵に笑う木下ホイの今日のイデタチはピンク一色。 なぜか白色の手袋をはめ、白の靴下を履いていた。 私は気づいた。 「あなた、本当はももだったのね。」 「やっと気づいたようだね。約束どおりプロバイダ料をもらいにきたぜ。 毎日あれだけメールで督促してたのに、ちっとも払いやがらねえしな。」 まさかソネッ○の看板ソフト、ポストペットのももが直接集金に来るなんて・・・・。私は泣く泣く料金を払った。 料金を受け取りスキップしながら帰っていくももの後姿を見ながら 私はつぶやいた。 「これで・・・・・・・ 今日はだるま食堂のまずいカレーうどんが食えなくなっちまったじゃねえか・・・」 終わり(泣)
タイトルにあるホー○ズのCMの意図はなんなんでしょうか。
こんにちは、るるです。 二日もサボってしまいました。 おとといは、あゆの誕生日だったっていうのに! あ、おめでとう。 なんかね、忙しかったんですの。 疲労困憊、林家コン平でしたの。懐かしいです。 だって、あなた「師走」ですよ? 「師走」って、瀬川瑛子に発音させてみたい今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしたか。 日本語が変ですか。 今日はワタクシ、焦ってますのよ。 だって、さすがに今日はサボれないでしょう。いくらリレー小説の展開が行き詰まりをみせていると言っても。 今日はね、コーラス部の夜の練習日なんですのよ。 日頃の練習でつかれた喉を、アルコールでちょこっと潤しましてね、 いつもは合唱ですけど、たまにはソロで歌いましょうよ、と。 エコーなどかけて、踊りもおっけぇよ、と。 ふふふ。 今日あたり、いろんなところで忘年会などが予定されているようですが、 ええ、この同じ空の下、ワタクシも歌っていると思っていただければ幸せです。 リレー小説、どうやら今日を含めてあと2回だそうですよ。 この期に及んで、どこがミステリーなのか、 盛り上がりはどこなのか、なんで0時13分なんだ、 小次郎まで出てきちゃってどうするんだ、 って感じですけど、 あゆ、あとは頼んだ! あ、誕生日おめでとう。 ■■■「午前0時13分のメール」 第11話 逃げてちゃいけない。 私は不信なメールに立ち向かうことにした。 新着メールをチェックすると、夥しい数のメールのなかに きたさんからのメールがあった。 「るりこさん、 約束の場所で待ってたあるのに、あなた来なかったあるね。 とても残念あるよ。 きたさんより」 そうか、きたさんは私のことを松たか子似と信じてるから、昨日の新聞紙でくるまれた私を「るりこ」と思いもしなかったんだわ。 きたさんこそ、柏原崇に似てるなんて言いながら、ジャパネットたかただったくせに。 しかし、このバレバレの中国人チックなメールで、私のネット恋愛相手であったきたさんが、あの木下ホイであるという疑念はますます色濃くなった。 でも、なんで、木下ホイが私にあんなメールを??? わからない、、、、、 いくら考えてもわからない。。。 時は刻々と過ぎ、忘年会に行く準備をしなければならない時刻になっていた。 私のことだ。 今日は有楽町で飲むんだったわ。 二次会はカラオケにいくわよ。 森山直太郎の「さくら」を声高らかに歌い上げてくるわ。 私はそっちで気が気ではなくなって、すっかりメールのことは忘れていた。 〜いよいよ明日最終回!〜
こんばんわ。ゆみなです。
みなさん。 もうすぐですよ。安心してください。 もうすぐリレー小説も終わりです。あと一巡です。頑張ってください。 って、誰に言ってるんでしょう。 まったく収拾がつかなくなってきました。いや〜正直いって私もここまでワケわかんなくなるとは夢にも思っていませんでしたね。 これは3人の協調性がなくなったと判断すべきなのか、それとも誰かがなんとかしてくれるだろうという信頼感が増したというべきなのか、 それすら分からない状態です。 今はただ私の担当が今日で終了したのでホッとした。 それだけです。 あとはるるとあゆがこの収拾のつかなくなった小説をどんなふうに纏めていくのかが楽しみです。 あ、それと最後になりましたが、明日はあゆの誕生日です。 おめでとう・・・(泣) って、なんなんでしょう。「・・・」は。 って、なんで泣いてるんでしょう。私。 では、そろそろ何の感動も反応もないリレー小説参りましょう。 ■■■「午前0時13分のメール」 第10話 「小次郎、敗れたり」 仁王立ちになったきたさんはいきなりそう言った。 小次郎って誰? と思っていると、私の背後から東スポ新聞にくるまれた男がムクムクと顔を出した。 「よくここが分かったな?きたさん。」 これから決闘しようとしているのに、小次郎は「さんづけ」だった。 意外と律儀な男なのかもしれない。 昔ゆみなのダンナさんが娘の部屋があまりにも汚いことに腹を立て、 「少しは掃除しろっ!そこらへんのミッキーやらプーさんをなんとかしろっ!」と叱ったときに似ている。 怒ってるのに「プーさん」かよっ! 私はこれから河原で行われるであろう決闘にハラハラドキドキワクワクウハウハしていた。 すると二人は、一歩づつ歩み寄り、 「ジャンケンポン!