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2003年03月31日(月)
カポーティ『草の竪琴』に涙する<コリンの写真掲載

Have a Good Time by Paul Simon

Yesterday it was my birthday.
I hung one more year on the line.
I should be depressed.
My life's a mess.
But I'm having a good time.

I've been loving and loving and loving.
I'm exhausted from loving so well
I should go to bed.
But a voice in my head says,
"Ah, what the hell".


楽しくやろう   ポール・サイモン

昨日は僕の誕生日だった。
この一年をまた洗濯ロープに吊した。
しっかり落ち込んでいるべきところ。
なにしろ僕の人生、でたらめだ。
でもけっこう楽しんでるんだよな、これが。

僕はこれまで愛して、愛して愛しまくってきた。
あんまり愛しすぎて、へとへとになって
うちに帰って寝てなくちゃならないところ。
でも頭の中で声が聞こえるんだ。
「いいじゃないか、派手にいこうぜ」って。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ゴシップガール』初版限定ヴァージョン/セシリー・V・Z
これはもう単純に面白かった!理屈なしに楽しめる。

『草の竪琴』/トルーマン・カポーティ
詩的で文学的な文章を日本語ではどう表現しているのか参考にするつもりが、そのまま読み込んでしまった。訳も良かった。アメリカ南部の作家の作品は、個人的にはだいたい面白く読めるのだけれど、これは予想をはるかに超えた名作だった。最後は涙もの。現在、原書『The Grass Harp』も読んでいるので、そちらが読み終えたら一緒に感想を書くつもり。とりあえずの感想は「読書メモ」のほうに。
※画像は映画「グラスハープ」の主人公コリン役、エドワード・ファーロング(「T2」のジョン役)。彼のコリン役なら、イメージ的にはぴったりかな。


◆Amazonから1冊

『バースデイ・ストーリーズ』/レイモンド・カーヴァー(他)、村上春樹(編・訳) \1600
誕生日をめぐる11の物語
知人への誕生日プレゼント用



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2003年03月30日(日)
桜、ほぼ満開

今日は誕生日。
アポロ13号から誕生日のプレゼントに図書券をもらったので、Amazonでは扱っていない、ディケンズの『大いなる遺産』(日高八郎訳)を買おうかな(実はAmazonでも扱っていた。『大いなる遺産』というタイトルが含まれていなかったので、検索に引っかからなかった)。。。いや、ずっと狙っている八潮版のメルヴィルの『白鯨』か。。。それとも先日買ったドイツ語の『ネシャン・サーガ』シリーズの翻訳か(今更って感じだけど)。。。迷うのが楽しい。(^^;

誕生日の今日、前々から秩父宮にラグビー観戦(ALL早明戦)に行く予定だったのだけど、山下君はもう出ないし、今年はもういいよねってことで、横浜スタジアムに野球を観に行こうかという案も出たが(運動オンチの人にはラグビーも野球も面白くもなんともないだろうが、プロ野球が開幕するこの時期、スポーツファンはやたらと血が騒ぐのだ)、結局、お花見&神田のやぶそばコースにしようということになった。

私はお蕎麦が特に好きというわけじゃないんだけれども、神田のやぶそばは大好きなのだ。江戸っ子だからね!<嘘
だけど「ちょっとお蕎麦でも食べようか」ってわけにはいかないお値段なので、こんな時でもないと連れて行ってもらえない。それに、ひじょーにお上品な量なので、ひとつやふたつじゃ足りないってのが欠点。食事として満足な量を食べて、お酒も飲むと、それなりの額になる。

ともあれ、私の誕生日はだいたいお花見の時期なので、このコースはほぼ定番になっている。たまに桜の開花の程度によって、TDLになったりするのだが。

でも今日は、ゆっくりお花見をしている時間もなかったし、どのみち、市谷、九段下、靖国神社、武道館と、お花見の名所を通って神田へ出るので、結構車の中からでも堪能できた。もうほぼ満開に近い桜だ。ウツクシイ。。。今週いっぱいが見頃だろうか?

そして、やぶそばでお蕎麦を食べて、その後三省堂まで散歩。いろいろ迷った結果、今日もらった図書券で、ディケンズの『荒涼館』全4巻を買った。これはハードカバーがあれば、せっかくなので立派な装丁のものを買いたかったのだが、今現在入手できるのは文庫版しかない。なにやら腑に落ちない感じ。ディケンズのハードカバーがないなんて・・・。にしても、文庫でこの値段は高すぎない?それぞれ450ページくらいなんだけど、1000円越したら文庫の値段じゃないよねえ。しかもこれ、原書のWordsworth版は全1冊で250円くらいだったし。(--;

それと、あとで『白鯨』も買う予定。八潮版の『白鯨』は、アポロ13号も「渋い!」と言って気にいっていたので、この際だからそれも買うことに決めた。誕生日のプレゼントとして記憶に残るのは、おそらくそちらの『白鯨』のほうだろう。

荒涼館〈1〉ちくま文庫/ディケンズ(著), 青木 雄造 (翻訳), 小池 滋 (翻訳) \1200
荒涼館〈2〉ちくま文庫/ディケンズ(著), 青木 雄造 (翻訳), 小池 滋 (翻訳) \1200
荒涼館〈3〉ちくま文庫/ディケンズ(著), 青木 雄造 (翻訳), 小池 滋 (翻訳) \1200
荒涼館〈4〉ちくま文庫/ディケンズ(著), 青木 雄造 (翻訳), 小池 滋 (翻訳) \1200


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから4冊―自分への誕生日プレゼント

『キッチン・コンフィデンシャル』/アンソニー・ボーディン \1600
内容(「MARC」データベースより)
ニューヨーカーが愛する有名店の異色シェフがさらけ出す料理人の手の内、厨房の裏側。酒とセックスとドラッグが渦巻く、NY料理界アンダーワールド。

『ゴシップガール』/セシリー・V・Z \1300
出版社/著者からの内容紹介
★NY発のベストセラー小説、ついに日本上陸!★
昨年アメリカで刊行されるや、ティーンから大人の女性まで、幅広い層に支持された本書には、マンハッタンのストリートやショップなど、NYの魅力がたっぷり。まるでファッション雑誌をめくるような感覚で楽しめる「GGワールド」に、ようこそ!

『ライン・オブ・サイト』/ジャック・ケリー \1800
内容(「MARC」データベースより)
覗き見から始まった甘いロマンス、それは突然「罠」へと変わった…。隣家の人妻と恋に落ちた警官は、予想だにしなかった事件にまきこまれていく。ノンストップ、ハイスピードノベル。

『パストラリア』/ジョージ・ソウンダース \1800
内容(「MARC」データベースより)
資本主義社会の片隅で、人々は行き詰まり、捻れた現実に溺れていく―。逃げ場の無い人生の不条理を、辛辣なユーモアと桁違いの想像力で描き出す短編集。全6編。


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2003年03月29日(土)
二日酔いにならないGOOS

2、3日前からダイエット用のGOOSというのを食事前に飲んでいる。これはBOWS(糖分と脂肪分をカットする健康食品)よりも効果がさらにパワーアップしたというやつで、BOWSは便秘になる欠点があったが、GOOSはその欠点も補われているらしい。でも必要な栄養素も吸収しないので、薬などを服用している場合は薬が効かなくなってしまうし、バランスの良い健康的な食事といったことを考えるなら、はなから問題外。

ともあれ痩せる目的で飲み始めたものだけど、なんと、これを飲んでおくと二日酔いにならないってことがわかった!しょっちゅう二日酔いで苦しんでいる私にとっては、お釈迦様とキリストとマホメットを合わせたよりも強力な救世主とも言えるもの。つまりお酒は糖分だし、当然包み込んで吸収しないので、二日酔いにならないってわけ。昨日もさんざんぱらチャンポンしたので、今日は絶対死ぬだろうなと思っていたら、全然元気なのねー!

お酒を飲んだあとにハマグリエキス入りトマトジュースを飲んだり、ポカリスエットと飲んだりと、いろいろ研究はしていたのだが、やっぱり二日酔いはするし、年とともにだんだんひどくなってたりして、そろそろお酒も控えるかな?などと弱気になっていたのだけど、これがあれば、鬼に金棒!私にとっては、痩せるという当初の目的よりも、二日酔いしないという思わぬ結果のほうが嬉しかったりして。。。

ただし、お酒を飲むと結構体力を使う。必要な栄養も吸収されていないわけだから、余計に疲れる。やっぱり飲みすぎは控えよう。でも、疲れるので早く帰るという利点もある。BOWSを3箱くらい飲んだけど痩せなかったという人もいるのだけど、二日酔いにならないなら、これで痩せなくても、とりあえずいいや。(^^;


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2003年03月28日(金)
誕生日パーティー

ちょっと早い誕生日パーティー。本当は30日なのだが、日曜日にわざわざ出てきてもらうのも大変なので、早めの金曜日に。毎年やっているわけではないのだが、今年はパーティーをしてくれるという申し出があったので、有難くやっていただくことにした。

◆飲んだお酒

・シャンパン
・ビール
・アイリッシュ・ウィスキー
・焼酎のウコン茶割り
・フィリピンの怪しいラム
・フィリピンの怪しいウィスキー


◆食べたもの

・ケーキ2個
・塩うに
・酒盗
・ナスとミョウガの味噌いため
・ビーフン
・餃子
・乾き物


◆貰ったプレゼント

・本 『LOSER』/Jerry Spinelli(龍ちゃん)
・シャンパン&ケーキ(ナチュラルハイ:ともちゃん、龍ちゃん、しょうちゃん)
・シャンパン(どん底マスター)
・ケーキ(ター坊)
・花束&桜の模様の小鉢(高橋母娘)
・「立派な箱」つきのバラ1本(土岐さん)
・ペアのビールグラス(宮下君)
・焼酎のボトル&飲み代(ハリー)
・光るボールペン(ふくちゃん)
・ピストル型ライター(大森さん)
・ビール、ラム、ウィスキー(大ちゃん)


甘いものが苦手な私には、短時間にケーキ2個というのは拷問に近いものがあったし、飲んだり食べたりしたものがめちゃくちゃで、わけのわからない状態になってたけれど、楽しい誕生日を過ごすことが出来ました。感激しています。みなさん、どうもありがとう!


