ちづちゃんのさらさら日記




HOME | MAIL | OLD | INDEX | NEW |








2003年04月30日(水)


【LIVE】エレキコミック「エレキコミックLIVE」


 2003年のゴールデンウィークにお台場のフジテレビで行われる東京国際コメディフェスティバル。海外からも多くのパフォーマーを招待している本格的なモノです。もちろん国内の芸人さんのライブもたくさんあります。

 そのコメフェスの中でちづが行くことにしたライブは二つ。
 一つ目がこのエレキコミックLIVEです。
 本来なら29日の祝日にあるライブだったんですが、チケットが即完売!(一斉発売だった国内芸人のライブで一番早く完売してしまった)で急遽設定された追加公演に行くことに。仕事半休して行きましたよ…。
 なんでこんなにチケット入手が困難だったのかといえば、ラーメンズの片桐氏がゲストに来ることになったからでしょう…。くすん。

 以下は簡単に感想。ホントに簡単。すいません。

-----
●演劇サークル 今立ver.→「一人三国志」の前半部分だけを今立氏のボケに特化したバージョンでした。今立氏がボケることは珍しくないのですが、それはあくまでもツッコミとしてボケを入れるのであって、今回みたいな純粋なのは珍しいかも。しかし谷井氏のツッコミは…どうなんだろ…。

●演劇サークル 片桐ver.→基本的に同じカタチなんですが、今度は四年後という設定で今立氏が先生役。ただ病院のリハビリとして演劇をやるという設定で。片桐さんが動きを見せてたんですけど、片桐さんの本領って動きじゃないような。今立氏は嬉々としてツッコんでました(笑)。

●演劇サークル 二人まとめて→最後は三人で。ただ、今立氏の「スターター」のマイムが面白かったことしか覚えてない(笑)。

●スターに聞きましょう→コーナー名うろ覚え。片桐さんをスターとしてゲストに迎え、片桐さんに関するクイズを今立氏が司会・谷井氏が解答者として進行。「今興味のあることは?」「生まれ変わったら何になりたい?」などのクイズ。「(生まれ変わったらなりたいのは)小林賢太郎じゃない?」と聞かれた片桐氏が「賢太郎は『神』だから。そうじゃなくて(答えは)人間、人間で」とさらっと言ってたのにビックリした。どこまで心酔しとるのや。
 あと、片桐さんが今ハマってる食べ物はフルーチェの杏仁豆腐のやつだそうです。「フルーチェ革命だよ!」という台詞に笑ってしもた。
 司会者を無視して答えを口走る片桐さんとそれを聞いて「正解!正解!」と騒ぐ谷井氏に、うわーんと泣き出す今立氏。しかし全然それに見向きもしない二人に「触れろよ!」とキレてたのが面白かった。

-----
 これぐらいですかね?短かったんですよ、1時間ジャストぐらいで。
 平日の昼に1時間のライブのためにお台場まで来たのか私は…とちょっと呆れました。もうちょっとやってくれてもいいんじゃないだろーか。普段のエレキトークよりチケット高いんだしさー。ぶー。

 しかし片桐氏との貴重なコラボだからいいか。
 片桐氏が異様に人の言ったことをリピートするのでエレキの二人が大笑いしてました。本当にそのまま繰り返すの。「『〜だな』だけじゃん!お前のオリジナル部分は!」と今立氏がキレていた。
 普段のラーメンズの片桐氏がどれだけきっちり演出されてるか分かるな〜とも言ってましたが、確かに。小林氏はどーゆー魔法を使ってるのやら。
 ちなみにオープニングトークで「小林賢太郎が来るかもと思ってる人いるかもしれませんけど、来ませんから。あいつはこういうの嫌いですから。フリートークとか言っても紙に書いてあるのを要求しますから」とは谷井氏の弁。
 いないところでも話題になる男、小林氏でした。
 (どういうまとめ方だよ)








2003年04月29日(火)


お台場に行ってきました


 正確には行ったのは4/30(水)なんですけど、都合上この日付で書きます。
 久しぶりのお台場!フジテレビ!いつも慌しくてゆっくり見学とかしてる時間なかったんですけど(←何やってんだ)、今回はいろいろと。

  
スタジオプロムナード内のポンキッキーズコーナー。
これはコニーちゃんの部屋。一緒に写真も撮れます。
右は外からコニーちゃんのプライベートを盗撮風。

 
爆チュー問題のなりきり看板。さすがにこれは恥ずかしくてできないよ…
この他にもキャラクターがそれぞれ写真で飾ってあるんですが、昔のキャラとかもいて懐かしかったです。ウサギになってる蘭々とかさ。
あとは爆チューが実際に撮影に使用した小道具(ネズミから見るとこんなサイズなんだよーという大きなモノ)も飾ってありました。
爆チューの部屋もあったらいいのになぁ。あの部屋かなり可愛いし。

  
これはサザエさん宅のある街の再現ジオラマ。かなり細かく出来てます。
中央に見えるのがサザエさん宅なんですが…分かるかな??
暖かい光が灯ってたんですけど写ってない(笑)。

  
フジテレビの全国のネット局のキャラクター一覧表が飾ってあって、あさちゃんにこれ知ってる?と東海テレビの「ヤッパくん」を紹介したところ、その直後に下の広場で本人(←着ぐるみだろ)に遭遇!!ものすごい偶然!!

 
着ぐるみつながり。ラフくんです。後姿…

   
こっちはアクアシティの中。お店のプレイモービルの人形が可愛かったので撮影(何撮ってんだ、私…)。カラフルで可愛い。

   
お台場三景。夜景はレインボーブリッジが写ってて、その手前に自由の女神がいるハズなんですけど見えないですね(笑)。

おまけ。
スタジオプロムナードで実際に番組を収録している様子をガラス越しに見ることが出来るんですが、そのときやってたのが偶然!アメリカザリガニの出てる「ごきげんよう」だったのでした…。なんという偶然。
でもスタジオの向きの関係でモニター越しにしか二人を見られませんでした(しかも音声なし)。
でも偶然同じ時間に同じ場所に居れたからいいや…って不毛だよ!めちゃ不毛だよ!!(涙)








2003年04月28日(月)


★2003年4月買い物一覧


 今月のお買い物一覧。
 そんなに買い物してないんですけど、今月はチケットにお金使い過ぎたと思います…反省してます…。

●清肌晶→コーセーの洗顔石鹸です。ただ正規品買う余裕がなかったのでミニを(笑)。普段使いの石鹸と併用してるので長持ちしちゃいます。くすみ対策です。お年頃です。

オードパルファム マグノリア→今までフレグランスって使ってなかったんですが今年から自分の香りを持とう!という決意をし、今回購入しました。ザ・ボディショップのもので、5種類同時発売だったうちの一つ。店頭で比較検討して選んだんですけど、HP見たら5種類中3位だって。意外。他の香りは分かり易すぎて私はイマイチだったんですが…。

ガスパールとリサ ポストカード→この間銀座の伊東屋で見て一目惚れ。ガスパールとリサ!可愛い!(またキャラ熱が…)新宿伊勢丹の地下ショップでいろいろ見て購入。また他の商品も買うかも。池袋のサンシャインが品揃えいいんだよなー…。

●アメザリCD「泥沼劇場2」→これはアメザリミニ日記参照のこと。また時間があったら感想書きます。アリがやっぱり好き。誘拐2は柳原氏の声に癒されるよ。

●「お笑いTYPHOON! Vol.3」→お笑い雑誌です。ますだおかだ表紙って地味な…いいのかな。まだ全部読みきってないのでゆっくり読みます。アメザリは京都案内で載ってました。








2003年04月24日(木)


