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2001年10月31日(水)
シングルトンズ・ダイアリー/ハロウィーン

いつも病院に行った帰りに、アイリッシュパブでランチをする。
落ちついていて静かだし、読書も進む。

今月の読書のテーマは「ハロウィーン」。
最後にハーパー・リーの名作『アラバマ物語』を持ってきた。人種差別の話で、ちょうどハロウィーンの日に事件が起こるのだが、その部分をパブで読もうと、楽しみにしていた。何度も読み返した本だけれど、毎回感動してウルウルしてしまうのだ。

パブはハロウィーンの飾り付けがしてあって(夜、ハロウィーン・パーティーがある)、もうすっごくいい感じ!
本物のオレンジのかぼちゃで作ったジャック・オー・ランターンもあるし、天井からコウモリもぶら下がっているし、この間行ったディズニーランドのハロウィーンなんかより、何倍もハロウィーンっぽい。

「仮装してきた方には、ドリンク1杯無料」とあるので、パーティーはさぞや楽しいんだろうなと思いながら、『アラバマ物語』を読む。

目の前をドラキュラが通った。

いるんだ、やっぱり!仮装してくる人。。。

8時から予定されているバンドのメンバーも集まりだし、音合わせなんかをしだした。まだ時間はたっぷりあるのでセットするだけなんだろう、ちょっとうるさいけど、そのうち静かになるだろう・・・と本を読みつづける。

黒人のボーカルが歌い出した。
英語じゃない。スワヒリ語みたいな感じ。
本のほうは、いよいよ佳境。このあとは静かに感動に浸りたい。

キーボードとパーカッションも加わる。本格的に演奏している。音も半端じゃない。こんなに間近で聞いたのは久しぶりだ。

スワヒリ語とパーカッションを聞きながらでは、身体がリズムに乗ってしまい、古き良きアメリカの感動的な話も、『ジャングルブック』かなにかと勘違いしそうだ。

無実の罪で殺されてしまった黒人の話に、可哀想だと涙を流さなければならない部分も、目の前で楽しく歌っている黒人のボーカルを見ながらでは、どうもいまひとつピンとこない。

そのうちいつのまにか、本も読み終えてた。
もっと泣くはずだったんだけど・・・。

狼男が出てきそうな満月を眺めながら、家路につく。
トリック、トリック、トリック・・・。


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2001年10月30日(火)
シングルトンズ・ダイアリー/前歯1本10万円

歯医者もそろそろ終盤。
来月中にはなんとか終わりそうだ。

問題は前歯の料金。
今日は先生があれこれ説明していたが、結局なんだかんだ言って、10万はかかるってことらしい。

先日、「ごく普通でいいです」と言ったのだけど、保険の効く普通の安い歯だと、すぐに色が変わってしまうとか、両隣の歯がセラミックだから、合わせたほうがいいとか、新しい素材で5万円くらいのもあるが、色が違うとか、あれやこれや・・・。

わかりましたっ!
そのお薦めの10万円のにしましょう!
とにかくなんでもいいから、早く終わらせてほしいのよ!

しかしっ!ここからが大変。
ダーリンは、歯なんてせいぜい1万円くらいのものだと、時代錯誤な感覚でいるらしいし、うちにはボーナスなんてないし(ないのにボーナス一括払いしてるし)、10万円だなんて家でどうやって打ち明けよう。。。ぶぶぶ!

恐る恐る切り出すと、最初はえっ!と驚いたようだったけど、「歯は一生のものだから、しょうがないよ」と事も無げに言ってくれた(いつぞやの歯抜けの顔が、死ぬほど恐怖だったのかもしれないが)。

てっきり「オレが血と汗と涙を流して働いたのに!」と血相変えて怒るのかと思ってた。ううう。

もしそうなったら、母に借金でもするか、はたまた、すごくみっともないけど、泣く泣く我慢して色の変わる歯にするかと思ったりもしていたのだけれど、ピカピカの前歯を入れることができるんだ!しかも、中の芯は金らしい。ゴージャスだ。バンザーイ!

やっぱりダーリンてば大好き!


「そのかわり、結婚10周年の旅行はなしだ!」


え”っ!!!



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2001年10月29日(月)
シングルトンズ・ダイアリー/寂しいとお腹が減る?

寂しいとお腹が減る?

11月のパーティーに、例のパンツスーツを余裕で着るため、または、いつハワイとか南の島に行ってもいいように(現在、手持ちの水着が着れない状態)、ダイエットしなくちゃ!と思っているのに、そりゃもう!切実に思っているのに、どうして食べちゃうのかなあ?と考えていた。

よくよく考えてみると、お腹はいっぱい、あるいは気分的には食べたくないのに、脳が「食べろ!」と指示を出している。自分の気持ちとは全く裏腹に、脳が勝手に命令しているのだ。

そんなにおバカな脳みそなんだろうか?
ちょっと分析してみた。

怒っている時─食べたくもない
嬉しい時─食い気より色気
悲しい時─食べられるわけがない
寂しい時─猛烈に食べたい!

てわけで、怒ったり、喜んだり、悲しんだりしている時には、脳は「食べろ!」という指令を出していないことが判明した。

特に恋してラブラブの時には、脳内モルヒネも分泌されるし、気持ちの上でも満足感があるから、食欲は押さえられ、みんな痩せてきれいになる。

注)慶應大学のDNA研究により、喜びや快感を得た時に変化するDNAがあることが発見された。いつも明るい気持ちでいれば、きれいになるってこと!グチばかり言っていると、ブスになる。

怒ったり、泣いたりしている時には、アドレナリンが分泌されて、それどころじゃないよって感じだろう。

問題は「寂しい」と思っている時、あるいは無意識にでも孤独を感じたりしている時だ。

気持ちの上で欠けている何かを補うために、脳は必死に食べ物へと意識を向けようとするのだろうか?
そして、寂しさや孤独感に心を侵食されないように、脂肪が身体全体を取り巻いていく。押さえきれない食欲というのも、人間が生きていく上での防衛本能なんだろう。

だからといって、好きでもなんでもない人と擬似恋愛したりしたところで、脳は満足するものではない。案外正直なものだ。無駄なことはしないほうがいい。

とすると私の場合、成長著しいウエストが「私は寂しくて仕方がない!」と訴えているってことか。。。
死に至るほどの絶望的な寂しさ・・・・・のようだ。


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2001年10月28日(日)
シングルトンズ・ダイアリー/数学的生き方

あ”ーーーーー!!!

天皇賞外した!
しばらく競馬はやっていなかったんだけど、ステイゴールドファンの私としては、今回はちょっと外せないレース。ニンジン代を奮発しておこう!と思って。
しかし、もちろんステイゴールドを軸に4点買ったから、これがこければ全てパー!だ。
くーーーーっ!!!くやしいーーーーっ!!!


でも、すんだことは忘れよう。
過去にこだわっても仕方がない。

というのも、宇宙物理学者の佐治晴夫教授のこんな話を聞いたからだ。

「数学では過去のことはわからないが、未来のことは計算できる。だから数学的な生き方というのは、過去にこだわらず、明日に向かって前向きに生きるということだ。そうすれば、人生は楽になる」

そうだよね。
馬券を外したことをいつまでも考えていたって、悔しいだけで、何の得にもならない。
パートナーの昔の恋人のことなんかを考えても、これまた腹を立てて、嫌な思いをするだけで、自分のプラスになることはない。
あの頃はよかったと過去を振り返ってばかりいても、今がよくなるわけではない。

過去にこだわる分の時間を未来のことに回し、発想の転換をすれば、ずっと有益な人生になるに違いない。

佐治教授は、最後にこう言った。

「宇宙のことを考えなさい。そうすれば、おのずと平和になります」

私も前向きに生きよう!
ハズレ馬券などにこだわらず、明日のアタリ馬券のことを考えよう!<違うって!


昨日から、2日続けてテレビでシュワちゃん映画をやっている。
きのうは「ターミネーター2」で泣いたけど、今日は「ジュニア」で大笑い。
あのフランケンチックなごつい顔の女装は見もの。
コメディもできるシュワちゃんて素晴らしい!
脳みそも筋肉のスタローンとは全然違う。

今日、私はシュワちゃんを男性として好きってことじゃないのかもねってことに気づいた。ああいうふうになりたいってことなのかも。

ああいうふうにというのは、もちろん筋肉質なマッチョにってことではない。
シュワちゃんみたいな(シュワちゃんが演じる役のような、というのが正解だ)強くて優しい人間になりたいってこと。

たぶんそうなんだ。


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2001年10月27日(土)
シングルトンズ・ダイアリー/パパはアーノルド・シュワルツェネッガー

テレビで「ターミネーター2・特別編」をやっていた。
また泣いてしまった。ぐふふ。

「おっかしいんじゃないのー?」

と毎回言われる。
「T2」を観ると、必ず泣くからだ。
どこで泣くかと言うと、ボロボロになったターミネーターが、自分の脳の中に入っているチップを消滅させるために、溶鉱炉に沈んでいくところ。最後にサムアップして。そこで涙がダーっと。。。

「ターミネーターが消滅するんじゃなくて、シュワちゃんが死ぬって思ってんじゃないの?」

なんてバカにされるけど、泣いちゃうものは泣いちゃうんだから仕方がないでしょう。

そりゃ確かに泣くような映画じゃない。
アクションバリバリのエンターテインメントだけど、この映画は父親を思い出させる。

傷ついても、傷ついても、傷ついても、そしてまた傷ついても、ジョンを絶対に守ろうとする、ターミネーター。そんな無償の愛は、ターミネーターのいない世界では、親にしかない。

父は私にとって、絶対的に強い存在だった。
いわば、私のアーノルド・シュワルツェネッガーであり、大魔神だ。
何があっても、父ならきっと守ってくれる。そう信じていた。
父が死ぬはずがないとまで思っていた。

誰かを守るために、自らを犠牲にする。
なんて素晴らしい愛情だろう。
ここで泣かずして、どこで泣く?

「ターミネーターはそういうふうにプログラムされてるサイボーグなんだから」なんて、やぼなことは言わないでほしい。自分を犠牲にしてまで人類を救うなんて、なんて崇高な精神だろうと、ひとりで感慨に浸っているんだから。
いいでしょ!人の勝手でしょ!

でも、そんな風に誰かを愛せるなんて素晴らしい。
愛して欲しいんじゃなくて、そういう風に人を愛したいってことだ。

私はダーリンを絶対に守る。
地震がきても、火事になっても、いざという時には、絶対守ってあげる!・・・つもり。
危機管理は日本国よりしっかりしてるぞ!
気持ちの上ではジュリアーニ市長なみかも!