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから3冊

『遠い声遠い部屋』/トルーマン・カポーティ \552
<原書>
Other Voices, Other Rooms (Vintage International)/Truman Capote (著)
ペーパーバック: 231 p ; サイズ(cm):
出版社: Random House ; ISBN: 0679745645 ; Reprint 版 (1994/02/01)


『冷血』/トルーマン・カポーティ \781
<原書>
Cold Blood: A True Account of a Multiple Murder and Its Consequences (Vintage International)/Truman Capote (著)
ペーパーバック: 343 p ; サイズ(cm):
出版社: Random House ; ISBN: 0679745580 ; Reprint 版 (1994/02/01)


『草の竪琴』/トルーマン・カポーティ \438
内容(「BOOK」データベースより)
両親と死別し、遠縁にあたるドリーとヴェリーナの姉妹に引き取られ、南部の田舎町で多感な日々を過ごす十六歳の少年コリン。そんな秋のある日、ふとしたきっかけからコリンはドリーたちと一緒に、近くの森にあるムクロジの木の上で暮らすことになった…。少年の内面に視点を据え、その瞳に映る人間模様を詩的言語と入念な文体で描き、青年期に移行する少年の胸底を捉えた名作。
<原書>
The Grass Harp: Including a Tree of Night and Other Stories (First Vintage International)/Truman Capote (著)
ペーパーバック: 216 p ; サイズ(cm):
出版社: Random House (P) ; ISBN: 0679745572 ; Reprint 版 (1993/10/01)



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2003年03月27日(木)
やっと美容院へ

何ヶ月もさんざん迷った挙句、やっと美容院に行った。
その間に、髪の毛はラプンツェルのように長く、長く、長く・・・。(^^;
ともあれ、かなり長くなっていて、自分でももてあましていたことは事実。

明日は誕生日パーティーがあるし、思いきって美容院に行こう!というわけで夕方(いつもせっぱつまってから!)近くの美容院に足を向けた。そこは乱暴な美容師にかわっちゃったので嫌だったんだけど、もうこの際しょうがない。もう1軒は、おじさん美容師がいい加減年で、はさみは落とすわ、くしは落とすわで、乱暴な美容師よりさらに怖い。

ところが、意を決して出かけたのに、「本日都合により早く閉店します」とあった。えええーっ!せっかく決心したのにー!なんで今日なのよー!と泣きそうになったが、仕方がない。どこか他にないかとあたりを歩き回ってみると、大きな窓から明るい光がこぼれている美容院があった。その名も「VICTORY」!そこは2階だったので、これまであまり目につかなかったのだ。「VICTORY」なんて名前はちょっとダサくないかい?とは思ったものの、時間も遅いし、もうしょうがない。

入ってみると意外にもいい雰囲気だったけれど、出勤前にセットに立ち寄るホステスさんたちが多いようだ。ふうーん、と思って観察していると、毎日セットをして出勤するようなホステスさんは(それなりに稼いでいるってこと)、一般の女性よりも上品なような気がした。銀座なのか、赤坂なのか、はたまた歌舞伎町なのかは知らないが、どのホステスさんも上品だ。化粧もけっしてけばけばしくないし、比較すると一般にそこらを歩いている女性のほうが、ずっとケバい感じだ。

そんな観察をしているうちに、私のカットも終わった。カラーリングも済んで、サービスのトリートメントもしてもらい、鏡を見て驚いた。単純に10センチほど切ってもらうつもりが、全然違う、全く原形をとどめていない髪型になっていた。正直に言おう。終わるまで全然鏡を見なかったわけではない。鏡はずっと私の前にあった。切り始めて少したったあたりから、あれ?とは思っていたのだが、人見知りの激しい私は、初対面の人にあれこれ言えないのである。特に自分の顔を目の前にしながらでは。。。

なるようになれ!と諦めの境地で、されるがままになっていたのだが、できあがってみると、あら?結構いいじゃない?って感じで、内心満足だったのである。今まで美容院に行って、満足することなどほとんどなかったのだが、諦めて期待していなかったにしては、なかなかの出来だった。ホステスさんたちがたくさん来るってことは、上手いってことなのかな?次もここにしよう。前に行っていたランボー美容院に比べると、ちょっとお高いんだけど、美のためには仕方がないか。あはは〜!


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2003年03月26日(水)
トルーマン・カポーティ

今日は朝早くに洋書が3冊届いたので、立ち読みチェックも翻訳本のところだけ。ハードカバーの本は基本的には買わないことに決め、ソフトカバーのものだけをピックアップ。ハードカバーでどうしても欲しいものに関しては、原書のPBをあたってみてから、というふうに考えていた。

ところが、原書では読みたくないんだけど、翻訳はハードカバーでしか出ていない本がある。出版された時に、どうしようかなあ・・・と思って以来、かれこれ数年たつのだが、やっぱり欲しいかも〜というのが下の本。カポーティのバイオグラフィだ。

そもそも私はカポーティのクリスマスものが好きで、現在読んでいる『The Grass Harp』も、雰囲気はクリスマスものに近い。要するに少年時代を描いたものということなんだけど、大人の社会を描いたものはまだ読んでいないので、そちらはこれから。でも、カポーティ本人には非常に興味があって、作品よりも本人のほうに、より好奇心を募らせているかもしれない。

トルーマン・カポーティ/ジョージ プリンプトン (著), George Plimpton (原著), 野中 邦子 (翻訳)
価格:¥3,500
単行本: 556 p ; サイズ(cm): 182 x 128
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105390015 ; (1999/12)
内容(「MARC」データベースより)
「早熟の天才」トルーマン・カポーティ。親戚、友人、知人、マスコミ関係者など総勢170人が、彼の生涯を愛情溢れる述懐や悪意を含んだ批評で語ったオーラル・バイオグラフィ。


他にチェックした本は「MY JOURNAL」にまとめてあります。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから3冊

『North and South』/Elizabeth Gaskell
\256
ペーパーバック: 528 p ; サイズ(cm):
出版社: Penguin Books ; ISBN: 0140620192 ; (1994/01/13)

『Mary Barton : a Tale of Manchester Life』/Elizabeth Gaskell
\215
ペーパーバック: 384 p ; サイズ(cm):
出版社: Penguin Books ; ISBN: 0140621024 ; (1994/07/28)

『The Rose and the Ring』(Large Print Edition)/William Makepeace Thackeray \1303
ペーパーバック: 252 p ; サイズ(cm):
出版社: Lightning Source Inc ; ISBN: 1930142307 ; Largeprint 版(2000/02/01)


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2003年03月25日(火)
祖父の命日

私が小さい頃に亡くなったので、祖父の記憶はあまりないのだが、ふと今日は命日だったと思い出した。私は祖父にとっては長男の初孫だったので、非常に可愛がられた記憶はあるものの、一方で、変わり者の祖父だったという記憶もある。

歩き始めた頃、おいでおいでをされて、喜んでよちよち歩いていくと、ゴツンと拳骨をくらわされる。驚いて泣き出すと、そのまま抱えあげられて、近くのお菓子屋に連れて行かれ、有無をいわさず決まってドロップを買い与えられた。愛情表現の捻じ曲がった祖父だった。いつも祖父の肩のあたりに抱かれていたので、その頃の私の町を見る視点はかなり高いところにあった。

3歳くらいの時、太ももにおできができた。外科医だった祖父は、酔っ払って「こんなものは切ればすぐ治る!」と言うやいなや、麻酔もなしにメスで私の脚に切りつけた。酔っ払っているので、加減がきかない。火のついたように泣くとは、まさにこういうときのことだ。たしかにおできは治ったが、以来女性のチャームポイントでもある大事な脚に大きな傷痕が残り、ずっと恥ずかしい思いをしてきた。私は祖父を恨んでいる。

祖父の車は紺色のオースチンだった。祖父には運転手がいたが、その運転手がキツネに化かされてから(祖母の話では)、父が運転していたようだ。祖父が亡くなってからも、父はオースチンに乗っていた。その印象があまりに強いため、私もミニクーパーみたいな角丸な車が好きだ。車といえば、それしか思い浮かばないくらいである。

鉄砲で猟をするのが祖父の趣味だったため、猟犬も飼っていた。ポインターとかセッターとかだ。今でこそ私は犬好きだが、子どもの頃は犬には何の興味もなかった。猫もしかり。生き物がそこにいるのは当然のように思っていた。雉などの剥製が無造作に飾ってあるのも、当たり前の風景だった。ある日飼っていたポインターが車にはねられ、瀕死の重傷にも関わらず、必死に家まで帰ってきた。帰巣本能というやつか?良い犬は外では絶対に死なないものなのだそうだ。祖父は黙って安楽死の注射をした。

祖父のお墓には(今では父も一緒だが)、本人が詠んだ短歌が刻んである。酒壺を叩いてどうたらこうたら・・・というような歌だ。私は父からはぐうたらの遺伝子、祖父からは酒飲みの遺伝子を受け継いだようだ。


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2003年03月24日(月)
ブッシュよ、恥を知れ!

