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2003年09月30日(火)
シュワ氏支持率トップ

今まで、9月の終わりがこんなに寂しいことはなかった。夏休みが終わってしまうからだ。まるで小学生みたいだが、だって夏休みに何にもしてないんだもの。たしかに大長編は読んだ。借りた本も一応決めた分は読んだ。その目的は果たしたけれど、自分で計画していた勉強の目的は全然果たしてない。むしろ英語を読むのが面倒になっているってどういうことでしょう?これじゃ、後期も不安だらけで、登校拒否になりそう。(^^;

シュワ氏支持率トップに 米加州知事リコール・知事選

あ、握手作戦かぁ〜。しまった!カリフォルニアに行くのは今年にするべきだった!今なら頼まなくても向こうから握手してくれるじゃないの!選挙に関係のない日本人じゃダメかな?

でも一応真面目な新聞ネタなんだから、「シュワ氏」っていうのはやめてほしい。ちゃんと「シュワルツェネッガー氏」と書いてもらいたい。たしかに面倒だけど。。。私も飲みに行ってカードで支払うとき、酔っ払って「Arnold Schwarzenegger」とサインするのに苦労してるんだ。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『King Solomon's Mines』("Chosen" Classics)/H. Rider Haggard (著)
ペーパーバック ; Retold
出版社: Peter Haddock ; ISBN: 0710509405 ; King Solomon's Mines 巻


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


2003年09月29日(月)
紀伊国屋洋書バーゲン(5)

そうだ!紀伊国屋の洋書バーゲンが明日までだと気づき、散歩がてらまた行ってきた。天気も良かったので歩くのは気持ちがよかったけれど、涼しくなったとはいえ、まだ動くと暑い。でも店内はもうクーラーもあまり効いてなくて、気持ちが悪かった。

他のバーゲンと違って、本のバーゲンは会場が静か。人は結構いるのに、しんと静まり返っている。そこに携帯がかかってきて、「ヘドウィグのテーマ」の着メロが鳴り出し、みんなに注目されてしまった。なんだ?ハリー・ポッターかよ!という目で見られて、ものすごく恥ずかしかった。しかも和音じゃないし。(^^;

普段あまり外で鳴らない携帯なので(意味なし!)、あの着メロに対する他人のリアクションがわからなかったのだ。やっぱり「ヘドウィグのテーマ」はもう卒業かな。でも、「ターミネーター」が鳴るよりはまだましだったかも。ていうか、受けを狙うなら「ターミネーター」のほうがいいかな?<をいっ!


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン(5)

『The Complete Tolkien Companion』/J.E.A.Tyler \2280-\700
『ホビットの冒険』から『指輪物語』『シルマリルの物語』までの事柄をアルファベット順に引ける辞典のようなもの。改めて引いてみると、案外新しい発見があったりする。以前に何度もAmazonにオーダーして結局入手できなかった『The Complete Guide to Middle-Earth: From the Hobbit to the Silmarillion』も同じようなものだと思う。

『Big Cherry Holler』/Adriana Trigiani \1580-\400
先日、やはりバーゲンで入手した『Milk Glass Moon』の作家のもの。面白いのかどうかまだ不明だけど、出ていたのでとりあえず買っておいた。というか、あとから『Milk Glass Moon』が<BIG STONE GAP>シリーズの3作目だと気づいたので、やっぱり3冊読まないとダメ?という感じ。1作目は当然『Big Stone Gap』

『White Cargo』/Stuart Woods \1590-\400
バーゲンではお約束のようなスチュアート・ウッズ。もう何を買ってあるかもわからなくなっているほどため込んでいる。ウッズは<ストーン・バリントン>シリーズが好きなのだけど、これはシリーズ外。ミステリというよりスリラーっぽいらしい。


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2003年09月28日(日)
Jurassic Park Institute Tour

「ジュラシック・パーク・インスティチュート・ツアー」 at 国立代々木競技場オリンピックプラザ特設会場


[ウェンディーズ ジュラシック・パーク・インスティテュート・ツアー]
Jurassic Park Institute is a trademark and copyright of Universal Studios and
Amblin Entertainment, Inc. Licensed by Universal Studios Licensing LLLP. All Rights Reserved.


パンフのコピー「ほんとに、そこは、原宿なのか。」・・・って、そりゃ原宿ですよ。てゆーか、日本以外のどこでもないって感じで、TDLばりのオーバーアクションに白けた。でも恐竜好きなので、入り口で迎えてくれたT-REXの全身骨格にはしびれた。世界最大のブラキオザウルス(最近もっと大きいのが発見されたが)の全身骨格も見たことがあるが、やっぱりT-REXは別格。恐竜のDNAが入っているネックレス欲しかったなあ・・・。

このイベント、夏休みには小学生がいっぱいだったんだろうけど、夜9時までやっているので、夕方5時過ぎから行くと空いている。事前に近畿ツーリストのサイトで割引券をプリントアウトして、チケット売り場の近畿ツーリストのブースに持っていくと、通常2800円が2000円になる。私もこれを利用したのだが、プリンターが不調で、なんだかわけのわからない割引券になってしまった。それでもしかとで出してみたら、大笑いされたものの(失礼な!)、割引はしてくれた。

帰りは原宿の串助で焼き鳥を食べる。最近、恐竜の子孫は鳥であるという説が有力になってきた。こいつは昔恐竜だったのか・・・って、違うでしょー!余談だが、ここのつみれ(しいたけの肉詰)とササミの梅焼きが私は大好き。

もしタイム・トラベルができたら、やっぱり未来ではなく過去に行って、恐竜を見たい。T-REXに会いたい。恐竜は一億年以上も地球上に棲息していたわけだから、人類の歴史など比較にもならない。そのまま恐竜が支配するようになっていたら・・・なんかそんなSF小説があったような気もするが、「私の上司はヴェロキラプトルで、頭は切れるけど、しつこくてすっごくやな奴なんだよね」なんてね。


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2003年09月27日(土)
夏休みの宿題(?)終了!

終わったー!終わったー!終わったぁーっ!<『The Penguin Book of International Short Stories 1945-1985』
アメリカの作家31篇、441ページ。丸々1冊読了とは言えないが、とりあえず目標は果たしたぞーっ!夏の間中背負っていた重荷がやっとおりた感じ。

今日は「一般常識テスト」を受けた。5、6人いた中で、私がトップの成績だった。へええ〜、信じられない!とりあえず常識はあるってことかな。ご褒美ももらって、ちょっといい気分。

それと、アポロ13号が『ロード・オブ・ザ・リングQUIZ1000』の相手をしてくれた。このクイズをやっている間、私ったら近頃とんと経験がなかったほどの満面の笑み。こんなクイズくらいでこれほど楽しくなってしまうなんて、私も安上がりだと思ったけれど、クイズって楽しい。実際映画しか見ていない人には答えられない問題も多いのだが、これが全部答えられたら、かなりのオタクだと思う。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『I'll Take You There』/Joyce Carol Oates \1385
ペーパーバック: 304 p
出版社: Harpercollins ; ISBN: 0060501189 ; (2003/09/16)

※そもそもオーツはゴシック作家であるというのを聞いてから、オーツのイメージが変わったのだが、これは<花柄コレクション>に入れられそうなきれいな本。


『Neverwhere』/Neil Gaiman \1164
ペーパーバック: 387 p
出版社: Headline ; ISBN: 0747266689 ; (2000/11/02)

※「ニール・ゲイマンがフランツ・カフカと一緒に1ヶ月間地下室に閉じ込められたら・・・という状況をテリー・プラチェットがプロデュースしたような本」って、すごいコピーだなあ。これも先日届いた『Stardust』『Coraline』の作者ニール・ゲイマンの作品だが、児童書ではない。


◆読んだ作品
(『The Penguin Book of International Short Stories 1945-1985』より)

「The Suitcase」/Cynthia Ozick
「The Contest」/Grace Paley
「Eventide」/James Purdy
「Unguided Tour」/Susan Sontag
「Children Are Bored on Sunday」/Jean Stafford
「A Friend and Protector」/Peter Taylor
「Separating」/John Updike
「No Place For You, My Love」/Eudora Welty
「Hunters in the Snow」/Tobias Wolff
「Big Black Good Man」/Richard Wright
「The Best of Everything」/Richard Yates


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2003年09月26日(金)
北海道で地震

明け方、地震があった。起きてからテレビを観たら、北海道で大きな地震があったとのこと。東京でもかなり揺れた(長かったし)ってことは、相当大きなエネルギーだったんだなと思ったら、マグニチュード8。

