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2006年10月31日(火)
コーラス練習

夕方からコーラスの練習。コーラスをつける人だけやればいいのでは?とも思ったが、とりあえず参加。メインのメロディを歌う人(=私)が一番量的に多いわけだから、風邪で喉が心配。結局、そのあと歌も練習してちょっと無理したかな?という感じ。

先日買ったウェスタンブーツを履いて出かけたところ、新品だから革がごつくて(丈夫で長持ちするということだけど)足が曲がらない上、ヒールが高いので、逆に歩くときに膝が曲がってしまう。これは相当履き慣れないと、ちゃんとした姿勢で歩けないぞと青くなる。動きがギクシャクしたのでは、みっともなくてしょうがないし。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『動乱の序章(5)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 403ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/07)
ASIN: 412204393X サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
隣国の版図拡大をおそれるタンガ・パラスト両国王。彼らは、デルフィニア王妃暗殺を秘かにファロット一族へ依頼した。暗殺集団の威信をかけ最強の術者を送りだすファロット一族―コーラル城の華やかな喧噪に紛れ、巧妙に、精緻に張りめぐらされる暗殺の罠。リィに最大の危機が迫る。


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


2006年10月30日(月)
久々にBOOK・OFF

熱も下がって昨日よりは良くなった気はするけれど、歌の練習などできる状態ではない。明日はコーラスの練習があるから万全にしておかないと!というわけで今日も大事をとって休み。その代わり、この機会に読書を進めます。

夕方買い物に行ったついでに、久々にBOOK・OFFに寄り、カポーティの本2冊と、アポロ13号が読みたいと言っていたトマス・H・クックの本を1冊購入。なんて優しいんだろうと我ながら感心だね。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『動乱の序章(4)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 365ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/05)
ASIN: 4122043638 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
国王を人質にして戦端をひらく―愚劣だが確実な作戦を用いてなお、敗北を喫したタンガとパラスト。デルフィニアの突出をくいとめなければ滅亡するのは…。かくして恐怖に戦く両国王は二国再連合とスケニア、さらにファロット一族を巻き込んでの起死回生の策に出た。


◆BOOK・OFF

『ローカル・カラー/観察記録―犬は吠える(1)』/トルーマン・カポーティ (著), Truman Capote (原著), 小田島 雄志 (翻訳)  ¥400
文庫本: 299ページ
出版社: 早川書房 (2006/09)
ASIN: 4151200363 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
鮮烈のデビューを果たし、アメリカ文学界の寵児ともてはやされていた若きカポーティが、自らが暮らし旅した風景と、そこで出会った友人たちとの思い出を透明感あふれる文章で綴ったエッセイ集『ローカル・カラー』。メイ・ウェスト、ジャン・コクトー、ルイ・アームストロングら、著者が一流と認めるアーティストを冷徹にスケッチした人物評論『観察記録』ほかを収録。カポーティの瑞々しい声が聞こえてくる傑作散文集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カポーティ,トルーマン
1924‐84。ニューオーリンズに生まれ、19歳のときO・ヘンリー賞を受賞した短篇「ミリアム」でデビューした。処女長篇『遠の声 遠い部屋』で文壇の注目を集め、南部の輝かしい星、早熟の天才と呼ばれた。その後、様々な小説技法を試みる一方、ジャーナリズムに関心を示し、中篇『ティファニーで朝食を』、短篇集『夜の樹』、戯曲『草の竪琴』を発表、映画脚本も手がけた。1966年にはノンフィクション・ノヴェルの大作『冷血』を出版。晩年は、アルコール依存症と薬物中毒に苦しみ、84年に心臓発作のため急逝した。


『詩神の声聞こゆ―犬は吠える(2)』/トルーマン・カポーティ (著), Truman Capote (原著), 小田島 雄志 (翻訳)  ¥400
文庫本: 281ページ
出版社: 早川書房 (2006/09)
ASIN: 4151200371 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
オール黒人キャストのミュージカル『ポギーとベス』の公演を、冷戦下のソ連で成功させるべく奮闘するアメリカの劇団とともに過ごしたどたばたの日々を熱気たっぷりに描く著者初のノンフィクション・ノヴェル『詩神の声聞こゆ』。京都で映画撮影中のマーロン・ブランドを取材し、彼の生い立ちや人生観を赤裸々に暴き出したルポルタージュ『お山の大将』に加え日本人についてのエッセイも収録。カポーティ・ファン必読の一冊。


『緋色の迷宮』/トマス・H・クック (著), Thomas H. Cook (原著), 村松 潔 (翻訳) ¥400
文庫: 371ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/09)
ASIN: 4167705338 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
近所に住む8歳の少女が失踪し、ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれないという不安。自分の兄もそういう性向を持ち、事件に関わっているかもしれないという疑念―自分をつくった家族と自分がつくった家族。確固たる存在だと信じていた二つの世界が徐々に崩れはじめるとき、どうすればいいのか。

(★サービス券 −¥350)


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2006年10月29日(日)
風邪

とうとうアポロ13号に風邪をうつされた模様。アポロ13号は今月初め頃からずっと風邪を引いていて、なんとか今までうつらないようにと抵抗していたのだけれど、これだけ長期間、間近で風邪のウィルスにさらされていたのでは、いくらなんでも負けるでしょうよ。この時期になって最悪!

これから体調不良時期に入るので、免疫力が下がって、どれだけ気をつけていてもウィルスが入り込みやすい時期だからと、戦々恐々としていたのだが、やっぱり来たかという感じ。

ジャズフェスなんか俺には関係ないと言うのだから、何にもしてくれなくていいし、期待もしていないけれど、よりにもよってこの時期に風邪をうつしてくれるなんて、有難すぎて涙が出る。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『動乱の序章(3)─デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 361ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/3/23)
ASIN: 4122043395 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
グラハム卿ら西部領主たちが反旗を翻した。身内の裏切りによりウィンザに出陣していた国王ウォルの軍は大敗、ラモナ騎士団も壊滅する。タンガ・パラスト両国はデルフィニアに宣戦布告し、ウォルは囚われの身に…。しかし、この一大事に何故か王妃リィは姿を消し、残された人々は国王救出に奔走する。


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2006年10月28日(土)
病院

病院の日。朝ごはんなしで出かけたところ、病院も薬局も混んでいて時間がかかり、超絶空腹。帰りにモスバーガーを買って帰ったけれど、死ぬほどお腹が空いた。

エスティローダーの友人が、ステージ映えするメイクの仕方を教えてくれるということだったのだが、昨日も結局歌の練習に行ったし、今日は病院に行って帰ってきたら、疲れてもう出かける気がなくなってしまい、またあとで・・・ということに。

ちなみに病院の先生も、ジャズフェスに来てくれるとのこと。頑張らねば!(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『動乱の序章(2)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 332ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/01)
ASIN: 4122043131 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
「タウは銀山也」タンガ王ゾラタスに届けられた知らせは、デルフィニアに強奪されたタウ東峰が宝の山だと告げていた。この密告こそ、タンガ挙兵を誘うべくウォルたちが仕掛けた罠であった。しかし、鬨の声はデルフィニア西方、パラストから挙げられる。微妙な均衡を保つ大華三国が、ついに動乱の時を迎えようとしていた―。


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2006年10月27日(金)
読書関連だけは

今日は歌練習行かねば!と思うのだが、1日家にいるとテンション下がりまくりで、また元に戻すのが大変。日時が迫ってくると、練習以外にも事務的な雑用があるし、何やかやとにかく気ぜわしい。

PCを開くこともできず、Hotmailが携帯から見れるようになったので、メールチェックも携帯でできるから、ますます開かなくなっている状態。日記もおろそか。というか、携帯から書いてるブログは、タイムリーにメモ状態で書くことができるんだけど、PCを開くのがかなり面倒。

ともあれ、どんなに遅れても、読書関連だけはしっかり書いておこう。これだけは携帯から入れるのは無理なんで。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『動乱の序章(1)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 344ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/11)
ASIN: 4122042860 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
リィとの一騎打ちに敗れたナジェック王子が敵軍の手に落ちたことで意気消沈するタンガの陣に、国王ゾラタス率いる援軍が到着した。迎え撃つデルフィニア国王ウォル・グリーク。両国の王を将とした大軍が国境の砦をはさみ対峙する。パラストを加えた大華三国は三つどもえの戦乱に突入してしまうのか。


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2006年10月26日(木)
日ハム優勝!

