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2004年10月31日(日) ■ |
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早慶戦&三越ジュンク堂 |
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■東京六大学野球・早慶戦
昨日の第一試合は、雨で中止。 ・・・で、今日は3対4で負けたぁ〜!
※写真は、うなだれる(嘘!階段があるので下を向いているだけ)早大応援部の旗手。
朝方はまだ雨が降っていたので、早慶戦もまた中止かなと思っていたら、午前中には雨も止んだので、午後も試合が始まってから神宮に行く。とりあえず、せっかく学生席の券を買ったんだし。
出かける前にテレビで観ていたら、早稲田が勝っていたのに、結果は3X4で慶応が勝った。ま、明日勝てばいいさ、と思いながら帰ってきたけど、どうも早稲田のピッチャーが良くないなあという感じ。
試合後のセレモニーまで見て、千駄ヶ谷から新宿へ。三越が新しくなり、7・8階にジュンク堂が入ったので行ってみた。う〜ん・・・私は紀伊国屋に慣れているので、ジュンク堂はちょっと見づらい。棚の前に平積みがないせいかなあ?そのため棚と棚の感覚が狭く、上に伸びているから、圧迫感がある。紀伊国屋は狭い割に、品揃えも的確な感じがする。
でも、紀伊国屋の敵になるだろうか?やはり道路沿いに店舗が開けている紀伊国屋にはかなわないだろうなと思う。それに、ジュンク堂の洋書は、紀伊国屋より高め。開店記念で「ハリポタ5」のUK版PBが、650円くらいで山積みされていたが、あまり売れている様子はなかった。
今年は紀伊国屋の秋の洋書バーゲンがなかったが、ジュンク堂はバーゲンをやるんだろうか?紀伊国屋もバーゲンの回数が減って、結局年1回になるんだろうか?無駄遣いしなくていいといえば、いいんだけど。。。なんか、寂しい。
とりあえず、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の携帯版が出ていたので、それを購入したのだが、店員もまだなれていないせいか、図書券の扱いもわかってないというお粗末さ。本屋で図書券の扱いもわからないなんて、どうなのよ?という感じ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
The Witching Hour (Lives of the Mayfair Witches)/Anne Rice (著) マスマーケット: 1056 p ; 出版社: Ballantine Books (Mm) ; ISBN: 0345384466 ; (1993/05/01) 内容(「BOOK」データベースより) 美貌の天才外科医ローアン・メイフェアは、一族の莫大な財産を相続し、ついに建築家マイケル・カリーと結婚する。が、二人の幸せな生活に悪霊ラシャーが忍び寄る。三百年にわたりメイフェア家の魔女たちにとりつくこの悪霊は、ローアンを誘惑して、自身の肉体化を図ろうとする―。いま、すべての謎は解かれ、運命の壮大な円環が閉じる。血も凍る結末へと一気に突き進む、ホラー巨篇、堂々の完結。
◆新宿三越ジュンク堂
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(携帯版)/J.K.ローリング ¥998 (図書券 ▲¥500) 単行本: 513 p ; サイズ(cm): 18 出版社: 静山社 ; ISBN: 4915512541 ; (2004/10/23) 出版社/著者からの内容紹介 何度も読み返したいハリー・ポッター 軽くて持ち運びに便利な携帯版シリーズが続々登場! 付録: 豆ふくろう通信No.2
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2004年10月30日(土) ■ |
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ロンドンから 『BAAL』 |
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◆ラグビー大学対抗戦「早稲田X筑波」─秩父宮ラグビー場 14:00
小雨くらいだったら行ったのだが、本格的な雨だったので、観戦中止。 そのかわり、ラグビーの早慶戦と早明戦のチケットを買いに行った。今年は買うのがちょっと遅すぎた。ぴあの先行予約は手数料が高すぎるし(その分いい席ならいいが、全然そうでもない)、電子ぴあとかになってから、店頭でも購入手続きが面倒なので、サブナードのチケット売り場に行くしかないのだ。ちなみに、店頭で買うとA指定席は2500円なのに、ラグビー協会など、ネット上で買うと、そこに税金がプラスされるのはなぜ?
チケット購入後、ヨドバシに浄水器のカートリッジを買いに行ったのだが、ついでにプリンタが壊れているので見に行ったところ、買う気は全然なかったのに、今なら送料も無料だというし、つい購入してしまった。<HP(ヒューレット・パッカード)のプリンタ
ヒューレット・パッカードは、モバイルの件で嫌な経験があるので、かなり迷ったのだが、並んでいるプリンタのうち、手ごろな値段でしかも高性能といったら(6色なんてのはいらないけど、文字がきれいに印刷されなければ問題外)、それしかなかったのだ。
というわけで、びしょ濡れになるのは嫌だと言いつつ、なんだかんだで結局びしょ濡れになった。明日の早慶戦はどうなるやら?
家に帰ったら、ロンドンの山本さんから、マキャモンの『BAAL』が届いていた。山本さんのお友だちがロンドンから持ち帰り、日本で郵送してくれたようだ。山本さん、いつもありがとうございます!これでマキャモン・コレクションも完璧です!
〓〓〓 BOOK
◆Amazon.UK マーケットプレイス(ロンドン・山本さんから)
『BAAL』/Robert R.McCammon Paperback 256 pages (December 13, 1979) Publisher: Sphere ISBN: 0722159005 ロバート・R・マキャモン作品案内/文藝春秋・編集部より デビュー長篇。マキャモン25歳のときの作である。本作と次作 『Bethany's Sin』 については、マキャモン自身が出来に不満を持っており、再刊を許さないと言われている。邦訳が出ていないのはそのせいか。
孤児である「バール」という名の少年が、まず孤児院を修羅場に変え、次いでカリフォルニアやクウェートではカルト教祖のような役割を演じて暴虐をなす。ついには北極圏の荒野で、彼を追うひとびとの最終的な対決が行われる──という物語。 ※画像は Pocket Books (Mm) ; ISBN: 0671737740 ; (1991/01/01) 版
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2004年10月29日(金) ■ |
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『奴らは渇いている』 |
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マキャモンの『奴らは渇いている』の下巻を一気に読んだ。めちゃくちゃ面白かった!吸血鬼にロサンジェルスがのっとられるかと思ったら、大地震や大津波が起きて、一大スペクタクルに発展!すごっ!
吸血鬼も超リアルで、途中で怖くなって、昨日から十字架のペンダントを身につけて読んでいたのだが、ドラキュラとかのいかにもなイメージと違って、そのへんにいる人が皆吸血鬼になってしまうんだから怖い。
「そんなものいるわけがない」という人間の考えが、奴らをのさばらせてしまうらしいから、もしその手の事件があったら、やはり吸血鬼かなと疑うべきでしょう。(^^;
『アッシャー家の弔鐘』 は全編に死臭が漂っていたけど、こっちはそうでもなかった。とはいえ、やっぱりホラーに死臭はつきものなんだけど。。。
ところで、おととい100円ショップで買った電卓、おとといは表示されたんだけど、今日は全然ダメ。やっぱり100円じゃダメなんだろうか?ぶぶぶ!夏には気にいっていたセージの香りの化粧水も、なんだか肌が荒れちゃうし、ローズヒップ入りという石鹸も良くない。高いからいいってもんでもないし、こんなの100円でいいやと思っていたが、やっぱダメなのか。
明日はラグビー観戦。もしかして雨かも。あさっては早慶戦。それも雨かも。もっとも、野球は雨なら中止(延期)になるからいいけど、どんな悪天候でもやるラグビーは問題だ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『奴らは渇いている』(下)/ロバート・R・マキャモン 文庫: 454 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594007368 ; 下 巻 (1991/05) 内容(「BOOK」データベースより) ロサンジェルスの全住民を吸血鬼とすべく、ブリンス・コンラッド・ヴァルカンは、史上空前の砂嵐を巻きおこして市街を外界から遮断。その間にも殺人鬼や、暴走族を手下として、吸血鬼の勢力を刻々増強させていく。敵の正体を知る警部パラタジン、神父シルヴェーラ、怪奇映画ファンの少年トミーらは、砂嵐をついて敵の本拠クロンスティーン城に乗り込む。吸血鬼と人間の決戦が始まった。まるでスピルバーグ映画のようなスケールと迫力で迫るマキャモン渾身の超大型エンターテインメント・ホラー。
※画像は原書 『They Thirst』 の Time Warner Paperbacks 版
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2004年10月28日(木) ■ |
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やっぱりマキャモンは「怖」面白い! |
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2日続けて出かけたので、25日から読み始めたマキャモンがなかなか進まない。昨日歩いた疲れと足の痛みもあって、今日はおとなしく家で読書と決めた。スピードアップしたおかげで、マキャモンの『奴らは渇いている』の上巻を読み終える。これは面白い!
