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| 2001年09月30日(日) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／自負と偏見 |
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夕べ、テレビで『ユー・ガット・メール（You Got A Mail）』をやっていた。トム・ハンクスファンでもある私なので、もちろん見た。
メル友同士がどうこうというのはいいんだけど、巨大な本屋に反対してたキャスリーンなのに、その経営者であるジョーとうまくいって結婚とかしたら、そこの奥様になるわけでしょ？それってあり？
途中でメッセンジャーでチャットしてる部分があったけど、あれって同じメーラーを使ってるってこと？それとも、二人ともYahoo!とかのメッセンジャーに登録してたってこと？どうでもいいんだけど。。。ぐは！
ところでこの映画の中にも、ジェーン・オースティンの『自負と偏見』が出てきた。もっとも、映画の中では『高慢と偏見』と言っていたけれど。
原題は“PRIDE AND PREJUDICE”で、PRIDEには高慢という意味もあるし、登場人物のミスター・ダーシーは実際、最初は高慢と思われているらしいから、間違いとは言えないけれど、『自負と偏見』のほうがポピュラーじゃないのかなあ？
もちろんこの本は『BJの日記』にも出てきて、ブリジットの恋人のマーク・ダーシーは、『自負と偏見』のミスター・ダーシーからとったのだということがわかって、ミーハーな私はすぐ買った。
でも！この本は、そんなミーハーなものじゃなかった！
かの夏目漱石も、サマセット・モームもベタ誉めの名作だったのだ。この私の最も尊敬する２大文豪が絶賛しているのだから、もう間違いなく名作にほかならないし、私が買った新潮文庫の『自負と偏見』は、またもや最も尊敬する翻訳家である中野好夫さんの訳なのだから、面白くないはずがない。
（ちなみに私は、新潮社のYonda? Clubで、いつ読むかもわからない本を30冊買い集め、めでたく夏目漱石腕時計を貰った。）
●夏目漱石の場合
とりわけ有名なのは『自負と偏見』の書き出しの一節である。これは夏目漱石が口をきわめて激賞している。
●サマセット・モームの場合
「これといった大した事件は起こらない。それでいて、あるページを読み終えると、さて次に何が起こるだろうかと、急いでページをくらずにはいられない。・・・これだけのことを読者にさせる力を持っているものは、小説家として持ちうるもっとも貴重な才能の持主である」
すばらしい！
書き出しがつまらないと先を読む気にならないし、ベストセラー作家と言われている人の中にも、その手は結構いる。読者がよく我慢しているものだと思うんだけど。
そしてまさに「ページ・ターナー」についてのモームの言及！「ページ・ターナー」と呼ばれる作家が好きな私だけれど、なまじ間違った嗜好でもなかったのね、とほっとした。
読書の秋です（その前に私には食欲の秋が訪れている“天高く馬以上に肥ゆる秋”）。『ブリジット・ジョーンズの日記』を読み終えたら、ぜひ『自負と偏見』を読みましょう！夏目漱石とサマセット・モームと中野好夫と、そしてこのぐうたらな自負を持つ私が（余計か？）、偏見なく自信を持ってお薦めいたします！
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| 2001年09月29日(土) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／ぐうたらの極意的休日 |
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今日もぐうたら三昧。
布団に入ったまま、たまっているビデオを観る。
トム・ハンクス主演と勘違いして録画した、トム・クルーズ主演（ぶぶぶ！）の『タップス』と、ミシェル・ファイファーの『逢いたくて』の２本。
「永遠に愛してるよ」
なーんて言われてみたいものだ。あはあ〜！
それにしても、『逢いたくて』の主人公の男優、トム・ハンクスにスティーヴン・キングをかけたような、濃い〜顔だった。美女と野獣的組み合わせだ。
毎日ぐうたらしていると、日記のネタもなくなってくる。そこで、私がどんな日記を書いたら面白いか？というアンケートを取ってみた。
●めくるめく官能のセックスライフ
─そんなのが本になった日には、あんまりくだらなくて読む気がしない。（１０人）
●億万長者になり、ビル・ゲイツとも懇意になる話
─そうなってから言え！（８人）
●ベストセラーの翻訳をして、人気翻訳家・柴田元幸とライバルになる話
─がんばれ！その前に仕事しろ！（３人）
●愛と感動の夫婦愛
─夫が結婚したことを後悔している、不幸な不幸な涙の物語じゃないのか？（１人）
●２１００年宇宙への旅
─それまで生きてりゃいいけど。。。（２人）
つまりは、今日もコツコツと平凡な日常を書くしかないってこと。
そういうわけで、今日の晩ご飯のおかずは「アジの干物」でした！
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| 2001年09月28日(金) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／行方不明 |
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うしみつどきになっても、みずがめ座のペットが帰ってこない。
＜思いつく理由＞
・帰巣本能を忘れた（むむむ！）
・電車で眠りこけてクルクル回っている。（電車が動いてないって！）
・ホームからつき落とされて死んでいる（あり得る）
・帰り道に襲われて死んでいる（大いにあり得る）
・テロリストに狙われて、飛行機で突っ込まれた（うがー！）
・オネイチャンに誘われて帰れずにいる（真実味あり）
・オネイチャンに悩みを相談されて、その気になっている（大いに真実味あり）
・オネイチャンにハダカを見せられて、わけがわからなくなっている（無理）
・同僚に「もう１軒行きましょうよ」といわれて断れずにいる（よくあること）
・社長にからまれている（あるある！）
・友達にばったり会って、つい時間を忘れた（たまには）
・小泉総理にばったり会って、政治論を戦わせている（小泉反対！）
・オサマ・ビン・ラディンとテロ計画を練っている（よせって！）
・急性アルコール中毒で病院に運ばれた（ありがち）
・自分の吐いたものが喉につまって、死んでいる（おえ！）
・単に帰りたくなかった（絶句！）
・ほか多数・・・
夜中に帰ってきたので、いろいろ聞こうと思ったら、
「ぐうたら日記でも書いてろ！」
の一言。ご機嫌ナナメのようだ。
悲しく、ひとり寝る。
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| 2001年09月27日(木) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／逆効果 |
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小鼻の黒ずみがすぐとれるタオル。
小鼻の黒ずみが驚くほどとれるパック。
ちょっと最近、小鼻の黒ずみが気になってたので、上の二つを買ってみた。
タオルは小さなハンカチ大で、濡らして絞ってこするだけっていうから、一生懸命ゴシゴシこすったら、３ヶ月早い赤鼻のトナカイみたいになった。しかも赤いだけじゃなく、すり傷だよ！そのあときず薬を塗ってる私。バカみたい！
数日たって、傷も癒えた今日、今度はパックをしてみた。
パックは、切手のように濡らすと役に立つしろもので、鼻全体を濡らして貼って（パックのほうを濡らしたんじゃダメなんだろうか？）、10分から15分待ってはがすとある。
それをしながらパソコンに向かっていたので、うっかり20分も過ぎてしまった。パックは体温で乾いてしまい、カチカチになっている。はがすのに痛くて涙が出た。おおかたはがしたところで、そうか、また濡らせばいいんだと気がついたが、時すでに遅し。またしても３ヶ月早い赤鼻のトナカイだ。しかも黒ずみはとれたけれど、皮膚まではがれてささくれている。ぎゃー！何の役にも立たん！
使用説明書はよく読んで使いましょう！
ところで、ジェフリー・ディーバーの『THE COFFIN DANCER』を読み始めた。内容はともかく、この人の顔が怖い。即頭部に毛がふさふさあるのに、真ん中はきれいにはげてるし（はげてるのが悪いってわけじゃないけど）、死神みたいな形相。
