恋文
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なにも悩まない 一日が要るよ
外の声も 内の声も 入り混じっていて
過ごしている
夢のなかから 持ってくる
小さな不安は
夢の外から 持ってきたのだろう
いつでも 逃げていいということ
逃げても 恥ずかしくないということ
ほんの一日の
そんなこと
それで 過ごすこと
いろいろ たくさん
ぱたぱた ばたばた
いつのまにか くらくなる
すぐ明日の 繋がりなのだけれど
明るく 暖かくなってゆけれど
まだ寒い 影の中
刷毛で刷いたような 朱色の雲
黒々とした山の背を 染めている
陽射しが 雲にさえぎられると 風も冷たくなる
雪解け水の 音を立てて流れてくる
山の頂を 覆っている 雲が下りてくる
窓を叩く リズムと音色 耳をすましてみる
すっきり晴れない 雨も降らない ゆるゆる 時間がすぎる
いろんな不明は いっしょくたにして うっちゃってしまいたい
音の伝わり方が くぐもっている
花が目に付くようになった
まぶしい夕日 さあ、今日も 終わってしまおう
緑も花も 写真のなかで 冷たい風
あいかわらず 振り子の気持ち
地図でたどる まだ見ぬ景色を 懐かしく思う
曇った窓ガラスの 向うの空 雨の景色のように
雨といっしょに 近づいてくる
灰色の 町の風景を
気持ちのなかに 取り込んでいる
2014年03月01日(土) |
Depression |
自分になるのは 大変なこと
シャンソンを 聴いている
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