あっち向いてホイ!」をやり出した。 あっち向いてホイ!かよ。 あっち向いてホイ・・・ 向いてホイ・・・ ホイ・・・ もしかして・・・・ 私の中に一つの疑念が湧いた。 きたさんのハンドルネームは確か「kitainohosi」 並べ替えると・・・・ 「kinositahoi」 木下ホイ・・・・ 私は頭の中がパニックになりそうだった。 二人があっちを向きながらあっち向いてホイをしてる間中、今までの経過を整理してみることにした。 えっと、 確か私のところに0時13分に毎日不信なメールが届いた。 そしてきたさんが「小次郎敗れたり」と言った。 ダメだ。これじゃ整理しすぎだ。 もう少し内容を突き詰めないと。 しかし、一話から読み続けても内容を把握するのは無理だった。 今言える事は、きたさんは木下ホイに間違いないということだった。 入院中に山田太郎と名乗ったのは敵を欺くためだったのか。 それとも、単なるウケ狙いだったのか。 もし後者だとしたら、それは失敗だったと言うしかないだろう。 私がずっと恋焦がれていた人が、あの木下ホイだったなんて・・・ 愕然としたままその場を立ち去ろうとしたその時、 小次郎が 「うわー!やられたーーーっ!」と叫び声をあげた。 たかがあっち向いてホイで負けたくらいで大げさなヤツめ。 「わーいわーい!勝っちゃったもんねーーっ!」 今度はきたさんが狂喜乱舞していた。 二人とも狂ってるとしか言いようがない。 帰り道、私は今までの自分を省みた。 不信なメールに怯え、逃げようとしたばっかりにキツネどんべえを食べたり、マッチを擦ってみたり、あげく火傷を負い入院までした。 きたさんという意中の人の本性も知る羽目になってしまったのだ。 すべては自分のこの弱腰の姿勢から引き起こした事象なのだ。 そうだ。 逃げてはいけない。 私は不信なメールに立ち向かう決心をした。 〜つづく〜
今日満員のバスの中で、荷物を横に置いて人に座らせないようにしているやつを見て、久々に胸くそが悪くなりました。こんばんは。あゆです。
もう今年もあとわずかですぜ。 と、いうことはあなた。またやってきますよ。 どうでもいい日が。ええ、去年からどうでもいい扱いの私の誕生日なんっすけどね。 そのどうでもよさが家族にも伝わったのか、次女がちっとも私の誕生日を覚えてくれない。月すら間違えたりする。 それで、「忘れないようにカレンダーに書き込んでおいてよ」と言うと 「うん、わかった」と言って書き始めた。 「書いたよ」というとさっさと自分の部屋に戻ってしまった。 めんどくさかったのかよ! ま、それはいい。 書いたのを見ると、そこには 「母の誕生日」 と書いてあった。 思いっきり他人行儀である。 しかし、何意地になってるんだって思ったね。正直。 今回のリレー小説。 もうアレだな。 今日私が続きを書かなくても 誰にもとがめられることなどなさそうだ。 ってか誰も気づかないだろう。 やっぱりさあ、細かく計画立ててそれから始めようよ。 後先考えずに復活なんかして 最初に妙にはりきって連続で日記なんか書いたりするから こんなことになるんだよ。 わしか。 それでも続きは書かなければならないのか・・・。 めちゃくちゃな展開のため、続きを書くたびに 第1話から読み返さないといけないのがめんどくさい。 ■■■「午前0時13分のメール」 第9話■■■ 私はドキドキしながら思い切ってきたさんにメールを書いた。 心踊るメールありがとうがらし。 rurikoは今、とっても悩んでいますだおかだ。 知らない人から変なメールが届くようになったのりたま。 そこに返信してもメールは届かないのよんのじ固め。 だからruriko、とっても怖くてんびん棒。 きたさんだけは私の相談に真剣に乗ってくれるよねんど細工。 どうしたらいいと思うただひかる? できたら・・・・・・ 会ってお話を聞いてほしいんだけどんぐりころころ。 rurikoのお願いを聞いてほしいのっちでーす。 P.S rurikoの得意技は上手出し投げよ♪ 私のきたさんへの思いは通じただろうか。 私は、はりさけそうな思いで返事を待った。 二時間後、きたさんから返事がきたさん。 その内容はこうだった。 おぬしの思ひはしかと受け止めた。 拙者の胸に飛び込んでくるがよかろう。 明後日の丑の刻に河原で落ち合おう。 合言葉は「山」「川」「静」「夫」「アナ」「紅白歌合戦総合司会」だ。 よいな。 では、ぐっばい。 きたさん♪ 相変わらず惚れ惚れするメールだった。 私は河原に向かった。 うれしくて2日間の野宿なんて屁のカッパよ。 そう思っていると、傍らの川をぶくぶくとアワをたてながらカッパが泳いでいった。屁をこきながら流れていったのであろう。 今の私にとってカッパなんかどうでもいい話だった。 あゆの誕生日と同じくらいに。 私は新聞にくるまって夜をしのぎ、その日を待った。 そしていよいよその日がきたさん。 しつこい。 きたさんは新聞にくるまっている私の前に立った。 初めて見るきたさんは、 本当に柏原崇にそっくりだった。足が短いところが。 きたさんの顔を見ると私はある歌が口をついて出た。 「ジャーパネット ジャパネット〜」 きたさんはジャパネットたかたの社長にそっくりだったのだ。 「思ったとおりの素敵な人・・・」 私はきたさんに会えたウキウキ気分だった。 だが、きたさんは私の前に仁王立ちになったままこう言った。 「小次郎敗れたり」 こ・・小次郎って誰なの? 〜つづく〜
