enpitu


非日常かもしれない日々

■ 取り越し苦労 2002年05月31日(金)
日曜日から昨日の夜まで、彼からメールが来なかった。

そりゃ心配だ。

「生きているのか?」
「無視してるのか?」
「あたしとは本当に別れたいのか?」
5日間も連絡がないのは初めてだ。

しかし夜になってようやく来た。

「もろ忙しいよ
  (中略)
 今、風呂に来た所。昨日は入れなかったらすっきり!」

「今は仕事じゃないな!」

って、あたしはすぐに彼に電話した。

開口一番
「心配するでしょ!」
「ごめんなさい」
「何で5日間もメールしてこないの!」
「ごめんなさい」

たまに彼は、子供のような口調で話す。
普段は虚勢の張った話し方なのに(笑)

「だって、忙しかったんだよ。メールも電話も出来る状態じゃなかったよ」
「本当は昨日、電話しようとは思ってたけど、マジで忙しかったんだよ」
「大体、お前は付き合っている時からそうだよなあ」

「じゃあ今は付き合っていないの?」
「付き合っていないよ」
「じゃあ何で電話してくるのさ」
「お前が電話してきたでしょ?」
「今日はあたしからしたけど、いっつもあんたから電話してくるでしょ?」
「友達だから。そうそう、友達ランキングの真ん中には入れてくれよ」
「嫌だ!あんたは一番下の友達!」
「ケチ!せめて真ん中にしてくれたっていいじゃん!何で俺が”一番下の友達”なんだよ!」
「それにお前、俺たちはもう別れたんだから”愛してる”て言うなよ」

「だって愛してるもん!愛してないの?」
「愛してない!」
「その言い方が”愛してる”って感じじゃん!」
「愛してない!」
「それとも、君のあたしに対する”愛してる”は嘘だったんだね!前の日まで”愛してる”って言っておいて、次の日には”別れよう”だもんね」
「嘘じゃないよ!お前、俺と一緒にいて嘘だと思った?」
「わかんない!気が付かなかっただけかもしれないし」
「本当に嘘じゃないって・・・」

それ以外にも彼は
あたしの事が心配だ。無駄使いもするな〜。リスカするなてうるさい。
それに対して
「ランキング最下位の友達に余計な事で心配されたくないわ!」って言ってやったら
「心配するに決まってるだろ」だって。

「今の店も辞めようか迷ってる」
「辞めても今の○○市にはいるだろ?」
「さあ・・・ここにはいないよ」
「じゃあ田舎に帰る?」
「さあ・・・あんたには行き先言わないで消えるよ」
「何で言わないんだよ!」
「あんたに関係ないじゃん!」
「そうやって俺を脅すなよ・・」

て感じで、あたしは切れそうになりながらも
「ま、別にいいんだけどねえ〜。あ〜話は変わるんだけどさ」
って世間話に切り替えて流しちゃう。
彼はモヤモヤしてるし(笑)

何だかんだ、馬鹿話もして、彼の携帯のバッテリーがなくなるまで長電話(笑)
彼は銭湯のベンチに座っていたらしい。
うちらは本当に別れたのか?

「新しいiモードが出たら、それ買わないの?10月位に出るやつ、写真メールも送れるんだって!お前のおっぱい画像送って欲しいとか言うかも」
って普通の「どうでもいい男友達」が言えない発言だし・・・
彼しか読めない日記についても
「お前、毎日書いていないだろ!サボるなよ!」
”ただの友達”のプライベート日記を楽しみにするって・・・
パス付き日記で彼しか読めない。
毎日、あたしが彼に向かって書く「手紙」みたいなものです。
ちゃんと読んでいるようです。

既に何人かの友達に
「あんたの彼氏の話は聞きたくない。そんな事で何で悩むのかわからない」
「ノロケ話にしか聞こえない。別れていないもん」
「彼の事の内容に関しての、樹杏からのメールは無視する事にした」
「彼、思い切り甘えてるねえ」

あたしは、すっごく悩んでいるんですけど?