日本シリーズで、日ハムが優勝した。私は日ハムを応援していたので、とても嬉しい。新庄も感極まって涙が止まらなかったみたい。それにしても、引退が日本シリーズ優勝の時というのは、なんてラッキーな男だろうと思った。こんな舞台は用意しようと思ったって、そうめったにあるものじゃないし。

とにかく、優勝おめでとう!

さて、<デルフィニア戦記>シリーズの第2部を読み終え、続いて第3部に入る。先日もこの話はカッコイイと書いたが、とにかく難しいことは何も考えず、ただテンポよくどんどん進んでいくというのがいい。

第4部まで全部読むと18冊にもなるシリーズだが、それも全然苦にはならない。しかし、実はそれだけでは終わらない。その後もまたタイトルが変わって14冊くらい続く。それもまた楽しみだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『異郷の煌姫(3)―デルフィニア戦記 第2部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 345ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/08)
ASIN: 4122042437 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
国王の下には押しかけ愛妾が出現し、王女にはタンガの皇太子との縁談が持ち込まれた。暗殺の次は策略か!?日頃は剛胆なウォルも無敵のリィも、敵国の謀議に激怒した。この事態に抗すべく両者の婚姻がデルフィニアの国を挙げて敢行される。が、厳粛な式の最中、急を告げる使者の叫びが聖堂に響きわたる。


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2006年10月25日(水)
ニューオーリンズからメール

やっとニューオーリンズの友達と連絡がとれた。詳しいことはよくわからないが、ビザの件でまだゴタゴタしてるらしい。でも、「無事にビザが取れたら、必ず日本に行ってジャズフェスであなたと一緒に演奏する」と言ってくれた。

神様、どうか彼女のビザが取れますように!私は彼女が来れることを信じて、今以上に死ぬほど練習する!恥をかかせるような、生半可なことはできないもの。たとえビザが取れず、結局来れなかったとしても、そう言ってくれたことに心から感謝している。

今日は歌の練習に行く途中、花園神社に寄って「芸道成就」のお守りと、病気のドラムのために「病気平癒」のお守りを買った。ドラムが元気にジャズフェスで演奏できることを祈って。そのドラムのためにも、最高のステージにしなければならないという責任を、強く感じている。


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2006年10月24日(火)
デルフィニア戦記第2部

気温13度。風が強くて寒い1日。今日から冬布団になる。

今日はボックスが半額だというので、5時間練習に行った。歌だけで5時間はとてもできないが、この時とばかりに楽器(ウォッシュボード)の練習をした。ほとんど立ちっぱなしなので、さすがに疲れた。


<デルフィニア戦記>シリーズも、第2部になって個々の登場人物が活躍するようになり、ずいぶん面白くなった。今日読み終えた『異郷の煌姫(2)』などは、すごくカッコよかった!

もともとデルフィニアの国王と、どこの馬の骨とも知れない王女(別の世界から来た少年だが魔法で少女の体にされている)が主人公で、その二人がとんでもなくカッコイイのだが、そこに絡んでくる騎士たちもまたカッコイイ!

こういう時、ファンタジーっていいなあと思う。実際にこんな男たちはいないもの。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『異郷の煌姫(2)―デルフィニア戦記 第2部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 322ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/07)
ASIN: 4122042291 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
騎士バルロが出撃する。叔父マグダネル卿を討つために―!サヴォア一族の内紛とは王家失脚を企む卿と、その陰謀を阻止せんとするバルロの対立だったのだ。卿の背後にはデルフィニアを狙う隣国タンガとパラストが蠢いていた。この国を揺るがす危機をウォルそしてリィはいかに乗りきるのか。


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2006年10月23日(月)
寒くなりました

昨日からの土砂降りの雨で、ずいぶん寒くなった。アポロ13号が風邪を引いて休んでいるし、うつらないように本気で気をつけなければ!と戦々恐々としている。

というわけで、今日は歌の練習は休み。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『異郷の煌姫(1)―デルフィニア戦記 第2部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 314ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/06)
ASIN: 412204216X サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
デルフィニアの内乱に勝利し、ウォルは再び玉座に即いた。黄金の戦女神とたたえられたリィもまた王女の称号をもって白亜の宮殿に迎えられた。それから三年―平穏だった王都に暗雲が立ちこめる。リィをつけ狙う不気味な暗殺者。不可解な公爵家の挙兵。陰謀を察知したウォルの決断とは。


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2006年10月22日(日)
ボックス→スタジオ練習

今日はスタジオ練習の日。いきなりスタジオに行っても声が出ないので、その前にボックスで練習をしようと、早起きして出かけた。

しかし、早起きしなければならないと言っているにも関わらず、夕べはアポロ13号が夜中までゴルフのテレビを観ていたし(こういう時こそPC部屋に篭ればいいのに!)、そのあとは、やはりアポロ13号の咳で眠れず。ほとんど寝ていない状態で出かけたため、疲れ果てた。寝不足では、声も思うように出ない。本番前にはこんなことのないよう、マジでお願いしますよ!

スタジオでは、ドラムの体の具合が良くないという話を聞き、どうにも元気の出ない状態だったが、ともかくそれはそれ、これはこれ、今更引き返せないのだから、やるからには元気を振り絞ってやるしかない。一番辛いのは、ドラム本人なんだし。

ニューオーリンズとも連絡が取れない状態だから、万一ドラムができない場合を考えると、とんでもなく恐ろしいのだけれど、とにかく良い方向でできるよう、信じるのみ。そのために、ボックスに行く度、花園神社の芸能の神様にお参りしているんだから。

今日は、大学ラグビーで早稲田が100対0で日体大を下したり、日本シリーズで日ハムが勝ったり、スポーツイベント的には面白いこともあったのだが、とにかく寝不足のせいで、疲れ果てて全く元気がわいてこない。新庄の元気をわけてもらいたいくらい。

夕方少し昼寝したが、中途半端な睡眠は、かえって疲れが増すだけ。こういう時に風邪のウィルスが入り込んだりするから、それだけはなんとしても阻止したい。とはいえ、クシャミ3回。すぐに風邪薬を飲んだ。

ドラムの体調はともかく、すべてが寝不足から発生している不調。ほんとに、ほんとに、頼みますよ。今体調を崩したり、風邪を引いたりしたら、マジで絶体絶命。お願いだから協力してください!っての。←アポロ13号

ニコラ・モーガンの『月曜日は赤』は、タイトルはちょっと惹かれたが、全然面白くなかった。奇想天外なイメージが売りなんだろうが、イメージのひとつひとつがありきたりすぎる。それが連なると平凡ではなくなるとも言えるが、原文ではどうなんだろう?日本語では特に惹かれる部分もなく、精神病かヤク中の話みたいだ。それが独創的なイメージであるとは、私には思えなかった。ストーリーの合間にそういうイメージがたくさん入り込んでくるのだが、はっきり言って邪魔。

ちなみにこれはイギリス人の作家だが、イギリス人は名前を言ってはいけない例のあの4文字のもの○○○○がよほど好きなのかな?ハリポタにも大々的に登場しているし(ロンが口から巨大なやつを吐き出す)、他のイギリスの小説(特に児童書)にもよく出てくる。もちろんこの小説にもたびたび登場している。イギリスには、そんなに頻繁に目に付くほど、例のあのものがいるんだろうか?美しく描かれた庭園のいたるところに、例のあのものがいるというわけか?