今日も、どうにもだるくて出かける気にならず、今日こそは図書館に行こうと思っていたのに、それも中止。雑事がいろいろあって、なかなかまとまった時間がとれないというのもあるけれど、とにかく思い切って出かけてしまわないことには、雑事は次から次へとやってくる。

私は自他共に認める「ぐうたら」ではあるのだけれど、意外に睡眠時間は少ない。別に言い訳じゃないが、そうなのだ。おかげで急速に近視になった。主婦として、本物の休みが1日もらえたら、何も(本当に何も!)しないで寝ていたい。遊びに行くなんていうのは制約があるから面白いのであって、何の制約もない日に遊びに行くなんて、絶対に面白くないに決まってる。実際、体験済みだし。何の制約もなく遊べるのは3日が限度。その3日もかなり無理をしてという感じ。すぐに飽きる。(^^;


<気になったNEWS>

「ポップアップ広告を防ぐ」ソフトを売る新手のポップアップ広告が増加
※これって、本末転倒でしょう!海外のサーバーを一部使っているのだが、ポップアップ広告がどんどん増えてくるので、うっとうしくてしょうがない。余力のある時に少しずつ移転させてはいるのだが、「ポップアップ広告を防ぐためのポップアップ広告」って、ふざけるな!よ、まったく。

探査機『ガリレオ』、木星への衝突で任務を終える
※木星の月には宇宙人がいるという話があって、ガリレオからの映像をものすごく楽しみにしていたのだが、テレビでその映像が流れたとき、なぜか猛烈な眠気に襲われ、肝心の映像が見れなかった。しかし実際、最も生命のいる可能性が高いと言われていたイオだったかエウロパだったかに近づいた途端、それまで鮮明だった映像が、急に見えなくなったらしい。宇宙人が邪魔したのか?と話題になったのを思い出す。

原監督、リーグ分裂後巨人最短2年で辞任
※私は巨人ファンではないので、巨人の監督が誰になろうとどうでもいいのだが、次の監督が堀内というのが気にいらない。テレビのプロ野球は巨人戦が多いから、原を毎回見るのも面白くなかったが、堀内ではもっと・・・。(--;
じゃあ、誰だったらいいかってことになると、自民党総裁には誰がいいかというのと同様、答えがないなあ。


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2003年09月25日(木)
夏休みラストスパート

夏休みも残り少なくなってしまったので、あせって借りた本を読んでいる。映画「リーグ・オブ・レジェンド」関連本はスムーズにサクサク進んでいるのだけれど、純文学のほうはなかなかね・・・。(^^;

でも、とりあえずアメリカの作家だけは読もうと決めたので、なんとかがんばりましょう。残りあと11編。まあ、なんとかならない数ではないでしょう。授業の最初の日に返さないと、気になりながらもずっと借りたままになりそうなので、なんとしても返さないと!図書館でも行って、一気に片付けようかとも思ったけれど、なんだかだるくて、だるくて・・・夏の疲れ?ていうか、それほど疲れることもしてないはずなんだけど。。。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『透明人間』/H.G.ウェルズ
内容(「MARC」データベースより)
雪どけの始まった、冬の終わり。その風変わりな男はアイピング村にあらわれた。実験道具とおぼしき荷物を大量に運び込み、いつも顔は包帯でぐるぐる巻き。謎の男は、やがて忽然と消えてしまい…。
※この本、児童向けだったのがちょっと残念。


◆読んだ作品
(『The Penguin Book of International Short Stories 1945-1985』より)

「The Country Husband」/John Cheever
「Quenby and Ola, Swede and Carl」/Robert Coover
「The Hunter」/E.L.Doctorow
「I Look Out for Ed Wolfe」/Stanley Elkin
「Communist」/Richard Ford
「The Last Mohican」/Bernard Malamud
「The Pilgrimage」/William Maxwell
「The Deal」/Leonald Michaels
「The Tryst」/Joyce Carol Oates
「The Artificial Nigger」/Flannery O'Connor


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2003年09月24日(水)
紀伊国屋洋書バーゲン(4)

用事で出かけたついでに、散歩がてらまた紀伊国屋へ。今日は3冊買うのに2時間くらい迷った。というか、この3冊は買うと決めていたとしても、他にどうしようかなというのがたくさんあって・・・。結局、どのみちすぐ読めるわけでもなし、いい加減にしておこうという自制心が働いた。

そのほか、Amazonからも届いたし、もうほんとにいい加減にしたいんだけど、どうやら「本を読む」のではなく、「本を買う」のが趣味になっているらしいし、他にとりたてて面白いこともないので、ま、しょうがないでしょう。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン(4)

『The Princess Diaries Take Two』/Meg Cabot \1300-\500
なかなか面白かった『プリンセス・ダイアリー』の第2巻。以前バーゲンで3巻目を買い、いずれ2巻も出るに違いないと気長に待っていた。4巻もあったが、3巻まで読めば十分だろう。近頃児童書やファンタジーは、クロニクルだのトリロジーだのと続きものが多くて困る。他にも興味を持ったものがあったが、みな続きものの2巻とか3巻だったり。

『Milk Glass Moon』/Adriana Trigiani \1580-\400
昨年、サンフランシスコの本屋で見て、<MOON COLLECTION>にいいなあと思ったのだけれど、ハードカバーだったかトレード版だったかで値段も高かったので諦めた本。ハードカバーのほうが表紙はきれいなのだが・・・。

『Basket Case』/Carl Hiaasen \1590-\400
カール・ハイアセンの最新作のPB。


◆紀伊国屋プロパー

『ロード・オブ・ザ・リングQUIZ1000』/クライヴ・ギフォード \762
やっぱり買ってしまったこれ!入門クラス、普通クラス、難関クラスと分かれており、難関クラスは結構難しい。例えば、「後にホビット庄の通の間で人気となったビールは何年の醸造のもの?」とか「エラノールの誕生日は3月何日?」とか。難しいというか、どうでもいいというか・・・。(^^;


◆Amazonから

『The Slippery Slope (A Series of Unfortunate Events, 10)』/Lemony Snicket \1155
あー、遂に届いてしまった<不幸シリーズ>の10巻目。9巻もまだ読んでいないのに。。。表紙の断崖絶壁に立つサニーの姿に、早く読んであげなくちゃという気持ちにさせられるのではあるが。。。

『Coraline』/Neil Gaiman \699
この画像ではなんだかよくわからなかったのだが、この表紙、本当はとっても不気味(コララインだけでも十分不気味だが)。ミラーコート紙に印刷されたバックの黒い部分には、マットインクの黒で、ネズミだかお化けだか、あちこちから伸びている不気味な手が印刷されている。光をあてる角度によって全体が見えてくる絵なのだ。よく考えられてる。しかし、これってハーパーコリンズだったんだ!ハーパーコリンズの児童書のPBは、めくるとパリパリ音がしてうるさいので、夜中に読めない。それで読めずにいる本が何冊あることか!


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2003年09月23日(火)
「リーグ・オブ・レジェンド」関連本

今日、Amazonから届いたのは、すべて映画「リーグ・オブ・レジェンド」関連で、内容はなんとなく知っているものの、ちゃんと読んだことはないという本。今日読んだ本もそう。しばらく怪奇ものと冒険活劇に浸る。考えてみたら、ちゃんと読んだことがあるのはマーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』だけだ。しつこく夏物の本にしがみついていたが、そんなことはもうすっかり忘れた。

でも、来週からまた学校が始まるなんて信じられない!3ヶ月の夏休みもあっという間で、夏休みにはあれこれしようと思っていたのに、結局何もしていない。少しは痩せようと思っていたが、痩せてもいない。こんな怪奇ものや冒険活劇などに浸っている場合じゃないと思いつつも、読み始めたらやめられない。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ジーキル博士とハイド氏』/ロバート・ルイス・スティーヴンソン


◆Amazonから

『透明人間』/H.G.ウェルズ \700
単行本: 291 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 偕成社 ; ISBN: 4036524801 ; (2003/06)
内容(「MARC」データベースより)
雪どけの始まった、冬の終わり。その風変わりな男はアイピング村にあらわれた。実験道具とおぼしき荷物を大量に運び込み、いつも顔は包帯でぐるぐる巻き。謎の男は、やがて忽然と消えてしまい…。

※翻訳者の雨沢泰氏は、イーサン・ケイニンの『あの夏、ブルー・リヴァーで』やスティーヴン・キングの『ドラゴンの眼』などの訳者。そうだったのか!
ちなみにこの本は完訳だが、児童向けだった。

『ドリアン・グレイの肖像』/オスカー・ワイルド \476
文庫: 325 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102081011 ; 改版 版 (1962/04)