【LIVE】「松竹"やりますぅ。"ライブ」


 「松竹"やりますぅ。"ライブ」@渋谷シアターD。
 先月に引き続き行ってきました…が、今回すぐまた5月のアタマに東京国際コメディフェスティバルでやっちゃうので(笑)、どっち行こうか悩んだんですよねぇ。結局他のライブとの兼ね合いでこっちに行くことにしました。

 メンバーはいつもの通り。アメリカザリガニ、Over Drive、ヴェートーベン、いち・もく・さん、ミラール。
 皆一本ずつネタをやって、その合間にあいうえお作文といろいろ使ってやりましょう(だっけ?一発ギャグのコーナーです)がありました。

 あいうえお作文は、久保さん・久保田さん・佐藤さん・石野さん・平井氏が回答者。柳原氏は司会だったんですけど、途中で参加することになってしまい「やなぎはら」という会場からのお題でやってました。
 しかし他のお題は基本的に柳原氏が出してたんですけど、「姥桜」なんて単語久しぶりに聞いたわ!若手の三人が「うばざくらって何ですか?」って素で聞いてたし(笑)。師匠とかと喋ってるとボキャブラリーが古い方に補完されるのかな…。夏=「パラダイス」というのもよく分からないし(笑)。
 あいうえお作文ではヴェートーベンの久保さんがやたらめったら褒められてました。確かにお上手でした。平井氏のオチで笑ってしもたのは「知覚過敏」という単語が出てきたとこでした(笑)。
 一発ギャグはもうなんか最後めちゃくちゃになってたような。こっちは残りのメンバー(石野さんと柳原氏だけ両方出てた)でした。最後は全員で。

 アメザリのネタはボディビルダーのネタでした(私的には初見)。
 柳原氏の女の子が非常に可愛らしい。平井氏のボディビルダーの強引なお誘いに対する反応が非常に可愛い。とかそんなんばっか見てました。

 あと何の話してたかなー。柳原氏がなんでんかんでんの社長に似てるとかそういう話を。「俺は知らんねんけど(緒方さんが言うから)」って。私もあんまり顔分かんないな…目のあたりが似てるってことかなぁ。
 他にはそれぞれが告知とか。アメザリは「ごきげんよう」の話と「泥沼劇場」のCDの話。「今回のは輪をかけてキチ○イじみてますからね。アリのコントとか入ってますから」と柳原氏が言うと、いちもくさんの江口さんが「あれ面白かった!」と後ろから絶賛してました(笑)。

 オープニングで「OPトークとEDトークの間だけは写真撮ってもいいけどそれ以外(ネタ)のときはダメ!」という通達がありまして。「質の高いライブにするためにもね」という柳原氏の言葉にホロリとしました。こういう基本的なことを一々言わなきゃいけない客層って大変だなぁ…と同情。
 そして今回は平井氏の服装がすごい!ということにつきますね。皆に弄られてました。本人曰く、秋葉系なんだそうですが…。
 Gジャンが気に入ってるそうで、デニムonデニム(下がジーンズ)に腰にはいつでもゲームが出来るようにコインの入った袋、謎のキャップ。その帽子を取るとすごい髪型が現れて、キダタローだ!とか言われてました。柳原氏は「(平井氏の写真を)撮らんといて!撮らんといて!」と必死に平井氏の前に立ちふさがってました(笑)。

 あと思い出した。その服装の話をしてるときに、柳原氏があまりにツッコみ続けるので平井氏が「過剰にツッコむな!俺がボケてるように見えるやろ!ボケてへん!!」と言い切ってた…。
 ボケにあるまじき発言だわ(笑)。そんなこと言ってるボケの人初めて見た…。

 ということで、私にとっての二度目の「やりますぅ。」レポは以上!
 しかし文中に若手の皆さんの名前が出てきますけど、公式HP見て書いてます(笑)。私が名前を覚えてるのは青井さんぐらいです(前回の師匠ゲームで覚えた)。「ヴェートーベン×ヴェートーベン」も見てるしね…。








2003年04月22日(火)


【LIVE】パペットマペット「パペットマペット vol.3」


 パペットマペット単独公演「パペットマペット vol.3 〜中野ザ・パペット〜」@中野ザ・ポケット。

 パペットマペットのvol.シリーズとしては一応これが最後だそうです。
 目に見えてチケットがとりづらくなってるパペマ。
 前回より全然会場も大きいのですが、それでもお客さんがいっぱい。
 通路にお座布団も出てたし、立ち見もあったようです。

 以下は簡単に流れと感想。

●漫才
 前回のライブで「めざせM-1!」ということで漫才をしようというコーナーがあったんですが、今回はその漫才を披露。二人で派手な赤色のお揃いジャケットを着て、うしくんが作った漫才をやってくれました。
 ただ、かえるくんがその出来に満足しておらず…「毒が足りない」ということでアレンジを加えたバージョンを。うしくんが虐げられる度にキロバトルが上がる仕組みになってるから、とどんどんバイオレンスな漫才に手直ししてました(笑)。

●ゲームのコーナー
 うしくんとかえるくんがPS-one(あの液晶画面がついてるやつ)でゲームをやる、というコーナー。マリオの1-1って難しいねぇ…というほどアクションに向かない二人なので心理ゲームをします!ということで、ガチで心理ゲームを。その心理ゲームのキャラクターがブタのキャラクターで(笑)「相性が分かるだブー」という語尾に二人が「…いいゲーム買ったねぇ〜」としみじみ。
 2つ用意したコントローラーを活かそうということでうしくんとかえるくんの相性判断のゲームをやったんですが(デートのときどこに座る?とかそういうのを延々やる)、結果相性度が「60%」。
 その結果にかえるくんが「…微妙〜。ありえねぇー。0か100だろ!こういうときは」(笑)。
 しかし個性の違うもの同士が出会ったことが運命であり、お互いがぶつかり合うことで分かり合える…という判断結果の文章を読むうちに当たってるんじゃない、これ?ということに落ち着きました。

●トークのコーナー
 今回のゲストはなんと覆面女子プロレスラー、ノキアさん。
 覆面同士…ということなんでしょうか。ノキアさんは大のお笑い好きだそうで、事前アンケートの「好きな芸人」の答えが「ゴリ」。動物好きということでいいんでしょうか?とはうしくんの弁。
 ノキアさんがお土産に、ということでノキアさんの覆面のミニチュアのキーホルダーを。ノキアさんはかえるくん派だそうでかえるくんにその覆面を被せてあげようとしたんですがサイズが合わず(というか目の位置がありえないと言ってた)、なんとかうしくんの鼻の部分がかぶれる大きさでした。
 しかしその覆面を被ったうしくんが可愛くてねぇ!ノキアさんの自己紹介ポーズ「ノキアです!(と言って胸の前で腕を合わせる)」をそのままやると尚可愛いの!!
 ノキアさんは基本的にいい人でした。「僕たちの目を見て話してくれるんだよねぇ〜普通の人ってどうも僕達の上空を見て話すんだよね」とかえるくん(笑)。しかし二人の手を指扱いするので、「これは手です〜ッ!」と何度かキレてました。
 あとうしくんが猫にさらわれた話が面白かった。二人でお昼寝してたら、部屋に入り込んだ猫がうしくんを咥えてだーっと走り出したんだそうです。「そのときかえるくんはどうしたんですか?」というノキアさんの質問に、「"あーっ!"て」と口を大きく開けるかえるくん(笑)。

●ラジオのコーナー
 これも恒例のラジオのコーナー。HPで募集したお悩み相談と懺悔を読む、という趣旨だったのですが、お悩みがあまりにヘンなのと懺悔と称してただの犯罪行為の告白がいっぱい送られてきた、ということで短め(笑)。
 歌はオンエアバトル前司会者の高山さんがパペマ宛てに送ってくれたという「モーモーサンバ」(だっけ?)をかけてました。