ホラー作家って、なぜか顔が怖い。スティーヴン・キングもこの世のものと思えないような顔だし（見方によっては笑えるけど）、あの顔だからホラーが書けるのか、ホラーを書いてるからあの顔なのか、はたまたあの顔だから、ホラーしか書けないのか・・・。
ジョン・アーヴィングと並んだキングの写真。どう見てもアーヴィングが純文学の顔で、キングがホラーの顔。どちらの顔も知らなくても、絶対に間違えようがない。
でも、こういう顔はまだいい。少なくともこちらが注意するから。そのうちいい人だとわかれば何の問題もない。
しかし、オサマ・ビン・ラディンみたいな、一見キリスト風な顔をしていながら、実は悪魔のような所業をする人間というのが怖い。キングも作品の中で言っているように、人間が一番怖いのだ。
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| 2001年09月26日(水) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／ドリンキングライフ |
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今日もまた二日酔い。少なくとも週に１回は必須。
二日酔いのたびに思い出すのが、ピート・ハミルの『ドリンキング・ライフ』。ピート・ハミルは映画『幸福の黄色いハンカチ』の原作者だ。
そのハミルが、昔は飲んだくれでどうしようもなかったらしい。その荒くれ話を綴った本で、結局お酒でぼやけた頭で過ごした時間は、何ともったいないことか！ということに気づいて、断酒するまでの話。
これを読む時には、よーし、これを読んだらお酒はやめようと思ったのだが、嫌いな翻訳家が訳していたからとか、どうもハミルとは性格が合わないとか、いろいろと難癖をつけて、これじゃやめられないわと人のせいにして、相変わらず飲みつづけている。
タバコとお酒のどちらかをやめなければならないとなったら、たぶんあっさりお酒をやめるだろうと思うのだけど。。。なぜなら、お酒自体はそんなに好きじゃないし、ハミルの言うように、頭がぼけた状態で何もできずに過ごす時間はもったいないと思うからだ。だけど、根が寂しがりやなせいか（？）酒場に行くのをやめられないってことなのだ。
それでも昔よりは「内面の安定」が身についてきたのか、飲みに行く回数は減った。「内面がボロボロ」だったときは、とにかく人に会って（仕事以外で）、何かおしゃべりでもしなくてはいたたまれなかったのだ。
お酒はカロリーが高いはずなのに、あの頃は痩せてたなあ。仕事の後輩には、「酒痩せしてる」と言われてた。今でもお酒を飲むとちょっと痩せる。たぶん、本当はお酒がものすごく身体に合わないんだろうと思う。医者にはアルコールを分解する酵素が足りないと言われてるし、お酒が飲めない体質だと太鼓判も押されてる。
なのに、なんで飲めちゃうんだろう？？？
それは生まれたときから、祖父がお箸に日本酒を浸して、赤ん坊の私に飲ませていたせいだ。
おじいちゃんには恨みがある！
お酒のこともそうだが、赤ん坊の時に太ももにおできができて、そのままにしておけばいつか治るものを、外科医だった祖父が「切ってしまえ！」と言って、自分でメスをふるったのだ。３センチほどもあるその傷が、今でもしっかり残っていて、事あるごとに恨めしい思いをしている。
聞けば、その時祖父は酔っ払っていたそうだ。その祖父にして、この孫か。ともあれＤＮＡはしっかり受け継いでいるようだ。お酒を飲むと気が大きくなってしまうなんてところは、祖父に負けてはいないだろう。
どうせなら、その脳みそのＤＮＡのほうも、もう少しわけてくれればよかったのに。役にも立たないことばかり遺伝してるよ、おじいちゃん！
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| 2001年09月25日(火) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／夢ニ夜 |
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こんな夢を見た。
夏目漱石の『夢十夜』の書き出し。一度使ってみたかったのよ。あはは！
で、こんな夢を見ちゃいました。
目の前にいるのは例のテロリスト、オサマ・ビン・ラディン。私の手にはなぜかライフルが！これでも一応私は射撃のエキスパートなのだ（これは現実。ちなみに射的ではない）。
誰かが早く撃て！と急き立てる。スコープを覗いて狙いを定めようとするのだけれど、全く定まらない。腕の力がないので、ライフルは支えきれないのだ。２２口径にしてくんないかな、と舌打ちするも、ラディンはすぐ目の前。今撃たなければと思うと、あせりばかりが先に立つ。
やっと引き金を引く。
ポン！
拍子の抜ける音を立てて出てきたのは、射的のコルク。なんで、本物のライフルに射的のコルクが入ってるわけよ？
しかし気がついたラディンが、ばかにした笑いを浮べながら、こちらに迫ってくる。もう一度撃とうとするが、ライフルは大きく揺れて、スコープも覗けない。これじゃ、バイアスロンにはとてもじゃないが出場できないな。冷や汗が出てくる。怖い！
「めし〜！」
はっと目を覚ますと、ダーリンが横にいて、私の背中を蹴りながら、お腹が空いたと訴えていた。
ああ、平和だ！戦争なんてするもんじゃない。
実際の戦地で戦っている兵士には及びもつかないが、その百万分の一くらいの恐怖は味わった。
なぜラディンの夢を見たか？
たぶん、オサマ・ビン・ラディンと、暗殺されたマスード氏のどっちがキリストに似てるだろうか？などとアホなことを考えていたせいかもしれない。
こんな夢を見た。
大リーグのニューヨーク・メッツにいる、元阪神タイガースの新庄。なぜか彼とデートしてる私。
新庄は大嫌いなのに、なんでデートなんかしてるんだろ？と思いつつも、優しいし、結構いい奴じゃん！なんて・・・。この時は、目が醒めたあと妙に恥ずかしかった。なんでこんな夢見ちゃったかなあ？
たぶん、こんな記事を見たせいに違いない。
「ボクもアメリカ人や！」
新庄が「テロ戦争」に志願した。
やっぱりアホや！
これまでにも、全然好きでもない人の夢を見てファンになったとか、気になり出したという経験がある。
その一人が、去年横浜ベイスターズを引退した駒田選手。巨人にいた時は大嫌いだったのだけど、夢の中ではやっぱりいい人だった。それに、ちょっとセクシーだったし。むむむ。
それ以来、駒田ファンになったのだけど、これにはダーリンもやきもちをやいていた。なんでだろ？
例えばシュワちゃん大好き！と言って、目に星をきらめかせて、映画の画面をくいいるように見つめていても、まるで意に介さなかったのに。
もしかして、シュワちゃんにはあっさり負けを認めるが、駒田には負けてないぞ！みたいな意識が働いているのかも。ぢ、ぢゃあ、新庄だったらどうなんだろ？
今日はダーリンが神戸に行ったので、夜はブッシュミルズをすすりに、どん底へ行く。久々に地下にもぐり、サンセくんとジュンちゃんと話しこんだ。PC関係で頼りになるのは、サンセくんだけだ。日記も見てくれてるらしいし、いい人だあー。
シャックリをし始め、お酒ストップサインが出たので、帰ることにする。サンセくんが生のレモンジュースを渡してくれた。キュっと飲むと、シャックリは不思議にぴたっと止まった。ほんと、いい人だよ。サンセくん！
あー、酔っ払ったあー！
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| 2001年09月24日(月) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／母は和風 |
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お、お・も・た・いぃぃぃぃぃ！
この日記サイト。普段から重たいけど（掲示板など開けたためしがない）、今日は一段と重さを増しているようだ。自分の日記に辿り着くのも一苦労。登録している人の人数分、サイトの体重が増えてるのかな。。。ぐふ。
今日は、昨日の疲れで１日ぐうたらしていたところ、母から何度か電話がかかってきた。
「あの“はんどあんどねいる”とかいう軟膏は、どこにつけるの？お茶の軟膏は顔でいいの？」
な、軟膏！？
頼むから“クリーム”って言ってよ。それに、ハンドとかネイルくらいの英語は知ってるでしょー！ちゃんと読めてるわけだし！