かなりスプラッター的で、最初は気持ちが悪かったけれど、だんだん面白くなってきた。ストーリー構成は 『スワンソング』 に似てるかもしれないが、吸血鬼ものだし、中身は全然違う。現代ものなので、妙にリアル。そのへんに吸血鬼が出てきそうで、思わず十字架のペンダントを身につけたほど。
さて今日の夕食は、昨日アポロ13号が買ってきてくれた八丁味噌を使ってカキ鍋にする。やっぱり味噌は合わせたほうがコクが出るみたいで、途中で白味噌を入れた。でも、カキって美味しいな。八丁味噌と一緒に「みそたま」という玉子の味噌煮(?)を買ってきてくれたんだけど、これは甘くて美味しくなかった。どうして、なんでもかんでも甘くするんだろう。昨今じゃ、梅干まで甘いんだから、全く嫌になる。
マーケットプレイスから、ハーラン・コーベンのマイロン・ポライターシリーズが3冊届いたが、またまた自分で読まないうちに、こんなに買っちゃっていいんだろうか?と不安になってきた。デニス・レヘインだって、読まないうちに数冊買い込んで、結局1冊読んで嫌になっちゃったし。(--;
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『奴らは渇いている』(上)/ロバート・R・マキャモン 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 459400735X ; 上 巻 (1991/05) 内容(「BOOK」データベースより) 最近、ハリウッドの墓地では、墓が掘りおこされ、棺桶が盗まれるという怪事件が発生していた。この知らせを聞いた警部パラタジンは慄然とする。彼が子供のころハンガリーで体験した吸血鬼騒ぎと同じだったからだ。アメリカの最先端を行くロサンジェルスに吸血鬼が?しかし謎のプリンス・コンラッド・ヴァルカン率いる一大勢力はすでにこの巨大都市を制圧しようとしていた―。ロバート・マキャモンが恐怖小説永遠のテーマ〈吸血鬼〉に新風を吹き込んだ超大型冒険小説。
※画像は原書 『They Thirst』 の Time Warner Paperbacks 版
◆マーケットプレイス
『偽りの目撃者』/ハーラン・コーベン 価格: ¥966 ユーズド価格: ¥273+送料¥340=¥613 (古本市場) 文庫: 473 p ; 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151709525 ; (1998/01) ※「Myron Bolitar / マイロン・ポライター」シリーズの2作目 内容(「BOOK」データベースより) スポーツ・エージェントのマイロンは、またもや事件に巻きこまれた。射殺体で発見された元プロ・テニス選手の女性の手帳に、彼の顧客の名が残されていたのだ。調査を始めたマイロンは、数年前にその女性の恋人が殺され、犯人は行方不明のままだという事実を突きとめた。マイロンは二つの殺人に関連があると信じ、真相を探るが…アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家がエンターテイナーぶりを最大に発揮したシリーズ第2弾。
『カムバック・ヒーロー』/ハーラン・コーベン 価格: ¥924 ユーズド価格: ¥273+送料¥140=¥413 (古本市場) 文庫: 511 p ; 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151709533 ; (1998/10) ※「Myron Bolitar / マイロン・ポライター」シリーズの3作目 内容(「BOOK」データベースより) 選手としてチームに入り、失踪したスター選手を探し出せ?バスケットボールのチーム・オーナーの依頼にスポーツ・エージェントのマイロンは愕然とした。選手をやめてから十年たつというのに。が、当の選手は彼の昔のライヴァルだった。マイロンは調査を始めるが、やがて彼自身の過去を掘り起こすことに…トラブルも軽口でかわすマイロンの爽快な活躍。アメリカ探偵作家クラブ賞、アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作。
『パーフェクト・ゲーム』/ハーラン・コーベン 価格: ¥987 ユーズド価格: ¥273+送料¥140=¥413 (古本市場) 文庫: 525 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151709568 ; (2001/02) ※「Myron Bolitar / マイロン・ポライター」シリーズの6作目 内容(「BOOK」データベースより) スポーツ・エージェントのマイロンに超弩級のピンチが訪れた。共同経営者のエスペランサに、顧客の野球選手の殺害容疑がかかったのだ。しかも、なぜか彼女は口を閉ざしたままだった。マイロンは被害者がドラッグ・テストで陽性だったことに不審の念を抱く。再起を賭けて麻薬と手を切った彼がなぜ?やがてマイロンは、思いがけない彼自身の過去の秘密に踏みこむことに…絶対絶命のマイロンが捨て身の闘いを挑む注目作。
★合計 ¥819+送料¥620=¥1439
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2004年10月27日(水) ■ |
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総合英語(14) |
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今日は学校だったのだが、挫いた足が痛いので、タクシーで行った。先週台風で休んだ人たちも今日は来ていたが、「だって濡れるじゃない」とはね・・・。私なんか、今年台風でびしょ濡れになること2回。テキストやノートまでびしょ濡れになったのに。。。今日は宿題も出なかったので、来週は文化の日で休みだし、だらけそうだ。
帰りに図書館に寄ろうと思っていたのだが、すでに来週は休みだという意識が働き、買い物もしなきゃいけないので、結局図書館には寄らず。とはいえ、目当てのものは買いにいけなかった。先日挫いた足が痛くなってしまい、早稲田から新宿まで歩いて(帰りはちゃんと歩いたのだ!)、それから西口まで行くのはとても無理って感じだったので、明治通りからそのまま飲みに行ってしまった。どうも帰り道に飲み屋があるのがいけない。(^^;
どん底で、慶應OBの市毛さんに会う。今週の早慶戦の話で盛り上がった。六大学野球も今年はちょっとややこしくて、早稲田、慶應、法政のどれが優勝するか、早慶戦の行方にかかっている。
・慶應が2連勝すれば慶應 ・慶應が2勝1敗なら法政 ・何試合しても早稲田が2勝すれば早稲田
というわけだ。というか、早稲田が法政に負けていたのを初めて知った。今年は野球はどうもダメそうだ。でも、野村監督も最後だし、なんとかがんばって欲しい。
アポロ13号が名古屋に出張のため、八丁味噌をおみやげに頼む。明日はカキ鍋!
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2004年10月26日(火) ■ |
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バーダマン先生に再び遭遇 |
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雨だし、先日挫いた足が痛かったのだが、図書館へ。たまたま応援部が、今週末の早慶戦のチケットを売っていたので、日曜日の学生席を2枚買ったのだが、アポロ13号はゴルフだし、誰と行こう・・・。土曜日はラグビーで、それには彼も行くのだが、野球のほうはどうでもいいらしい。
途中、バーダマン先生にまたしても遭遇!今日は先生のほうから「こんにちは!」と声をかけてくれて、「映画祭の日にちが延期になったんですよ」とわざわざ教えてくれた。青山先生とかには絶対に会わないのに、バーダマン先生にはなぜかよく会う。たぶん、文学部以外でも教えているのかもしれない。でも、映画祭の件、覚えていてくれて嬉しかった。
ところで、図書館で机の上に水のペットボトルを置いておいたら、ガードマンがすっと寄ってきて、黙ってメモを渡した。なに?と思ったら、「館内は飲食禁止なので、ペットボトル等はカバンにしまってください」だって。しまった!薬を飲んで、うっかりそのまま出しっぱなしだった。
結構どしゃぶりの雨だというのに、帰りに明治通りのブックオフで、翻訳書を3冊と、洋書を1冊購入。どれも105円だが、洋書は『The Bedside Austen』というタイトル。はあ?と思ってみたら、オースティンの名作6作が入った短縮版で、読むかどうかわからないけど、持っているのも面白そうだと思って購入。105円だし。かなり紙が茶色くなってたけど、どうやら未読の本のようだ。1993年頃の出版なので、茶色くなっているのは、タバコの煙のせいだろう。
明日は授業があるので、また学校だけど、なんとなく自分の顔が引き締まった感じがするのは気のせい?図書館にいると、飲食禁止だから、おやつも食べないからね。(^^;
〓〓〓 BOOK
◆マーケットプレイス
『沈黙のメッセージ』/ハーラン・コーベン 定価: ¥882 ユーズド価格: ¥195+送料¥340=¥535 (徳島・高原書店) 文庫: 511 p ; 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151709517 ; (1997/05) 内容(「BOOK」データベースより) スポーツ・エージェントのマイロンは、プロ入りを控えたフットボール選手クリスチャンの契約金の交渉を請け負った。ところが、オーナーはクリスチャンが恋人の失踪に関係があると疑い、契約金の引き下げを要求する。マイロンが調べると、彼女の父親が数日前に殺されたことが判明した。その直後、クリスチャンのもとに当の女性のヌード写真が…ナイーヴでセクシーなヒーロー誕生。アンソニー賞に輝く話題の新シリーズ!アンソニー賞・最優秀ペイパーバック賞受賞。 ※画像は原書 『Deal Breaker (Myron Bolitar Mysteries #1)』
◆BOOK・OFF(明治通り店)
『半身』/サラ・ウォーターズ ¥105 文庫: 494 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488254020 ; (2003/05) 出版社/著者からの内容紹介 【サマセット・モーム賞受賞】 1874年の秋、監獄を訪れたわたしは、不思議な女囚と出逢った。ただならぬ静寂をまとったその娘は……霊媒。戸惑うわたしの前に、やがて、秘めやかに謎が零れ落ちてくる。魔術的な筆さばきの物語が到達する、青天の霹靂のごとき結末。魔物のように妖しい魅力に富む、ミステリの絶品!
『黒いユニコーン(ランドオーヴァー・シリーズ #2)』/テリー・ブルックス ¥105 文庫: 402 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150201331 ; (1989/12) 内容(「BOOK」データベースより) デパートの広告に売り出されていた〈魔法の王国ランドオーヴァー〉。中年弁護士ベンはその王国を買い取り、艱難辛苦の果てに王座についた。現代社会での生活を捨て、異世界に生きて早1年。ようやく王としての風格が板につき始めたある日、ベンは、かつての同僚が災厄に見舞われている夢を見た。同時に魔術師のクエスターと妖精のウィロウもまたそれぞれ"失われた魔術書"と"黒いユニコーン"の夢を見たという。3つの夢の真意を探るため、ベンは現実世界へ、そしてクエスターとウィロウはランドオーヴァーの何処かへと探索の旅に出るが…。
『魔術師の大失敗(ランドオーヴァー・シリーズ #3)』/テリー・ブルックス ¥105 文庫: 393 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150201382 ; (1990/05) 内容(「BOOK」データベースより) 「魔法が見つかった!」と叫びながら息せき切って現われたのは宮廷魔術師のクエスター。穏やかに問い質せば、宮廷書記のアバーナシイを犬の姿から人間にもどす魔法を見い出したという。だが、誰もが懐疑的だった。なにしろ相手は名うての"ヘボ"魔術師。またぞろ冗談かと思いきや、当人はいたってまじめ。そこで犬のアバーナシイは大変身の魔法をかけてもらうことにした。ところが、魔術師が呪文の途中でクシャミをしたから一大事。おかげで、アバーナシイは現実のアメリカへ飛ばされ、かわりに奇妙な瓶がランドオーヴァーにやってきた。
『The Bedside Austen Classics For Pleasure』 ¥105 Hardcover 384 pages (May 13, 1993) Publisher: Bounty Books ISBN: 1851523588 Contents ・Sense and Sensibility ・Emma ・Northanger Abbey ・Pride and Prejudice ・Mansfield Park ・Persuasion
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2004年10月25日(月) ■ |
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ミス・マープル |
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アガサ・クリスティは全然読んだことがない。もちろん名前はよく知っているのだが、ミステリ・マガジンなどをとっていた頃から、どちらかというとアメリカのミステリを読んできたため(といってもマニアではないから、そんなに読んではいないが)、クリスティなどの有名どころは、そのうち・・・と思いつつ読んでいないのだ。
シャーロック・ホームズもしかり。 『シャーロック・ホームズ大全』 などを買って、これもそのうち・・・と思いつつ、なかなか読めずにいる。しかも原書では、全作持っているのに。つまり、このあたりはいつでも読めるという安心感もあるが、有名どころだから読まなきゃという域を出ないとも言える。
でも、今日からテレビ東京で、ミス・マープルシリーズをやっているので、ミス・マープルとはどんなものか、この際テレビで観ちゃおうと思い、観てみた。なるほど、正統派のミステリ。冷静な老婦人であり、なかなか辛らつなユーモアのあるミス・マープルは、結構魅力的だった。このシリーズに人気があるのも納得。安心して読めるミステリというのも変な言い方だが、そんな感じ。
そういえば以前、やはりテレビで、ポアロも観たかもしれないなと思い出した。ポアロよりはミス・マープルのほうが、個人的には好み。では、本を読むかというと、うーん、その前にハーラン・コーベンとか・・・って、やっぱり現代のアメリカのミステリに手が伸びてしまう。私もかなりアメリカ的に病んできたのかもしれない。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
