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2002年11月30日(土)
ゆったりした時間

「パソコンがないから、向こうの部屋に行かないのか・・・」

と夕食後、アポロ13号に言われた。
そうなのだ。夕食後PC部屋に赴き、画面に向かうと、あっという間に時間が過ぎ去り、ああ今日もこんな時間だ・・・と思いながら、夜中にお風呂に入ったり、寝るのも明け方だったりという毎日。実に不健康なのである。

PCがないと、当然それがないわけなので、なんだか時間がゆったり流れていくようだし、ごく普通の時間にお風呂に入り、それなりの時間に布団に入る。なんと素晴らしい健康的な生活だろう!ネットをやる前は、それが当たり前の生活だったのに、それが大幅に狂っていたことに、今更ながら気がついた次第。とはいえ、習慣というものはそう簡単に変えられないもので、こうして再び夜中に起き出して、日記など書いている始末。

でも、やはり普通の生活というのは大事である。夜中に起きている不規則な生活(それはそれで規則的なのだが)は、健康にも本当に良くないのである。人間は夜寝るように作られているから、夜中に起きているのは不自然だし、病気になる原因にもなると、いつも行っている病院の先生も言っていた。

だからといって、こうしてモバイルで日記など書いていては、PCがある時とおなじで、健康的な生活とは言えないが、時間の流れの変化は、特筆するべきものだ。一体どれだけの時間を、バーチャルな世界で費やしただろう。現実の世界の時間の流れ(時間の流れは一定ではない)を、うっかり忘れるところだった。となれば、定期的にPCは壊すべきじゃないかとさえ思った。


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2002年11月29日(金)
やっと修理に出す

今日は友人と神宮に歩きに行く予定で、その後PCを修理に出しに行くのもまたしんどいなあ・・・などと考えていたら、運良く(?)友人の都合が悪くなって、ウォーキングは中止。って、ひとりでもやりなさいってのよ!

でも、とにかくそういうわけなので、修理に出しに行くことに集中できるってことになったわけだが、時間ができると、これまたぐうたらしてしまうもので、結局出かけたのは夕方。1週間か10日ほどで戻ってきそうだが、ちゃんと動いてくれるのかしらねえぇぇぇぇぇ。すでにNECへの信頼はゼロになっているので、戻ってきても、安心して使えるのかどうか、全然期待はしていない。

それにしても、この肩の荷を降ろしたような爽快感はなに?
ネットの世界とHP運営が、これほど重たくのしかかっていたとは、思いもよらなかったのだけれど、かなりのストレスになっていたのは間違いないようだ。時間を気にしながら、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、あせりまくっていた毎日って、何なのだろう?たしかに楽しいこともたくさんあるし、調べ物などに関しては、今やネットがなければ全然ダメという状況なので、ネットは「とても便利なもの」であるには違いないのだが、反面あれやこれやのストレスがたまることも事実。

こんな日を想定して、ずっと前からモバイルに対応できるサイトを意識してきたのだけれど、PCがなくても、それなりにとりあえずちゃんと機能しているのは、時間をかけて「モバイル」にこだわってきただけのことはあると、自分としては満足。メインサイトの中身の更新などは無理だが、日記や掲示板などは、多少の不便さはあっても、ほとんどが機能できるようになっている。

「もうパソコンいらないんじゃないの?」

とまで言われたけれど、そういうわけにもいかないよね。アクセススピードとか、使いやすさとか、それはやっぱりそれだけの機能を持っているマシンでないと、それはそれでまた別のストレスがたまるってものよ。でも、PCがなくなったらどうしよう・・・という心配が全く無用のものであったことに、実は自分自身も驚いている。なんだか清々した気分でもある。

〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『薬いらずのボディ・メイク』/宝田雄大

これは結局、「鍛えられた」人のための本。これを鵜呑みにしてやると、私のような筋肉のついていないゴムホースみたいな軟弱な体では、怪我をする恐れ有り。痩せるためにこれまでも言われている非常に当たり前のこと(運動と食事)を、科学的に言い換えているだけ。そういうことをせずに、楽に痩せたい!などと思う私には、全く不向きな本。とはいえ、理屈が頭に入っていれば、なんらかの足しにはなるかもしれない。


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2002年11月28日(木)
明日こそは!

昨日、PCを修理に出そうと思って準備していたのに、遅くなってやめにして、今日は今日で、眠たくて出かける気にならずにうだうだしてしまい、一体いつ修理に出すのだろうか?

この日のために、ずいぶん前から、掲示板や日記などはモバイル対応にしておこうと計画し、着々とそういう準備をしてきて、ほとんどは対応できるようになっているのだけれど、それでもやっぱりPCがあるのとないのとでは、ずいぶん違う。

今となっては、ネットのできるワープロをくれると言っておきながら、知らん顔をしているター坊が恨めしい。それがあれば、こんな頭文字Nの3文字のアルファベットの会社のオンボロPCなどさっさと修理に出して、今頃は元気になったPCで、快適なネットライフが送れていたであろうに。。。と、こんなことを言っていても仕方がないので、明日には絶対修理に持って行こう。

PCのない不便だが静かな環境は、実はひそかに楽しみでもあったりして、「PCがないからできない」という大義名分を、伝家の宝刀のように抜くのを心待ちにしていたりもするのだ。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Present: A Malory Holiday Novel (Malory Novels)』/Johanna Lyndsey


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2002年11月27日(水)
PC修理に出す

いよいよPCを修理に出すことにした。
どこがどうなっているのかはわからないのだけれど、とりあえず持っていってみようと思う。今月で無料修理期間も終わってしまうので、急がないと!

今日は病院の帰りに、いつものアイリッシュ・パブでランチ。静かだったので、滞っていた読書がちょっと進む。<Johanna Lyndsey『The Present』
ロシア?アナスタシア?ニコライ?キング・ジョージ?な、なにぃ?って感じ。つまり、マロリー家の祖先は、その筋だってわけ?・・・今日は「その筋だ」と断言するところまで至らなかった。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋にて衝動買い

『The Adventure of Huckleberry Finn』/Mark Twain
この本にはいろんなバージョンがあって、Doverあたりでもトム・ソーヤーとハックルベリー・フィンの合本があるので、いずれそれを買おうかと思っていたのだが、表紙のセピア色の蒸気船の写真が気にいってしまい、なおかつ500ページほどで900円という値段、中身の読みやすさ(字が大きいのでかなり分厚い)なども考慮すると、これはもう買うしかない!Amazonで買えば、半額ではあったが・・・。
これを出しているAladdin Classicsは、ちょっと注目したい出版社。DoverやWordsworthに比べれば、値段はちょっと高くなるが、読みやすいという点では非常にいい。


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2002年11月26日(火)
NTTにやられた!

NTTからの請求書が来て、びっくり仰天!
うちはフレッツ・ISDNだから(いまだにという感じだが、光ファイバーになるまで我慢するつもりでいる)、繋ぎ放題で通信料は定額のはずなのに、ばか高い請求が来た。なんで????

推測するに、マイラインの同一県内市外通話をNTT以外にしたからではないか?とも思ったが、マイライン選択時に、そんなことは一切書いてなかった。少なくとも、私が目にしたパンフレットにも、ネット上の説明にも、一言だってなかった。「NTTにしておかないと、繋ぎ放題のフレッツは使えなくなる」という言葉は、断じて目にしていない。もしそれが原因だとしたら、ISDNユーザーへのサポートがあってもおかしくない。ISDNにするときの説明もそうだったが、NTTは非常に不親切。売るものだけ売ればいいって感じで、とにかく私は嫌い!

しかし、たとえそうだとしても、毎月使う時間などはほとんど一緒なはずで、料金をとられていたにしても、だいたいは同じくらいの料金のはず。なんで今月は1万以上も違うわけ?ほかにも理由があるのだろう。間違いかもしれないし。

とにかく、久々にめちゃくちゃ頭に来た!頭にきて、本を読んでいても、全然入ってこない。「NTTのバカヤロー!」と思いが頭の中で渦巻いている!
とはいえ、6月分くらいからおかしいと思っていながら、今まであまり気にもしていなかった私も何なんだけど、1万円以上も違ったら、さすがにぎょっとして、青くなった。

こんなことを書いていたら、またむかついてきた。今こうして書いている間にも料金とられてるわけで、ISDNなんて全然意味がないじゃないの!ってか、早くADSLにしろとかっていうわけ?あああー!やられたー!もしかして、フリーズもそのせいがなきにしもあらず。ISDNなんか使ってるやつの回線はどうでもいいなんて思われているに違いない。あああ、むかつくー!