“お茶の軟膏”って・・・、そりゃたしかにお茶の成分が入ってるクリームだけどさ。そのセット、アメリカ製で、５０００円もしたんだから、も少しおしゃれに言ってくれないかなあ？
そう言うと、薬剤師の母は、「クリームの成分と軟膏の成分は同じだ」と言張る。そういう化学的な話じゃなくてさ、せっかくおしゃれな包みでおみやげに持って行った娘の気持ちも考えてよ！だ。
和風が悪いとは言わないけど、戦争中じゃないんだから、全て日本語にしなくたって！
いや、その母があって、この娘か。全て日本語に訳す習慣。そのＤＮＡが、今私の役に立ってるってわけね。
これは感謝しなくちゃいけない話だったかも？
それはそうと、実家の向かいの家のみっちゃんが、
「みましたよ。えへへへ」
と言いに来た。テレビに出演した時のことを言ってるらしい。げっ！母がバラしたんだろうか？それしか考えられない。かくいう母は、テレビに出るなんて恥ずかしい！みっともない！とえらくおかんむりだったはず・・・。
そして本人も、録画したビデオは「呪いのビデオ」として、早々に封印してしまっている。
だが、母にギャラの話をしたら、「あら！タレントもいいねえ」と、途端に意見が変わったようだった。
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| 2001年09月23日(日) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／お墓参り |
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お彼岸なので、実家にお墓参りに行った。車が使えなかったので、久々に電車に乗って。
天気も素晴らしく、もうコスモスも咲いていたし、夜は三日月がとても大きく見えて、田舎っていいなあと思った。
自分のいる場所はここではないと感じる毎日。実家の庭で、木々の間からこぼれる陽の光を見ていたら、私が求めていた光景は、ここだったのかと思った。木もれ日の中に、父の存在を感じたような気がして、胸がキュンとする。
自分が感じたいと思っていた空気と光は、父や母や弟たちと過ごした、過去のものだったのだ。それがわかった今、もう父が迎えに来ても、怖くないと思った。その光景が、自分の最もやすらげるものだったのだと気がついたから。
惜しみなく与えられる愛情に包まれていた過去。たぶんその時が一番幸せだったに違いない。
家の裏に大きなスーパーがある。普段近くに大型スーパーがないので、こういうところにたまに行くと、わくわくする。ダーリンのものをしこたま買い込み（なぜかデパートでは買う気がしない）、１００円ショップを漁り（ここの１００円ショップのリップグロスは、なかなか優れものなのだ）、電車で帰るというのに、大荷物になった。
夕食に、最近できたとんかつ屋に行こうということになり、母とダーリンと３人で出かける。
「エビフライが食べたい」
「いいから、とんかつにしなさい！」
なんで、食べたいものをたべちゃいけないのよ！
出てきたとんかつったら、厚さ５センチもある、巨大なしろもので、キャベツも丸々１個分も刻んだような量。ダイエットもなにもあったものじゃない。
「ほーらね！」
なにが、「ほーらね！」かわからないが、とにかく話のたねに見せたかったのだろう。たしかに、こうして話のたねにはなった。だけど、「太ったね」と言いながら、巨大とんかつを食べさせる親ごころに、合点がいかない娘だった。
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| 2001年09月22日(土) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／うらやましい仕事 |
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ＣＮＮ：どうやって体重を増やしたのですか？
レニー：あらかじめ計算されたものだったので、かなり退屈でした。お医者様に「この通りの食事をして下さい」って渡された食事メニュー通りに食べていただけです。今回の役で体重を増やすのは、毎日発音コーチについて英国訛りの英語の練習をしたのと同じ位、重要なことだったんです。だから、たまに自分から進んでキット・カットのチョコレートを食べてみたり、かなり積極的に体重を増やしました。
映画「BJの日記」の主役、レニー・ゼルウィガーのインタビュー。なーんてうらやましいお仕事なんでしょう！
私も今のところ、「かなり積極的に体重を増やしました」的ぐうたら生活。自分から進んでマヨネーズなめてみましたという毎日。しっかりと、しかもかなり積極的に増やしてます！
今日から「BJの日記」の映画公開だ。先週の土曜日には先行オールナイト。ダーリンもシュワちゃん的アクションものなら喜んで行くんだけど、さすがにこれは誘えなかった。あとでジムの友達でも誘って行こうっと。
ちょっと前に、サブナードのチケットぴあで「BJの日記」の特別鑑賞券を売っていたので、いつからですか？と聞いたところ、
「あれ、いつからだっけ？」
「劇場どこ？」
「あの猿のとこ」
「あ、猿のとこね。じゃ、それが終わってからだから、まだわかんないんじゃない？」
「猿だもんね」
「人気あるから、猿は！」
って、何の話よー！って感じだった。猿とはもちろん「猿の惑星」のこと。言うまでもなく。そんなとこで省略するな！
あんまりアホらしいので、買わずに帰ってきた。
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| 2001年09月21日(金) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／やっぱりダイエット？ |
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今日は朝から雨。
とにかく歯なしじゃ話にならん（しつこいって！）ので、朝いちで歯医者に電話。予約外でOKとのことだったので、再び行くことになる。
一応行くからには化粧をしていかなくてはならない。今週は毎日化粧している。普段は化粧が嫌いで、出かける用事がない時には絶対しないのだけど、毎日化粧するとなると、ほんとに疲れる。
OLのみなさん、ご苦労さまです。素顔でいられる生活って、ぐうたらな私にとってはやっぱり幸せ。
もっとも、してもしなくてもあんまり変わらんと言われているので、するだけ無駄か？とも思うんだけど。。。
ところで、昨日は１キロ強痩せていたので安心していたところ、今日は早くもリバウンド傾向。ニットの上からお腹がぽっこり。便秘だからよ、とコッコアポＡを飲むが、まるでびくともしない。う〜ん、なかなか手強い！
コッコアポＡは、病気のために運動ができない知人が、これを飲んだだけで７キロ痩せたというので、早速試しているのだけれど、私には全然効かないみたいだ。でも、毎日ちゃんと飲まなければダメよね、何だって。あはは。
ダイエット話と言えば、何と言ってもジェーン・グリーンの『ジェマイマ・Ｊ』。短期間に４０キロ以上も痩せたという話。それはそれでお見事だけど、この話は結構悲しいものがある。太っている時は見向きもしなかった男たちが、痩せたら即、「愛してる」と言うなんて、人権侵害じゃない？そんなことでしか判断されないなんて、あまりにも悲し過ぎる！
愛する人のために痩せたい、きれいになりたいという気持ちはよぉーーーーくわかるけど、それしか見てない男じゃダメだって思うんだけど。
痩せた、痩せないの結果じゃなくて、自分のために努力してる姿そのものを、かわいいと思ってくれる男じゃないとね。
私はなんで痩せたいかって？
そりゃ、今まで買った服が着れなくなって、ひじょーーーーに困っているから。それと、ずっとＭサイズの下着を買っていたのに、「お客さまは"Ｌ"でよろしいんじゃないですか？」って下着売場の店員さんに言われたのが、すっごく悔しかったから！
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| 2001年09月20日(木) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／ヘボ歯医者！ |
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今日は歯医者７回目（だっけ？）。
かなり重症の患者さんがいて、先生がかかりきりになっていたため、めちゃくちゃ若い助手の女の子が、私の仮歯を入れた。むむむ、嫌な感触。でもまあ、仮歯だから仕方がない。文句を言ってもしょうがないやと黙っていた。
