もうら5月も終わり…。 時の流れが早く感じます。
ここ最近、(良く言えば)マイペースに暮らしていたので、誰かから不意をつかれると対応しきれません…。 ついていけない…やばい…。 いまどきの子は〜とか言いたくないけど…言っちゃう年頃。
ああ〜ダメ人間じゃ〜。
ついて行けねー!!!
GW休暇を利用して宮崎旅行に行ってきました。 久々の姉との旅行。ずっと行きたかった宮崎。
・到着した宮崎は雨 天気悪いとは聞いていたけど、本当に雨…南国気分は少しお預け。 宮崎ブーゲンビリア空港は明るい色の花々と南国情緒溢れる植物たちが迎えてくれました。
・相棒はポルテ レンタカーを借りる。黒いポルテ。初めてのスライドドア。長い道中よろしくね。 最初は姉に運転してもらう。 嵐をBGMにレッツゴー!
・東九州自動車道 開通したばかりだという東九州自動車道を走る。GWなのに空いていて快適! どこまでもどこまでも山が続く。
・チキン南蛮 延岡でお昼休憩。チキン南蛮を食べる。天気が悪くて街は静かなのにどこの店も混んでいてなかなか入れずやっとの思いでありつく。 柔らかくて…おいし〜〜〜。感動です。 (宮崎の人は“やわらかい”を“やわい”って言うんですね!)
・天翔大橋 高千穂峡に行く途中で看板を見つけたので立ち寄る。 日本一高いアーチ橋…とのことで数々の土木関係の賞を貰っているそうな。 確かに高くて歩いて下を覗いてみたけどくらくらしました。 風が強くて折りたたみ傘がひっくり返る。
・高千穂峡 高千穂峡も雨。臨時駐車場に車を置いてシャトルバスで移動。 小雨が降ったり止んだりする中、散策する。ガイドブックの写真より綺麗な渓谷が現れる。感動! 高千穂の土で作られた勾玉が売っていたのですがあいにくふたりとも小銭を持っておらず無人だった為断念…。欲しかったなぁ。 高千穂峡から高千穂神社まで歩く。 なかなか長くアップダウンの激しい道のり…人もまばらでした。 ぜいぜい言いながら神社に到着。古くて趣のある社。 一度駐車場まで戻って今度は車で天岩戸神社へ。 少し歩いて天安河原へ。ここはあの天照大御神が岩戸に閉じこもってしまったときに神様たちがどうしようか相談したところだそうです。川沿いを歩いて行くと左手にぽっかりと大きな洞窟があって、祠とたくさんの石が積まれていました。圧巻の景色。よく見ると川の上流の方にも積まれた石が並んでいて、言葉を失う景色でした。
・旅館で一泊 歩き疲れて旅館へ。フロントで夜神楽には行かれますかと聞かれたけど、疲れ果てていたのと明日の朝も早いので断念。雨だし…寒いし…ごにょごにょ。しかしこれが英断だった!!
・国見ケ丘 朝、5時に起きて雲海が見られるという国見ケ丘へ。 すごいよ、私たち5時に起きた!とはしゃぐ姉妹。そりゃ前日9時過ぎに寝たからね!! 道に迷いながら(…)国見ケ丘に到着。 雨は上がっていて朝もやに包まれた山々が見える。雲海にこそなっていなかったものの、それはそれは美しい朝の風景でした。 これは神様も舞い降りるかもね…と姉妹。 前の日にAコープ(町にはAコープしか店がなかった)で買ったヨーグルッペを飲みながらしばし見惚れる。 それにしてもヨーグルッペは本当においしいですよ!今回はアップル味を発見してテンションMAX。 旅館に戻ると旅館の人がマイナスイオン出てたでしょ〜と迎えてくれました。
・馬ケ背、クルスの海 ガイドブックを見ていたら宮崎市に戻る途中に馬ケ背とクルスの海があったので立ち寄ることに。 海が…青い!!!!晴れてよかったー! 普段、海とは縁遠い地に住んでいるので興奮します。本当にきれい! 馬ケ背は柱状節理のリアス式の海岸線(引用)で火山による地形だそうです。断崖絶壁、さらにそれが入江となって食い込んでいるのです。見たことのない地形に驚きです。 クルスの海は、十字架の形に浸食された海でロマンチック。ラブラブなカップル向けです!
