2004年02月27日(金) 夢を見せて
やっぱり泣きそうになった。
あいつの前だとあたしは酷く弱い。
肩が揺れるのが分かった。
何故だかとても切なかった。
それが愛しさなのか、離れなければならない寂しさなのか
あいつへの理由の無い恐怖なのか。
どうして遠くに行ってしまうの?
ずっとそばにいて。
とてもとても好きなの。
だってあなたはいつも優しくて笑ってる。
あたし知ってる。
あんたの曲がった優しさ、ちゃんと知ってるのに。
本音も建前も全部見た。
それでも全部含めて愛しいと思う。
あの子を忘れろというのなら、あなたの前ではもう話さない。
優しさに甘えない。
甘えたくない。
もし、あなたが夢を叶えるなら、あたしもあなたと同じ場所で
同じ景色を見ていたいよ
ねぇ、あたしにも夢を見せて。
2004年02月26日(木) 奇麗事だけじゃ明日は掴めない
奇麗事だけじゃ、明日は掴めない。
泥にまみれて、たとえ水溜りに頭から突っ込もうが
あたしは此処いるのだ
もう誰にも譲らない
誰かの存在が、あたしは酷く怖かった
夜中の電車の窓から見える家の明かりが切なかった
この世界にはとてもとても沢山の人間がいる
それなのにあたしはとても近い存在のあの子を選んでしまった
あたしの世界なんて恐ろしく狭いのだろう
ずっとずっと切り取られた空を凝視しては、いつかこの手に掴もうと。
世界中の空を手に入れられたらどんなにか幸福だろう。
あの子といつまでも何かを共有していたかった。
今では空を見ることでしかそれをはたせない。
同じ時間に同じ空を見上げることがいかに幸せなことか
あたしは15になるまで気づけなかった
同じ空を見上げて
同じ歌を歌い
同じように笑えたら
1つになれないとわかっていながら
共有することであの子を手に入れようと
そう望まない日は1日だってないよ
2004年02月22日(日) 涙はとうに乾いた
何かを信じる力はとても強い。
何かを想い、背負うとき、あたしはとてもとても強くなる。
負けてはいられないのだ。
あたしの運命が見えているのはあたしだけだ。
だれもあたしの運命を背負ってはくれない。
あたしの人生はあたしにしか背負えない。
あたしの夢も重荷も、あたしが背負う。
あたしにしか果たせない思いがある。
だからあたしがあたしの人生を決めるのだ。
だからあたしがあたしのために下した決断に、きっと誰も不平は言えない。
傷を分かち合うことができたとして、
その傷は完全には消えない。
あたしが抱いて生きていくほかないのだ。
あたしが。
どんなに惨めでも、馬鹿らしくても。
あたしには手にとるようにあたしの未来が見えるから。
その夢のために行動できるのはあたしだけだ。
ほかの誰にもあたしの未来は見えない。
だからあたしは自分しか信じない。
あたしの作る道を歩けるのはあたしだけ。
一歩一歩
着実に
唇をかみ締めながら
あたしの辿った道
手は血にまみれて
涙はとうに乾いた
それでも歩いてきた
あたしの足跡は
何一つ無駄では無い
今に見ていろ
あたしは夢をこの両手に掴んでみせる
あたしにだって目はあるし
何かを掴む腕もある
あなたたちはそんなことも知らないの?
あたしのこの両目は
あなたたちの見ることのできない
あたしの未来を、ちゃあんと見据えているんだから。
2004年02月20日(金) 本命高校推薦結果発表
合格、でした。
めちゃくちゃ嬉しくて。
あたしの持っていた夢が、1つ、現実になった。
ずっとずっとあの高校で勉強がしたかった。
先生に「おめでとう」と言われて泣きそうになった。
別の先生にあの学校でトップをとれよ、と言われて笑顔を返した。
嗚呼、あたしはとても幸福な人間かもしれなくて
みっちゃんに、心からありがとうを言いたかった。
ECCは高校生になっても続けるよ。
だってあたし、とうとう英語、90を切らなかった。(多分)
あたし、春には高校生になることが約束されました。
でもまだ喜ばないの。
3月、発表の日、みんなで一緒に笑おうね。
2004年02月17日(火) あいしてる、という言葉
さりげない言葉や仕草に
よくわからないけれど泣きたくなった
屈託の無いあいつの笑顔は
恐ろしいほど綺麗なままで
あたしのように汚れてはいないのだと
あたしは何故こんなにも汚れてしまったのか、と
そうやって優しくするのは
あたしが惨めだからですか?
あたしが可哀相だから?