「ブッシュよ恥を知れ」ムーア監督、痛烈批判

アカデミー賞のドキュメンタリー部門賞は銃社会を激しく批判した映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」に決まった。マイケル・ムーア監督は受賞スピーチで「我々はノンフィクションが大好きだ。なのに今は、イカサマ選挙で決まったイカサマの大統領をいただいて、作りものの世界に生きている」と、投票総数の過半数が取れずに政権に就いたブッシュ氏と、その政策を強烈に批判。会場はブーイングと拍手が交錯した。

ムーア監督はさらに、「イカサマの理由によって戦争が始まった。イカサマの情報が流れている」と続け、最後に「我々はこの戦争に反対だ。ブッシュよ、恥を知れ。お前の持ち時間は終わった」と締めくくった。 (朝日新聞・03/24 14:24)

この記事を読んで、マイケル・ムーア万歳!と思った。マイケル・ムーアは、あの『アホでマヌケなアメリカ白人』の著者だ。ブームになったこの本も、実は笑えるどころではなく、驚くべき戦慄の内容なのだが、ただ面白半分にブッシュを叩いているだけでなく、ここで声高に訴えている「皆でブッシュに反対しよう!」という言葉を、アカデミー賞という公の場で自ら率先して実行したというのが偉い!

ハリウッドでは戦争反対を訴える俳優たちが、仕事を干されるというような事態もあるらしいので、反対だと思っていても口には出せない人も多くいるらしい。そんな赤狩りみたいなことをするのか!と思うが、それがブッシュ政権のやり方だ。そんな中で、勇気を持って「ブッシュよ、恥を知れ!」と言ったムーアに、私は感動した。戦争の良し悪し以前に、そもそもブッシュが大統領になったこと自体がイカサマなんだから。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」/マイケル・ムーア(監督)
Amazon.co.jp
マイケル・ムーアが、『ロジャー&ミー』や『ザ・ビッグ・ワン』でやったように、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画。今回のターゲットは「銃規制」。この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問題の答えはなかなか見つからない。

コロンバイン高校銃乱射事件や、ムーアの地元ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件にフォーカスを当て、探求は進む。コロンバイン高校銃乱射事件を引き起こした生徒が銃を購入した大手ディスカウントストアのKマート本社に乗り込んだり、全米ライフル協会(NRA)会長、チャールトン・へストンの自宅を訪問、アメリカ国内での銃規制に反対する人々や組織に説明責任を求める。ムーアの切り口には、ユーモアと感情があり、ただの熱血漢で終わっていない。ムーアは、犯罪のはびこる世の中において、真に良識のある発言者となりつつある。(Bret Fetzer, Amazon.com)


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Tell Me Your Dreams』/Sidney Sheldon (著)

以前バーゲンで買っておいた本。最近、翻訳が出たんだっけ・・・と手に取ったら、そのまま引きずり込まれて読了。邦題は『よく見る夢』

“When you want a novel you simply cannot put down, go to Sheldon”─New York Daily News
たしかに。。。(^^;



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2003年03月23日(日)
連休の出来事

◆ボロミアってやっぱり死ぬのね。。。(^^;

先日、テレビで007の「ゴールデン・アイ」を見たのだけれど、悪役の顔に見覚えがあると思ったら、なんと「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミアじゃありませんか!

ショーン・ビーンはボロミアのイメージじゃないと思ってたけど、不承不承ながら、すでに「ショーン・ビーン=ボロミア」の図式が成り立っちゃってるもんだから、007なんかに出てくると、あれ?角笛吹かないの?って感じ。なんか違うんですね。

映像って、こうしてイメージが決まってしまうから良くない。想像力が乏しくなる。他の映画の影響がマイナスになる場合も多々ある(例えばエルロンドの「マトリックス」とか)。にしても、やっぱりここでも最後は死んじゃうボロミア。生き残ってハッピー・エンドになる出演作はあるのだろうか?


◆吉野家

ところで最近、近くに牛丼の吉野屋ができた。前にもあったのだが、一度なくなって、またできた。久々に「牛丼食べたい!(単にご飯作るのが嫌ってのもあった)」と思って、食べに行きました〜。

お腹がすごく空いてたので、ちょっと恥ずかしいかなと思いながら「大盛」と小声で言ったら、中国人の女の子が大声で「大盛一丁〜っ!」と叫ぶじゃないの!ああ、すっかり忘れてたわー!吉野屋って注文を大声で復唱するってこと。しかもキッチンの人もまたそれを大声で復唱し、持ってくるときにもう一度、お金を払うときにもダメ押しでもう一度叫ばれるってこと〜っ!

しかし牛丼の大盛食べてるようじゃ、いつまでも痩せやしないよねえ。。。(^^;


◆内緒だったのに・・・

実家の近くのスーパーで、服がものすごく安くなってるというから、母にこっそりウエストサイズを伝え、何かいいのがあったらスカートか何か買っておいてと頼んだ。

そうしたら早速電話があって、電話の向こうで大声で「○○センチのはないよ!」と叫んでいる。は、恥ずかしいからやめてよー!と思ったが、こっちの顔は見えないのだからまあいいやと思っていたら、そばに義妹がいるから電話で話すか?と言う。一緒にあたしのスカートを探してもらってたらしい。

何ですってーっ!ぢ、ぢゃあ、義妹にはあたしのサイズ知られちゃってるってわけ?あたしだって、花も恥じらう乙女なのよー!(え?)少しは考えてよっ!恥ずかしくて話なんかできないから、話さなくていい!と言って即座に電話を切った。


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2003年03月22日(土)
「T3」前売り券GET!

昨日から「T3」の前売り券(限定プレミアチケット)が発売された。どうしようかなあ・・・と思いつつ、昨日はついに行かずじまいだったのだが、今日はウォーキングをするために神宮に向かったつもりが、途中で方向転換。しっかり前売りGETしてきた!公開は7月12日から。

ストーリーは、25歳になったジョンのところに「あのT800(シュワちゃん)」が来るわけですか。なにやらあっと驚く展開らしい。

しかし、「T2」から12年たってるから、シュワちゃんも結構年くっちゃって、いくらアップデートしてると言っても、ロボットにこんなに皺が増えちゃまずいよねえ・・・って感じは否めない。

最初の「ターミネーター」のすごさってのは、今や全然ないでしょう。悲しいかな、すでに筋肉が違うんですな、さすがのシュワちゃんでも。しかしね、ファンとしては衰えてもなお、強〜いシュワちゃんでいてほしい!って、私は別に筋肉が好きなわけじゃないんだけど。。。

おまけ!(^^;

シュワちゃんサイトでグッズを手に入れ、シュワちゃんのような筋肉になろう!って?
schwarzenegger.com


チケットを手にして、再び神宮へと方向転換。今日はターミネーターに触発されて大股だったのか、いつも通り歩いた割には(いや、映画館まで往復した分増えていてもいいはず!)歩数が行ってない。なんで〜?万歩計も新しいし、やはり歩幅が大きかったのかな?う〜ん。。。ちょっと悔しい。

帰りは例によってホープ軒のラーメン。
ま、歩かずに食べるよりは・・・って、いつもの言い訳。


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2003年03月21日(金)
世界名作文学館

このサイトに、「名作文学館」なんてものがあることさえご存知ない方も多いでしょうが、あるんですね、こんなの。(^^;

で、それを作っているページのサーバーが急に移転することになって、改めて登録し直せというメールが来た。え?移転はいいけど、移行してくれないのぉ〜?って感じで、未解決のNTTのトラブルがあるため、あまりPCを開きたくない私にとって、これは痛い!

放っておいてもいいようなコーナーなんだけど、一応あるからには何とかしないといけないだろうなと、とりあえずの処置として、早急に掲示板に記事を移しておいた。あとでなんとかなるだろう、その掲示板がいっぱいになるころまで、サイトがあるかどうかわからないし・・・と捨て鉢なんだね、最近。

だって、3月いっぱいで表示されなくなるっていうんだから、応急処置でも仕方がない。記事ごとにHTMLで作るのは面倒よ!ってわけで、下記の掲示板に移転しました。

◆世界名作文学館
http://fc2bbs.com/bbs?uid=18084

ったくもう〜、また徹夜しちゃったよ。一度手をつけると、乗ってる間にやっておかなきゃすまない性格だから、いつまでたっても健康的な早寝早起きにならないっ!途中でお腹が空いて、冷蔵庫をごそごそやったものだから、食べ過ぎて気持ち悪いし。。。うげげ!


ところで、今日は弟の誕生日だった。昨日は義妹の誕生日。なので、今日まとめてお祝いのメールを打ったところ、「連休だっていうのに、今日も仕事で、おまけに帰りに飲んでくるって言うんですよ!」と返信がきた。「亭主元気で留守がいい」って言うじゃないの。私なら嬉しいけどなあ・・・ていうか、あなたと子どものために、休日返上で一生懸命働いているのよ。お酒くらい飲ましてやってよ!ああ、弟が不憫だ。レ・ミゼラブル!(;_;)


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2003年03月20日(木)
海の向こうで戦争が始まる

って、村上龍でしたかね?
夕べは体調不良でマルガリータ2杯で撃沈し、今日はとんでもなく気持ち悪〜いのを我慢しつつ、テレビを観ていた。始まっちゃったんですね、戦争。まじで悲しくなった。

テレビに映っているブッシュの顔が醜い。ブッシュの顔に嫌悪感を覚えてか、単なる二日酔いか、とにかく気持ちが悪いのよー!マルガリータは3杯までというのが決まりだったんだけど、2杯でこうなるとは、私もかなりお酒に弱くなってしまったようだ。

思ったんだけど、イラクが攻撃する場合、アメリカ軍やイギリス軍が駐屯しているクウェートを攻撃するわけでしょ?生物化学兵器だのなんだのって、クウェートこそいい迷惑じゃないの?