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

●おとぎ話が下敷きになったロマンス
『Breath of Magic』/Teresa Medeiros \709
Amazon.com
Arian Whitewood is a beautiful seventeenth-century enchantress who learns the power of her mother's amulet when she's suddenly whisked three hundred years into the future and into the arms of a handsome, cynical billionaire. Can Arian cast enough spells to save Tristan from his enemies?

『A Kiss to Remember』/Teresa Medeiros \709
Book Description
AWAKENED BY A KISS

Laura Fairleigh needs a husband. If she is to keep a roof over her siblings’ heads, the prim rector’s daughter must wed by her twenty-first birthday. When she finds a mysterious stranger with the face of an angel and the body of Adonis unconscious in the forest and with no memory of his name or his past, she decides to claim him for her own. Little does she know that her fallen angel is really the devil in disguise.

●クリスマスもの
『You Belong to Me』/Johanna Lindsey \872



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2002年11月25日(月)
クリスマスエルフ雑誌デビュー?

今週は土日をラグビー三昧で過ごし、いい週末だった。
金曜日には、クリスマスエルフ携帯用サイト「iモードファン」という雑誌に掲載させてほしいという連絡が来て(12/6発売)、ちょっと嬉しかった。

もちろん時節柄ということだろうが、このサイトはいろいろと大変で、ちょっと前にもサーバーの不調などで、さんざん苦労したものだけに、雑誌連載の連絡は、私としては非常に感激なんである。私以外の人にとっては、どうってことのない出来事だろうが、ともかく自分のやったものが、どこかの誰かに認められ、紹介されるということは、とても嬉しい。エルフの日記などなど、滞っているものもあるのだけれど、そろそろクリスマスだし、またがんばって書くか!という気になっている。しかし、PCの不調が相変わらずなので、修理に出して戻ってくるまで、どうにもしようのない状況。はなからくじける。。。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから<Cynster Novels>が4冊到着

『The Promise in a Kiss』/Stephanie Laurens \818
スペシャル・バージョン・クリスマス版

『On a Wicked Dawn』/Stephanie Laurens \818

『A Secret Love』/Stephanie Laurens \763

『All About Passion』/Stepanie Laurens \763



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2002年11月24日(日)
ラグビーフォーラム「早明いかに闘うか?」

昨日の試合の興奮も覚めやらぬまま、今日はラグビーフォーラムを聞きに、早稲田大学・大隈講堂へ。

実は、早稲田に足を踏みいれるのはこれが初めて。学生時代に理工学部のほうには行ったことがあるのだが、早稲田のシンボルとも言うべき大隈重信の銅像や、大隈講堂を実際に見るのは初めてなのだ。オープンカレッジに行く予定もあるので、早めに到着して、アポロ13号に周囲を案内してもらった。

おみやげ好きの私は、Waseda Univercityと文字の入った赤いメモ帳(一見ビロード張りのような感じのもの―The Red Notebookだ!)とボールペン、来週の早明戦に持っていくための応援用のスポーツタオルなどを購入。<何しに行ったんでしょか!

フォーラムはまず、東大の宝田雄大氏がフィットネスの部分を科学的に分析、それぞれどうやったら勝てるかという話に始まり、二部で早明両校の監督がたぬきぶりを披露するというもので、ユーモアたっぷりのとても面白いものだった。最後の抽選で、ラグビーボールが当たるかも!と楽しみにしていたのだが、残念ながらハズレ。あれは欲しかったなあ。1等のオーストラリアへの航空券より、ボールのほうがずっと欲しかったのに。。。

ところで、「科学的に分析」するやり方で、ダイエット本を出している宝田氏。理屈も分からずダイエットしているよりは、ちゃんと「科学的に分析」してやったほうが利口だろうと、思わず会場に売っていた、『らくらくエクササイズで美しくやせる!薬いらずのボディ・メイク』という本を買ってしまった。「科学的に分析」しようが、しまいが、実践しなければ一緒である。本当は、同じく宝田氏の書いた『ラガーマンの肉体改造法』のほうに興味津々だったのだが。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『僕の夢、パパの愛』(B+)/ブラッド・バークレイ
内容(「MARC」データベースより)
「ビッグでリッチになってやる」 セールスマンの仕事に夢をかける父さんに、愛想をつかして家出した母さん。もう一度やり直すため、父さんは息子の僕を連れて地方巡業に繰り出した…。ハートウォーミングな親子の物語。


◆購入した本
『薬いらずのボディ・メイク』/宝田雄大 \2000


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2002年11月23日(土)
ラグビー早慶戦

今日は秩父宮ラグビー場に、早慶戦を観に行った。
今年は慶應がけっこう強く、先日慶明戦で明治を破り、早稲田とは全勝対決となったため人気となり、指定席がとれなかった。自由席でも当日券は1枚もないという超人気。早めに行かないと席が取れないと、二日酔いのむかつきを抱えながら、出かけた。過日、高円宮さまが亡くなったため、試合前に黙祷をした。

今年の早稲田は去年より断然強くなったとはいえ、慶應もなかなか侮れないので、かなり心配していたのだけれど、結果は74対5の圧勝だった。これで早稲田が負ければ慶應の優勝となったわけだが、無用の心配だったようだ。ずっと慶應をノートライに押さえていたのに、最後の最後に1トライ取られてしまったのが残念だったが、試合の間は二日酔いも忘れて、しっかり応援した!

それにしても、あわや3桁勝利か?と思うような活躍。もちろん頼みの山下大悟も1トライ。やっぱりやってくれるよねえ。その上、今日は14番山岡正典のトライが素晴らしかった。フォワードも見違えるように強くなっていたし、ディフェンスも良かった。

もお〜っ、最高でした!!!
ビデオにも録画したので、帰ってからまた2回観た。
寒いからラグビー場には行かないなんてのは、ダメ!ちゃんと生の試合を観て、迫力を体感した上で、再度ビデオで細かいところを確認するのだ。来週はいよいよ早明戦。来週も荒ぶるぞーっ!

対慶大戦・観戦記(公式ホームページより)


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2002年11月22日(金)
ケンタッキー・アヴェニュー最後の夜

数年前に、よく行っていた店のパイナップルが閉店した時、最後の日には行かなかった。最後の瞬間に立ち合うことは、何としても耐えられなかったからだ。今回、ケンタッキー・アヴェニューにもすでに別れは言ってあり、最後は行くまいと思っていたのだけれど、何人かが行くというので、一緒に行くことになった。

最後だからと何も変わったところはなく、別れを言いに来た人達で、いつもより混雑していたくらい。一杯飲んで帰ろうと思っていたが、その前にすでにお酒が入っていたせいもあって、やっぱり感無量になって、涙が出てしまった。ずっと昔から(子どもの頃からと言ってもいいくらいに)の知りあいであるマスターの斎藤君と握手して、また店を出した時には、必ず連絡するよう約束して帰ってきた。

何にしても、最後の時というのは辛い。これから年を経て、たくさんの別れを経験するのかと思うと、胸が引き裂かれそうだ。特に自分の愛する人たちとの別れは耐えがたいだろう。だから、それより先に失礼させていただきたいなどと思ったりもする。しかし、あれもこれも全ては運命である。黙って受け止めるほかはない。


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2002年11月21日(木)
サッカー・アルゼンチン戦

昨日は、サッカーのアルゼンチン戦があった。

実は、これにご招待されていた私。一度は「こんなチャンスはめったにない!」とか、「9000円のチケットだから、いい席だよ」とか、「アルゼンチン戦は見て損はない」とかとか、あーだ、こーだとまわりに薦められて、行く気になったのだが、そもそも私はサッカーが好きじゃない。むしろ「嫌い」と言っても過言じゃない。

それに、場所が埼玉だ。埼玉が悪いと言っているんじゃなくて、うちから遠いという意味。片道1時間くらいかかる。しかも、郊外は都内より気温がだいぶ下がるし、ちょうど大事をとらなきゃいけない時期なので、そんなところで冷え込んで、風邪でも引いたら大変!なんたって、土曜日はラグビーの「早慶戦」なのだから!