※届いた本の表紙は、この画像と全然違うもの。

『吸血鬼ドラキュラ』/ブラム・ストーカー \860
文庫: 559 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488502016 ; (1971/04)
内容(「BOOK」データベースより)
トランシルヴァニアの山中、星明かりを封じた暗雲をいただいて黒々と聳える荒れ果てた城。その城の主ドラキュラ伯爵こそは、昼は眠り夜は目覚め、狼やコウモリに姿を変じ、人々の生き血を求めて闇を徘徊する吸血鬼であった。ヨーロッパの辺境から帝都ロンドンへ、不死者と人間の果てしのない闘いが始まろうとしている…時代を越えて読み継がれる吸血鬼小説。


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2003年09月22日(月)
ふくちゃんの葬儀

ふくちゃんの葬儀。町屋斎場にて。
葬儀というものは、どういうわけだか様々な人間模様が見られる。第三者として眺めれば、小説にでもなりそうな場面がたくさんあって、『真夜中のサヴァナ』同様、「事実は小説より奇なり」であるとつくづく思う。そして、人が死んだとき、本当に心の底から悲しんでくれる人がどれだけいるんだろうか?とも思う。

ふくちゃんは飲み屋の交際範囲が広かったので、それこそいろんな人が来ていたが、新宿二丁目の「DMX」のマスター(元ダウンタウン・ブギウギバンドのドラマー。二丁目といってもゲイバーではない)の顔があったのには驚いた。「DMX」には、最初にふくちゃんに連れていってもらったのだが、ふくちゃんのイメージにはそぐわない雰囲気の店だったから、それほど親しかったとは思ってもいなかった。

この葬儀で、いつも顔を合わせている人たちの裏側を見たような気がして、複雑な心境だった。実は裏側ではなく、私が見落としていただけかもしれない。そういった人たちの真の姿を、最後にふくちゃんが見せてくれたのかもしれないなと思う。

つい先日、ター坊のお母さんのお通夜で並んでご焼香したふくちゃんなのに、今は目の前で写真になっているという事実。人生って本当に小説より奇なりだ。


〓〓〓 BOOK

◆読んだ作品
『The Penguin Book of International Short Stories』より

「Ceil」/Harold Brodkey
「Children on Their Birthdays」/Truman Capote
「Fat」/Raymond Carver
「The Haile Sellassie Funeral Train」/Guy Davenport
「Order of Insects」/William Gass


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2003年09月21日(日)
「リーグ・オブ・レジェンド」の登場人物たちを求めて

映画「リーグ・オブ・レジェンド」に出てくる本をBOOK・OFFに探しに行ったが、『ジキル博士とハイド氏』しかなかった。できることなら全部の物語を把握していたほうが、より面白く観れるだろうと思い、Amazonにも注文。こういう本は、いつでも読めると思いながら、いつまでも読むチャンスがなかったりするので、こういう機会に一気に読んでしまいたい。

ウィルキー・コリンズの『月長石』は、表紙の大きな宝石にひかれて、原書『The Moonstone』を購入し(届いた本は全然違う表紙だったが)、<MOON COLLECTION>にも入れているのだが、Wordsworthの原書も分厚くて、いつまでも読めそうにないし、たまたま全然読まれていない状態のきれいな本が半額だったので、買ってしまった。

ワシントン・アーヴィングの『スケッチ・ブック』は、「スリーピー・ホロウの伝説」や「リップ・ヴァン・ウィンクル」が収められた短編集。これも原書(Doverの1ドル本で上記2作が入っているもの)を途中まで読んでいるのだけど、邦訳は他の作品も入っているし、そもそもは、ワシントン・アーヴィングといえば『スケッチ・ブック』を読むのが本当なのだと思って購入。

結局、「リーグ・オブ・レジェンド」の登場人物たちを探しに行って、また余計な本を仕入れてきたという感じ。というわけで、読み始めていたウォーリー・ラムの1000ページを超える分厚い『この手のなかの真実』は、まだそれほど進んでもいなかったので延期することにした。


〓〓〓 BOOK

◆BOOK・OFF

『月長石』/ウィルキー・コリンズ \600
文庫: 779 p
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488109012 ; (2000)

『SUDDEN FICTION 超短編小説70』/ロバート・シャパード、ジェームズ・トーマス(編) \100
文庫: 569 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167254026 ; (1994/01)
内容(「BOOK」データベースより)
SUDDEN(サドン)―「いきなり」「だしぬけ」、「おもいがけない」、ぴんと張りつめて、油断のならない。長編小説が200ページかかってやることを、たった1ページでしてのける、とびきり生きのいいショートショートのアンソロジー。ヘミングウェイからカーヴァー、ブラッドベリー、さらに本邦初訳の手練の佳品がぎっしり詰まった576ページ。

『ジェーン・エア』(上)/シャーロット・ブロンテ \100
文庫: 428 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102098011 ; 改版 版 上 巻 (1953/02)

『ジェーン・エア』(下)/シャーロット・ブロンテ \100
文庫: 449 p
出版社: 新潮社 ; ISBN: 410209802X ; 改版 版 下巻 巻 (1954/01)

『スケッチ・ブック』/ワシントン・アーヴィング \100
文庫: 245 p
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102039015 ; 改版 版 (1957/05)

『ジーキル博士とハイド氏』/ロバート・ルイス・スティーヴンソン \100
文庫: 130 p
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102003010 ; 改版 版 (1967/02)


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2003年09月20日(土)
「トゥームレイダー2」

秋のお彼岸はずっと雨のようだ。体風15号のせい?
ふくちゃんの葬儀は22日。その日も予報は雨。

夜、アポロ13号の希望で「トゥームレイダー2」をオールナイトで観に行った。この映画、もともとテレビゲームが原作なので、ストーリーがどうこうというより、無駄とも思える過剰なアクションが目立つ。またしても香港映画っぽいなと思ったら、監督が中国系で、やっぱりねという感じ。主人公ララ・クロフト役のアンジェリーナ・ジョリーはカッコよかったけれど、彼女があまりにスーパーウーマンなので、男優たちが皆へなちょこに見える。ストーリーそのものは興味深いのだが、最後に化け物が出てきちゃったりするのは、やっぱりゲームねという感じで興ざめ。というか、完璧にゲームの世界。最初から、これはファンタジーまたはSFですよという意識で見ればいいのだろうが、何も考えず、クロフト嬢のカッコ良さにうっとりする分には○。

「トゥームレイダー2」には007が在籍している英国諜報部「MI-6」が出てくるが、私が楽しみにしているのは、「MI-7」が出てくる映画。「MI-7」は英国諜報部のショムニという感じのところで・・・ってつまり、あのMr.ビーンが007ばりのスパイになるっている映画「ジョニー・イングリッシュ」のこと。パンフレットを見ただけで大笑いなんだけど、わざわざ映画館で観る気はないかも。(^^;

もう一つ、ショーン・コネリー主演の「リーグ・オブ・レジェンド/時空を越えた戦い」も面白そう。この映画には、文学作品上の登場人物が多数出演。そもそもショーン・コネリーは『ソロモン王の洞窟』のアラン・クォーターメイン役だし、その他、『海底二万里』のネモ船長、『吸血鬼ドラキュラ』のヒロイン、ミナ・ハーカー、『透明人間』のロドニー・スキナー、『ドリアン・グレイの肖像』のドリアン・グレイ、『トム・ソーヤーの冒険』のトム・ソーヤー、『ジキル博士とハイド氏』のジキル博士とハイド氏といった具合。国も時代も異なるヒーローたちが、19世紀末のヨーロッパで結束して世界を救う、ファンタジックな冒険活劇ということで、「誰ひとり、ただ者じゃない」というコピーがいい。

<リーグ・オブ・レジェンド公式サイト>

   

  

これを観るために、少なくとも『ソロモン王の洞窟』、『海底二万里』、『ドリアン・グレイの肖像』は読んでおこうと思ったりして、また読むものが増えてしまった。他の作品は既読のものもあるし、未読でも内容は知っているが、この三作はちょっとあやふやなので、ぜひ読んでおきたい。しかもすでにテレビでCMも始まっているし、映画自体も10月公開なので、なるべく早めに。


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2003年09月19日(金)
早朝の訃報

今朝早く、携帯のメールで起こされた。普段なら寝ているときにはメールの音など気づかないのだが、はっと思って飛び起きて開いてみたら、どん底の友人であり、この日記にも何度も登場しているふくちゃんが死んだという知らせだった。

メールでは状況がよくわからないので、同じく常連の田中さんに電話をしてみたところ、いつも来る水曜日に来なかったし(よほどのことがない限り有り得ない)、電話をしても出ない、携帯も出ないというので、心配してマスターが家まで見に行ったところ、血の海の中に倒れて死んでいたらしい。事件とかではなく、もともと肝臓が悪かったので、おそらくいきなり劇症肝炎になって吐血したのではないかと誰もが推測しているのだが、ともあれ警察で検死をするまでは詳しいことはわからない。

