うたかた...茅野かや

 

 

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目の前 - 2011年03月31日(木)

狭く、狭くなる。
見るものは、目の前の、
些細なこと。

些細だろうか、
こんなにも、
押し付けられて。

どこに、
遠くを、
見やるだろう。

こんなにも、
狭い場所で、
目の前を見ている。


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夕食 - 2011年03月30日(水)

夕食は、娘たちが作ってくれた。
帰宅したら、二人で台所に立っている。
親子丼、茄子と白菜の味噌汁、小松菜のお浸し、レタスときゅうりのサラダ。

美味しくいただきました。
でも、量の多いこと。
お腹がぷっくりと膨らんでいる。





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再び - 2011年03月29日(火)

どんな障害だったのか、日記が書けなかった。
再びの一人暮らしをしている。

今晩は、また娘とボーイフレンドがやってくる。
娘は、夕方に来て夕飯を作ってくれると言っていたのに、結局遅くになると。

しかたなく、自分で用意するしかないではないか。
会社帰りに買い物をし、古い野菜も使いつつ、なにか作る。
小松菜とじゃこのお浸し、揚げ、大根、白菜のお味噌汁、ゲソと若布の酢味噌和え、魚の西京焼き、トマト、りんご。


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にぎやかな後 - 2011年03月26日(土)

昨夜、娘がやってきた。
久しぶりに親子で夕飯を食べる。
魚が食べたいと、それはスイス以来相変わらずの好み。
一度入ってみたいと思っていた居酒屋に行ってみた。
魚は新鮮で美味しかったけれど、やっぱり飲み屋。煙草の煙はいただけない。

家に帰ってから暫くして、ボーイフレンドが来るというので、また駅に迎えに行く。

今朝は、納車に付き合ってもらい、車を引き取ってきた。
ちょっと恐々運転。まだ、スイスの癖で右側を走りそうになる。

昼食を一緒にインド料理店でカレーを食べ。
インド人のやっているお店。
二人は、ボーイフレンドの実家に行くと、去ってしまった。

少しのあいだ、にぎやかになったあと。
また、ぽつんと一人になる。




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急流 - 2011年03月25日(金)

時間は過ぎてゆく。
ただ、しないといけないことを、こなしてゆく。

ものごとは、あるがままに過ぎて。
急流に棹をさすような毎日。

落ち着きたい、と。
眠りに落ちる前に祈る。


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間違いだったかもしれない - 2011年03月24日(木)

奥さんは、明日も帰ってこないかもしれない。

地震もあれば、仕事のことも。
なにもかも、慌しく。
展望のないまま、少し前を見ながら、なんとか。
毎日のやりくりをしている。

ゆったりと過ごしていた、スイスの生活が懐かしい。

日本に帰ってきたのは、間違いだったかもしれない。


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疲れ - 2011年03月23日(水)

今朝の停電は回避されたので、ちゃんとエレベータで降りることができた。
会社は夕方定時後に停電とのことで、さっさと帰る。
明日の夜の予定は、まだ分からない。
いつまでこんなことが続くのか。

会社の仕事も、あいかわらずせわしないし。
特に精神的に、疲れがたまる一方。


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停電 - 2011年03月22日(火)

昨日も日記を書いたはずなのにどうしたんだろう。

昨日、今日と雨。
今朝はバス待ちの列がひどくて、結局三台目で乗ることができた。
燃料不足とのことで、休日ダイヤが続いているのだ。

計画停電も続いている。
毎日予定がどうなるかを見ながら一喜一憂する。
今日は、自宅の区域は昼間の間だったし、夜の二回目は回避されたのでよかった。
会社の地域も、朝、と午後のどちらも回避。
しかし、自宅は明日の朝は順番になるう。さて、実施されるかどうか眠る前にチェックしなくては。


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黙示録的世界 - 2011年03月20日(日)

日本では地震。
リビアでは戦争。
アフリカも平和ではない。

どこからか、世界にひびがはいったのか。

空が黒雲に覆われてきたけど。

昨夜、仙台の友人と連絡がとれて安心した。
今日は、東京の友人に逢いにいった。

ちゃんと生きてゆくんだよ。


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暖かい日 - 2011年03月19日(土)

今日の停電はないとのこと。助かった。
夜の予定だったから、暗闇のなかでどうしようかと思ってた。

昼間は暖かかった。
買い物で行ったりきたりの、最初は着ていたセーターを脱いで。

カセットコンロとボンベ、ペンライト、スパゲッティ、シーチキンを買えた。
一人の夕食は、残っていたおでん、買ってきたお惣菜の卯の花と中華サラダ。
それに、小松菜のお浸しとお味噌汁で。