今日、このパソコンから携帯にメールを送ると時間がなぜかアメリカ東海岸の時間で表示されてしまうというアクシデントにみまわれ、
どうしたものかとプロバイダーのサポートチャットというチャットルームに入ってみました。 そこにはヘルプマンというとても言葉使いの丁寧な、そしてとても親切な人がいて困ってる人に手取り足取り教えてくれます。 ワタクシも何度かお世話になったことがあったのですが、今回も低姿勢でまずは 「よろしくお願いします」 とキーを打ったものの、一発変換でそこに反映された文字は 「夜露死苦お願いします」 であり、さらには 「時刻が誤って表示されます」 と打ったときには 「痔酷が謝って表示されます」 となり、一人パソコンの前で冷や汗を流していたるるです。 やけに長い自己紹介でした。 結局、たまにそういうことがある、こちらではどうしようもない、と言ういつになく素っ気無い答えをいただいたのですが、 それはワタクシをふざけたヤツだと勘違いしてのことだったのか、 今ごろになってちょっぴり心配になっています。 ま、そんなことはどうでもいいのです。 おもちつきも無事終わりました。 おすもうさんもツルッツルのプリップリで申し分ありませんでした。 まったくノープロブレムです。 問題があるとしたら、ここのリレー小説がなかなか展開を見せないことでしょうか。 ワタクシがせっかく登場人物を増やしたのに、いつのまにか退院してまた一人でパソコンに向かってるし、 木下ホイは山田太郎だし。 ドカベンかよ。目、真っ黒かよ。 里中ちゃんは小さな巨人かよ。 岩鬼は口から葉っぱ生えてるのかよ。 しつこくドカベンネタでひっぱってすみません。なつかしかったもので。 その上、女だと思ってたらオカマで、その前はオナベで、これからは女として生きてゆくって。。。 ええ、そうでした、なんでもありなんですよ。 モハメド・アリですよ。 クロード・チアリですよ。 やけのやんぱちです。 リレー小説、逝きます。 ■■■「午前0時13分のメール」 第8話■■■ 携帯ラジオから流れてきたのは、美しく、そしてどこか懐かしいピアノの旋律だった。 いつしかそのピアノにのせて、聞き覚えのある男性の声が重なっていた。。 「胸を大きく広げて、、、、、、、深呼吸〜〜!」 ラジオ体操第1だった。もうそんな時間だったのだ。 久しぶりにラジオ体操をすると、爽やかな気持ちなった。 そうよ、最近あの気持ち悪いメールのせいですっかり疎遠になってしまったけれど きたさんにメールしてみよう。 きたさんだったらきっと相談にのってくれるわ。 きたさんというのは、私がここ半年程メールやチャットをしている所謂メル友だ。 ハンドルネームが「kitainohoshi」なので「きたさん」と呼んでいる。 私は「ruriko」というハンドルネームを使っていた。 ネット上のつきあいだからと、「松たか子に似てると言われる」と言ってしまったが、本当の私は丹子母鬼馬二にそっくりなのだ。 だから、決して会う約束はしてはいけなかった。 なぜなら、きたさんは柏原崇にそっくりだと言ってるからだ。 それなのに、それなのに、私はオカマの身でありながら、きたさんのメールからにじみ出る優しさに惹かれ、恋をしてしまったのだ。 もちろん、これからはちゃんとした女として生きていく決意はしている。 真ん中の足も勅使河原先生に頼んでまた取ってもらおう。 ついでに整形手術もしてもらおうかしら。 本当に松たか子にそっくりにしてもらったら、きたさんと会えるかしら。。 そんなことを思ってるときに 「夕方メール」 と低くこぶしのきいた声が響いた。 以心伝心とはこのことだろうか。 きたさんからのメールだった。 「お元気ですか。しあわせですか。 お返事ください。気にしています。 夜更かし癖はいけないのです。 若さがどんどんなくなるのです。 私にとって、あなたはとてもとても大事な人ですから。 お願いです。お願いです。 お元気で、そしてまた、会いに来てください。」 きたさん、今日は清水由貴子の「お元気ですか」できたわね。 今でこそオバチャン役が板についた彼女のデビュー曲をもってくるあたり、ほんとにシビレルわ〜。 きたさんって、どんな人なのかしら。 会いたい、会えない。 憎い、恋しい。 巡り巡って、今は恋しい。 ひゅるり〜〜〜ひゅ〜〜るり〜らら〜〜〜 歌ってる場合ではありません。 私のきたさんへの想いは募るばかりだった。 そして、ついに私は決心した。 〜つづく〜
こんばんわ。ゆみなです。