こちらは野球だが、横浜ベイスターズが優勝した時には、横浜だって所沢(ライオンズ球場─日本シリーズ)だって行った。それはベイスターズファンだから!当然と言えば当然であろう。なにしろ38年ぶりの優勝がかかっていたわけだし。それでも、所沢から超混雑の電車に乗って帰ってくるのは容易じゃなかった。今度日本シリーズで優勝するときは、相手は日ハム(ホームグラウンドは東京ドーム)とかにしてもらいたいもんだなと思ったくらいである。

そんなわけだから、好きでもない(どちらかというと嫌いな)サッカーの試合に、往復2時間もかけて行くなんていうのは、私には愚の骨頂なんである。これがドイツ戦でもあれば、もちろんオリバー・カーンを拝みに、何が何でも行くだろうが、アルゼンチンの選手など一人も知らないし、そもそも日本の選手だって全然知らない。

アルゼンチンと言えば、小学校の時に、町にやって来たアルゼンチン大使をお迎えに、利根川にかかる橋のたもとで、両国の旗を振ったのを思い出すくらいだ。その頃は「外国の偉い人」というだけで、小学生は旗を振らされたのだ。

サッカーファンには怒られるだろうが、興味のないものに対しては、概してこんなものだ。チケットが、どんなにプラチナペーパーになろうが、嫌いなもののチケットでは、紙くず同然なんである。

ラグビーのほうが好きというと、シュワちゃんファンの私ゆえに、「あのたくましい肉体がいいんでしょう?」とか、「日本のラグビーなんて弱いじゃないか」とか、あんまりゲームと関係ないところで責められるのだが、そんなことはどうだっていいじゃないの!私はラグビーが好き!ずっと前からラグビー一筋なの!と言いたい。たしかに、あのたくましい肉体には魅力がないわけじゃないが・・・。(^^;

そしてご丁寧にも、「サッカー行かなかったのか?」とお電話までいただく始末。どうやら試合は日本が負けたようで(それさえも興味がないので知らなかった)、「負けたから、行かなくて良かったかもね」と言いつつ、逐一試合の状況を教えてくださる親切さ!もう〜、ありがたくて涙が出ちゃうね!


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2002年11月20日(水)
Christmas Collection 2002

例によって全部読めるかどうかはかなり疑問だが、とりあえず入手済み、あるいはオーダー済みで、今年読むつもりのクリスマス関連本。

The Christmas Shoes/Donna Vanliere (著)
ハードカバー: 144 p
出版社: Integrity Publishers ; ISBN: 1591450586 ; (2002/10)

You Belong to Me/Johanna Lindsey (著)
マスマーケット: 422 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks ; ISBN: 0380762587 ; Reissue 版 (1996/08/01)

The Present: A Malory Holiday Novel (Malory Novels)/Johanna Lindsey (著)
マスマーケット: 337 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380804387 ;(1999/11/01)

The House on Hope Street/Danielle Steel (著)
マスマーケット: 295 p
出版社: Bantam Books (Mm) ; ISBN: 0440237009 ; (2001/07/01)

Tidings of Great Joy/Sandra Brown (著)
マスマーケット: 230 p
出版社: Bantam Books (Mm) ; ISBN: 0553576003 ; Bantam Mas 版(1999/12/01)

The Promise in a Kiss/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 384 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks ; ISBN: 0061031755 ;(2002/11/01)

Christmas Affairs/Helen Bianchin (著), Sandra Marton (著), Sharon Kendrick (著)
マスマーケット: サイズ(cm):
出版社: Harlequin Sales Corp ; ISBN: 0373834160 ; (1999/12/01)

Mistletoe & Magic/Lisa Cach (著), Stobie Piel (著), Lynsay Sands (著), Amy Elizabeth Saunders (著)
マスマーケット: 400 p ; サイズ(cm):
出版社: Leisure Books (Mm) ; ISBN: 0843947780 ; (2000/10/01)
[US-5]

A Midnight Clear (Peanut Press)/Katherine Stone (著)
マスマーケット: 328 p ; サイズ(cm):
出版社: Warner Books (Mm) ; ISBN: 0446606782 ; (1999/12/01)
[US-4]

The Christmas Cat/Julie Beard (著), Jo Beverley (著), Barbara Bretton (著), Lynn Kurland (著)
マスマーケット: 320 p
出版社: Berkley Pub Group (Mm) ; ISBN: 0425155420 ; Reissue 版(1996/11/01)


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2002年11月19日(火)
FROM THE HEART

どうも相性の合わないノーラ・ロバーツをやっと読み終えた。
ところが3作合本というスタイルの本だし、その上ありきたりなタイトルのため、日記に載せようにも、なかなかAmazonの検索にも出てこなくて四苦八苦。これがお薦めしたい本なら、その苦労も報われるのだが、やっぱり私には合わないと思うばかりの本なので、どっと疲れる。ノーラ・ロバーツの本は、著作が多い上に、ありきたりなタイトルが多くて探すのに骨が折れるということだけでも、遠慮したい本だ。(^^;

しかしまだ2作目なので、もう1作ある。そしてさらに、あとひとつ4作合本のものがあって、MOONコレクションに入れているものもあるし、合わないと言いつつも、手持ちが結構あるのが辛い。

ところで、姪にあげる児童向けの本を整理していたら、クリスマス本を1冊見つけてしまった。読んだような形跡もあるのだが、全く覚えていない。もっともこの手の本は、読んでも記憶に残っているほうが珍しいかも。かなり前に、紀伊国屋のクリスマス特集で買った覚えはあるのだけれど・・・。気が向いたら読んでみようかなという感じ。

The Christmas Cat/Julie Beard (著), Jo Beverley (著), Barbara Bretton (著), Lynn Kurland (著)
価格:¥653
現在、在庫切れです。マスマーケット: 320 p ; サイズ(cm):
出版社: Berkley Pub Group (Mm) ; ISBN: 0425155420 ; Reissue 版(1996/11/01)

それと、『Night Before Christmas』という超有名なタイトルの、だけどロマンス本というのもあったが、このタイトルも果てしなく出てきそうなので、検索するのはやめた。これもアンソロジーで、いくつか読んだ記憶はある。クリスマスの魔法で、子どもたちがそれぞれ夢に描いているものが出てくるのだが、ビル・ゲイツが電話してきたりとか、大好きな映画俳優が訪ねてきたりとか、そんな話があったのを覚えている。

そんなわけで、明日は今年読む「予定」(入手済み、またはオーダー済みという意味で、絶対読むかどうかは例によって不明)のクリスマス本を載せるつもり。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『A Matter of Choice』(FROM THE HEART)/Nora Roberts
3作合本の2作目
Tonight and Always
A Matter of Choice
Endings and Beginnings


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2002年11月18日(月)
<Cynster Novels>シリーズ

昨日、Stephanie Laurensの『On A Wild Night』が届いたので、<Cynster Novels>の仕組みが少しわかった。最初に「The Bar Cynster Family Tree」があって、そこにどの巻が誰の話かというのが載せてあったため、続きものはどれかというのがわかって、とりあえず全部読まなくても、話は通じるようだ。

●それによると、まず初代のSebastianの話が一番下のSPECIAL版から始まり、ここから[1]Sylvester Devilの話と[3]Richard Scandalの話に続く。

●Sebastianの兄弟には双子がいて、その片割れのGeorgeのほうから[2]Spencer Vaneの話が始まり、[4]Harry Demonの話に続く。

●また、他の兄弟Martinのところから、[5]Rupert Gabrielの話になり、[6]Alasdair Luciferの話に続く。

●そして、Georgeの双子の片割れであるArtherのところから、息子Bartholomewの娘(これも双子)Amandaの話が[8]となり、Ameliaの話が[9]となる。

ここで文章を分けたように、4組の話があるわけで、もちろん全部繋がりはあるのだろうが、とりあえず上記の組み合わせで読めば、筋は通ると思う。

でも、[7]がない!どこを見てもないっ!謎の7巻目はどこに繋がるのだろう?やっぱり、全部読むしかないのか?しかもスペシャル版まで出てきたので、全部で10冊だ。これは大変!むむむ。。。(--;)

ちなみに[8]と[9]以外は、すべて家長の名前を書いたが、主人公がその人であるとは限らない。その家の出来事という意味。それから、SPECIAL版はクリスマスバージョンらしい。クリスマスから物語が始まるなんて、ロマンチックだわー!って、一番新しいから、クリスマス用にあとから付け加えたものだろうが。<だからSPECIAL。


◆<Cynster Novels>シリーズ
([US : UK]は、それぞれのAmazonでの評価)

[1]
Devil's Bride (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 388 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 038079456X ; Reissue 版 (1998/03/01)
[US-4.5 : UK-4.5]

[2]
A Rake's Vow (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 374 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380794578 ; Reissue 版 (1998/10/01)
[US-3.5 : UK-3.5]

[3]
Scandal's Bride (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 404 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380805685 ;(1999/03/01)
[US-3.5 : UK-4]