夕食を食べる間も薬が染み出てきて、妙なスパイスがきいた食事になった。と思う間もなく、仮歯がとれたっ！
今夜はカキフライとサラダだったし、前歯では噛みついてないのに！せいぜいレタスをちょこっとかじったくらいだ。やっぱり助手じゃだめなのよーーー！！！
たしかにこれで死ぬことはないけれど、寝ている間に飲みこんでしまうと危ないから、外しておいたほうがよさそうだ。歯がないのと、歯を飲み込んで胃潰瘍になるのとでは、歯がないほうがましだ。
だけど、前歯のない寝顔なんて、百年の恋もさめるだろうな。。。ったく、どうしてくれるのよ！
今日もダーリンが遅いというので、昨日入れたブッシュミルズでもすすりに行くかと思っていたのだけれど、歯なしじゃ話にならん！ぶぶぶ！
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| 2001年09月19日(水) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／あたしのバカ！ |
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伊勢丹にて
店員「お支払いはどうなさいますか？」
私「ボーナス一括払いで！」
おいおい！誰のボーナスよ！どこから出るのよ！
毎日病院通いでストレスがたまっていたせいか、突然血迷って、つやつやでソフトな革の感触がたまらない、STRENESSEのバッグを買ってしまった！うがあ！
そもそも三越の「巨人軍応援セール」を見ていた時（ちなみに私は巨人ファンではない）、2000円のバッグを買おうかどうしようかと思い、10月に紀伊国屋のバーゲンがあるし、ここは我慢しておこうと諦めたのに、なんで伊勢丹に行ったら、その20倍以上もの値段のバッグが買えるわけ？？？
今月はカードを使いすぎてるし、支払いが大変だと知っていながら、どうしてボーナス一括払いなんか考えついちゃったわけ？？？
去年からうちは年俸制で、ボーナスの影も形もないっていうのに！どうやったら「ボーナス一括払い」ができるっていうんだろう。買ったあと、自分で自分を絞め殺してやりたくなった。
その上、もうどうにでもなれ！とやけになってしまい、H2O+の化粧品を、事もあろうに母のぶんまで買ってやってしまった。アロマテラピー用の香炉、お茶の葉、、ハンド＆ネイルクリーム、コスメポーチつきのカテキン入りクリームのセットを２つだ！
だいたい、母が使う化粧品はもう何十年と変わっていないし、アロマテラピーを理解できるかどうかも疑わしい。
自暴自棄になって三丁目のどん底に行き、1杯だけ飲んで帰るつもりが、いつのまにかブッシュミルズのボトルまで入れていた。
もうー！あたしのバカーッ！
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| 2001年09月18日(火) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／病院、病院、また歯医者 |
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ＫＯ病院での検査終了。特に異常なし。バンザーイ！
７月頃に救急車で運ばれて以来、事故や病気が相次ぎ、不幸と不運の毎日だった。そのため、病院、病院、また歯医者と、病院やつれしていた今日この頃。
先日やっと検査が終わり、今日結果が出て異常がなかったので、これでひとつ病院通いが減った。
ＫＯにはもう行かなくていいので、病院の最上階のレストランによって、食事をした。私も以前入院してたときは、たまにここに来たなあなんて懐かしい思いに浸った。そんなことは全然懐かしむようないいことじゃないんだけど、その時、ダーリンが一生懸命世話してくれたのを思い出して、ちょっと胸が熱くなる。ホロリ。
母が心配しているだろうから電話をしようと思ったが、暇な時にかけると、何を言われるかは容易に想像がついたので、なるべく忙しそうな時にかけた。よかったと喜んでくれたが、計画はうまくいって、余計なことは言われなかった。
その帰り、先日モバイル用にプロバイダを替えたので、サクラヤでメールのセッティングをしてもらっている間、紀伊国屋に行き、本購入。頼まれたものがあったのでそれだけ買えばいいのに、待っている時間がありすぎて、ついつい余計なものまで買う羽目に陥った。
買った本の中で最も注目しているのは、ダグラス・クープランドの『マイクロサーフス』。マイクロソフトから独立した主人公たちの、ユーモアあふれる物語らしい。
中身も興味をそそるが、面白いのは装丁。PBのような作りで中は日本語だが、横書きで左開き。ちょっと見は、タグ辞典とか、コンピュータのマニュアルのような作りなのだ。ビル・ゲイツは主人公ではないけれど、そりゃやっぱり名前は登場せざるを得ないし、楽しみな本。私はマックを使いたくないので、デザイナーをやめたと言っても過言ではないくらいのビル・ゲイツファンなのだ。
それとすでにもう読んでしまったのが、エドワード・ゴーリーの『不幸な子供』。これはもう最高！小公女のパロディなのだが、報われない不幸な不幸な少女の話。これは個人的お薦めレモニー・スニケットの「不幸シリーズ」よりもさらに不幸な話。ブラック好きの私にぴったりはまった。それに、人の不幸ってやっぱり密の味なのよ。くくく。
それから、ジェーン・オースティンの『自負と偏見』は、言わずと知れた、ＢＪも読んでいる古典の名作。ＢＪの恋人のマーク・ダーシーって、ここから取ったんだ！というわけで、早速購入してしまう単純さ。
家に帰ってＰＣを開けると、１０月に紀伊国屋の秋の洋書バーゲンがあるというお知らせ。
「秋のバーゲン」だって？
夏のバーゲンでしこたま買い込み、次は冬だと思っていたのに。。。そういえば、新宿タカシマヤの開店記念バーゲンに合わせて、紀伊国屋もバーゲンしてたっけ。すっかり忘れてた！うひゃあ！またまた散財しそうな予感。予感どころじゃなく、間違いなく散財する！
成長著しいウエストに合わせて、秋物の服を買おうかと思っていたのだけれど、これはどうしてもダイエットしないといけないみたいだ。今週からまたジムに行くよう、友達に電話しよう。
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| 2001年09月17日(月) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／マイコレクション |
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田中さんがドイツから帰ってきた。
おみやげはホテルのボールペン３本。
バンザーイ！なにしろドイツのホテルのボールペンは初めてだから！
そう、何を隠そう（別に隠してはいないが）、私はホテルの備品のボールペン・コレクターなのだ。
ホテルのボールペンはタダだから、迷惑にはならないだろうと、海外に行く知り合いには必ず頼むのだが、中には冗談だと思って持って帰ってくれず、かわりにホテルには何の関係もない立派なボールペンを買ってきてくれたりする人もいる。以前ドイツに行った人に頼んだ時には、ヘンケルの「じゃがいもの皮むき」が手元に来た。うげげげげ！
そういうわけで、やっとドイツのホテルのボールペンが手に入ったというわけなのだ。
ホテルの名前の入ったボールペンなど、こんなもの！と思う人もいるだろうが（大部分の人はそう思うだろう）、コレクションとはそんなものじゃないだろうか？
他の人には何の価値もなくても、集めている本人にはとても貴重なものなのだ。
そういったコレクション話で思い出すのは、大好きなＴ・コラゲッサン・ボイルの「ケツァルコアトル・ライト」という短編（短編集『血の雨』収録）だ。
ある男がありとあらゆるコレクションをしたあげく、ついにビールの缶を集めだす。世界中のビールの缶を集めたとき、メキシコの古代遺跡で「ケツァルコアトル・ライト」の缶が発掘されたという。イクスクラメーションマーク！それをめぐるコレクターの間で、とんでもない争いまで起きる・・・。
でも、ちょっと待って！そのメキシコの遺跡が遺跡になる前に、ビールなんてあったのだろうか？
たしかにビールは８千年くらいの歴史があるらしい。古代にも「仕事の後はまずビール！」なんて風潮もあったかもしれない。しかし、いくらなんでも缶ビールはないだろう。しかも「ライト」だ！
それって、例えば私がアウストラロピテクスが経営していたホテルのボールペンをもらったっていうようなものだよ。しかもグリップつきの！