今日も競馬でやられましたが、相変わらずすっとんきょうな顔してます。 さて、小説ですが何がなんだかさっぱり分からなくなってきました。 書いてる私たちですら分からないのですから読んでる皆様方におかれましては、さぞかしチンプンカンプンなのではないかと思います。 「チンプンカンプン」 すごい言葉ですね。 漢字で書くと「珍粉漢粉」あるいは「珍糞漢糞」だそうです。(ホントです。) 珍しいクソ。漢王朝のクソってことでしょうか。 そんなことはどうでもいいです。 私からスタートした小説ですが、物語もどうやら終盤に差し掛かり主人公の名前も出てきました。 しかし、せっかく考えた名前をるるもあゆも採用してくれないようです。るるが書いたのは一回のみ。 あゆにいたっては「ほにゃらへにゃ」である。 多分このまま流されるのは火を見るより明らかでしょう。 ええ、そうでしょうそうでしょう。 そう思っていました。面倒くさいことを人一倍敬遠するりゃんにんに、あんなクソ長たらしい名前を付けてしまった私が悪い。 現に書いた私だって覚えてない状況だ。 もう皆さんもあの名前のことは忘れてください。言われなくても忘れてるだろうけど。 ってゆーか、最初から覚えてないだろうけど。 ということで、第7話に行きます。 ■■■「午前0時13分のメール」 第7話■■■ 「俺は・・・俺は・・・本当は山田太郎なんだ・・・・」 誰だよ。 私は目の前にいる木下ホイ改め山田太郎なる人物がこれから何を言い出すのかとドキドキしていた。 いや違う。正確にはハラハラと言った方がいいだろう。 「話は全部聞かせてもらったよ。」 突然会話に加わってきたくせに山田太郎の口調は偉そうだった。 「君たちは名前のことでずいぶん苦労してきたようだね。」 さっきまでのドギマギ風とはうってかわって重役口調で話す山田太郎に私は少なからず不快感を覚えた。 勅使河原先生先生もきっと同じ気持ちだろうと、 ふと先生の方に目をやると先生は隣で寝ている源さんの所にあった饅頭を盗み食いしている最中だった。 私は見てはいけないものを見てしまったような気まずさで視線を山田に戻した。 すると、ちょっと目を離してる隙に今度は山田が私のベッドにあったカレーパンを盗んでるところだった。 口をモグモグさせながら山田は言った。 「君たちはややこしい名前をつけられたことを文句言ってるようだが、わしに言わせるとそんなのは朝飯前だ。」 山田はカレーパンを盗んだところを見られたことで動転していたのか、言ってることが意味不明だった。 「わしのような平凡な名前の方がよほど苦労してきたよ・・・・。 銀行に行けばいつも記入例の見本にされているし、病院で名前で呼ばれるとみんな振り返る。 遠い昔なんか新聞太郎と呼ばれたもんだよ・・・。 平凡ということがどんなに辛いか君たちに分かるかね。いや、分かるまい・・・。」 山田太郎はすっかり自分の世界に入り込んでいた。 私は山田の話を聞きながら名前がイヤで性転換してしまったことを悔やんだ。 期待していた立ちションも考えていたほど爽快なものでもなく、ただチリ紙を使わなくて済むという程度の利点しかなかった。 しかしその代わり、毎回パンツに黄色いシミがついていた。 これからはオカマでもなくオナベでもなく男でもなくれっきとした女として生きていこう。 山田の話を聞いて目から鱗がおちた思いだった。 するとすかさずその鱗を勅使河原先生が盗み食いしていた。 勅使河原は魚編がついてるものはすべて食べられるものと勘違いしているようだった。 その後火傷も完治して無事に退院できた私は自宅に戻り、パソコンを開けた。 メールのこともすっかり忘れていた。 久々にメールボックスをチェックしてみると、 なんと100通余りのメールが同じ差出人から来ていた。 しかも同時刻に。 私はまたも恐怖を感じながらメールを開いた・・・・ と、ここで次にバトンタッチすると「また振り出しかよ」と言われかねないので、続きを書くと、 そのメールには 「こんにちわ。ワタシはこういう者です。」という書き出しから始まっていた。 ”こういう者です”と言われてもどういう者なんだかさっぱり分からないではないか。 そして内容といえば、 「あなたは今幸せですか?」 ただ、それだけだ。 新手の宗教勧誘メールだと思い、すべてを削除しようとしたその瞬間、携帯がなった。 携帯と言っても電話ではない。 いきなり鳴り出したのは携帯ラジオであった・・・・ つづく <ゲスブのあなたへ> うっかり投稿してくださってありがとうございます。 私も今日うっかり更新してしまいました。 ところで早速HPに飛んでみました。てっきり過去の人と思っていましたが年内のスケジュールがびっくりだったのにはびっしりです。 あ、間違いました。びっしりだったのはびっくり。でした。 分かるかなぁ〜。分かんないだろうな〜〜。 それとですが、あなたが自分を悲しんではいては私たちは一体どうすればいいのでしょうか。 こんな馬鹿げた小説を書いてる私たちは・・・・ お互いにもう若くないのです。こうなったら開き直るしかありません。共に戦っていきましょう!(って、何に?) これからもうっかりの投稿をお待ちしております。
昨日は酔っ払って帰宅し、いれぎゅりゃ!をへらへら笑いながら読んだものの、投票ボタンを押すのをうっかり忘れたあゆです。こんばんは。