遂には知人の占い師にまで
「そんなの占えない。のろけてる?二人で仲良くね!」
「占わなくてもわかるよ〜。彼はあなたの事を好きだわ」
「もっと深刻な恋愛の悩みを抱えている人がいるんだから・・・」
「いろんな恋愛相談を受けるけど・・あなたのは悩みじゃない・・・」
「愛されてるねえ・・・」

何か、あほらしくなって来たかも・・・・




↑メッセージが変わるよ
My追加

■ 心配 2002年05月28日(火)
もう3日も彼からメールが来ない。
こんな事は初めてだ。
前にも合ったけど、その時は彼が携帯を無くしたのだった。

最後のメールは
「返事が来ないけど忙しいのかな?もう少しで12時だ。頑張れ!」ってメールだったから、心配はないと思うけど・・・・

彼の性格からして、あたしのことを嫌いになったり、もうメールをしたくないと思えば言って来るはずだ。

いつも少しでも彼のメールが途絶えると
「あたしの事、嫌いになった?」って言ってしまう。

「何で樹杏はいつも、そんな事言うの?」って彼は言う。

あたしは悩んでいる。

でも友達は皆
「ラブラブにしか見えない」って言う。

彼のことを疑ってはいけないかな・・・

彼が普通の仕事をしている人だったら、電話するのになあ・・・




↑メッセージが変わるよ
My追加


■ 心配なし 2002年05月26日(日)
この所
「占い依存症」(笑)
しかし、どの占い師に見てもらっても
「心配ないですよ〜」って能天気な答え。
知り合いの占い師に至っては
「そんな事で悩んでる暇が合ったら、仕事の事で悩みなさい」って言われる始末だ。
あたし達は縁が深くて、別れたくても別れられないらしい。
ちなみに仕事についての占いは・・・
いまいちみたい。
今が我慢の時だと・・・

友達にも言われる。
「大体さ、本当に別れたかったら、電話もメールもして来ないよ」
「しかも”心配だよ〜”なんて普通、言うか?惚気てるなよ〜」って馬鹿にされてます・・・・
あたしから電話はしないけど、彼から電話も来ます。

彼は今「命がけ」とまでは行かないけど、相当、危険な仕事をしているようだ。
プライベートな時間もなくて・・・・

「あたしの事、嫌いになった?」って聞けば
「嫌いじゃないよ。何でそんな事、いつも言うんだよ」

「あたしが死んでも悲しくないでしょ?」
「悲しくないわけない!いつも、そう!」

それが今の「愛の言葉?」




↑メッセージが変わるよ
My追加


■ 泣く 2002年05月25日(土)
初めてのお客様だったけど・・・

「人生、何もいい事ないなあ」何て言うから
「何言ってるんですか?あたしみたいな社会の底辺で生きてる奴でも、たまにいい事ありますよ」って半ば、本気で言ったら
「社会の底辺って事ないよ」
って言ってくれる。
「君は彼氏いるの?」
って聞かれて
「いますよ」
「そりゃ彼氏は幸せだ。あなたのような優しい彼女だったら・・・」
何て言ってくれるから
「そんな事ないんです。あたしみたいな女で彼に悪いです。申し訳ないんです」って少し、涙が出てしまった。
不覚・・・・

今日は彼に1通もメール出さなかったけど、ちゃんと彼からメールは来た。
若い女の子の友達にも
「別れていませんよ〜!惚気てるとしか思えない」って笑われる始末。

友達みんな、
「そんな事で悩む必要ないんじゃない?愛されてるよ」
って笑うんだけど・・・・




↑メッセージが変わるよ
My追加

■ 別れたはずなんだけど・・・ 2002年05月23日(木)
ようやく遡って日記を書きました。
まだ何日分もあります。
5月8日の日記を読んだ人は、びっくりされたと思いますが・・・

現在の状況はというと
「それって別れてないじゃん!惚気てるのか?」
と周囲の人に言われます。

メールもやりとりしてるし、彼からは電話来て普通に会話してるし。
今日も電話来たし・・・

いろんな人に相談したけど
「その話、鼻くそほじりながら聞いちゃうような話だよ」ってけんもほろろ・・・
占いもたくさん見てもらったけど
「そんな事で悩むなら他の事で悩みなさい」
「大体、占いとか関係なく、24時間仕事してる人が普通、別れた人にメールも電話もしませんよ」
知り合いの占い師に至っては
「樹杏ちゃん、世の中にはもっと大変な恋愛で悩んでいる人がいるのよ。樹杏ちゃんは上手く行ってるよ。幸せだよ」
って言われてしまう始末だ。