だから、今はぐうたらさせてね。(≧∀≦)/


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2001年10月26日(金)
シングルトンズ・ダイアリー/TDLでハロウィーン

今日はこれからTDLのハロウィーンへ!
出かけるのが遅いのは、夜の部(おいおい!他になんかカタカナの言い方があっただろ!)に行くから。
この期間は6時から¥2900。大人はこれで十分。

TDSじゃなくて、TDLってところが今回は重要。
だって、TDSは最初にダーリンと行かないと、ご機嫌を損ねるだろうから。あはあ!

準備してたら、先日結婚した友達から、飲み会のお誘いメールが入った。
ううう〜ん、行きた〜い!でも、なにしろ夜の部(おい!)だから、TDLには10時までばっちりいるし、帰りは早くても11時過ぎ。向こうはその頃帰るというので、残念だけどパス。
どっちの友達も大事だけど、やはり先約を優先するのが道理ってもんだよね。でも、さっちんとまゆみちゃんにも会いたかったなあ。。。

というわけで、TDLのハロウィーンにGO!

つづく。。。


行ってきましたよ、TDLのハロウィーン!
やっぱり皆TDSのほうに行くらしく、TDLは結構空いていた。今が穴場かも!

目当てのハロウィーンは、あちこちにJack-O'-Lantern(カボチャをくりぬいた提灯)があるわけでもなく、ちょっと拍子抜け。

でも、新しい「ドリームライツパレード」と花火を、絶好の場所で鑑賞できたので、まずは満足。この穴場的スポットは、誰にも教えないよ。わはは!


◆TDLにおけるアメリカ文学講座

●「マーク・トウェイン号」
マーク・トウェインはもちろん、『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリ・フィンの冒険』でお馴染みの、アメリカの有名な作家。
しかしこのマーク・トウェイン号での「マーク・トウェイン」とは、川の深さを表す言葉で、「二尋」という意味。

つまり作家のマーク・トウェインは、この「ニ尋」という川の深さを表す言葉を、そのままペンネームにしたというわけなのである。

●「スプラッシュ・マウンテン」
ここに展開されている「うさぎどんときつねどん」という物語は、南部の黒人奴隷であったアンクル・リーマスが、主人の子供達に語ったとされる物語で、それ以降、この物語はアメリカ全国の子どもたちに親しまれており、大統領でも誰でも知っている物語なのである。

子供の話にしては残酷な話が多く、悪いオオカミなどは、何度も残虐な殺され方をしている。しかし、元来子供は残酷なものであり、このような物語を聞いたから残酷になるというものでもない。むしろ、こういったお話の中で、何が残酷で、いけないことなのかを学んでいくものである。


さて10時までたっぷりTDLを堪能して、おみやげは下記のとおり。

・ドリームライツパレードのボールペン(ボールペンコレクターゆえ)
・チップとデールの2色ボールペン(黒がチップ、赤がデール)
・チップとデールの携帯ストラップ(チップとデールファンゆえ)
・ポストカード8枚(うちハロウィーン柄4枚は、TDLから投函)
・ビーフジャーキーとドライソーセージ(アポロ13号の宇宙食)
・ミッキーマウスの携帯ストラップ(さっちん達へのおみやげ)
・チリピーナッツ(さんちゃんへのおみやげ)

それにしても、あんなに空いているTDLは初めてだった。
乗り物にはあまり乗らなかったけれど、涼しく気持ちのいい夜風を感じながら、ウエスタンランドから聞こえるバンジョーの調べを聞きながら、のんびりした感じで過ごせた。ちょっとミシシッピ川沿いのアメリカ南部って雰囲気?


帰り際、さっちん達が遅くまでいるからぜひに!というので、結局飲みに行くことに。携帯ストラップのおみやげもとっても喜んでくれて、有意義な一日であった。

帰りの電車がなかなか来なくて、店に行くのが遅くなってしまったのだが、さっちんが「彼女は来ると言ったら絶対来る!」と言張って、皆を引き止めてくれていたらしい。

皆を待たせたのは悪かったが、さっちんがそれだけ私を信用していてくれたのかと思ったら、ものすごくうれしかった。
世の中には、うれしいことって、いろいろあるんだなと思って感激した。


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2001年10月25日(木)
シングルトンズ・ダイアリー/小学生の作文みたいだけど「私の希望」

今日から「BJの日記」の投票が始まった。

夜12時に、早速お気に入りの日記に投票に行こうと思ったら、どこで投票すればいいのかわからなくて、不安で眠れなかった。<嘘

でも、朝になっても投票ボタンは見つからなかったし、どうなってるの?と焦りまくり。夕方まで待つ。
今、やっと投票できた。ほっとひと安心。


日記だから、「希望」を書いてもいいよね。
もし万が一本に載せてもらえるなら、「10月15日」の日記を載せて欲しいなあ。自分のこれまでの思いを精一杯書いたから。

結婚して10年、ダーリンにその間の思いを伝えたい。
父がいなくなって8年、父にちゃんと幸せでいることを報告したい。
そんな思いで書いた日記だから、それが本になって手元に残ったりしたらうれしい。

これまで通り、日記は最後まで一生懸命、また楽しんで書いていくつもりだけれど、「10月15日」の日記は、私にとっては特別なもの。

今まで口に出さなかった思いを書いたものだから、できたら形になって残ればいいなと思う。いつまでもその気持ちを忘れずに、ずっと前向きに生きていきたいから。

これが、私の「希望」。


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2001年10月24日(水)
シングルトンズ・ダイアリー/ハリー・ポッターと賢者の石

12月1日から、『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画が公開される。

先週の金曜日の夕刊に、バーン!と広告が載っていた。
おりしも4巻目を読んでいる最中だったので、グッドタイミング!
ペーパーバックで約800ページという大長編で、残りあと100ページくらいのところで、少々息切れしていたところなのだ。

いかにもマジカルな雰囲気の写真。
細かい部分の色まで、鮮やかに浮かんでくるようだ。
早速冷蔵庫の扉に貼りつけた。<そこしか全面広告を貼るような場所がなかった。くーっ!

右隅に、特別鑑賞券(すでに売っているのは知っていたが)の案内があり、今なら携帯ストラップを貰えるのを知り、ちょうど4巻も読み終え、すっかりハリポタモードだし、テンションもあがってることだからと、今日早速買いに出かけた。

日本語版の第3巻を買えば割引券がついているので、わざわざ前売りで買うこともないのだが、何でもオマケがついているとなると弱い私。喜びいさんで行ったというわけ。

ところが、ストラップはとっくの昔になくなっていた。
そりゃそうよね、先週の金曜日の新聞に載っていたんだもの。。。

でも、泣きそうな顔でもしていたのだろうか、チケット売り場のオニイサンが、「また入荷しますから、だいじょうぶです」と言ってくれて、引換券をくれた。しかも2枚!ヤッホー!バンザーイ!

もし私がハウスエルフ(屋敷しもべ妖精)だったら、飛び跳ねて、耳をパタパタ打ち鳴らし、頭をガンガン看板にでもぶつけていたかもしれない。<これがハウスエルフの喜び方

あー、でも4種類あるストラップのどれにしようかな?

●ヘドウィグ(ハリーのフクロウ)
●組み分け帽子(魔法学校のクラス分けをする時に使う帽子)
●ニンバス2000(魔法のホウキ)
●金のスニッチ(クィディッチで使う空飛ぶボール)

みんな欲しいんだけど、公開後は映画館に売ってるだろうか?
いや、それじゃ前売りを買ってまでもらうオマケの意味がないよなあ。
なにしろ、コレクターズ本まで持っている私。そういう小物には目がないのだ。迷う、迷う、迷う。

夜、ミッションから帰還したアポロ13号に、「オレのもあるんだろうな」と言われた。

やだ!いるの?欲しいの?
彼も密かにハリポタファンであった。


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2001年10月23日(火)
シングルトンズ・ダイアリー/デジャヴ

このところよく、既視感に襲われる。
「デジャヴ」というやつ。

風景がどうこうではなくて、ふと感じる空気や光に、どこかで出会ったという気がするのだ。それがだいたい、アメリカとかヨーロッパといった感じのもの。<って、どういうのよ!?

「既視感」と書いたけれど、アメリカはともかく、ヨーロッパには行ったこともないのに、「既に見たことがある」というのはおかしい。

以前手相を見てもらった時に、「どこかで外国の血が入ってますね」と言われた。そういえば父は、白系ロシア人みたいな顔をしていたし、祖母もそうだ。もしかしたら祖先にロシア人でもいたのかも。

そういった大昔の遺伝子が、無意識の記憶の中から蘇ってくるのだろうか?
それとも、私の前世は外人だったのだろうか?
どうも日本は居心地が悪い、しっくりこないと感じるのは、やっぱり前世が外人だったんだな。あはは!

しかし、読書による想像の記憶というのも大きいだろう。自分で経験しているわけではないが、本の世界に入り込んでいった結果、あたかも自分が経験したかのような記憶として残るのかもしれない。

例えば、季節によってこんな本の中の情景を思い浮べたりする。

<春>─ケネス・グレアム『たのしい川べ』、モンゴメリ『赤毛のアン』

<夏>─ローラ・インガルス・ワイルダー『大草原の小さな家』、メアリ・ノートン『床下の小人たち』

<秋>─宮沢賢治『どんぐりとやまねこ』、ブラッドベリ『10月はたそがれの国』

<冬>─ディケンズ『クリスマス・カロル』

もちろん、これはごく一部だけれど、ここで気づくのは、現代文学が入っていないということ、ほとんどが大人になる以前に読んでいたものであるということだ。つまり、子供の頃に読む本は、いかに大人になってからも覚えているか、あるいは影響を及ぼすかということだ。

子供の想像力は素晴らしく、とどまることを知らないかのようだ。本は、それを存分に広げることができる。

私はコンピュータ(テレビ)・ゲームは「悪」であると思っている。小さい子には、できるだけやらせないほうがいい。想像力が死んでしまうからだ。
それに、大人になって思い出す情景が、コンピュータあるいはテレビのスクリーンの中の、バーチャルな風景だなんて、悲し過ぎる。そこには実際に触れることのできる、光も空気もない。

現代は、なんでもすぐヴィジュアル化されて、本を読む前に映画やビデオになってしまう。自分なりの想像を広げる機会もないままに、お仕着せのイメージを受け入れてしまうという、はなはだ嘆かわしい状況だ。
そこには、ディズニーのもたらした害というのもあるだろう。

ヴィジュアル化がなんでも悪いというわけではないが、原作があるものであれば、「本を読んでから観なさい」というくらいの親がいてもいいはず。先に目で見てしまうと、あとから本を読んでも、想像力は全く伸びない。考えることすらしない。

想像力がないと、どういうことになるのか?
現在恐怖に晒されている、アメリカの炭疽菌事件を例に挙げよう。

「米国では開封しやすくするために、封筒を完全にはのり付けしないことが多い。集配の途中で菌が漏れ出したらどうなるか。その想像力が欠けていたのか、生かされなかったのか」

ということになるのだ。単に空想の世界に遊ぶというようなこととは、意味が違う。

想像力や好奇心がなければ、人類は進歩しない。
円周率が「3」になってしまった(実際に「3」になったわけではなく「3」と教えるだけだ)現代で、さらに想像力も欠如してしまったら、人類の進歩は望めないどころか、後退も有り得る。


今日は午後の秋らしい光の中で、「どこかで感じたことがあるのだけれど、どこだったろう?」と思ったことが、人類の進歩の話まで行ってしまった。

そして、その「感じ」がなぜか北欧っぽいなどと思ったものだから(もちろん行ったこともない)、自分の前世は外人だったという結論にまで発展した。

この次は、「私の前世はM78星雲人だった」という話になるかもしれない。


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2001年10月22日(月)
シングルトンズ・ダイアリー/5年前の生活

5年前の日記帳を見つけた。

12:00 友人宅
英会話教師のトーマスに会う。
Very Good!と言われた。ほっ!