あいつの夢を聞くのが好きだった
夢は語るものじゃなく実現させるものだ、って
そう言ってるみたいに
ほんとうに“たまに”しか語ってはくれなくて
それでもあたしはあいつの夢を聞くのが、とても、とても、好きだった
ほんとうの笑顔であたしに向き合ってくれる優しさが好きだった
でも、その優しさに溺れたくなかった
あいつといるとあたしはとても弱くなる
弱くなって、溺れて、素直になれば、手に入るかもしれなくて
でもそんなもの手に入れたくないの
あいしてるって言葉が今でも苦しくて切ないよ
嗚呼、あたしをとぉくへ連れてって
言ってしまえば、その先が怖くて
あいつの声がとても好きだった
寝起きみたいな声で心の底から笑う声も
恐ろしく甘くて優しい声も
随分あたしを救ってくれた
あいしてる。
あいしてる。
あいしてる。
あたしがあいしてやまない全ての人に
あたしの声ではとても伝えられないけれど
それでもあたしはいつも
いつも、こころの中で
くるしいくらいその言葉を叫んでいたんだ
2004年02月14日(土) アメリカからの手紙
アメリカから手紙が届きました。
姉妹都市親善協会?の元会長みたいな人から。
あまりよくわからなかったのだけど、
会えるのを楽しみにしてるよ、みたいなことと、
君のホストファミリーもいろいろ準備してくれているよ、
みたいなことが書いてありました(まぁ適当な解釈なんだけどさ)
やっと実感がわいた。
あぁ、あたし、やっとアメリカに行けるんだ。
着々とあたしの夢はこうやって少しずつ現実になるんだ。
何一つ逃すものか、と、心から思った。
全ての夢を夢のまま終わらせるものか。
去年の大晦日の花火、あの子は此処にいなかった。
違う場所で違う空を眺めていて、隣には違う人がいたのだ。
それで構わないと思った。
あたしの心はあのひとにあげてしまった。
それは変わらない。
ならもうそれでいい。
此処に未練は無い。
もうあの子と花火を見られないのなら、
あたしももう2度とあの花火は見ない。
あたしも、行かないよ。
アメリカの空も空気も、あなたには教えない。
心はあげるけど
それ以上何一つあなたにはあげない。
あたしが違う国の空を眺めて
あの日の歌を歌う頃
あなたが少しでも後悔してくれれば良い
2004年02月13日(金) 合否結果通知書
大阪私学の通知がきました。
合格
だそうです。
ラッキーvvv
成績が上位何名かだったらしく、
「本校奨学金制度が適用されます」とかなんとかって。
入学金とかいろいろ免除してくれるらしいっす。
まぁ、第一志望が公立だから意味無いっちゃあ無いんだけどさ。
さて、推薦入試。
なにがなんだかわからなくて、リスニングのときパニックでした。
(パニクってたっつーかバグってた?)
でも面接もリスニングも一生懸命やった。
結果がどうあれ、あたしの思いは伝えたんだ。
あとは待つだけ。
ただ、ひたすらに。
待つのは慣れてる。
ゴールが見えるか見えないかは、あまり重要なことじゃない。
2004年02月12日(木) でも恐れない
明日は受験でっさー。
緊張、緊張。
でも、やるべきことは精一杯やったんだ。
悔いが無いと言えば嘘になる。
でも恐れない。
あたしにできる精一杯のことをして、
たとえそれが認められなくても
あたしはちゃぁんと知っているもの。
あたしが頑張ったこと。
あたしがどれだけ夢を叶えるために覚悟を決めたかも、
どれだけ泣いて、どれだけ強くなったかも。
あたしだけは全てを知っているから。
だから大丈夫。
ほら、まだ笑える。
あたしは来年のこの瞬間もきっと此処に存在しているから。
今は精一杯、頑張ろう。
遅すぎることなんて少しもない。
まだ、大丈夫。
来週のこの瞬間、笑えるように、あたしは今この瞬間、精一杯生きるだけだ。
2004年02月11日(水) あたしが愛しているのはあんただけじゃない
ひさしぶりにあの子の夢を見た。
そうしてやっぱり泣いた。
1人じゃないことはとてもすばらしいことだと思う。
でもあたしはその時とてつもなく1人になりたかった。
それは“あたしの部屋にあたし1人”とかそういう意味じゃなくて
この世界に存在する人間があたし1人であれば良いと思った。
存在していくことはとても難しい。
月日が過ぎれば過ぎる程、あたしのあたしに対する愛情は少なくなる。
愛情は他人に分け与えるもので。
家族とか、友達とか、先生とか。
あたしの関っていくすべての人に分け与えるもので。
それこそ一瞬目が合っただけの雑踏の中の人にも与えるべきもので。
でも愛情は無限ではなく。
限りがあるもので。
慈悲愛に溢れた人間はそれを惜しみなく全て与えるのでしょうけれど。
あたしは、あたしに対する愛が減れば減るほど泣きたくなる。
多分、生きてはいけない。
生きることは難しい。
生きていくことはもっと難しい。
社会の雑踏、渦に巻き込まれようとしていくあたしは
これから受験をし
社会の一員として生きていくのでしょうか。
そして死ぬのでしょうか。
忘却は人間を救う大切な行為だとあの本は言った
けれどあたしは
今のあたしの感性を忘れるのがとても怖い
忘却があるから精神病になるのか
忘却がないから精神病になるのか
忘却を恐れるあたしにはどっちでもいいと思った。
ただ、ただ、月日というものはあたしを残して過ぎていくから。
2004年02月09日(月) 頑張った。頑張る。頑張ろう。
あー。
ほんと、駄目。
S校の推薦の面接、全部英語ってどーよ!?