相変わらず彼は忙しくて、メールも少ないけど・・・・

「体は大丈夫?酒飲みすぎるなよ」
「仕事はどう?」
「またリストカットしたの?駄目だぞ!」
「無駄使いするなよ!」
って電話で説教される。
何も変わっていない・・・・
「暇が出来たら会おうね」とか言ってるし・・・・

彼の仕事はちょっと特殊だ。
別れ話をした日は、2週間も車で寝泊りしていた。
神経はボロボロだったと思う。
今は落ち着いてきたけど、帰って、お風呂に入って寝るだけで精一杯だと言う。
電話も車で移動しながら私にしてくる。

「あんた、まさかヤバイ仕事までしてるんじゃないでしょうね」
ちょっと嫌な予感がしていたから聞いてみたら
「うん。してるよ。俺もその世界から抜けられないみたいだな」
「嫌だよ!そんな仕事しないでよ!心配だよ」
「他にやる奴がいないんだよ。大丈夫。平気だよ」
18歳でヤクザの道から足を洗ったはずの彼だけど、やっぱり繋がっている。

彼は私を愛していると思う。
気持ちは変わっていないと思う。
ただ”楽”になりたいだけ。
会えば元に戻ると思うし。

でも寂しい。

彼の仕事が落ち着いたら、毎週でも会いに行くつもり。
会う時間が数時間でも・・・

彼を抱き締めてあげたい・・・・




↑メッセージが変わるよ
My追加






■ そろそろ・・・ 2002年05月20日(月)
日記を再開しようかしら。
忙しいわけでも何でもなかったのだけど、文章を書く気力がなかった。

遡って書かないとなぁ・・・

記憶が薄れてきている・・・・





↑メッセージが変わるよ
My追加

■ SEXの相性 2002年05月11日(土)
MとのSEXでは、あたしは感じなかった。
「イッタ?」
「イかなかった」
Mはがっかりした顔をする。

下手とか上手いとかの問題じゃないけど・・・

ちょっとは濡れていたのかもしれないけど、愛撫しないうちに挿入って?!

女は挿入よりも、愛撫が好きなのに・・・・

彼だったら、あたしがお願いしても中々、愛撫を止めなかった。
指と舌だけで、あたしを数え切れないくらい、エクスタシーへ導いてくれる。

今更わかる。
「SEXの相性は大事だよ。お前と俺はすげぇ〜いいよな」って彼の言葉が・・・
2002年05月10日(金)
Mの家で眼が覚める。
もう昼だった。
リーマンのMはもういなかった。
ちゃんとタオルも用意してあった
「ゆっくりして行っていいよ」って置手紙はあったけど、あたしはすぐに家に帰る。
どうも人の家は落ち着かない・・・

Mと寝てしまった。

Mは、あたしのことを好きだと言う。
なのに彼との事は大丈夫だと言う。
「彼氏は樹杏の事を愛してるのは間違いないって。賭けてもいい」ともまで言い出す。
不思議な男だ。

夜、Mは私の家にやって来た・・・

また一晩過ごす。

あたしは何をやっているんだろう
■ 飲みまくり 2002年05月09日(木)
「今日はTデパートに買い物に行く」って彼にメールした。
「いっぱい買い物しちゃうかも」とも・・・

丁度、そのデパートの前で友達のMと待ち合わせをしていたから、私は時間前に寄った。

アクセサリー売り場でピアスを物色していたら、彼からメール。
「無駄使いしないでね。”一番下”の友達だけど言わせて」

”一番下”って言うのは昨日
「あんたなんて友達ランキングで、一番下だからね!」
って私が彼に言ったからだ。

その後、Mと飲みに行く。

Mは彼からのメールを見て笑う。
「おいおい!思い切り焦ってるじゃん」

M曰く
「とにかく彼はテンパッテいるだけだから心配するなよ〜」

その後のメールも
「2階には行かないでね」

Tデパートの2階には私が大好きな、ブラント直営ショップがあるからだ。
「行くに決まってるじゃん!」
「ヴィトンにも行ったし」何て意地悪なメールを出して、Mと笑う。
ますます彼は心配する。
「別れたら普通、心配しないよ」
Mは言う。
結局、あたしはピアスしか買っていないけどね(笑)

その後、あたしたちはカクテルを飲み、ショットバーで朝方まで飲み、ああしはMの家で眠る・・・・

■ 別れました?! 2002年05月08日(水)
突然ですが・・・

私達は別れました。

事の発端は・・

昨日はいつも通り、彼から電話は着ていたし
「愛してるよ」何でバカップル振りを披露していたのに・・・

彼は今、24時間仕事をしている。
「風呂にも入ってないよ。俺、汚くて浮気も出来ない」
何て彼は言っていた。

仕事が終わった後
「ボサボサで汚い○○ちゃんも見てみたいなあ。頭も撫でてあげるよ」
ってメールを彼に出したら

「復活!(車中で寝ていたらしい)もっと愛して?!」
って返事
それに返事を返したら・・・

彼の返信の中に私じゃない女の名前!