15:00 山一證券
ラグビーのチケット(早明戦)を受け取る。
2000円。

16:30 新宿コマ劇場
小林幸子ショーを見る。サンマの衣装がすごかった。
お弁当がおいしかった。

なんとバラエティにとんだ1日だこと!
読みながら、だんだん当時の状況を思い出してきた。

◆まず友人宅の件だが、トーマスは英語の個人授業をしているアメリカ人で、私も一緒にお願いできないかなと、その日訪ねていったもの。覚えている会話は、

「ドコニスンデイマスカ?」
「新宿御苑です」
「オー!スバラシイバショニ、スンデルンデスネ!」
「・・・・?」

トーマスは、私の家が「新宿御苑内」にあると思ったらしい。
私は、最寄の駅は「新宿御苑前」だと言ったつもり。
その時以来、英会話のスキルは向上していないようだ。

◆次に今は亡き、山一證券の件。
その頃、私はなんと株をやっていた!うひゃひゃ!
しかしその後山一が倒産したため、結局、儲けも出ないうちに大損。
人間、欲を出してはいかん!と身にしみて感じた。ほんと!

で、その時の担当者が明治大学卒で、ラグビーファンである私のために、伝統の早明戦のチケットを取ってくれたのだ。ちなみに、私は早稲田ファンだが。

試合当日、彼はお客様の私を差し置いて、かなり前のほうの席に座っていた。
バカヤロー!そんなことだから潰れるんだぞ!と思った記憶がある。

◆最後に、新宿コマ劇場の件。
近所の消防団の催しで、小林幸子ショーを見に行くことになった。
私は消防団にも関係ないし、小林幸子にも特に興味はなかったのだが、行けなくなった人がいるので、もったいないから行きましょうよと誘われて、断り切れなかったのだ。

山一證券で聞いたところによると、小林幸子ショーはなかなかチケットがとれないそうだ。担当者には、ものすごく羨ましがられたんだけど。。。

しぶしぶながら行ってみると、結構はまった。
前年失敗した紅白歌合戦の衣装も、今回はバッチリ決まってたし。
そうそう、サンマの衣装というのは、「サンマ苦いか、しょっぱいか」とかなんとかいう歌の時に、銀色のサンマの衣装を着けて出てきたのが、もう最高!
しかも頭には、サンマの頭型の帽子までかぶってる!
さっちゃん、最高よ!
途中で出されたお弁当もおいしかったし!

これはあとで、二丁目のオカマにも羨ましがられた。
「あんたっ!幸子行ったの?いやーん、もうっ!羨ましいっ!幸子最高でしょー?アタシも見たーい!」って。


それにしても、脈絡のないような、節操のないような、何も考えてない日々を送っていたのね、私ってば。

というわけで、日記はまず続いたことがないのだけれど、こうやって読み返してみると、その時のことがはっきりと思い出されて、案外楽しいものだということがわかった。

実はこの日記、「3年日記」というやつで、3年間の日記が書けるのだが、予想に違わず1年で終わっている。正直に言うと、1年も書いていない。
でも、せっかく見つけて楽しい思いをしたので、来年からまた続きを書いてみようかな。「あしかけ10年日記」。

来年のことを言うと、鬼が笑うぞ!わはは!
その前に、この「ブリジット・ジョーンズの日記」を無事に終わらせることが先決。


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2001年10月21日(日)
シングルトンズ・ダイアリー/赤毛のアン

今年の夏は、様々な不幸が重なって(のちに不幸ではなかったと判明したが)、楽しみにしていたアメリカ行きが流れてしまった。

仕事の都合上、どうしてもアメリカに行きたかったし、ぜひに!と言ってくれる人もいたのに、テロなどもあって、結局夏どころか、ずっと行けなくなってしまった。

アメリカ行きの目的のひとつに、結婚10周年記念というのがあって、本来なら「スイートテン・ダイアモンド」を貰うべきところなのだが、ダイアモンドも服もバッグもいらないから、ぜひともアメリカに!というのが私の希望。
なるべく貧乏旅行で、なるべく小さな町に泊まり、できるだけその土地の文化に触れたいというのが狙いだったのだ。

だけど、今の世界状況では、やっぱりアメリカ行きは難しい。無理矢理行ったあげくに、炭疽菌にでも感染したりしたら、不幸どころの騒ぎじゃない。死に目に家族にも会えないなんて、最悪の事態に陥るかもしれないじゃない。

で、先日テレビを見ていたら、プリンス・エドワード島が映っていた。プリンス・エドワード島といえば、言わずと知れた「赤毛のアン」の舞台になった島。これまでは、特に興味もなかったのだけど、アメリカに行けないとなったら、カナダでもいいかという気もしてきた。

大好きなハワイでもいいけれど、10周年記念にしては、お手軽すぎるって感じだし、カナダなら英語圏だし、ロブスターは巨大でよだれものだし、いいんじゃない?なんたって、「赤毛のアン」が待ってるよ!アンの生活に触れることができるのよ!

モンゴメリの英文は非常にきれいで、普段、詩的な風景描写の嫌いな私でも、「赤毛のアン」の風景描写は、目の前に情景が浮かんでくるようで、素晴らしいと思っていたのだ。それを実際に目にすることができれば、さらに想像力の翼が広がるだろう。

そうしてひとりで、「想像力の翼」とやらを思いっきり大風呂敷に広げているのだけれど、果たしてアポロ13号は飛んでくれるのかな?
頼むから今度だけは、「やっぱ、温泉にしよう!」なんて言わないでよー!

とりあえず準備段階として、まだ2巻までしか読んでいない「赤毛のアン」全集を読破しよう。<いつ?


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2001年10月20日(土)
シングルトンズ・ダイアリー/正しい休日の過ごし方

休日の過ごし方は平常通りぐうたらには違いないのだけれど、アポロ13号の任務がないため何かと雑用が多く、「土日は読書にいそしもう!」などという予定は、はなから考えるだけ無駄。

あれ取って、これやって、背中乗って、肩揉んで・・・と際限なく注文が来る。向こうにも言い分があって、「こっちは毎日外に出て働いているんだから!」ってことなんだけど・・・・・まあ、確かにそうだ。

この「毎日外に出て働いている」という中には、「毎日満員電車に揺られ、時には痴漢と間違えられて憤慨し、会社では上から下から文句を言われ、嫌な奴にも頭を下げ、理不尽なことにも我慢しなければならず、どこも変わりのないまずい昼食に高いお金を払い、飲みに行けば愚痴ばかり・・・まったくやってらんないよ!」という意味が含まれている。

こういうことを毎日続けられる人を、私は理屈抜きで尊敬する。私にはできないことだし、自分で経験がないわけではないが、おかげで病気になってしまった。だから、そういう苦労なしに家でぐうたらしていられるというのは、まさに天国。家にいる苦労というのもないわけではないけれど、それはとりあえず置いておこう。

結局「毎日外に出て働いて」くれているおかげで、私はこうしてBJ日記に「ぐうたら生活」が書けるわけだし(しかも日刊だ!)、水太りだ、かた太りだ、中年太りだと、一向に肉体的には苦労をせずにすんでいるってわけ。そうでなかったら、「ぐうたら生活」も日刊どころか週刊、いや月刊になり、執筆の危機にさらされるだろう。
土日くらいは、あれ取って、これやって、背中乗って、肩揉んであげてもいいか。

ここでひとつ言っておきたいのは、こう思っているからといって、シングルトン(一人でも立派に生きていける女性)を否定しているわけではない。
結婚しても一人で生きて行けなきゃダメだし、それって、仕事とかそういう問題じゃない。精神的な問題だ。
「あなたに全面的に頼ってます」風を装って、男には責任感を持たせ(だって、へなちょこな男じゃ困る)、自分は「内面の安定」を目指し、精神的自立を図ろうというわけ。

ここでの禁句は、「あたしだって働いてるのよ!」だ。
これは絶対言ってはならない。選んだ男が優しくて、普通の感覚の人間ならば、言わなくてもちゃんと察して、どこかで協力してくれる。

「あたしだって働いてるのよ!」と言ってしまうと、男は自尊心を傷つけられ、へなちょこになってしまう。つまり、昔から言うように「男を立てる(=男を操る)」べきなのだ。

女は家庭では女優になるべきだ。
「あなたに全面的に頼っています」風演技をしたところで、何の害になるわけでもない。そういった面では、アカデミー賞クラスの女優にならなくちゃ。


先日実家に帰った時、母に「食べるもののことだけは、しっかりやってあげなさいよ」と言われた。

そういえば昔、尊敬していた伯父も、「男は料理がうまければ戻って来るものだ」と言っていたっけ。

で、以前勤めていた会社の社長にも、「君のところは料理でもってるようなもんだろう」と、誉めてるんだか、けなしてるんだか分からないようなことを言われた。

そんなに料理って大切なのかなあ?

私は食べるものには頓着がないから、お腹がふくれればいいというほうなんだけど、ダンナはたしかに料理で釣ったかもね。あはあ!

「ぐうたらだから、君なんかいらない!」って言われないように、せめて料理くらいはしっかりやっておくとしよう。加えて、ジュリア・ロバーツにも負けないくらいの女優になろうっと!


<内部交信>
こちらヒューストン、アポロ13号応答せよ!
この日記は、あくまでもフィクションです(と、言っておこう)。
以上、交信終わり。


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2001年10月19日(金)
シングルトンズ・ダイアリー/イタズラはダメよ!

私のホームページ(schazzie club)に、ハリー・ポッターの登場人物の人気投票コーナーがある。最近そこにイタズラする人が多くて(たぶんやっているのは一人か二人だとは思うが)、困っているのだ。

イタズラの中身は幼稚なもので、つまりはみんなで楽しんでいるところを、汚したいだけなんだろう。
これの実害といえば、私がそれらのイタズラ書きを削除する手間くらいのものだが、これが結構大変なので、実の所は、

ものすごく腹を立てている!

