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初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2009年02月26日(木)
傷跡

「 I さん」がいなくなって、2週間が経とうとしている。
もっとたくさん時間が過ぎたような気がする。

世界は、急変した。

モノトーンの、重苦しい世界。
何も、何の喜びも、希望も感じられない。

「 I さん」がいないというだけで、
こんなに世界が色褪せて見えるなんて。

悲しい。
寂しい。
苦しい。

どうしようもない『後悔』と、ありもしない『期待』の繰り返し。

また会えたら。

どこか出会えたら。

そんな空しい期待。

毎日は、相変わらず慌しい。
不景気で残業カットな分、
昼休みもろくにとる時間が無いくらい、
日常は忙しい。

余裕なんて無い。

会社でも、家でも。
独りでも、誰としても。

出向先の人たちと、飲み行く気力もない。
なんとなく「Sさん」の事も、遠ざけてしまう。
もう、いい加減愛想をつかされたらしい。
最近はメールも来ない。

でも、
それに対しても何も感じない。

独りになりたい。
何もしたくない。

ただ日常に忙殺されていたい。

失恋だ。
完全な失恋。

この傷跡は、
いつになったら消える…





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2009年02月17日(火)
キミのいない世界

「 I さん」は、ついに東京に行ってしまいました。

何も…、何も言わずに。

ここ最近、「 I さん」は東京に行ったり来たりと忙しかったので、
いつ会えるか分からないし、
10日に、バレンタインのチョコと一緒に、
告白の手紙を渡した。

それからは、私も仕事が忙しく、
営業所に顔をだす事もなかったので、
会わないままだった。

「 I さん」からは、何のリアクションも無かった。

「ありがとう」も「ごめん」も。

でもきっと、返事が無いのが、返事なんだ。

これはきっと、失恋なんだ。

私は、タイミングを逃してしまったんだ。
もう二度と会えない。
もう二度と。

涙は出ない。

ただ、心が死んだように何も感じない。

また誰かを好きになるとか、
この先にどんな未来が待っているとか、
考えられない。

今はただ、
「 I さん」がいなくなった世界を、
受け入れる事で精一杯なんだ…





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2009年02月01日(日)
狂い始める歯車

自覚している。
もうずっと、そうやって過ちを繰り返している。

私はまた、『甘えられる男の人』を、
無意識のうちに求めているみたい…。

出向先で、一番仲の良い男の人は「Sさん」。
だけど、昔の自分のようにただ「Sさん」に流されてしまう自分が嫌で、
距離をとり始めていた。
なんとなく約束しても、なんとなく受け流したり、
メールの返事を返さなかったり。
「Sさん」から見たら、ただの嫌な女だ…。
そろそろ、嫌われたかもしれない。

そんなんで、ちょっとショックを受ける自分が、嫌だ。
自分が悪いのに。自分がそうしてるのに。

距離の保ち方が、よく分からない。

逃げられると追いたくなる。
繋ぎとめておきたい。
ただ無条件で優しくし欲しい。

嫌な女。

恋愛感情を売り物にしてしか、
他人と関係が築けない自分は、
致命的な欠陥のある人間だと思う。

ダメだ、「 I さん」がいなくなるだけで、
こんなにもまた情緒不安定になる。

止めなきゃ。落ち着かなきゃ。しっかりしなきゃ。
もう、強くなると決めたんだから…。





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