To Kill a Mockingbird/Harper Lee (著) マスマーケット: 288 p ; 出版社: Warner Books Inc ; ISBN: 0446310786 ; Reissue 版 (1988/10/01) 出版社より この美しい小説を、世のすべての親たちに捧げる。 舞台はアメリカ南部の古い町。母なきあとの父と兄妹の心にしみる愛情をヨコ糸に、婦女暴行の無実の罪をでっちあげられた黒人の若者をタテ糸に、見事に織りなした人生のメロドラマ。1961年度のピュリッツァ賞に輝き、11カ国に翻訳され、すでに数百万部を売りつくし、95週延々2年にわたって連続ベストセラーを続けた名作である。
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2004年10月24日(日) ■ |
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人間の邪悪さ |
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このところホラー小説を好んで読んでいるけど、そういう小説には、だいたい邪悪なものが出てくる。だけど、小説の中の邪悪さなど、本物の人間の邪悪さに比べたら、かわいいものだ。人間の邪悪さは、銃やナイフなど用いなくても、言葉ひとつで人を殺せるほどだ。そんな邪悪さに出会うと、身がすくむ。というか、そんな人間がいるということが、ほんとにショックだ。
ごく一般の普通の家庭に育った人間なら、人を傷つけてはいけないとか、傷つけるようなことを言ってはいけないと、親から学ぶはずだが、そうではない人も大勢いるのだと、今更のように気づく。
もちろん、傷つくポイントというのは、人それぞれ違うだろうと思うけれど、そういう人たちは、たとえ初対面でも、相手が傷つくポイントを確実に知っていて、まるでそれを狙ったかのように、平気で、いや、故意にそういったことを口にしたり、行動したりするのだ。それがわかっていてやるから、なおさら邪悪なのだ。
それと、例えそのようなことを躾けられた人間でも、こと「種の保存」の問題になると、本能丸出しになってしまうんだろう。独り者が恋人をみつけるのは死活問題なのかもしれないけど、言わせてもらえば、合コンなどで必死になってる姿って、みっともないよ。そんなにあくせくしていなければ、いずれ普通に出会えるだろうに、ろくでもない相手しかいないのに、もてようと思ってる姿って、マジでみっともない。ろくでもない相手にもてたって無駄なんだから。
例えば、私が小説でも不倫ものとかが嫌いなのは、もちろん自分がそんな目にあいたくないというのもあるが、「好きになってしまったらしょうがない」という理屈は通らないと思っているからだ。複数の人が好きというのはあり得ると思うけれど、動物じゃないんだから、理性をかなぐり捨てて性欲に走るというのは、どうなのよって感じ。
それと、もうひとつ言わせてもらえば、女よりアタシのほうがかわいいわ!と思ってるオカマ!女より努力して、より女らしいかもしれないけど、どうがんばっても内臓は男なんだから。性癖は問題じゃないけど、性格の良し悪しって点じゃ、男も女も関係ない。いくら女よりかわいくたって、意地が悪いんじゃ、話になりませんって。
とにかく、話を元に戻すと、邪悪なものが出てくる小説を読んでいると、なぜかそれよりも邪悪な人間が目につくってこと。邪悪なものに敏感になっているせいかもしれないし、今まで気づかなかったけれど、小説を読んだおかげで、これが邪悪ということなんだと気づいたせいかもしれない。そんなことには気づきたくもないんだけれど。
ああ、こんなことを書いてしまうなんて、私も邪悪だ。
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2004年10月23日(土) ■ |
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舞台鑑賞 |
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今日は、お付き合いで舞台鑑賞。近頃は歩いて行けるところにしか行かないのに、初めて大江戸線に乗って、麻布まで行った。電車って、やっぱり嫌い。
そもそも私は、芝居が苦手だ。でも、「桃太郎侍」とか、その手のやつなら好き。ていうか、やっぱりわかりやすいやつがいい。「小林幸子ショー」だって、行く前はウダウダ言っていたんだけど、券をもらったので仕方なく行ったところ、すごく面白かった。エンターテインメントに徹してるという感じで、結構尊敬した。
芸術でも何でもいいんだけど、キンキン声で怒鳴りあったり、わけのわからない哲学的なことを長々と早口でしゃべるのはやめてよ、という感じ。こう書けば、どんな芝居か想像がつくだろう。
それに、知人の俳優も、役が合っていなかったので気の毒な気がした。こういう役をやってはダメよという見本のような役だったし、本物の俳優はどんな役でもやれるのかもしれないけど、とにかく彼の役じゃないよねって感じ。
疲れた。頭痛。
ちょうど大江戸線を降りて、新宿を歩いているときに、新潟の地震があった。新幹線まで脱線したのだから、乗っているときでなくて良かったなどと思ったが、大江戸線みたいに地下深くの電車に乗っていて大地震が来たら、そのまま埋まってしまい、けしてみつけてもらえないんだろうなと。ぞっとする。
歩いていけるところにしか行かないというのも、ひとつの防災かも。
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2004年10月22日(金) ■ |
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ハーラン・コーベン |
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先日、早稲田の古書店で購入したハーラン・コーベンの 『唇を閉ざせ』 だが、アポロ13号が上下巻を2日で読み、「これは面白かった!」と言い切った。彼のエンターテインメントに対する評価は割と信用しているので、これは確かだろう。
コーベンの噂は、Edgar Award, Shamus Award, Anthony Award の3賞を獲得した最初の作家ということで、それとなく聞いていて、だからこそ私も原書を買ったりしていたのだが、私自身は未読。先を越されてしまった。
●ハーラン・コーベン公式サイト ●ハーラン・コーベン関連サイト─ふしぎなはらぺこミステリィ
たった2日で一気に上下巻を読んだというのが、面白いという何よりの証拠だろうと思うが、アポロ13号曰く、「余計な状況描写がないのがいい」とのこと。彼によれば、状況描写がダラダラ続くのは、原稿料稼ぎでしかないというのだ。たしかに・・・。
そういうわけだから、今読んでいるアン・ライスなどを読ませたら、さっさと投げ捨てるに違いない。アン・ライスの本題に入るまでの長さと言ったら!!!現在、半分ほど読んだけれど、もしかしてまだ本題に入ってないんじゃないの?要点をまとめて簡潔にしたら、4分の1くらいに縮まるだろう。もし今、サマセット・モームが生きていたら、こてんぱんに言われること間違いなしだ。それでも読んでしまうのだから、何かしら魔力があるのだろうとは思うが。
だったら、ぜひともマシュー・ライリーの 『スケアクロウ』 を読んで欲しいものだが、「文庫じゃないから持ち歩けない」のでダメなんだそうだ。持ち歩かなくても、数時間で読めてしまうのに。。。シャチに食べられてしまうという、アポロ13号が大好きなシチュエーションもあるのに。。。(^^;
はっきり言って、私だって単刀直入なものが好きですよ。文章そのものに感動するなんてことはめったになくて、これまでに感動したものといえば、カポーティとジョイスくらいだろう。それ以外は、だいたいストーリー重視だから、長々と書かれた状況描写や舞台設定などは、やはり邪魔だと思うことのほうが多いのだ。
現在アポロ13号は、再度スティーヴン・キングに挑戦しているが、30ページくらいで、すでに嫌になっているようだ。
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2004年10月21日(木) ■ |
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売春宿とジェリー・ロール・モートン |
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アン・ライスの 『The Witching Hour』 を読書中。現代の主人公ローアン・メイフェアに至るまでのメイフェア家の歴史が延々と述べられているのだが、長いし、登場人物は多いしで、気が狂いそう。それでも、なんとか現代に近いところ(ローアンの母親のあたり)までたどり着いた。
そもそもメイフェア家はハイチで財を成し、その後アメリカ(ニューオーリンズ)にやってくるのだが、南北戦争などがあったにも関わらず、衰退はしなかった。大農園を持っているのとは別に、悪霊ラシャーが宝石類をどこかから盗んでくるため、社会環境の変化には一切関係なく栄えてきたというわけ。
しかもおぞましいのは、メイフェア家の中では近親相姦が多く、父親と娘などというのは当たり前のような関係で、さらにその間に生まれた娘と、先の父親(その子にとっては祖父になるのだが)とが関係するなんていうのまであるのだから、わけの分からない話になっている。
アン・ライスの小説には、そういった近親相姦や同性愛というのがふんだんに登場する。そういった事柄を読むのが嫌だという人には、アン・ライスは不向きだろう。私もその類は好きではないが、ここを突破しないと、先に進まないので、読まないわけにはいかない。
というか、ローアン・メイフェアと悪霊ラシャーの話をするのに、メイフェア家の初代にまで遡って、祖先たちを一人残さず紹介する必要があるのか?という素朴な疑問もわいて来るのだが、必要があるんでしょう、きっと!と思わずには、馬鹿らしくて読んでいられない。彼らの歴史は、上にも書いたように、近親相姦や同性愛などの話で躓かなければ、それなりに面白い。
そんな話の最中に、ニューオーリンズのフレンチ・クォーター(売春宿があるところ)などが出てきて、そこで ジェリー・ロール・モートン が演奏しているといったような実際の出来事が書いてあったりするので、時々はっとする。ジェリー・ロール・モートンは、青山先生の授業でCDを聴かせてもらった折に、気にいって私もCDを買ってある。先日のジュンク堂のトークショーでもこれを聴いた。
そんなわけで、アメリカ南部、特にニューオーリンズに興味のある人には、読みどころのたくさんある本でもある。それにしても、アン・ライスは濃い。あんまり濃すぎるので、1冊読み終えたら、しばらくはもういいって感じになるんだろうなと思う。私は息子のクリストファー・ライス(小説家)が好きなのだが、彼がゲイなのは、お母さんの影響かな?なんて思ってしまう。
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2004年10月20日(水) ■ |
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台風23号&総合英語(13) |
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◆お知らせ
ジオシティーズとヤフーの統合による影響で、画像が表示されない状態となりました。とりあえずメインサイトのトップページの画像だけは、取り急ぎ別のサーバーにファイルを移し、表示させるようにしました。
すべての画像を表示させるには、今しばらく時間がかかる予定です。 画像部分の×印が見苦しいかと思いますが、なにとぞご容赦のほどお願いいたします。
今日は、台風23号が近づいているため、雨、雨、雨。私は風台風のほうが好きなのだが・・・って、被害も甚大だというのに、好き嫌いの問題じゃないです。でも、雨はとにかく嫌だ。台風のせいで、野菜も高くなってるし。今年は鍋なんかできないぞ。
授業も休んじゃおうかなぁとちょっと思ったりしたのだが、今日やる予定のところはわからない部分があって、ちゃんと聞いておきたかったので、雨が恨めしいと思いながらも、重たい腰を上げて出かけたところ、いざ行ってみたら、2人しか出席していなかった(私も入れて)。もともと人数の多いクラスではないのだが、それでも、えーっ!嘘でしょー!って感じ。
一瞬でも怠けようかなと思った私なので、これで私も来なかったら、冗談じゃなくマンツーマンだよと思いつつ、先生が気の毒になってしまった。先生だって、けして家が近いわけじゃないしね。かなりむっとしてた。お気持ちは分かります。(--;
いつもなら、授業の初めに英語でいろいろ話をしてくれるのに、「人数が少なくても、授業は予定通り進めます」と言って、いきなりテキストを開かされた。こちらも勉強に行っているわけだから、人数が少なかろうが多かろうが関係ないのだが、先生、むかついてるなというのは伝わってきた。でも、出席した私たちに怒りをぶつけられてもね。。。なんだか気の毒なので、先生が冗談とかを言った時には、思いっ切り笑ってあげた。(^^;
授業終了後、さすがに土砂降りの中を歩いて帰る気にはなれなかったので、途中までバスに乗った。それでも、歌舞伎町で買い物をして、約束があったどん底に着いた時には、本やノートまでびしょ濡れ。今年は、本やノートがびしょ濡れになったのは、これで二度目だ。ドライヤーで乾かしたが、波打っちゃって、どうしようもない。
カルロスさんから仕事のお礼にと、ン万円のワインをもらう。「ン」のところには、どんな数字が入るのかわからないが、そんなワインは飲んだことがないので、いつ飲もうかと思案中。もうすぐ結婚記念日があるのだが、アポロ13号はワインが好きじゃないし、飲ませるだけ無駄だ。
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2004年10月19日(火) ■ |
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フライド・グリーン・トマト |
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もう入手できないのではないかと心配しながら探し回っていた、マキャモンの『奴らは渇いている』の上巻が、マーケットプレイスから届いた。これでマキャモンの本は全部入手できた(未訳の 『BAAL』 もロンドンの山本さんのところで保管中─山本さん、毎度お世話になります!)。
いつも“最新刊は除く”と但し書きをつけていたのだが、よくよく考えて見れば、最新刊も原書では入手してあるのだった。すっかり忘れていたけど。というわけで、やっと一安心といった感じ。
なぜマキャモンなのか?というと、もちろん面白いからなんだけど、出版されている本の数が、それほど大量でもなく、ちょうど集めやすい数だというのと、ほとんど絶版であるというのがコレクター魂に火をつけたといったところだろうか。
ところで、この『奴らは渇いている』は吸血鬼の話なんだけど、期間限定、10月25日から11月1日までの話。ちょうど今頃の話ってわけ。中断しようと思っていたアン・ライスも、なんとなく乗ってきたところだし、小人のファンタジーのほうも気になるし、ブッククラブの課題もあるしで、いきなり読まなきゃならない本が山積みになってしまった。とにかく25日からは、何が何でもマキャモンを読む予定!