・お昼は海鮮丼! たっぷり海を見たあとは海鮮丼!ということで近場の門川町というところの漁港で海鮮丼をいただく。 海の近くって少し生臭いイメージがあったんですが、不思議と宮崎の海辺は微かな潮の香りがするだけなんですよね。どうしてだろう。 漁港には鯉のぼりが泳いでいました。 海鮮丼おいしかったです、とくにイカがおいしかった〜。
・青島亜熱帯植物園 ぐ〜んと戻って青島へ。 さすがにGW!青島付近は渋滞していました。近くのこどものくにという施設が人気らしくそこへのお客さんでも混んでいたのかな。 植物園は新築中…ということで現在使われている方が無料開放されていました。この植物園は私たちが宮崎に興味を持ったきっかけである『ひまわりっ!』という漫画に出てくるのでぜひとも行きたかった場所であります。 ここのベンチにアキコとケンイチが座ってたのかー等、楽しかったです。
・青島神社、鬼の洗濯板 青島神社はその名の通り、島にある神社。神社の中にはビロウの林があって暑い日でしたが中はとても涼しかったです。 ひもを結ぶと願いが叶うというおまじないみたいなことをしました。願いの種類によって色を選ぶのですがわたくしはピンクの縁結び…。 青島は鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩で囲まれています。固い岩とやわらかい岩が重なりあっている層が露出していて、長い年月をかけて浸食され固い岩だけが残ったためしましま模様になっています。これはまったく見たことのない光景でした。次の日に行った日南の海岸にも同じ地形が見られました。
・シーガイア、オーガニックナイトマーケット シーガイアに宿泊ではないけど、植物園でチラシを見つけて行ってみることに。 青島から見えた高層ビルはシーガイアのシェラトンホテルでした。シーガイアはザ・リゾートという感じで高級感溢れておりました。ちょっとお邪魔しまーすと何食わぬ顔で入り込む姉妹。 オーガニックナイトマーケットはその名の通り、あらゆるオーガニック製品が売られたり、アルマオイルを使ったマッサージコーナーがあったり、民族音楽のライブをしていたりたくさんの人で賑わっている催し物でした。 気になるものがいっぱいあってお土産やら自分の物やら色々買い込んでしまった。とくにオーガニックコットンを使用した靴下等を売っているブースで姉が色々買ってました。お店の人達もみなさん自然で穏やかな感じで、心地よい雰囲気でした。
・地鶏の炭火焼 宮崎市内にホテルを取っていたので、歩いて市街地の居酒屋に行きました。 どこも混んでいて当初行く予定だった店には入れなかったのですが、ひょこっと入ったお店が落ち着いた雰囲気のいいお店でした。 そこで食べた地鶏の炭火焼がおいしいのなんの…。さらに新たまねぎ、初がつお…おいしい!おいしすぎる!!宮崎おいしすぎる!! せっかくなので焼酎を…と飲みやすいものを教えてもらいました。出てきたのが「飫肥杉」日南市で造られている焼酎で、まろやか〜で焼酎初心者の私もついぐいぐい飲んでしまうお酒でした。おみやげで買いました。 カウンターで飲んでいたのでお店の人とお話したときに酒の力を借りて『ひまわりっ!』を読んで来たことを伝えたのですが、お店の人は「?」状態でした。あっれー????予想外でした…。しかし宮崎の人は本当に優しい…。口調がのんびりしている。
・堀切峠 最終日も晴れ!この日は7時に起きたのですが、朝から日差しがすごい!7時の日差しではなかったです。 日南にある鵜戸神宮を目指す途中にあった堀切峠に立ち寄る。ここでのオーシャンビューが最高!宮崎に行く人全員に教えたいです。 180度以上海!!!そして綺麗なブルーに感動です。 驚くべきパノラマがそこにあります。ぜひ!
・鵜戸神宮 鵜戸神宮は昔からある参道と足腰弱い人向けの新しい参道があります。売店の方に昔からある参道を勧められたのでそちらから行くことに。石段が苔むしていて雰囲気抜群。 鵜戸神宮に到着すると海と赤い鳥居のコントラストに南国を感じます。社は岩の下にあって、ひんやりと心地よかったです。岩を清水が伝っていて神秘的。その水はむかしむかし女の神様が離れなければならなかった子供の為におちちを残していったものが今も清水となって伝っている…そうです!すごい!神秘的!他にも国家安泰を祈願している不動の石等、色々あります。 鵜戸神宮の眷属はうさぎさん。キツネとか狗とかよく聞きますけど、うさぎってかわいいなぁ。うさぎにまつわるお守りを買ってしまいました。 本殿とは別に波切神社というところと吾平山陵というところがあり、後者は宮内庁管轄の神域だそうです…。もうとにかく歴史と神秘の場所ですね。
・豊吉うどん 宮崎市街に戻って昼食。『ひまわりっ!』で「宮崎のうどんはふわふわ」とあったので実際に食べてみました。本当にふわふわ!そしてあまい…! とっても優しい味と食感でした。おいしかったです。
・物産店KONNE、宮崎県庁 おみやげを買いにKONNNEへ。ついでに隣の宮崎県庁にも行きました。 宮崎県庁舎は戦前から残る数少ない庁舎で歴史的な建物でした。庭にはサボテンやビロウなど、南国情緒に溢れた素敵な庁舎でした。 祝日でしたが少しだけ中に入れて警備員さんに写真を撮ってもらいました。警備員さんがみなさん親切でした。
・書店 『ひまわりっ!』が現地でどんな扱いなのか気になったので近くの書店に行ってみました。 最近作者の東村アキコ先生が別の作品で賞を獲ったので特設コーナーでもあるかと思いきや、普通の平積みでした。それどころかひまわりは見つからなかった…。でもレジ後ろに受賞のことが書いてありました。宮崎の人はあんまり漫画読まないのかなぁ。
・大淀川 『ひまわりっ!』と言えば大淀川です。最後にその河川敷に行って旅を終わりにすることにしました。 広々とした大淀川は穏やかで、のんびりとするのにちょうど良い場所でした。子供たちが野球をしていて、ひまわりでも河川敷で野球をする話があったことを思い出しました。
宮崎はどこに行っても雄大で、のんびりした空気があります。 旅館やお店の人はみんな親切に話しかけてくれます。 居酒屋の店員さんがはにかみながら「どうして宮崎に来られたんです?宮崎は海と川と山しかないでしょ」と仰っていたのですが、その海、川、山が素晴らしいのです。 素敵な自然とおいしい食べ物とやさしい人たちに出会えた本当に素敵な旅でした。
姉とも久々に長い時間を過ごして楽しかったです。 姉妹旅は楽です。勝手がきくので(笑)
あぁ、行ってよかった宮崎!
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