●コント
 今回もED映像が終わってから、コントのために再登場してくれました。
 オール新ネタ(ですよね?)。私が好きだったのは、「料理」シリーズと「番号」でした。相変わらず唐突に覆面さんが参加するコントになるとハッとしちゃいます。

-----
 OPとED映像は前回と同じ(というか私が見てないvol.1から同じだったのでしょう)。
 各コーナーの合間に流れていた「はじめての」シリーズは、パズル・ドタキャン・擬態・居留守・お風呂だったかな。二人のお風呂は話には聞いてたけど実際に映像で見ると可愛すぎです。されるがまま(笑)。
 あとはパペットマペットの偽者出現!ということで偽者が暴れまわる映像がありました。うしくんとかえるくんも偽者なんですけど、ちらりとしか写ってなかった…。かえるくんの色がヘンにリアル色だったことだけは分かりましたけど(笑)。

 やっぱり可愛いものには癒されるわ…うっとり。という素敵な時間だったのですが、今回ちょっとライブの雰囲気を壊す事件がありまして…。
 どうもファンの間で有志で集まった方々がパペマにお花とプレゼントを渡したいということで、エンドトーク中にいきなり客席から降りてきて(最初にも書きましたが通路まで人が座ってたのにですよ)舞台に上がってしまったんですね。後に公式HPであれは事前に承認を貰ってましたという当事者さんのコメントがあったんですが、肝心のパペマさんが聞いてなかったらしく、ライブの流れがぶちっと切れてしまったんです。
 この件についてはまた別の機会にいろいろ言いたいと思いますが、今回のこの件でライブの最後にせっかくの楽しい雰囲気が一気に冷めてしまって、とても残念でした。舞台に観客が簡単に上がる、という行為がどういう意味を持つのか少し考えてほしいです。

 という風にちょっと後味が悪かったんですが、パペットマペットのライブ自体はとても楽しいものでした。これだけしっかりパペマが見られる機会というのが本当にないので…
 前にも書きましたが、パペマはトークもちゃんと出来るし切り返しも上手だし、いろんな動きやいろんなツッコミやいろんなボケが出来るのですよ。
テレビではほんの少ししか時間を貰えないタイプの芸人さんですが、是非一度見てみて下さい。「ちいさきものはみなうつくしきかな」というだけではなく、ほのぼのとあははを同時に経験できる貴重な存在だと思います。








2003年04月20日(日)


【MOVIE】あずみ(試写会)


 あさちゃんに試写会に連れていってもらいました!
 上戸彩主演「あずみ」でございます。

 上戸彩ちゃんは、毎週「金八先生」第6シリーズを見て号泣し、信太の次に直を応援していた私にとっては特別なアイドルでございます。
 というか私の中では直そのもの。
 直を見に行くだけでも大変楽しみだったのでした。

 「あずみ」は、刺客の少女の孤独を描いた(?)有名なマンガでございます。
 平井氏もどこかで薦めてたましたね。
 ただ、私はマンガの方はあんまし好きじゃなくてですね…。
 映画も正直ストーリーは好みじゃなかったです。血がいっぱい出てたなー。

 箇条書きで感想を。
-----
●オダギリジョー(悪者役)があんな役を一生懸命やっててエライと思った。あさちゃんは「本人があーゆーのをやりたがってるからいいのだ」と言ってたが、そんな真剣にやるほどの役じゃないと思う、あれ…。

●あざみの次に強いはずのなち(結構あずみにとってはキーパーソンのはずなのだが)がものすごく弱くて驚いた。あれは見てる人全員ツッコんだと思う、「弱っ!」。

●佐藤慶氏がちょっとしか出てこなくてビックリ。出てくるシーンも背景処理がおざなりで笑いそうになった。

●上戸彩ちゃんが全然脱がない横で、岡本綾ちゃんが肌を露出するシーンがあり大いに慌てた。いいの?いいのあれ(ドキドキ)。なんであんな差が!とちょっと不憫にも思った。

●飛猿はサルなんだかイヌなんだかよく分からなかった。

●遠藤憲一氏は本当に宮迫氏に似てると改めて思った。

●「金八先生」で直と共演してた金八さんの息子が出てた。でもすぐ死んでた。

●仲間が減ったり死んだと思ったら生きてたり、敵が妖艶さを売りにしてたり、時代劇なのもあって、私が初めて映画館で観た映画「南総里見八犬伝」を思い出したりしました。邦画って基本的にあの頃から変わってないのかもな…。
-----

 以上!
 しかし、「あずみ」って聞くとどうしても「ごっつえぇ感じ」のコントの方を思い出してしまいます。「あーずーみー!」(懐)。

 おまけ。
 有楽町といえばお約束。Meal MUJIでご飯食べてきました。

  
 たくさんのデリの中から、自分の好きなものを4種類チョイスできます。
 これで650円は安いよ、ホント。おなかいっぱい。








2003年04月18日(金)


【BOOK】佐藤雅彦「毎月新聞」


 この本はお薦め!本当に可愛いです。
 装丁から内容からオマケから何から全て。
 全身すべてこれ可愛い。

 佐藤雅彦さんが、毎日新聞紙上で月イチで小さな新聞をやろう、ということで始めた連載だそうです。
 実際の新聞紙上でも見たかったですが、本になった状態でも十分可愛い!見開きが1回分の連載になっていて、四コマ漫画や余禄、挿絵イラストもついてて小さいけど本物みたいです。

 創刊準備号も入れると全部で48回の連載なんですが、以下私の好きだった回だけ抜粋して感想を。

●「情報の力関係」
 「→」という矢印の下に「左を見よ」と書いてあると、字を読む前に右を見てしまう…という情報の力関係の話。こういう分かりやすいのが大好きです。私は「パッと一目見て分かる」ということをとても大事にしたいので、ものすごく読んでて納得しました。また分かりやすい文章で書いてあるんだ、これが。

●「21世紀は、月曜日で始まる」
 大局的なことも身近な現実の繰り返しの上にある、という話。ものすごくいいタイトルですよね、これ。「身近な現実」の持つ説得力ってすごいです。これは私が現実的な人間だからなのかしら。

●「勝手な約束」
 これはお笑いの世界ではよくあることだなぁと思いながら読んでました(笑)。二者以上の関係において成り立つ内部的な決まりごとを外から見たときの違和感について。それが笑いにつながることって多いですよね。

 特に好きだったのは上記の3つですが、他にも「6月37日」はラーメンズのVIDEO VICTIMのカレンダーを思い出したし(どっちが先なのだろう。しかし私は三菱のがインパクトあった)、「昼定食事件」も最後にぱっと謎が解けるタイプの話でとても好みでした。

 昔から佐藤雅彦さんを見てて思うのは、頭のいい人が真剣に「可愛い」に取り組むととんでもなく可愛いものが出来上がってくるなぁということです。
 文章も頭がいい人が書くとホントすんなり頭に入る…こういう短い文章で過不足ないものを書きたいです。私の日記は長すぎる(←自覚があるらしい)。

 ついでに、「ねっとのおやつ」も読了。
 こちらは基本的にマンガなのですぐ読めます。
 私が好きなのは「子供忍者 ちび丸」シリーズ。ちび丸が甘やかされてる感じがたまらん(笑)。

  
 おまけ。なんて可愛いインターフェイス!画期的な「毎月新聞」。








2003年04月16日(水)


アメリカザリガニ好きに50の質問


 こういうのもやっときましょう。ファンの証として(笑)。
 50問って短くていいなぁ。100問は答えるの大変ですから…。

-----
●001.あなたのお名前は(HN)は?
 ちづ

●002.今住んでいる都道府県は?
 東京都

●003.男ですか?女ですか?それとも・・・・(爆)
 一応おんなのこです

●004.アメザリ好きになったきっかけと、時期は?
 前々から柳原氏は好きだったものの本格的に好きになったのはM-1 2002が終わった直後

●005.初めて見たアメザリの漫才orコントは?
 覚えてないけど、はっきり生で見たのはレストランだと思う

●006.柳原哲也と平井善之、どちらがより好きかを比率で表すと?(例:「柳4:6平」)
 いけないこととは知りつつも「柳 9.5:0.5 平」
 決して平井氏が嫌いなのではなく柳原氏を好き過ぎるのです

●007.柳原哲也についてなんでもどうぞ!
 人間的に惚れてしまった こういう人に私もなりたい

●008.平井善之についてなんでもどうぞ!
 この幸せもの!