先週の金曜日に会ったのが最後だった。状況からして、その日帰って、そのまま倒れたのではないかということだったが、もしあの日、クラスの人のお誘いがなかったら、しばらく会わずじまいだったろう。ふくちゃんが死んでも悲しくはない。というのも、肝臓がかなり悪いのにお酒がやめられず、いつ死んだっておかしくない状態だったから、皆がもう覚悟をしていたのだ。ただ、最後の状況があらかじめ考えうる状態の最悪のものだったから、それがなんとも無念としか言いようがない。できれば皆が見守る中で、安らかに逝かせてやりたかった。

考えてみれば、一人暮らしでこうした死を迎えた知人が3人もいる。死ぬのは怖くないなどといいつつも、そうやってひとりで死を迎えるのは怖いと思う。一人暮らしでなかったら、もしかしたら助かったかもしれないと思うと、残念でたまらない。

7月にター坊のお母さんのお通夜に一緒に行き、俺が死んだらこうしてくれ、ああしてくれなどと冗談を言っていたのだが、それがこんなに早く来るとは。。。


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2003年09月18日(木)
紀伊国屋洋書バーゲン(3)

夕方、運動がてらに紀伊国屋へ。
見るだけ・・・のつもりが、行けばやっぱり買ってしまう。Anita Shreveの『The Last Time They Met』はずっと狙っていた本だったし、他2冊も前日見て、どうしようかな?と思っていたもの。

実は『The Lord of the Rings』のPBで、私が持っているのとは別バージョンのものが3冊揃っていたのを前日に見ていて、それもあったら買いそうだなと思っていたら、それはすでになかった。にしても、全くきりがない。(^^;

バーゲン会場で「指輪物語」のクイズ本があって、ちょっと欲しかったのだが、クイズって、誰かと問題を出し合ってやるんでなくちゃ面白くないだろうとやめておいたのだけど、翻訳書のコーナーを見たら、すでに翻訳されていた(『ロード・オブ・ザ・リングQUIZ1000』/クライヴ・ギフォード)。日本語での問題なら、誰か相手をしてくれるかな?


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン(3)

『The Last Time They Met』/Anita Shreve \1579-\400
ペーパーバック: 14 p ; サイズ(cm):
出版社: Little Brown & Co ; ISBN: 0316781266 ; (2002/01/22)

『City of God』/E.L.Doctorow \1628-\400
ペーパーバック: 272 p ; サイズ(cm):
出版社: Penguin USA ; ISBN: 0452282098 ; (2001/01/30)

『The 25th Hour』/David Benioff \1580-\400
ペーパーバック: 278 p ; サイズ(cm):
出版社: New English Library ; ISBN: 0340822295 ; (2002/05/16)
※ベニオフ初の長編小説で、スパイク・リー監督、エドワード・ノートン主演で映画化。


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2003年09月17日(水)
「ローマの休日」をスクリーンで

映画「ローマの休日」を観に行った。
平日の朝いちの回だというのに、満員。次の回は整理券がないと入れない状態だった。水曜日は料金が1000円だというのを差し引いても、リバイバル上映で、これほどまでに観客を動員する映画は、ちょっとほかには思いつかない。

製作50周年記念上映ということだったが、奇しくも今年6月に亡くなったグレゴリー・ペックの追悼記念にもなった形。映画の内容は今更言うまでもないだろうが、私の「究極の理想の男性」(実在の人物として)をスクリーンで見るのは、もうこれが最後だろうと思うと、思わず涙。

「ローマの休日」と言えば、オードリー、オードリー、オードリーで、たしかにオードリー・ヘップバーンもステキなのだが、グレゴリー・ペックをなくしては成り立たない映画。パンフレットに載っていた、映画評論家の渡辺祥子氏の文章を引用しよう。


アメリカ映画デビューだった新人オードリー・ヘップバーンを、当時すでに大スターだった彼が大きな包容力で支える姿の頼もしさは、それだけで女性たちの心をときめかせた。
(中略)
無名の新人オードリーの将来を見抜いた彼が、「グレゴリー・ペック主演ローマの休日」となるところを「グレゴリー・ペック、オードリー・ヘップバーン主演ローマの休日」にさせた、というエピソードを知ればさらに彼の謙虚な人柄と思いやりに魅せられる。
(中略)
彼は、アメリカ人が理想とする一市民を演じ、そこに生きている人間の血を通わせた。若い日の彼は確かにうまい演技派ではなかったが、彼を見ることでアメリカの観客は、どんなことがあってもこういう人が存在する限りアメリカは大丈夫、という安心感を抱いてほっとしたのではないかと思う。


というわけで、オードリーを一躍大スターにしたのは、グレゴリー・ペックであり、アメリカの「良心」や「誠実」を代表していたのも彼だった。そのペックがいなくなってしまった今、アメリカはもう安心なんかしてはいられないだろう。あんな俳優はもう二度と出てこないだろうから。アメリカだけでなく、日本でだってそう思う。あんな人はもういない。そう思うと心の底から悲しい。パンフレットを見ながら泣いている私って、変ですか?


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋洋書バーゲン(2)

『Harry Potter and the Prisoner of Azkaban』(US版ハードカバー)/J.K.Rowling \2800-\1100

※「ハリポタ」第三巻。
UK版はハードカバーもPBも全部揃っているのだが、US版のハードカバーはまだ揃っていない。

『The Mulberry Tree』/Jude Deveraux \1590-\400

※この夏のニューヨーク・タイムズベストセラーリストに載った本で、買おうと決心したものの、直前でやめておいたもの。バーゲンに出る気がした。でも、サマー・リーディングでこの人の『The Summerhouse』を読み始めたものの全然進まなくて、途中で止まっているんだけど・・・。


◆Amazonから

『The Monk』(Oxford World's Classics)/Mathew Greogory Lewis \1985
※以前に書店で見て以来ずっと手に入れたいと思って、Amazonで価格の変動を見ていた。2000円を切ったし、これまでで一番安くなったので、そろそろいいかと。ゴシック小説。文庫本くらいの小型のハードカバー。解説はスティーヴン・キング。

<邦訳>
『マンク』/マシュー・グレゴリー・ルイス (著), 井上 一夫
価格: ¥3,689
単行本: 642 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 国書刊行会 ; ISBN: 4336037477 ; (1995/06)
内容(「MARC」データベースより)
若き僧院長アンブロシオは、修道院に入り込んだ美女の誘惑にかかった。戒律を破った彼は殺人、強姦、黒ミサとあらゆる悪徳に身を沈めていく。すさまじい背徳と残虐によって不当な評価を受けてきたゴシック小説の傑作。

『The World According to Garp』(Modern Library)/John Irving \1881

※モダン・ライブラリーのアーヴィング顔写真表紙シリーズ。トレード版サイズの小さめのハードカバー。アーヴィング作品でこれが一番好きな作品なのに、原書は今まで持っていなかった。これは自分でも意外。

『Stardust』/Neil Gaiman \816

『Coraline』『The Wolves in the Walls』などでお馴染みの、ニール・ゲイマンのファンタジー。読むのは初めてだけれど、この人意外にカッコイイのだ!
画像は届いたものと同じ最新のマスマーケット版の表紙だが、リンクは古い表紙のもの。

<neilgaiman.com>
なかなか興味深いゲイマンのサイト



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2003年09月16日(火)
紀伊国屋洋書バーゲン(1)

やっと連休が終わった!
この休み中、ずーっとアポロ13号がPC部屋でゴルフの練習をしていて、使いたい時にPCを開けなかったため、日記もモバイルからしかアクセスできず、メモ程度にしか書けなかった。ダイエット器具を買っていいかと聞いたら、ゴルフができなくなるからダメだというし、だから家の中でゴルフの練習なんかするなってのよ!そっちのほうがおかしいでしょう!