日本に住んでいるイラクの女性が、涙を流しながら「石油なんかいくらでも持ってっていいから、戦争はやめて!」と言っていた。フセインは悪いやつだけど、アメリカが独断で制裁する権利なんかあるのか?と思う。特にあんなバカに!

二日酔いはともかく、ブッシュの顔を苦々しい思いで見ている。それを支援するという小泉の顔も同様。小泉は「世界一危険なバカ」におべんちゃらして国民の生活をないがしろにしている大バカだ。二人の顔を見ていると、ほんとに気持ち悪い!


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2003年03月19日(水)
戦争に行くんだ・・・

大人には、気が乗らないけどやっておかなくてはならない付き合いというのもある。社会でうまく立ち回るためには、嫌でもしょうがないって時がある。今日もそんな日で、無性に腹が立ってはいるんだけれど、表向きは笑顔でいる。相手が子どもっぽければ子どもっぽいほど、こっちは大人の態度をしなくちゃならない。こんな駆け引きは馬鹿らしいが、仕方がない。

そんな事態をひと通りくぐり抜けて、お腹も空いたことだし、メキシコ料理でも食べに行こうってことになって、関東学院に通っている自衛隊員の子とメキシコ料理店に行った。彼とはラグビーのことではライバルだ。早稲田優勝の時には、めちゃくちゃ悔しがっていたが、そもそもはお互いにアメリカ好き(政治でなく文化の面で)ってことで、たまに店で会うと話をする。ただそれだけの付き合いなんだけど、一応自衛隊だし、気になっていることを聞いてみた。

「戦争が始まったら行くの?」
「要請があれば行く」

やっぱり行くんだ・・・。
夫でもない、恋人でもない、友達ともいえない相手でさえ、戦争に行くということを考えると、悲しくなる。これがまさに自分の愛する人だったら、どれほど悲しいだろう。どんな大義名分があろうとも、戦争は絶対に良くない。

悲しい気分だったので、マルガリータ2杯で撃沈。とんでもなく酔っ払った。


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2003年03月18日(火)
世界一危険なバカが戦争を始める?

朝、ブッシュの演説を見た。私が気になったのは、

「アメリカ国民は平和的な国民です。我々は弱い国民ではない」

ってところ。「平和的→弱くない→戦争」って図式なんですか?平和と戦争の間には、ずいぶんと距離があるように思うんだけど、「我々は弱くない」って言葉で一気に縮めてる。なおかつ、それは戦争と平和の距離を縮めるのに納得できる言葉じゃないでしょ。これをイコールにするには、「アメリカ国民は戦争好きな国民です」としなきゃおかしい。

アメリカ国民が皆、戦争を望んでいるわけじゃない。ブッシュとその一味が望んでいるわけだけど、どうしても戦争したいんだな、あの「世界一危険なバカ」は。アメリカ支持の小泉の言動もだいたい予想がつくし、困ったものだ。どんなことがあっても、原爆を落とされた日本は戦争には反対するべき。日米安保条約があるとはいえ、原爆の悲惨さを伝えることは日本にしかできないことなのに、戦争の話をするときの小泉の嬉々とした顔って、一体なに?

そろそろ地球が滅びるときが来たかもしれない。
アル中のバカが戦争するんだから、いつ核が使われてもおかしくない。


◆高級娼婦が子どもの頃に読んだ本

トレイシー・クワン『マンハッタン・コールガールの日記』の主人公、高級娼婦のナンシーが子どもの頃に読んでいた本。10歳でコールガールになろうと思ったという早熟な子どもにしては、わりにまとも?

『赤毛のアン(Anne of Green Gables)』/L.M.モンゴメリー
『スパイのハリエット(Harriet the Spy)』/ルイーズ・フィッツヒュー
『黒馬物語(Black Beauty)』/アンナ・シュウエル
『若草物語(Little Women)』/ルイザ・メイ・オルコット

●ナンシーのお気に入り
<エニード・ブライトン(Enid Blyton)の寄宿学校の物語>
The Naughtiest Girl in the School (NAUGHTIEST GIRL)
/Enid Blyton (著)
ブライトンの原書はAmazon.co.jpで1000件以上もあり、どれが「寄宿学校の物語」なのかわからないのだが、たぶんこれだと思う。
<五人と一匹シリーズ>の『首飾りのゆくえ』『ミルトン屋敷の謎』は翻訳も出ており、現在書店でもみかける。
でも一番影響を受けたのは、『幼子売ります』というポルノ本だとか。(^^;
これについては全く不明。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『マンハッタン・コールガールの日記』(B+)/トレイシー・クワン

感想は「私の読書の記録」に。


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2003年03月17日(月)
クリムゾン・タイド─ヴィゴの角刈り

◆AmazonからDVDが届いた。
『クリムゾン・タイド特別版』/(監督)トニー・スコット(出演)ジーン・ハックマン、デンゼル・ワシントン、ヴィゴ・モーテンセン \2500
この映画、ほとんどの人はデンゼル・ワシントンが目当てで買うのだろうが、私の場合は、ジーン・ハックマンが潜水艦の艦長で海軍の制服着用(ハックマンの制服姿って妙に好き!)、しかもヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)まで出ているとあっては、これはもう買わねば!っていうか、以前に見ているんだけど、その時にはヴィゴってどこに出てた?ってくらい無関心だったので、確認のために買った。本編も面白いけれど、おまけの映像のほうもかなり面白い。ヴィゴの角刈り(?)もなかなかだった。もちろん海軍の制服姿もね!(^^;

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ロシア愛国派がシベリア核ミサイル基地を占拠したことを知ったアメリカは、原子力潜水艦アラバマを太平洋上に出港させる。やがて米軍の核ミサイル発射をめぐって、たたきあげラムジー艦長(ジーン・ハックマン)とエリート副艦長ハンター(デンゼル・ワシントン)の間で対立。艦内は二派に分かれての暴動が起きる。

ジェリー・ブラッカイマー製作、トニー・スコット監督の黄金コンビが放つ核戦争危機をめぐるポリティカル・サスペンス映画。潜水艦映画に駄作なしのジンクス通り、今回も閉塞空間(といってもジョギングができるほどの広さ!)にて男と男の確執と闘いが、手に汗握る緊迫感で繰り広げられていき、それは映画的美しさへと昇華されていく素晴らしさ。設定的には悪役ながらもベテランの貫禄で、ジーン・ハックマンが指折りの演技派デンゼル・ワシントンを完全にくってしまっているあたりも興味深い。(的田也寸志)


本当は『エネミーー・オブ・アメリカ』が欲しかったのだけど、この間テレビでも観たばかりなので、潜水艦のほうにした。これも監督はトニー・スコット。出演のジーン・ハックマン、ウィル・スミスは両方とも大好き!特に黒縁のメガネをかけた、オタクっぽいハックマンがいい!やっぱ私ってファザコンですかね?「あの唇とあごがいいんだ」と言ったら、「親父さんに似てるからだろ」と言われた。(^^;

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弁護士のディーン(ウィル・スミス)は、テロ防止を名目に“通信システムの保安とプライバシー法案”を作ろうとする国家安全保障局行政官レイノルズ(ジョン・ヴォイト)が反対派議員を殺害した現場を撮影したビデオテープを手に入れたことから、家族ごと命を狙われるはめになり、情報ブローカーのブリル(ジーン・ハックマン)との接触を図る…。

『トップガン』 『クリムゾン・タイド』などで知られる製作ジェリー・ブラッカイマー、監督トニー・スコットの名コンビによる、もはやよその国の絵空事とすませるわけにはいかないポリティカル・サスペンス。劇中あちこちに盗聴などで簡単にプライバシーが暴かれていくなど、ハイテク機器の脅威が描かれていくのも現代ならではの恐怖を感じさせる。(的田也寸志)


それと、私の好みのおじさんたちが揃って出演の『許されざる者』(ジーン・ハックマン、リチャード・ハリス、モーガン・フリーマン)も考えていたのだけど、これはどうも評判が今いち。でも、この3人が出てるだけでもいいんじゃない?とは思うんだけど・・・。ちなみにこの映画の主役はクリント・イーストウッドだが、イーストウッドは好みじゃない。ていうか、イーストウッドってローハイドに出てたの?知らなかった!この映画でハックマンはアカデミー賞助演男優賞受賞。

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アメリカン・ウエスタンのテレビドラマ、『ローハイド』で初ブレイク。その後渡ったイタリアのマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で大スターに。以来映画作家として西部劇と共に歩んできた、クリント・イーストウッド。本作は、そんな彼の歴史が集大成された「世界遺産」的作品だ。

かつて西部中に悪名を馳せたが改心し、老いさらばえた男。だが相棒(モーガン・フリーマン)が無実の罪で殺されたため、捨てたはずの銃を悪徳保安官(ジーン・ハックマン)に向けることになる。

当時白人警官が黒人を暴行した「ロドニー・キング事件」への怒りも反映された、正義をめぐる物語だ。自作自演で長年の企画を実現させ、作品賞、監督賞、編集賞、助演男優賞のオスカー4部門を獲得した。役者として、また演出面でも多大な影響を受けた映画監督、ドン・シーゲルとセルジオ・レオーネ、師匠2人に献辞を捧げているのが感動的だ。(轟夕起夫)

<参考>
『許されざる者』 価格:¥2,000
現在、在庫切れです。在庫状況に応じて常に更新されます。
出演: クリント・イーストウッド, ジーン・ハックマン, その他
監督: クリント・イーストウッド
※特別版は、イーストウッド特集が入っているので、できれば余計なものが入っていないこちらが欲しい。