でも、物語はいたって真面目。ケツァルコアトルに缶ビールなんてあるわけがないということに気がつかなければ、ただの欲張りな人間の話だ。だけど、こういう設定を大真面目に語るボイルって、ほんとに大好き。それにコレクター心理を見事についてる。この話の主人公は、これに凝りもせず、またヒマラヤの奥地に「イエティ（雪男あるいはアホ）」というビールの缶を探しに行くのだ。
そうして、私はドイツのホテルのボールペンを前にしてにやつく。さすがドイツよ。筆記用具もすばらしい！今度はイタリアを入れずに同盟を結ぼう！
しかし最近どこの国のホテルでも、ＢＩＣのボールペンが多くなってきたのが、ちょっと不満ではある。
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| 2001年09月16日(日) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／久々のデート〜・・・？ |
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ワハハ！キョウハヒサビサニ、だーりんトデートダッタ！
テユーカ、シンジュクニカイモノニイッタンダケド、カエリニHAVANAデノンダワケ！
だーりんトノムノハ、ホントヒサビサナノヨ。
ヤッパ、タマニハオトコトノムノモイイワ！キャハハ！
モウネル！
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| 2001年09月15日(土) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／内面の安定 |
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久々に、ラブ・ロマンスもの（『ハウスメイトの心得』ノーラ・ロバーツ）を読んでる。もうー、お互いに好きなんだから、早くくっついちゃえー！という、あのパターン。使い古された手法なのに、たまに読むと面白い。でも、この主人公はすごく積極的な女の子で、読んでるほうもどぎまぎ。一歩間違えれば、淫乱な女と思われそうなほどのアタック攻撃！『火星人と金星人』とかでは、女の子は気のないそぶりをしてたほうがいいって書いてあったんじゃなかったっけ？
さて、ブリジットもよく言ってた「内面の安定」。これって難しい。だいたい私の場合他力本願だから、人に期待して裏切られてがっかりして落ち込むというパターンが多い。そもそも期待なんかしなければ、がっかりもしないし、腹も立たない。だけど、「私はこうしてあげたのだから、きっとしてくれるだろう」なんて、どこかで期待してしまったりすると、まず９９％くらいは裏切られる（ここでいう「裏切られる」とは、法的にどうこうとかではなく、単に「私のはかない期待に応えてくれない」ということだ。相手には私の期待に応える義務は特にない）。
はなからそう思ってはいけないことは百も承知だけれど、そこはやっぱり生身の人間だし、キリストも仏陀もマホメットも信じていない私には、なかなか悟りの開けない難しいことなのだ。
裏切られたとまでは言わないが、年中がっかりして落ち込んでいることは事実。下手すると、『朗読者』の主人公の年上の愛人みたいに、絶望に打ちひしがれて、自殺でもしかねない気分になることもしばしば。で、そのたびに「期待してはいけない！」と自分に言い聞かせているのに、いつのまにか性懲りもなく、目に星をきらめかせて期待している自分がいる。
そんな私に、ダーリンが『聖なる予言』を持って帰ってきた。人類が精神的に進化していく話らしい。これを読んで修行しろってこと？むむむ。
他人と関わるってことは、ほんとにストレスが多いことだから、たしかに修行を積まないと、やっていけないかもしれないなあ、とぼんやり考える。『聖なる予言を実行するために』とかいう続編もあるようだし、「内面の安定」を目指して、ちょっと修行でもするかな。。。
少なくとも、相手のことを考えてあげられるくらいの余裕は持ちたいものよ。そういう意味では、恋愛小説も結構いい教科書かも。
ところで、お昼に食べたプチカップ丼＜ナムル＞。内容量150g。辛いもの好きの私は、ラー油をビシバシかけて食べて、味的には満足。だけどいかんせん、名前の通り「ぷち」な量。悲しいほどお腹が空いてきた。修行すれば、何も食べなくてもお腹が空かず、ダイエットもできるってな具合にいかないものかな。。。(^_^;
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| 2001年09月14日(金) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／今日もぐうたら |
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昨夜はタバコを買いに出たついでに、三丁目のどん底へ。
私のタバコは、近所で売っていないので、わざわざ三丁目まで行かなくてはならないのだ。というより、タバコは飲みに行くための口実といったところ。ダーリンがいないので、羽を伸ばそうという魂胆。
例によって１階のカウンターで飲んでいると、店の女の子のJUNちゃんが寄ってきた。
「デューク・ジョーダン中止らしいです。もうオジイサンなんで、死んじゃうかも・・・」
JUNちゃんとは、２４日にピットインで催されるジョーダンのライブに行く約束をしていたのだけれど、病気じゃしょうがない。代わりに日本人のミュージシャンがやるらしいが、それじゃ意味がないので、やめることにした。残念。唯一聞きたいジャズ・ミュージシャンだったのに。
今日は歯医者６回目。痛みもなくなってくると、歯医者に行くのがとても苦痛。毎回痛い思いをするのでは？とビクビクしながら、まじにストレスを感じる。
それに、昨日のお酒が残っていて、二日酔い気味。歯医者で吐いたらどうしよう・・・と思いつつ、夕方までゴロゴロとぐうたら三昧。気がつけば、NHKの英会話はまた聞き逃していたし、予約の時間まであと１時間。お酒くさいといけないので、急いでお風呂に入って、化粧もせずに行く。どんなにきれいに化粧したところで、結局は大口開けて、みっともない姿をさらすわけだし、どうでもいいや。ぶぶぶ。
出がけにみた夕刊に、前から気になっていたMIRA BOOKSが創刊とあったので、ついでに紀伊国屋へ行く。
あはは！MIRA BOOKSって、ハーレクインだったんだ！
「読むジェットコースター、上陸。」なんていうコピーだったので、すっごく期待していただけに、拍子抜けした。このシリーズはいわゆるロマンスではなく、サスペンスのシリーズのようだけど、それにしてもハーレクインに手を伸ばすのって、めちゃ恥ずかしい。でも「金星人と火星人」よりはましか？
でも、「ページターナー」とか、「can't put down」とかというコピーに弱い私。とりあえず３冊ほど買う。
願わくば、このシリーズにはまりませんように！なぜなら、月に２０冊も出るらしいから。これを読むのにはまったら、本を読みながら１日中ゴロゴロして、またぐうたら度が増すことは間違いないし。。。
そうなると、ウェブ・デザインだろうが、スーパーのレジだろうが、ティッシュ配りだろうが、何でもいいから外に出ろ！と言われそうだし、ささやかな私の幸せが、世界貿易センタービルのように、跡形もなく消え去るようなことになっては困る。私にとっては、それはもうハルマゲドンにも等しいことなのだから。
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| 2001年09月13日(木) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／あたしの仕事ってなに？ |
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「君の仕事、頼んでおいたよ！」
バンザーイ！さすが、出版社勤務のダーリン！いいとこあるわ！純文学？それとも児童文学？だけど技術系とか経済関係だったら、ちょっと遠慮したいなあ・・・。で、なに？
「ウェブ・デザイン！」
はあ？翻訳じゃないのぉ〜？
たしかにネットには致命的にはまってるけど、それを仕事にするほど、そんなに暇じゃない！・・・はず。
「片手間にできるだろ？」
ちょっとぉ〜！そりゃ以前はデザイナーだったよ、たしかに。で、ウェブ・デザインもできないわけじゃないよ。でも仕事となったら、片手間ってわけにはいかんでしょうが！例えスズメの涙でも、お金を頂戴するとなれば。
「勤務地は渋谷！」