連休中は紀伊国屋の洋書バーゲンにも行けずにやきもきしていたので、今日は早速バーゲンに行ってきた。お目当てはマイケル・シェイボンの『Summerland』だったが、それを見つけて喜んでいるうち、あれ?という間にかごがいっぱいになってしまった。それも、どれも捨てがたいものばかりで、結局11冊!しかも今回はトレード版が多くて、持って帰るのも容易じゃなかった。ここに画像を載せるのも容易じゃなかった。(^^;

<紀伊国屋各店催事情報>


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『サンクチュアリ』/ウィリアム・フォークナー
内容(「BOOK」データベースより)
ミシシッピー州のジェファスンの町はずれで、車を大木に突っこんでしまった女子大生テンプルと男友達は、助けを求めて廃屋に立ち寄る。そこは、性的不能な男ポパイを首領に、酒を密造している一味の隠れ家であった。女子大生の凌辱事件を発端に異常な殺人事件となって醜悪陰惨な場面が展開する。ノーベル賞作家である著者が“自分として想像しうる最も恐ろしい物語”と語る問題作。


◆紀伊国屋洋書バーゲン

『Summerland』/Michael Chabon \1880-\800
出版社/著者からの内容紹介
野球の苦手な少年イーサンは、サマーランドの妖精(ようせい)たちの英雄(えいゆう)として、邪悪(じゃあく)なコヨーテとの野球の試合にのぞむ。ピュリッツァー賞作家初の児童書。

※やっぱりあったシェイボンのこれ!ハードカバーだと思っていたけど、ひと回り大き目のトレード版だった。それで500ページ。詳細に書き込むシェイボンの長編は長い!
※リンクは来年2月発売のPB。Amazonにはハイペリオンのトレード版が載っていない。

『Super-Cannes』/J.G.ballard \1580-\700

※イギリス人の友人アンドルーのお薦めの本。どうかな?

『The Sopranos』/Alan warner \1580-\700
内容(「MARC」データベースより
初夏のある日、規律厳しい聖マリア女学院生の合唱隊は、全国コンクールに出場するため出発する。都会での自由時間、合唱コンクール、港町へ帰って徹夜で大騒ぎ…。ソプラノたちの24時間を生き生きと等身大で描く青春物語。

※邦訳の『ソプラノ』を買おうかなと思っていたのだが、原書があったので、これでよし!

『Middle Age : A Romance』/Joyce Carol Oates \1480-\700

※多作にしては、あまり書店で見かけないオーツ。あったときに買っておく。

『The Last Defender of Camelot』/Roger Zelazny \2990-\700

※SFの巨匠、ロジャー・ゼラズニィの作品集。

『Molly Moon's Incredible Book of Hypnotism』/Georgia Byng \1300-\500
内容(「MARC」データベースより)
孤児院のいじめられっ子モリー・ムーン。ある日、偶然図書館で出会った一冊の本が、彼女の人並み外れた「催眠術」の力を花開かせた。めくるめく冒険の数々。しかしそこには思わぬ落とし穴が…。女の子版ハリー・ポッター。

※<邦訳>
モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語 ハリネズミの本箱/ジョージア ビング (著), Georgia Byng (原著), 三好 一美 (翻訳)

『Skin Tight』/Carl Hiaasen \1590-\400

※最近、お気に入りのカール・ハイアセン。原書で読むのは初めて。

『For King and Planets』/Ethan Cannin \1460-\400

※イーサン・ケイニンため込んでます。他にもついこの間Amazonで買ったものが2冊ほどあって、ちょっとがっくり。今までそんなに出ていなかったと思うんだけど、気が付かなかっただけ?

『Welcome to the World, Baby Girl』/Fannie Glagg \1395-\400

※Amazonのカートに入れてあった、ファニー・フラッグの本。どうしようかなと思っていたところなので、あって良かった!

『Guppies for Tea』/Marika Cobbold \1480-\400

※未知の作家だが、<花柄コレクション>に入れられそうなきれいな表紙に惹かれて。(^^;

『To Trust A Stranger』/Karen Robards \1590-\400

※ロマンチック・サスペンス。前に1冊読んでまあまあだったので、あれば買う作家。


◆紀伊国屋プロパー

『柔かい月』/イタロ・カルヴィーノ \850

※ずーっと復刊を待ち続けたカルヴィーノの本。もう1冊『レ・コスミコミケ』も早く復刊してほしい!



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2003年09月15日(月)
『真夜中のサヴァナ―楽園に棲む妖しい人びと』

夕べかなりの雨が降ったので、朝の空気は少し爽やかだった。初夏の朝といったようなまるで季節感のない空気。でも、気がついたんだけど、これほど暑くても、もう蝉は鳴いていない。秋なのよ、やっぱり。

『真夜中のサヴァナ―楽園に棲む妖しい人びと』を読了。
この本は、「事実は小説より奇なり」という言葉がぴったりあてはまるようなノンフィクション。真野明裕さんの訳者あとがきとは別に、青山南さんの「サヴァナに寄る」というエッセイがついているので、二重に楽しめる。登場人物は全て実在の人物だが、こんな人たちが住んでいる町にいたら、退屈なんかしないでしょうねえ。

エッセイと写真でつづられた南さんの『アメリカ深南部』という本(写真集?)には、写真と共にサヴァナについての文章があって、『真夜中のサヴァナ』を読むにも大いに役立った。このサヴァナへの旅に、青山南さんは原書の『Midnight in the Garden of Good and Evil』を持っていかれたそうだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『真夜中のサヴァナ―楽園に棲む妖しい人びと』/ジョン・ベレント
内容(「BOOK」データベースより)
サヴァナ、それは「北米一美しい街」と評判の、アメリカ南部に眠る"楽園"である。しかしその住人は妖しさもとびきりだ。由緒ある大邸宅にたったひとりで暮らす男、見えない犬を連れて散歩する老人、数々のミスコンを制覇した女装の名花…そしてある日、これら一癖ある人びとの日常の平穏を破る、奇妙な殺人事件が起こった!クリント・イーストウッド監督映画化の、実在の街と事件に取材した傑作ノンフィクション。


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2003年09月14日(日)
Tequila SLAMMA & LEMON

Tequila SLAMMA & LEMON
Armando Gonzales homestyle recipe for Lemon Tequila Slamma. Kept secret amongst locals or 80 years in Mexico. The true tequila SLAMMA.


このお酒の中身はともかく、瓶がすごい!麦わら帽子をかぶって大笑いしているアルマンド・ゴンザレスおじさんの前歯に注目!ウェブ上で金色に見えるだろうか?ともあれ金歯である。瓶のラベルは黄色と黒の2色刷りだが、この金歯部分だけに金が使ってある。贅沢!というか、このテキーラ・スラマでひと儲けして、それまで欠けていた前歯に金歯を入れたので、どうしても金を使いたかったとか・・・?80年もレシピを秘密にしていたとは思えない、ただのテキーラのレモンソーダ割りという感じだが、なぜか「原産国オーストラリア」というのも怪しげ。


職安通りのドンキホーテに買い物に行き、隣の酒屋で上のお酒を買ってみたのだけれど、なんかもう笑っちゃうなあ!2色刷りの一部分だけに別の色、しかも金を使う(なおかつ箔押しだし)ってのは、そこだけにかなりの費用をかけているということ。その部分が「金歯」というのがもうツボにはまっちゃって、おかしくてしょうがなかった。

それにしても職安通りはもうすっかり韓国だ。ハングル文字があふれ、道行く人がしゃべっているのもハングル語。なんだか自分が外国人になった気分で、おどおどしてしまった。韓国料理を食べようと思ったのだが、ちょっと怖くてどこにも入る気がしなかったので、仕方なく高くて、けしておいしくない定食屋「東新宿食堂」なんかに行ってしまった。


〓〓〓 BOOK

◆読んだ作品
『The Penguin Book of International Short Stories 1945-1985』より

「Hair Jewellery」/Margaret Atwood
「Going to Meet the Man」/James Baldwin
「The Child Screams and Looks Back at You」/Russell Banks
「Cortes and Montezuma」/Donald Barthelme
「Jacklighting」/Ann Beattie
「A Distant Episode」/Pawl Bowles
「Greasy lake」/T.Coraghessan Boyle


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2003年09月13日(土)
この夏(?)一番の暑さ

体調の悪いときに出かけたせいか、今日は1日死んでいた。この夏一番の暑さだったらしいが、もう秋じゃないの〜?今ごろ暑くなっても、ただ迷惑なだけ。こんな暑さなのに、アポロ13号はゴルフへ。暑くても寒くてもゴルフには文句を言わず、嬉々として出かけていく。熱中症にでもなりはしないかと心配しているというのに。

今日から紀伊国屋の洋書バーゲンも始まっているはずだが、あんまり暑くて倒れそうなので、行くのはやめておいた。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ゾエトロープ[noir]』(B+)/フランシス・フォード・コッポラ(編)
[ 内容 ]
新人作家を発掘し、映画の原作となる短編を産み出すために創刊された文芸誌『ゾエトロープ』。三巻目となる本作では、収録作品のすべてが何らかの文学賞の受賞作もしくは候補作。圧倒的なクオリティで贈る最新作!