というわけで、名前を言ってはいけない例のあのものが頻繁に出てくるせいもあって、この本は内容と全然違うところでも嫌になってしまった。私が最もイメージしたくない、最悪のものだから。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『月曜日は赤』/ニコラ・モーガン (著), 原田 勝 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: 東京創元社 (2006/8/24)
ASIN: 4488013252 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
月曜日は赤。悲しみには虚ろな青い匂い…目を覚ますと、とんでもないことになっていた。頭の中には思いもよらない言葉が、まぶたの裏には異常な映像が浮かぶ。そして、視界の隅には妙ちくりんな化け物が座っていた。そいつの名はドゥリーグ。ぼくに言葉の力で世界を変えようと、しきりとそそのかす。そんなことはどうでもよかった、ひとりの少女に出会うまでは。彼女の肌は日に照らされたシナモン、焼きたてのケーキ、髪は蜂蜜のように長い。クリームのように流れ、吐く息は綿菓子の泡となって宙に漂う…めくるめく色彩と豊かなイメージに彩られた、少年の不思議な初恋と成長の物語。


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2006年10月21日(土)
空が飛べたらいいのに

先日図書館で借りたファンタジーを1冊読み終えた。一応ファンタジーだけれど、空を飛ぶということ以外には、特にファンタジーっぽいところはない。
でも、読み終えたあとに、なんとなくあたたかいものを感じた本だった。すごく面白いというわけではないが、なんとなく、ああ、良かったなあ・・・と思える本。私も空を飛びたい!

今日は雑用があったり疲れていたりで、歌の練習は休みにしたが、明日は早起きして、スタジオ練習の前にボックスに入って練習する予定。なので、本を抱えて早めに寝ます。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『真夜中の飛行』/リタ・マーフィー (著), Rita Murphy (原著), 三辺 律子 (翻訳)
単行本: 181ページ
出版社: 小峰書店 (2004/08)
ASIN: 4338144122 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「MARC」データベースより)
ハンセン家の女たちは、空を飛ぶことができた。しかし、彼女たちは厳しい規則に従って生活していた。15歳のジョージアは、祖母との葛藤、飛ぶ権利を奪われた母との関係、謎めいた叔母との出会いを経て、儀式の夜へ向かう…。


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2006年10月20日(金)
練習の日々

今日もボックスで歌の練習。その後ジャズフェスの会場になる場所を含む各店にて営業。すでにノルマ分のチケットは売れているけれど、会場が思ったより大きいので、多めに声をかけておかないと寂しい状態になるかもだし。

というわけで、ちょっと疲れ果てている毎日。日曜日にはまたスタジオ練習なので、それまでに直したいところもたくさんあるのだが、なかなか納得のいくようにいかないのであせる。

しかし、あせっていると余計な力が入ってしまうらしく、DMXで「力を抜いて歌え(特にオールマンは!)」と言われたので、そのとおりにしてみたら、前よりは良くなったみたい。何事も力が入りすぎてはいけないのだ。気を抜いてはいけないけれど、力は抜かなきゃ。(^^;

ところで、どん底から三丁目ナッシュに移ったボブが、ブルースハープを始めたらしい。キーがそれぞれ違うので、プロともなれば12本持っていなければならないというブルースハープ。音色がとてもいい。「聖者の行進」とか、こういうメロディラインが入ってくれると楽なんだがなあ・・・。ボブが上達したら、ぜひとも共演してみたいものだ。


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2006年10月19日(木)
図書館で10冊

歌の練習も、3日連チャンはさすがに疲れる。図書館から予約本が用意できたとの連絡があったので、今日は練習は休みにして図書館に行くことにした。その他買い物をしたり、あれやこれやまた雑用。母から新米が送られてきたので、お米を買う手間だけは省けた。親は有難い。

図書館の予約本は<デルフィニア戦記>の第2部、第3部の8冊だったのだが、ハロウィーン関連本として並べられていた本に目が行ってしまい、他にも2冊借りてしまった。まったく、全然懲りないなあ・・・。いつになっても自分の本が読めない。

ところで、妙に時間がかかっていたアイリス・ジョハンセンの『波間に眠る伝説』を読み終えたが、面白くなかったから時間がかかっていたとも言える。面白くなくて良かったというのも変だが、ジョハンセンは多作だから、もし気に入っていたら、これにもはまってしまうと大変!と思っていたが、その心配はなくなったみたいで、とりあえずほっとしている。

ミステリ仕立てのロマンスだが、この手の話は、内容がいくら良くても、主人公のヒロインやヒーローのキャラが好みに合わないと全然ダメ。ジョハンセンの描くキャラは私の好みに合わなかったということで、こういう場合は、何冊読んでも一緒。つまり、この作家とははなから好みが違うということ。カッコいい!と思うポイントが違うから、どんな話でも気に入らないと思う。

さて、<デルフィニア>シリーズは結構気に入っているので、サクサク進めると思うけれど、14日で10冊は、多忙な時期には難しいかも。とにかく頑張って読みましょう!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『波間に眠る伝説』/アイリス・ジョハンセン (著), Iris Johansen (原著), 池田 真紀子 (翻訳)
文庫: 441ページ
出版社: ソニーマガジンズ (2006/08)
ASIN: 4789729311 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
美貌の海洋生物学者メリスは慄然とした。突如、目の前で養父ロンタナのヨットが大爆発を起こしたのだ―ロンタナを乗せたまま。翌日、悲嘆に暮れる彼女のもとを一人の男が訪れる。男の名はジェド・ケルビー。特殊部隊員あがりの探検家だった。ケルビーはロンタナから謎めいた手紙を受け取っていたのだ。ケルビーもロンタナも、ある海の伝説を信じ、それが事実であることを証明したいと思っていた。そのためにケルビーはメリスに協力を求める。だが、そのときから二人は何者かの標的に…。恐るべき謀略と情熱的な愛が交錯するロマンティック・サスペンスの白眉。


◆図書館貸し出し(→11/2)

『真夜中の飛行』/リタ・マーフィー (著), Rita Murphy (原著), 三辺 律子 (翻訳)
単行本: 181ページ
出版社: 小峰書店 (2004/08)
ASIN: 4338144122 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「MARC」データベースより)
ハンセン家の女たちは、空を飛ぶことができた。しかし、彼女たちは厳しい規則に従って生活していた。15歳のジョージアは、祖母との葛藤、飛ぶ権利を奪われた母との関係、謎めいた叔母との出会いを経て、儀式の夜へ向かう…。


『月曜日は赤』/ニコラ・モーガン (著), 原田 勝 (翻訳)
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: 東京創元社 (2006/8/24)
ASIN: 4488013252 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
月曜日は赤。悲しみには虚ろな青い匂い…目を覚ますと、とんでもないことになっていた。頭の中には思いもよらない言葉が、まぶたの裏には異常な映像が浮かぶ。そして、視界の隅には妙ちくりんな化け物が座っていた。そいつの名はドゥリーグ。ぼくに言葉の力で世界を変えようと、しきりとそそのかす。そんなことはどうでもよかった、ひとりの少女に出会うまでは。彼女の肌は日に照らされたシナモン、焼きたてのケーキ、髪は蜂蜜のように長い。クリームのように流れ、吐く息は綿菓子の泡となって宙に漂う…めくるめく色彩と豊かなイメージに彩られた、少年の不思議な初恋と成長の物語。


『異郷の煌姫(1)―デルフィニア戦記 第2部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 314ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/06)
ASIN: 412204216X サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
デルフィニアの内乱に勝利し、ウォルは再び玉座に即いた。黄金の戦女神とたたえられたリィもまた王女の称号をもって白亜の宮殿に迎えられた。それから三年―平穏だった王都に暗雲が立ちこめる。リィをつけ狙う不気味な暗殺者。不可解な公爵家の挙兵。陰謀を察知したウォルの決断とは。


『異郷の煌姫(2)―デルフィニア戦記 第2部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 322ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/07)
ASIN: 4122042291 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
騎士バルロが出撃する。叔父マグダネル卿を討つために―!サヴォア一族の内紛とは王家失脚を企む卿と、その陰謀を阻止せんとするバルロの対立だったのだ。卿の背後にはデルフィニアを狙う隣国タンガとパラストが蠢いていた。この国を揺るがす危機をウォルそしてリィはいかに乗りきるのか。


『異郷の煌姫(3)―デルフィニア戦記 第2部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 345ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/08)
ASIN: 4122042437 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
国王の下には押しかけ愛妾が出現し、王女にはタンガの皇太子との縁談が持ち込まれた。暗殺の次は策略か!?日頃は剛胆なウォルも無敵のリィも、敵国の謀議に激怒した。この事態に抗すべく両者の婚姻がデルフィニアの国を挙げて敢行される。が、厳粛な式の最中、急を告げる使者の叫びが聖堂に響きわたる。