奥さんとは、一日中携帯メールで連絡を取り合う。
便利なこと。

さっき、また揺れたよ。いつまで続くのかしら。


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だだっ広い - 2011年03月18日(金)

奥さんは、この週末実家へ避難してしまった。
一緒にと言われたけれど、月曜日から仕事でもあるし、残ることにした。
とはいえ、計画停電の毎日、居心地がいいわけでもない。

まだ家具も届かない家に、ひとりでいると、さらにだだっ広い。
それに静かだ。


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停電情報 - 2011年03月17日(木)

停電情報に振り回される毎日。
公開される地域のグループの中でも、実は停電されるのと、されないのと。
その詳細がわからない。

今日は、うちのグループは、午前と午後、停電するはずだったのに、なかった。
グループ内の、どこが対象なのだという情報は、東電のサイトでも見れない。

ちゃんと、知らせて欲しい。


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余震 - 2011年03月16日(水)

今日は、鉄道も制限つきながらも運行を延長し。
オフィスにも人が増えた。
計画停電は実施されているものの、なぜかオフィスはいつも免れている。
家は、今日の昼間も予定通り停電したそうだ。

お米とか電池とか、ずっと不足している。
ガソリンスタンドでは長蛇の列になっている。

余震は今日は昼間にあった。
時々、そうでないのに揺れているような気がすることがある。

夕方は歩いて帰った。
奥さんが、マスクをしろとうるさいので、そうしたらメガネが曇って困った。

毎日のように、スイスから心配のメールが届く。
返事をするのにドイツ語の勉強になっている。


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停電の日 - 2011年03月15日(火)

会社には、今日も同じ顔ぶれ。
朝のバスは、しばらく休日ダイヤでの運行となっていた。
鉄道は今日も止まっているから、乗客が少ないための措置かと思ったら、燃料不足のためだとのこと。

会社は、午後に停電の予定だったけれど、実施された地区からは外れていた。
でも、夕方から夜の予定区域の家は、ちゃんと停電していた。
帰宅のバスを降りた駅前は、停電地区ではなくて、コンビニも飲食店も開いていたが、家の方に向かって駅の反対にまわると、街は暗くなる。
いつも通る商店街の通りは街灯もなくて真っ暗。
大きな道路に沿って歩く。
途中で、停電中でも営業中と断り書きのある店もある。
信号のない交差点では、警官が交通整理をしていた。

マンションでは、管理人が階段の下まで懐中電灯で案内してくれて、その後携帯電話の灯りを頼りに9階まで上がった。

家についてすぐに、電気が回復した。
もう少しゆっくり帰ったらよかったのかも。


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計画停電 - 2011年03月14日(月)

鉄道が止まっているので、ほとんどの同僚は自宅待機。
オフィス近くに住んでいる、わずかな人だけがオフィスに出た。
計画停電で、夕方電気が止まると、午後三時に全員退社。

帰りに、ラジカセの電池を買いたいと探したけれど、どこにもない。
食品も、スーパーの棚から消えていた。

うちの計画停電のグループは、実際には実施されていない。
明日は、どうなるのか。


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食材 - 2011年03月13日(日)

時々揺れる。

先週にバスから見えた農協のスーパーに歩いてゆけそうなので、散歩ついでに出かけた。暖かい一日になり、途中でコートを脱いだ。

店では、セリなどを買う。
街中のスーパーでは見かけないいろんな種類の野菜を売っていて、量も適量で安い。

今晩は、独活の酢味噌和え。セリのお浸し。水菜、大根、きゅうりのサラダ。きのこと葱のお味噌汁。豚のしょうが焼き。
食材は、日本のものはいい。
でも、ラディッシュ、セロリ、チコリなどの西洋野菜は、やっぱり高いし少ない。


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リズム - 2011年03月12日(土)

地震の後、ここは平安。
ニュースで見ると、とても大変なことになっている。
原発の事故の行方が心配。

買い物に行き。
洗濯物を片付け。
散歩にも行き。
料理をして。

スイスと同じような。
生活のリズムに、なりつつある。


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地震 - 2011年03月11日(金)

仕事中に揺れる。
1階なのに、なんという揺れ。
繰り返される揺れに、少々不安になった。
奥さんと娘に、携帯メールを入れ、奥さんからは、すぐに返事が返ってきた。
娘は、後で電話が繋がって。
どちらも無事と知って安心する。