ところで、10月22日に発売予定の 『フライド・グリーン・トマト』 のDVDをアマゾンに予約してあったのだが、たまたま今日、テレビで放映されたのを録画して、なおかつ録画しながら観ていたら、DVDはいらないかって感じになったので、キャンセルした。予約していると、だいたい早めに届くものだから、危ういところだった。
映画が面白くなかったわけじゃない。映画は映画でよかった。でも、この原作が好きで、原作のイメージと映画のイメージが、私の中で合わなかったんだな。というか、キャシー・ベイツやジェシカ・タンディはよかったんだけど、原作の中で思い入れのあったイジーの役をやったメアリー・スチュアート・マスターソンが、違った。彼女はグレン・クロースみたいな感じで、私が抱いていたイジーのイメージとは全然かけ離れていた。
イジーの役は重要だから、これは私的にはまずい。イジーは、 『アラバマ物語』 のスカウトが、そのまま大きくなったような感じでなくちゃ。少なくとも眉毛は濃いはず。<なぜ?
原作と映画は別物と思っているから、イメージが違うからと、それでがっかりして、映画そのものが面白くなかったというわけじゃないのだが、DVDを買って保存しておくほどじゃないというのが正直なところ。だったら、本を繰り返し読んだほうがいい。原書もあるんだし、邦訳もブックオフで入手してあるし。発売前にテレビで放映されて良かった!グッドタイミングだった。
〓〓〓 BOOK
◆マーケットプレイス
『奴らは渇いている』(上)/ロバート・R・マキャモン 定価: ¥693 (税込) ユーズド価格: ¥400+送料¥340=¥740 (札幌・古本亜本屋) 文庫: 491 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 459400735X ; 上 巻 (1991/05) 内容(「BOOK」データベースより) 最近、ハリウッドの墓地では、墓が掘りおこされ、棺桶が盗まれるという怪事件が発生していた。この知らせを聞いた警部パラタジンは慄然とする。彼が子供のころハンガリーで体験した吸血鬼騒ぎと同じだったからだ。アメリカの最先端を行くロサンジェルスに吸血鬼が?しかし謎のプリンス・コンラッド・ヴァルカン率いる一大勢力はすでにこの巨大都市を制圧しようとしていた―。モダンホラーの最新鋭ロバート・マキャモンが恐怖小説永遠のテーマ〈吸血鬼〉に新風を吹き込んだ超大型冒険小説。
※画像は原書 『They Thirst』 の Time Warner Paperbacks 版
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2004年10月18日(月) ■ |
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ニューオーリンズとサンフランシスコ |
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今日も天気はいいのに動けない。体調不良で頭も回らないし、ソフトバンクがダイエーホークスを買収などという嫌らしいニュースもあって(私は元ダイエーの販売促進課で、しかもソフトバンクの孫が大嫌いなのだ)、ネットを開いてサイトの×印を見るのも癪にさわるというわけで(ヤフーのせいだから)、とりあえず手元にあった本を読む。
これが、昨日から読み始めた小人の話じゃなくて、アン・ライスの 『The Witching Hour』 だっていうところに、なにやら魔力を感じる。やめたいのにやめられない。私にも悪霊ラシャーが取り憑いたか!って感じ。
アン・ライスはニューオーリンズ生まれだが、20歳から27年間もサンフランシスコに住んでいた。なので、物語の第一の舞台はニューオーリンズなのだが、第二の舞台はサンフランシスコである。
いくらアメリカ南部に興味があるとはいえ、ニューオーリンズには行ったことがないので、文章から想像するしかないのだが、アン・ライスのこの本には、他の南部ものに比べて、かなり多めにニューオーリンズの特徴(特にガーデン・ディストリクト周辺)が描かれているのだろうと思う。それも濃密に。
同じように、第二の舞台であるサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジ周辺も丹念に描かれていて、こちらは行ったことがあるので、目の前に情景が浮かんでくる。そういった意味では、サンフランシスコが舞台になっている部分のほうが興味深く読めるのだが、そうはいっても、やっぱりこれはニューオーリンズの話で、そこの怪しげな雰囲気を抜きには語れない代物なんだろう。
などと考えながら読んでいたら、昨日放り出したはずの本の割には一気にいって、やっと主人公のローアン・メイフェアと、宿命の相手マイケル・カリーが結ばれる段まで進んだ。やっと話が展開してきたよ、と思ったら、次は一気に17世紀まで飛ぶらしい。歴史物も書いていたアン・ライスだけに、そういう運びが好きなんだろうなとは思うが、せっかくここまで読んだのだから、どんどん展開させてくれないと困る。
17世紀に、メイフェア家の祖先が悪霊ラシャーを呼び出してしまうという話の顛末について描かれていくようなのだが、これまでにも現れている上品な男の幽霊(らしきもの)が、なぜ悪霊なのか、メイフェア家とどういった関連があるのか、一応好奇心は掻き立てられてはいるので、たぶんこの先も続けられるだろうとは思うが、それにしてもやっぱり冗長な文章だなという印象は否定できない。アン・ライスは耽美的と言われたりしているが、耽美的というのとはちょっと違うような・・・。
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2004年10月17日(日) ■ |
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Jack O' Lanterns |
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いい天気なので、今日こそは図書館に!と思ったが、予定外の体調不良時期突入に、計画挫折。なかなか思い通りにはいかないものだ。
ハロウィン用に読んでいるアン・ライスに行き詰まり、本棚を眺めて他の本を物色していたところ、4月に買った Steve Augarde の 『The Various』 のカバーに "There have been stories of the 'little people'─ piskies, fairies, Jack O' Lanterns, call them what you will ─ ever since the world began." とあった。 「Jack O' Lanterns」 という文字にビンゴ!そうか、じゃこれ読みましょう〜で決まり。
で、アン・ライスを放り出して読み始めてみたら、この作家、文章も子どもっぽくなく、なかなかユーモアもあって面白い。子供向けだからと、ドタバタもしていないし、静かな雰囲気の中に、作者のユーモアが光っている。主人公のミッジ(マーガレット)も飄々としていていいし、準主役的な、不器用なブライアンおじさん(ミッジのお母さんの兄)もいい感じ。個人的には、このブライアンおじさんがかなり気に入っている。
ちなみに、この話の本当の主役は 「little people」 (小人というか、妖精というか)なのだが、彼らにはいろんな種族があるらしい。物語は今のところ、小人側の話と、小人たちにとっては巨人であるミッジたち人間側の話と、交互に語られていく。夏休みを、それまで特に親しくしていたわけでもないブライアンおじさんの農場で過ごすことになったミッジが、小さな羽根の生えた馬(?)と遭遇するところから、両者の交流が始まるのだ。
ところで、 「Jack O' Lanterns」 はいつ出てくるのかな?
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2004年10月16日(土) ■ |
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不本意だが今日は休養 |
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せっかく3日続けて早稲田に歩いて行ったのに、ここで土日になると、またリズムが狂う。でも、主婦なので仕方がない。明日雨でなければ、アポロ13号はゴルフに行くらしいので、明日は行けるかな。
昨日も疲れて早く寝たので、今日も早起き。ていうか、老人性早起きかもしれない。うげげ!一度目が覚めると、あれこれやらなくちゃならないことが気になって、もう眠れなくなる。
で、今日は1日PC作業をするつもりで、画像の問題に取り組んだのだが、大変なばかりで、何も解消されてない。どうするかってことをここに書いても仕方がないので、逐一書かないが、ファイルを移行させるにしても、新規で再度アップロードさせるにしても、大変なことだけは間違いない。あれやこれややってみたけど、簡単にすむ方法がない。
ジオ&ヤフーは根性が悪いので、画像問題が解決したら、ほんとにもう二度と使わない。なにせヤフーの社長はアイツだし、そのアイツにすり寄ってるのが、渦中のあの社長だから、根性悪くてもしょうがないかって感じだけど。
ところで、アン・ライスの 『The Witching Hour』 はどうするかなって感じ。ずぅーっと、メイフェア家の歴史というか、なんというか、また聞きの話ばかりで、全然展開していかないんだもの、だるい。 内容説明 にあるような話が展開し始めるまでの状況設定が長すぎ!
悪魔に取りつかれたメイフェア家の代々の女性たちは、皆気が狂ってしまうというんだけど、今のところ、その悪魔が特別悪さをしているわけでもなく、その人の母親もおばあさんも、そのまたおばあさんもそうだったといったような噂話の域を出ない。だからなんなの?って感じ。嫌になってしまった。
ここはさっさとやめて、違う本を読んだほうが得策と思うんだけど、それが今いち思い切れない。もう少し読んだら、話が進むかもしれないと、まだ期待を捨てきれずにいる。でも、マーケットプレイスにオーダーしたマキャモンの本が届いたら、そっちに行っちゃうかも。丁度いい時期に、吸血鬼ものだし。
今日は休養と書いたが、PCをいじりまわしていただけで、かえって疲れた。おまけに、感想文をアップするわけじゃなし、読書が進むわけでもなく、なんの成果もなし。がっくり。無駄な時間を過ごしてしまった。これもひとえにジオ&ヤフーのせいだ!