『動乱の序章(1)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 344ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/11)
ASIN: 4122042860 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
リィとの一騎打ちに敗れたナジェック王子が敵軍の手に落ちたことで意気消沈するタンガの陣に、国王ゾラタス率いる援軍が到着した。迎え撃つデルフィニア国王ウォル・グリーク。両国の王を将とした大軍が国境の砦をはさみ対峙する。パラストを加えた大華三国は三つどもえの戦乱に突入してしまうのか。


『動乱の序章(2)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 332ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/01)
ASIN: 4122043131 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
「タウは銀山也」タンガ王ゾラタスに届けられた知らせは、デルフィニアに強奪されたタウ東峰が宝の山だと告げていた。この密告こそ、タンガ挙兵を誘うべくウォルたちが仕掛けた罠であった。しかし、鬨の声はデルフィニア西方、パラストから挙げられる。微妙な均衡を保つ大華三国が、ついに動乱の時を迎えようとしていた―。


『動乱の序章(3)─デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 361ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/3/23)
ASIN: 4122043395 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
グラハム卿ら西部領主たちが反旗を翻した。身内の裏切りによりウィンザに出陣していた国王ウォルの軍は大敗、ラモナ騎士団も壊滅する。タンガ・パラスト両国はデルフィニアに宣戦布告し、ウォルは囚われの身に…。しかし、この一大事に何故か王妃リィは姿を消し、残された人々は国王救出に奔走する。


『動乱の序章(4)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 365ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/05)
ASIN: 4122043638 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
国王を人質にして戦端をひらく―愚劣だが確実な作戦を用いてなお、敗北を喫したタンガとパラスト。デルフィニアの突出をくいとめなければ滅亡するのは…。かくして恐怖に戦く両国王は二国再連合とスケニア、さらにファロット一族を巻き込んでの起死回生の策に出た。


『動乱の序章(5)―デルフィニア戦記 第3部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 403ページ
出版社: 中央公論新社 (2004/07)
ASIN: 412204393X サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
隣国の版図拡大をおそれるタンガ・パラスト両国王。彼らは、デルフィニア王妃暗殺を秘かにファロット一族へ依頼した。暗殺集団の威信をかけ最強の術者を送りだすファロット一族―コーラル城の華やかな喧噪に紛れ、巧妙に、精緻に張りめぐらされる暗殺の罠。リィに最大の危機が迫る。


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2006年10月18日(水)
雑用あれこれ

ジャズフェスが迫って来たので、パンフレットやチケットを送ったり、電話したり、メールしたりの雑用が増えて来た。他のメンバーは何もしなくて済むけれど、一応私がリーダーだから、こういう雑用もこなさなきゃいけないので、マジ大変!

今日もアポロ13号は風邪で休んでいるので、ウィルスとの接触から逃れて、ボックスに4時間こもった。歌をテープに録音して、細かいチェックをしたり、それなりに有意義だったとは思うけれど、暗いボックスに一人で4時間こもってるのって、はっきり言って異常っぽい。(^^;

その後、タイムテーブルをもらいに大将に会い、それから知り合いに誘われて、雑司が谷の鬼子母神のお祭りを見に行った。日蓮宗のあの独特な太鼓の音が、なぜかアフリカの原始的なリズムのように聞こえてきて、不思議なお祭りだった。焼き鳥とお寿司をごちそうになって、満足。

ひとつ、今日はとても残念なことがあったのだが、それは密かに自分の心の中にしまっておこう。まためげずに頑張ればいいこと。。。ジャズフェスの忙しさのおかげで、さほど落ち込んではいないのが救い。


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2006年10月17日(火)
目もですか・・・

アポロ13号の目が真っ赤になっていた。朝目ヤニで目が開かないとか・・・。風邪だけでなく、目も病気かぁ〜?

具合が悪いのだから優しくしてあげようと思うけど、なんでよりにもよってこの大切な時期に!と思うと気持ちとは裏腹にむかついてくる。去年もこの時期にニューオーリンズ・エイドという大事な慈善パーティーがあって大忙しだったが、そんな時期にアポロ13号は骨折。

なんか、わざと嫌がらせしてるのか?とか思ってしまうような出来事が重なる。マジで、燃えてる火に水をかけてるよねと。。。今は健康に人一倍気を使っているけれど、自分のことだけでなく、みんなが健康で元気でいるというのは、大切なことだなあとつくづく思う。

なんとなく・・・猫や犬が飼い主に振り向いてもらいたくて、わざとそこら中にオシッコとかかけてるような、そんな状況を思い浮かべてしまう。(--;


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2006年10月16日(月)
風邪悪化

アポロ13号の風邪がさらに悪化して、今日は仕事を休んでいる。しかし、これはアポロ13号だけの問題じゃない。一緒にいる私には死活問題。冗談ではすまないっての!

今風邪を引いたら歌の練習できないし、練習できないとジャズフェスまでに治ったとしても、声がちゃんと出ない。今でも声量ないのに、さらにしょぼいことに。マジでやばいですから〜!もう、勘弁してよ〜!"(ノ_<。)

今度の日曜日もスタジオ練習があるし、とにかくボックスに避難して、とにもかくにも歌の練習。先日の代々木のライヴの時から、ボックスに行くたびに花園神社にある芸能の神様にお参りしている。本番は、元気でちゃんと歌えますように!


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2006年10月15日(日)
父の命日

父の命日なので、今朝は和食にしてお味噌汁を作りました。父が私の作ったお味噌汁を、おいしい!おいしい!と言って食べてくれたことを思い出しながら。今でも食べてくれそうな気がします。

お墓参りにも行きたかったけれど、昨日はスタジオ練習だったし、アポロ13号の風邪がうつったみたいで、ちょっと体調不良。今本格的に風邪を引いてしまうと絶体絶命なので、今年は諦めることに。その代わり、弟や姪たちが行ってくれたようで、良かった。

風邪は絶対にまずいので、二人して家の中でマスクをして、ウィルスが飛び散らないように、また、飛び散ったウィルスを受け入れないように、とりあえず予防してます。不気味。


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2006年10月14日(土)
スタジオ練習4回目

今朝は地震で起こされた。このところしばらくおとなしかった地球が、また怒り出したか?と。。。(--;

今日はスタジオでの4回目の練習だったが、ドラムが欠席で、どうにもならなかった。はなからドラムなしなら、そういう曲を選べばいいが、ドラムがなくてはダメな曲ばかりなので、練習していてもなんとも間が抜ける。それでもやらないよりはやったほうがいいので、コーラスの部分とかを集中的に練習した。変に疲れた。

家に帰ってから、図書館に予約の本を取りに行く。これはなんで予約したんだっけ?と、あまり記憶にないのだが、図書館の新刊案内とかで見て、気になってはいたものの、まだ読んだことのない作家だし、新刊ならきれいだろうぐらいで予約したのだと思う。ずいぶん前に予約したので、今は全然読む雰囲気ではないのだが、とりあえず読んでみましょう。

アイリス・ジョハンセンは、BOOK OFFなどでほとんど105円で売っているし、気にいれば楽に手に入る。ロマンチック・サスペンスだけど、ミステリというよりロマンスだろう。ロマンスもたまには良い。今はあんまり考え込むような本は読みたくないから、ちょうどいいかも。


今朝はアポロ13号のゴルフ、地震、電話などで途切れ途切れに起こされて寝不足の上、スタジオの練習でいつもより疲れ、その後、ウェスタンブーツを買うために高島屋の混雑したバーゲンを潜り抜け、世界堂に竹の物差しを買いに行き、その後やっと昼食。それから図書館に行ってご飯を作って・・・というスケジュールで、夜には喉が痛くなっていた。

ジャズフェスが終わるまでは、絶対にひいてはならない風邪か!?と思って、早々に風邪薬を飲んだ。実はアポロ13号が風邪を引いている。今年はすでに2回目だ。1回目は難を逃れてうつらずに済んだが、今回はたまたま体調不良時期ということもあって、ものすごく気をつけてはいるけれど、体が勝手にウィルス受け入れ可能状態になっているので、やばい!

この際、ジャズフェスまでにマイナス何キロとかいう妄想はやめて、寝るのと食べるのだけはしっかりやらないと!風邪を引いて咳でも出るようになったら、もう絶対絶命ですから〜!