[4]
A Rogue's Proposal (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 406 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380805693 ;(1999/10/01)
[US-4 : UK-4]

[5]
A Secret Love (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 374 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380805707 ;(2000/07/01)
[US-4.5 : UK-4.5]

[6]
All About Love (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 408 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380812010 ; Reissue 版 (2001/02/01)
[US-3.5 : UK-4]

[7]
All About Passion (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 425 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380812029 ;(2001/09/01)
[US-4.5 : UK-4.5 : JP-5]

[8]
On A Wild Night (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 406 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0380812037 ;(2002/04/01)
[US-3.5 : UK-3.5]

[9]
On A Wicked Dawn (Cynster Novels)/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 432 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks (Mm) ; ISBN: 0060002050 ;(2002/05/01)
[US-3 : UK-4.5]


◆SPECIAL
The Promise in a Kiss/Stephanie Laurens (著)
マスマーケット: 384 p
出版社: Harper Mass Market Paperbacks ; ISBN: 0061031755 ;(2002/11/01)
[US-4]


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2002年11月17日(日)
チケットぴあの抽選

先日チケットぴあで、ラグビー大学選手権の準決勝・決勝の抽選があった。当然両方申し込もうと思っていたのに、PC上の画面は「第1希望を選んでください」とある。これはおかしいじゃないか!準決勝で勝てば、当然決勝も見たい。そうでなくてもラグビーファンなら、勝敗は関係なくても両方見たいはず。

仕方がないので、準決勝を第1希望にして申し込んだら、当然のように第1希望しか当たらなかった。で、今日はチケットを一般に売りだす日だったので、第2希望にしていた決勝戦のチケットを再び申し込んだら、なんと!抽選であたった準決勝のチケットより、全然いい席がとれた。

抽選で買うと、手数料、システム利用料、郵送料と、チケット代以外にあれこれかかるのに、これはいったいどういうシステムなのよ!超人気だった場合、一般では買えないという場合もあるだろうが、今ではむしろ、両方抽選できなくてよかったって感じ。それにしても納得いかないなあ、チケットぴあ。

〓〓〓 BOOK

◆Amazonから2冊

『On a Wild Night』/Stephanie Laurens \818
<Cynster Novels>シリーズで、このシリーズは9作もある。これはまだ今年出たばかりのもの。シリーズとなれば、やはり全部読むべきなのか、あるいは1話完結のものなのか?ともあれ、ジェーン・オースティンを好きな人は気にいるだろうと言われている作家。つまり、美しいヒロインがいて、その周囲にいる家族・親戚・知りあいをすべて丸ごと書いてしまうような作家ってこと?最後は良縁に恵まれてめでたしというわけだろうか?現代なら、ジェーン・オースティンもロマンス作家の一人となるんだろうな。ロマンスも極めれば純文学?

『When Love Awaits』/Johanna Lindsey \763
先日のバーゲンでも1冊購入したジョアンナ・リンゼイは、以前にも読んだ記憶があるが、ちょっとファンタジーがかったロマンスだった気がする。でも一気にするすると読める作家だった。これはヒストリカル・ロマンス。花柄本。


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2002年11月16日(土)
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」先行オールナイト

見てきましたっ!!!
今年もコスプレがいたー。ハリーそっくりの子とか、2作目では、ダニエル君パーマかけたのね・・・と思っていたら、パーマまで同じようにかけて、あのメガネとローブ。女の子で男の子に似せるというのはなかなか難しいから、あそこまで行くと、ちょっと拍手。でも、今年はドラコ・マルフォイはいなかったな。(^^;

まだ内容を言えないのがもどかしいけれど、1作目とは違って、かなりはしょりが多かった。私が丹念に訳していた前半部分、あれよあれよという間に流れていってしまって、ちょっとがっかり。あれもこれも削除かぁ〜という感じ。

懸念していた「名前を言ってはいけないアノもの」は、想像していた山盛りではなかったけれど、ロンったらあれを口の中に入れてたのかと思うと、いくら作りものとわかっていても、やっぱり目を背けずにはいられなかった。実際は、ヌルヌル成分がオレンジ味で、すごくおいしかったらしいのだが。。。うげげ!

2作目で注目のギルデロイ・ロックハートは、いまいち派手さに欠けていて、私的にはうう〜んな感じだったが、ドラコの父親、ルシウス・マルフォイが予想外にカッコよかった!もしかして「ロード・オブ・ザ・リング」のガラドリエルの旦那のケレボルン役の人?と思ったが、髪の毛がそんな感じというだけで、やっぱり違った。

ちなみにこんなものに出てるようだ。

Jason Isaacs(ジェイソン・アイザックス)

Filmography
1988 「ロス女刑事/危険な罠」
1989 「彼女がステキな理由」
1993 「ショッピング」
1994 「ジェラシーはお断り」
1996 「ドラゴンハート」 Dragonheart
1997 「イベント・ホライゾン」 Event Horizon 
1998 「アルマゲドン」 Armageddon  
1998 「ディボーシング・ジャック」 Divorcing Jack  
1998 「ソルジャー」 Soldier  
1999 「ことの終わり」 The End of the Aff 
2000 「パトリオット」 The Patriot 
2000 "The Last Minute"  
2001 「スウィート・ノベンバー」 Sweet November 
2001 "Windtalkers"  

このルシウス&ドラコ・マルフォイ親子のポスターが異常にカッコいい!劇場用のポスターなので、一般には手には入らないが、劇場用ポスターの一連のシリーズが、ちゃんとプログラムにも載っているので、ファンはぜひプログラムを買うべきだ。

ハリーもロンも声変わりして、ちょっと聞きづらい面もあったのだけど、一番気の毒だったのは、ダンブルドア校長。病気のせいか、声を出すのが苦しそうで、また死を前にした顔というのだろうか、1作目とは全然違う顔つきのように思えた。私はこういう顔を以前にも見ている。父の顔だ。死を迎える顔つきというのがあるのだと、その時思った。

内容は1作目に比べて、かなりエンターテインメント色が強くて面白かったけれど(個人的には1作目のほうがワクワクして好き)、ダンブルドアのことが気になって、台詞を言うたびに、気の毒で、気の毒で仕方がなかった。最後に大ホールでダンブルドアが立ち上がって拍手をするところで、遂に涙が出てきた。これが最後なんだなあと思ったら、涙が止まらなくなってしまい、この映画で泣く人など全然いそうもないのに、もう、ダメ。

いろいろ原作と違うことろはあるが、ひとつだけ「これは違う!」と思ったのが、ハリーがウィーズリー家に到着した朝、パーシーがパジャマ姿で髪の毛もくしゃくしゃのまま朝ご飯を食べているところ。ここではパーシーはきちんとベストを着て登場しなければならない(原書にはtanktopとあって、翻訳でもそのままタンクトップになっているが、イギリスではベストのこと)。これは、パーシーの性格を如実に現している部分だから、やっぱりベストを着て現れて欲しかった。

さて見終わった人の顔が、一様に楽しくなさそうだったのは、なぜだろう?
私的には、ハリーがヒーローというイメージでカッコよすぎなのが、原作と比べてどうなの?という感じ。これでまたダニエルファンが増えるんだろうな。


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2002年11月15日(金)
年末年始は今年も日光に決まり!

フリーズはすでに当たり前となっている私のPCだが、ますます不調になってきて、いよいよもってメンテナンスに出さなくてはいけないかも。

今日も立ち上げ後、エクスプローラーが開かずに青くなったし、開いた後すぐにフリーズ。もうかなりのストレス!Hotmailもおかしいし、こちらは重要なメールはほとんど別のメーラーに移しているのでいいとしても、見ないわけにもいかないので、やっぱり困る。

日記でも掲示板でも、モバイルでは格段にスピードが違うので、書き込むのも一苦労なのだけど、メンテナンスの間はネットの世界から離れてみようかとも思ったりして、ネットがないと、どれだけ生活が違うものか、試しにやってみるのも面白いかもしれない。

さて、今日はプリンスホテルの知り合いから電話があって、年末年始の日光プリンスが取れたとのこと。去年非常に良くしてもらって気にいったので、今年もどうかと打診していたのだが、ちょっと早めにお願いしたため、無理を言うまでもなく、部屋が取れた。

本当なら何泊かしたいところだけど、2日にはラグビーの大学選手権の準決勝がある。こちらのチケットもすでに予約済み。アポロ13号の冬休みが9日もあるので、ずっと家にいるのは耐えられないよねえ・・・というわけで、あれこれ計画していたのだが、年末年始は、そこそこに忙しくなりそうだ。