ったく、このくそ忙しい(失礼!)のに、そういうくだらないイタズラをするなよ!っての!

そういう奴らは残念ながら頭脳と技術がないために、ハッカーなどにはなれないが、まかり間違って頭脳と技術を持った場合には、ウイルスなどを作り出して人に迷惑をかけるようなタイプなのだろう。

君らは単なる「ナード」だよ。

つまり、ダサいオタクってこと。


頭脳と技術をちゃんとしたところで生かせる場合には、ダサいオタクでも「ギーク」と呼ばれて、尊敬も集めることができるけど、「ナード」では何の価値もない。もう少し、頭使ったらどうなの?人に喜ばれるようなことをしたらどうなの?

無記名の人気投票にイタズラなんかしてないで、ちゃんと名前を名乗って、掲示板に書き込みしなさい!
最近、掲示板めちゃ暇なんだから。。。(ちょっと泣き)


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2001年10月18日(木)
シングルトンズ・ダイアリー/重箱の隅をつつくな

小鷹信光の『翻訳という仕事』を読んでいる。

こういった類の本(翻訳家志望の人向けに、翻訳家とはどういうものか、翻訳家なんか儲からないし、なってもしょうがないよ、ということを教える本)はたくさんあるのだけれど、他人の翻訳をこれでもかとこきおろしているものほど、面白いものはない。翻訳には正解がないので、どうとでも言えるのだ。

以前に勝浦吉雄訳の『ハックルベリ・フィンの冒険』を読んだ時、うしろに35ページもの「翻訳小史」なるものがついていて、思いっきり笑わせてもらった。

当人はその小史の中で、他人の翻訳をさんざんこきおろしてしまったがために、肝心の原文の翻訳のほうで、のびのびと訳せなくなってしまっているという本末転倒な事態に陥っており、本文はまったくつまらない訳文だが、それよりも付録の小史のほうが何倍も面白いという、奇妙な本になってしまっている。

これがまったく「重箱の隅をつつく」という表現にぴったりくるような内容で、

「難破船の百メートル川下・・・」→100ヤードは90メートル強

「セント・ルイス」→セントルイス

「千キロも先」→1000マイルは1600キロあまり

「袋の粉がこぼれて」→コーンミールはひき割り粉

などという指摘がずらりと並んでいる。

中には重大な誤訳というのもあるだろうが、ここに並べたようなことは、はたして原文の内容に差し障りがあるものなのだろうか?

とかく人のミスは目につくもので、往々にして自分のミスには気づかないことが多い。小鷹氏も、頼まれたわけでもないのに重箱の隅をつついた上で、逆に他人に指摘されたミスを恥じていた。それはそれで公正な態度だからいいんじゃない?と思うけど。

他人のミスを指摘しても、自分はミスを犯さないという自信があれば別だけれど、何事もあんまり重箱の隅はつつかないほうがよろしいのでは?目には目を、歯には歯をで、つつき返されるのがおちだ。

しかし読者の立場からすると、そういったやり取りが、ヘタな小説よりも面白いのは事実。

サマセット・モームとD・H・ロレンスのバトルも、二人とも高名な作家だけに、半端じゃなく面白い。それに匹敵するものといえば、TVタックルの「超常現象・炎の大げんかバトル」くらいだろうか。(^_^;

作家、翻訳家諸氏には、どんどんそういったバトルを繰り広げてもらって、読者を大いに楽しませてほしいものだ。

特に前述の勝浦氏には、本文はいらないから、翻訳小史のほうだけで(他の作品の小史もまとめて)、1冊出して欲しいよ!絶対受けるって!間違いなく!


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2001年10月17日(水)
シングルトンズ・ダイアリー/雨だけどネタ収集へ

「こちらアポロ13号、ヒューストン応答せよ。
月面より新橋経由で飛行するため、帰還時刻が通常より遅れるもよう。了解願います」

「こちらヒューストン。アポロ13号、了解した。制御不能の事態にならないよう、十分注意されたし!」

以上、交信終わり。


さて、こちらはヒューストンから新宿三丁目方面に、ネタでも探しに行ってこようっと!

つづく。。。


どん底にて。

◆一時間目
水曜日カウンター担当の土岐さんが「津軽語講座」を開催。メーランおやじの田口さん(サッカー日本代表・ゴールキーパー)が、ブラジルの子供に日本語を教えたが、津軽弁だったため、全く役に立たなかったという話を事例として勉強する。

<単語復習>
・へなか→せなか
・へんじゃかぶ→ひざ

◆ニ時間目
負けじと、ふくちゃんが「江戸語講座」を開く。
タクシーに乗って「渋谷」へ行ってくれと言ったのに、着いた先は「日比谷」。または逆バージョン「日比谷」へ行ってくれと言ったのに、着いた先は「渋谷」だったという話を事例にあげる。

<単語復習>
・しぶや→ひびや
・ひびや→しぶや

◆三時間目「医学講座」
どん底のオリジナル・メニュー「林さんのライス」。
これはハヤシライスではない。越地吹雪のマネージャーだった林さんという人が頼んで作ってもらったといういわれのある、牛肉とキャベツがメインの料理。このところの狂牛病騒ぎで、存亡が危うい。

しかし、狂牛病の潜伏期間は長いため、今これを食べて万が一感染したとしても、発病する頃には、狂牛病だか自然なボケだか区別がつかないであろうという見通し。


みなさん、大変良くできました!


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2001年10月16日(火)
シングルトンズ・ダイアリー/あなたもいままでの10倍速く本が読める

あー!もっと速く本が読めたらいいのになあ!

と思っている人は、結構いるんじゃないだろうか?
かくいう私もそのひとり。
そこで、ポール・R・シーリィの『あなたもいままでの10倍速く本が読める』という本を購入した。今より10倍も速く読めるなんて、素晴らしい!

アメリカンエキスプレス、IBM、アップル・コンピュータ等、米国一流企業社員が研修!
だって。わお!(マイクロソフトはないのか?)
これで私もいままでの10倍速く読めるようになるんだ!
そしたら、バーゲンに行くたびに買ってくる本の山を、難なく崩すことができるわけよ!もしかしたら、読む本が足りなくなっちゃうかも!

興味津々でしょう!目次だけ紹介しちゃおうかな。

・1分間に60ページを「読む」ことはできない!
・新しいものを手に入れるためには、捨てなければならないものもある
・「ミカン集中法」
・スーパーで買い物をするように読む
・高速学習モードに入る
・脳に問いかける
・文書の上を軽やかに飛び歩く
・高速リーディングか、スーパーリーディングか?
・脳全体を使って勉強するには?
・仲間を誘おう
・直観を目覚めさせる

つまり、ミカンを後頭部に載せて集中しながら、スーパーで買い物をしているような感じで、仲間と一緒に直観で読むと。。。

ぶぶぶ!さっぱりわかんない!

実はとっても面白くない本なのよ、これ!
速読を身につける前に、これを読むという試練があることをうっかり忘れていたため、この本を買っただけで、すぐにも「いままでの10倍」速く読めるようになるんだと勘違いしてたことに気づいた。

本の読み方としては、

●まず時間のない人は、「自転車に乗ったアインシュタイン」マークのところだけを読む。

●もう少し時間がある人は、それにプラス「ジョギングをしているアインシュタイン」マークの部分も読む。

●さらに、たくさん時間のある人は、「頭の上で電球が光っているアインシュタイン」マークのところも読む。

という具合。

ていうか、それぞれの「アインシュタイン」マークを探してるほうが大変だから、最初から全部読んじゃいけないのだろうか?

まじで本当にこれで「いままでの10倍速く」読むことができるわけ?

でも、読むスピードはともかく、このつまらない本を最後まで読むことができたら、どんな本でも途中で投げ出さずに、最後まで読めるだろうという確信だけはある。

ともあれ、これを読み終えたら、10倍とは言わないまでも、せめて1.5倍くらいには速くなっていてほしいものだ。

しかし、とにかく読みもしないうちから、「私もいままでの10倍速く本が読める」と早とちりしていた私は、早速、紀伊国屋の洋書バーゲン最終日に、よーし!とばかりに出かけて行き、またしこたま買い込んで来た。さらにまた、Amazonからも1冊届いた。

全部読み終えて全く効果がなかったら、一体どうするのよ、この本のロッキー山脈!あのシェラネバダ高地!

それにしても、そもそも速読する目的は何?
「いままでの10倍速く」読んで、読書の時間を減らしたいのか?「いままでの10倍速く」読んで、未読の本の山の代わりに、読み終えた本の山を築きたいのか?

それに、このフォト・リーディングというやり方は無意識の中で脳に記憶させるらしいから、読みながら面白いとか、感動するってことはないらしい。

やっぱり今まで通り、ぐうたら読書のほうが楽しいんじゃないかなあ。。。ぶぶぶ!


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2001年10月15日(月)
シングルトンズ・ダイアリー/父の命日

AM.3:00
今日は父の命日なので、お墓参りに行ってこようと思う。
父には思いっきり心配をかけたから、結婚して来月で丸10年になります、どうか安心してくださいと報告したい。
あの日、今ごろはまだ病院で、わずかな望みを抱いて、父の傍らにいた。


「父に動揺した様子はなかった。おまえに頼れる相手ができて、お父さんはうれしいと言った。それはとても大事なことだと」
─メリッサ・バンク『娘たちの狩りと釣りの手引き』

父は厳格(わからずやともいう)で、男の子とのつきあいなど、顔も名前も知らないうちから全てダメ!の一点ばりだった。お見合い話があっても、全て父が断っていた。
ダーリンと付き合い始めた時、母にそっと電話で打ち明けていたら、電話の向こうで父の声がした。

「野球はどこが好きなんだ!」
「(ぎょ!)・・・・よ、横浜ベイスターズ(当時大洋ホエールズ)だって」

「麻雀はやるのか!」
「(はあ?)・・・・す、するって」

「それならいい!」

なんか、聞くこと間違ってない?パパ?
普通は、仕事は何をしているとか、収入は安定しているのかとか、そんなふうなことを聞くんじゃないのかなあ?
これまでは、有無を言わさず、会いもせず、話も聞かずだったのに、なんで今回はいいわけ?それこそ顔も見たこともないのに・・・???

最初の父との顔合わせはゴルフ場にして、一緒にプレーした。こちらとしては、これも考えに考えた末のこと。妙に改まった席を設けるのも、へそ曲がりの父には逆効果だろうと、母と娘の意見が一致したためだ。

「なかなか筋がいい!」

ともあれそういうわけで、ダーリンが横浜ファンで、麻雀ができ、ゴルフの筋が良かったため、めでたく結婚できた。

でも、パパは間違ってなかったよ。パパは正しかったよ。
彼は私にとって「赤い糸」だったよ。

どうして父が、私にとっての「赤い糸」を見極めたのか、いまだに謎だけれど、それまでのボーイフレンドのことを考えると、見事なまでに、完璧に、父の見立ては正しかった。見立てと書いたけれど、見てもいないうちから分ったのは、一体全体どうしてなんだろう?