そりゃ切れます!

「誰なのよ!あんた忙しいって言って女がいるわけ」になるでしょ?普通。

その後の返事だと
「出会い系で遊んでた。ごめん。会った事もない」って返事だったけど

「出会い系なんて信じない!」
「私なんか遊ばれてただけだ!体だけだ!」
「騙してたでしょ?!」
「あんたは出会い系の女に”愛して!”って言うの?」
「誰にでも”愛してる”って言ってるんじゃないの?」

って私は怒涛のように彼にメールを出した。

「樹杏の事は体だけじゃない。それは本当」って返事だったけど・・・

翌日は何故か電話で別れ話

「やっぱり離れてたら無理だよ」
と彼。
「私の事を好きじゃないの?」
「好きだよ。愛してるよ」
「じゃあ何で無理なの?好きなのに別れるのはおかしくない?」
「好きでも駄目なものは駄目だよ」
「好きじゃないじゃん」
「好きだよ。今までだって本当に浮気してないんだよ。俺」

「君は・・・寂しさに耐えられなくて別れようって言ってるんじゃない?」
「うん・・・・」
「毎日、毎日、甘えたいんでしょ?私に」
「そうだよ。俺が毎日ベタベタしたいの知ってるじゃん・・・」
「ベタベタできれば誰でもいいの?」
「良くない・・・・」
「相手が私だから甘えれたんだよね?あんたみたいな男、他の女じゃ甘えれなかったでしょ?」
「うん・・・お前だから甘えれた・・・」
「そんなすぐに甘えれる女いるの?見つけられるの?」
「いないよ・・・見つける暇もない・・・・」
「寂しかったら浮気してもいいって私、言ったよね?」
「言ったけど俺、浮気しちゃったら隠せないよ。お前がいたら浮気なんか出来ない・・・」
「変なの!出会い系で遊んでるじゃん!」
「あれはゲームだよ。大体、会う暇もない」
「じゃあ何で別れる必要があるわけ?」
「仕事が忙しい。会いたくても会えない。そんな寂しさに耐える位なら別れた方がいいって思ったんだ」
「別れちゃったらもっと寂しいと思わない?」
「そうなんだよなあ・・・実は俺、今こんな事を言ってるけど、後で激しく後悔しそうだ・・・・」
「君が別れようって思い始めたのは、最近、凄く忙しいよね。それで疲れていて、そんな事を考えちゃってるんじゃない?」
「うん・・そうかもしれない」
「何でお前、俺の心の中、全部、お見通しなの?何だかお前の手の平の上で転がされてるような気がする。俺・・・」

「これからも、お前にメールも電話もしたい」
「嫌いになった訳じゃないから時間が出来たら会いたいし・・・」
「会ったらやっぱり”遠距離頑張ろう”って思ってしまいそう・・・」
「やっぱり付き合ってって土下座するかも」

とか甘えた事まで言いやがる・・・・

彼は私の事を本気で愛してると。
遊びだったと思われたくないと。
絶対に縁も切りたくない。友達でいたいと言う。

「君は男と女の友情って否定してなかったっけ?」
「いや!頑張るよ」

あたしは彼に言う。
「あたしは君がいたからフーゾクを早く辞めようと頑張ってきた」
「君がいると思うだけで離れてても幸せだった。その幸せをあたしから取るの?」
「君以外の男なんて考えられないよ」

