すごく久々。
なんか、死んでしまった人のことを悪く云うのもアレだけど、ずるいなー、と。大臣として仕事出来たのかもしれないけれど、どうにもこうにも無責任な気が、まずしてしまう。
トート閣下だって、「死は逃げ場ではない」と言い放っているではないか。それともなにか。通り悪魔と目を合わせてしまったとでも。
スカステ問題(電障)が解消してないけど、放り出して行ってきた。一巡して新生雪組の「エリザベート」。なんか、雪組らしい真面目な「エリザベート」。なんでかと云ったら、ルキーニがやたらと理性的な雰囲気なのが影響しているのではないか。出だしは固いのだけど、だんだん乗ってくると、気になりはしない。でも理性的。でもって、あのボーダーとちょびヒゲはチャップリンみたいだと、つい思ってしまう。
以下、羅列。
とりあえず、第一段のアウトプットのようなもの。偏ってるなあ。そして、第二段があるのか不明。
今回は、自分の死生観とかもエリザベートの解釈に反映されるのだなあ、と感じた。
ざるそば
ざるそば
都電荒川線の新型車両は東京市電風のレトロ車両、とのことなので、少しも早く乗ってみたい。今のところ導入は1両らしい。通勤時、どのくらいの確率で乗車できるかね。(え、イベント用?)(いつぞやの「ENDLESS LANE」みたいな使い方もアリだなあ)
特技が縦列駐車の人が昨年退団してしまったので、今年の購入は要検討事項になっていたのだけど、案外なにも考えずに買ってしまっていた。きむのPBも、衛兵隊の楽屋写真と、キム×シナでタイタニックごっこ(ただし着物)の写真があったので、これまたほとんど考えなしにレジに持っていってしまっていたり。
やりたい役に「悪役」と書く人が、今年も去年と同じ数だけいて。と云うよりも、そう書く人がほぼ固定化されている、と云うだけのことなのが、それもどうなんだろう。しかし、去年までは「くさい男役」だったともちんが「色の濃い悪役」で、『A/R』をふまえていたのか開眼したのかはやや不明ながらも、これは悪役好きとしてはうれしい。オヅキ君は今年も「極悪人」で、いっそのこと真面目な極悪人なんてのもありかもよ(ないよ)、とか。凉氏の悪役も、フツーに観たいのであった。(相手には敬語で丁寧に、でもって、奸計を巡らせて、堀を埋めてくみたいにじわじわっと追いつめてそうね)
娘役はあまり多くない。ゆりか姐さんとエレナさんはレギュラーメンバーなのでともかく、桜さんと華美さん。桜さんは小悪魔系だろーねー、と思ってしまうのですが、華美さんは想像つかないので、振ってみたらおもしろいかも。
気になると云えば、かぐやさんの「くのいちのような役」の「ような」には何が含まれてるのか? 実は「くノ一」が平仮名、と云うところがポイントなのか?
早く植木屋さんに電話をしなさいよ、と云うことで。NHK-BS1、BS2は地元CATVがスクランブルかけてないので、とりあえず9月30日までは試聴できるの。それまでにはどうにかなっているだろうけど、ラギの明智(小五郎ではない)紀行が見られないのがな〜。エリザベートのプロダクション・ノートも見られないのがな〜。
どうも今回の「黒蜥蜴」では、黒蜥蜴のアジトが夢の島にあるような気がして仕方ないのだ。上野公園から竹芝へ出て、東京湾クルージングしているように思えてしまうのだよ。千穐楽を迎えたから白状するけど。楽園の骨組みが、新宿御苑の温室みたいなせいか?