「自分の命に代えても守ってやる」と言ってくれた父。
その父に、亡くなる3日前、電話で泣き言を言ってしまった。その頃は「内面の安定」など考えられないくらい、非常に不安定だったから。

「そんなことで悩むのはかわいそうだな」

とぽつりと言って、父は電話を切った。
それっきりだった。
心配させたまま、永久に会えなくなってしまった。

あんなことを言わなきゃよかった!なんであんなこと言ったんだろう!嘘でもいいから「毎日幸せに暮らしてる」といえば良かったと、ものすごく後悔して、それがずっとずっと心のしこりになっていた毎日。

だから10年目を迎える今年、父にきちんと報告したかったのだ。
ちゃんと幸せにやってるよ!あたしはパパの遺伝子を引き継いでぐうたらだけど、幸せにしてもらってるよ!って。
これから何があるかわからないけど、ちゃんと自分の責任で、前を向いてしっかりやっていくからだいじょうぶだよって。


「父は逝ってしまった。もうこれ以上なにも失うものはないと思っていたが、ふと気がついてみれば、すでに失っていたのだ。いつかまた、あんなふうに誰かに愛してもらえるのではないかという希望を」
─メリッサ・バンク『娘たちのための狩りと釣りの手引き』


◆「遺伝子は永遠に不滅です!」

父の後を継いだ弟は、父に負けず劣らずのへそ曲がりで、唖然とするような屁理屈をこねる。

母が弟を人に紹介するとき、「未熟者ですが」と言ったら、「未熟者で医者ができるか!」と怒った。
姉はただ、ごもっともですと思うばかり。

帰りに弟に「寒くなるから、風邪ひかないようにね」と声をかけたら、「医者に風邪引くなとはなんだ!オレを何だと思ってる!」と怒られた。
姉はただ、医者の不養生という言葉もあるだろうと思うばかり。

私には「ぐうたら」のDNA、後継ぎの弟には「へそ曲がり」のDNA。もうひとりの弟にはせめて、も少しましなDNAが受け継がれているといいんだけど。


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2001年10月14日(日)
シングルトンズ・ダイアリー/恋する遺伝子

『恋する遺伝子』
映画にもなっているローラ・ジッグマンの本。
各章の頭に引用文が載っていて、それにいちいち引っかかっている私。


●生来、男は変化を愛する。美しいものに惹かれ、真新しいものに惹かれる。これについて、ヨーガ・ヴァニシータは哲学的な返事をしている。「欲しいものを手に入れた瞬間から、それはもう欲しいものではなくなる。なにかを手に入れたいという欲望は、それが手に入った瞬間、霧散してしまうのだ」─『カーマ・スートラ』

:ぶっぶー!これは女も一緒でしょ。あのバッグが欲しい!欲しい!と思っていて、いざ手に入れてみると、もう買っただけで満足して、次に目が行ってるもの。
でも、生来美しいものに惹かれるって、美しくない人はどうしたらいいの?ここでひとつ救われるのは、人の美的感覚は、多種多様だってこと。なにも心配することはない。


●・・・ショウジョウバエは、オスが一連の儀式を最後まで行い、メスがオスを受け入れる状態にならないかぎり、交尾は行わない。─『サイエンティフィック・アメリカン』

:てことは、ショウジョウバエの世界では、強姦とかレイプって事件はないわけだ。すると、意識的には人間のほうが虫より劣ってるってわけ?


●ふたりの人間がたがいに魅力を感じて惹かれ合うと、神経細胞間の情報伝達の流れを加速する分子、PEA(フェニルエチルアミン)が噴出して体が震え出す。アンフェタミン(中枢神経への刺激剤)に似た化学物質、PEAの刺激によって脳は極度の興奮状態におちいるので、恋人たちは幸福感に酔いしれ、若返ったような気がして、楽天的になり、元気がみなぎって、一晩中語り明かしたり、何時間も続けてセックスしたりする。─ダイアン・アッカーマン『「愛」の博物誌』

:そうか、我々が心や頭でしていると思っていた恋愛は、神経細胞間の情報伝達の流れを加速する分子による化学反応だったのか!
てことは、何時間も続けられない人は化学物質が足りないのだろうか?
うちには、フェニルエチルアミンも、アンフェタミンも、ほとんどないようだな。。。


●オスは活発な求愛行動を見せるが、実際は一種の恐怖状態にある。それどころか、まだ恐怖心が意気込みに勝っている初期の段階では不安でたまらず、メスがちょっとでもオスに働きかけただけで、逃げ出してしまう。─M・J・ウォルターズ『ザ・ダンス・オブ・ライフ』

:行け行けドンドンじゃダメってことですよ。小泉軍曹!


●メスは自分にとってもっとも魅力的なオスではなく、もっとも嫌悪感をおぼえにくいオスを選ぶ。─チャールズ・ダーウィン『ヒトの遺伝と性に関する選択』

:好みと現実は違うって、こういうところから来てるんだ!
ヒトの遺伝子がそういうことになってるわけね。なるほど。なぜか妙に納得。


●Don Juanism:(名詞)男子色情症(サティリアシス)
 satyriasis:(名詞)男性に見られる、常軌を逸した制御不能の性的欲望

:つまり「女たらし」は病気ってことね。そういう兆候が見られた場合は、病院に送ったほうがいいわけだ。気の毒に。


●ドクター・パトリシア・プライナーの最近の研究によると、体重の重い軽いにかかわらず、より少ない量を食べる女性のほうが、男性からも女性からも女性らしいとみなされることがわかった。男性の男性らしさの印象は、食べる量には影響されない。─『ニューヨーク・タイムズ』

:げげっ!そうなの?むむむ、そりゃまずい!
ぢ、ぢゃあ、ちょっとずつ何回も食べるっていうのはどうなんだろう?<苦しまぎれ。


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2001年10月13日(土)
シングルトンズ・ダイアリー/人の病気を楽しむ番組?

人間ドックで大発見!芸能人の病気公開告知スペシャル!!
「史上初本人に知らされていない病名を衝撃の生告知」
みのもんた絶句“まさか・・・”にしきのテレビで公表、がんが・・・

いやもう、えげつない番組だー!
でも、なんか、気になって見ちゃうでしょう!
がんが・・・って、どうしたのよー!どうなったのー?
また、司会のみのもんたが、例の「ファイナル・アンサー?!」的口調で、結果を引き伸ばす!引き伸ばす!

結局、にしきのあきらのがんが・・・「なかった」で終わったんだけど、ここで、なーんだ!と思った人って、結構いるんじゃない?

告知されるほうはたまったもんじゃないけど、なんだろうなあ、人の病気を肴にスペシャル番組作ってしまうって、やっぱりえげつないよー。
これに比べたら、あの「ジェリー・スプリンガー・ショー」だって、おとなしい教養番組に思えてくる!

いくら売れてなくたって、こんな番組出るのやだなあ。
とはいえ、そう言ってる私も、最後までくいいるように見てしまったひとりなんだけど。うげげげ!

でも、もし私が芸能人なら、私ひとりの病気で、1本番組ができてしまいそうだなあ。スペシャル番組用にカラダ売ります!なーんて!あはは!<笑い事じゃない!
あー、倒れそう!


ぶぶぶ!夕食にピザ食べ過ぎた!胃が痛い!

「只今キャンペーン中で、モンブランがお安くなっておりますが、いかがでしょうか?」

という悪魔の誘いにのって心が動き、ハム太郎のマグカップ(こういうおまけに弱い!)が欲しいがために、まんまとモンブランも注文している私。
太るのはいいが、胃カメラを飲むようになっては困る。明日から気をつけよう!


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2001年10月12日(金)
シングルトンズ・ダイアリー/こんな夢を見た

夢をふたつ見た。
どちらも、これは小説のネタ、つまりこれを小説に書いて映像化したらこうなるといった夢という感じで、夢を見ながら、これは小説だとわかっている状態。

「バイオレンス系ミステリー」

女性の死体が同時にふたつ発見された。
共通点は、全裸で縄でがんじがらめに縛られていること。猟奇的連続殺人事件だ。
しかし発見者は匿名の女性で、その後行方をくらましている。どうやら犯人に関係がある人物らしい。

場面変わり、大柄な白人男性と日本人の女性が一緒にいる。女性がトイレに立つ。どういうはずみか、この女性が前述の死体を発見し、その白人男性の仕業であることを察知する。自分もその餌食になるに違いないと考えた女性は、匿名の手紙を通りかかった人物に渡す。

この白人男性は猟奇的な性癖を持つ異常者で、日本人に白人コンプレックスのあるのを利用し、巧妙に正体を隠しているのだが、実は米政府筋の重要人物でもある。一緒にいる女性はまた、逃げるに逃げられない状態に陥っている。

この事件、一体誰が、どんな風に解決するのだろうか?


●面白そうだから書いてみようかと思ったけど、猟奇的な事を考えているだけで怖いので、やめた。 事件解決の鍵となる縄の縛り方とかも知らないし。。。


「人間関係の虚実を描く純文学」

舞台は老舗の小さなホテルのバー。そこで語られる物語は、ホテルを訪れる人々の、さまざまな問題を描き出す。主人公は、ホテルのレストランで働くウェイトレス。仕事が終わって、バーで一人飲む主人公。周囲で語られる声に耳を傾けながら、毎夜、彼女は想像の世界をさまよう。

微に入り細に入り語られる物語は、人間の心理の表と裏をあますところなく描き出し、人の秘密を知りたいという密やかな楽しみ、また人の不幸は密の味という、残酷な満足感を刺激する。

主人公の性格は淡々としており、感情を極力出さずにいるため、かえって、ひとつひとつのエピソードが際立つ。そして、最後のあっと驚く展開は、見事なまでのプロットである。


●ん?いつの間に、書評になってるんだ?本文もないのに。わはは!


<お願い>
これで、夢占いや夢判断などはしないでください。m(_ _)m


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2001年10月11日(木)
シングルトンズ・ダイアリー/頭が空白の時

月に数日、頭が空白になるときがある。
普段からからっぽの頭なのに、この時期は、まるで役に立たない。なので、今日は出来事を箇条書きにしておこう。

●歯医者に行った

仮歯を入れて、
先生「どうですか?」
私「なんだか“きつい”感じ、“重たい”感じです」
先生「そうでしょう!またとれると困りますからね!」
私「・・・・・」

あとで鏡をみたら、セメント(?)がたっぷり塗られていて、これならどうやったって取れそうにない。
って、見た目どうしてくれるのよー!