先日、久々に白い巨泉を見た。いや、白い巨塔だ。 驚いたことに「巨泉」は一発で変換できるのに「巨塔」はできない。 それは「きょ」と「とう」を一字ずつ変換していけば問題解決するからいいのだが、もう1つの問題は白い巨塔の中身である。 ストーリーは原作がしっかりしているだけあって見ごたえがある。 展開が遅いにもかかわらず飽きさせないのはさすがだ。 でも、唐沢は何をやらせても唐沢だし、江口は何をやらせても江口だ。そして水野真紀は何をやらせても屁が臭そうなことには変わりはない。 しかし、前回の話の中で一番のツボは石坂浩二のあるセリフであった。 師匠である自分に反抗し、挑発的な言葉を浴びせた唐沢に対して返した 「言葉を慎みたまえ」 という言葉である。 石坂の年季の入った大根役者っぷりと見事にリンクしていた。 あんなにセリフセリフしたセリフを私は今まで聞いたことがなかった。 現実に言う人がいるんだろうか・・・「言葉を慎みたまえ」。 あとは西田敏行の変な大阪弁を何とかしてくれ。 真面目に論評してしまった。 本人たちだけが盛り上がっていてとっても反応が少ないリレー小説にも台詞があるわけだが、この小説に関しては何でもありなので気が楽だ。 とはいえ、結構憂鬱・・・。 そんじゃいきます。 ■■■「午前0時13分のメール」 第6話■■■ 「あ、あなたは・・・」 あれは、私がまだオカマになる前のオナベのときのことだった。 私は女に生まれながら、おばあちゃんのつけた長ったらしい名前のせいか、小さいころから男のようだった。 さっぱりしたあまり物事にこだわらない性格で 周りの友達には「ゆみな」と呼ばれていた。 競馬ですってんてんになってもすっとんきょうな顔で笑っていた。 オークションで不正を働こうと思って失敗したこともある。 うんこや屁が好きだ。 そのあたりは本筋には関係ないので端折ることにして とにかく、いくら髪は五分刈り、紳士服のアオキのツーパンツスーツを着こなしても、所詮女性は女性。 立ちションができない。 それは私にとって屈辱的なことだった。 私はついに男性として生まれ変わることを決心した。 その時、私がお世話になった 中州クリニックの病院長、勅使河原先生だった。 「あなたは、勅使河原先生先生では・・・」 勅使河原先生先生は、勅使河原が苗字で先生というのが名前だった。 幼い頃から名前で悩んだ私たちは初めから意気投合していた。 「やあ、キミは六之助ほにゃらへにゃさんじゃないか」 先生もやっぱり私の名前は覚えきれてなかったようだ。 でも私のことは覚えていてくれてうれしかった。 「覚えてくださったんですね。」 私は懐かしさのあまり思わずナミダしていた。 「忘れようにも忘れられないさ。くっつけたわずか数時間後に 『やっぱり私、女でいたかったんですぅぅぅぅぅ』と泣き崩れたのはキミくらいのものだからね。」 つまり、私は性転換手術をした後、待望の立ちションをしたところ 期待していたほど爽快感が得られず、がっかりしたのだった。 でもせっかくつけたものはもったいないのでそのままにしておくことにした。 こういう理由で今、私はオカマをやっているわけである。 「でも、こんなところでお会いするなんて・・・。どこがお悪いんですか?」 私がこう聞くと先生はこう答えた。 「いや、ほれこのとおり、わしはピンピンしとる。ここはわしの寝室なんだよ。」 どうやらここで生活しているらしい。 しかし、中洲クリニックの病院長である先生がこんなところで生活をするなんて・・・。 「先生、ご苦労されてるんですね・・・」 「いや。全然。儲かってしょうがないよ。カネの使い道がないくらいだよ。ここは、わしの弟の病院でな。空いているベッドを転々とさせてもらってるんだよ。要するにタダってわけだ。わはははははっ」 ただのケチかよ。 おまえはあゆの旦那か。 そんな私たちの会話を黙って聞いていた黄色とブルーの縞々のパジャマを着た木下ホイが突然言った。 「俺は本当は木下ホイなんかじゃないんだっ!俺は・・・俺は・・・本当は・・・」 つづく
こんばんは、るるです。
明日は幼稚園のおもちつきです。 どうか毛深いおすもうさんじゃありませんように。。。 あ、いえね、幼稚園におすもうさんが来てくれるんですよ。 まわし姿でペッタンペッタンお餅をついたり子どもと遊んだりしてくれるんですけどね、 去年のおすもうさんったら、どこまでが足の毛なのか、どこからがイケナイ毛なのか、もうそのへんがね、よくわからないっていうか、わかりたくないっていうか、幼稚園児相手だからって許されるんだろうかっていうか、先生はお嫁入り前のかわいいお姉さんなんだしっていうか、だからと言ってエステに行けとは言わないけどっていうか、ね、そんな感じだったわけですよ。 目のやり場に困る〜って言うんですか。 そのわりには、この毛はどこへどうつながってるのか気になって凝視してた覚えがありますけど。 そんな話はどうでもいいです。 ゆみながサボったことについても、あえて何も言いませんよ。 主人公をあんな名前にしてくれたことについても何も言いません。 なんかね、ワタクシ、気が楽になりましたの。 もう、なんでもありなんだな、と。 なんでも有森裕子だな、と。 アイワズゲイのガブ君とは仲良くやってるのかな、と。 みんな生き人形の話聞いたのかな、と。 夜中に一人で聞いて欲しいな、と。 