●009.普段2人をどう呼んでますか?(例:「平井ちゃん」等)
 「柳原氏」か「柳」 本当はやなちゃんと呼びたい(おい)
 平井氏は「ヒラリー」…嘘です、「平井氏」

●010.生でアメザリを見たことがありますか?
 ありますよ

●011.アメザリ(どちらかでも可)の生写真をもっていますか?
 あはははは!持ってません

●012.アメザリ(どちらかでも可)のサインをもっていますか?
 持ってないです

●013.アメザリ(どちらかでも可)と握手したことはありますか?
 あります。タワレコで。

●014.アメザリを動物にたとえると?
 アメリカザリガニ。

●015.いままでに行ったライブ・イベント等を挙げてください
 アメザリ関連ってことだよね、これ。
 アメザリのページ参照して下さい

●016.チケットの入手方法は?
 普通に取ります

●017.行った中で一番良かった!というライブ・イベントは?
 まだ数がそんなにないからなぁ…。
 ABC会館で収録した「お笑いPRIDE 2」は芸人さんの面子が豪華でよかったです。エレキとアメザリの共演もあったし(柳原氏と今立氏が二人で踊ってた姿が忘れられない)

●018.ライブ・ラジオ・テレビ・ビデオ等々で2人が口にした何か好きなセリフはありますか?
 スレキンのM-1スペシャル(2002年版)は全部良かったです
 名言だらけだった あれでアメザリに惚れたようなもの

●019.アメザリ関連のサイトをいくつブックマークしてますか?
 オフィシャルとかもいれて5つぐらい?

●020.自サイトにアメザリコンテンツをもってる人、なにか困ったことはありますか?
 東京での活動が地味すぎるので書くことがない(涙)

●0021.ネットの公式、ファンページもろもろに対して何か一言どうぞ
 お子様が多いのにビックリしました
 柳原氏がマナーについて説教するのも仕方ないと思える

●022.アメザリの情報は主にどこで手に入れてますか?
 ネット…しかない。

●023.アメザリ関連でなにかネット交流をしてますか?
 うーん。この間チャットにお邪魔しました。それぐらい。

●024.パソコンの壁紙・アイコン等々がアメザリですか?
 全然関係ないのを使ってます。アイコンとかいじらない人なので…(昔は自作したりしてたが)

●025.柳原哲也のイメージは何色?
 本人が言うのだからオレンジ

●026.平井善之のイメージは何色?
 んあー、ベージュかな。なぜか。

●027.アメザリの2人と学校で同じクラスになりました。どちらと友達になりそう?
 趣味が合うのは平井氏だと思うのですが、単純に優しくしてくれるのは柳原氏だと思う。

●028.アメザリのどちらかと組んで漫才をする事になりました。どちらと?
 楽したいから柳原氏(笑)。

●029.アメザリのどちらかと結婚する事になりました。どちらと?(男性は、もし自分が女だったら)
 …なんという質問でしょうか。
 どっちかっていうとそりゃ柳原氏だけども…チェック厳しそう…

●030.友達等にアメザリの布教をしたことがありますか?
 ないです。すいません(笑)

●031.よくよく考えると、アメザリで結構お金をかけてる気がしますか?
 いやー、まだまだ(笑)こんなのお金かけてるうちに入らないよ。

●032.「アメザリが○月△日、解散します!」なんて聞いたら、どうしますか?
 もったいないなぁって思う。
 ただ、本人の意思なら仕方がないのでなんら働きかけはしません。

●033.アメザリを好きになって、人生において良かった事は?
 吉本がいかに特殊世界か分かった

●034.アメザリを好きになって、人生において悪かった事はありますか?
 せっかく東京にいるのに実家のが大阪に近いというジレンマに陥った

●035.アメザリに影響されて漫才やってみたりしましたか?
 するか!(平井氏ツッコミ)

●036.アメザリの漫才orコントだけを録画したMyビデオみたいなものを作ってますか?
 ないです。

●037.三度の飯よりアメザリが好きですか?
 なんと答えればいいのやら。

●038.アメザリが東京に行ったことをどう思ってますか?
 というかこの質問、大阪にしかファンがいないみたいだ(笑)。
 行ったって言っても部屋があるってだけで大阪でばっかり活動してますからね…ホントに東京進出する気があるのかなぁ。

●039.将来芸人様になることを目指してますか?
 目指してません。将来って(笑)

●040.アメザリ以外に好きなお笑い芸人は?
 エレキコミック、ラーメンズ。他にもいろいろいますけど。

●041.ファンレターを出したことありますか?
 アメザリに?ないです。

●042.柳原がアニメに声優として出演することについてどう思いますか?
 今や平井氏もやってますけど…本人が楽しいのならいいと思います。

●043.柳原は漫才界のマライアだと思いますか?
 今やマライアって全然誉め言葉じゃないような…

●044.腹がひきつるほど笑ったことありますか?
 めったにないけどあります

●045.一番印象に残っている漫才orコントは?
 やっぱりM-1 2001は出来がよかった…

●046.柳原哲也にひとこと伝言できるとしたら、なんて言う?
 ずっと愛される漫才師であってね。

●047.平井善之にひとこと伝言できるとしたら、なんて言う?
 同上 あと柳原氏を幸せにしてね(笑)

●048.松竹芸能にひとことどうぞ
 いろいろ立場上苦しいこともあるでしょうけども頑張って下さい
 というか東京進出にもっとやる気出してください
 東京で松竹看板が通用しなくて苦しいのは理解できるけど

●049.アメザリを一言で表すと・・・?
 愛される漫才師(になれる可能性があると思う)

●050.最後にアメザリのどういうところが好きですか?
 真っ当なとこ。ベタなとこ。仲良いとこ。

-----
 てな感じです。
 どうでもいいですけど、ものすっごく柳原氏寄りの答えですよね。
 すいません、平井氏ファンの皆さん…は読んでないだろうか…。

 ちなみに質問はこちらからお借りしました。








2003年04月14日(月)


【LIVE】カリカ林トークショー「喋林」(4回目)


 七三メガネ林氏のトークショー「喋林」@銀座小劇場。

 カリカのメガネの方、林氏のトークライブです。
 ピンです。一人でトークです。
 冷静に聞いてすごくないですか?カリカランク(ポジション的に、という意味で)で一人だけでトークライブするっていうの。
 しかも林氏が。コンビのツッコミ担当(一応そうらしい)が。家城氏がやるならまだ分かるけど。
 それでもお客さんが入ってて、もう第四回目なんですよ。
 すごいことですよ、これ。

 とはいえ、具体的にはいったい何をやるのやら、全然分からないままに銀座小劇場へ。前回まではシアターDでやってたそうですが、こちらの方が桟敷もないしいい感じです。
 玉置浩二の「キツイ」(だっけ?)にのせて登場した林氏はいつもの通り、七三にメガネ。
 そしてスーツ。しかも三つ揃い(ポールスミスだそうです:本人談)!ずるいよ…。