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2003年03月16日(日)
B級中華グルメ

今日こそは歩くぞ!と決心していたのに、またしても雨。そもそも夕方から歩こうってのが間違いなんでしょか?でも、少し暗くなったほうが、化粧もしなくていいし、真っ昼間に歩くよりは紫外線も少ないし・・・。でも、今日は図書館に本も返しに行かなきゃならなかったし、どうせ出るついでなんだから、と根性出して歩きに行った。

アポロ13号も、神宮にゴルフの練習に行ったので、帰りは例によって待ち合わせして外食。このコースだと、だいたいホープ軒のラーメンてのがいつものパターンなんだけど、今日はそういう気分でもなかったので、途中にある小さな何の変哲もない、どちらかというと胡散臭い中華料理店で食べることにした。

ところが、そこが妙においしかった。高級中華料理というんじゃなくて、ほんとにどこにでもある普通の中華料理店なんだけど、味の素がよくきいてて・・・って、つまりB級グルメの味。味の素好きにはたまらない味でしたね。おかげで食欲増進。バクバク食べてしまって、歩いた効果なし!でも、歩かずに食べるよりは、歩いて食べたほうが、まだましでしょう。

ちなみにメニューをチェックしてみると、フカヒレ丼が1000円!こんな店にフカヒレ丼があるとは思いもよらなかったけれど、センチュリーハイアットの翡翠宮だったらいくらするかな?限定30食、2500円とかじゃなかったっけ?などと思いめぐらしながら、この次はフカヒレ丼にしよう!と決意した。でも、こういうB級グルメの店は、野菜炒めとかニラレバ炒めとか餃子とか、高級中華料理店にはない、庶民的なメニューのほうがおいしいんだよね。


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2003年03月15日(土)
高級娼婦の読む本

今読んでいるトレイシー・クワンの『マンハッタン・コールガールの日記』には、主人公である高級娼婦ナンシーの愛読書の描写がある。その部分を読んだとき、あっとびっくり!私が読もうと思って、最近買った本の作家ばかりなのだ。作品名まではわからないけど、急に親近感がわいてきた。私が買ったのは、以下の通り。

『Vanity Fair』/William Makepeace Thackeray
ああ、こんな字が小さくて、700ページ近い本を娼婦が読むのか!って、この版てわけじゃないよね。(^^;
サッカレーはディケンズの好敵手といった存在らしいので、ちょっと興味を持ったんだけど、てことはこの娼婦、ディケンズも読んでるんだろうな。

『Wives and Daughters』/Elizabeth Gaskell
ギャスケルの本なんて、ほとんど知られていないんじゃないかと思ってたのに、高級娼婦が読んでたとはね。というか、作者が読んでいたか、あるいは娼婦には似合わない本として認識していたかってところでしょう。タイトルからも想像できるように、ごくごく普通の一般の家庭の事情って感じの内容だし。

『We Were the Mulvaneys』/Joyce Carol Oates
Amazon.co.jp
マルバニー一家はまさにハッピー・ファミリーだ。結婚して何十年もたつというのに、ママとパパはまだ愛し合っているし、子どもたちも、陸上競技のスター、卒業生総代、チアリーダーという具合で、2人の自慢の種だ。おまけに家があるのはハイ・ポイント・ファームと呼ばれる理想的な地区。このきわめてアメリカ的な家族の絆は硬く、揺るぎない。

ママはまた言葉を切ると、息をすばやく吸い込み、きらきらした特別の輝きで瞳をいっぱいにして、家族ひとりひとりをじっと見つめる、信じられないくらい豊かな愛情を込めてぼくたちを見る。そんなとき、ぼくの心は、母だったその女性が胸の中に指を滑り込ませて肋骨ごとくるんでくれたかのようにきゅんとなる。それは、野性の、傷ついた鳥を手の中に包みこんで慰めるみたいだった

しかし誰もが知るように、エデンの園は永遠ではない。ジョイス・キャロル・オーツの手にかかったとなればなおさらである。ありとあらゆる家族の機能不全を文字のかたちにとどめてきたこの作家は、物語を、温かな情景からあっという間に転落させるのにかけてはピカイチの腕利きである。すべてが語られすべてが終わるまでの間にレイプが起こり、娘は勘当になり、酒は浴びるように消費され、農場は失われる。これらのできごとをひとつひとつ思い起こすだけでも、マルバニー家の子孫にとっては試練だ。

彼らのひとりはこう言う。
「これはまったくつらい記憶の清算だ。まるで、自分の血管からどろどろした血のしずくを1滴1滴絞り出すようなものだから」

書き手がオーツでなかったら?このテーマはおそまつなテレビ映画のたぐいに堕していただろう。しかしこれはオーツの26作目である。なんといっても書き手は、書こうとする材料についても、その料理法についても熟知した人なのである。性格に矛盾と繊細さを秘めた人物たちを作り上げ、つくづくと観察してでき上がった物語だ。読者は彼らに感情移入せずにはいられない。彼らをやがて悲劇が打ちのめすことを知っても、それをやめられないのだ。


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2003年03月14日(金)
ホワイトデー

バレンタインデーには、当然のことながらアポロ13号にしかチョコはあげていないので、ホワイトデーなんて関係ないよね、と思っていたら、ハリー(なるみちゃん)からクッキーを貰った。

なぜかというと、ブックカバーを買ってきてくれたお礼に、ハリポタの教科書を2冊(PBのほう)あげたからだと思う。でも、終電間際に店に駆け込んできて、じゃ、さよなら!というハリーに、びっくり仰天だった。めちゃくちゃ律儀だなあ。

それに比べて、ふくちゃんとかター坊ってのは、全然進歩も成長もしてない。彼らは非常に性格が似通っていて、二人ともまだ結婚もできずにいるんだけど、結婚できない理由ってのがわかるような気がする。いい年して、いつまでも感情的に子どもなんだな〜。私なんかよりずっと年上なのに、大人として信じられない行動をする。あれでは家庭は築けません。死ぬまで独身です。

ちなみにアポロ13号からはチョコエッグを貰った。私がいつもコンビニに行くと、おまけを欲しそうに見てるのを知っていたみたいだ。「くだらないからよせ!」と言ってたくせに、これが手始めとなって、コレクションに火がついちゃったらどうするのよ。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『アホでマヌケなアメリカ白人』/マイケル・ムーア
内容(「MARC」データベースより)
つつましく生きる正直なアメリカ人を爆笑の渦に巻きこんだ9・11以降の大ベストセラー。日本以上にとんでもない米国政治家・経営者の悪行を天才プロデューサーがこきおろす。

感想は「私の読書の記録」にあります。


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2003年03月13日(木)
ローリング・ストーンズ

現在来日公演中のローリング・ストーンズ。
私はビ−トルズよりもストーンズ派なので、チケットが入手できれば行きたいなと思っていたんだけれど、どうやら無理なようなので、早々に諦めていたところ、

「チケット1枚あるんだけど・・・」と連絡が来た。うわっ!

でもねえ、でもぉ、1枚か・・・。一人で行ったら恨まれるよね。ていうか、大群衆の中に一人で行くってのは、かなり勇気がいる。狂人と化したロック野郎の間になんて入っていけない。だめだ、行けない。考えるまでもなく、一人じゃ行けない。けっこう情けない私なんだ、こういうところ。

それに、ああいうコンサートは一人で行っても盛り上がらないし、三丁目のローリング・ストーン(ズは図々しいのでつけないらしい)のマスターが行くのはわかってるから、一緒に行ってもいいんだけど、当然席は違うわけだし、それじゃつまらない。

何よりも、最近音に敏感でしょ?うるさい音はうんざりだし(ストーンズがうるさいってわけじゃないけど)、なるたけ静かなところに行きたいと思ってるくらいだから、いかにストーンズと言えども、今の気分ではとても行く気にならない。ましてや一人でなんてね。

というわけで、もったいないとは思ったけど、断った。
でも、もらっておいて、ダフ屋に売ってもよかったかなぁ。(^^;


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2003年03月12日(水)
束の間の静寂

夕べから隣のバカ学生が不在のようで、今日は束の間の静寂。おかげで久々に穏やかに昼寝ができ、ここしばらく熟睡できなかった分、しっかり寝た。夕方起きたら顔がまん丸になっていて、これはそろそろやばいぞ!という感じ。じっとしているとまだ手がかじかむ気温なので、もう少し暖かくなってくれるといいんだけど。

それにしても、隣のバカがこのまま帰ってこなけりゃいいなあと思っていたら、ドタバタと帰ってきて、ガンガン音楽をかけ、しばらくしてまた出て行った。外で車に轢かれるとか、暴力団に拳銃で撃たれるとか、飛行機に突っ込まれるとか、そういった不慮の事故にでもあって、もう帰ってこなきゃいいんだがなあ。。。いやいや、ステキな彼女でもできて、彼女の部屋に引っ越すというような、あなたにとっても、私にとっても、全てが丸く収まるような幸せを願ってますよ。(--;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『白衣の騎士団』(下)/サー・アーサー・コナン・ドイル
ドイル自身がかなり影響を受けている、サー・ウォルター・スコットの『アイヴァンホー』以来最高の歴史小説と言われている作品だったが、趣味に走りすぎてる(?)感じ。そうしてみると、やっぱりスコットは偉大だったのだなと改めて思った。

感想は上下巻まとめて「私の読書の記録」にあります。


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2003年03月11日(火)
私を痩せさせない邪魔なものたち