できればヘッドホンで、と。 怖いとか怖くないとか、そういう話じゃなくてですね、ええ、ほんと、怖いんですけど、それはこっちに置いといて、 ひとつみんなで稲川しゃべりをしようじゃないの、と。 もうね、さっそくここのBBSは稲川しゃべりで満載ってなもんですよ、と。 でも、こんなこと書くとただでさえ書き込み少ないのに、だーれも書いてくれなくなっちゃったら、やだなやだなぁ、やなこと言っちゃったなぁ〜ってな具合でね、と。 もうわけわからなくなっちゃったんで、リレー小説いっちゃいまーす。 ■■■「午前0時13分のメール」 第5話■■■ なんの迷いもなくメールを開くとそこには、 「六之助衛門悟太郎也や、毒づく時は鼻毛を抜いているだろうね」 と書かれていた。 「お、おばあちゃん?」 おばあちゃんはとっくに死んでいるはずだ。もうすぐ13回忌の法要があると弟からメールがきたばかりだ。 でも、この名前を間違わずに打ち込むことができるのは、おばあちゃんだけだ。 父親も母親も「六之助」としか呼ばず、「全部言って」とせがむと 「六之助へーららほーらら」とごまかすのであった。 ジン、ジン、ジンギスカ〜ンかよ。 「そんなバカな、、、」 震える手でタバコをくわえマッチをすると、その炎の中に大きなクリスマスツリーが見えた。 「まぁ、なんて大きなツリーでしょう」 つぎのマッチをすると、今度は食べ切れないほどのごちそうが。 「まぁ、マルちゃんの赤いきつねに、緑のたぬき、黄色いいたちのカレーうどんまで、、、」 つぎのマッチをすると、やさしかったおばあちゃんがあらわれ、やさしく手招きをしたかと思うと、抱き上げられた。 「あぁ、私はマッチョ売りの少女なんだわ。天国に行くんだわ。。」 天国はどういうわけか焦げ臭かった。そして暑かった。。。 そんとき、アタシはゾクゥーーーーーーーとしたね。 全然、天国なんかじゃないんだ、これが。 火事なんだ、火事なんだ。 どういうわけか、寝ぼけたままマッチすって火事だしちゃったって気付いたのは、病院のベッドの上だったって言うんだからまいっちゃうんだなぁ。 この期に及んでまだ稲川しゃべりをしている自分がほとほとイヤになる私だった。 そう、私にも、どこまでが現実でどこからが夢だったのかわからないのだ。 わかることは、チリチリ頭になってしまったことぐらいだ。 鼻毛もすっかりチリチリになってしまった。 オカマとは言え、どこから見ても男の私は当然男ばかりの4人部屋で入院生活を送ることになった。 隣りのベッドは、源さんと言う60歳ぐらいの頑固じじい。 豆腐屋をやってるそうだが、一人息子が後を継がずにサラリーマンになったことで口論となった挙句、豆腐の角に頭をぶつけて7針縫う怪我をしたらしい。 向かいのベッドは、木下ホイさんという中国人。 言葉が通じないのでなんでそんな怪我をしたのかわからないが、足をチェックの包帯でぐるぐる巻きにされている。 そしてはす向かいのベッド。。 私は目を疑った。 まさか、こんなところで再会するなんて。。。 〜つづく〜
おはようございます。ゆみなです。
いや〜、やっぱり挨拶は「おはようございます」に限りますね。 毎度毎度「こんばんわ」ばっかりじゃぁ〜ねぇぇ。飽きるってなもんですよねぇ。 ってことで、はい。すみません。ええ、昨日サボりました。 仕事から帰った私はよほど疲れていたんでしょうね。お風呂に入る体力もなく化粧を金槌で落とすのがやっとでした。 当然パソコンに電源を入れる気力すらありませんでした。ってなもんです。 さて、小説ですが、いやいやいやいやビックリしましたねぇぇ。るる。 すっかり稲川が憑依していましたね。あそこまで完璧なまでに稲川になりきれるのは稲川本人とるるくらいなもんでしょう。 もうあそこまで来ちゃったら小説もなんもどうでも良かったのでしょうね。 おそらく稲川を書きたくてウズウズしていたんでしょう。あの勢いで私の番まで回ってきたらどうしようかと思いましたが、 そこはあゆ。だてに貧乏を気取ってるわけじゃありませんね。ちゃんと稲川を取り除いてくれました。 しかしホッとしたのも束の間、今度はオカマになってるし。 いったいこの先どうなるのでしょう。 では。第四回いきます。 ■■■「午前0時13分のメール」 第4話■■■ 「約束どおり来たぜ」 「あら。今度は早いのねぇ」 カレーうどんの器を取りに来ただるま食堂の大将の態度はでかかった。 さっき言われた”まずい”だの”ブサイク”だの”ハゲ”だの”デブ”だのという言葉を根に持っていたのだ。 「私、まだ全部食べてないのよねぇぇ」 見ると、具も汁もほとんど食い尽くしている。残っているのは器にへばりついている薄いニンジンくらいなもんだ。 そのニンジンを手で掬い取り、口の中にポーンと放り込んでから器を渡した。 大将は一刻も早くこのおぞましい部屋から脱出したい一心で器をひったくるように去っていった。 「まったくいまどきの若い子って礼儀もしらないのね。」 私はまた鼻毛を抜きながら毒づいた。 『毒づくときは鼻毛を抜きながら』というのが死んだおばあちゃんの遺言だった。 それ以来、おかげさまで私の家族は誰一人として鼻毛を出してる人はいない。 