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2004年10月15日(金) ■ |
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いい天気なので図書館へ行こう |
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久々にいいお天気。気分も体調も全然違う。やっぱりお日様って偉大だなあ!と思う。なにしろ、私の守り本尊は大日如来だから、お日様が出ないと、てんで元気が出ないのだ。
というわけで、今日も早稲田の図書館に行った。3日連続だよ、我ながら非常によろしい!でも、お天気がいいので、洗濯したり、お布団を干したりと、雑用があれこれあって、出かけるのがまた遅くなってしまったので、正味2時間ほどしかいれなかった。
これまでは、時間が遅くなってしまうと、どうせ行ってもちょっとしかいれないのでは行くだけ無駄だと思って、早々に諦めていたのだが、今回は行くだけでもいいから行く!と決めている。勉強目的3割、運動目的7割くらいの割合なのだ。
とにかく、毎日1万歩は歩くというリズムを作るために、サイトやら読書やら、「早稲田の図書館に行く」ということにまつわること以外は、今のところかなり犠牲にしている。
書かなきゃならない感想文もたまっているし、読書もあまり進んでいないのだが、あまり寒くなってから動こうと思っても絶対くじけるし、サイトに感想文を載せたからって、誰かが私の代わりに勉強してくれたり、ダイエットしてくれるわけじゃないし、何かいいことがあるわけでもないので、しばらく放っておくことにした。<投げやり
いくらがんばっても、ブログとかも重たくて時間の無駄だし(自分ではどうしようもないので)、毎日更新したところで、なにか自分にプラスになるわけでもないってことに空しさも感じているので、何か手ごたえのあることをしたかったのだ。「肉体的に疲れる」→「眠くなる」というのは、一番単純かもしれないが、最も手ごたえのあることだろう。おかげで、昼夜逆転ペースが、すっかりその逆、つまりまともな生活になっている。
で、毎日1万歩以上歩いたからといって、それで痩せなくてもいいんだと思っている。「肉体的に疲れる」→「眠くなる」というのが快感で、何をやっても暖簾に腕押しじゃなくて、やったことに対して、自分自身の肉体がしっかり応えているってことに満足しているから、今のところはそれで十分。そのうち、「肉体的に疲れてはいるけれど全然だいじょうぶ」ってくらいになるまで、がんばる!<予定
それに大学の図書館は、まず子どもがいないし、浮浪者もいない。うるさいお母さんや暇つぶしのサラリーマンもいない。だからすごく静か。かなり集中できるのがいい。周りも皆勉強しているから、私もがんばろう!という気にもなれる。授業の予習も2週間分終わった。いい感じ。
途中で買い物をして、家に帰ってから夕飯を作るのがしんどいけど、今日も1日がんばったぞ!と単純に思えるのがいい。
ジオとヤフーの統合によるサイトの画像が表示されない件(×印)が非常に気になっているんだけど、いずれにしてもやり始めたら大がかりな作業になりそうなので、考えるだけでもうんざり。にしても、ジオ&ヤフーって、根性悪いよ。意地悪もいいところ。画像をよそに移したら、二度と使わないから!
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2004年10月14日(木) ■ |
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高田牧舎でお茶 |
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今日も図書館に行った。出かけるのが遅くなってしまったので、1時間もいなかったかもしれないが、とにかく運動目的でもあるから、どれほど短い時間でも、行くだけは行くのだ。そのあと、秋からの英米文学のクラスの人たちと、高田牧舎でお茶をする。
帰りに、カルロスさんにフロッピーを届けるために(添付ファイルが文字化けしていたため)、どん底に寄る。これでもう終わりだろう!あとは一切なしでしょ?これ以上はもう、絶対嫌だからね!
でも、自分自身が出来上がりに全然満足していないので、終わったー!という達成感がないってのがちょっとね。。。あとでおいしいワインをあげるよといわれたけど、ワインなんかいらない。どうせなら、焼酎でいいから、ボトルの1本も入れてよって感じだな。ワインなんか、皆で飲んでおしまいだもの。
早稲田の古書店で(このところマキャモンの『奴らは渇いている』の上巻を探し回っている)、ハーラン・コーベンの本を買ったのだけど、これは以前、バーゲンでPBを買った記憶がある。『Tell No One』だ。でも、これが『唇を閉ざせ』という邦題になってしまっているのは、なんかセンスないなあという感じ。もうちょとカッコいいタイトルにならなかったんだろうか?
原書があるので、どうしようかなと思ったのだが、スティーヴン・キングを読んでいたアポロ13号が、「暗くて全然面白くない」と言っていたので、これならいいかと、買ってあげた。
ところで、現在読書中のアン・ライスも面白くないんです。もう〜、余計なことばっかりで・・・って、あとでそれが重要になってくるのかもしれないんだけど、魔女はいつ出てくるのよ!悪霊はどこに?って感じで、だるい!
たしかに舞台はニューオリンズだから、アメリカ南部に関する描写はたくさん出てくるんだけど、もうちょっと早い展開にしてもらえませんかね?という感じ。全然進まない。やっぱりマキャモンって面白いんだなあと、思いを新たにする。だから、何としても『奴らは渇いている』の上巻を見つけなければならない。
と思っていたら、Amazonのマーケットプレイスに出ていたので、早速買い。送料を入れると定価より高くなってしまうけど、これを逃すといつ入手できるかわからないので、当然買いでしょう。前回、あせって上下組のを買わなくてよかった。
というわけで、そろそろ 『アラバマ物語』 に行こうか・・・。ただ、邦訳で読むか、原書(『To Kill A Mockingbird』)で読むか、どっちにするかなと。邦訳も読みやすいし、原書と比較して劣るところはないんだけど、とりあえず原書かな。せっかく図書館に通うのだから、集中して読めるだろう。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『アイスウィンド・サーガ〈1〉 悪魔の水晶』/R.A.サルバトーレ (著) 単行本: 256 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757719396 ; 1 巻 (2004/09/30) 出版社/著者からの内容紹介 ダークエルフの二刀流剣士ドリッズと、魔法の黒豹グエンワイヴァーが活躍する世界2千万部D&Dファンタジー小説シリーズ!! 話題のシリーズを多く手がける米国の超人気作家、最大のベストセラー作品!!
◆早稲田古書店・谷書房にて
『唇を閉ざせ』〈上〉/ハーラン・コーベン (著), Harlan Coben (原著), 佐藤 耕士 (翻訳) 文庫: 292 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 講談社 ; ISBN: 4062735644 ; 上 巻 (2002/10) 内容(「BOOK」データベースより) NYの若い小児科医ベックは、亡き妻エリザベスのことを思い続けていた。今から8年前、二人は連続殺人鬼キルロイに襲われ、彼だけが九死に一生を得たのだ。そんな彼のもとに一通の謎のメールが届く。そのメールには、ベックとエリザベスしか知らないはずの秘密が隠されていた。悪質ないたずらか、それとも。
『唇を閉ざせ』〈下〉/ハーラン・コーベン (著), Harlan Coben (原著), 佐藤 耕士 (翻訳) 文庫: 291 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 講談社 ; ISBN: 4062735652 ; 下 巻 (2002/10) 内容(「BOOK」データベースより) 謎のメールを解読して妻のエリザベスが生きていることを確信したベックは、彼女の居場所の手がかりを探し求める。しかし、二人の友人だった女性カメラマンが殺害され、ワナにはめられたベックは犯人として追われるはめに…。逃亡者となったベックは妻と再会できるのか?そして8年前の悲劇の真相とは。
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2004年10月13日(水) ■ |
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総合英語(12) |
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今日は授業の出席者が3人しかいなかった。前回、「来週は用事があるので欠席します」という人が何人かいたせいなのだが、それでも少ない。ほとんどマンツーマンだ・・・っていうか、会話の授業じゃないので、せっかくマンツーマンでも意味なしなんだけど。(^^;
日本とアメリカの各省庁を英語で書いたプリントをもらい、最後の授業までに覚えておくようにと言われたのだが、覚え切れそうにない。「新聞などにはよく出てきますよ」と先生は言うのだが、そりゃそうでしょうと思いつつも、英字新聞読んでないしな・・・なんて。
いつもびっくりするのは、先生がよく「この表現は、今年の○○大学の試験に出てきましたよ」と言うこと。毎年大学入試問題をチェックしてるのかな?そのうえ、どこで何が出たというのを全部記憶してるのかな?と驚く。
私はこれから大学入試を受けるわけでもないし、英語の試験を受ける予定もないので、「試験に出ますよ!」と言われても、ふう〜んとしか思えないのだが、それにしても先生の記憶力は素晴らしい。語学は記憶力だというのがよくわかる一例。
ところで、今日は学校に行く途中で、前回のアメリカ南部映画祭の主催者の一人であるジェームズ・バーダマン先生にばったり会った。青山先生のクラスの人でしょう?と覚えていてくださって、今月末の水曜日から、また映画祭を開催することに決まったということを教えてもらった。
バーダマン先生は、身長が190センチ近くあるんじゃないかな?話をするにも、はるか上を見上げなければならないので、自分がすごく小さな子どもになったような気分。
帰りにどん底で、上智大学の学長であるウィリアム・カリー氏に会った。上智の学長というと、なんとなくヨーロッパ系じゃないかと思うのだが、カリーさんはアメリカ人。カトリックの神父様だから、独身。アメリカのどこの生まれなのかな?アメリカでカトリックというと、なんとなく南部じゃないかと思ったりもしたのだが、ま、どうでもいいかと早々に退散。
仕事も終わったので、やっと自分の勉強に没頭できるぞと思い、明日も図書館に行って勉強するのだ!と、一瞬勉学に励もうという気持ちが燃えたのだが、その仕事の出来上がりをメールで送っておいたカルロスさんから、「文字化けして読めない」との連絡。まだ終わってなかったか・・・とがっくり。
〓〓〓 BOOK
◆BOOK・OFF(明治通り店)
『新ターミネーター2―未来からの潜入者』/S.M. スターリング (著), S.M. Stirling (原著), 石田 享 (翻訳) ¥105 単行本: 638 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 竹書房 ; ISBN: 4812409233 ; (2002/04) 内容(「MARC」データベースより) 最強の女ターミネーターが未来からやってきた。しかも逃亡生活をよぎなくされているサラとジョン親子の前に、あのターミネーターそっくりの男が現れた…。映画「T2」の直後のエピソードから始まる、続編3部作の第1巻。
※文庫版で全6巻持っているのだが、これは単行本。貸し出し用。105円なので、これをネタに面白い話ができると思えば、安い投資。とにかく「ターミネーター」は好きなので。「T2」と「T3」の間の話という設定だが、この本のとおりに進むと、映画の「T3」は有りえない。それはそれで、映画とは別物と思って楽しめば、非常に面白い。強引なくらいの設定が笑えるし、展開も早い。関係ないけど、竹書房の社長、太っ腹なので好きです。(^^;
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2004年10月12日(火) ■ |
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仕事終了 |
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8月から抱えていた仕事が、ようやく終わった。こちらの都合などは全くお構いなしだったし、内容も嫌で嫌でたまらなかったので、とにかく終わってほっとした。やっている間は胃が痛くて、胃潰瘍になるんじゃないかと思ったほど。たしかに潰瘍はできてるだろう。
出来上がりにはあまり満足していないけど、とにかく「終わらせる」ことだけを念じてきたから、終わって大喜びっていうより、急に力が抜けて、どっと眠たくなった。これのために、どれほど頭と体を酷使し、他のやるべきことを犠牲にしたかと思うと、悪魔を取り払ったみたいな感じすらする。
仕事が終わったお祝いに、ちょっと飲みにでもいきたい気分ではあるけど、今日も相変わらず雨だし、明日は学校。のんびり休んでもいられない状況。予習と暗記の宿題をしなくちゃ。
見て見ぬふりをしているんだけど、感想文もたっぷりたまっている。先月読んだものなんか、もう忘れ去っているんじゃないかって感じだけど、そのうちこれもやらなきゃ。
しなくちゃとか、やらなきゃ、なんてことが多くて、なんかうんざりなんだけど、例えばサイトがなかったとしたら・・・ま、誰も困りはしないだろうが、自分は寂しいっていうか、手持ち無沙汰になるんだろうな。
ジオとヤフー統合の被害は結局どうにもしようがないみたいだ。たぶん、ジオ(ヤフー)以外では表示させないようにしているんだと思う。画像置き場にしてる人が多いからってことで。でもそれって、めちゃくちゃ意地悪!規約にも、画像置き場にしてはいけませんなどとは書いてないし。
どこかで何かを大掛かりに変更しなきゃいけないんだろうけど、画面に現れる×印を見るたび、やる気が失せていく。やる気が失せているので、アイデアも出てこない。画像を表示させるために取れる、地味で大変な措置を考えると、そりゃやる気も失せるというものだ。
それに、時間をかけて作り直した・・・だから何だ?だからどうなの?という状況が目に見えるだけに、あわててやる気にもならないんだけど、いつまでも×印を表示させてるわけにもいかないから、そのうちいつかはやらなくちゃならない。またしてもやらなくちゃ、だ。
気晴らしに、 『アイスウィンド・サーガ(1)悪魔の水晶』 を読み始める。これは1作目の途中で終わってしまうから、たぶん欲求不満になるだろうな、と思いながら。原書でも、すぐに続きが読めればいいけど、今月はアン・ライスでめいっぱいだし。
いずれにしても、長らく気になっていた仕事が終わったので、心置きなく本も読めるというものだ。ああ、よかった!
