即興詩。即ち書きだめ。
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要らないものばかり溢れて 何も入らなくなってしまいそう 掴み取った手のひらは 3歩も進んだら離したい衝動 一昨日の電話がその体に矢を通したんだ だからきっと僕はまた独りなんだ 傲慢な態度は斯くも脆い後ろ盾ゆえ 立てると信じた刹那の武器で 曖昧な揺れなど取っ払うでしょう 僕は寂しいなんて口が裂けても言わない 僕は寂しいなんて口が裂けても言わない
* * * *
11時に扉を開いて 腕が広げられたとしても 君は1時半にはいなくなってしまうじゃないか 夕方までの空白を 埋めるヒントすら見つからない この頃やけに 一人が寂しくていけない 遠く地平線の彼方を睨んでも そいつは抱きしめてなんかくれないし
君の代わりが 3人ほどいる って言ったら びっくりするのかな もしかして笑うのかな それでもきっと怒らないだろう 僕だって誰かの代わりなのだから 君にとっては
なにしろ駆け引きは面倒なんだ 早いとこ終わらせよう 本当のこと言ったら 今までの知らん振りは許してあげる
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