●歯医者の大ボケもうひとつ。

先生「また仮歯がとれたら困りますから、今度の予約は週末に近いほうがいいですね」
私「???(週末だと土日休みになるから、取れてもどうしようもないんだけど)」
先生「木曜日あたりはどうですか?」
私「毎週、木曜日に来てますけど・・・」


●本屋(洋書バーゲン)に行った

先日買った本が、三部作の真ん中の作品だったことが判明。なんとか1作目をバーゲン中に手に入れようと出かけたところ、この間はたくさんあった、その作家の作品が、ほとんどなくなっていて、手に入らなかった。
なにしろ、テンガロン・ハットをかぶった図体のでっかいアメリカ人(たぶん。テンガロンハットだもん!)のおじさんまで買っていたのだから、かなりの人気だ。ちなみに、ジャンルはロマンス小説。さすがノーラ・ロバーツだ!


●アポロ13号に交信

「トゥルルル」
「着メロ」
「???」

どうやら同時に交信したらしい。
テレパシーが通じた!よしっ!


●とんかつ屋にて夕食

偶然にもアポロ13号が目と鼻の先にいたので、ごはんを食べて帰ろうということになり、とんかつ屋へ。
お腹が痛かったので、とんかつ(いまだにお彼岸帰省時の巨大とんかつの幻影に悩まされている)は食べたくなかったが、かと言って頭がまわらないので、自分の食べたいものも不明。13号の栄養補給のために、とんかつ屋へと出向く。
食べたものは、ポークソテーとクリームコロッケ。
ぢ、ぢゃあ、とんかつ屋じゃなくてもよかったような気が。。。


●デレクにやっとレス

フィリップ・プルマンは私も好きだ。好みが一緒だなんて、なんてエキサイティングでスリリングなんでしょう!と書いた。
「Eメールにすぐ使えるセレクト英語表現」から拝借してきた。
ちょっと大袈裟だったか?


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2001年10月10日(水)
シングルトンズ・ダイアリー/ワイドショー的自負と偏見

デレクからメール。バリ島に行っていたらしい。なんと呑気な!

この間ハリー・ポッターの話をして、お互いにあれは面白いねと言っていたんだけど、今日のメールに、「ボクはハリポタよりも、フィリップ・プルマンの<ライラの冒険シリーズ>のほうが好きだ」とあって、わざわざAmazon.comのリンクまでつけてあった。

そうよね、なんたってネイチャー誌の社員だもの、どっちかと言ったらプルマンのほうが面白いに違いない。錬金術よりは科学でしょ。

だけど、このレスを英語でか。。。むむむ。
だいたい「ハリー・ポッターは好き?面白いよね」で会話を終わらせている私としては、プルマンの本の内容に突っ込んだ話を英語で書くとなると、困ったものだ。会話ならなんとかごまかせても、メールとなると、文法の間違いはないかとか、あれこれ考えてしまって時間がかかる。これだからメールは嫌いだ。うげげ。

アポロ13号(ダーリン)もご帰還だし、もうレスは明日にしよう。ちなみに、ダーリンとのメールのやり取りは、こんな感じ。

「こちらヒューストン、アポロ13号応答せよ。帰還予定時刻を連絡されたし。以上、交信終わり」


ところで今日は一日雨だし、外に出たくもなかったので、ジェーン・オースティンの『自負と偏見』を読み終えた。

有名な古典の名作だけど、ブリジットも読んでることだしと思って読んでみたら、『ブリジット・ジョーンズの日記』は、これをベースにしてるんだなってことがわかった。もちろん、マーク・ダーシーはミスター・ダーシーからきていることは百も承知だったけど、お母さんの性格とか、マーク・ダーシーとダニエル・クリーヴァーとの関係とか、ほとんど一緒。

で、ほんとは人間の細かい観察がすばらしいとか、オースティンがこれを書いた背景とか、真面目に読み取らなければいけないのだろうけど、どうも私には、誰が誰とくっついたとか、ミスター・ダーシーはいつエリザベスに結婚を申し込むのだろうとか、申し込まれたエリザベスはどう返事するのだろうとか、まるでワイドショーでも見ているみたいな感覚で、とっても面白く読めた。

それに、ブリジットがよく言う「情緒的うすらばか」は、オースティンの「いけすかない頓馬野郎」の変形に間違いないだろう。「情緒的うすらばか」にせよ、「いけすかない頓馬野郎」にせよ、人間関係の中にはなくてはならない必要なアイテムだってことだろうか。

物語の中でミスター・ダーシーがこう言う。

「広く本を読んで、精神の修養をはかり、なにかちゃんとしっかりしたものを、持つようにならなくちゃいけないでしょうね」

これは、その生活程度や戦争という状況にもかかわらず、読書と教養を自ら努めて身につけていたオースティンの本音だろうと思われる。なぜなら、彼女の中には、「教養と知性─この二つだけは、生まれや富で左右されるものではない」という考えがあったからだ。

貧しいシングルマザーだった、ハリー・ポッターの作者のJ・K・ローリングが、ジェーン・オースティンを尊敬しているというのも十分頷ける。

たしかにサマセット・モームや夏目漱石が激賞するだけのことはあった作品だった。この二人が誉めていれば、まず間違いなく面白い物語といえる。
オースティンのほかの作品も、ほぼ不作はないと言われているので、今度はほかのものも読んでみよう。
たしか『マンスフィールド・パーク』には、ハリポタに登場する猫についている名前、ミセス・ノリスの本物が出てくるはずだし、まずはそのあたりから。


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2001年10月09日(火)
シングルトンズ・ダイアリー/ショー・ザ・フロッグ?

小泉の「ショー・ザ・フロッグ」。
「カエルを見せろ」で自衛隊出されちゃたまんないよね。しかもどこでその言葉を聞いたんですか?と聞かれて、新聞で見ましただなんて、なんだと思ってるんでしょう!「新聞で見たので核爆弾落しました」「新聞で見たので親知らず抜きましょう」と言われてるようなものだ。

今日もまた小泉に腹を立てながら、急ぎの仕事をやっつける。夜は出かけなければならないし、PCを繋ぐ暇がない。

モバイルで掲示板チェックをするつもりで立ち上げると、みどりさんからドラコ・マルフォイの写真を見つけたとの連絡が!ドラコとは、もちろんあのハリー・ポッターの敵役。憎まれ役のドラコ少年だけど、映画のドラコ役はすっごくかわいい!ハリーよりも人気が出るかも。

ハリー・ポッターの写真はすでにポスターブックなども出ているので、もうお馴染みだろうが、ドラコ・マルフォイの写真は初めて。個人的にはフレッド&ジョージ役がどんな子なのか、非常に興味があるのだけど、やっぱり双子なんだろうか?どれとも一人二役?
ともあれ、またみどりさんの情報に頼って、心待ちにすることにしよう。


ところで、ダグラス・クープランドの『マイクロサーフス』という本に、「E・メールは高速道路みたいなもので、持ってると自然に交通量が増えてしまう」とあった。

そうなのよ!1日でもメーラーを開かないと、メールが膨大な量になってしまう。で、クープランドはこう言う。

「どれに目を通すかは、その人がどれだけ人生を楽しんでいるかにかかってくる。人生が惨めなほど、より多くメールを読むことになる」

むむむ。だとすると、私の人生は惨めってわけじゃないんだな。
だって、メール自体が嫌いで、読みたいと思うメールなど、ほとんど皆無に近いから。迷惑メール機能で40%は排除しているし、残ったメールも、読むのは3分の1というところ。
自分にとって有益なものであれば、いくらメール嫌いでも歓迎するけれど、見知らぬ人同士が、家族や友人以上にプライバシーに入り込んでくるメールというのは、どうも気持ちが悪い。


前述のクープランドの本だけど、「ちゃんとした言語も暗号になってしまうことがあることに気づいた。まるでニホン語のように」というところがある。そこに書いてあるのがこんな感じ。

‚Ü‚¸ƒgƒjEƒ‚ƒŠƒXƒ“‚̓m[ƒxƒ‹•¶ŠwÜŽóÜì‰‚½‚±‚Æ‚ðq‚ׂè‚©‚˂΂Ȃç‚È‚¢Bƒm[ƒxƒ‹Ü‚ðŽóÜ‚µ‚½‚©‚ç‚Æ‚¢‚Á‚āAŽóÜ

よく文字化けした時に見る文字列。クープランドは、これをニホン語のようだと言うのだ。ちょっと悲しい。


夜、ビンラディンの話をしていたら、最近テレビに映っているのは影武者じゃないかということになった。190センチ以上もある長身だから、そうそう影武者になれる人もいないだろうが、どうも生気のない顔だし、話し方にも覇気がない。極悪非道のテロリストにしちゃおかしいというわけだ。

アメリカも本当はラディンを捕まえる気なんかなくて、一応大義名分のために攻撃しているだけで、とっくの昔に逃がしているというのが大筋の見方。ラディンは今頃、南の島あたりでのんびり甲羅干しでもしているに違いない。

ニホンはもとより、アメリカもどうも頼りにならないから、ここはひとつアーノルド・シュワルツェネッガーに登場してもらって、世の中のテロリストたちを一掃してもらったらどうかという、虚実ごちゃまぜの話になった。

だけど、もしシュワちゃんが大統領になるんだったら、私はアメリカに移住しても、絶対1票入れてやる!


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2001年10月08日(月)
シングルトンズ・ダイアリー/家計簿

思い出したように家計簿をつける。

ここ半年というもの、レシートをはさんでおくだけで、どんどん厚くなってた家計簿。去年までは、市販のちゃんとした「家計簿」と書いてあるものを買っていたけれど、結局いつもあまり意味をなさないので、今年は普通のノートに日付を入れて、使った金額だけ書くようにした。

これなら、面倒な収支決算もないし、とりあえずは毎日ちゃんとつけるだろうと思った。もっとも、はなから収支決算などもしたことがないんだけど。。。最初から普通のノートでも、いや、ただの袋だってよかったはず。結局は、どんな家計簿を使ったところで、今の状況は半年分のレシートが、本3冊分くらいたまっていて、どうにも場所を取ってかなわないという状態なのだ。

もうしょうがない。やるしかないよ。とほほ。。。

それでも、ほんのときたま、つけててよかった(だいたいがあとからまとめて書き込むのだけれど)、と思うことがある。

例えば、去年のボーナスには、おこずかいをいくら貰ったかとか、年末の築地で、お正月用品はいくらまけてもらったかなんてこと。あはは!
日々の支払いは、まったくもってどんぶり勘定。いいのよ、頭の中に書いてあるから!<嘘。

ところで、母に用事があって電話した。
週末は弟のところに行ったらしく、弟がどうした、嫁がどうした、向かいのたまご屋のとみちゃんが、また服を買ったなどという話を小一時間聞く。結局、電話した目的の用事をしゃべることもなく切られてしまい、またかけ直す羽目に。

しかしまた、タバコはいけない、お酒はいけないと始まり、一方的に非難されたのち、再び切られ、三度目の正直とばかりに、今度は向こうが声を出す前に、話を切り出した。

話してみると、別に三度もかけ直すようなことでもなかったかと気が抜けた。結局はいつものペースに巻き込まれておしまいということ。

今日は寒くて、なんとも調子が出ない。寒さにめっきり弱い私。秋も深まってくると、冬眠前の動物みたいに、どんどん運動神経も脳の働きも鈍くなっていくのだ。だったらいっそのこと冬眠できればいいのに。。。これぞぐうたら生活の夢。

海の向こうでは戦争が始まった。海の向こうと言ってはいられない時が、いずれやってくるだろう。愚かな人間ども。地球を守るためにも、人間も冬眠したほうがいい。


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2001年10月07日(日)
シングルトンズ・ダイアリー/地獄の責め苦にダウン寸前

夕べは、地獄の責め苦から解放されて、ほっとしただけだったのが、今日になったら、なぜか全身倦怠で、もう死にそう!なれないパンプスを履いていたので、日頃使っていない筋肉が悲鳴を上げて、足も痛い。だけど、昨日の飢えを取り戻すかのごとく、食欲だけは旺盛。

11月のどん底のパーティーの時には、こんな思いをしなくてもいいように、今からちゃんと痩せよう!10センチヒールでこけないように、歩き方も練習しとかないと!