残業して帰り、最終バスは渋滞で時間がかかるというので、歩いて帰る。
歩ける範囲に家があるというのは、なんという幸運か。
30分くらいで帰り着いた。

スイス、ドイツの友人たちから、地震を心配するメールが届いている。
大丈夫と返信をして。
ありがたいと、思う。



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不便 - 2011年03月10日(木)

今月末くらいに船便の家財が到着する予定だったのだが。
現在の状況を訊ねてみると、遅れているという。
船が着くのが今月末で、それから横浜に回って通関になり、結局4月の半ばになりそう。
不便は、まだ当分続くということ。



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落ち着くまで - 2011年03月09日(水)

台所の水栓とウォシュレットの水漏れがやっと直った。
工事当日の今朝、洗面所の水栓からも、水が滲み出てきているのを発見し、直してもらうことになった。
とにかく、入居以来いろいろな問題があって、修理などに時間がかかっている。
立地がよくて、通勤にも買い物にも生活の不便はないのだけれど。

まだ家財道具も届いていないし、落ち着いたとはいえない。
会社も、慣れてきたとはいえ、やはり、長く勤めたい職場とは思えない。

落ち着くには、まだまだ時間が必要だろう。


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夢の課題 - 2011年03月08日(火)

いかにも仕事に関連した夢を見る。
明日会社に行ったらチェックしなければ、と思っている課題。
現実には、そんな課題などないのだが。
これも仕事のストレスか。

曇り空、風。
この地方は山からの風が吹く日が多いのだろうか。


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雪みぞれ - 2011年03月07日(月)

雨の降る音を聞く。
外の音が結構よく聞こえてくる。
窓の外を見ると、雪のようなみぞれのような。
通勤で外に出る。折り畳みの傘では心もとないほど、風と一緒に降ってくる。
袖を濡らしつつ歩む。

暖かい日と寒い日、雨の日もあり。
そうして、少しづつ春へと近づく。


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里山歩き - 2011年03月06日(日)

市のハイキングコースを見て、一番近いところに行ってみた。
昨夜に作ったおにぎりとおやつを持って。
朝9時半に家を出て、バスに乗る。
結構急な坂を上って里山の山頂に出て、明治天皇御行の碑などがあり、雑木林の尾根を歩く。途中に小さな祠があったり。出逢ったおじさんたちと会話をしたり。

一時間ほどで麓に着いてしまったので、またバスに乗って、もうひとつ奥まで。
そこでも、里山の尾根を歩き、お昼を過ぎてから戻ってきた。

やっぱり自然の中を歩くのはいい。

夕飯にみょうがご飯を作る。
日本に帰ってきた甲斐がある(笑)



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ふっくら - 2011年03月05日(土)

駅前に、お菓子屋さんがある。
量り売りで、懐かしいお菓子を買える。
そばぼうろ、かりんとう、たまごぼうろ、あられ、いろいろ。
ピーせんと、そばぼうろが、お気に入りで、食べだすと止まらない。

日本に帰ってきて、絶対太った。体重計が、まだ届かないから、分からないけれど。食べ物が、美味しいのだ。

お腹が、ふっくらしてきた。


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職場 - 2011年03月04日(金)

一日忙しくしていた。
また、夜遅くまで。
引継ぎもなかったような仕事も、なんとかこなしつつ。
学ぶことも多いし、技術的にも新しい知識を吸収している。
職場に馴染んできたことは実感する。

それでも、長く勤めたい職場とも思えない。
仕事中心で生活をしたいとは思わない。

未だに、スイスからも、ヨーロッパからも、仕事の案内は来る。
日本のエージェントからも。
もう一回くらいは、転職してもいいと思う。
するなら、日本企業ではなくて、ヨーロッパ企業に。



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まだ不便 - 2011年03月03日(木)

今朝は晴れ。ベランダの窓から、向こうの山並みが美しい。
山の上のほうが白い。
晴れた代わりに冷え込んだ。

仕事は忙しい。気が抜けない。
家に帰るとほっとする。
けれど、家具もない仮住まいで、まだまだ不便。


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間食 - 2011年03月02日(水)

クッキーやチョコレート、キャンディをビニール袋に詰め合わせて会社に持ってゆく。小学校の遠足みたい。
仕事をしながら、ついつい食べてしまう。
太ったかもしれない。
まだ船便が届かないので、体重計がない。
体重を量るのが怖いような。


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まだまだ - 2011年03月01日(火)

今朝も少し雨。夕方にも、また雨。

平日、自分で料理をしなくてよくなったのに、なぜか時間がない。
机も椅子もないので、いろいろ不便。
まだしばらく落ち着かない。
仕事も、まだまだ、落ち着くまで時間がかかりそう。


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