先週から、体を鍛える&ダイエットを目標に、せっかく「体育会系モード」に入ったというのに、週末からまた真冬並みの寒さになり、しかも毎日北風が邪魔しているときた。

気温が低いだけならまだいいが、風が、それも北風が強いのは困る。先週、春一番のあとに吹いたとんでもない北風の中を歩いて芯まで凍え、体温が上がらずに凍死しそうになったので、もう絶対いやだ!って感じ。北風厳禁である。

もちろんそんな中、外でお仕事してる人もいるわけで、それはとてもご苦労さまだと思うけど、私は北風の中を歩いても、一円のお金にもならない。むしろそれで風邪を引いたりすれば、病院代や薬代で余計な出費になる。だったら、何もわざわざ外に出ることもないではないか。

神様が痩せるな!と言っているのだろうか?女はか弱いほうがいいと言っているのだろうか?・・・なんてのは、都合のいい解釈だね。(^^;

にしても、「体育会系モード」にギアを入れるのは、そう簡単なことじゃない。特にぐうたらな私の場合は。だから、できるだけ早く北風が止んで、うららかな春の日ざしが戻ってほしいのよ。でないと、再度ギアを入れるのに、またまた一大決心をしないといけない。

それと、もうひとつ邪魔がある。隣のバカ学生だ。前々からここにも書いてはいるが、最近とみにうるさい。そこにいるだけでうるさい。音がないと生きていけないらしい。勉強は全然していないようだ。だからブッシュに匹敵するバカだ。人の言葉が理解できないらしい。特に夜中から早朝、午前中にかけて凶暴になる。てことは、私の睡眠時間内ってことなのだ。

というわけで、やっと眠ったとしても、眠っている間中、音が耳に響いているので、起きると頭痛なんである。ほとんど眠れないので、ふらふらして運動もできない。もうノイローゼに近い。たぶん血圧もかなり上昇しているだろう。脳溢血で倒れるかもしれない。運動をするには、まず健康でなきゃだめなんだと初めてわかった。何と言ってもその間、そのことしか考えられなくなるのがうっとうしい。ていうか、


まじで腹立つ!


注意しても全然ダメだし、あとはあのバカを亡き者とするしかないんだろうか。(--;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『白衣の騎士団』(上)/サー・アーサー・コナン・ドイル
内容(「MARC」データベースより)
出陣の日、騎士は馬上から女に言う。「戦争に持っていく希望の一語をください。たった一語でよいのです」 騎士はそれを胸に抱いて旅立つ…。痛快! あのコナン・ドイルが描いた痛快無比のサーガ登場。

感想は下巻と一緒にまとめて書きます。
上巻についての簡単な感想は、「読書メモ」に記してあります。


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2003年03月10日(月)
フライド・グリーン・トマト

今日もAmazonから1冊届く。4月に配送予定だったのにもう届いてしまった。
昨日といい今日といい、計算してオーダーしてるのに、全然狂ってしまった。一度にどっさり届いても困る。定期的に楽しみたいのに。。。

ところで今日届いた本は、開けてびっくりだった。まずB5版てのに驚いて、中を見ないうちに、ははーん、もしかして・・・と思って広げてみたら、やっぱり!半分以上が写真。つまりアメリカ深南部の写真集に、南さんが文章を書いてるってところだ。そうだったのかー!

内容はこの間読んだ『南の話』に近い。何箇所かだぶっているところもある。でも、写真つきだからこそいいという部分もある。それは「フライド・グリーン・トマト」に関する部分。

「フライド・グリーン・トマト(fried green tomato)は、『フライド・グリーン・トマト』という南部を舞台にしたすてきな映画のおかげで名前だけは知っていた。グリーン・トマトって未熟なトマトってことなのだろうか、ともかくそれを適当に薄く切って、トウモロコシ粉でまぶしてベーコンの油で揚げたものだ。ほのかにすっぱい、さつまいものてんぷらみたいなかんじである」

この文章と一緒に写真があり、キャプションにはこうあった。

「『フライド・グリーン・トマト』の撮影地になったジョージア州のジュリエットには、セットのカフェがそのまま保存されていて、カフェとして営業している。右の天ぷらみたいのがフライド・グリーン・トマトで、左のぐぢゃぐぢゃしている白いのがグリッツである」

というわけでその写真には、私の好物のグリッツ(であろうと思っていたもの)が写っていて、そうそう!これ!と、ようやくグリッツに間違いないことを確認したのだ。

で、グリッツについても説明があったので、もう無性に食べたくなってしまい、作り方はどうも違うような気がするのだけれど、とりあえずカリカリベーコンと一緒に作って食べました。なんか、アメリカって感じだなあ。「アホでマヌケなアメリカ白人」と言いつつも(全部と言ってるわけじゃない。ブッシュとその一味のこと)、アメリカのチープな雰囲気は大好きなのだ。

ところで、映画「フライド・グリーン・トマト」で使われたセット「ホイッスル・ストップ・カフェ」は、そのままの名で使われているらしい。中断していた原書『Fried Green Tomatoes at the Whistle Stop Cafe』を、そろそろちゃんと読みなおそう。これって、南部女性のおしゃべりが延々と続くってイメージらしいんだけど・・・。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから1冊

『アメリカ深南部』/青山南 \1748
内容(「MARC」データベースより)
広大無辺の綿花畑、不気味な緑の湿地帯、夜の熱気に満ちた異形の街…。我々の知っているアメリカとは異質の、独自の時間が流れているような深南部に分け入り、その闇を、写真と文で描ききる。


◆読了した本

『望楼館追想』/エドワード・ケアリー
内容(「MARC」データベースより)
その館に住む奇怪な住人たちの閉ざされた心と過去には何があるのか。ホラーとミステリの興趣を備えた人の心の抑圧と癒しの物語。

『アメリカ深南部』/青山南


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2003年03月09日(日)
本が一気に到着

◆Amazonから7冊

『Life on the Mississippi』/Mark Twain (Dover,295p) \293
内容(「BOOK」データベースより)
「ハックルベリ・フィンの冒険」の素地となったことで有名な本書は、アメリカの母なる大河ミシシッピでの蒸気船の水先案内人生活をもとに、ユーモラスな人間の姿を描く。

『Tom Jones』/Henry Fielding (Wordsworth,734p) \250
この物語には登場人物が、なんと200人も出てくるらしい!オーダーしたあとに知ったのだけど、覚えきれるんだろうか?(^^;

『100 Selectes Stories』/O. Henry (Wordsworth,735p) \250
オー・ヘンリーの短編が100編!それでこの値段とは!いつもながら感心する。

『Vanity Fair』/William Makepeace Thackeray (Penguin,672p) \213

『Mayor of Casterbridge』/Thomas Hardy (Wordsworth,270p) \255
内容(「MARC」データベースより)
酒に酔った勢いでヘンチャードは妻と娘を見知らぬ男に売り飛ばす。深く反省した彼は18年後、カスターブリッジという町の市長となっていた。そこにかつての妻と娘が姿を現す…。1971年刊の再刊。

トマス・ハーディの『カスターブリッジの市長』の原書。図書館にあれば、日本語で読みたかったのだけど、みつからなかったので、原書を買った。ハーディの作品は結構集めているのだけど、実際は映画しか見たことがない。『ダーバヴィル家のテス』は結構好き。

『ロベルト・スッコ』/パスカル・フロマン (589p) \1900
内容(「MARC」データベースより)
両親惨殺後、精神病院から脱走、無差別殺人、強盗、誘拐を繰り返し、謎の死を遂げた連続殺人犯ロベルト・スッコ。ヨーロッパ全土を震撼させた彼の「最悪」な青春と、追跡する警察の死闘をリアルに描くノンフィクション。

『アメリカ短編小説興亡史―とめどもなくあらわれるアメリカの短編小説をめぐる、めどもなくあられもない断片』/青山南 (218p) \1800
内容(「MARC」データベースより)
毎年コンスタントに短編小説が大量生産されているアメリカ。数々のアンソロジーや受賞作品の分析、短編小説の歴史の検討を通して、アメリカで短編小説が名産品になった理由や、アメリカ小説のしくみを探る。

ちらっと読んだら、私の好きなT.コラゲッサン・ボイルは、ジョン・アーヴィングの教え子だった、なんてことが書いてあって、これまたぞくぞくした。てことは、アーヴィングの先生であるカート・ヴォネガットも好きになるかしら?


この半分は、15日以降に届くはずだったのに、またしても予定外に早く届いた。今回は分厚い本が多く、一度にこれだけ届くと、結構迫力。特に『Vanity Fair』は7ポくらいの極小文字。目がつぶれそうー!
で、明日も4月配送予定だったものが、もう届いてしまうらしい。うげげー!図書館で借りた本を全然読めないまま、返却日が迫ってくる!とりあえず返しておこう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『モンテ=クリスト伯』/アレクサンドル・デュマ
出版社/著者からの内容紹介
巖窟王(がんくつおう)いまよみがえる!
恋・陰謀・宝探しそして復讐!全世界の読者に熱狂的に愛読されてきた一大復讐奇譚。19世紀フランス語版の挿絵イラスト50余点も収録

遂に読み終えてしまった。
大きくて分厚いのに、読み終えるのがこんなに残念な本も珍しい。読み終えて嬉しいというより、ただただ寂しい。このあとしばらくは、何も読んでも面白く感じないだろうなあ。


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2003年03月08日(土)
ブッシズム

昨日、何気なく「おもいっきりテレビ」を見ていたら、右手の人差し指の爪の下あたりに輪ゴムを巻いて、2分間ほど血を止めておくと、肝臓の働きが良くなるというのをやっていた。だから、お酒を飲む前にこれをやると、二日酔いにならないとか・・・。

昨日は日記に書いた通り飲みに行ったので、それを信じ込んでやってみた。ところが、そんなことは全く効果がなく、今日はひどい二日酔いになっていた。いつもより早く帰ってきたし、飲んでいる時間も短かったのに、なんでなの?って感じ。その輪ゴムはむしろ肝臓の働きを弱らせたんじゃないか?ぶぶぶ!

