アンジャッシュ単独のDVD「THIRD EYE:開」。 TSUTAYAで新作なのに(…)レンタルしてきました。
以下簡単に感想。 コント名はDVDに記載されている通りです。
----- 「控室」 ライブ直前のアンジャッシュ二人の控室の風景からスタート。ちなみにライブの最後も控室で、似たようなこと品川庄司もやってましたね(笑)。 でもこの設定は結構好きなので楽しめました。 ウソの花輪はエレキもやろうかなと言ってましたけど(ラー小林氏のアドバイスにて)、アンジャは実際にやったんですねぇ。 最後のハリセンいらないっていうのに、新鮮に驚きました。アメザリだったら考えられない!(笑)
オープニング アンジャッシュ二人がお揃いのスーツを着て撮影したオープニング映像。結構普通でした(←といつも書きますけど、あさちゃんに言わせると私がこういう映像関係にうるさいだけだそうです…)。
「携帯」 アンジャッシュで携帯とか電話とかが登場すると、「出た!」と心の中で叫んでしまうのはいけないことでしょうか(笑)。 いかにもアンジャッシュな、別々の電話の会話が綺麗にシンクロするコント。 結構言ってることは普通なんですけど、「そうだね」という渡部お兄さん口調にやっぱり笑ってしまいます。優しいんだもの、言い方が。 アンジャッシュのコントって、あの構成を成立させるために序盤に児嶋氏が延々ネタフリの独り言言うことが多くて、あれをいかに自然に出来るかがかなり重要(今回はスポーツ新聞読んで延々独り言言ってた…)。大変だなぁ、ちゃんとしたコント作るのって…
「殺陣」 着物(胴着?)を着た二人の、殺陣につけるSEのコント。いろんなバージョンがありました。 思いついても実際やろうと再現しちゃうのがすごい。
「変換」 メール(というかチャットとかメッセンジャーですね、あれは)のやりとりの誤変換のコント。 渡部氏の蝶ネクタイにはかなり違和感ありました(笑)。クリエイティブ関係の仕事なのかしら?と勝手に深読みしてました。 後ろのスクリーンに文字がちゃんと出るので見やすいですが、半面早めにネタバレしちゃう感じなのが残念。 児嶋氏の机の上にはミナギルンZの瓶が。細かいです。
「相席」 これが一番完成度高かったかなぁ、麻薬取引の現場での密売人の児嶋氏と潜伏捜査員の渡部氏のやりとり。 CUBEの和田氏の売人姿が素敵でした。似合ってます、あの喋り方込みで。 四歳の息子も…のくだりの「…引くわ〜」とか(笑)。 最後の終わり方が、寓話みたいで好きでした。よかったね、と微笑ましい。同棲してる相手の知りたくない秘密まで聞かされたのに取引も失敗したら可哀想すぎますよ(笑)。
「珍名」 珍名ネタでショートコント。これは結構無理矢理ひねり出した感があってあまり…。数が揃ってたので勢いはありました(笑)。
「宣伝」 クラダシであったような、新米児嶋氏が作る映像(今回は栄養剤ミナギルンZのCM)を先輩渡部氏がチェックするタイプのコント。 「殺陣」と同じく、思いついてもちゃんとそれを映像として再現するのがエライ(笑)。
「即興」 アンジャッシュの芸風を根底から覆すみたいで申し訳ないんですけど、私はこれが一番笑いました(笑)。 児嶋氏が即興でCMソングを作る…というアドリブもの。 渡部氏も言ってましたが、「思いついた!みたいな顔するのやめてもらえますか」というのに尽きます。追い詰められた児嶋氏が面白い… 「『今までの』パターンやめてもらえますか」とかどんどん無理を言われて困ってましたけど、笑顔で踊ってんの見てたら無条件で笑えてきました。 私はこういう頭悪いのが好きなのかもしれません(笑)。
「控室」 再び、ライブが終わった直後の控え室という設定のコント。 トイレの写真とか、チラシのサインとか実際その場にいたらもっと面白かったんだろうなぁ〜と羨ましかったです。 カレーはあれ、本物?最前列のお客さんとか匂いで出す前から分かっちゃうのでは…。
エンディング 実際の客入れで流れたという児嶋氏の歌う「世界にひとつだけの花」に乗せてスタッフロール(ちゃんと許可とってんのかな?)。トイレの写真やサイン、ベッカムの花輪も見られます(笑)。トイレに貼ってたのは宣材写真だったんですね…。客席の様子が結構映ってて、これ自分が映ってたらヤだなぁとちょっと思ったり。 サインの入ったチラシは欲しかったです(笑)。あれ直筆?コピー??
BONUS TRACK「投稿」 これは実際にはどのタイミングでやったんだろう?児嶋家の人々が考えてくれたコントを実際に二人がやるという企画。 児嶋氏母が考えた「もー、どうして間違えるかなぁ?」というツッコミは私も好きでした。ほのぼのツッコミだよ!画期的だよ、愛情に溢れてますよ!(笑) -----
という感じのコントライブでした。
全体的に小綺麗で、さっぱりしてて、丁寧な作りのアンジャッシュっぽいライブでした。 これは実際に当日参加した方が楽しかっただろうなぁというタイプのライブですねぇ。行きたかったなぁ…
コントのパターンとしては今までアンジャッシュがやってきたものと同じ系列が多かったですが、それでも完成度の高いコントをこれだけ揃えるってのは大変だろうなぁと思います。 正直言うと目新しい驚きはなかったですけど、アンジャッシュらしい笑いが好きな方にはたまらないかも。
そしてやっぱり私は児嶋氏派だわ〜としみじみ思いました。「相席」とか「即興」でくるくる喜怒哀楽の表情を変える彼を見てるととても楽しかったです(笑)。 |