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→10/28)

『波間に眠る伝説』/アイリス・ジョハンセン (著), Iris Johansen (原著), 池田 真紀子 (翻訳)
文庫: 441ページ
出版社: ソニーマガジンズ (2006/08)
ASIN: 4789729311 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
美貌の海洋生物学者メリスは慄然とした。突如、目の前で養父ロンタナのヨットが大爆発を起こしたのだ―ロンタナを乗せたまま。翌日、悲嘆に暮れる彼女のもとを一人の男が訪れる。男の名はジェド・ケルビー。特殊部隊員あがりの探検家だった。ケルビーはロンタナから謎めいた手紙を受け取っていたのだ。ケルビーもロンタナも、ある海の伝説を信じ、それが事実であることを証明したいと思っていた。そのためにケルビーはメリスに協力を求める。だが、そのときから二人は何者かの標的に…。恐るべき謀略と情熱的な愛が交錯するロマンティック・サスペンスの白眉。


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2006年10月13日(金)
ジャズフェス詳細決定

今日ジャズフェス事務局から、演奏場所や時間が決まったとの案内が来た。小さな場所だろうと思っていたのだが、予想外に大きな会場でびっくり!ドラムがあるから、あんまり小さな店ではできないけど・・・とは思っていたが、それにしても大きい。なんたって事務局長の大将の店だから、これは緊張する。

時間は12時からで、トップバッター。今回初めての出演なので、演奏時間の希望なんかはとても口に出せなかったから、おおかた予想はしていたのだが、やっぱりねという感じ。時間が早いと、ジャズフェスそのものに来ているお客さんの数も全体的に少ないし、それを呼び込むのは至難の業。場所が大きいだけに、お客さんがあまりに少ないと、みっともない状態になりそう。

とはいえトップバッターというのは、比較対象が他にまだないわけだから、その点ではやりやすいかも。と前向きに考えて、これまで以上に努力します!(大汗


さて、以前読み始めて、途中でやめていたローリー・ウィンストンの『Good Grief』をやっと読み終えた。夫が癌で亡くなった若い未亡人が、絶望の淵から立ち直っていくという話なんだけど、こういうのを良かった!いい話だ!と評さないといけないんだろうなあ・・・とか思いつつ、でもやっぱり最初に読み続けられなかった、面白くない要因はあるよねと思う。

特にユーモアの感覚がずれていたりすると、たぶん作者がここは笑ってくださいよと思っているところで、変に気の毒になってしまったりする。若くして夫に死なれた未亡人という設定自体が気の毒なわけだから、本当に気の毒な部分は他にたくさんあるし、そうでない部分まで気の毒になってしまうと、なんとも・・・。

大事な人がいなくなった喪失感は、相手が夫であろうが親であろうが、友達であろうが恋人であろうが、どれほどのものだろう。どれほどの悲しみ、苦しみを味わうだろうか。それを克服して立ち直るまでに、いかに大きなパワーを必要とするだろうかと思う。

それはそれで共感できる部分はたくさんある。思わず涙が浮かんでしまう部分もあった。それでも、これが面白い本だと言い切れないのは、主人公そのものにあまり魅力がないせいか?そのあたりは個人の好みもあるから、良いとか悪いとかは言えないのだが。

同じなりふり構わずでも、かっこいい主人公とかっこ良くない主人公とがいる。それがどういうわけでか定義などは一切ないし、読んだほうの感覚としか言えない。実生活では、私自身は間違いなくかっこ良くないほうの部類になるだろうが、せめてフィクションの中では、かっこいい主人公と向き合いたいと思うのだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Good Grief』/Lolly Winston (著)
Perfect: 399ページ
出版社: Hachette Book Group USA (2004/11)
ASIN: 044661596X
From Publishers Weekly
「悲しみはもう動きだしている。悲しみは早起きで、べたつく両腕を私の首に巻きつけ、熱くて臭い息を私の耳に吹きかけながら待っている」。ソフィー・スタントンは、未亡人になるにはあまりに若すぎると感じている。結婚後わずか3年で、最愛の夫イーサンを癌で亡くしてしまったのだ。彼女の苦しみも知らずに世界は回り続ける。彼女にとって唯一賢明と思える行動は、家に閉じこもり、真夜中に人目を忍んでコンビニへ行き、そこで買えるものだけで生活することだった。何もかもがつらい。イーサンにかかってくる勧誘の電話、イーサン宛の手紙、いまもイーサンの匂いがするシャツ。初めのうちは優しく憂いに沈んだ「良い」未亡人のソフィーだが、ある日ガレージの扉を車で突き破ってしまい、それから何かプツンと切れる。バスローブ姿で職場に現れたり、店のディスプレイの下に隠れたり…。上司に休みを取るよう勧められた彼女は、家を売却し、親友ルースと暮らしながら再出発するためにオレゴン州アッシュランドに移り住む。悲しみも彼女についてくる。しかし、ボランティア仲介所から放火癖のある10代の問題児の世話を任されたり、魅力的な男優につきまとわれたり、地元のレストランでデザート作りの仕事を始めたことで、ソフィーはこれまで自分に取り付いて離れなかった苦悩について深く考えざるを得なくなる。喪失を悲しくも見事に描いた作品。著者ウィンストンが前編にわたってヒロインと物語に染み込ませた優美さ、ほろ苦いユーモア、鮮烈な迫真性は、読む者の心をがっちりとつかんで放さない。ソフィーはひどく傷ついてはいるが、ひょうきんで、新鮮で、じつに説得力がある。一瞬たりとも陳腐なところがない、ウィンストンのすばらしいデビュー作。


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2006年10月12日(木)
横浜×ヤクルト@神宮

先月雨で流れた試合の予備チケットをもらったので、久々に野球観戦。この時期、例年だったら野球にラグビーにと忙しいはずなのだが、今年はあまり燃えていない。横浜は不甲斐ない最下位だし、ラグビーも早稲田の監督が代わり、主流選手もいなくなったので(五郎丸はまだいるぞ!)、ちょっとひと休みの感じ。

もう寒いかなと思ったら、今日は結構暑くて、夜もそれほど気温が下がらなかったため、スタンドで震えずに済んだ。もう優勝チームも決まったし、最下位も決まったし、勝ち負けはどうでもいい時期ではあるけれど、こういうときに限って11対5とか、横浜が大勝したりする。

どうでもいい試合だから、ファンサービスで鈴木タカノリでも出してくれればいいのに、牛島監督も気が利かない。タカノリもいつもプレッシャーの大きい打席ばかりだから、たまには気楽に打ってみたいだろうに・・・などと勝手に期待していたが、結局出てこなかった。ベンチにいるのは見えたのだが、残念。べつにタカノリファンというわけでもないが、頑張ってほしい選手だから。

ヤクルトのほうでは、岩村がもう最後だから(ヤクルトでは)派手なホームランの1本も期待していたが、前後のリグス、ラミレスにホームランは出たものの、岩村のバットは沈黙。これも残念。にしても、岩村って神取忍に似てるなあ・・・。神取が金髪をやめたら、余計に似てきた。

そういえば神宮でカレーを食べたが、こんなにまずいカレーは、小学校の給食のカレー以来久しく食べていないぞ!という感じだった。でも、これは内野席の話。外野のカレーは、まだましだったような気がする・・・。

うどんを食べたアポロ13号も、うどんも外野のほうがおいしい気がすると言っていた。神宮で何か食べるときは、外野席のほうで買いましょう。でも、基本的に神宮で売っている食べ物はだいたいまずい。焼きそばで、お腹を壊した経験もある。(^^;


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2006年10月11日(水)
日ハム王手

図書館に返却しなければならない本があって、ついでなので全部返してしまおうと、集中して青山先生の本まで読了。前に読んでいるとはいえ(新たに追加された部分を除いて)、やっぱり忘却の彼方だった。個人的には、単行本では注釈で書かれていたことが本文に入ってきて、断然読みやすくなった感じはしたけれど。

また、私は短編より長編のほうが好きなのだが、なぜ短編が苦手なのか・・・というのを、改めて再び納得させられた。ジョン・アーヴィングも短編が苦手で長編好き。だからアーヴィングが好きなのかもねとか、都合よく解釈したりして。