「お前は弱いからそばに誰かいた方がいいよ。俺じゃ駄目だよ」
「そんな事言って”新しい男出来たよ”とか言うなよな」

「新しい男なんて作らないよ。その代わりセフレ作って遊びまくるよ。いっぱい買い物もするよ」
「今年中にフーゾク辞めようと思ったけど辞めないよ」

「そんなの駄目だよ!お前に見張りつけるぞ!」
「何で?これからは”友達”でしょ?ただの友達なら私がフーゾクだろうが、男遊びしようが、無駄使いしようが関係ないじゃん!」
「嫌だよ。俺はおまえの事が本当に心配なんだよ!」
「あたしの”鬱”だって君が治してくれるって言ったじゃん!嘘だったんだね」
「嘘じゃないよ!お前の鬱は治してやりたい。そんな事言われると別れられない」
「変なの!ただの”友達”じゃん!」

彼は「楽になりたい」と言っていた。

でも
「会ってしまったら、お前を抱き締めてしまう気がする。でもその後、やっぱり寂しくて駄目だと思う」って

「今は忙しくてどうにもならない。何もしてあげられない」
「会うのだったら”友達”で会いたい」
と。

でも、そんなにすぐに気持ちは切り替えられるの?

別れ話なのに
「これからもメールしていい?電話していい?」
「着ても返事しない」
「しろよ!ケチ!」

「ねえ、あたしの事、好き?」
「好きだよ・・」
「愛してる?」

「じゃあ甘えた事言ってるんじゃねぇ〜よ!てめぇは甘えてるだけだよ!」

この話を男友達にしたら、一笑に付された。
「ぎゃはは・・・彼氏、甘えん坊だなあ。仕事でテンパッテルだけだよ。後で絶対に土下座するね!」

女友達なんて話もロクに聞いてくれなかった。
「変なの。彼氏頭悪い?」
「それって愛されてるよ。良かったね」で終了してしまった・・・・

そう・・・ここで話は終わらないのです・・・・




↑メッセージが変わるよ
My追加


■ どうしてあたしなんか 2002年05月05日(日)
まずは・・・
いつの間にか、この日記を「My追加」している方が23人も。
ありがとうございます。
こんな拙い文章の日記なのにありがとう。
時間が出来たら皆様の日記、ゆっくりと読ませて頂きます。

あたしが最近、落ち込んでいるのは自分のせいだと、彼は自分の事を責める。
「全部、俺のせいだね。ごめんね。GW明けまで忙しいけど許してね」

彼に会えなくて寂しいのは確かだけど、あたしが落ち込んでいるのは彼のせいじゃない。
離れてしまっても、彼と続けることは、あたしの選択だ。

あたしは性格が悪いし、頭も悪いし、顔もスタイルも悪い。
しかもフーゾク嬢。
フーゾク嬢の癖に貧乏で、彼に負担をかけているし
良くいるフーゾク嬢のように、彼を食わせていく事なんか出来ない。

それに反して、彼はかっこいいし、性格はいいし、マメだし、女にもてるし、ちゃんとした仕事をしているし、SEXだって上手い。
あたしと付き合うようになって、女友達と遊ばなくなった。
いつも恋愛するたびに、相手に対して不安になったり、猜疑心を持つあたしが、彼には何もない。
彼は本当に理想の男だ。

会えない事だけが難点。

何で、あたしなんかいいの?

あたしはいつも彼に
「ごめんね」って言ってしまう。
それを言うと彼は悲しげに
「自分を否定するなよ。お前の事を好きな俺まで否定されているみたいだ」

あたしは自分の事が大嫌い。

でも・・・・
彼の事を愛する事が出来て幸せ




↑メッセージが変わるよ
My追加



■ たまにはうれしい事もある 2002年05月04日(土)
月1の割合で来る、ある若いお客様。
腕に10cm位の大きな火傷跡。
「あら?どうしたの?」
彼が言うには・・・・

一人暮らしで生活はギリギリ。
パチンコや競馬のギャンブルで勝たないと、あたしには会いに来れないと言う。
それでも、ある日、どうしても来たくてサラ金に行こうとしたらしい。
でもその日、仕事で腕に火傷をしてしまい、それではお湯に浸かれないと諦めた。
後で考えれば、それで良かったと。
やっぱり、サラ金はいけないなあって反省したとか・・・

「駄目だよ。サラ金なんかにお金を借りたら・・・あたしだってサラ金の借金で働いているんだから」
「そうなんだ。そんなにあるの?」
「ううん。もう、そんなにない。すぐにでも風俗は辞めれるよ」
「ええ〜〜もう辞めちゃうんですか?早いです!」
「すぐには辞めないけど・・・・」
「辞めたら地元に帰るんですか?」
「多分、帰ると思うよ」
「辞めたら駄目です!辞めたら会えなくなっちゃいます!帰るんだったら”○○”(田舎にある風俗店の名前)で働いてください!」
「随分、あたしの地元に詳しいんだね(w 何で、その店なの?」
「その店だったら、俺、行く可能性があるから。そしたら会えるでしょ?」