いいけどさぁ・・・。
もういいよー・・・。
泣きたいっつーの。
どうしてこんなに頑張らなくちゃいけないの?
あたし、はじめから飽きっぽいのよ。
負けず嫌いのくせしてさ。
もう飽きたの。
なにかに一生懸命になるのはとてもダサくてかっこいい。
そうしてあたしにはそれができなかった。
その結果がこのありさま。
苦しいんだ、ほんとうは。
なにもかも忘れられたらどんなに楽か。
あたしはとても馬鹿かもしれない。
でもあたし、とても一生懸命頑張ったんだよ。
誰も認めてくれなくたっていいの。
あたし、頑張ったんだから。
2004年02月06日(金) 他人の血ならもう見慣れた
どうしてこうなるんだろう。
いつも、いつも。
死なら何度も経験した、夢の中で。
地獄だってとうの昔にもう見ている。
罪を持って生まれてきて、償いにと罰をうけて生きている。
おねがいだからこれ以上あたしからなにも奪わないで。
欲しいものがあるならなんでもあげます。
だからもう、やめて。
あたしはこんなことを望んだわけじゃない。
お願いだからしばらくは今までどおりほうっておいて。
罰なら必ず受けると約束します。
だからもう少し待って。
今はほうっておいて。
奪わないで。
他人の血ならもう見慣れた。
あなたのためになどあたしはもう何もできない。
ごめんなさい。
だからどうかもう少し今のままでいてください。
S高大丈夫かなぁ・・・。
まじで胃が痛いよー。
先生には「入賞しといて落ちたら笑い者だなー!」とか言われるし。
もう散々。
“何故ベストを尽くさないのか!”精神で頑張ります。
未来は明るい!
・・・と、いいな(結局願望じゃん
クラスでは約1/3が進路決定しちゃったしさぁ。
頑張るしかないんだから、とりあえずは頑張る!
静香とあたしの両方が合格したら、パパが食事に行こう!だって。
県外へ連れ出してくれるみたいです(やりぃ!)
今頑張んなきゃいつ頑張るんだよって感じなので
とりあえず精一杯やろうと思います。
2004年02月04日(水) 今までで一番やべぇ
あたしのまわりはみんなS高校併願合格(あ、1人専願か)でした!
Kもとりあえず併願合格して、喜んでたよ。
今回の実力、勉強する暇なくて今までで一番やべぇとか思ったんだけど、
以外に良かったですv
クラスで3位だってよ!
まぁ1位の彼は誰も抜かすことはできないだろうし・・・ねぇ?
やっぱにっくんはすげぇよ。
T高校合格、おめでとう。
ま、T高校の問題で余裕で80点とれるんだから当然っちゃあ当然なんだけど。
さてさて。
あたしはどうなるんでしょぉ?
ずっと行きたいって思ってて。
そこに行けなかった時、あたしはどう思うのかな。
そういえば、H君があたしのことを「すっげかわいい」だってよ。
気持ち悪いと思ったよ。
そりゃあもう心から。
おまえなんかにあたしの何がわかるっていうのよ。
っつーかもう消えちゃって下さい。
あんたなんかにあたしのこと、どーのこーの言われたくない。
和歌山なめんじゃねぇよ(何
ほんとは今すぐにだって走りたかった。
ほんとは同じ空気を吸って、笑いたかった。
すごく沢山の言葉があって。
とても綺麗な言葉で飾られて。
でもほんとうはあたし、あなたが思うほど綺麗じゃないの。
どんな言葉も似合わないの。
あてはまらないの。
2004年02月03日(火) 求めないなんて嘘
テストずくめの日常はやっぱ辛いわけで。
同情されるのはごめんだ、と。
まるでそう言っているような目だった。
心からの薄ら笑いだった。
可哀相だとかそういうのを通り越して、少し怖かった。
あいつはああやって生きていくのだ。
あたしと同じだと思っていたのに、全然別の場所にいた。
嗚呼、そうか。
馬鹿みたいに愛だとか恋だとかに冷めていたあの時のあたしと同じか。
あたしはあんなに冷めた眼で笑っていた?
捻くれた性格は昔から。
応援してたのはいつもバイキンマンだった。
泣きたくなる。
あたしは何を掴む為に此処にいて
誰があたしを愛してくれる?
求めないなんて嘘。
あたしが思うのと同じくらい
あたしを愛してほしかった。
2004年02月01日(日) この道の先にあたしの腕に残るモノ
今日はECCの検定に行ってきま。
今年で検定も最後です。
先生のところへは来年も行く予定。
いつも思ってた。
あたしはなんて馬鹿なんだろうって。
人間なんて所詮空気を吸って酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出して
水を飲んで、食べ物を食べて、吐き出して
心臓がドクドク動いて血が流れていれば「人間」なのに。
それ以上なんかになってどうする。
口も耳もいらない。
切り取った窓から見えるあおい空だけを必死に求めればいいじゃない。
届かないものなんかないんだと思ってた。
空はあんなに遠かったんだね。
伸ばした腕にあたしは何を掴めるのか。
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After
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photo by nezi-shiki