夕べは、LOTRのブックカバーゲットという嬉しいこともあったのだが、久しぶりにネイチャー誌のデレク・シモンズに会った。私の英語がとんでもなくひどくなっているのに反して、彼の日本語はずいぶん上手くなっていて、自己嫌悪に陥った。

今は何を読んでいる?と聞かれたので、たまたま持っていた『ブッシュ妄言録』と『アホでマヌケなアメリカ白人』を見せたら、座が大いに盛り上がった。ちなみにデレクはイギリス人で、そこにいた6人の外国人のうち、アメリカ人はひとりだけだったが、アメリカ人も笑っていたので、問題ないんだろう。ていうか、アメリカ人もブッシュは「世界一危険なバカ」だと思っているんだろうな。(^^;

しかし、『アホ・・・』のほうは翻訳書で、原題が『Stupid White Men』とあるが、『ブッシュ妄言録』のほうは日本の本だから、なんと言ったらいいのやら・・・としばらく迷って、「ブッシズム」の本だと言ったら、すぐに理解してくれた。

それにしても『アホ・・・』のほうの内容は、大統領選挙の不正によって、本来大統領の椅子に座るべきでない人が座ってしまったがために、世界がどうしようもなくなるという恐怖の内容なのだ。笑い事じゃなくて、ほんとに怖い。そんな「世界一危険なバカ」に追従する日本もまた怖い。


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2003年03月07日(金)
ロード・オブ・ザ・リングのブックカバーをゲット!

夜になって雨があがったので、いつも行っているどん底のマスターの還暦祝いに行った。これもお付き合いのひとつ。どんなにしても、自分に返ってくることはあんまりないのだが、一応、義理人情は大事にするほうなので。

でも、今夜は行ってよかった。自分では手に入れられなかった「ロード・オブ・ザ・リング」のブックカバーを、映画を観に行くという人みんなに頼んであったのだが、それをちゃんと果たしてくれた人がいて、無事ゲットすることができた!

文庫用だけど、専用のカバーで指輪のしおりがついてるっていうのは、たまらないね。今5回目を原書で読んでいるが、早く終わらせて、また文庫で6回目を読みたくなった。原書のほうもコレクターズ・エディションだから、開いているだけでわくわくするが、それはそれ、これはこれで、あのカバーを早く使ってみたい。難を言えば、しおりの長さがちょっと短いかなあ。。。

ともあれ、なるみちゃん、ありがとう!!!

ちなみに、なるみちゃんはハリー・ポッターに似ている男性で、私は彼をハリーと呼んでいる。おじさんたちの中で、唯一「ハリポタ」や「指輪」の話が出来る人だ。ちゃんと本も読んでいるから、結構コアな話もできる貴重な人なのだ(私たちの共通見解では、レゴラスとギムリはかなり怪しいということだ。あはは!)。ただし、ハリーと言っても、ダニエル・ラドクリフ君を思い出してはダメ。アメリカ版のイラストのハリーを想像してほしい。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから3冊

『マンハッタン・コールガールの日記』(BOOKPLUS)/トレイシー・クワン \1000
[ 内容 ]
ナンシーはマンハッタンの売れっ子娼婦。政財界の大物を相手に高給取り。でも心はとっても純粋、恋人にプロポーズされて、黙って娼婦を続けていることに葛藤中……。私のほんとの幸せは、一体どこにあるの?

『アホでマヌケなアメリカ白人』/マイケル・ムーア \1600
内容(「MARC」データベースより)
つつましく生きる正直なアメリカ人を爆笑の渦に巻きこんだ9・11以降の大ベストセラー。日本以上にとんでもない米国政治家・経営者の悪行を天才プロデューサーがこきおろす。

『ブッシュ妄言録』/ブッシュ \900
内容(「MARC」データベースより)
世界一危険なバカ!? 第43代アメリカ大統領、ジョージ・W・ブッシュの「大量破壊兵器級」仰天発言集。テレビ・雑誌で話題騒然の超人気サイト『ブッシズム』がパワーアップして登場!


◆読了した本

『ブッシュ妄言録』/ブッシュ
やっぱりブッシュは「世界一危険なバカ」だ。
本は大いに笑えるけど、こんなのがアメリカ大統領だなんて、まじで怖い!


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2003年03月06日(木)
早稲田大学入学!

嘘です。なんちゃって入学です。前々から騒いでいたオープンカレッジのこと。(^^;
ずっと騒いでいたので、とっくに申し込みしたと思われていたかもしれないけれど、実は今日が申し込み開始日だったのだ。

青山南さんの講座はなんとしても受けたかったのだが、少しばかり不安もあって、しばらく電話を前に迷っていた。やっぱりやめようかななんて。。。でも、勇気を持って進まなきゃ何もできないよと、一大決心をして申し込んだ。

オープンカレッジは、お金さえ払えば誰でも入れる。
だけど、事はそんなに簡単なものじゃないなと思った。勉強しようという意欲と、知らない人と机を並べる勇気、前に進もうという向上心、そういったものがないと、申し込みさえできないのだ。簡単なことのようで、結構難しい。とくに私のように普段外に出ておらず、根っからぐうたらな人間は、ことさらに不安でたまらない。いざとなると恐怖でさえある。それを克服して申し込みをし、会員番号と受講番号を告げられたときには、正規に学部に入学したかのように、嬉しかった。大げさに聞こえるかもしれないが、最後に学校というものを卒業してから、いったい何年たつのやら。。。私にとっては、気持ち的に「早稲田大学入学」に等しい。

オープンカレッジに入ると、大学図書館が利用できるし、本が割引で買えるなどという特典もある。それらのほかに、卒業生の紹介があると入会金が割引になるという特典もあったので、アポロ13号の卒業年月日を聞き出し、準備万端で電話したのだが、

「主人が卒業生なんですが・・・」
「あ、割引ですね」
「何か証明書が必要なんでしょうね?」
「いえ、いりません」

拍子抜けである。
パンフレットをよくよく見たら、新宿区に住んでいるだけで割引になるらしい。あちゃー!
これにはアポロ13号も不満気だった。

ところで、オープンカレッジは76単位で修了証がもらえるのだが、修了証って何かに役立つの?という疑問が最初からあった。例えば履歴書に書いたところで、だからなに?で終わってしまう類の履歴だ。「修了生には早稲田大学の推薦校友となる道も開かれます」とあるのだが、「道が開かれる」ってことは、推薦校友っていうのは、きっといいことなんだろう。たぶん。

ともあれ、そんなことはどうでもいい。青山南さんの講座をどうしても受けたかったし、何よりラグビー場や野球場で、早稲田の校歌や応援歌を心から歌いたいというのが、そもそもの受講のきっかけ。その上、もしかしたら学食でラグビー部員に会えるかもしれないなどという、さらにミーハーな期待まで抱いている始末。動機はいたって不純なんである。

だいたい、1講座を1年間受けて、わずか4単位だ(講座にもよる)。年にいくつもの講座を受けられるだけの時間的・金銭的余裕があるならまだしも、年にひとつかふたつの受講では、76単位を取るまでに、いったい何年かかるやら。気が遠くなる話である。


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2003年03月05日(水)
カーン不倫!

英雄、色を好むってことでしょうか?
オリバー・カーンも不倫ですって。ていうか、不器用そうだものね、そっちの方面では。すぐにばれちゃうんでしょうね。写真集ではシモーネ夫人にメロメロな眼差しを向けていたカーンだけど、あのシモーネ夫人、きつそうだものねえ。意地悪そうな薄い唇してたし、なんとなく浮気しちゃうのもわからないではないなあ。けしてカーンの肩を持つわけじゃないけど。。。って、めいっぱい肩持ってますって!(^^;

<関連記事>


◆立ち読みチェック(紀伊国屋本店)

『新編・別世界通信』/荒俣宏 \1700
内容(「MARC」データベースより)
「アンデルセン物語」から「指輪物語」、「ハリー・ポッター」まで、名作ファンタジーを紹介。巻末に書棚の片すみに捧げるブックリストを収録。1987年筑摩書房刊「別世界通信」を大幅に改訂した新編。

荒俣氏によるトールキンのインタビューが載っている。ファンタジーに関する本だが、子供向けではなく、北欧神話などかなり深いところまで掘り下げている。トールキンのインタビューが載っているということは、かなり昔に出版されたものだろうが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のヒットにあやかって、また新たに出し直したものらしい。

『ロベルト・スッコ』/パスカル・フロマン \1900
内容(「MARC」データベースより)
両親惨殺後、精神病院から脱走、無差別殺人、強盗、誘拐を繰り返し、謎の死を遂げた連続殺人犯ロベルト・スッコ。ヨーロッパ全土を震撼させた彼の「最悪」な青春と、追跡する警察の死闘をリアルに描くノンフィクション。

表紙は不気味だが、カバーを外した本の作りはもろペーパーバックで、真っ黒でカッコイイ。内容はちょっと読むのをためらうような話のようだが、ノンフィクションか。。。

●BOOK PLUS新刊
『マンハッタン・コールガールの日記』/トレイシー・クワン \1000
BOOK PLUSはお約束なので、これは買う。

『モーヴァン』/アラン・ウォーナー \1000
あー、びっくり!これってすでに既刊のやつでしょ。同じシリーズの中で二度も出すなんてあり?!
結局、中身一緒でカバーを取り替えただけなんだけど、新刊としてまた出すなんて、ふざけてるなあ。もっとも、もう読んでるわけだから、これは買わなくてすむからいいけど。
でも、Amazonには新刊で載っていないし、新刊扱いではないんだろうな。当たり前だよねえ。中身一緒だもの。だけど、Amazonで頼んだら、新しいカバーのものが来るのか、それとも古いほうで来るのか???リンクは前のカバーのもの。