ご飯と餃子と南瓜のポタージュ(なにその食べ合わせ)
予定では、昨日がマイ楽。下手側とちりのたけのこで、斜め前の人の頭が壁になって、センターより上手がよく見えない(得に銀橋)、という具合。なんだか、一帯が盛り下がった雰囲気(それぞれによく見えてなかったらしい)だったのが、それはそれでおかしかったりもしたりして。笑い事ではないのだけど。
黒蜥蜴(宝塚バージョン)は、彩音嬢の凄味と野乃さんの達者さに当てられて終わってしまったのであった。
それにしても、岩崎邸で早苗さんに「そこのあなた!」と突っかかられてしまった波越警部は、無駄に自信満々な態度で、きよ子LOVEビームを醸していた。本当にベタ惚れなんだねえ。
おぅ、そろそろ仕事に戻ろう。
ねぎとろ丼
演劇フライヤーは、どうして整理して捨てていくそばから増えていくのだろうなあ。3月、4月と宝塚以外は1本とかそんな状態なのに。(観に行こうと思って取り分けておいて、気がついてみれば終了していたのが仰山あるからね)
ずっと前に録画はしてあって、ただ原作を読むたびに涙してるので、いよいよ見るのがためらわれてしまっていたのだけど、見た。
自分にそれ程時間がないことを認めつつ、ぎりぎりのところで精いっぱい抗っているように見える(でも、死ぬのは恐いよね)シナちゃんのリューが嵌まりすぎて、リューを包み込むかしげグラン・パが優しくて(いい男すぎだよ)、ストーリはわかっているのに、2幕入ったらもうダメだった。なーんで、青年館に観に行かなかったのか、激しく後悔。
戯曲を読むたびに涙しているのと、こまつ座公演(西尾まり、辻萬長)の印象が強いので(観に行ってないのに)、映像で見るのが恐かったのだけど、見た。
戯曲読んだ印象よりも静かなのだな、と感じたのだけど、それはさておき、四場でいよいよ美津江の「生き残ってしまった負い目」の核心部分が明らかにされると、もうダメだった。宮沢りえの抑えた演技も、広島弁も優しくて、よかった。
夏には『夕凪の街 桜の国』が公開されるから、これは計画倒れにならないよう、気をつけよう。
五月末の振替休日で。トートがどうとかシシィがこうとか、という以上に、オランダ美女のシナちゃんが俄然楽しみなのだ。(だって、正直云ってそこに出稼ぎに出るとは思っていなかったからね) 家庭教師のほうは手堅いらしい。
おにぎり(鮭+昆布)+巻きもの(ねぎとろ)
気がついたら5月である。あと、7ヵ月と二十数日したら、もう2008年だ。早いなあ。
気がつけば、千秋楽を迎え、雪組の「エリザベート」が始まっているのであった。
最近は、期待閾値を低め設定にしているのと、どうにも甘めに観てしまうこともあって、星組公演は楽しめた。それに加えて、宝塚と云うユルイ空気のせいかもしれないし、逆に、東京公演が初見だったら、腹を立てていた可能性もある。そんな紙一重な『さくら』と『シークレット・ハンター』。
絢爛である。その中でも、「節句人形」がコミカルで楽しい。楽曲が相当バタ臭いことになっているのだが、そこも含めてわたしは好きである。
桃の節句が終わり納戸に来年までしまわれることを嫌って、「五月人形を閉じこめちゃえばいいんぢゃ〜ん」と閃き、文字通りワクテカなお内裏様(柚希氏)と、そんな彼に呆れ、しまいに平手打ちを食らわしていたりするお雛様(遠野さん)がおもしろい。それ以上に見どころは、端午の節句の人形たち。鐘馗様(立樹氏)、関羽(和氏)と張飛(彩海氏)は髭面に注目。安蘭さんの武者人形はさすがにスラッとしている。桃太郎は涼氏で、なんか、「らしい」。綺華氏の神武天皇はやたらキレイだった。
「花折」も、狂言の「花折」をオペレッタ風に仕上げている。これこそ、「ドンブラコ時代の宝塚って案外こんな感じなのではないか」と思うのだが、どうなのだろう。相当のんびりした雰囲気。(だから宝塚では合うのだが、日比谷では空気のスピードが違うから、結構好き嫌いが別れそうな気が)
ショーの芝居としてみればよい、と云う知恵をつけて行ったので、そのつもりで観たら、割とまあ。内容も出来も相当ツメが甘い。そしてやっぱり「あの作品のあの場面」みたいだな、と云う場面が目に付くのは否めないけど。安蘭さんと遠野さんのコンビっぷりを全面にババンと出す作りは、さすがです。あと、殺し屋なのに目立ちすぎる自称他称「男爵」の立樹氏や、涼氏の部下の役で眼鏡を装着した綺華氏と、マラカス持ってノリノリの百花さんも、見どころではないかと。
ヤキソバ