ただ、ジョイス・キャロル・オーツの言う短編の定義は、現代アメリカ文学の短編ということだと思う。例えば、すでに古典の部類であるイギリスのサマセット・モームなどの作品には、その定義はすべては当てはまらないのではないかと。


さて、今日からパリーグの優勝決定戦が始まり、アドバンテージで1勝のある日ハムが勝って、王手をかけた。私的には日ハムに勝って欲しいなという気持ちなので、嬉しい。というか、今シーズン日ハムの新庄を実際に観てから、新庄はいいなあと思っていたので、日本シリーズも日ハムに優勝して欲しい。

なぜ新庄がいいかと言うと、すごく楽しそうにやっているからだ。痩せても枯れてもプロなんだから、観ているお客さんを楽しませなければいけない。そのためには、自分も楽しくなければならない。新庄が楽しそうにやっているのを観ると、観ているほうも本当に楽しい。

同じことが歌うことにも言えるので、まず自分が楽しくなければ、お客さんも楽しめないのだと新庄に教えて貰ったような感じ。そういうのが、今期の某最下位チームにはなくて、いつもむっとした顔をしていたり、ファンサービスをおろそかにしたりというのが、弱い原因じゃないのかと思ったりするわけで・・・。

明日は、その某最下位チームの試合を神宮に観に行くのだが、ファンであるはずのそちらのチームのプレーより、ヤクルトの岩村が今期限りだから・・・みたいな感じで楽しみにしている。最下位チームは今更あがいても仕方がないのだから、この際ファンサービスに徹して欲しいものだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『短編小説のアメリカ 52講 こんなにおもしろいアメリカン・ショート・ストーリーズ秘史』/青山 南 (著)
単行本(ソフトカバー): 280ページ
出版社: 平凡社 (2006/9/12)
ASIN: 4582765866
内容(「BOOK」データベースより)
「アメリカの国民芸術」と言われる短編小説。その豊穣でドラマチックな世界を、開祖E.A.ポーから21世紀のEジン作家出現まで、そして雑誌・編集者・評論家の活躍、原稿料・ボツ原稿・文学賞・ベスト作品といった興味津々の具体的な裏情報を駆使して案内する、ユニークな歴史エッセイにして新しいアメリカ文化入門。52講は、どこからでも自在にアプローチ可能。


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2006年10月10日(火)
ミシシッピ川を挟んだ南部と北部

昨日のライブの疲れというか、終わってほっとした脱力感で、何もできず。ただひたすら読書に専念。。。心配してくれていた友だちのジャズシンガーも、うまくいって良かったと心から喜んでくれて、また、そうして周囲の期待に応えることができたのも、改めて嬉しく思った。

さて今日読み終えたのは、リチャード・ペックの『ミシシッピがくれたもの』というヤングアダルトの本だが、南部の話かと思ったら、ミシシッピ川を挟んだミズーリ州とイリノイ州の話だった。

これまで読んできた南部ものは、南北戦争があれば必ず南軍のほうの話だったが、ここではちょっと微妙。イリノイでは、南軍の味方をするものもいるにはいるが、ほとんどが北軍の味方で、従軍するとすれば北軍にというのが大部分。

そこに、ニューオーリンズで白人と黒人奴隷との間に生まれた特殊な人種である女性たちがやって来て、戦争が始まったためにそこに足止めされるのだが、そこでドラマが生まれるというわけだ。

たしかにニューオーリンズを舞台にした小説の中に、そういう人種がいることは書いてあった。フランス人の血を引く彼らは皆美しく、女の子であれば、ニューオーリンズに留まって、やはり白人に庇護してもらい、男の子はだいたいがフランスに渡るらしい。いかにもフランス人らしいやり方だと思うけれど。

南部、特に白人の上流階級の社会では人種差別が激しく、黒人の血が少しでも混じっていたらダメというところがあって、どんなに美しくても、白人と普通の結婚はできないとか・・・。今はいくらかましだろうが、当時はどれほどの差別だっただろうか。

当時のミシシッピ川周辺の様子(『ハックルベリ・フィンの冒険』のような感じ)もよくわかり、最後は、え?と思うような結末になったりして驚きもあるのだが、全体としては今ひとつ物足りない感じが残った。ヤングアダルトものだからということでもないとは思うけれど・・・。日本語のタイトルもあまり適切ではないかも。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ミシシッピがくれたもの』/リチャード・ペック (著), 斎藤 倫子 (翻訳)
単行本: 256ページ
出版社: 東京創元社 (2006/4/22)
ASIN: 4488019439 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
15歳のとき初めて父の故郷を訪れた。ミシシッピ川を見下ろす岩だらけの丘にある歴史と謎の重さが宿る家に祖父母と大おじ・大おばの4人が住んでいる。祖母がわたしに少女時代の思い出を語りかける。そしてわたしは、南北戦争にまつわる思いもかけぬ事実を知ることになった―。秘められた歴史を題材に、アメリカの深部に迫った感動の物語。


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2006年10月09日(月)
代々木でライブ

今日は代々木で、バンドの初ライブ。自分ではどうかな…と不安だったけど、皆から良かったと言われて大成功。というか、客席からかっこいい!と言われたのが、とにかく嬉しかった。上手いとか良かったと言われるより、かっこいいと言われたかったから、ほんとに嬉しかった。精神的に辛いこともあったけれど、一生懸命練習した甲斐があった、とマジでマジで嬉しかった!

今回は、このバンドでやる初めてのライブということだったのだけど、私以外は百戦錬磨のミュージシャン達だから、私が緊張しているのではないかと気遣って、いろいろ世話を焼いてくれたり、笑わせてくれたりして、そういう心遣いが非常に有難かった。

パーティーの合間に5組が演奏する形だったのだけど、私たちは一番最後。大トリですよ!嫌でも緊張が高まる中、場が和やかだったせいもあって、自分で予想していたよりは緊張もせず、スタートもいきなりイントロなしの曲から入るという危険な賭けだったのだが、全てが順調にスムーズに運んだ。

予定していた曲は、店に合わせてバラードばかりだったのだが、状況を見て、最後は盛り上げたほうが良さそうだと思い、「聖者の行進」をやったところ、思わぬスタンディング・オベーションで、メンバーも満面の笑み。これでジャズフェス十分行けるよ!と言われて、初めて実感がわいた感じで、メンバーやお客さんとガッチリ握手して、無事終了。

その後、アポロ13号にうまくいったよ!と電話したら、感極まって思わず泣けてきてしまった。友だちのボクサーの「死ぬほど練習していれば、怖いものは何もない」という言葉は本当だったんだなと・・・。暗いボックスで、ひとりでひたすら歌いこんで来たけど、努力すれば本当に報われるんだと実感した。

きっと、今まで勉強してきたこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったこととか、そういう全部が栄養になっているんだろうと思う。「聖者の行進」にかける思いも、伝わったのだと思いたい。

もっともっと努力しなくてはいけないけれど、とりあえずひとつ峠を越えたという感じ。ジャズフェスという頂上まであと少し。まだまだやれるところまで頑張ります!努力はかっこ悪いものじゃないんだ。努力するって気持ちのいいものなんだと、この年になって思った次第。


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2006年10月08日(日)
難聴の若者たち

うちのマンションの下にカラオケスナックがあって、そこの騒音が年中悩みの種ではあるのだが、特に若者が来ると、もう騒音なんてものじゃない。爆音!彼らは皆、難聴ではないかと疑っているのだが、耳は大丈夫なのか?歌を歌うだけではなく、皆一様に怒鳴りたてているのだから、周囲の迷惑は尋常じゃない。

先日もボックスに歌の練習に行ったところ、隣に一人で来ていた若者が、ボリュームフルでがなりたてていて、その音で壁や床が振動しているくらいにすごくて、隣の部屋にいるだけで耳が痛くなった。そこまで音を大きくしないと聞こえないって、やっぱ難聴でしょ?耳が悪いから音痴だし、音痴だからがなりたてる。がなりたてるから音もちゃんと聞こえてこない。全くひどい悪循環。

しかしそのカラオケスナックに限らず、若者が群れると、学校でもどこでもうるさい。世間ではオバサンがうるさいと言うが、オバサンよりも若いパワーがある分、やっぱり若者のほうが数倍うるさい。意味もなく騒ぐのも若者の特徴だが、他にパワーを発散させるところはないのか?集まったら騒がなきゃ損とでも思っているのか?・・・とにかくうるさいのは勘弁してよ。