ちょっと、ちょっとぉ〜！このぐうたらなあたしを外で働かそうってわけ？ますます片手間にはいかないよ！
外に出るとなれば、服も揃えなきゃいけないし、ゴムぞーりで行くわけにはいかないから、靴も買わなきゃでしょ？美容院へも行かなきゃだし、ええと・・・。あー、今更絶対無理だって！今更、人様の前に、このぐうたらでしまりのなくなった体をさらせと言うの！？そりゃ酷ってもんですだ、お代官さま！
この間の台風の時の、「今本読んでました」風の演技が見破られていたんだろうか？あんまりぐうたらなんで、業を煮やして、無理矢理外に出そうという魂胆なんだろうか？
どっちにしたって、あたしのささやかな幸せを奪う権利はないはず！あー、頭痛い！＜反射的仮病
ところで、母からの電話。
来週、姪の運動会があって、弟がどうたらこうたらで、嫁がどうしたこうしたという話。はいはい、そうですかと相槌を打つこと30分。その間に、５日間続いた「NHK英会話」を聞きそびれた。三日坊主にはならずに済んだと喜んでいたのも束の間、早くも挫折。情けない。。。
夕方、１時間ほど家の上空をヘリが旋回。うるさくてたまらない。ま、まさか、突っ込むところを探してるんじゃないでしょうね！？
しょうがないから、新宿三丁目あたりにでも飲みに行って、避難しとこう。
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| 2001年09月12日(水) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／米同時多発テロ─アメリカの不幸 |
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昨夜、アメリカが建国以来初めて、外部から攻撃された。同時多発テロという、信じられない事態。ニューヨークの世界貿易センタービルとワシントンのペンタゴンに、テロリストにハイジャックされた旅客機が突っ込み、貿易センタービル２つが崩れ落ち、ペンタゴンはいまだに燃えている。TVで見る画像は、まるでシュワルツェネッガーの「トゥルー・ライズ」みたいだ。こんなことが起きるなんて！最悪だ！FENの放送はものものしく、米軍は全て臨戦体制。すぐにでも戦争が始まるような感じで、いよいよ黙示録の予言の到来か、と恐ろしくなった。
今年の夏は、アメリカに行くつもりだったのに、不幸で不幸でしょうがないというくらいに不幸なできごとが重なり、医師から飛行機禁止令が発令されたため、結局行けなかった。もし行っていたら、この事態に遭遇していたであろう機会は３つある。
�．縫紂璽茵璽�でまさに貿易センタービルを見物している。
�▲凜 璽皀鵐箸暴擦鵑任い觝邁箸離献腑鵝Ε◆璽凜�ングを訪ねた帰りに、ボストン─ロサンゼルスのユナイテッド航空に乗っている。
��ペンタゴンで、ロズウェル事件などの宇宙人に関する情報の聞き込みをしている。
この機会が実現していた確立は、おそらく０％だ。
なぜなら、�，亡悗靴討蓮�朝9時前に見物に出かけるわけがない。�△蓮▲◆璽凜�ングの家を知らない。��については、全くの勘違い。
例え事態に遭遇していなくても、もし不幸が重ならなければ、アメリカに滞在していた可能性はあるわけで、それを考えるとぞっとする。しかし、不幸で不幸でしょうがないと思っていた事が、実はまさに幸運だったのかもしれないと思うと、いつも守ってくれるようにとお願いしている、亡き父の力を感じる。医師だった父らしく、私の体をもってして、行くな！と示していたような気がしてならない。
中東の争いは、何千年も昔から繰り返されているものだが、まるで理解できないので、やっと届いたレモニー・スニケットの不幸シリーズ第８巻を読む予定を変更して、旧約聖書を読んでみた。
モーゼの十戒にも、「人を殺してはならない」とあるのに、いったいどういう了見なのか。「目には見えないがたしかにそこに在る神」を信じていた祖先から生まれた者たちとは思えない所業だ。
彼らの国の事情は事情としても、今回の事態は全世界にとって、最悪のはじまりになるかもしれない。けれども、それは人類として、絶対に避けなければいけないことだ。
常日頃ぐうたらな私が、夜を徹して旧約聖書を読み、深く深く憂慮するほど、世界にとって事態は深刻であると思われる。願わくば、審判の日が訪れることがありませんように。犠牲者には、ただただ哀悼の意を表するばかり。
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| 2001年09月11日(火) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／ぐうたらでよかった |
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台風15号は午前9時30分頃、神奈川県鎌倉市付近に上陸。
東京も暴風雨圏内に入る。
仕事でやむなく大雨、大風の中を出かけて行くダーリンを送りだし、テレビで台風情報を見る。台風だろうが何だろうが、出かけなくちゃならない人たちは気の毒、と思いながら、あー私はぐうたらでよかった！としみじみ思う。
この低気圧だし、体調の悪い時期には、ぐうたらでも辛いのよねなどと思いつつ、二度寝に向かう。明け方まで仕事してたんだから、まあいいか。かすかに嫌な予感を感じたのだけど、シドニー・シェルダンの新作『THE SKY IS FALLING』を開くと、すぐにも睡魔がやってきた。これ、Amazonで星が３個半だったこともあって、結構退屈なのよね。
お昼頃、予感が当たって、ガチャガチャと鍵を開ける音。急いで枕の位置を直して、いかにも本を読んでました風に装う。玄関に出てみると、ダーリンがびしょ濡れで立っていた。クライアントの所から会社に行くのに、傘も壊れちゃったし、携帯も壊れちゃったしで、とりあえず帰ってきたらしい。ゆりかもめも動いてないかもしれないしね。
急いでタオルを出したりしていたら、まだちゃんと目が醒めてなくて、フラフラした。ダーリンがこんなに大変な思いをしてるのに、とかすかにうしろめたい気もしたけれど、「本を読んでました」風の演技は信じてもらえたらしい。
お昼ご飯に冷やしたぬきうどんを作ってあげて、なんとかご機嫌は損ねずにすんだようだ。ほっ！
こんな天気だし、もう仕事にいかなくていいのかなと思ったら、再びびしょ濡れの服を着て（着替えていったらまずいから）出かけて行った。ほんと、ご苦労さまです！
ほんとに私はぐうたらで、幸せ。雨と風が一番ひどい時に、ぬくぬくと寝ていられるんだもの。(^_^;
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| 2001年09月10日(月) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／台風１５号 |
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やっとＢＪの日記が作れた。バンザーイ！
この間、一晩中格闘したのは何だったのか・・・？
ともあれ、めでたく日記作家デビュー（？）となったので、お祝いにドンペリでも開けようか。＜どこにある？
今日は台風１５号まで、日記作家デビューを祝ってくれているらしく、盛大に雨と風をぶちまけてくれている。
ゆりかもめで通勤しているダーリンが心配なので、電話してみる。笑い飛ばされた。ついでに実家の母にも電話したら、例によって話はまるで関係のない方向へ。
「ぐうたらしていないで、老後のことも考えて、しっかり働きなさいよ！」
どんな話題で電話しても、必ずここに行きつく。わかってますよ、わかってますってば！
その上ダーリンまでが、「ゆりかもめは無事だから、飲んでくる」だって！ったく、どいつもこいつも、優しく心配してあげてるってのに、なんなのよ！
注：アルコールの量、増える可能性あり。
注２：今年の夏のメインは、8月の熱海の花火大会だったので、遡ってその日から日記を埋めていくことにした。
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| 2001年09月09日(日) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／とあるサイトの衝撃 |
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ゆめさんという人のサイトに出会った。
なかなか素敵なサイトなのだけど、ここ最近更新していないようだと思ったら、この８月に亡くなっていたそうだ。