彼の目は真剣だった。

お客様とフーゾク嬢。
でも人間同士。

こんな、あたしに「会いたい」何て思ってくれるのは凄く嬉しかった・・・・

個室の中だけでも、あたし達は恋人同士。

あなたの言葉だけでも、あたしは頑張れる。




↑メッセージが変わるよ
My追加


■ 会えなくても・・・寂しくても 2002年05月02日(木)
「今日は愛してくれないの?」ってメールを彼に出したら
「わざわざ聞かなくてもわかるでしょ!?毎日、愛してるよ」

もう3週間も彼に会っていない。
彼の顔を忘れてしまいそう・・・

彼が、遠くに行ってしまう前
「お前は寂しがり屋だから、浮気しちゃうんじゃないか?俺は心配だよ。心配するのは嫌だよ。そんな心配をする位なら別れた方がマシ」
って彼が言った事がある。

結局、彼は
「やっぱ、お前とは別れられない」ってなったけど。

だって・・・

そばにいてくれる人がいても、彼位、あたしを大切にしてくれる人はいない。
本気で心配してくれる人はいない。
ほんの数時間でも時間が出来たら、彼は4時間も高速をぶっとばして会いに来てくれる。
近くにいた時も、あたしがメールで泣き言を言えば、すぐに飛んできて、泣いているあたしを抱き締めて頭を撫でてくれた。
あたしが悪い時は、優しく、でも厳しい言葉で諭してくれる。
SEXだって
「死んでもいい」って思う位、あたしを愛してくれる。

そんな男はいない。

こんな、あたしの為に・・・・・

あたしは幸せだ!




↑メッセージが変わるよ
My追加



■ 勘違い? 2002年05月01日(水)
最近、来るようになったお客様。
週1回のペースでやって来てくれるのはありがたいのですが・・・

「俺に会えて嬉しいだろ?」
って言うから
「そりゃぁ〜嬉しいよ(営業スマイル)」
「ふん!嘘を付くな!これだから風俗嬢は嫌いだ。調子いい」
と言う・・・・
「嘘じゃないよ〜〜」と言うと
「じゃあ、俺に惚れてるか?」と言う。

もっと勘違いなのは
あたしの目を見つめて
「俺に惚れた目をしている。その目は絶対に惚れている」

「ええ、惚れていますよ。あなたが買った1時間の間は」と言いたいところだわ。

ちなみに、この方、体重は推定120〜150キロ(100キロ超えると良くわからない)
目は糸のように細いし、今時、日サロに通ってるし・・・
アソコは立っても3cmしかない・・・・

この方の上に乗ると、山に跨っているような気分になるし(w

彼が珍しく愚痴ってきた。
毎日、毎日、24時間体制で仕事をしていて、自由な時間もないのだと言う。
ここ2〜3日は、メールも滅多に来ないし、電話も土曜日に来たきり・・・・
24時間の間には、仮眠を取るだけ。
上司がうるさい人で、公私混同は許されない。
だから、電話もメールも隠れてしなくちゃいけないらしい。

 飯は食ってるけど暇がない。
 自由な時間がない。
 俺はこんな事をしていていいのだろうかと考えるようになってしまった 
 ○○市(あたしがいる所)が良かった。
 ちゃんと愛しててね
  

携帯からの彼のメール。
彼の弱気な言葉を初めて聞いた・・・・
彼は自分の仕事を好きだ。
なのに・・・

彼は、いつも、あたしの愚痴を聞いてくれる。
意見も言ってくれるし、叱ってくれるし、励ましてくれる。

いつも、いつも、あたしばかり愚痴って申し訳ない・・・・

今度、彼に会ったら、あたしが彼を抱き締めてあげよう。
彼の頭を撫でてあげよう。
たまに甘えさせてあげよう・・・・




↑メッセージが変わるよ
My追加





nextINDEXback

Arranged + Written by 樹杏(じゅあん)

Material by B*wasabi + Skin by caprice*
ご感想をどうぞ。




*My追加 *???
*MAIL *BBS *HOME

エンピツユニオン


エンピツ