さすがおばあちゃんだ。立派な言葉を遺していった。 だが、私にはひとつだけおばあちゃんを恨んでいることがある。 それは誰にも打ち明けていない私だけの秘密だ。 思えば、オカマになった理由もそこに由来しているのかもしれない。 私はおばあちゃんがつけてくれた自分の名前が気に入らなかった。 幼いころは「ロクちゃん」と呼ばれなんの違和感もなく育ったが、物心をついたころから自分の名前が人と違っていることに気がついた。 一番困ったのはテストの時間だった。 名前を書くだけで優に3分はかかり、そのたびにおばあちゃんを恨めしく思ったものだ。 『鏑森六之助衛門悟太郎也』 かぶらもり ろくのすけえもんごたろうや 今年29歳の私の名前である。 友人たちは「拓也」だの「慎吾」だのとカッコイイ名前がついている。 おばあちゃんに「私もそういう名前が良かった」と泣いて訴えたことがある。 するとおばあちゃんは「ちゃんと”也”がついてるでしょ」と一蹴しただけだった。 こんなとってつけたような”也”なんてかえって邪魔だった。 私はこの名前を捨てようと決めた。 オカマになれば可愛らしい名前をつけることが出来る。 その一心で新宿二丁目の門を叩いたのであった。 インターネットもしかりである。 ネット内ではHNだけで生きていける。鏑森六乃助衛門悟太郎也以外であればなんでも良かったのだ。 だが、そのネットで今、これほどの恐怖を味わう事になろうとは誰が予測したであろう。 それから、もうメールのことは忘れて布団に潜り込もうと決めた。 歯の間に挟まった薄いニンジンを舌で器用に取り除き、もう一度、味を堪能したのち深い眠りに陥った。 どのくらい眠ったであろう。 カーテンから朝の陽射しが優しく私に降り注いでいた。 ふとパソコンに目をやると電源が入れっぱなしになっている。 「そうだわ。昨夜カレーうどんのまずさに呆れてあのまま寝てしまったんだわ」 すっかり熱くなったパソコンの電源を落とそうと近寄ってみると、 新着メールが届いていた。 差出人はいつもの名前だ。 朝のせいか恐怖感はない。 稲川の憑依に比べればこんなことくらい全然大丈夫だという思いもあった。 なんの迷いもなくメールを開くと、そこに書かれていた内容は・・・・・ つづく
只今FM802でゴスペラーズの曲が流れています。いい感じのバラードなのに、曲名が「新大阪」と知ってちょっとだけ嫌になったあゆです。こんばんは。
リレー小説が始まってしまった。 リレー小説ってえのはアレだよな。 前にめちゃくちゃな展開になっていった挙句、本人たちもどうしようもなくなって結局りゃ!を終焉に追い込んだという禁断の飛び道具だったような気がする。 せっかく私がはりきって復活させたいれぎゅりゃ!も、早くも終わりを迎えようとしているのかと不安でならない。 いや、ほっとしている。 ってもう飽きたんかいっ。わし。 しかし、るるは温泉帰りでしょ。ゆみなはジャパンカップ帰りでしょ。私は黄泉がえりでしょ。もうこれはリレー小説始めるしかないということだ。全然関係ねえけど。 第1話のゆみなもしかり、るるなんか完全に実生活の実況と言ってもいい。 ありゃ小説じゃなく、 日記だね。こんなとこで日記書いちゃいけないよ。 普段の日記のネタにとっておきゃいいものを・・。もったいない・・・。 ほんとに何でも強引なんだから・・。 あれだけ嫌って言ったのに・・・。あなたったら無理やり・・・。 でもそこが好きなんだけどね。 一度だけよ。 今夜だけ と く べ つ ♪ 誰に何を語ってるんだわし。 多分気分が悪くなったヒトがたくさんいると思うので(本人含む)本来のキャラに戻ろう。 あたいはどんどんいくよ! やっちまいな! たたんじまえっ! 洗濯物かよ! それでは参ります。 ■■■ 「午前0時13分のメール」第3話 ■■■ き、きたっ!! 「遅かったわねえ」 思わずそう叫んだ。 「いやぁ、すみません。丁度込んでましてね。」 駅前のだるま食堂の大将は、頭をかきながら岡持ちからカレーうどんを取り出した。 「お宅の出すものってどれもまずいのによくお客さんがいるわねえ」 自分が2日に1回は出前を頼んでいることを完全に棚にあげていた。 「ま、こんな時間に出前してくれるところなんてほかにないから仕方ないわよね。」 大将は代金をひったくるように受け取ると、カレーうどんの入った丼を乱暴に玄関先に置いて無言で帰っていった。 「なによ。私、何か気を悪くするようなことでも言ったかしら」 そう思いながら割り箸をこすり、コップの水につけながらふと気が付いた。 「そういえば・・・・・」 思い出して背筋がゾクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥっとした。 「さっき、マルちゃんのキツネどんべえを食べたところだったんだ」 よかった・・・・。きつねうどんの出前を頼まなくて・・・。 ほっとしたその時、机の上に置いてあった携帯電話が鳴った。 さっき食べたマルちゃんのキツネどんべえの器をどかし、昨日食べた、どんべえ緑のたぬきUFOの器をどかし、1週間前に来た回覧板をどかし、ラーメンのスープがしみついて乾いたままヨレヨレになった「スリムどかん」のチラシをどかし、先月2週間ほど履いていたストッキングをどかし、やっと携帯電話を取ることができた。 