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2004年10月11日(月) ■ |
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映画 「クイック&デッド」 |
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ビデオに録画しておいた映画 『クイック&デッド』 (西部劇、1995年)を見たのだが、シャロン・ストーンがめちゃくちゃカッコ良かった。カウガールっていうと気が抜けるけど、「女ガンマン」か、とにかくカッコいい!全然女っぽくないところが、かえってセクシーかも。寡黙(役が)で声も低いので、男にひけをとらない。
敵役がジーン・ハックマンで、そもそもはハックマンが出てるから録画したんだけど、この人、極悪非道の悪役がまた似合っちゃうんだよね。他にラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ、ゲイリー・シニーズなんかも出ていて、結構豪華キャスト。
レオさまは、 『タイタニック』 なんかより、こっちのほうが全然いい。ていうか、要するに彼はオールバックの髪型が似合わないってことかも。彼がオールバックにしている映画は、個人的にも全く気にいってないし。シリアスな恋愛大作より、ちょっとお馬鹿な役のほうが断然似合っている。<天然?
<Amazon.co.jp> 悪名高き権力者(ジーン・ハックマン)が牛耳る荒野の開拓地で、命と賞金をかけた早撃ちトーナメントが始まろうとしている。そこに、復しゅうを胸に秘めた謎の女ガンマン、エレン(シャロン・ストーン)がやってきた…。
『スパイダーマン』 などの鬼才サム・ライミ監督が、往年のマカロニ・ウェスタンをも彷彿させる、時にマンガティック、時にヴァイオレンスを際立たせたエンタテインメントとして見事に描出しえたアクション西部劇の快作。それまでセクシーぶりが取りざたされることの多かったS・ストーンだが、ここではプラスして銃の似合う粋な女として魅力を増大させている。またレオナルド・デカプリオにラッセル・クロウと、今をときめく人気スターたちが共演していることも、今振り返ると驚きのキャスティングであった。(的田也寸志)
さて、連休も今日で終わりだけど、考えてみたら今日は月曜日。てことは、あさっては学校だ。予習と暗記をしなくちゃいけない。カルロスさんに頼まれた仕事もまだ終わってないし・・・。うげげ!
天気も悪いし、やる気が全然出ない。昼夜逆転を直そうとして、ごく普通の生活を無理やりしているんだけど、そうすると仕事が全くはかどらない。やっぱり私は夜型なんだ。夜中に最も活発になる生物なんだろう。
ところで、今読んでるアン・ライスの 『The Witching Hour』 。PBで1000ページを超えるんだけど、文章が冗長。だからどんどん、どんどん長くなっていってしまうんだろう。本筋に関係ないことが、これでもかというくらいに書き込んである。途中で、何の話だっけ?と確認しなきゃいけなくなるような本だ。早く本筋に入って、面白くなってくれればいいんだけど。。。
とにかく、魔女の話なんだよね?邦題も 『魔女の刻』 だし。なんだか亡霊みたいなのが出てはきてるんだけど(メイフェア家の魔女たちにとりつく悪霊)、魔女はまだ出てこない。ハリポタのような魔法使いが出てくるファンタジーだとは思っていないけど、魔女がメインというより、どちらかというと「悪霊」がメインなんだな。
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2004年10月10日(日) ■ |
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ジオシティーズ統合の被害 |
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ジオシティーズとYahoo!が統合した話は前に書いたが、それに伴って、画像が出ないという問題が深刻。前のURLでも、新しいURLでもだいじょうぶということなので、何の変更もいらないはずなのだが、とにかく画像が出てこない。
一番開く率の多いトップページも、なんとかやっと画像が出るようになったと思ったら、これも出たり出なかったり。その他はいつになったら出てきてくれるんだろうか。とりあえずサーバーのファイルマネージャーを開いて全ページを確かめてみたところ、サーバー経由ならちゃんと画像が出るんだけど、ファイルマネージャーを閉じてアクセスすると、出てこない。
統合されたYahoo!のサイトを見ても、どうすりゃいいのか全然書いてないし、早いところちゃんと表示されるようにしてくれるか、ダメならダメではっきりしてもらいたいものだ。いつまでも表示されないとなると、なんともカッコ悪いし、イメージダウンだし、その後の作業などを考えたら、甚大な被害だ。
ジオのHP作成ページは2つのIDを持っていたのだが、そのひとつは、指示に従って移行させたのに、登録してあった画像ファイルが全部消えてしまってる。どこいっちゃったのよ!そりゃ、あんまりひどいでしょう!
いっそのこと、全部作り直そうか・・・って、それが甚大な被害だってのよ。一体どれくらいの時間がかかるやら。今あるものを作り直すよりも、新しく作ったほうが早いだろうけど、そんなことをしている暇もない。ああ、うっとうしい!
午前中に、そんなこんなの作業をしていて、レモニー・スニケットの<不幸な出来事>シリーズの映画が11月くらいに公開されることを知った。もう3作目くらいまで作られているみたいだけど、悪役のオラフ伯爵がなんともいい味を出してる。日本ではいつやるんだろう?
あのひどい日本語訳も、一応順次出版されてるみたいだけれど、日本語で読んだ人が映画を観たら、あの物語の世界観が変わると思う。それくらい日本語訳はひどい。
そういえば、今日はラグビーの早稲田大×日体大の試合があったのだが、台風騒ぎですっかり忘れていた。天気も陰鬱な感じだし、外に出る気にもならなかった。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『レイトショーのしあわせな夜』/青山南 単行本: 253 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 洋泉社 ; ASIN:4896918460 ; (2004/09)
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2004年10月09日(土) ■ |
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草の竪琴 |
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先日購入したDVD 「グラスハープ─草の竪琴」 を観た。原作はトルーマン・カポーティの 『草の竪琴』 。主人公のコリン(カポーティ自身がモデル)は、 「T2」 のジョン・コナー役エドワード・ファーロングが演じている。
3本の指に入るほど好きな原作だし、エドワード・ファーロングも好きなので、かなり楽しみにいていた映画なのだが、やっぱりカポーティのあの世界を映像にするのは難しいなあと感じた。
画面はいい。音楽もいい。エドワード・ファーロングのナイーブな感じもいい(ほんとは不良だけど)。でも、カポーティの言いたかった「どんなに望んでも、あの時には戻れないのだ」という胸に迫るメッセージまでは伝わってこない。ただ、大好きだった従姉妹のドリーが死んで悲しいということだけ。
それはそれで確かに悲しく切ないのだけど、カポーティはそのことだけを言っているわけではないので、本では涙が止まらなくなったのに、映画ではあまり感動しなかった。でも、カポーティの言いたかったことを忠実に映像化しようと思ったら、一体どんな表現方法があるだろうか・・・・・ない。
●エドワード・ファーロング最新作情報 ●「ターミネーター」ついでに、シュワルツェネッガー知事として初訪日 ●そのまたついでに、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」はあの監督に?
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2004年10月08日(金) ■ |
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チボー家の人々 |
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二日続けて外出(&飲酒)だったので、ウォーキングの疲れもとれないまま、ひたすらだるい。最近は「クエン酸」のおかげで、ほとんど二日酔いはしないが、このクエン酸、ダイエットの敵らしい。
だいたい私は、お酒を飲むと痩せるほうで(飲んでいるときにはあまり食べないし、飲みすぎれば全部吐いてしまうし、翌日も気持ちが悪いので食べられなくなるせい)、毎日飲んで二日酔いしていたほうが、確実に痩せられるのだ。(^^;
というわけで、クエン酸は二日酔いにもならないし、二日酔いにならないから食欲も減退しないし、科学的にもダイエットの敵だし、いいんだか、悪いんだか・・・って、体のためにはいいんですよ。
ところで、おととい早稲田の図書館に行ったのだが、そこで『チボー家の人々』の第一巻を見つけた。先日読んだのは『チボー家のジャック』で、『チボー家の人々』から抜粋されたもの。
で、あれはどうもホモ小説っぽいなどと、不埒な感想を書いていたのだが、それというのも、ジャックとダニエルがやり取りしていた「灰色のノート」というのが先生に見つかり、そこで二人が家出する。その後連れ戻されて、ジャックは感化院に入れられてしまうというのだが、なにしろ問題の「灰色のノート」なるものの内容が書いていないので、家出しなければならないほどの内容とは一体何なのか?→同性愛?ということになってしまったのだ。
いつか「灰色のノート」の中身を知りたいものだと思っていたところ、思いがけず早く、その機会が訪れたというわけだ。図書館で、まさにその「灰色のノート」の中身を見つけたときは、やった!という気持ちでいっぱいだったが、詩とか小説について書かれた他愛もないことであってくれと思う気持ちと、子どもにも読ませるために書かれた本に抜粋できなかったのだから、やはりそれなりのことが書いてあるに違いないという気持ちと、半々くらいだった。
で、早速読んでみると、やっぱりこれは後者のほうであった。それらしき部分を夢中で抜書きしてきたのだが、実際に書き写すとなると、なんだか赤面してしまい、照れくさい。けして文字にできないようなことが書かれているわけではなく、ここに書き写したとしてもなんら不都合はないのだが、「やっぱりそうだったんだ!」と確信しながら、そういった言葉を書き連ねるというのが恥ずかしい。
デュ・ガールは、本当はそんなことを考えて書いたわけではないのかもしれないし、中学生くらいの男の子でも女の子でも、同性の友達がすべて!という気持ちになる時期があるのもわかる。だからジャックは後には女性と付き合うし、特に同性愛っぽいこともなくなるのだけど、そうした少年時代の危うい関係って、何と言ったらいいのか、萩尾望都のマンガみたいな世界なのかな。そんな感じだ。
ともあれ、謎だった「灰色のノート」の中身を知ることができて、すっきりした。私の推測も、なまじ間違った方向でもなかったと思うのだが、それでもまだ考えすぎかな?(^^;
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『アッシャー家の弔鐘』(下)/ロバート・R・マキャモン 文庫: 336 p ; 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594007724 ; 下 巻 (1991/07) 出版社より ペンタゴンを影であやつる「死の商人」─兵器製造業者としての家業 を嫌って、ニューヨークに出奔していたリックスはブライアートップ山山麓にあるアッシャー家の屋敷へと帰っていく。自らの家系をテーマにした小説執筆をもくろむ彼が見たのは、子どもさらいの怪人<パンプキン・マン>が森に出没し、迷宮と化した怪建築<ロッジ>が時折鳴動する驚くべき世界だった。そして古文書からリックスが知った一族の驚くべき秘密とは?鬼才マキャモンが前人未到の領域に踏み込んだ壮大なゴシック伝奇小説!