※ちなみに年末には、[noir]と対になった『ゾエトロープ[blanc]』が出る予定とか。




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2003年09月12日(金)
夜の部出席に○

同じ講座を受けている人から、「帝国ホテルでお昼を食べて、日比谷でジュリアン・ムーアの「エデンの彼方に」を観て、それから新宿で飲みましょう」というお誘いがあった。でも体調も良くなかったので、夜の部だけ出席。

出かけてしまうとなかなか帰れない常で、彼女たちと別れたあと、できるうちに約束を果たしておこうというわけで、おホモだちの誕生会(本当は明日だが)に数人連れ立って顔を出す。みんなでお金を出し合って、「ホモグッズの福袋」(よくわかりませーん!)をプレゼントに買っていった。

ところで、ジョン・ベレントの『真夜中のサヴァナ』に、シャブリというオカマが登場するのだけれど(実在の人物)、この会話がね・・・。真面目な真野明裕さんがよくぞあそこまで訳されたなとは思うけれど、真野さん、もっと二丁目で遊びましょうよ!(^^;



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2003年09月11日(木)
中秋の名月

今日はお月見。まず火星が見えた。しばらくして真東のビルからぬーっと月が昇ってきた。昨日はたった1日で満月になるかしら?と思っていたのだが、しっかりまん丸な満月だ。すでに火星とはかなり離れている。

早速火星観測用に用意してある双眼鏡で(今回は三脚もつけて)観測。月の左側は滑らかなのに、右側はかなりあばたなのがわかる。片側だけがあばたなのは、月のミステリーのひとつだ。大気がないので土地の形状までわかるのだが、地球から見てもあれほどでこぼこしているということは、かなりの高低差があるということだろう。すごい。月はいくら見ても飽きない。

しかし、肉眼でもきれいに見えたのはほんのわずかな時間。すぐに薄い雲に覆われ、時折厚い雲に隠れる。双眼鏡の中で、雲が不気味に流れていく。これが東京の夜の大気の状態。悲しいかな、けしてきれいに晴れ上がった空は期待できないのだ。特に新宿は、東京でも一番暑い場所。夜もずっと暑いので、大気はとても不安定。少しでも晴れれば、いいほうだろう。

子どもの頃のお月見の写真を見ると、月、ススキ、お団子が写っているのはもちろんだが、私や弟は厚手の着物を着ている。今日の気温を考えたら、ええっ!という感じだけれど、昔は今頃はもうかなり涼しかったのだろうか?空気が冷たくなっていたから、月も素晴らしくきれいに大きく見えていたことだろう。地球の温暖化がこんなところでもわかる。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『クジラの島の少女』 BOOK PLUS/ウィティ・イヒマエラ


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2003年09月10日(水)
病院にお見舞いに行って病人に?

モバイル復帰!よかったぁ〜!

昨日友人から電話があり、都立大塚病院に入院しているとのこと。では、お見舞いに行くよと約束したので、朝からお腹が激痛だったのだけど、無理して行ってきた。向こうは退屈してずっと待っているだろうし、病院では携帯も通じないから連絡もできないし。。。でも、電車に乗るのも久しぶりだし(最近は歩いて行けないところには行かない)、暑かったし、昨日は2時間も寝ていないしで、さすがに体力消耗。家に帰ったら、もうすっかり虚脱状態。ふわあ〜。


〓〓〓 BOOK & CD

◆読了した本

『The Perfect Summer』/Luanne Rice

<SUMMER COLLECTION>


◆Amazonから(3冊ともBOOKPLUS新刊)

『ゾエトロープ[noir]』 BOOK PLUS/フランシス・フォード・コッポラ (編) \1000
[ 内容 ]
新人作家を発掘し、映画の原作となる短編を産み出すために創刊された文芸誌『ゾエトロープ』。三巻目となる本作では、収録作品のすべてが何らかの文学賞の受賞作もしくは候補作。圧倒的なクオリティで贈る最新作!

翻訳のほうは原書とは全く違う内容。日本独自の編集。
<Zoetrope : All Stories>
※<Vol. 7, No. 2>掲載 Mary Yukari Waters「Mirror Studies」


『クジラの島の少女』 BOOK PLUS/ウィティ・イヒマエラ \1000
[ 内容 ]
クジラ乗りのパイキアの血を受継ぐマオリ族。代々男を族長としてきたが、不幸にも生まれたのは女の子カフ。けれど彼女には不思議な力があった……壮大な自然の力に導かれ、少女はパイキアとなるべき運命をたどる――

さらに詳しく
「小さな勇気が世界を変え、女の子でもヒーローになれる」
----ウィティ・イヒマエラ

ニュージーランドのファンガラの地で、一人の少女が生まれたその名はカフ。クジラ乗りの先祖をもち、代々男を長としてきたマオリの一族に、初めて娘が授けられたのだ。しかし跡継ぎを切望していた、長である祖父は、カフをどうしても受け入れられない。頼もしく優しい祖母や叔父、そしてニュージーランドの自然に囲まれ成長するカフ。やがて彼女に不思議な力が備わっていることに、二人は気づく。一方、頑な祖父は跡取りの男の子を探し続けるが、上手くゆかない。そんな時、いつもそばには笑顔のカフがいたそして運命の時は、突然、やってくる。クジラの異常な大群が浜に押し寄せた。かつてないマオリの危機に、一族全員が結集する。もはや為す術もない状況の中、クジラの声に導かれるかのように、少女は−人、海へと向かった…‥。マオリの少女が起こす寄跡が、国境を超えて感動の涙をもたらす。ニュージーランドの国民的作家が描く、愛と奇跡の物語。

著者略歴
ウィティ・イヒマエラ
1944年ギズボン生まれ。オークランド大学中退後、ギズボン・ヘラルド紙の記者を務め、再び学究生活に戻る。短編集『Pounamu Pounamu』(72)、続けて小説『Tangi』(73)と、マオリ人作家として初めて本を出版し、注目を浴びる。これをきっかけに当時のニュージーランド首相によって、外交官に起用され、アメリカでの大使館勤務時代の86年に本作を執筆。 90年からオークランドの大学で教鞭をとるかたわら、精力的に執筆活動を続けている。小説からノンフィクションまで、著作は多数。ニュージーランドの国民的作家である。

<映画「クジラの島の少女」公式サイト>


『アンダーキル』 BOOK PLUS/レナード・チャン \1200
[ 内容 ]
ガールフレンドのリンダは弟の死に不審なものを感じていた。そしてふたりはその謎を解くために夜ごとドラッグ・パーティが開かれる街へ繰り出す……『夜明けの挽歌』に続くシリーズ最新作!


◆BOOK・OFFにて

CD 『The Very Best Of Eagles』/The Eagles \1550
内容(「CDジャーナル」データベースより)
70年代ミュージック・シーンを代表するアーティスト、イーグルス。彼らの名曲の数々17曲を収録した完全ベスト盤の登場は、いつまでも色あせない感動をはっきりと実感させてくれる。




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2003年09月09日(火)
ハリポタ海賊版登場

ハリポタ海賊版登場、訳者の“謝罪”付き

─あちこちに英語の原文が残され「ごめんなさい。意味が分かりません」「よく分からないので言い換えました」といった注釈だらけ。大半のページで訳者が“謝罪”している。


海賊版だからこそか、意味が分からないのに翻訳して売ってしまうって、すごい話。訴えられるのを承知で、とりあえず儲けておこうって魂胆なんだろう。さすがラテン系!でもこんな翻訳で、読んだ人は内容が分かるんだろうか?この注釈つきの文を読んでみたいかも。(^^;


シュワちゃん、ドイツ語なまり笑われ謝罪要求

シュワちゃんをからかったデービス知事(民主党)。言わせてもらうけど、カリフォルニア人(?)だってめちゃくちゃ訛ってません?カリフォルニアの人同士でしゃべったら、全然わからない。そもそもアメリカなんて、ネイティブ・アメリカン以外は、ほとんど外国人じゃないの。「カリフォルニア」の発音ができなければ・・・ということだけど、カリフォルニアの人たちに多い「キャリフォルニア」という発音は、イギリス人から「訛っている」と言われたぞ!ドイツ語の訛りがいくらあったって、ブッシュの馬鹿と比べたら、全然ましだろう。

でも、シュワちゃんも卵をぶつけられたり、いろいろ大変。「朝食には卵とベーコン。次はベーコンも頼むよ!」とかわしたそうだけど。。。がんばれ、シュワちゃん!できればターミネーターのイメージで知事をやってもらいたいね。「いい人」のイメージなんか必要ないと思うなあ。あの知事に睨まれたら死ぬほど怖い!くらいの迫力でいって欲しい。


ところで、愛用していたモバイル(ヒューレット・パッカードのhp jornada 690)が壊れた。ぐわーん!2年半故障なしでいたのに、いきなり!コップについた水滴が1滴たれただけなのに・・・(泣)。