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2003年03月04日(火)
春一番の後の北風

昨日は雨が降ったので歩けなかったから、今日はいい天気だし絶対に歩くぞ!と思っていたら、風が強い。ちなみに昨日も風が強くて、「春一番」だったそうな。「春一番」とは、立春後に初めて吹く強い南風のことで、その後には必ず北風が吹いて、寒くなるんだって。

夕方から歩き始めたので太陽の暖かさもなく、体感温度は氷点下って感じ。風に向かって歩くのがものすごく大変で、何度かよろめいて飛ばされそうになった。<マジ!
雨の日だって歩かないんだから、何もこんな日に歩かなくたってと思うが、こんなに寒いとは思わなかったのよ〜。普通どんなに寒くても、歩いているうちに汗ばんでくるのだが、熱が生じても北風が全部さらっていってしまうし、容赦なく吹きつけてくる冷たい空気に、体の芯まで冷えきってしまった。こんなに冷えきったのは初めてかも。

家に帰ってからも手足は氷のようで、全然温まらない。急いでお風呂に入ったが、それでもなかなか冷たさがとれない。春の風って案外冷たいのは知っていたが、これほど厳しい冷たさは経験したことがない。寒いというより、痛いという感じ。まったくとんでもないときに歩いてしまったものだ。耳がちぎれそうだった。


ところで、夕べは寝る前に『モンテ=クリスト伯』を読んでいたのだけれど、なんと、夢の中にモンテ=クリスト伯が登場した。ゲーテの『ファウスト』よろしく、伯爵が「私の復讐をご覧にいれよう」と言うのだ。で、復讐の内容は残念ながら忘れてしまったのだが、ものすごく怖かったことだけは覚えていて、しかも金縛りになっていた。これは夢だし、お化けの夢ではないから、何も金縛りになることはないのだと頭で考えているのだが、一向に体が動かず、心臓だけがバクバクと、静かな部屋に響き渡るかと思うほどの鼓動で動いていた。怖かった!

それにしても、恐るべし『モンテ=クリスト伯』。
これまでいろんな本を読んできたが、夢にまで出てきた本は記憶にない。


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2003年03月03日(月)
ハグリッド、5巻で死ぬ?

ハリポタ「森の番人ハグリッド」5巻で死ぬ?
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人気映画「ハリー・ポッター」シリーズで、「森の番人ハグリッド」を演じる英俳優ロビー・コルトレーン氏がこのほど、全7巻の原作小説のうち近く発刊される第5巻で、ハグリッドが死ぬ運命にあることをほのめかす発言をし、2日付の英各メディアが取り上げた。

デーリー・スター紙などによると、同氏は「ハグリッドに何が起きるかは、原作者のJ・K・ローリングさんが役作りの参考にと最初に教えてくれたので知っている。第5巻で中心的な登場人物が死を迎える。これ以上は言えない」と語った。

ハグリッドは心の優しい大男で、子供たちに人気がある。

第5巻は今年6月下旬に発売が予告されている。映画は現在、第3作「アズカバンの囚人」の撮影に入っており、コルトレーン氏も出演している。(ロンドン共同)

[毎日新聞3月3日] ( 2003-03-03-12:19 )


誰かが死ぬという噂があるのは知っていたけれど、スネイプじゃないかなどと思っていたら、ハグリッドだったのぉ〜?って、まだこれも推測だけど、記事にまでなったんじゃ、結構信憑性があるんでしょうね。

ハグリッドが死んでしまったら、森の番人は誰が・・・?いや普通、そういうことではなくて、ハグリッドがいなくなったら、誰がハリーを守ってくれるの?とかって思うんでしょうか?(^^;

でも、私は森の番人て重要だと思うのよねえ。それにしちゃ、ヴォル様がユニコーンの血を飲んだりするのを見過ごしてましたが・・・。ていうか、いくら罰とはいえ、そんな危険な森にハリーたちを連れて行って犯人探しをさせるなんて、やっぱり無謀だわ!と憤る私なのですが。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Winston Brothers』/Lori Foster
Book Description
Lori Foster enchanted legions of romance readers with her seductive novellas featuring the Winston brothers. Now, these tantalizing tales are available for the first time in one volume.


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2003年03月02日(日)
久々に神宮ウォーキング

ぎゃー!せっかく書いたものを消してしまった!(泣
気を取り直して、また最初から書き直し。(T_T)

昨日の雨からは予想もつかなかったほどのいい天気。
だいぶ運動不足だし、そろそろ肉体を酷使して、嫌なことや、悲しいことや、寂しいことや、いらいらすることや、うっとうしいことなどなどを忘れる時期がきたようだ。孤独感が一番曲者。何もやる気がしなくなる。

お出かけついでに、通り道にある図書館に寄った。今日は6時までなので、歩いてからでは間に合わないと思い、行きがけに寄ったのだが、気になっていた本がたくさんあって、あれもこれも借りたかったのだが、これから歩くことを考えたら3冊くらいが限度だろうと、泣く泣く3冊に絞って借りてきた。

今月はまだ『モンテ・クリスト伯』も途中だし、映画に合わせて読み始めた『The Lord of the Rings』のコレクターズ・エディションも途中。3冊しか借りれなかったとは言うものの、果たして読めるのか?でも「指輪」のほうは、日本語で読んでもかなり集中しないと、1ヶ月では読み終わらないのだから、気長に行こう。

というわけで、背中に単行本を3冊しょって、いざ神宮へ!万歩計が壊れているので正確な数字はわからないが、経験上、1万歩は超えているはず。めちゃくちゃ疲れたが、気分はいい。絵画館横の梅の花も満開で、いい香りがしていたし、夜の風の冷たさが、とても気持ちいい。でも、明日は全身筋肉痛だろう。

何も考えたくないので、『枕草子』を覚えながら歩いた。「春はあけぼのやうやう白くなりゆく・・・」をいうのを冬まで覚えるのに、1時間半かかった。記憶力激低下。そろそろボケが始まったか?

帰りにゴルフの練習をしていたアポロ13号と待ち合わせして、これまた久々にホープ軒のラーメンを食べた。これで歩いた分はチャラだ。でも、歩かずに食べるよりはましだろう。今回は気合を入れてトレーニングしておかないと、4月からが辛くなる。少しは痩せないと、着る服もない。もっとも早稲田まで行き帰り歩くとしたら、きっと運動靴にジャージだ。服などどうでもいいか。(^^;

〓〓〓 BOOK

◆図書館で借りた本

『望楼館追想』/エドワード・ケアリー
内容(「MARC」データベースより)
その館に住む奇怪な住人たちの閉ざされた心と過去には何があるのか。ホラーとミステリの興趣を備えた人の心の抑圧と癒しの物語。

『白衣の騎士団』(上)/サー・アーサー・コナン・ドイル
内容(「MARC」データベースより)
舞台は百年戦争にゆれる中世ヨーロッパ。フランスとの戦いに縦横無尽の活躍をした騎士集団"白衣団"を題材に当時の社会を描く。騎士道の華サー・ナイジェルや若きアレインがくりひろげる、恋あり戦いありの歴史絵巻。全二巻。

『白衣の騎士団』(下)/サー・アーサー・コナン・ドイル

※この『白衣の騎士団』は、現在Amazonではユーズドブックスしか扱っていないので、図書館で借りられてよかった。


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2003年03月01日(土)
主婦的勝利!

今日は雨。しかも本降り。昨日の決心がにぶる。
早朝から隣のニイチャンが、ゲームの電子音を鳴らしていたので、寝ながらずっとそれが耳についていて、私の頭の中を掻き回していたため、起きた時にはすでに頭痛がしていたし。。。

あー、どうしようかな〜、重たい荷物を持って傘さすのはいやだな〜、もうジュースなんかどうでもいいじゃん!などと思いながら、しばらくだらだらしていたのだが、いやいや、これでも主婦のはしくれ、近所の主婦なんかに負けてたまるかっ!と一念発起。雨の中を行きましたよ。生協に!

昨日よりも3時間は早い。これで売りきれだったら、がっくりだと思って、まずはジュース売り場に突撃。おおおー!あったー!取るものも取りあえず、充実野菜を6本。そうよ、3日分よ!やったー!それから今日から安くなっているまぐろとはまぐりも入手。納豆4個78円もゲット。やったねー!

大喜びで帰宅すると、アポロ13号がチラシを見ながら、「ステーキバイキングだってさ。よりどり3枚780円だよ。買ってこいよ」と言う。ジュースゲットで、雨にもかかわらず気分が高揚していた私。よっしゃー!とばかりに再度生協へ。そしてステーキ肉3枚780円はもとより、充実野菜も再び3本ゲット。これが最後の3本よ。合計9本。これでひと月半は持つだろう。

いやー、やりました。3日目にしてやっと勝利ですよっ。
喜びいさんで、メモの中の買った品物を赤ペンで消していると、

「なんでこんなに買ってきたの?」

は?なんで?ですって?・・・・・も、絶句!
「あなたのお給料が下がって、家計費も減ったため、主婦は一生懸命やりくりしているのです!」と、はっきり言わなきゃわかりませんか?
早稲田の帰りに大久保までまわって、お酒のディスカウントストアに安いビールとかウィスキーを買いに行かなきゃならなくなるんだろうか・・・と、恐怖に怯えている私なんですけどね。(--;


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