※画像は原書 『Usher's Passing』
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2004年10月07日(木) ■ |
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アメリカ文学者から見たブルース100年 |
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◆池袋ジュンク堂
「アメリカ文学者から見たブルース100年」─青山南氏・飯野友幸氏
夕方6時半から、池袋のジュンク堂で開催されたトークショーに行く。昨日、久々に15000歩もあるいたので、その疲れからか頭痛が治らず、間際までどうするかな・・・と思っていたのだが、行ってよかったと思う。
ブルースについては、歌手名や曲のタイトルなどはほとんどわからないのだが、好きなことは好き。むしろジャズよりも好きだと思う。最初にはまったのはトム・ウェイツで、あれはブルースじゃないよという人もいるけれど、ブルースを聴くきっかけになったのは間違いない。あとは古いところで、エイシズとかメンフィス・スリムとかが好き。
飯野さんと青山先生の話の中でも、知っている名前は限られてはいたんだけど、それなりに理解はできた。音楽の話ではあるが、また文学の話でもあったから、それがちょうどよく混じりあって、面白かったと思う。
飯野さんが翻訳した『ブルース・ピープル』の出版記念というのが、今日の本題だったんだけど、音楽に関しての本を読むほどの音楽オタクでもないので、そちらは購入せず、青山先生の映画の本を買って、サインをしてもらった。
ちなみに飯野さんは、ポール・オースターの詩集の翻訳もされている。しばらく前に、その詩集を扱っているティー・オー・エンターテインメントという会社から、リンクをさせて欲しいとの連絡があったので(私のサイトにオースターのコーナーがあるのを知らない人も大勢いるだろうが、実はあるのだ)、こちらでも早速リンクしておいたのだけど、それ以来なしのつぶてで、実際リンクもされていないし、なんだかよくわからない状態。
リンクしましたよと連絡を入れたにも関わらず・・・であるから、せっかくすぐに作業したのに、なんだかうらぎられた気がしたし、人にものを頼んでおいて、こんな態度はないよ、って感じ。もちろん、飯野さんには何の責任もないけど、オースターの詩集には特に興味がないので、あとで外そうと思う。
トークショーのときに詩集は売ってないのかな?と思ったのだが、上記の会社で扱っている詩集は、今年の12月に出版されるらしい。そのほか『消失』という詩集も飯野さんの翻訳。
〓〓〓 BOOK
◆ジュンク堂にて
『レイトショーのしあわせな夜』/青山南 ¥1680 単行本: 253 p ; サイズ(cm): 19 x 13 出版社: 洋泉社 ; ISBN: 4896918460 ; (2004/09)
◆読了した本
『アッシャー家の弔鐘』(上)/ロバート・R・マキャモン (著), 大滝 啓裕 (翻訳) 文庫: 406 p ; 出版社: 扶桑社 ; ISBN: 4594007716 ; 上 巻 (1991/07) 出版社より 文豪ポオが名作「アッシャー家の崩壊」で描いた悲劇の一族、アッシャー家は実在した!のみならずその一族は、150年を経て、アメリカの軍需産業の頂点に位置する「アッシャー・アーマメンツ社」の世襲オーナーとして君臨し、ノース・カロライナの山奥に壮大な屋敷を築いてひきこもっている。家業を嫌い、ニューヨークで売れない作家暮らしをしていた主人公リックスが、「父危篤」の知らせに帰郷して知った一族の秘密とは─。モダンホラーの旗手マキャモンが怪奇幻想小説の先達者ポオにささげる話題作。
※画像は原書 『Usher's Passing』 ※ロバート・R・マキャモンの「R」は「リック」。マキャモンの自伝的要素も加味されている作品。
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2004年10月06日(水) ■ |
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総合英語(11) |
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後期授業開始。雨があがって良かった! 結局、夏休みに予定していた勉強など全くやらず、ノーテンキに授業に出席したところ、いきなり「夏休みに何をしたか、英語で述べよ」と言われ、頭の中が真っ白になった。
休み中に洋書を読んだといっても、洋書を読むときは日本語に直すことを考えているので、その逆は全く考えていない。しゃべる機会も全然なかったので、英語でものを考えるということからは、全然離れてしまっている。考えるどころか、英語の単語を口にするということすらしていない。
読めればしゃべれるはずと言われるけど、辞書なしで日本語と同じように読めるならともかく、そうではないので、いきなり逆のことをしろと言われても、とっさには何も出てこない。
とはいえ、しゃべらないわけにもいかないので、文法もなにもあったもんじゃない、ひどい文章をひねり出してしまい、先生も「はあ?」という表情。。。ああ、やってしまったーっ!
語学の授業なんだから、夏休みに何をしていたかくらいの質問はされるものだという推測くらい当たり前じゃないかとは後で思ったこと。休み中に仕事なんかいれずに、ちゃんと勉強しておけばよかった。後悔先に立たず。
「あとから、ああいえばよかった、こういえばよかったと思うことが勉強になるんですよ」
と言われても、大恥かいた事実は消えないでしょ。恥ずかしい〜!
他は、TOEICとかTOEFLとかを受ける目的の人や、会話を主にやりたい人ばかりなので、ちゃんと常に英語を考えている。アメリカに3週間勉強に行ってきたという人もいた。私だけが、もうちょっとスムーズに洋書が読めるようになればいいんだとお気楽な構えでいるので、浮いてる。すっごく浮いちゃってる。
いけませんね、これ。せっかく学校に通っているのに、ちゃんとものにしようとしてないってのは、非常にもったいない・・・とは思うものの、やっぱりぐうたらなので、これこれをやってこい!といわれない限り、なかなか自分ではできない。
それにしても、文学をやる人と語学をやる人では、なんか雰囲気も違うし、全く打ち解けない。挨拶程度で、毎回それ以上進まない。勉強をしに行ってるんだから、それでいいんだとも思うけれど、誰一人、名前も知らない。
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2004年10月05日(火) ■ |
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「グラスハープ〜草の竪琴〜」 |
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雨の中、銀行に行ったついでに久々にブックオフを覗いたら、買いたいような本は全然なかったけれど、探していた 『草の竪琴』 のDVDを見つけてしまった。これは普通に買うと5000円くらいするので、2850円はラッキー!
原作は、言わずと知れたトルーマン・カポーティで、私の 「お気に入りの本ベスト3」 の中の1冊。昔、少年少女だったことのある皆さん、きっと泣きます!そういえば、これも舞台はアラバマだから、アメリカ南部映画祭でやってもよさそう。
で、主演のエドワード・ファーロングは、内容説明にもあるように 「T2」 のジョン・コナー役。あのナイーブな感じがよかったのだが、これが実際には品行不良で 「T3」 には使ってもらえなかったため、あんな弱々しいカリスマ性のない俳優(ニック・スタール)に、役を取られてしまった。
いくらシュワちゃんが肉体に鞭打ってがんばっても、あのジョン役で「T3」はだいぶ面白みが減ったと思う。とんでもない不良でも、やっぱりエドワード・ファーロングが良かった。ヒジョーに残念!
◆BOOK・OFF
「グラスハープ〜草の竪琴〜」/主演:エドワード・ファーロング ¥2850 内容(「Oricon GE」データベースより) 「ターミネーター2」のエドワード・ファーロング主演で贈る、自分らしく生きること、愛することをテーマに描いた感動ドラマ。
※画像をクリックすると拡大します。
◆Yahoo!とGeocitiesの統合
今日から、Yahoo!とGeocitiesが統合した。そういえば、もともとジオシティーズはYahoo!のホームページ作成ツールだったんだっけ。ジオで作成したページのURLはそのまま使えるというので、何の手も加えていなかったのだが、ジオに置いてある画像が全然出てこない。
とりあえず移行して新しいURLで入力してみたけれど、それでも出てこないということは、統合後のシステムがおかしいということか?移行するのに時間がかかるらしいが、サイトで使用している画像は、全部ジオのサーバーに置いてあるので、これがいつまでも表示されないとなると、とんでもない被害だ。泣く!
最近、インターネットのサーバーやメーラー、その他サービスを提供している会社の提携だか合併だかが多くて、余計な作業が増えてしまって辟易している。提携だろうが合併だろうが、利用しているほうは、また潰れたのかとしか思わないので、そういう会社の形などどうでもいいのだが、完全に潰れたのでないなら、利用者が不都合を感じないように、スムーズに移行してほしい。
このサイトで使っている更新情報のブログ(NTT)も、メンテナンスと称して何か作業をやっていたらしく、ここ数日開けなかった。やっと開いたと思ったら、前から重たかったが、さらに、さらに、重たくなっていて、使いづらいことはなはだしい。メンテナンスとは改良するためのもので、けして改悪するためのものではないはず。
同じくライブドアのブログも、何やら変更を加えた後、ひどく重たくなっていて、いつの間にかレイアウトまで崩れている。ブログはだいたいどこの会社のものも重たいのだが、ライブドアは野球関連の話で楽天の不買運動があったせいか、利用者が2.5倍に増えたとか。それは結構なことだけど、増えたら増えたなりに対処して欲しい。質問しようにも、どんな時間にアクセスしても「只今混み合っています」と出て、全くできない状態。
というわけで、サイト内のX印の出ている画像部分は、しばらく見て見ぬふりをしてください。m(_ _)m
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2004年10月04日(月) ■ |
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「スケアクロウ Vol.3」 |
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9月上旬出版予定で、1ヶ月も待たされた3巻目。早速一気読み。相変わらずスピード感あふれる展開で、まさにページターナーだけど、あれ?と思うことがひとつ。
1巻目で「宇宙人」の存在が語られていたので、もうてっきり最後は地球外生命体と接近遭遇するのかと思って楽しみにしていたのに、宇宙人が実は巨大○○だったなんて嘘でしょう!・・・って、結末を書いてしまっていいものだろうか?いや、ダメでしょう。なぜ巨大なのかというところにも、この話のテーマが盛り込まれてはいるんだけど。
この本は、誰が読んでも面白いと思うけれど、軍事ものが好きでない人は手に取りもしないだろう。でもこれから読む人にとっては、結末を知ってしまうことほど残酷なことはないだろうし、やっぱり書かないでおこう。
3巻目ともなれば、嫌だなあと思っていた挿絵のマンガにも慣れたが、それでもどう見たってアメリカの海兵隊には見えない。やっぱり自衛隊だ。コードネームも相変わらず<案山子>だし。ハワイのパールハーバーに帰還するのではなく、市谷の駐屯地(今はもうないが)じゃないのか?って感じ。
このマンガがあることで、わかりやすい部分もあることは事実だけど、これがなければ、主人公の<案山子>だって、ものすごくカッコいい、私好みのヒーローに想像できただろうし、もっとのめり込めただろうと思うと、非常に残念。
とはいえ、隊員が敵に捕らえられて海に吊り下げられ、頭から鯱にパックリ食べられてしまう絵なんて、ぎゃー!と思いながらも、しばらく眺めてしまった。噛み付かれたあと、鯱の口の中で、しばらく意識はあるんだろうか?とか、あれだけ大きくて鋭い歯で噛み付かれたら、即死なんだろうかとか・・・。(^^;
ともあれ、何も考えずに一気に読めて、面白かった!