ところで、昨夜寝る前に、ダーリンと政治について口論したみたい。だって、小泉内閣の改革には、ものすごく不満だからだ。なんだって、結婚式のパーティーのあとに、そんな話になったかというのは、今日になっても不明なんだけど、とにかく、酔った勢いで、まくしたてたらしい。

「オレに言わずに小泉に言え!」
「どこで?」
「ホームページでもメールでも、なんでもあるだろ!」
「じゃ、そうする」

そんなわけで、昨日は寝たらしいのだが、医療費に対する小泉の改悪には、やっぱり一言もの申したい。

病人は、好きで病気になってるわけじゃないし、年を取れば、皆どこかが壊れてくる。文句の言えない病人や年寄りを苦しめるなんて、ひどすぎる。病人や老人は、早く死になさいって言ってるみたいなものだ。

「痛みの伴う改革」などと言うのなら、「自分の給料はいりません」くらいのことを言ったらどうなんだろう。すでに痛みや苦しみをしょっている人たちに、追い討ちをかけるように痛みを与えて、あんたはそれでも人間かって感じよね。強いところには手を出せず、弱い者いじめしかできないくせに、ろくな死に方しないぞ!

早速、小泉に文句でも言いに行こう!
 ・
 ・
 ・
で、早速小泉に文句を言ってきた!
私は小泉が厚生省にいる時から心配してた。
絶対こうなるって。弱い者いじめと戦争。なんたって、尋常でない変人だもの。
小泉を支持する日本人もおかしいぞ!コンビニで小泉弁当なんか買うな!写真集なんか買うな!ポスターなんか買うな!日本人の美的センスに、大いに問題ありだ!あー、情けない!


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2001年10月06日(土)
シングルトンズ・ダイアリー/結婚式当日

朝起きて、なーんか背中が痛いなあと思い、ダーリンにマッサージして欲しいというつもりで訴えた。

「背中が痛いんだけど」
「・・・・・・・・・・・・・・・・歯の抜けた顔で言わないでくれる!?」

あ”ががががががーーーーっ!

夕べ、なんだか仮歯がグラグラすると思って、いやーな予感がしたのだ。今日は結婚式だし、今日いっぱいはなんとかもってくれと祈るような気持ちでいたのに、その祈りも空しく、夜中にとれた。それをすっかり忘れて、起き抜けに、ニターっとしてしまたのだ。
んもうー!んもうー!ったくあのヘボヘボヘボ歯医者!
今日1日、ずーーーーーーっと、前歯を落さないように心配してなきゃならない。あー、私の不幸はまだ終わっていなかったのね!

つづく。。。。。
つづき。。。。。

心配していたパンツスーツは余裕で入ったんだけど、ふくちゃんもター坊も黒の礼服だし、特にふくちゃんは背が低いから、10センチのヒールで並んじゃ悪いかしらと思って、土壇場でグレーのスーツに変えた。

ところが、実はこっちのほうが超大変だった。ウエストを絞ってある上着に、両サイドスリットのスカートというデザインで、ちょっとクラシカルな雰囲気ってのが、なかなかいいんだけど、肝心のウエストのボタンが閉まらないのよ!

仕方がないので、一番痩せてた頃のボディースーツを引っ張り出して、さんざん苦労した挙句、やっと装着。その上から着れば、お腹が出てるなんて、誰も気がつかないよ。たぶん。。。
本人は、息も絶え絶えになってるんだけど、だいじょうぶ、絶対カッコイイって!はあ〜。

ところで、さっちん!またいい男捕まえたわね!5歳年下だって?
一緒に出席したふくちゃんと、葬式帰りのター坊(二人とも独身)が、ため息まじりにこう言った。

「みんな年下に行っちゃうから、俺達にまわってこないんだよな。俺達より年上ったら、もう60越えてるよ!」

ぶぶぶ!まわってくるとか、まわってこないとかの問題じゃないと思うけど、60歳越えても、ステキな人はステキよ!あはは!ふう〜。。。

結局、前歯をなくすこともなく(飲みすぎてトイレで吐いた途端に、前歯も流してしまうんじゃないかと心配だった)、さっちんたちと三次会まで一緒に飲んで、いい気分で帰ってきた。途中で自分の結婚式を思い出して、ちょっともらい泣き。とにかく幸せになるのよ!

とにかく前歯喪失を心配しながら、またボディーの過激な締め付けにも平気な顔を保ちつつ、7時間くらいは飲んじゃったでしょうか?家に帰って、前歯を大事にしまい、地獄の責め苦のボディースーツを脱いだ途端に、めちゃくちゃお腹が空いてたことに気づき、思いっきりほっとしながら、ご飯を2杯も食べた。素晴らしきかな、このぐうたら生活!


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2001年10月05日(金)
シングルトンズ・ダイアリー/明日の結婚式を控えて

ダーリンから遅くなると電話。
いつもなら、そそくさと三丁目にくり出すところだが、なんといっても、明日は結婚式!なにかと準備があるだろうから、飲みに行くのはやめておこうっと。

といったって、自分の結婚式じゃあるまいし、何の準備があるんだろう?

・腹筋(できる限り!)
・パンツの裾をまつる
・フェイスケア
・マニキュア
・塩入米ぬかアロエ石鹸で、すみずみまで磨く
・パンツが入らなかった場合に備えて、予備の服を決める

こんなもんよね。
だけど、他人の結婚式だってのに、塩入米ぬかアロエ石鹸で全身磨いてどうするっていうんだ?
新郎のお友達の中から、未来のダンナ様を見つけるわけでもあるまいし、一緒に行くふくちゃんは独身だけど、だからって、アウト・オブ・眼中だし。

そうそう!一応塩入石鹸だから、それでマッサージすれば少しは細くなるかも?。。。あまり期待しないようにしよう。

ところで、塩入米ぬかアロエ石鹸は伊豆・修善寺の温泉で買ってきたもの。\3800もしたので、大事に大事に使っていたのに、なんだか減りが早いと思ったら、ダーリンも使ってたらしい。うげげ!

「全身でピンポン玉くらいの量でいいんだよ」
「なーんだ、顔だけでそれくらい使ってた!」

くーーーっ!あたしだって、そんな贅沢してないのにー!そんなに磨いてどうすんのよ!
ドラッグストアにも、類似品は売っているけれど、塩と米ぬかとアロエが絶妙にブレンドされたものはなかなかないの。だから、修善寺から重たい思いをして持って帰ったのにーーーっ!

ちなみにそんな高いものを使わなくても、私は赤穂の天塩でもいいんだけどね。でも、気分てものがあるでしょうが!

準備をする準備ができたから、宇都宮のニラ餃子でも焼いて食べようかな。餃子が無性に食べたい!明日結婚式だからまずいか?でも、自分の結婚式じゃないし、まあいいとしよう。<でも結局、餃子はやめといた。

今日は、郷土物産展のような日記だ。あはは!


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2001年10月04日(木)
シングルトンズ・ダイアリー/アイ・ガット・ア・メール

昨日、デレクに自分のサイトのURLを教えておいたら、早速見てくれたらしく、感想のメールが来た。「ベリー・インプレッシブ!」だって!バンザーイ!

「URL教えて!絶対見るから!」と言われて、教えたこと数限りないが、デレクのように即日感想のメールをくれる人なんて、全然いなかった。中には、しばらくたって見てくれた?と聞くと、「文学には興味ないから・・・」なんていう人もいて、だったら聞くなって!

そんなわけで、「ベリー・インプレッシブ!」が例えお世辞だとしても、ものすごく、ものすごくうれしい!しかも、彼は今日は休日で、どこかに出かけると言っていたはず。なのに、約束通り見てくれて、メールまでくれるなんて、絶対いい人だ!それに、私はメールが大嫌いなんだけど、この手のメールなら大歓迎だ!わはは!
こういうふうにきっちり約束を守ってくれる人は、もうそれだけで、私の中では「絶対的いい人」に分類される。

昨夜行ったローリング・ストーンは、店内大音響で、しかも座った場所がスピーカーの真横だったため、まだ耳がよく聞こえない。こういうのをウォークマンとかでしょっちゅう聞いている若者が、自然難聴になるのはよくわかる。だから今時の子って、声が異様にでかくてうるさいんだ!と納得。納得したからって、静かにはならんけど。

でも、今日は耳が難聴気味で歯医者のキーンという音がちょっと小さめに聞こえたので、助かった。あれが聞こえないと、痛みも減るようだ。実際の痛みに目や耳の刺激もプラスされるんだろう。<ほんとかな?

夕食の時、ダーリンが「パンツはけたのか?」と聞くから、なんでパンツのことなんか言うんだろう?まさか、義妹にもらったボルドーのレースひらひらパンツのことを言ってるのか?と赤くなってたら、どうやら昨日の日記を読んだらしい。ボルドーのレースひらひら勝負パンツのことではなく、パンツスーツのパンツのことだった。また私がおデブになったのがばれてしまった!

で、そのパンツだけど、飲んで吐くという荒行をしたため、ちょっとだけ余裕が出てきた。ぐふふ。このままキープしますように!
11月には、どん底の50周年パーティーがある。その模様はテレビでもやるらしい。その時までには、もうちょっと痩せよう!


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2001年10月03日(水)
シングルトンズ・ダイアリー/パンツがっ!