キーボードがダメになったみたいで、打つことはできるけど、文字列がめちゃくちゃ。もう無料修理はできないし、修理にどれくらいかかるんだろう。能力的には新しいのを買ったほうがいいような気もするのだけれど、とりあえず手元ですぐ作業できないというのは不便。モバイルがある生活に慣れてしまっているので、これが使えないというのは、PCが壊れるよりも不便に感じる。


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2003年09月08日(月)
入手困難なMax Apple

Amazon、またぁ〜?これも延々待たされた挙句、結局入手不可かも。

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誠に申し訳ございませんがご注文いただいた以下の商品が
まだ確保できておりません。
Max Apple (著) "Roommates"
商品の発送が4~6週間ほど遅れます。
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Max Appleの本は邦訳は全然ないし(少なくともAmazonには)、原書の他の作品もほとんど絶版か在庫切れだったりして、なかなか入手できないようだ。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Day of the Triffids』/John Wyndham \1194
ペーパーバック: 272 p ; サイズ(cm):
出版社: Penguin Books ; ISBN: 0140285539 ; (1999/10/07)
この本は、すでに古典の域に入るのでは?
ある日流星群がやってきて、それを見た世界中の人が失明。そして・・・。映画にもなっているSFホラー?ちょっとB級映画っぽい設定に興味をそそられて。


『The Life and Adventures of Santa Claus』/L.Frank Baum \591
マスマーケット: 160 p ; サイズ(cm):
出版社: New Amer Library Classics ; ISBN: 0451520645 ; Reissue 版 (1994/11/01)
『オズの魔法使い』の作者が書いたサンタクロースの本。興味深いのは、サンタクロースの子ども時代が描かれていること。サンタクロースにも子どもだったときがあったとは、誰も考えたりしないだろう。解説はMax Apple。肝心のMax Appleの本はまだ届かず、入手できるかどうかも不明。


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2003年09月07日(日)
紀伊国屋洋書バーゲン

洋書大幅値下げ!
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9月3日より紀伊國屋書店洋書売場では、英米直仕入の洋書を実勢レート並みのお得な価格でご提供しています。(フィクション、人文社会・ノンフィクション、絵本、趣味書、旅行ガイド等)

従来より最大33%プライスダウン!
(学術書、英語教材等一部分野を除く)

★アンケート実施中(10月末日迄)。
ご回答者の中から抽選で100名様に5,000円分の図書券進呈!
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なに?なんですって?もうバーゲンは始まってるってわけ?告示が遅いよ!
しかもこれまでみたいに「PB400円均一」とかじゃない!3割引では、青山ブックセンターとか丸善とかと変わらないし、全然「大幅値下げ」じゃないじゃない!がっかりだあ〜。だったら、これまでみたいに一生懸命通うこともないか。400円均一とかの均一セールが楽しみだったんだし、とってもお得だったのに。。。ぶぶぶ!

こうなったら、適当に良さそうなのを選んで買うってわけにもいかなくなるから、紀伊国屋のほうも売り上げ減るんじゃないのかな?洋書は買取だろうし。紀伊国屋の儲けはどうでもいいけど、これまではPBが400円とか500円だったから、読んだことのない作家の本を試しに買ってみようという冒険もできたけれど、今度はそうもいかなくなる。

これまで、ハードカバーや大判のPBも700円とか1000円均一だったから、読みづらいのを承知で買ってしまい、結局未読の山になっていたりしたのだが、今回からは絶対にそういう本は買わないだろう。それが私にとってのメリットといえばメリットになるのか・・・。にしても、夏のバーゲンなしで秋がこれでは、待っていた甲斐がないじゃないの!もう、ぐれてやる!


(ノ-_-)ノ ~┻━┻


と思ってすっごくむかついていたら、実はこっちがあったんですねー!


紀伊国屋洋書バーゲン
日時:9月13日〜9月30日
  場所:新宿南口店6階催事場  



もう〜、どきどきしちゃいました。早とちりなんだから、私ってば!つまりは、プロパーも今までより安くなりましたよってことだったんだ。ああ、待ってた甲斐があった。<都合よすぎ!(^^;


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2003年09月06日(土)
金運でました!

アポロ13号がドラッグストアに行き、「風水金魚ストラップ」を買ってきてくれた。またみどりの健康運じゃないの〜?と恐る恐る開けてみたら、お、黄色!金運UPです!わ〜い、あとは愛情運か・・・と、袋の中を見たら、もうひとつ大きな風水金魚があって、何?と思ったら、「風水金魚玉」だった。

「風水金魚玉」は、入浴剤の中に七色の金魚が入っているもので、これも効能(?)は一緒。早速お風呂に入ったときに入れてみたら、運良くピンクの金魚が出て、愛情運もバッチリ!でしょう。たぶん。(^^;

あとは、青ですねっ!勉強・仕事運。で、そこまで揃ったら、絶対、何が何でもヒミツの金魚も欲しくなるだろう。ああー、くだらない!と思いつつ、ドラッグストアに行くのが楽しみな今日このごろ。ていうか、その分ダイエットサプリでも買ったほうがいいんじゃないかと思うけど、「コレクション」とはこういうものよ。


今夜は、久々にソウルフードのポテトサラダを作った。韓国のソウルではないですよ。魂のソウル。つまりアフリカン・アメリカンの料理。茹でたジャガイモにゆで卵のみじん切りを入れ(手で潰すとなお良い)、アメリカン・レリッシュ、マスタード、マヨネーズ、砂糖、塩、胡椒を入れて混ぜるだけだが、これが普通のポテトサラダとはまた違って、おいしい。この間、閉店前のクイーンズシェフでレリッシュの瓶詰めを買っておいたので、早速使ったというわけ。

お昼にはトルティーヤを焼いて、チリコンカルネを食べたし、今日はちょっとアメリカ南部っぽい(チリコンカルネはメキシコだけどね)食事だった。ちなみに、トルティーヤは大失敗で、全然上手く焼けなかったのだが、材料は一緒なので味は同じだろうと、そのまま食べた。明日の朝は、ベーコンとグリッツにしよう。


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2003年09月05日(金)
風水金魚&『The Evening Star』

この間から「風水金魚ストラップ」にはまっている。これは携帯電話のストラップとして280円で売っているのだが、金魚の色が7色あって、色によって風水パワーが違うというもの。パッケージを開けるまで、何色が出てくるかわからないというのが、おみくじ感覚で楽しい。これがなかなかかわいいので、7色揃えちゃおうかな、と思ってしまった。というわけで、今日も欲を出して2個買ったのだが、2個ともグリーン(健康運UP)だった。うげげ!この間もグリーンだったのに〜!そんなに健康になって、また逞しくなったらどうするのよー!ちなみに7色のパワーは以下の通り。

赤=成功運
橙=出会い運
黄=金運
緑=健康運
青=勉強・仕事運
桃=愛情・恋愛運
虹?=幸運(これが出たらラッキー!ヒミツのマークも入っています)<何なの〜?


テレビで映画「夕べの星」を観た。なにげなく観ていたのだが、海岸で流木の上にシャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンが並んで座って、宵の明星を見ている場面で、あ!と思った。その絵は、ずーっと前に買って、未だに読んでいない、Larry McMurtryの『The Evening Star』の表紙と同じだったのだ。The Evening Star=夕べの星。なんだ、そのまんまじゃないの!(^^;
※画像はUK版で、私が持っているものとは違う


この話は『Terms of Enderment』(映画の邦題は「愛と哀しみの果て」だったか?違った。「愛と追憶の日々」だった。原題とあまりに違うので、いつまでたっても覚えられない)の続編で、前の映画も泣けたけれど、これもじわっと泣けてくる。シャーリー・マクレーンが、けして美人ではないが、エレガントでかわいくていい。私もああいうかわいいおばあさんになりたいなどと思いつつ、うるうるしながら観ていた。本(『The Evening Star』)はすっかり茶色くすすけてしまっていたが、とりあえず崩れそうな本棚から救い出したので、今度こそ読もう!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『大魚の一撃』/カール・ハイアセン (著), 真崎 義博 (翻訳)
内容(「BOOK」データベースより)
R・J・デッカーは以前マイアミの一流新聞社専属のカメラマンだった。写真の腕は一流だったが、持ち前の一本気な性格のため新聞社をやめ、現在は私立探偵稼業で糊口をしのいでいる。住居はトレーラー、唯一の財産はカメラだ。そんな彼のところに大財閥のデニス・ゴールトが仕事を依頼してきた。バス釣りトーナメントで行なわれている不正行為を暴く証拠写真を撮って欲しいという。すでに同じ仕事を請け負った男がひとり殺されている。しかし報酬額5万ドルにひかれたデッカーはさっそく問題の釣り師の本拠地へ乗り込み、新聞社時代の友人ピクニーの協力を得て調査を開始した。が、その直後ピクニーも何者かに殺された。捻りのきいたユーモアと軽快なテンポに乗せて放つC・ハイアセンの第2作。



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2003年09月04日(木)
タイムマシンの部品買います

憶測を呼ぶ「タイムマシンの部品買います」スパムメール - Brian McWilliams
このまま小説のネタになりそうな話。タイムマシンがあったら私も買いたいよ。一番痩せていた頃に戻って、今度は太らないように・・・って次元が低すぎる!