私の中学校では、電車やバスや公共の場所で騒いではいけないと厳しく言い渡されていて、そんなことが少しでもあれば、市民の誰かが学校に連絡し、翌日したたかにお説教されるという具合だった。私の学校が特別とは思わない。昔はそういう道徳教育が、どこの学校でも家庭でも、きちんとされていたと思う。

以前、ジョン・ウェインのマネージャーだった知り合いのお爺さんに、教養のある人間は、低い声でゆっくりしゃべるものだと言われたことがある。まさしくそうだろうなと思う。大声で騒いでいるのを見ると、教養なさそうだものなと思う。トルーマン・カポーティなどは全然逆だけれど、あれは特別な天才だから、常人とは違うのだろう。(^^;

さて、<デルフィニア戦記>シリーズの第一部を読み終えた。『王女グリンダ』が特別面白かったというわけではなかったから、そんなに期待もしていなかったのだが、これはなかなか面白かった。そんなこと絶対ありえないだろうというようなことが次々に起こり、一見弱者のように見える者が、強大な敵を倒していく様は、実に痛快。ファンタジーならではの醍醐味。

こちらを先に読んでいれば、『王女グリンダ』のほうももっと面白かったかもしれないとは思う。『王女グリンダ』は、同じシリーズの外伝とか別冊といった感じのもので、これだけでも話は通じているが、やはりシリーズの内容を知っていたほうが良かったなと思った。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『放浪の戦士(4)─デルフィニア戦記 第1部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 320ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/4/24)
ASIN: 4122041910 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
流浪の国王ウォルとリィの率いる軍勢は王都コーラルの目前に迫った。だが、救出すべき父はすでに亡く、王座奪還の目算も潰えた。欲するは父の敵の首ひとつ―!同胞相討つ内乱を避け、わずかな手勢で城に乗り込むウォルの運命、そしてデルフィニア争乱の行方は?第1部放浪の戦士篇完結。


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2006年10月07日(土)
めどもなくあられもない・・・ふたたび

青山先生の新しい本『短編小説のアメリカ 52講 こんなにおもしろいアメリカン・ショート・ストーリーズ秘史』が出た。また今回も長いタイトルだよね。それでも前よりはちょっと短めだけど・・・。(^^;

また今回も、と書いたのは、この本は以前に出版された『アメリカ短編小説興亡史─とめどもなくあらわれるアメリカの短編小説をめぐる、めどもなくあられもない断片的詳説』を元に、新たに平凡社ライブラリーから文庫化されたものだからだ。

単行本では注釈としてついていた部分が、文庫では本文のなかに組み入れられた格好になっているところが変化しているのと、元の本から6年という月日が経っているため、新しい章もいくつか追加されているらしい。

とはいえ、元の本の内容もすでに忘却の彼方となっているので、ほとんど新規で読むのと変わらないくらいだろうとは思うが、とにかく長いタイトルだったというのだけは鮮明に残っている。なにしろタイトルが覚えられなかったというのを覚えているくらいだから、ひたすら長い。

その感想を書いた時も、『アメリカ短編小説興亡史─とめどもなくあらわれるアメリカの短編小説をめぐる、めどもなくあられもない断片的詳説』というのを全部書ききれなくて、『アメリカ短編小説興亡史』としてしまったくらい(失礼しました)。

というわけで、中身のほとんどは『アメリカ短編小説興亡史─とめどもなくあらわれるアメリカの短編小説をめぐる、めどもなくあられもない断片的詳説』の中にあるのだろうと、今回は図書館で借りて見比べてみることにした次第。

もちろん、単行本の『アメリカ短編小説興亡史─とめどもなくあらわれるアメリカの短編小説をめぐる、めどもなくあられもない断片的詳説』は持っている。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『放浪の戦士(3)―デルフィニア戦記 第1部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 337ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/03)
ASIN: 4122041732 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
緒戦の大勝利に沸く兵士たち。しかし国王の陣幕だけが重く沈んでいた。軍を解散せよ、さもなくば―敵は養父・フェルナン伯爵を盾にした露骨な脅迫にでたのだ。大義か?ペールゼン侯爵の専横に屈するのか?苦渋の選択を迫られたウォルは逆転を賭して、バルドウの娘に伯爵救出を託したのだが。


◆図書館貸し出し(→10/21)

『ミシシッピがくれたもの』/リチャード・ペック (著), 斎藤 倫子 (翻訳)
単行本: 256ページ
出版社: 東京創元社 (2006/4/22)
ASIN: 4488019439 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
15歳のとき初めて父の故郷を訪れた。ミシシッピ川を見下ろす岩だらけの丘にある歴史と謎の重さが宿る家に祖父母と大おじ・大おばの4人が住んでいる。祖母がわたしに少女時代の思い出を語りかける。そしてわたしは、南北戦争にまつわる思いもかけぬ事実を知ることになった―。秘められた歴史を題材に、アメリカの深部に迫った感動の物語。


『短編小説のアメリカ 52講 こんなにおもしろいアメリカン・ショート・ストーリーズ秘史』/青山 南 (著)
単行本(ソフトカバー): 280ページ
出版社: 平凡社 (2006/9/12)
ASIN: 4582765866
内容(「BOOK」データベースより)
「アメリカの国民芸術」と言われる短編小説。その豊穣でドラマチックな世界を、開祖E.A.ポーから21世紀のEジン作家出現まで、そして雑誌・編集者・評論家の活躍、原稿料・ボツ原稿・文学賞・ベスト作品といった興味津々の具体的な裏情報を駆使して案内する、ユニークな歴史エッセイにして新しいアメリカ文化入門。52講は、どこからでも自在にアプローチ可能。


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2006年10月06日(金)
地球が怒っている

今日は天気予報がバッチリ当たって(こんなの当たらなくてもいいのに)、大雨と強風。うちでは風でマンションが揺れたくらい。風がすごかったのか、マンションがボロなのか定かではないが、これでこうなら、あれだったらああなるだろうというような嫌な予測が容易に立つ。防災用品など買うだけ無駄という感じ。

それにしても自然の力を侮ってはいけない。南極のオゾンホールは観測史上2番目の大きさになっているらしいし、温暖化でハリケーンの勢力が増大することも証明された。今や地球が怒っている。

地球にとって、オゾンホールや温暖化は人間でいう病気みたいなものだろう。人間だって病気になれば痛いとか苦しいとかあるんだから、地球だって苦しいに違いない。人間はもっと地球全体のことを考えるべきだ。

ブッシュは一刻も早く京都議定書にサインするべきだし、この上、さらに地球を激怒させるべく、これから核実験をしようなどという北朝鮮のキ印は、誰でもいいから早く暗殺してください。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『放浪の戦士(2)―デルフィニア戦記 第1部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 382ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/02)
ASIN: 4122041627 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
卑劣な陰謀によって偽王の濡れ衣を着せられ逃亡する男・ウォル。異世界から落ちてきた少女・リィ。孤独な魂の邂逅からはじまった旅に志を同じくする仲間たちが結集、国王軍が結成された。だが、首都コーラルを目指し進軍する彼らを待ち受けるのは、敵の大軍と悪辣な罠なのだ―。


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2006年10月05日(木)
大雨のおそれ

今日は1日中雨だったが、2つの台風と秋雨前線の影響で、今日から明日にかけて大雨の恐れがあるとのこと。今年は雨が多くて、本当に嫌だ。どんどんパワーがなくなっていく。派手な雷は逆に充電できそうで好きだが、ただひたすら雨が降っているのはやり切れない。

こんな日こそ、あまり集中できてない読書に専念すればいいのだが、ライブ直前なので、そんなことばかりも言っていられないから、気ばかりあせる。とはいえ、外に出かける気にもならないし、気分も普通のレベルのテンションにさえ上がらないので、やっぱり読書でもしているしかなさそうだ。

そう思って本棚を見ると、あれもこれも読みたくなる。とりあえず<デルフィニア戦記>第1部4巻は図書館で借りているので(<デルフィニア戦記>シリーズは4部構成で全18巻)、優先順位1位で読まなくてはならないが、10月と言えば魔物の季節。ファンタジーのあれやこれやが気になってくる。