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2002年11月14日(木)
ハリー・ポッターの世界展初日

今年も伊勢丹で、映画公開前に「ハリー・ポッターの世界展」が開催され、ハリポタファンのお財布から、多額のお金を引きだしている。今日はその初日だったので、覗きに行ってきた。当然、グッズマニアの私であるから、お財布のひもが固く結ばれているはずもない。

去年の「賢者の石」と同様、「秘密の部屋」関連の模型が建てられ、そこは自由に入れるのだが、結局メインはグッズ売り場で、とにかくグッズは飛ぶように売れている。しかし、去年に比べれば人は少ない。長蛇の列かと思いきや、そんなことは全然なく、ちょっと混雑した売り場といった程度だった。それでも数千人が訪れたらしく、伊勢丹にとっては、ハリー・ポッター様様だろう。

去年はアメリカ製のグッズも多かったが、今年はほとんど日本製(作られたのは中国とか韓国かもしれないが)のようだ。描かれているハリーの顔が、どう見てもアジア系だったり、もしかしてイラスト使用許可もないのに、何でもいいから作っちゃえ!てなことじゃないだろうかと思ったりもした。

私はミニチュアのコレクションボックスというのを目当てにしていたのだが、これはなかなかのものだった。コレクションの中には、ダンブルドアの遺影(?)も入っているし、ハリーのトランクなど、目を見張るほど良くできていた。

それと、もう一つ気に入ったのが、ハーマイオニーの杖型ペン。ハーマイオニーが「ウィンガーディアム・レヴィオーサ!」と言って振り回すアレ。これは仕掛けペンで、普通は杖なのだが、振り回すとボールペンになる。ボールペンコレクターとしては、かなりのお気に入り。

あと見逃せないのが、ホグワーツ特急のチケット。だから何よ?と言われそうだが、物語のファンとしては、これは逃すわけにはいかないだろう。革のストラップつきで、子どもっぽくないのがいい。これはコレクションボックスとともにイベント限定なので、他では買えない。

さて、明日はいよいよ先行オールナイト。2作目は、私の天敵「名前を言ってはいけないアノもの」が山盛りで出てきそうなので、ちょっと恐怖なのだが、ダンブルドア役リチャード・ハリスの遺作であるから、始まると同時に、涙にくれそうである。

●ハリポタお菓子情報

*オーストラリア版蛙チョコレートに、ホワイトチョコが出た。
スタンダードのチョコよりこちらのほうがおいしいかも。もちろん動く魔法カード入り。

*リコリスワンド(杖型甘草あめ)が新発売!
ひとくち食べれば、その魔法の力に震えが走り、まじで痺れます!(^^;


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2002年11月13日(水)
キング&ストラウブ本

病院に出かけたついでに、紀伊国屋本店を覗く。
今日は本を持って出るのを忘れたため、薬局で薬を処方してもらう間に読むものがない。そう思うといても立ってもいられないので(薬局でかなり待たされるため)、何か1冊買って行こうと思ったのだ。

1階で『バリー・トロッターと愚者のパロディ』に引っかかったが、意志を強固にして、洋書売り場へと向かう。先日検索していたロマンス本でも見てみようと思ったため。すると、本店の洋書の数は少ないのに、結構目当てにしていたものが揃っていて、あれもこれも欲しくなってしまった。

Amazonで買ったほうが絶対安いと思いつつも、4、5冊腕にかかえ、ああでもない、こうでもないと思案をめぐらす。マリアン・キイスの『Watermelon』が、私が買ったものとは別バージョンがあって、すごくかわいかったので、欲しくなってしまったし、シーラ・オフラナガンの本も4冊並んでいて、持っていない本には当然目が行く。気になっていたステファニー・ローレンスもあったし、バーバラ・デリンスキーの知らないタイトルもあって、それが手に持った感触が良かったので、思わず買いそうになった。

でも、1冊だけ!と自分を戒めて、じゃあどうするかなあ・・・と思っていたら、スティーヴン・キング&ピーター・ストラウブ著の『Black House』が目に止まった。これはNY TIMESのベストセラーリストでさんざん目にしていたので、別に欲しくもなかったのだが(キングの文章は好きじゃないし、面白いと思ったことはほとんどない)、サブリミナル効果であろうか、他の欲しかった本に比べれば、目にした回数がはるかに多いので、なぜかこれを買わなくてはいけないという意識にとらわれてしまった。

迷わずレジに持って行ってしまったのだが、これがなんと820ページもの分厚さ。1冊だけ買おうとして、同じ価格帯で一番ぶ厚いのを買ったという感じ。下手すれば3冊分にはなるかもしれないと思ったら、なんだか得したような気持ちにもなったけれど、そもそもは欲しくもなんともなかった本であるから、得もなにもあったものじゃない。

それを持って薬局に行くと、どういうわけか、あまり待たされることもなく、820ページのぶ厚い本を開くこともなく、用事は済んでしまった。なんとなくがっかりしながら、花園神社の酉の市に行き、「金運お守り」を購入したが、今更遅い。


〓〓〓 BOOK

◆紀伊国屋にて

『Black House』/Stephen King & Peter Straub \1520
Amazon.co.jp
ウィスコンシン州の美しい町フレンチランディング。だが、町にはその美を損なうものがある。おしゃべりカラス、いかれた老人、錯覚を起こさせる家。そして、町をうろつく「フィッシャーマン」。身の毛もよだつようなその悪鬼は、子どもを誘拐して殺害し、その肉を食べるのだ。保安官は、ある人物の助けを是が非でも必要としていた。男は、元ロサンゼルスの警官で、近くの町で別の連続殺人犯を捕まえた経歴を持っている。
もちろん、ただの警官ではない。彼こそは、スティーヴン・キングとピーター・ストラウブが1984年に発表したファンタジー小説『The Talisman』(邦題『タリスマン』)のヒーロー、ジャック・ソーヤーだ。『The Talisman』で、13歳のジャックは、「テリトリー」と呼ばれるもう1つの世界への苦難の旅を終え、謎に満ちた「タリスマン」を探しだし、宿敵を殺し、自分の母親と、「テリトリー」に存在する母親の分身の命を救う。いまや30代のジャックには、「タリスマン」の記憶はないが、完全に忘れたわけではない。

あの顔が現れ、あの声が聞こえてくると、いつも自分に言い聞かせてきた嘘が彼にはあった。昔あるところに、母親の神経症的な恐怖感がカゼのように伝染する少年がいた。少年は壮大なファンタジーをつくりあげた。それは、やさしい母親と、母親を救出するジャック・ソーヤーの物語だった。物語は完全なフィクションで、16歳になるまで彼はそのことをすっかり忘れていた。それまでは落ち着いた生活を送っていた。そして今、ようやく落ち着いた矢先に、彼は、草原を北に向かって気が狂ったように駆け抜けることになる。あとにまがまがしい足跡と、驚いたガの群れを残して。だが、ことを進めるにあたって取り乱すことはない。

今回ジャックはとつぜん事件に巻き込まれ、「テリトリー」に戻ることになる。フィッシャーマン本人が、切断された子どもの足がついた靴の片方を、ジャックに送りつけてきたのだ。20年間忘れていた友人のスピーディー・パーカーや、その他大勢の変わり者(盲目のDJ、行方不明の子どもの美しい母親、ヘーゲルを信奉しているという暴走族の一員など)に助けられながら、ジャックは、フレンチランディングと「テリトリー」を行き来し、フィッシャーマンと、悪の大御所「アバラ」を追う。クリムゾンの王アバラは、世界の軸の破壊をもくろむ。
『The Talisman』が、1980年代らしさをストレートに描いた神話であったのに対して、『Black House』は、前作以上に豊かで複雑なストーリーになっている。ファンタジーでありながら、チャールズ・ディケンズやエドガー・アラン・ポー、ジャズ、野球、そしてキング自身の「暗黒の塔」伝説を巧妙に絡ませた、ホラー仕立てのミステリーといったところである。『The Talisman』のファンは、頼もしいジャックがいまだ健在であることを実感することになるだろう。同様に、キングとストラウブの執筆スタイルも健在である。むしろ、この20年の間にますます成長している感がある。


(買ったのは、この版ではないのだが、データがこれしかみつからなかった。


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2002年11月12日(火)
ユニクロのマイクロフリース

近頃めっきり寒くなったのに、わたしはポカポカしている。
先日のラグビー観戦&六大学野球観戦でも、夕方になって、みんな凍えているのに、私一人「暑い!」と言っていた。

実は、ユニクロのマイクロフリースのおかげ。
ちょっと前に、冬用パジャマの代わりに、マイクロフリースのVネックのシャツを買ったのだが、これが暖かくて手放せない。日の当たるところでは、本当に暑いくらい。

私は、寝る時にはあまり着込まないほうで、以前は冬でも袖なしとか半そでを着ていたのに(寝る時は、裸が一番あたたかいらしいが)、さすがに年でしょうか、最近は、それじゃ寒くて夜中にトイレにも行けないなんて事態になったりするので、今年はちょっと暖かめのものを着ている。

で、これが手放せなくなってしまって、寝るときだけでなく、昼間も下着代わりに着ていたりする。めちゃくちゃあたたかい。寒がりの私が、コートなしで外に買い物に行ける!これはユニクロのマイクロフリースのおかげ以外のなにものでもない。

Vネックだと、これから襟元が寒いかな?と思っていたら、ハイネックも出たようだ。早速買いに行かねば!