結婚式に、去年買ったカッコいいパンツスーツを着ようと思ってたんだけど、お腹が赤信号!いや、おめでたとかそんなんじゃなくて、ボタンが今にも飛びそうなんだよね。生地がしなやかだから、ボタンが飛ぶ前に、布地が破けるというのも有り得るな。どうしよう。。。座らなきゃいいか。

だけど、10センチヒールのサンダルのスナップをとめるときは、どうしたらいいんだろう?とりあえず明日、一緒に行くふくちゃんにでも相談しよう。ふくちゃんとは、一緒におよばれしてるオジサンなんだけど。。。

そうだ!48時間ダイエットがあるじゃない!

例の、二日間ジュースだけ飲んでるやつ。それを2本やれば、かなーり、痩せるんじゃないだろうか?よーし!

待てよ!結婚式まで2本消費、つまり今日を除くと、96時間はないぞ!ダメじゃん!それに、体重がちょっと減ったからって、お腹が痩せるという保証はないぞ!あうーっ!やる前にすでに挫折。

ともあれ、今日は朝から夜まで予定がいっぱい(映画「ブリジット・ジョーンズの日記」も観るし、紀伊国屋の洋書バーゲンにも行く)なので、少しは痩せるだろうと期待して。。。夜食でも食べて寝よう。<おい!

つづく。。。。。
つづき。。。。。

◆映画「ブリジット・ジョーンズの日記」
もう〜、ブリジットかわいい〜!
何があっても人のせいにせず、グチも言わず、前向きにがんばっていく姿、女の子としてめちゃくちゃかわいい!ちょっと太めのブリジットだけど、それがまたいいんだろうな。ブリジットのお父さんもかわいい。<私だけ?

水曜日は映画の日で入場料が千円てこともあり、私が観た次の回は、長蛇の列。早めに観に行ってよかった。
その前に、友達と待ち合わせした喫茶店で、ウエイトレスに水をかけられたけど、ブリジットがかわいかったので、許してやろう。ぶぶぶ!

◆洋書バーゲン
目当てのものは出ていなかったけれど、今回は児童文学もあったので、結局13冊購入。プラス、プロパーで2冊。ハリポタの新バージョン(装丁)と、ジョアン・ハリスの新作ハードカバーに、私の辞書から「我慢」という言葉が消えた。

◆どん底
結婚式の相談。ふくちゃんとも待ち合わせの場所を決め、それは手際良く終了。三島由紀夫と友達だった田中さんに馬刺しを薦められるが、馬券があたらなくなるから、と丁重にお断りした。

偶然、ジャパン・タイムスのケイコさんたち&ネイチャー誌のデレクとサイモンに出会う。で、ローリング・ストーンへとくり出す。
ローリング・ストーンは、その名の通り、ハードロックなバー。19歳のサイモン(身長が190センチもあって、ブラピに似ていると評判)は踊りまくり。もうオバサンはついて行けないって状態だったけど、ダイエットのため、と可能な限り踊る。あー、しんどい!
それに、ブラピは趣味じゃないし。。。シュワちゃんに似ているっていうなら、なんとかしちゃったかもしれないけど。うひゃ!
明日、歯医者だからと早々に退散。ふう〜。
少しは痩せてるかもしれないと期待。期待。期待。



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2001年10月02日(火)
シングルトンズ・ダイアリー/プロってなに?

友人から突然電話があって、6日結婚式なんだけど・・・。って、あんた!今日は何日だと思ってんの!?

でも、あー、めでたい!
彼女とはまだほんの短い付き合いなんだけど、妙に気があって、「結婚式には絶対来てね!」「うん!」という仲だったのだ。海外に留学なんかもしていてキャリアもあるのに、それをぜーんぶ捨てて、栃木のお蕎麦屋さんに嫁ぐんだって。

素晴らしいっ!!!

私の友人の中には、東京でなきゃ嫌だとか、仕事は捨てられないとかの理由で、結婚をやめた人もいる。彼女たちは今でも独身でがんばっている。それはそれでいいと思う。

でも、全てを捨てて、ついていける人が現れるってことは、すごく幸せなことだと思う。たとえ地の果てまでだって、この人と一緒なら!って思えることって、そうそうない。ちなみに、私は赤い糸だったんだけど!うひゃ!

彼女は前向きで明るい性格だから、辛いことがあっても、きっとだいじょうぶだと思うし、絶対に幸せになって欲しい。
結婚式喜んで行くよ!カラオケでも何でも歌ってやる!<自分が歌いたいだけじゃないのか?ぶぶぶ!

そうとなれば、とりあえず服のことは後回しで、美容院に行かなきゃ!ヘアカラーのCM撮影の時に、パーマかけないでねと言われて以来、ずっとそのままほおっておいたので、いくら何でもこれじゃひどすぎると、改めて思ったから。

で、時間も時間なので、安いのと遅くまでやっているのだけが取り柄の、近くの美容院へ行く。そうは言っても、最近気の合う美容師さんがいるので、とりあえず安心。

と思って行ったら、その美容師さんは辞めていた。がーん!
日にちもないし、他に行くには遅過ぎるし、誰でもいいからとやってもらった美容師ったら、もうー!あんた、それでもプロなの?という代物。はなから話が通じてない。話が通じて、これは無理ですというのと、全然通じてないのとでは、大きな差がある。こっちだって納得しないわ!
しょうがないから、雑誌でイメージに近い写真を探して、指差した。

「こういうカンジのウェービーヘアにしてください」
「ジョイナーみたいになりますよ!」

あのなー!ウェービーヘアってのは一緒でも、スタイルも髪質も違うでしょっての!しかもあちらはアフリカン・アメリカンよ!もともとパーマかかってるじゃないの!あたしは直毛!

「昔はジョイナーみたいにしてくださいって人がたくさんいましたねえ」

だ・か・らーーー!違うってば!
よーく見なさいよ、写真を!こっちはスパイラルだっての!毛先までクルクルにしないのよ!そんで、今は昔じゃないの!誰がジョイナーみたいにって言うってのよ!それこそ「お陀仏さん」だわ!

なんとかやっと理解してもらって(ほんとに?)、疑心暗鬼ながら、しょーがないのでとりかかってもらったはいいけれど、パーマ液は眼に入れるわ、襟元はビショビショ、ロットから髪の毛がはみ出してるし、ゴムまでパチン!と顔に飛ばされる始末。シャンプーの時も水浸しだし、ドライヤーも暴れん坊将軍並みで、濡れた髪が顔にパシパシあたって、痛いの、痛くないのって!

とにかく乱暴で、雑で、あんた、ほんとにプロなの?という感じだった。これじゃ歯医者のヘボ助手と一緒だよ!
自然と、鏡の中の顔は、苦虫を噛み潰したような顔になっている。

喉元まで文句が出かかってはいるものの、相手は刃物を持っている。下手なことを言って、首でもバッサリやられた日には、さっちゃんの結婚式でカラオケも歌えやしない。ウエービーヘアにしたのは、とりあえずかけておけば、あとはムースとかワックスとかで、何とかなると思ったから。

途中で水瓶座のペットからケイタイに電話があったのをいいことに、用事があるからもういいですと言って帰ってきた。あー、とんだ災難だった。

「この次、2000円引きになりますからあ!」

今までコツコツ貯めたポイントが、運悪く、今日いっぱいになったのだ。それを泣く泣く無駄にしたって、もう、ぜぇーったい来ないからっ!
なんなら、今日引いてよ!だ、まったく!
下手でも何でもいい、少なくとも、人間の言葉が通じる人でなきゃ、いやだっ!

今度はちゃんと早起きして、抜け弁天の一部の人だけにはカリスマ美容師のオサムちゃんのとこに行こうっと!



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2001年10月01日(月)
シングルトンズ・ダイアリー/もう冬眠したい


「私をデブにしてしまった、とまらない、やめられない小悪魔的食品」

げっ!
こんな新聞の見出しを見て、ベビースターラーメンをむさぼってた手が止まった。自分のことを言われてるのかと思って、思わず周りを見まわしてしまったほど。うげげ。

こういう小悪魔的食品て、まず数を数えるのができない食品に多い。
例え数えたとしても、途中でわからなくなる。
それは、私的にはこんな食品たちだ。

・柿の種
・かっぱえびせん
・ベビースターラーメン
・バターピーナツ
・ポテトチップス
・トルティーヤ・チップス
・オリーブ
・桃屋の山くらげ
・中村屋のアグレッツィ

どれも、たくさん食べてもお腹に溜まった気はしないのだが、確実にデブ街道をひた走ることは間違いない。しかも、ぐうたら生活を満喫しているわが身には、禁断の食品だ。「ちょっとだけ」が楽園を追われたアダムとイヴみたいにパンドラの箱をあけてしまう、悪魔のささやき。お腹がいっぱいにならないから、「ちょっとだけ」ではすまなくなる。

コンピュータに向かいながら、本を読みながら、テレビを見ながら、この小悪魔的食品は、私を地獄に引きずり込もうと、ささやきを繰り返す。

神よ、どうぞ私をこの小悪魔的食品からお守り下さい!
意志の弱いやつだ、と見捨てないでください!ぷり〜ず!
あー、このまま冬眠したい!


ところで、今国会で議論されている自衛隊の新法案って、おかしい!狂ってる!正気の沙汰じゃない!
なんだかオジサンたちの言ってることは、筋も通ってないし、詭弁だし、戦争をするために、正当化しようとしているとしか見えない。はなから戦争が目的であって、テロ撲滅とはかけ離れてしまっているような気がする。

アメリカにいい顔するためだけに、そんな法律作っちゃっていいわけ?大義名分はあれこれあるだろうけど、私にはアメリカに対する見栄にしか思えない。そう思ってる人はたくさんいると思うけど、何か政治家の利益だけで勝手に決められてる感じがして、非常に腹立たしい。

自衛隊は今年、軍備費を大幅に増やしているし、自衛隊員は今回のテロよりもずっと以前に、戦争が起こると言っていた。軍備費の大幅増は、そのための準備だと。

小泉を首相にしたのも国の予定どおり。その小泉を先頭に、日本国は戦争をしたがっていたのかも。何かの黒い裏事情のために。その件の詳しい事情に関しては、立花隆さんとか、落合信彦さんとかにまかせるとしても、私としても、かなり疑っている。

小泉の写真集など買って、呑気に眺めてるお母さんたち、そんなことしてる場合じゃないって!
あなたの息子が、戦地に送られて行くようになるかもよ。
あなたの住んでるところが、広島や長崎のようになるかもよ。
写真集など捨てて、戦争に反対しなさい!

たしかにテロは卑劣な行為だけれど、それに武力で報復するなどは、まるで幼稚な子供のケンカだ。これからは、知性を持った大人として、地球全体のことを考えるべき。一国の利益だけしか考えられない指導者では、不適切。

でないと、そのうち神が(宇宙人かもしれないが)必ず人類に天罰を下す、審判の時がくるだろう。


などと、ベビースターラーメンをぽりぽり齧りながら、憤っていた私であった。


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