この季節はホラーでもいいのだが、先日読んだ『絢爛たる屍』があまりに気持ちが悪かったので、しばらく読みたくない。あんなのはめったにないと思うけれど、今日もテレビで「レッド・ドラゴン」をやっていたので観ようかと思ったが、やめておいた。(^^;

それにしても、この雨は何とかならないものかな。やはり老後は、雨の少ないハワイがいい。あの気候は体がとても楽だもの。それに、ハワイの明るい太陽は、何にもまして元気になる。


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2006年10月04日(水)
デルフィニア戦記

以前に『王女グリンダ』を読んでから、その元になった<デルフィニア戦記>シリーズに興味を持ったのだが、表紙にとがったあごの、男女共に胸もお尻もないようなマンガが描かれていてもおかしくないような話なのに、そうはなっていないところに好感が持てる。

これまでは、日本人の書く異世界(日本が舞台ではないという意味)ファンタジーにはどうしても違和感があったのだが、このシリーズはそれほどでもなく(細かいところはやはり日本人だなと思う部分もあるが)、結構はまる。

今日は歌練習のあと、雄弁会の岡田君に誘われてどん底に行ったのだが、新首相安倍氏について、かねてから疑問を持っていたことについての話をしたりとか、どん底新メンバーのハルちゃんとカポーティの話をしたりとか、かなり有意義な時間を過ごせた。

先日、バンドのベースから歌い方について言われたことが引っかかっていて、練習していてもどこをどう直していいかわからず、全く身が入らない状況で落ち込んでいたのだが、言った本人は別に気にしてるようでもなく、他人事だと思って「あんまりナーバスにならないほうがいいよ」とか・・・。だったら、ライブ直前に言うなよ!と感じで腹を立てていたのだが、岡田君たちのおかげで、少し気が晴れた。

ライブをやるのは、体力的にも大変だが、精神的な強さがないとダメだと思っていたのだけれど、全くそのとおりだ。些細なことで、張り詰めている気持ちが一気に崩れる。誰も褒めてくれなくても、自分だけでも最高だ!と思いこんでいないと、あんなことはやれるもんじゃないと思う。

アポロ13号は、何事にも火に水をかけるようなことしか言わないし、いつも意気消沈させられている。しかし、少なくとも岡田君は褒めてくれたので、溺れるものは藁をも掴むで、それを信じてやるしかない。さすがは雄弁会の元幹事長。人をおだてるのは上手い。そして、私もおだてられて木に登っちゃうタイプ。良く言えば、おだてられれば不可能も可能にするタイプなのだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『放浪の戦士(1)―デルフィニア戦記 第1部』/茅田 砂胡 (著)
文庫: 381ページ
出版社: 中央公論新社 (2003/01)
ASIN: 4122041473 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく。


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2006年10月03日(火)
ハリポタ4携帯版

「ハリポタ4」の携帯版が届いた。今更目新しいものでもないけれど、コレクターだから買わなきゃしょうがない。でも、単行本は上下巻だったが、携帯版は1冊にまとまっているので、それは評価したい。どんなに分厚くても、これは1冊で出すべきだ。分冊にしたりしたら、それこそ興ざめ。

翻訳者の松岡さんは、単行本も1冊で出すべきだと考えていたようだが、願いは叶わなかったようで、日本ではお決まりの分冊になったわけだが、松岡さんは静山社の社長でもあるのだから、言い張ればよかったのに。上下2冊にしておきながら分売は不可だし、だったらどうしても1冊で!と主張したってよかったじゃないかと。

重たいとかなんとかって、イギリスやアメリカでは、皆あの分厚いのを1冊抱えて読んでいるんだから、日本でもできないわけがない。分厚いから売れなくなるという本でもないし。日本の本は紙質が良すぎるから重たくなるんであって、だったら紙質を変えればいいじゃないかと。

こんなことを今言ってももうしょうがないことだけど、日本は本が売れないから、分冊にして儲けようというのが見え見えで、最近ほんとに嫌なのだ。中身のことなんか何も考えてないだろうって感じだもの。だから、読む、読まないはともかく、分厚い本を見ると、それだけで嬉しくなる。


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版』/J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳) ¥1,680
単行本(ソフトカバー): 1016ページ
出版社: 静山社 (2006/9/21) ASIN: 4915512606
内容(「MARC」データベースより)
ハリー14歳の初々しい恋。しかしハリーとロンの友情に亀裂が…。一方、闇の帝王の邪悪な力が遂に復活。そして解き明かされる過去の謎とは。シリーズ第4巻。


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2006年10月02日(月)
だいじょうぶなのか?ジャズフェス

先月21日にジャズフェスのチラシを見て、名前が間違っているので、銅羅(ジャズフェス事務局長の大将の店)の店長に言っておいたのだが、なんか危ないなと思って大将にも連絡を取ろうとしており、やっと今日捕まえることができた。

で、話をしたところ、何も聞いていない、知らないとのことで、やっぱり直接連絡して良かった。しかし、大将も忘れる可能性大なので、どん底のマスターにも話して、念のために大将に電話をしてもらった。2度言えばだいじょうぶだろうとは思うが、ダメ押しでFAXも入れるべきかな?とか・・・。

とても大事なことなのに、銅羅の店長が大将に伝えていなかったというのはどういうこと?どうでもいいと思っているのか?こっちは必死でやっているのに、めちゃむかつく!とにかく本番にこぎつけるまで、何やかやと大変なことばかり。ニューオーリンズとも連絡がとれないし、マジへこむ。


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2006年10月01日(日)
『絢爛たる屍』と「人体の不思議展」

お昼過ぎから雨。天気予報によると、今週はずっと雨だそうな。じめじめ夏から秋晴れの日がいくらもないうちに、秋の長雨ですか。お日様パワーが大幅に減退してしまう。これじゃ元気が出ない。元気を普通のレベルに保っておくのも難しい。

さて、ニューオーリンズを舞台にしたホラー小説『絢爛たる屍』を読み終えたが、内容うんぬんというより、これは気持ち悪いなあ。登場人物がゲイで死体愛好者で、なおかつカニバリズムまで・・・という異常な倒錯の世界なのだが、殺して内臓を切り開くとかいうのは、やっぱり気持ち悪い。ちなみに、作者は女性。

ニューオーリンズの描写はそれなりに良かったのだが、そういうことには全く関係なく、とにかく気持ちが悪い。エイリアンとか幽霊とか吸血鬼とかならまだしも、普通の(?)人間がこういうことをする話は、有り得ない話ではないから、余計に気持ちが悪い。異界の魔物の仕業だとかいうならまだ受け入れられるかもしれないが。同じ人間のこういう嗜好は、やっぱり受け入れられないなあ。

とはいえ一般的と思われている多くの人たちだって、例えば事故現場などの被害者を見たくて集まって来たりするわけで、人間は皆どこかで死体を見たがっているのかもしれない。それが証拠に「人体の不思議展」などにもたくさんの人が集まって来る。

しかし、とある週刊誌で読んだのだが、この「人体の不思議展」の標本は、出所がわからないそうな。標本になっているのは中国人のものだが、それを提供したと言われている中国のナントカ大学(いい加減ですみません!)では、そんなことは知らないと言っているらしいし、日本医師会なども後援とか監修となっているが、いっさい関係ないとのこと。一体誰がやってるんだ?

でも、『絢爛たる屍』を読む前に「人体の不思議展」を観てなくて、本当に良かった。観ていたら、あまりにもリアルに想像できてしまって、眠れなくなっていたに違いない。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『絢爛たる屍』/ポピー・Z・ブライト (著), Poppy Z. Brite (原著), 柿沼 瑛子 (翻訳)
文庫: 392ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/06)
ASIN: 416766125X サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
脱獄した連続殺人鬼。ひそかに凄惨な殺人を繰り返す富豪の青年。生きた者を愛せぬ二人の男が傷心の美青年と出会ったとき、爛れた地獄が口を開けた…。倒錯性愛と頽廃の美を描く異能の女流作家ブライトの耽美的にして残虐な傑作。エキゾティックな妖都ニューオーリンズの闇の底、狂気と背徳の愛が甘い腐臭を発して蠕動する。


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