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『スケアクロウ VOL.3―死闘!南極基地を防衛せよ』/マシュー・ライリー (著), 小林 正法 (イラスト), 泊山 梁 (翻訳) 出版社より 激闘の果てに、今やすべての希望は消えたかに見えた── 「行くぞ。基地を取り返すときが来た」 絶望的な戦力差を知りながら、スケアクロウは再び死地へと舞い戻る。守るべき人のために。失ってはいけないもののために。破滅へのカウントダウンの中で、最後の闘いが始まる─。驚愕、興奮、そして感動の完結編!
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2004年10月03日(日) ■ |
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「アイスウィンド・サーガ」シリーズの行方 |
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やっと『スケアクロウ Vol.3』が届いた。ランダムハウス講談社さん、待ちくたびれましたよ。マジで。(--;
一緒に、復刊された「アイスウィンド・サーガ」シリーズの第1巻が届いたが、これは『The Icewind Dale Trilogy: The Crystal Shard, Streams of Silver, the Halfling's Gem (Forgotten Realms)』という三部作の、1作目『The Crystal Shard』の部分。しかもその3分の1。なんとも中途半端なものだ。
もちろん、3部作全部が訳されているとは思ってはいなかったが、実物を見たとき、これって『The Crystal Shard』の全訳?と思って中を見ると、訳者の解説には、日本版は全9冊で、原書での各巻が3冊ずつにまとまっているとのこと。つまり、『The Icewind Dale Trilogy』としては全9冊で、『The Crystal Shard』は3冊ということになる。
以前に、これは2作目までしか訳されていないと書いた覚えがあるが、『The Crystal Shard』と『Streams of Silver』までということになる。富士見書房の文庫版は絶版で、マーケットプレイスでも1000円から15000円などという値段になっている。
でもこの第1巻以降、情報がないのだが、全9巻まで翻訳されるのだろうか?現状況では、2作目までしか翻訳されていないし、全9巻出すまでには、新たに3作目を翻訳しないとならない。それに、「全部出します」とは、どこにも書いてない。出るとしても、全部揃うには、一体いつまでかかるやら。
だけど、シリーズの1巻目(しかも1作目の3分の1)だけしか出さないということもないだろうと思うので、今後も期待はしているが、結局のところ、早く続きを読みたければ、原書のほうを読まなければならないということだ。とりあえず1巻目があれば、あとは原書を読むのも多少楽になるので、無駄ではないと思うが。。。
※追加記事
どうやら以前出版された「アイスウィンド・サーガ」は、原書の各巻上下で、全6巻で完結されているようだ。つまり全部訳されているということ?絶版であまり情報がないので詳細はよくわからないのだが、全9巻というのは、今回新たに1作3分冊で出版されるようで、ということは、全部出る予定になっているのだろう。
それにしても気の長い話。1冊が1作の3分の1だなんて、ボロ儲けだよ、アスキー!待っているほうは気が狂いそうだ。3分冊にしてもいいから、1作分は一度に出して欲しいものだ。ディケンズやスティーヴン・キングじゃあるまいし、分冊にすれば売れるというものでもないでしょう。上下巻の上だけとかが買えない性格の私としては、こういうのは考えただけでイライラするね。
〓〓〓 BOOK
◆Amazonから
『スケアクロウ VOL.3―死闘!南極基地を防衛せよ』/マシュー・ライリー (著), 小林 正法 (イラスト), 泊山 梁 (翻訳) ¥700 単行本: 275 p ; サイズ(cm): 21 出版社: ランダムハウス講談社 ; ISBN: 4270000252 ; 3 巻 (2004/09) 出版社より 激闘の果てに、今やすべての希望は消えたかに見えた── 「行くぞ。基地を取り返すときが来た」 絶望的な戦力差を知りながら、スケアクロウは再び死地へと舞い戻る。守るべき人のために。失ってはいけないもののために。破滅へのカウントダウンの中で、最後の闘いが始まる─。驚愕、興奮、そして感動の完結編!
『アイスウィンド・サーガ〈1〉 悪魔の水晶』/R.A.サルバトーレ (著) ¥945 単行本: 256 p ; サイズ: B6変形 出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757719396 ; 1 巻 (2004/09/30) 出版社/著者からの内容紹介 ダークエルフの二刀流剣士ドリッズと、魔法の黒豹グエンワイヴァーが活躍する世界2千万部D&Dファンタジー小説シリーズ!! 話題のシリーズを多く手がける米国の超人気作家、最大のベストセラー作品!!
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2004年10月02日(土) ■ |
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マキャモン・コレクションの最後の1冊 |
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◆Amazonから ------------------------------------------------------- 以下の商品については入手できないことが判明いたしました。 田中 一江 (翻訳) "奴らは渇いている〈上〉"
お客様にこの商品をお届けできる見込みでしたが、現時点ではどの仕入先からも入手できないことが判明いたしました。お客様のご期待に背くお知らせとなりますと共に、お客様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。 -------------------------------------------------------
やっぱりねー!7月に注文 して、日本国内だというのに遅れに遅れ、発送が11月になるなんて事態になっていた商品。他の商品はともかく、これはマキャモン・コレクションの最後の1冊(最新作は除く)なのに!
そもそも、これは私がマキャモンのページを作った時には在庫切れ(絶版)になっていて、入手不可だったのだが、その後入手できるということになっていたので、喜んで早速オーダーしたのだが、結局ダメ。だったら、何ヶ月も希望を抱かせるような表示はするなって感じ。
こういう事態を予測してスカイソフトにも頼んであるのだが、そっちもどうなるか。。。ただし、スカイソフトはキャンセルができないので、Amazonで入手できた場合には、二重になる危険があった。スカイソフトが先なら、Amazonはキャンセルできるが。
今頃まで引き伸ばされなければ、マーケットプレイスで買うか(定価より高いのだが)、原書を買うか、いろいろ考えただろうが、安全策はスカイソフトだけだ。スカイソフトがダメなら、結局、上下巻セットのマーケットプレイス商品(下巻は持っているのに)を買う羽目になるのか。(--;
Amazonで入手できないなら、スカイソフトでもダメだろうと思うが、とりあえずスカイソフトの結果を待って、マーケットプレイスに行くしかないかなあ。復刊.comでも、復刊希望にはなっているんだけど、先は長そうだし。
〓〓〓 BOOK
◆Skysoftから
『Full House』/Janet Evanovich (著) ¥834 マスマーケット: 352 p ; 出版社: St Martins Mass Market Paper ; ISBN: 0312983271 ; (2002/09/03)
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2004年10月01日(金) ■ |
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ハロウィーン月 |
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いよいよ10月。なぜ「いよいよ」かというと、後期の授業が始まるというのもあるが、10月はハロウィーンがあるので、ホラーものやファンタジーなどを思いっきり読もうと思っていたので、とても楽しみにしていたのだ。普段からそういうものも読んでいるけれど、わざわざ10月になるまでとっておいたものとかもあるので、待ってました!という感じなのだ。
というわけで早速読み始めたのが、マキャモンの 『アッシャー家の弔鐘』 。内容がハロウィーンに関係しているわけではないが、ハロウィーンについての言及もあるし、なんたって「パンプキンマン」というのが出てくる。たぶんもう絶版になってしまったと思うのだが、原書ではジャック・オ・ランタンの絵が描かれているものもあるし。
他にアン・ライスの 『The Witching Hour』 なども併読予定だが、マキャモンを読み始めたら、当然一気にそちらに行くだろうから、これはほとんど進まないだろう。これは1000ページ以上もあるPBで、しかも字が細かいので、途中で嫌になって挫折するかも。1000ページ以上のPBといったら、 『指輪物語』 にも匹敵するくらい(指輪は大判のPBでの話だけど)だから、果たしてひと月で読み終えるかどうかわからない。他に読みたい本もたくさんあるし。なので自分自身、あまり読了を目標にはしていない。
ちなみに、今月のブッククラブの課題である『アラバマ物語』は、ハロウィーンがテーマではないけれど、ハロウィーンの日に事件が起こるので、いつも10月に読んでいる。もう何度も読んでいるのでストーリーはよくわかっているが、何度読んでもいい本だし(再読したいと思う本は、そう多くはない)、読んでいない人にはぜひ読んでもらいたい本。同じアラバマものでは 『クレイジー・イン・アラバマ』 も気にいっているが、やはりアラバマといえば、『アラバマ物語』にかなうものはないだろうと思う。
お気に入りベスト3といったら、この『アラバマ物語』とトルーマン・カポーティの 『草の竪琴』 、トールキンの『指輪物語』かなと思うが、期せずして、アラバマ生まれの、しかも家がお隣同士の作家が入っているというのは面白い。
■10月の「BOOK CLUB」の課題
『アラバマ物語』/ハーパー・リー (著), 菊池 重三郎 (翻訳) 単行本: 399 p ; 出版社: 暮しの手帖社 ; ISBN: 4766000064 ; (1984/05)
出版社より この美しい小説を、世のすべての親たちに捧げる。 舞台はアメリカ南部の古い町。母なきあとの父と兄妹の心にしみる愛情をヨコ糸に、婦女暴行の無実の罪をでっちあげられた黒人の若者をタテ糸に、見事に織りなした人生のメロドラマ。1961年度のピュリッツァ賞に輝き、11カ国に翻訳され、すでに数百万部を売りつくし、95週延々2年にわたって連続ベストセラーを続けた名作である。
●画像は原書(原書でも可) 『To Kill a Mockingbird』/Harper Lee
<参考DVD>
「アラバマ物語」 価格: ¥2,090 (税込) 出演: グレゴリー・ベック, その他 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン - ASIN:B0001FABB2
Amazon.co.jp ハーパー・リーのピューリッツァ賞受賞小説『ものまね鳥を殺すには』を原作に、名匠ロバート・マリガン監督が詩情豊かに描く社会派ヒューマン映画の秀作。1930年代、黒人差別がはびこるアメリカ南部で、白人少女を暴行した罪で起訴された黒人を弁護することになったフィンチ弁護士(グレゴリー・ペック)は、町の人々から白い眼で見られながらも正義を通そうとする。その一方フィンチのふたりの子どもによって、近所の幽霊屋敷に住むブーという謎の男にまつわるエピソードが並行してつづられていく。
今の眼では理想的過ぎると批判されるかもしれないが、人種差別問題にヒューマニズムをもって切り込んでいく描写は、当時としては画期的だったともいえよう。その意味ではまさに勇気ある名作であり、また、その理想主義を体現するにふさわしい名優グレゴリー・ペックは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞(脚色賞&黒白美術賞も)。名優ロバート・デュヴァルの映画デビュー作。どこで登場するかは各自の眼で確かめられたし。思わず感嘆の声を発すること間違いなしの素晴らしい印象を残してくれる。(的田也寸志)
■「スケアクロウ Vol.3」 Amazon入荷─10/1
『スケアクロウ VOL.3―死闘!南極基地を防衛せよ (3)』/マシュー・ライリー (著), 小林 正法 (イラスト), 泊山 梁 (翻訳) 価格: ¥700 (税込) 発送可能時期:通常24時間以内に発送します。 単行本: 275 p ; サイズ(cm): 21 出版社: ランダムハウス講談社 ; ISBN: 4270000252 ; 3 巻 (2004/09)
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