今日のメールのことが気になっていたので無言で電話に出た。 すると電話の向うの低い声が言った。 「どんなパンテー履いてるの?」 「パンテーかよ!じじいかよ!」 恐怖を感じる間もなく、思わずつっこんでしまった。 すると電話の声は言った。 「なんだ男か」 電話は切れた。 ふんっ。オカマだからって馬鹿にすんじゃないよ。 腹がたったのでカレーうどんを一気に口に流し込み 鼻毛を抜きながら一人で毒づいていた。 その時だった。 窓の方から物音が聞こえた。 あわてて見てみるとカーテン越しに誰かがこちらの様子をうかがっているようだった。 「約束どおり来たぜ」 〜つづく〜
温泉から帰りました。るるです。
なんでもない週末ですけどね、思い切って出かけちゃうといいものですね。 家にいたら、ワタクシもなんとなくやらなければならない事に追われ、 パパも仕事のことが気になり、子供たちもそれぞれ約束入れたりと、 バラバラに過ごしがちですからね。 「川」の字、っていうか「州」の字に近いですけど、そんな感じで寝るのもまた楽しいものです。 気持ちの良い温泉に入り、おいしいものを食べて、家族で楽しい時間を過ごし、リフレッシュできました。 リフレッシュしすぎて、『いれぎゅりゃ!』の一員であることをうっかり忘れてしまうほどでした。 ええ、出かける直前まで『いれぎゅりゃ!』のメンバーとしての責任を果たすべく原稿を書いていたこのワタクシなのに! あ、そうそう、驚きましたね。ワタクシは確かにゆみなにメールで原稿を送りましたけど、まさか全文アップされるとは思いませんでしたからね。 「どこから本文かわからないので」って、あんなにわかりやすい区切り方が他にあるでしょうか? ま、そんなことはどうでもいいです。 始まっちゃいましたよ、リレー小説。 あれだけもう二度とやりたくないってりゃんにんで話してたのに。 ほんとに、アマノジャクなんだから♪ いえね、おもしろかったんですよ、ワタクシたちりゃんにんは。 でも辛かった。 その複雑な気持ちを再び味わうことになるとは。。。 昨日のゆみなの日記を読んで、あまりのばかばかしさにうっかり声出して笑ってしまったんですよ。もう、すっかり単なる読者気分です。 本人も言ってましたけど、貧乏もここまでくると清々しいって。 昨日のゆみなの文章は、清々しいというよりもどこか鬼気迫るものがありました。 ハングリー精神っていうんですか。 とてもとてもワタクシのように満たされた人間にはマネのできないものを感じましたわ。 とても不安ですが、リレー小説第2話、いっちゃいます。 ■■■ 「午前0時13分のメール」第2話 ■■■ 大量の稲川淳二が発生していた。 大量の稲川淳二が発声していたら、「いやいやいやいやいやいやいや、、、」とうるさくて大変だ。 もうすこし落ち着いてくれ、稲川淳二。 そんなことはどうでもよかった。 2ちゃんのそのスレは、全員稲川淳二の話し方で書き込むことがルールになっていた。 真夜中だというのに、そのあまりのばかばかしさに夢中になって読み進み 気付くとすっかりすべての言葉が稲川淳二に脳内変換されるほどになっていた。 アタシも嫌いじゃないもんですからね、スレ読むだけじゃアレだっていうんで 生き人形の話っていうのを聞けるって丁寧にURLまで書いてあったもんですからね、 やばいよやばいよって思いながらもいっちゃったんだ、うん。 生き人形の話っていうのはアレだ、夏場の収入源であるところの怪談のなかでも1番怖いって評判の話なんですけどね、 そんときはアタシも知らないで、軽い気持ちで聞いちゃったんですよ。 夜中だったんでね、ヘッドホンで聞いちゃったんですよ。 だめなんだ、あの話を夜中にヘッドホンなんかで聞いちゃいけないんだ。 ありえないんだ。もう尋常じゃないんだ。 もうね、アタシ背中がゾクーーーーとした。 小説なんだか実話なんだかよくわからなくなってきたが、とにかくあまりの怖さにビビりまくって、PCの電源を落としたのだ。 (この怖い話を聞きたいという方にはURLをお教えします。BBSでもゲスブでもメールでもどうぞ。) そして、今度はテレビの2チャンネルをつけてみた。 すると、そこに映っていたのは、 画面一面の砂嵐だった。 田舎では2チャンネルと言えば、フジやテレ朝、テレビ東京までごちゃまぜになって放送してるっていうのに。そして、地方色ゆたかな地域限定のCMが流れていたりするものだ。キー局ではあまり見ることもなくなった昔一世を風靡したお笑いトリオの1人、たとえばヒップアップの小宮あたりが地元のスーパーのCMに出ていたりするものなのだ。 私は溜め息をついた。 そう、ここは東京砂漠。 あなたが入れ歯〜〜〜ああ、わたしはさし歯〜〜 子供は虫歯〜〜この東京砂漠〜〜〜 するとそのとき、 「ィィィィィィィィイイ・・・・」 という扉の開く音がしたのだった。 き、きたっ!! 〜つづく〜
rya
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