でも、捻挫した足がまだ痛いので、運動ができず困っている。しょうがないので、「POWER UP マイクロスピード・ノンスポーツ・ダイエット」というサプリを買ってみようかと。「ノンスポーツ」というところが非常に気にいった。こういったサプリって、実際効いたためしがないんだけど、動けずにイライラしているよりは(動かなくてもお腹は空く!)、飲んでおいたほうがいいかと。それと、着ているだけでマッサージ効果があって痩せられるというものとか・・・。(^^;

◆ダイエット成功の秘訣
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ダイエット成功には我慢、制約、無理などは禁物です!!
ダイエット成功の鍵はストレスがないこと。精神的なストレスはもちろん、肉体にストレスを与えることも絶対にしてはいけません。ダイエットが長続きしないし、カラダが反発してリバウンドもしやすくなるのです。
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根っから運動が嫌いなのに、運動で痩せようと思うのが間違いなのね。 毎日、「運動しなくちゃ!」と思うのが非常にうっとうしい。はっきりストレスです。しかも怪我で運動できない状態にいると、なおさら!いっそのこと、タイムマシンでネアンデルタール人あたりの時代まで戻って、原人の世界で暮らしたいわ!

しかし、子どもの頃は「未来に行きたい」と思ったけれど、今は過去しか思い浮かばない。人類に未来はないと思っているのか、あるいは単に、年を取った自分など見たくないと思っているのか、自分が死んだあとの世界などどうでもいいのか、ビミョー。


『The Illuminatus! Trilogy: The Eye in the Pyramid, the Golden Apple, and Leviathan』/Robert Shea , Robert Anton Wilson

Amazonに注文した本で、さんざん待たされたあげく、また入手不可というメールが来た。9月2日までに発送予定だったやつだ。でも、Amazonのサイトでは発送可能になっているので、再度注文し直した。この本は、ケネディ大統領を本当に撃ったのは誰か?とか、1ドル札にはなぜピラミッドが描かれているのか?などなど、興味津々の謎について書かれている。真っ赤な嘘の作り話だとしても(可能性は十分!)、絶対読んでみたいのだ!


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2003年09月03日(水)
夏の終わりを告げる雷

夕方、雷がすごかった。太古の地球もかくやと思われるような大気の放電に、大自然の力ってすごいなあと感嘆して、つい窓からじっくり眺めてしまった。空気が濃密になり、北の空が赤くなった。大気中に電気が浮遊し、まるで電気そのものが見えるかのよう。窓に触れた時には手先にビリっときた。上空の光り輝く雲の内部で、全能の神ゼウスが怒り、稲妻の槍を投げているようだ。その青白い光に高層ビルが黒く浮かび上がり、それはそれは壮大な眺めだった。雷の音でさえ、人間にはけして奏でられない力強く美しい音楽のように聞こえる。四方に走る稲妻の光と音が、まるで大きな花火大会のようだったけど、それより何倍もすごい。今年は雨で神宮の花火も中止だったけど、あんなもの線香花火みたいで、全然比較にもならない。つくづく自然はすごいと思った。今年は雷も少なかったし、夏の終りを告げるような予想外のド派手な雷は、ものすごく気持ちが良かった。すかっとした!というか、感動!


◆恐怖の大王?

小惑星が2014年に地球激突の可能性 - ロイター
 

◆火星関連

27日に大接近の火星、「すばる」が撮影 - アサヒ・コム
火星大接近、観望会の天文台などにぎわう - アサヒ・コム
火星探査機打ち上げラッシュ:今度こそ「水」が見つかるか - Erik Baard
「海はなかった」火星探査データ分析の大学チームが結論 - アサヒ・コム
火星の「運河」を作ったのは水ではない? - Leander Kahney
人間より先に火星に移住するのは - Leander Kahney
火星起源の隕石に生命の証拠? - AP通信社
地球人は火星を汚染している? - Jeffrey Terraciano
宇宙から来たバクテリア? - ロイター

火星と地球が最接近したのは日本時間27日午後6時51分。最も近い距離は5576万キロで、石器時代以来の大接近となった。前回火星が大接近したのは紀元前5万7617年の9月12日前後で、地球と5572万キロの距離まで接近した。次回の大接近は284年後という。


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2003年09月02日(火)
レモニー・スニケット<不幸シリーズ>新刊

レモニー・スニケットの<不幸シリーズ>の第10巻目が出版されるというので、超久々に「UNFORTUNATE CLUB」を更新。というか、手直し。一時期の熱狂がすっかり薄れ、全然話題にもならないが、ニューヨーク・タイムスのベストセラー・リストには、今でも「ハリー・ポッター」と並んで、このシリーズは顔を出している。このシリーズの翻訳にあまりにがっかりして、熱を冷まされた感じだが、本当はすごい人気のシリーズなのだ。

<不幸シリーズ>のページを日本で最初に作ったと自負している私だけれど、昨年出た9巻目はまだ読んでいない。あれからもう1年たつんだなあと思うと、非常にあせる。一応このシリーズは縁起も悪く13巻までの予定。

◆レモニー・スニケット<不幸シリーズ>新刊

The Slippery Slope (Series of Unfortunate Events, 10)/Lemony Snicket (著), Brett Helquist (著)
U.S. 定価: $10.99
定価: ¥1,312
価格: ¥1,181
OFF: ¥131 (10%)
発売予定日は 2003/10/01 です。ただいま予約受付中です。
ハードカバー: 224 p ; サイズ(cm):
出版社: Harpercollins Childrens Books ; ISBN: 0064410137 ; 1st 版 (2003/10/01)


ところで、日本でもアメリカでも無料サーバーが潰れたり、合併したり、有料になったりと、この業界もあまり景気が良くないようだ。全て無料でまかなっている「schazzie club」としては、どこかがそういう憂き目に会うたびに、大変な苦労をする。無料なので文句は言えないが、もういい加減にして〜!


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2003年09月01日(月)
前世は外人だった?

もう9月。いきなり涼しい。今年は冷夏だったとうんざりするほど聞いているが、からっと晴れて青空と入道雲の見える夏らしい日などなかった。夕立とか雷とかもなかった。何か物足りなく寂しい限りではあるけれど、だからといって、もう今更暑くならなくてもいいや。

数日前に、蝉がもうこれで夏は終わりだとばかりに、狂ったように鳴きわめいていてギョッとしたが、その夜、すでに秋の虫が鳴き始めた。虫の世界にはちゃんと季節があるんだなと感心。

そういえば、アポロ13号がこま切れに夏休みをとったため、今年の夏は結局、箱根日帰り温泉旅行のみだった。それもまた寂しいけれど、日本国内はどこも同じような景色で(特に国道沿いにコンビニがあるといった町並みが)、特別行きたいところもないので、それもどうでもいいって感じ。温泉というのも退屈でうんざりだし。

私って、やっぱり前世は外人だったに違いない。日本にいるとどうも気分が落ち込むが、ハワイとかに行くとものすごく元気になる(って、みんなそう?)。特にマイアミとかバハマとか、南の方の明るい空と海というシチュエーションはいい。きっと南洋の土人だったのかも。あ、これって禁止用語か?

かといって、極端に不便なところはダメだから、やっぱりハワイ(オアフ島)みたいな、右手に街、左手に自然があるようなコンビニエントなところがいいなあ。ああいうところなら、いくらでも歩いちゃうんだけど。。。(^^;


ところで、10月1日出版予定の本をAmazonに予約したら、発送予定が12月だというので、それじゃ予約にならないだろう!と、あんまり馬鹿らしいのでキャンセルした。相変わらず、いい加減だ。で、「発送予定日: 08/19 - 09/ 2」という本があるのだが、いまだにうんともすんとも言ってこない。9月2日は明日だけど、明日中には発送してくれるんだろうか。


◆もうすぐ出る本

『柔かい月』 4-309-46232-4
イタロ・カルヴィーノ 脇功訳 解説=和田忠彦 2003.9.8
河出文庫 850円 文庫 232頁



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