 さて、林氏が出てきて何をするかというと。
 喋るんですよ、ホントに(笑)。
 今までは冒頭に一人芝居をやってたそうなんですが、不評によりやめたそうです。
 ということで今回のテーマは「喋り」です!と。
 最初は普通に喋り、次は新聞を見て喋り(高田文夫がやってたのを見てやりたかったそうな)、会場で取った事前アンケートの質問に逐一答え。ずっと喋ってました。

 そんな大爆笑するようなこと喋ってないんです。喋ってないんですけど。
 ものすっごく引き込まれました。
 いちいち仕草とかが素敵なのよねぇ。あれは計算してやってるのだろうか。
 アンケートに静かに目を通して「ははっ」と小さく笑ってから読んだり、七三をさらりとかきあげたり。およそ芸人の仕草ではないんですけど、これ(笑)。

 アンケートの中に相談とかもあったんですが、仕事辞めたい…背中を押して下さい、という内容に林氏の答えが「辞めてどこ行く?不況だよ〜。僕は辞めるのはオススメできません」とか、全然芸人の答えじゃないの!普通なの!
 「借金は働くことのモチベーションになるって(おぎやはぎの)小木さんは言ってたけど僕はそう思いませんね。僕の場合はね」とか。芸人として正しくないよな…ホント。

 他には一応僕はカリカのツッコミ担当なので…ということで考案した「林ツッコミ」の話。さまぁ〜ずの三村さんみたいに特色のあるものを!ということで、普通の人なら「早っ!」とか「遅っ!」ってツッコむところを、林氏は「早めっ!」「遅めっ!」ってツッコんでいこうと(笑)。
 しかも客席に、友達相手にどんどん使って「何それ?」って聞かれたら「カリカの林さんて人がいてね…」と解説して広めろと(笑)。頼りまくり。

 あとは引越しのお話。ずっと芸人仲間で家城氏も含めて7人で住んでた家を出て(全員バラバラに一人暮らしになったそうな)、お部屋を探したり粗大ゴミを不法投棄した話など。
 マルガリータ(というテレ東の深夜番組。林氏のみレギュラーだった)に出てからの世間での反応とか。テレ東のアナウンサーに間違えられたそうです(笑)。ま、芸人には見えないよね…。芸人仲間五人と歩いてたのに、一人だけ「テレビ出てますよね?」って話かけられた、と浮かれて話す彼は可愛かったです(笑)。ホント嬉しそうだった…

 あとはお父さんが町会議員に当選した話を。実家が温泉旅館なんだそーです。お母さんのことを頑なに「お母さん」と呼ぶのが好感持てました。六歳上のお姉さんがいるという設定(←違う、事実)にもときめきました。

 全体を通じて、「何故?どこに?」と戸惑いつつ、どんどん林氏に惹かれていく自分に驚きました(笑)。笑いに行ったというよりなんか林氏に見惚れてる時間の方が長かったような…。
 ただねー、私、ぶっちゃけメガネとかスーツとか大好きなので(これは何度も日記に書いてるけど)、林氏が好きなのかただ単に「お笑い」+「メガネ・スーツ」だから好きなのか分かりません。
 面白いのにスーツ着てるから両得じゃんーみたいな自分がいるのでは!?という後ろめたさがどーしても離れない(笑)。
(同じような悩みをボキャブラブームのときのパイレーツのファンは感じなかったのだろうか。気になる)
 うう、素敵なんだけどそれがメガネとスーツがなくてもそうなのかが分からないのです…。
 でもあの会場に居たお客さんは皆そういう好みじゃないのだろうか。もしそうだとしたらお友達になれそうな気がする(笑)。

 あ、ちなみにエンディングの曲は何故か梅沢富美男の「夢芝居」でした。








2003年04月12日(土)


【TV】「お笑い60M!」


 毎回違う芸人さんが単独で60分間ノンストップで漫才をやる番組。
 それが「お笑い60M!」でございます。
 その初回の担当がなんとアメリカザリガニ。
 これはなんとしても見なくては。

 しかしこの番組、なんとCBC(中部日本放送)制作で名古屋圏でしかオンエアしないのですよ…!
 ということで実家にビデオ録画を頼みこむことに。
 上京してから初めてですよ!親にそんなお願いしたの!ああ、恥ずかしい…

 実質のオンエアは4/6(日)の深夜でして、私が実際に見たのは4/9(水)でした。
 以下は簡単に内容と感想。

 ホントにほとんど丸々ノンストップで漫才なのですよ。
 最初と最後に舞台脇での二人がコメントする箇所があるぐらいで(何故か柳原氏はノートと歯磨きセット持参)。
 CMも前半に固めてあり、漫才が始まってからは一切中断ございません。
 見事なまでに。

 しかし舞台セットが古い!セコい!
 名古屋制作番組は「DAY BREAK」の頃から変わってない!(※注)
 黒のノリウムにしとけばいいと思ってるでしょ…正直。
 古いと言えば、なんでアメザリの宣材写真もあんなの使ってたんでしょうね…。どうしてもスーツのがよかったのかな。

 漫才はいろいろ寄り道しつつも、いくつかのネタが入ってました。
 最初は拍手を遠慮するパターンから、ネタとしては取立て・アニメソング・レストランがメイン。ただ、いろんなネタからちょこっとずつ混じってたりして説明が難しい…。
 一番盛り上がってたのはアニメソングのときのルパンのテーマだったのではないでしょうか。勢いで笑ってしまった…。
 ネタの合間に、名古屋やCCBの話、子供の頃の話、マラドーナの話、平井氏の誕生日の話、ベネゼエラの飛行機の話などを。
 私が好きだったのは、「(ボケより)ツッコミ先にする?」と平井氏に提案されて空を見つめてシュミレーションしてた柳原氏でした。「…無理やろ」という結論に落ち着いてましたけど(笑)。一応やってみたけどやっぱり無理だった。
 ネタ部分では、取立てのときの「クリームこぼれる!」(どんな怖い人でも生クリームが落下するという事態には反応してしまうと思う、ほのぼの)と、迷子の子猫ちゃんが弾をよけるところが好きでした。…どっちも柳原氏だなぁ…。
 平井氏はネックスプリングしてました(もちろん出来てない)。息が出来なくなった…と慌ててましたけど(笑)。

 しかし最初の方で柳原氏が飛ばし過ぎてしまい、取立てやってる途中で「ちょっと休ませて」と一言言ってから、舞台の端に置いてあったミネラルウォーターのペットを飲む場面も(声が辛くなったそうな)。平井氏は最後まで飲まなかったです。柳原氏が飲んでるときにちょーだいってしてましたが。

 なんかこんなに延々アメザリの漫才を見る機会が全然ないので(関西の人はそんなことないんだろうけど)、ホント新鮮でお腹一杯な番組でした。幸せ。
 平井氏がテキトーなこと言った後の肩を落として俯く柳原氏の仕草がとても好きです。それもいっぱい見られました(笑)。

-----
(※注)「DAY BREAK」→大昔に名古屋でやってた深夜番組。お笑い第三世代と呼ばれた頃のウンナンやダウンタウンが曜日替わりで出演する帯番組だった。年がバレる…








2003年04月11日(金)


【BOOK】宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー」


★ネタバレ部分、反転してお読み下さい。

 宮部みゆき女史の新作、「ブレイブ・ストーリー」。
 上下巻で、ほぼ「模倣犯」と同じぐらいのボリューム。

 読み応えあるかなぁと思って読み始めたんですが、ストーリーがファンタジーなのですよ。
 宮部さん自身がこういうゲームがお好きらしいので好みで書いてらっしゃるのかもしれませんが、ファンタジーでこのボリュームはツラかった…。
 長い!長いよ!と思いながら読んでました。
 普段こういうジャンル読まないしなぁ。