昨日は「フリーズ」の話。今日は「フリース」の話でした。


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2002年11月11日(月)
フリーズに、もううんざり!

時々思い出したように、一気にネットで調べものをする。
例えば「気になる一冊」に載せている本などもそうなのだが、気になった時にその都度調べるほどまめではないので、メモしておいて一気に調べるというのが普通。気にはなっていても、気が乗らなければやらないというわけ。

昨日から、その調べものをしようかという気になった。
ところが、せっかくその気になったというのに、PCがフリーズしまくりなので、これが思うようにはかどらない。もう〜、何度フリーズしてやり直したことか!オンラインでやっているから、中途半端でやめられないので、夕べはそれで徹夜になった。調べかけの状態で、皆様の前に出すわけにはいかないのだ。それにしてもアホらしい。フリーズさえしなければ、時間はかなり短縮できるのに!ああ、もう、うんざりだー!やっぱりPCをメンテナンスに出さないといけないだろうか?しかし、寒くなってきたことだし、ぐうたらな私は店に持っていくのさえ面倒なのだ。

そもそも私は機械が嫌いで、コンピュータの理論的な世界は好きだが、ハードのほうとなると、全く興味がない。コンピュータ好きな人には、あれこれいろいろ聞かれたり、具合が悪いと言えば、ハードがどうたらこうたら言われたりするが、私はそういうことが大嫌い。そんなことはどうでもいいから、フリーズしないようにしてよ!と思うのみなのだ。

必要なことは自分で勉強するが、それを語り合うなんてことはしたくない。別に知識があったからと言って、素人同士で語り合っても、何の得るところもない。人にひけらかすほどのものじゃないし、経験上、何の得にもならない。お互いの知識を自慢しているとしか思えないのだ。コンピュータ用語を駆使されても、そもそも興味がないので、話は右から左に抜ける。

どちらかといえば、プログラム上のことを話すほうが好きだ。もともとデザイン関係だから、画面上にどう構成するかといったほうが、ずっと興味がある。
それでも、個人でやっているサイトなどはどうでもいい。個人の自由だし、口出しすることではない。

とにかく、電源を入れただけで固まるなんて、やっぱりひどい!ネットに繋がなくても、ワードで文字を打ってるだけで固まってしまうのでは、仕事にもならない。私のはNECなのだが、私の周囲でNECを使っている人は、一様にNEXはダメ!という。サポートセンターに電話をしても、プロバイダのせいにするし、ネットに繋いでないのにか?と思いつつも、それ以上聞く気にもならないので、もういいです、と呆れて電話を切るだけ。

この上は、買った店でなんとかしてもらうほかない。寒いけれど、がんばって行くしかないよね。買ってから、まだ1年も経ってないのに。。。最初に使っていたIBMなんかは、6年間全く故障なしだった。今弟のところにあるが、今でも故障なし。ったくもう、NECは絶対買わない!所詮は家電屋だってことよ。




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2002年11月10日(日)
フリーズの嵐にもめげず

日記をため込んでしまったため、今日は悲惨な1日となった。
日記ばかりではなく、本の感想もしっかりため込んでいる私。ため込んでいようが、どうしようが、PCのフリーズの嵐は変わらず、午後めいっぱいかかって、日記を書いている。その間、フリーズすること数知れず。

そうこうしているうち、アポロ13号がゴルフの練習に行って来るというので、邪魔されないからいいかと思っていたら、なんと、居間のほうの鍵をかけられてしまい、たとえ「もうPCなんか見たくない!」などと思っても、ここしか居るところがなくなってしまったのである。

うちは304号室が居間兼寝室、および台所やお風呂など生活の基本になる部屋で、302号室がPC部屋兼物置のような感じになっているのだ。というわけで、全く別の部屋なため、こういうことがたびたび起こる。

いつもは「危ないから鍵をかけないさい!」と口をすっぱくして言っても、一向に鍵などかけないアポロ13号なのに、なんで今日に限ってかけていったものやら・・・。彼が向こうにいるからと、鍵を持たずにPCに向かっていた私。一瞬唖然として、携帯に電話しようと思うも、私の携帯も向こうの部屋に置いてあるし、アポロ13号の携帯の番号もわからない。PCなどという最先端の文明の利器が目の前にあっても、何の役にも立たないのである。

鍵がかかっていて入れなかったのだから、せっかくご飯を作ろうと思っても、残念ながら作れない。買い物にも行けない。そういうわけなので、本当は嫌なんだけれども、フリーズと戦いながらも、PCの前にいるしかしょうがない。ひそかに微笑む私。今日はピザかな?


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2002年11月09日(土)
結婚記念日

今日は結婚記念日。去年は雨の中をディズニーシーまで出かけたが、二人とも年をとったせいか、混雑するTDSなどにはいく気にならず、食事に行くということで、とりあえず記念日とすることにした。

数日前に、センチュリーハイアットのディナーブッフェ(というと聞こえはいいが、単なる食べ放題である)に予約を入れてあったので、夕方木枯らしが吹きすさぶ中(なぜいつも天気に難があるのだろうか?)、今日ばかりは食べてやる!と意気込んで行ったはいいが、どういうわけか、今日に限ってお腹の調子が悪く、思ったほどには食べられなかった。いつも食欲旺盛なのに、どうしてこんな時に限って、食べられないのか、まったく悔しいったらありゃしない。

お腹の調子もあるが、もうひとつには、スカートのウエストがきつくて、あんまり入らなかったというのもある。やっぱり食べ放題なんかやめて、TDSで人ごみにもまれ、痩せる思いをしたほうがよかったのか?

思えば、去年は「BJの日記」サイトでこの日も日記を書いていた。
先日、『シングルトンズ・ダイアリー』を読んだ母から、「ぐうたらばっかりしてて、旦那さまに悪いと思わないのか。感謝の気持ちのひとつもないのか」とお説教された。

いや、あれは日記と言っても、100%真実ではないわけで、しかも本になった部分以外に、旦那さまに感謝を述べている文章もあるし、怒られるようなことではないと言ったのだが、年寄りは思い込むとどうにも後に引かないもので、旦那さまに申し訳ないと、怒り心頭なのである。

こんなことでは、万が一私が小説でも書いて、ホットな濡れ場でも描こうものなら、こんなことをしているのか!と頭から信じ込んで、親子の縁でも切られかねない。母親の思いつき&思い込み攻撃には、ほとほと手を焼いている私なのである。



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2002年11月08日(金)
ケンタッキー・アヴェニューの憂鬱

先日、私がホームページを作ってあげた「ケンタッキー・アヴェニュー」という店からメールが来て、今月22日で店を閉めるという。

そもそも、そこのマスターは昔からの知り合いで、なにもホームページを作ったからどうこうという仲ではない。いわば、青春時代(古っ!)を共に過ごしてきた仲間という感じなので、その店が閉まるというのは、私も結構ショックだった。他にたくさんお客さんがついていたようだったし、なにしろ3階という悪条件だったので、私はホームページ作成時のほかは、そう頻繁に行っていたわけではなかった。

でも、閉店前に行くよと言ってあったので、今日行ってきたのだが、お客さんが誰もいない店内を見て(たまたまだったのかもしれないが)、妙に悲しくなってしまった。カッコイイ店だったのに、非常に残念。店自体も憂鬱そうに見えたのは、気のせいか?