７月に検査のため入院するといって、そのまま帰らぬ人になったとか・・・。詳細はよくわからないのだが、ご主人の一言が書いてあり、先日、亡くなってから丸ひと月たったことを知る。息子さんもいるそうだ。
どんな病気で、とかどんな状態でとかというのを知ることはできないし、その前から具合が悪かったのは間違いないだろうと思うのだけれど、そんな記述はどこにもない。毎日のように、どこかしら具合が悪いとぐちぐち言っている自分が、恥ずかしくなった。
自分の具合の悪さは、ネット上の他人には関係ないことで、見に来てくれる人は、そんな話を聞きに来ているのではないはず。目からうろこが落ちたようだった。メインのほうには、あまりそういうことは書いていないつもりだけれど、それでも気をつけなければいけないと思った。
これで思いだしたのが、OMEGUさんのこと。彼女も検査入院すると言ってサイトを閉じ、それきり連絡がない。彼女には、サイトを作り始めたばかりの頃に、すごくお世話になったのだ。バカみたいな質問をしても、丁寧にいろいろ教えてくれた彼女。まさか彼女も・・・と思うと、いたたまれない。もし、何かのきっかけで、これを見ていたりしたら、元気でいることだけでも知らせてほしいと思う。
だけど、自分のつきあいのある人が、例えネットの上の他人でも、突然亡くなってしまうというのはショックだろうなあ。もちろんご家族は、ショックどころの話ではないだろうけれど・・・。
私が突然そんなことになったら、ダーリンは私のホームページをどうするだろう？更新を続けることは無理だろうが、私の最後を伝えてくれるんだろうか？
少なくとも、メインサイトだけは、誰かにまかせられるようにしておかないといけないかもしれないなあ、などと真面目に考えてしまった出来事だった。
それにしても、今でもゆめさんの人柄をたたえる書きこみが絶えないというのは、すごいことだ。ネットなどで、人間の本質などわかるはずもないと思っていたのだけれど、それもまた間違いだったようだ。文章を書くなら、人が読んで感動する、心が和む文章を書きたいものだと思うようになった。天国のゆめさん、そういうことに気づかせてくれて、ありがとう！どうぞ安らかに！
「ＢＪ日記」。他にも日記は書いていて、あちこちにあっても仕方がないとは思うけど、これはこれで目的のあるものだから、しばらくは一生懸命書いてみよう。
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| 2001年09月08日(土) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／不幸は続く |
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昨夜の夕飯はさんま。で、大根おろしを作ってたら、勢いあまって、爪がはがれそうになった。いや、ほんとに中指の爪が４分の１ほどはがれていて、今日はコンピュータのキーを打つのも辛い！
それから、腰や背中が痛いとうんうんうなってたら、ダーリンが腰を揉んでくれた。とってもありがたいんだけど、ダーリンの指は細いので、豊満なお肉に食い込んで痛い。ううう〜ん。
夕方ゴルフの練習に行ったダーリン、帰りにお寿司を買ってきてくれたのは涙が出るほど感謝なのだけど、手巻きのお寿司は、歯の治療中で、前歯で噛みつけないあたしには、ちと辛いものがあったぞ！
前歯で噛みつけないと、いかに食べ方がみっともないか、何か食べるたびに嫌になる。それで少しは食欲も減退すればいいのに、そっちのほうは全然衰えないので、みっともないまま、食らいついている。あー、もうこれじゃ、お嫁に行けないわ！＜まだほかに行く気？
気晴らしに、あちらこちらに作ったサイト（メインサイト以外のお遊びページ）をひとつにまとめてみた。これで便利になったと思ったのも束の間、ポップアップ広告のサーバーなので、モバイルで開けない。仕方がないので、携帯用のサーバーに、文字だけ並べたやつも別に作った。二度手間だった。あー、バカみたい！
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| 2001年09月07日(金) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／立派な振袖 |
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夏の紀伊国屋の洋書バーゲンで、ペーパーバックの大型のトレード版を４冊も買ったので、邪魔になってきた。これまでに買ったハードカバーやトレード版も消化できずにたまる一方なので、とにかく早く読み終えそうなものから片付けることにした。
勢い込んで大判の本を買うたびに、自分の腕がゴムホースだったことを思い知る。基本的に寝転びながら読んでいるので、大判の重たい本だと支えきれないのだ。そのために腕を鍛えるのもバカらしいとは思うけど、最近自前の振袖もだんだん立派になってきたので、それをなくすためにも鍛えたほうがいいか・・・と思いながらも、今日もぐうたら。
ところで今日からまた、NHKのラジオ英会話を聞きはじめる。来年こそはアメリカへ行くつもりだから、耳ならしのため。現在の日常生活での英語の会話はほとんどないので、能力が非常に落ちている。英会話とダイエットなんて、暇な奥様の趣味みたいだけど、今の私には切実。１年後のアメリカに向けて、それがもしかしてハワイになってもだいじょうぶなように、会話上達とナイスバディーを目指す！つもり・・・。むむむ。
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| 2001年09月06日(木) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／人は見かけによらない |
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ああ、今日はまた歯医者だ〜！
あの先生、若くて見た目もいいし、口調も優しくていいんだけど、行くたびに信用が薄れていく。
「イーカンジじゃないですか？」
と言われた時には、絶句した。
ＫＯ病院の循環器の先生は、いかにも取りすましていて、最初はめちゃくちゃいやな奴！と思ったけど、こちらは逆に、そうでもないか・・・と思い始めてきた。結構おとぼけで、突っ込むとキョトン！とするのが、ぶぶぶ！だ。
一番いいのは、いつも行っている内科の先生。人間、けっして見た目じゃないよってことを如実に証明している、とってもいい先生なのだ（これって誉め言葉だろうか？）。ビートルズの弾き語りが趣味というのが、ストーンズ派の私としてはちょっと気に入らないんだけど、まあ、許せる範囲か。
というわけで、ぐちゃぐちゃ言っててもしょうがないので、さっさと行ってこようっと。
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| 2001年09月05日(水) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／スターバックスデビュー |
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あー驚いた！
主治医の先生が「人類の進化には宇宙人が手を貸している」説に賛成だって！
宇宙人肯定派の私としては心強いけど、意外だったなあ。医者なんて、科学的に証明されたことしか信じないんじゃないかと思ってたのに。
ちなみにうちの父は、ＵＦＯは信じているけど、あれはドイツが飛ばしているんだと言って、宇宙人説は否定していた。むむむ。
帰りに久々にソニー・プラザに寄って、文房具を仕入れる。結構文房具フェチなので、楽しいひとときだった。ブルーのインクのボールペンというのが、日本製のにはあまりない（あっても事務用って感じのものばかり）し、太字があまりないのも日本製の欠点。日本語（漢字）を書くのには、細字のほうがいいんだろうけれど、私は断然太字が好きだ！しかし、日本のノートは紙質が良すぎて、インクがのらない。ノートもあちらのザラ紙系を購入しなければならない。
その後小田急デパートへ。小田急に行ったのは、１０Fの三省堂の前にあるカフェがなかなかいいというのを聞いたから。でも人が並んでいて入れなかった。
仕方なく、三丁目のスターバックスへ。実はこれが、めでたいスターバックスデビューなのだ！