 ストーリーは、現代の少年ワタルが自分の運命を変えるために幻界と呼ばれる世界で冒険をする…というものなんですが、幻界と現世の比重が9:1ぐらいなんですよ。
 ほとんど現世が出てこない。
 ので延々幻界の話が続くんですが、こういうファンタジーものってその世界を説明するのにものすごく字数を割くじゃないですか。
 それを読むのがやや辛かった。
 ダルババとかハイランダーとかその物語にしか出てこないものばっかりですから。この点やっぱりかなりその世界が興味深いものじゃないとこのボリュームはツライですよね…

 ワタルと同じ年くらいの子(小学生だっけかな)が読む物語なのかと思いきや、ワタルの冒険のもとになる彼の運命(不運な人生)が結構ヘビーでして…。この部分は大人が読んだ方が分かるような気がするし。
 ミツル(ワタルのライバル)の運命もヒドイけどね。

 ワタルの側からの物語なので、ミツル(いわゆる悪者ポジション)の心理描写が少なくて、最後にがーっと説明があるんですけどもっとそこを読みたかった気がしました。
 これは私が悪役好きだからか…。
 でも彼の妹や叔母さんへの想いとか、すごく切なかったんですよ。

 上巻読んでる間は結構幻界の説明が長くてうーんと思ってた(最近、乙一氏のスピード感ある小説ばっかり読んでたのもあって)んですけど、下巻、カッツとミツルが死ぬ場面では泣きました。ええ、泣きました。
 あの最期の祈りの言葉とかものすごく良い。
 やっぱり泣かす話は宮部女史だなー。
 ロンメル隊長のエピソードも見抜けなかったです。自然に驚いちゃった。あの箇所ではすっかりもう人柱のこと忘れてたので。悲しい話だよ…。
 ちづと同じく小説を読むスピードが早くて読み応えのある本をお探しの方はどうぞ。

 んで彼女の「ドリームバスター2」を次は読もうと思っております。
 1も読みましたけど、こちらは現世とファンタジーの比率が5:5ぐらいなので「ブレイブ・ストーリー」よりはかなり読みやすかったです。シリーズの短編集だったしね。








2003年04月08日(火)


【LIVE】「板尾創路インテリジェンス III」


 板尾創路一人芝居「板尾創路インテリジェンス III」@青山円形劇場。

 チケットがかなり競争率激しくて、お友達が取ったのを分けて頂きました…。すごいなぁ。
 そりゃ「出演:板尾創路、作:宮藤官九郎、演出:倉本美津留」って聞くとものすごく面白そうだものなぁ。行きたくなりますよな。
 私自身は板尾さんのライブを見るのは130Rの単独(大昔、今は亡き渋谷公園通り劇場にて)以来?エキセントリック少年ボウイのライブ以来?(笑)

 円形劇場だったんですけど、全然それを活かすことなく(笑)普通の舞台でした。
 内容は…説明しにくいんですけども、クイズ形式の一人コントの間に一人芝居が挟まってるという感じ。以下簡単に感想。

-----
●青
 最初にクイズで始まるんですけど、ここの時間が長かった〜。クイズの形式がすごく静かだし、板尾氏のシンキングタイムが異様に長い。最初の笑いが来るまでに結構時間がかかるんですよ。この時点じゃ一体何やるのかもよくわかんないし。雛人形の人数なんてすぐ分かるし(男子は分かんないのかしら)。私の友達の隣のお客さんは寝てましたよ…。

●オレンジ
 ここは一転テンポよく間違えるクイズのコーナー。何度もやり直しをしてました(笑)。もう最後の方ルール甘くなってたもんな。完全に。「いやいや、今のテンポよぅないやろ」という(笑)。しかし会場が負けないで!最後まで走り抜けて!という雰囲気になっていたのもまた事実。
 覚えてるのは「ブルータス、お前もか」と言ったのは誰?というクイズに板尾氏が「ブルータス!」と答えたのが面白かった。あとそろばんの掛け声シリーズは面白かったですね。「皆電卓持ってるやろ」とか。

●緑
 記憶が曖昧になってきた(笑)。おしぼりとおむすびの話がここだったような。おしぼりのクイズは問題が面白かったんですけど、やはりシンキングタイムが異様に長くて、全然別のこと考えちゃいました(具体的にはライブ前に喫煙室で見かけた品川氏のことなど)。黙ってるのはいいけど、長引かせれば長引かせるほどハードル高くなんのに大丈夫なのかなぁと心配したり。

●黄色
 ここが歌でしたっけ。やはり歌が一番面白かったです…。板尾さんってやっぱりシンガー板尾がマックスの状態なのかなぁ。

●赤
 最後は結構無理やりまとめた感があったような(笑)。というか無理にこういう風にまとめることないのになぁと思ったんですけど、そういう風にしたかったのかなぁ。

 コントがそれぞれのクイズの合間に、弟子入り→天気予報→金八→スナイパー。
 私が一番好きだったのは天気予報でした。
 いいじゃない、ゲスト。天気予報のゲスト。あんなんやらされそうだしさ(笑)。

-----
 上に書いてる色はですね、板尾氏がクイズに答える度、舞台袖から舞台奥の壁に投げられるカラーボールの色なのです。カラーボールっていうか、あの防犯用にコンビニとかにある、色がドバっとつくやつ。
 その色でライブが進んでいくほど、後ろがカラフルになっていくという。
(アートとしてはものすごく古いけどね…赤面するほどに)
 最後に日付とサイン(Iの文字)を三人が入れて作品にするのですってさ。

 板尾さんがライブ終わりのトークで壁を振り返って、「今日は綺麗なぁー…一番綺麗なんちゃうかな。まぁ毎日それっぽいことは言ってるんですけど」と素直に告白してました。
 んでね、「ホンマは撮影禁止なんですけど、折角やから写真撮りたい人は撮って帰って下さい」と言ってくれたのです。なんと嬉しい申し出!

 ↓ということで撮影してまいりました。
 
 クリックすると大きい写真が見られます。大きいと右下に「III」の文字がかろうじて見えるかな?

 ライブ全体の感想は…うーんとね。
 ちょっと待ちが長すぎる。全てにおいて。
 そもそも4000円で自由席、しかも開場が開演の1時間前ってどうなんだろうか。もう普通に来た人なんてライブ始まるまでに一時間待ってるワケですよ。んで始まったらあの静かなトーンだし。シンキングタイムも異様に長いし。眠くなる人もいるよね、そりゃ。
 あとパンフも高すぎるでしょう(笑)。あんな旅のしおりみたいなの(←ヒドい)に1000円も出せないよー。印刷が凝ってるわけでもなかったし。ポスターも特に作ってないみたいだし、なんだか素材に寄りかかって全体的に適当に作ったライブなのかなぁと思いました。
 しかしこれは普段手の込んだライブをいっぱい見てるからそう思うのかな…。
 その半面、コント部分のボケは毎公演違うらしいです(本人談)。

 まぁ板尾さんがこんなのやるの珍しいし、もちろん行ってよかったですけど、これをもし結構なペースでやるなら、見逃せないわ!という感じにはなりません(断言)。
 板尾さんってこういう場じゃなくてやっぱりいっぱいいる中とかで活きるのかなぁ。うーん。うーん。








2003年04月05日(土)


【BOOK】ラーメンズ「微妙ハンター」


 ラーメンズの関西ぴあでの連載をまとめた本「微妙ハンター」です。
(実際に読んだのは4/1〜4/2にかけて)

 二人の書いたイラストが見られるので購買欲をそそられるとか前の日記で書いといて、結局先に買ったあさちゃんに借りてしまいました(笑)。
 連載自体はぴあ誌上では一度も読んでません。関西ぴあだしね。