数年前のパイナップル同様、私の馴染んできた世界が、またひとつ消える。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ニューヨークの誘惑―メリー・アン・シングルトンの物語(6)』/アーミステッド モーピン
内容(「MARC」データベースより)
メリー・アンにニューヨークでのキャスターの話が舞い込んだ。彼女の決意を知らないブライアン。恋人と家づくりに忙しいマイケル。ギリシャへと旅立つマドリガル夫人…。バーバリー・レーンの仲間たちの新しい人生の幕が開く。



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2002年11月07日(木)
マリアン・キイスにはまりそう

10月末から読み始めた、マリアン・キイスにはまりそうだ。
わかりやすく言うと、「BJの日記」みたいな感じなのだが、もっと細かく書き込まれているっていうのか?単語のこだわりなんかが、個人的には好み。同じ言葉をいくつもの違う単語を使って、大げさに書き立てるところなんか、実に私好み。ハイフンを使って作者が創造する名詞もたくさんあるので、どんな日本語にするか頭の痛い部分もあるけれど、私はこの本の翻訳者ではないから、何もわざわざ日本語にしなくてもいいだろう。

10月の日記を読んでくださっていた方には今更改めて言うことでもないのだが、「これはいいかも!」と思った時点でAmazonに5冊もオーダーし、バーゲンで買った『Sushi for Beginners』を加えて、すでに6冊揃えた。まず読んで確かめる前にこれだ。私って、やっぱり「本が好き」なのではなく、「本を買うのが好き」なんじゃないだろうか?ううむ。。。

でも、マリアン・キイスはアタリだった!と思う。

「Lucy Sullivan Is Getting Married」/Marian Keyes (著)
Amazon.co.jp
ルーシー・サリヴァンはどこにでもいる「楽しいこと」好きな女の子。会社の友だちに占い師に見てもらおうと誘われて、街角の霊媒師のような感じの占い師、ミセス・ノーランに会ってはみたものの、印象は「バツ」。近い将来あなたは結婚する、と言われたこともほとんど信じる気になれない。しかし!友人への予言が現実のものとなり、ルーシーは身近な男性たちを改めて見直すようになる。美男子のガスは、お酒の飲み過ぎと人形フェチを克服してくれれば可能性あり。新入社員のジェドはなかなかチャーミングで、お互い支え合っていけそうな健全な感覚の持ち主。そして、もちろん忘れてはいけないのがダニエル。ちょっと女性関係には問題アリだけど、ユーモアのセンスが抜群で、信頼できる友人だ。でも、新しい家庭用の食器の柄を選び始める前に、ルーシーには、人生で最も大事な男性(父)への気持ちを整理する必要があった。娘としては心優しく楽しい人と思ってきたけれど、母は何十年もの間、その父の気まぐれやアルコール依存症に耐え続けて、忍耐も底をついているという始末。とうとう父が見捨てられたとき、ルーシーは母のもとへ出かけ、人間関係と責任についての難しい教訓を得るのだった。
ユーモアと、ちょっと泣かせる人間劇をオカズに、現代ロンドンを舞台とするシングルライフのエッセンスを抽出する点では、ニック・ホーンビーやヘレン・フィールディングと同じ。オフィスでのリアルなゴシップや、常軌を逸したルームメイト(「あの子のアタマの中に住むなんてまっぴら。だって暗くて、ものがなしくて、こわーいところに決まってるもん。その気になればマジなことひとつも考えないで、何十日だって過ごせるのにさ!」)。奇妙なブラインドデート。そして、ほろ苦い真相解明。イケてる会話と、キャラクターの心の中をのぞき込むクリアなレンズで、本書は世界中のシングルトンを楽しませ、刺激するだろう。『Lucy Sullivan is Getting Married』は大成功の1冊だ。



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2002年11月06日(水)
サーバーの不具合だとか閉鎖だとか

年中言っていることだが、ネット上の不具合は日常茶飯事で、何も珍しいことではなく、毎日のようにどこかがおかしくなっている。最近では、不具合が生じても大して慌てもしないが、これがサーバーの閉鎖となると困ったものだ。無料なので文句は言えないが、閉鎖されてしまっては、続けるには移転するしかなく、新しい場所に移すのは、結構大作業だったりする。

しかし、これは外からは見えない作業なので、何も変わっていないようでいて、実はかなり大変だったりする。そんなことをする前に、不具合が生じている部分(実はうちにはかなりある!)を直したり、更新をしたりしたいのに、一向に余計な作業が減らず、そうしたことは伸び伸びになってしまっているのが現状。

かといって、生活がそれに振り回されるのもどうかと思う。ホームページは趣味でやっているものだから、これが苦痛になったり、それで体調を崩したりしては何にもならない。でも実際には、ホームページの維持・管理は大変なんである。

そんなわけで、ずっと前にサーバーの移転とかなんとかで、サーバー側からURLを変更しろと言ってきていた「クリスマスエルフ」のサイトを、やっと修正した。ここは「schazzie club」よりは狭いから、たいした作業量でもないのだが、移転後、めちゃくちゃ重たくなったファイルマネージャーのせいで、えらい時間がかかってしまった。しかし、もうすぐクリスマス・シーズンである。早めに(もうずいぶん遅くなってはいるが)修正しておくに越したことはない。

しかし、こんなことは愚痴でもなんでもない。ホームページをやっているものの、ついてまわる仕事であるから、文句を言っても始まらないし、大変だー!と言っても、誰かが助けてくれるわけでもない。嫌ならやめるばかりなんである。いかにスピーディーに対処するか、それが管理者の腕の見せ所なのだ。

そうなると、重たいサーバーはダメダメである。作業に時間がかかるのではなく、アクセスに時間がかかるからだ。自然、携帯対応のサーバーなどのほうが軽くて利用しやすいということになり、個人的にはそちらのほうの開発に余念がない。

携帯対応と言うと、携帯からしか見れないのか?と思う人もいるようだが、そんなことはない。imode用にはそういうサイトもあるが、私の携帯はEZwebだし、PCで対応できるのが基本。PCで対応できないサイトでは、更新するのでもなんでも、面倒くさくて話にならない。携帯の世界ではimodeがポピュラーだが、imodeは世界基準ではないから、むしろimodeが異質なのだ。

そんなこんなで、日夜ネット上をさまよう私である。見返りは何もない。ただ好きでやっているのだから、誰にも文句は言えない。遊びに来てカキコでもしていただけたら嬉しい、というだけのことである。


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2002年11月05日(火)
“ハリー・ポッター”の世界展

[予告] “ハリー・ポッター”の世界展
〜ハリー・ポッターと秘密の部屋〜

■11月14日(木)〜19日(火)(最終日4時終了)
■伊勢丹新宿店本館7階=催物場
■入場無料
■企画運営/“ハリー・ポッター”の世界展実行委員会

●映画公開に先駆けて「“ハリー・ポッター”の世界展」を開催。
伊勢丹新宿店では「“ハリー・ポッター”の世界展」を開催いたします。会場には先行販売や伊勢丹だけのオリジナル限定グッズのほか、各場面を会場に再現した体験コーナーを用意し、“ハリー・ポッター”の世界をお楽しみいただきます。

●イセタンホームページでオリジナル商品をご紹介
「“ハリー・ポッター”の世界展」の開催に先駆け、ホグワーツ特急や時計などの伊勢丹限定商品をインターネットでご覧いただけます。

http://www.isetan.co.jp

●“ハリー・ポッター”プレミアムグッズプレゼント
伊勢丹新宿店で開催される「“ハリー・ポッター”の世界展」「“ハリー・ポッター”グッズコレクション」の期間中、“ハリー・ポッター”商品を5000円お買い上げごとに応募券1枚を差し上げます。応募券に必要事項をご記入のうえ、店内の応募箱にご投函ください。「“ハリー・ポッター”グッズコレクション」終了後、厳正なる抽選を行い、当選者にプレゼントを差し上げます。
※発表は発送をもってかえさせていただきます。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『メリー・アン・シングルトンの物語(5)レッドウッドの森』/アーミステッド・モーピン
だんだんホモとレズの話が多くなってきた。メリー・アンが登場するのは、今やもうわずか。


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2002年11月04日(月)
姪の七五三

姪(下の子)の七つのお祝いで、弟のところに行って来た。
これが、とても七つとは思えない女の子らしくない子で、先が思いやられる。私の七つの時もこうだったのか?それとも妹というものは、お姉ちゃんに比べると落ち着きがないものなのか?