ジェーン・グリーンの『ジェマイマＪ』などにも出てきたこのカフェは、今や世界的に有名。『スターバックス・マニア』という本が出てるくらい。あまりコーヒーが好きでない私には、どうでもいいことなんだけど、一度は入ってみたかった。
外のテーブルに座っていたら、風が肌寒いほどだった。もう秋だ。
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| 2001年09月04日(火) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／あなたの気持ち |
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Lemony Snicket＜A Series of Unfortunate Events BOOK8＞『Hostile Hospital』発売！
今月こそは大人の本月間と決めていたのに。。。でも、すでに『The Doomspell（レイチェルと滅びの呪文）』を読んでいるので、のっけから破っている。スニケットの不幸シリーズも明日かあさってあたりには届くだろうから、とにかくそれを読んだら、「大人の本」月間にするぞ！
このレモニー・スニケットの＜不幸シリーズ＞は、個人的にいちおしのお薦めシリーズなのだが、先日第１巻（『最悪のはじまり』）の翻訳が出て、非常に・とても・かなり・無性に・限りなく・・・がっかりしてるところ。２巻目は出るんだろうか？成り行きが危ぶまれる。いくら原作が素晴らしくても、こうして闇に葬られてしまう本が、たくさんあるんだろうな。
さて今日は、ＫＯ病院にて心臓のトレッドミル検査。日頃運動していないので、めちゃくちゃ疲れた。だって、心臓病の疑いがあるんだよ！運動しちゃいけないって言われているわけだから、いきなりあんなキツイ運動させるなんて！本当に心臓病だったら、あれで死んでも不思議じゃない。ジムのランニングマシンよりきつい！
気分が悪くなったら言ってくださいって言われても、気分が悪くなってからでは遅いんじゃないだろうか？
それに、年中「ギブアップ？」と聞かれるので、なんだかプロレスでもやっているような感じになって、負けたくない！と思ってしまい、きつかったんだけど、「ギブアップです」と言えなかった。
そういえば、検査の予約をする時に、「これで死んでも文句は言いません」という念書を書かされた。だいじょうぶ！万が一倒れても、死に至る人は一万人に一人です。って、その一人になったらどうするんだろ？
帰りに紀伊国屋に寄り、アイリッシュパブでランチ。前回半分も食べられなかった、シーフードピラフのリベンジに成功！全部食べたら、さすがに苦しかった。リベンジだからって、苦しくなるまで食べるな！心臓で倒れる前に、胃拡張で入院しそうだ。
ところで！
朝病院に行くとき、タクシーに乗った。980円だったので千円札を出したら、なぜか120円おつりをくれた。「100円は気持ちです！」って、いったい何の気持ちなのよ？
「きれいな人に乗っていただけて大変光栄です」
って気持ちかなあ？うひゃひゃ！
自分で思ってる分には、誰に迷惑かけるわけじゃなし、そういう意味だったのだと思っていよう！あはは！
でも、100円か。。。ちょっと複雑。
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| 2001年09月03日(月) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／灰色の日 |
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たまには詩的に「みずいろな日」とか「グレイッシュピンクな日」などと書きたいものだけど、どう考えても灰色。
朝から曇りでどんよりと暗いし、夕方から雨だし、気分もなにかとむかついてるし、読書は進まないし・・・。やっぱり灰色だ。
こういう特別何の出来事もなく、ただ灰色な日というのがたまにある。かといって、もう大人なんだし、誰かにあたるわけにもいかないでしょ。あたりまくる人も中にはいるけど、それ、他人には関係ないことだし、あたられたほうはたまらない。なんたって「内面の安定」が大事よ！
で、解決法としては、秘密の日記を持つこと。
誰にも見せないけど、とにかく言いたい放題書く。人の悪口でもなんでも、誰がどう思うかなんて考えず、文章がおかしかろうが、内容がめちゃくちゃだろうが、ひたすら書く。もう自分の人格なんて完全に捨てて。そうすると、書き終わったときにはすっきりする。
でも、これで水に流してすっきりしちゃうんだから、私も安上がりだ。こうしてめでたく「内面の安定」が保たれるというわけ。
お願いだから絶対に「情緒的うすらばか」で検索したりしないでよ！Googleとかで検索してヒットしちゃったら、なんて考えると、こわーっ！
ところで明日から３日連続で病院通い。ふううう〜！
せめて明日は帰りに紀伊国屋にでも行って、目をつけているドイツ文学（先月我慢した！）を２冊買ってこようっと。
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| 2001年09月02日(日) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／語彙のかたより |
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現在『The Fourth Hand』、『The Doomspell』、『クラップ』の３冊を併読。
よく併読できるねと言われるけれど、それぞれ読む時と場所が違うので、まるで関係ない。むしろ併読は必要。内容も全然違うし。単語の意味などが、こっちでわからなくてもあっちでわかるなんてこともある。
でも最近児童書ばかり読んでいたので、語彙が偏ってしまっている。このあたりで修正しなければ。。。
児童書の翻訳は、子供がわかるように噛み砕いて日本語にしなくてはならないため、やさしい言葉ばかり考えていたので、難しい言葉が頭の隅に追いやられてしまって、無用の長物になり果てている。いかん！いかん！
意識レベルも１０歳くらいに下がってるぞ！
ところでもう９月だから、また運動でも始めようかと考える。ジムに一緒に行っている友達とは、８月は暑いからやめようよなどと軟弱なことで合意してしまったし、一方お腹まわりは成長著しい。そろそろ鉄の意志を持って、取り組まねば！なーんて思いながら、ゴロゴロしてちゃダメよね。運動が苦にならない人って尊敬するわ、ほんと。
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| 2001年09月01日(土) ■ |
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| シングルトンズ・ダイアリー／歌舞伎町の火事 |
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夜中１時半くらいに消防車の音が聞こえた。しばらくすると、テレビで歌舞伎町で火事という速報。お客さんが中に２０人ほどいるらしい。その後、救急車やヘリコプターが何台も。ヘリはおそらく新聞社とかTV局のものだろう。ものすごくうるさい。
今、２時半近くになるが、一向に減る様子はない。まだ燃えているのだろうか？混みあった歌舞伎町だから、非難するのも大変そうだ。逃げ遅れた人がいなければいいけれど、こちらは朝まで眠れないかも。。。
◆03:33:01
あれから１時間。まだひっきりなしに救急車が通っている。怪我人がたくさんでたのだろうか？女子医大か慶應に運ばれるのかな？かなり大きな火事だった模様。TVをつければニュースをやっているかもしれないけれど、ダーリンが寝ているので、見れない。歌舞伎町まで歩いていけるけど、わざわざ野次馬になる気もないし。。。それにしても、一体どれくらいのけが人が出たのだろう？救急車フル稼動だ。亡くなった人もいるのだろうか？
◆10:12:44
結局４４人死亡という大惨事になった模様。今もヘリが飛びまわっている。
◆19:06:12
母が心配して電話してきた。歌舞伎町に遊びに行ってたんじゃないかって。今でも男女交際はグループで、などと時代遅れなことをまじで言い聞かせる母なので（いくつだと思ってんのよ！）、歌舞伎町などという娯楽の街に出入りするなど、とんでもないことだと思っている。
もし電話が通じなかったら、身元不明者を探しに行かなければいけないのかと、真剣に思ってたらしい。ぶぶぶ。
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