 小林氏と片桐氏が交代で、「微妙」をテーマに(してたらしい、当初は)エッセイと挿絵イラストを書くというサイクルになってます。
 つまり、片桐さんが文章を書いているときは小林氏のイラスト。
 小林氏が文章を書いてるときは片桐氏のイラスト。
 ということね。

 面白かったのは、小林氏の回は「昼夜逆転劇」(片桐さんに心配されるのが一番嬉しいという話)、「おろし」(レストランでのいい話)。
 「記憶」の「自分の子供の頃の記憶が全部他人目線」の話は怖いっす。
 どういう脳みそなんだ。
 片桐氏の回は、「ルーツ」(子供の頃書いてた日記と先生のやりとり)、「思ひ出」(濡れ場という言葉について)。
 片桐さんのエッセイはなんというか子供時代の話が面白かったです。
 捨てられない女が好きっていうのはなんだかなぁ(笑)。

 それぞれのイラストで一番好きだったのは、小林氏のイラストは「東京」(飛行機に乗ってる片桐さん)、「日記」(猫にキックしてる片桐さん)。
 片桐さんのは概ね怖いタッチの絵なんですが(笑)、「劇場に行こう!!」(小林氏がステージで浮遊している)、「Jラップ」(ラップしてる小林氏)が好きかな。
 ラップしてる小林氏の後ろにいっぱいいる片桐氏のポーズが(笑)。

 しかしこれ、私読む時期を間違えました。
 「CLASSIC」後に読むべきだった…
 結構ネタ中に使用されてるエピソードとかあって、舞台中「あー、これ微妙ハンターに書いてあったことだなー」と思ってしまうことが多かったので。
 ビデオ等で「CLASSIC」見ようと思ってる人は、「微妙ハンター」はその後に回した方がいいかもしれません…。老婆心まで。








2003年04月03日(木)


【LIVE】ラーメンズ第13回公演「CLASSIC」


 ラーメンズの第13回公演「CLASSIC」@本多劇場。

 今回の公演も1回のみの参加です。
 会場に入って初めて今回のフライヤー見ましたが、お金かかってんなぁ!
 箔押しですよ、箔押し。しかもあんな細かいの!
 紙が厚くなっちゃってるじゃないですか(笑)。もはやフライヤーじゃない感じになってました。

 以下コント感想(ネタバレあり)。いつものようにコント名は適当です。

-----
●ロビーにて
 ホテルの知識(新御三家とか)にへーってなったんですけど、片桐さんが踊るときの太夫っぽい動きしか笑うとこなかったような(笑)。
 プロローグということで普通っぽく作ってあったのかもしれません。

●カンヅメ
 「まだやってない現実逃避はないか〜!」に笑ってしまいました。いい台詞だ。
 始まり方も面白かったし。設定も好きでした。マンガのジャンルはどーかと思うけど(笑)。
 ただ、コントとしてもっと続くのかな?というところで終わってました。
 あとで結局逃げたんだなって分かるんですけど(笑)。

●受験勉強
 これは小林氏の先生が素敵でした。
 ただいつも思うが英語ネタは間違いがないか無意識に探しちゃうので個人的に100%楽しめません…。学校教育の弊害が。
 合格してそんなに豪華なプレゼント貰える予定なら裏口から入ればよいのに。と考える私は悪者ですか。

●想定範囲内
 小林氏が私の好きなやさぐれキャラだったのですが、ちょっとやり過ぎた感あり(笑)。あそこまでくにゃくにゃしちゃうとちょっと嫌。乙女心は難しいのぅ。
 「じゃあいいよ!」と小林氏が出てっちゃうところで片桐さんがものすごくいいことを言って引き止めるんですけど、「小林氏は片桐さんに何を言わせとるのや」と何故か思いました。言ってほしいことを言わせてるみたいな(笑)。

●ギリジン
 登場前から会場で笑いが起こってたので「?」と思ってたらギリジンでした。
(皆何回も舞台を見るのは別に構わんが先笑いすんなよ・怒)
 基本的にギリジンが無理な旅程を発表する、というコントだったのですが、最後の小林さんの一言で何故彼が異議を唱えなかったのかという種あかし(というほどのものでもないが)があって、カタチとしては好みのコントでした。歌も良かったです。
 「集合場所はそのとき私がいるところです」だけでもヒドイのに、逃げるから見つけて下さいっていう畳み掛けで笑ってしまいました…。

●マニアの挨拶
 これは見ててせつなーい感じに(笑)。あああ身につまされる。
 しかし片桐氏のルックスはやりすぎだと思う。怖かった。
 まだ比較的マジックの話の方がわかりやすかったかなぁ。基本的に英語だし。ガンダムはアムロの名台詞だけしか分かりませんでした。
 片桐氏がこれでもかってガンプラ知識で叱責した(ちょっと長かった)後、小林氏が「なんだか抱きしめてやりたい」と言ったのに笑ってしまった…。
 会場で男の子が笑ってたのが印象的でした。こんなん男の子向けだよなー(笑)

●バニーボーイ
 このコントがピカイチで好きでした。なんだあの小林さんのキャラ!
 バニーボーイが可愛くて仕方ありませんでした。
 なんであんなキャラが彼の中にいるのだろうか。謎。
 天才子役かあんたは、というムカつく演技でした(笑)。
 会話の合いの手もすべて良い。計算されたイノセント。
 キスしねーよ!!とか止めろその目は!!とか片桐さんが叫んでましたが、客席からあんまり見えないのよ。片桐さんにだけ向けて小林氏がやってんの。ずりーよ(笑)。
 このコントはホントすべてあのキャラが負うものが大きいですけど、最初のこっそり財布からお金抜いちゃうくだりもものすごく好きでした。
 あの店行きたいよ…。というかどういう店なのよ。はっきりしてほしいよ(笑)。

●NOと言わない小林さん
 私が見た日、なんと片桐さんが小道具の手紙を持ってくるのを忘れてしまい、コント中に袖に入って取ってくるというハプニングがありました。
 突然舞台脇に向かって歩きだしたから、本当にビックリした(なぜか私は片桐さんがお腹痛くて無理!と判断して帰ったのかと思った)。
 だって小道具探すそぶりとか全然なかったんだものー。
 コント終了直後の幕間、片桐さんがベッドに突っ伏したまま落ち込んでましたが、小林氏はベッドの端に腰掛けてタバコを吸うマイムで「ま、いろんなことがあるさ」と慰めてました。
 手紙の内容って覚えてないもんなんですね。そりゃ焦るわ。
 そしてコントの冒頭、小林氏も「さっきのウサギで首をやってしまいまして…」と笑ってしまってました。て考えると結構グダグダだな、この日(笑)。

●帝王閣ホテルイメージソング
 この歌がエンディングソングみたいな哀愁のある曲で(そうか?)、すごくこの終わり方がよかったです。あそこでスタッフロール流してほしい感じ。

-----
 ということで、今回は「ホテル」という設定がある上でのコントということで、全体的に見てとても素敵で、好きでした。
 今回は本当に小林氏が七変化で、キャラの引き出し多すぎ!バニーボーイはなー…ホントに。いくつなのよあの人。という感じでした。
 本当に可愛く見えるんだもん。耳のせいもあるが。