写真撮影でも、けしていい顔をしない。おどけて変な顔ばかり。高いお金を払って撮影してもらうだけ無駄だ。三つやそこらならわかるが、七つでこれじゃしょうがない。お嫁さんじゃあるまいし、お色直しみたいにドレスまで着る。これがまたかわいくない。焼き増しをするのに、「どの写真が欲しい?」と言われても、どれもいらない。「お姉ちゃんはデブ!」などと姉をからかうが、あんたはブスよ!と言ってやりたくなる。

しかしお姉ちゃんも反抗期で、なぜかストレートの真中分けという、武田鉄也みたいな髪型を変えようとしない。結んだほうがかわいいよ、とみんなで言っても、泣いて嫌だという。どういうセンスになってしまったのか、伯母さんは恥ずかしい。

伯母さんのかわいい、かわいいお人形だと思っていたのに、いつの間にかそれぞれの人格を持った人間に成長している。もう伯母さんの言う通りにはならない。嬉しいような、寂しいような・・・。しかし親というのは大変だあ、こんな小悪魔を育てていかなくちゃいけないなんて・・・。

親と言えば、母がまた太っていた。にもかかわらず、私に「太ったねえ!」と何度も言う。孫には「人の体のことを言っちゃいけないよ」とたしなめているというのに。これじゃ孫も言うことを聞くわけがない。何より、そういう母の遺伝子を受け継いでいる私であるから、母から「太った」と言われる筋合いはない。

そのうえ私の目が赤いと言うから、単なる寝不足だと言っているのに、眼底出血じゃないかと決め込み、眼科に行けとうるさいことこの上ない。コンピュータのやり過ぎだの、夜中に本を読むんじゃないだの、母親はいつまでもうるさい。

そして以前は私よりも太っていたが、最近痩せ始めた嫁は、さらに痩せていた。しっかりダイエットに励んでいるらしいが、あそこまで痩せると、弟の稼ぎが悪くて苦労しているんだろうか?などと、余計な心配までする。友人に話すと、「子どもの世話が大変な時だから、誰でもその頃は痩せる」とのこと。確かに、あの子どもたちでは仕方がないか。。。


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2002年11月03日(日)
ラグビー早稲田VS帝京戦&六大学野球早慶戦

今日はラグビーを2試合観た。
1試合目は慶応×明治で、慶応の勝利。今年の慶応は結構強い。というか、明治が弱い???明治が強いときは、応援のほうもすごいが、弱い時には少ない。むらなく応援してあげればいいのに。(^^;

2試合目は、目当ての早稲田×帝京。ことしの早稲田のスローガンは「アルティメット・クラッシュ」。直訳すれば「究極の破壊」だ。スローガンどおり、完璧に破壊してくれー!というわけで、非常にわくわくしながらみていたのだけれど、開始直後は帝京もなかなかで、最初に2トライとられた。だが、さすが「アルティメット・クラッシュ」の早稲田。結果は64:10の圧勝!気持ちいい〜っ!

<対帝京大戦・観戦記>

ところで今日は、隣の神宮で六大学野球の早慶戦もやっていた。秩父宮ラグビー場から神宮のスコアボードが見えるので、ラグビーを観ながら、早慶戦もチェックしていた。ラグビーが終わったのが野球の8回くらいだったので、ちょっと山下君を間近で観察してから神宮に行ってみると、なんと!「タダ」で内野席に入っていいという。ここまでは、3:2で早稲田が勝っていた。

さて、いざ球場に入ってみると、9:2になっているではないか!おおおーっ!俄然応援に熱が入る。とはいうものの、すでに昨日の時点で、早稲田の優勝は決まっており、しかも52年ぶりの春秋連覇。最後は江川の奪三振記録を抜いたエース和田の登場で、しっかり試合を閉めてくれた。最高に盛り上がって、応援団と一緒に応援歌を歌い、母校でもないのに校歌を斉唱し、閉会式の「君が代」まで歌ってきた。だいたい、早慶戦なんて何年ぶりに見ただろう?

<2002年六大学野球秋季リーグ戦・早大春秋連覇>

自慢じゃないが、学生時代は毎週神宮球場に通っていた私。六大学野球も大好きなんである。基本は早稲田だが、当時は東大を応援していた。なぜなら、私のボーイフレンドが東大のエースだったからだ。あの頃は東大も結構強かったのだ。応援団にも知り合いがいて、「応援団の集い」などというのにも行っていたため、六大学の校歌と応援歌は全部知っている。

閉会式には、その東大野球部の選手や、六大学すべての応援団も参加していたので、ああ、私の青春だわ!と、めちゃくちゃ懐かしい思いで、胸が熱くなった。

ラグビーで早稲田が快勝、野球でも早稲田が優勝、そして東大野球部と六大学の応援団の集い。なんてサイコーな日だろう!思わず「ちょうちん行列」に参加してしまおうかと思ったほどだ。しつこいようだが、母校でもないのに。私って、結構お祭り好き?(^^;

ところで、ラグビー部の山下君とはまた違って、甘いマスクのすきっとした野球部の和田君。近くで投球が見れて、おばさんは、めちゃうれしいよ!ものは相談だけど、和田君、横浜ベイスターズに来ないか?


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから2冊

『Carnivorous Carnival(Series of Unfortunate Events, 9)』/Lemony Snicket \1253
<不幸シリーズ>第9作目
なんだか、ひさびさの新作という感じ。。。

『The Vacillations of Poppy Carew』/Mary Wesley \1345
6月に、同じ作家の『The Camomile Lawn』を購入したが、結構評価が高いので、もう1冊(これも評価が高い)買ってみた。この人は現在70歳を越えて、なお現役で書いている作家。


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2002年11月02日(土)
COOPとうきょうの移転

うちの目の前にはCOOPとうきょうがある。いわゆる生協だ。
たいした品揃えではないけれど、目の前にあるのとないのとでは、大いに違ってくる。それが今日を最後に、なくなってしまう。

なくなると言っても、潰れるわけではなく、近くにできた高層マンションの1階に移転するのだが、そこに行くまで10分ほどかかる。初めからそこにあったのなら何とも思わないが、目の前にあったものが、10分もかけて歩いていかなくてはならない場所に移転するとなると、非常に困ったことなんである。しかも坂道だ。

目の前にある利点といえば、なんといっても重たいものを買った場合。
明日からは、お米とか油とかお醤油とか、とにかく重たいものを買う時には、何度も往復しなくてはならないかも。だって、坂道を5キロも10キロもしょって、10分も歩くのは、どう考えても私のゴムホース状態の腕では無理だ。

どうしよう・・・と真剣に悩んでいるのに、アポロ13号ときたら「今までが楽すぎたんだ!」と、てんでとり合ってくれない。大変だから自転車でも買ってやるとか、おばあちゃんが転がしているようなキャスターつきの買い物袋でも買ってやるとか、そういう答えを期待していたんだけれど、毎日の買い物の大変さをわかっていないアポロ13号には、生協の移転など、なんの影響もないようだ。

しかし目の前にあってさえ、なかなか買い物に行かないのに、坂道を10分も歩かなければならないとなると、さらにぐうたらさが増し、アポロ13号の食生活に影を落とすことは、容易に想像できる。

だから、「自転車を買ってやる」くらいのことは言っておいたほうが、あとあといいんじゃないかと思う私なのである。

ところで、今日は最後だったので、全品半額になっていた。ここぞとばかりに、普段なら買わないようなものまで半額だからと買い込み、また安物買いをしてしまった。今日買っておかないともう買えない!くらいの勢いだ。よくよく考えてみれば、いくら半額だからってなにも今日買わずとも、10分歩けば明日にも買えるのよ。「安い」とか「値引き」とかいう言葉に、つくづく弱い私である。


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2002年11月01日(金)
掲示板エラー ←復旧しています

せっかく掲示板において、サーバーエラーになってしまって書き込みできないという状況になっています。
「schazzie club」と「Paperback Fan」のメインBBSは両方ともせっかく掲示板を使用しているため、大変ご迷惑をおかけしています。原因は不明ですので、当面の間、他の掲示板に書き込んでくださいますようお願いいたします。

※11月2日現在、掲示板エラー復旧しています。ご迷惑をおかけしました。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから2冊

『Rachel's Holiday』/Marian Keyes \1569(570ページ)
マリアン・キイスは、これで6冊目。
買おうと思った本はすべて揃った。

『Good in Bed』/Jennifer Weiner \1429(390ページ)
Amazon.co.jp
フィラデルフィア・エグザミナー紙の記者キャニー・シャピロは、恋人とは別れたものの、仕事にも暮らしにも満足しており、太めの体型にもさして不満はなかった。元恋人のブルースが2人のセックスライフを、そして太った女性を愛した経験を雑誌に発表するまでは…。

今回ページ数を書いたのは、2冊とも分厚いので600ページくらいあるかと思っていたのだが、『Rachel's Holiday』のほうはたしかに600ページ近いが、『Good in Bed』のほうは390ページと非常に差があって驚いたから。しかも、390ページのほうが僅かに厚い。


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