 アンコールのとき、今日は講談社の人が来てるので…ということで、小林氏が鼻兎のグッズ試作品を見せてくれました。鼻兎バッグと鼻兎…頭巾?頭巾なの?あれ。
 鼻兎バッグは結構見た目インパクトあるんですけど、真っ白なだけに汚れるだろうし(特に持ち手の耳部分)鼻がジャマだし実用性ゼロかも(笑)。鼻頭巾は…なんだろうね、あれ。目的がわからない(笑)。
 普通のグッズはつまんない!と小林氏がいろいろイラスト描いた末に出来た試作品ということだったんですけど…日の目を見るかなぁ?
 そういえば、鼻兎のカレンダーも(やぁぁっと)発売になっており、実物見ましたが、かなり使うのが難しそうな…。死蔵しちゃうのが目に見えたので買いませんでした。
 しかしデザインはめちゃ可愛いです。

 とにかく今回のライブはバニーボーイに尽きます(個人的に)。
 早くビデオ出してほしい。そしたらあの小林氏ばっかり見ます。きっと。








2003年04月02日(水)


月刊 横浜


 ということで、4/1に行った横浜でちょこちょこ写真を撮ったので大公開。

 
 ●これは横濱カレーミュージアム内部。
 この間、池袋で行った餃子ミュージアムに味を占めて、行ってみたい!とリクエストしたんです。
 しかしなんかセカンドステージ開始!とかゆーリニューアルがあったらしく、お店の数が思ったより少なかった…。しかもなんかね、変り種が多くて普通のカレーを食べさせる店が少ないの。
 平日なのに結構お客さんはいました。並んでたし。
 でもカレーはそんなにいくつも食べられませんよね(笑)。カレーうどんとチキンカレーのお試しサイズ食べただけに終わってしまいました。
 ミュージアム内は何故か船内のイメージで、餃子ミュージアムのような街角風ではないのよねー。私の中では餃子ミュージアムの勝ちかしら。

 
 ●これは…神奈川歴史博物館だっけか?
 赤レンガ倉庫に行くまでに見つけた横浜っぽい建物ということで。ただ単に前を通っただけなんですけどね(笑)。
 私の中の横浜のイメージはこんなんだ。
 あと「あぶない刑事」。(ちなみにユージ派)

  
 ●よこはまコスモワールドの観覧車からの眺め。ベイブリッジが写ってる…はずなんですが(笑)見えますか?とてもよいお天気でした。
 コスモワールドでは観覧車しか乗りませんでしたが、こじんまりとした遊園地でした。

 
 ●これは赤レンガで食べたハンバーガー。
 バンズで挟め切れないほどのボリューム。無理やり挟んだけど(笑)。
 美味しかったですよん。
 ただ、付け合せのフライドポテトがカリカリなやつで、私はもっとほっこりしてるタイプが好きだ!

 
 ●アメザリミニ日記の方には掲載済ですが(笑)「芸人魂」お守り。
 柳原大明神様のギャグ入りでございます。大事にしよう。








2003年04月01日(火)


【LIVE】「allnightnippon-r 芸人魂 dead or alive 〜倉庫魂〜」


 「allnightnippon-r 芸人魂 dead or alive〜倉庫魂〜」@横浜赤レンガ倉庫。

 allnightnipponの一部として毎週木曜日の深夜3時から芸人の勝ち抜きバトルみたいな番組をやっておりまして。
 そのバトルに勝つとalive芸人。負けるとdead芸人。
 ということで、主にalive芸人を集めて究極のalive芸人を決めようという企画ライブでございます。

 本日の出演者。
 エレキコミック・ダブルブッキング・シャカ・はなわ・インパルス・アメリカザリガニ・ドランクドラゴン。

 このライブ、平日で、横浜。
 なのに何で行くことになったのかよくわかんないんです(笑)。
 エレキがこういう風に大勢の中で出るのってあんまり見に行かないのに。
 しかもアメリカザリガニの出演は、チケット発売が過ぎてから決定した(発売日過ぎてからalive芸人になったの)んですよ。
 ちづにとっては素敵な偶然でございます。

 基本的にネタバトル(ネタ直後に携帯で投票する)なので、以下簡単に。
----
●エレキコミック→ジャスティスでした。トップバッターが似合うねぇ。やっぱり「キッカワ!」は観る者を魅了してやまないなぁ。

●ダブルブッキング→一組だけちょっと毛色が違って不憫でした。店長のギャグを聞いてない理由にもっと変化つければいいのにー。しかし要所要所で皆笑っていた。

●シャカ→ゲームネタ。「なんか本気出してない」と漠然と感じていたのですが、それは大熊氏のキレキャラがなかったからだった。私の中で「シャカの本気=大熊氏のキレキャラ」なのかと愕然とした。一番キャーキャー言われてたんじゃないでしょうか。

●はなわ→横浜なので神奈川の歌。さっき作ったばっかりと言ってました。

●インパルス→ハネムーンネタ。全体的になんかいい話になりそうでならなかった(笑)。でもやはし板倉氏の物言いに笑ってしまう。

●アメリカザリガニ→学校ネタ。…というか「やりますぅ」と一緒のネタすることないじゃないか!!関東のファンはネタ見る機会少ないんだからさ!!と泣きました。普通の人が見たら「歌ってばっかりやがな」と思ったかもという歌の多さでした。

●ドランクドラゴン→オーディションネタ。っていっぱいあるか。嘘をつく男の子の話でした。ドラドラはこのタイプのネタ多いなぁ。
-----

 あとはネタの合間に「谷井大喜利」と「写真でひとこと」のコーナーがありました。谷井大喜利は、シャカとダブルブッキングを相手にエレキの谷井氏がお題を出していくもの。しかし仕切りも彼がやってたので今立氏が目立たなかった(涙)。やらせてあげてよ…。というかラジオでも平井大喜利やってたけど、この番組大喜利を任せる人を間違えているような。
 写真でひとことは、まぁお題もベタだった。ベタ過ぎるほどに。はなわ氏が頑張っていたが、途中で本気で鬱陶しくなってしまった(笑)。あんだけ人数いるとまとまらないなーって感じでした。
 エレキとアメザリがステージの端と端に立っていたのでかなり見るのが大変でした。左見たり右見たり忙しかった。

 このバトルで優勝したコンビには、次回の番組パーソナリティの資格がもらえるのですが、投票の結果ドラドラに決定。
 ちなみに私が投票したのはインパルスとアメザリでした(エレキは投票が間に合わなかったのよ)。

 このイベントのグッズとして、出演芸人さんのギャグがご本尊の「芸人魂お守り」(詳細はアメザリミニ日記を参照のこと)を売ってたんですが、エレキ今立氏が何を書いたのか気になる…。彼のギャグ。思い浮かばない。

 ライブ終わって、客電が点いた後なんですけど。
 客出しの音楽が…杉山清貴の「僕の腕の中で」だったのです。もしかして柳原氏が歌う?と思ったら案の定2コーラス綺麗に歌って挙句ステージに戻ってきました(笑)。
 というか戻ってくるのが遅いからお客さん帰りかけており(というか大半帰ってたような)、その様子を目の当たりにして柳原氏が驚いて後ろに戻ろうとしたので思わず「ちゃんと見てるよ!」というアピールをしてしまいました。
 結局平井氏も出てきて、二人で何歌おう?という雰囲気になったところで主催者にタイムオーバーで止められてました。というかこれからスレキンのために大阪帰るんじゃないのか…。元気な二人でした。
(というか他の出演者が全員東京組でライブ中寂しかったのではないのかなぁと思ったり。柳原氏はもともとこういうサービスしてくれる人みたいですけど)

 ということで。
 ライブとしてはまぁ面子が豪華でよかったですね。
 しかしラジオが主体なので、なんか声だけの時間が多かったのが印象的でした。あとスタッフがステージ脇をうろうろしすぎだと思う。気になっちゃったよ…。

 私の中で「横浜」は限りなく「小旅行」に近いのです。
 ライブのほかにもいろいろやったのですが、それはまた別の日にでも。









My追加



Skin by Simplejunkie