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Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
2004年05月16日(日)
平凡な1週間の終わり、そして始まり。
気づいたら早くも1週間が経過しておりました。といっても、特に大きな出来事もなく日記更新できないほど忙しいはずもなく(→っうか、“忙しい”って言葉苦手。)、細かい作業をしていただけでありまする、はい。土曜は都内のホテルがとれなかったので何故か葛西に泊。
翌日が休日だということもあってか、ホテルには「明日はディズニー・シーに行くのよん♪」てな感じのカップルがたくさんおりまして、1名サマで宿泊の私はおそらく可哀想な人って感じでしたよ候。
で、今日はというと、雨の中某試験を受け、当然の如く疲労し、展示会行きたいなぁとは思ったのだけれど、そのまま素直に帰宅。代わりに、帰りの電車の中で斉藤孝氏の新刊『座右のゲーテ』(新書・700円くらい)を読んだ。
本を最初から最後までこんなに面白く読めたのって久しぶりだったので、脳が完全にリフレッシュできた模様。(→だからこうして日記を書いていられるのであろう。)齋藤氏の文章って遊びのある論理構成で(→巷で言われているような“論理的”ってのとはちと違う感じ、上手くいえないけど。。)、何より選ぶ単語に“らしさ”がある。氏は明大の先生なんだよね、いいなぁ、授業受けてみたい。
っうか、またしても平凡な1週間でしたなぁ。うーん、ってことで、もうちょっと行動にバリエーションが欲しい今日この頃であります、はい。
2004年05月10日(月)
いい加減は、良い加減。
土曜は友達2名(→マツダ&コバヤシさん)と六本木に1泊。コバヤシさんのオススメだけあって実用的なホテルでありました。価格はシングル約8千円、駅まで徒歩1分、のS不動産がやってるビジネスホテルと言えば、勘の鋭い方はすぐにホテル名が思い浮かぶはず。うーん、個人的には、一休comで割安で仕入れた高級ホテルより、割引なしのこっちのホテルのほうが充実度は高めかなぁと思いました、はい。
で、日曜はそのまま森美術館へ。絵画好きの母親の影響で幼い頃からいわゆる大御所と分類させる画家の作品はけっこう見ているのだけれど、それって詰まるところ「見て」いただけで、良さがわかってきたのってホントに最近なんだよなぁと、ピカソの前でしてしみじみ思った。
っうか、私って人は「見て」いる割りには全くアーティスティックな種の人間じゃないよなぁ、とふと気づき、ちと悲しくなったよ候。でもまぁ、自分が関わっている分野って意外と美的センスが必要なんだよなぁって思うと、この程度の感覚で十分なのかもしれませんぬ。っうか、要するに、なおサンのヘタの横好きは今後も続くよ、っうことでありましょう。
っうか、急に話は変わるけれど、幸せの感度って大切ですなぁ。私は幸せを感じるレベルが低いので、お気に入りの絵を見に行けばすぐに「あぁ、幸せ♪」って状態になれちゃうんだけど、こういう単純なつくりになっていない人も大勢いるようですなぁ。私は、幸せを複雑にしたがる人を見るたびに、いい加減な言い分だけれど、「もっといい加減に考えればいいのになぁ。」と思ったりする。もっと正確に言えば、いい加減な“振り”をするのじゃなく、いい加減に“考える”ってコトをしてみると良いのでは、と思うのであるよ。いい加減、つまり、良い加減、に。って、毎度のことながら中途半端に終了しまする、はい。
2004年05月06日(木)
目を閉じれば波の音。
昨日は1日中お勉強。「ふーむ。」「なるほど〜!」「え?何でなのさ?」などど一人悪戦苦闘している私を見かねてか、父が「これ使えば?」と分厚い法学事典を貸してれた。どうやら学生時代に使用していたモノらしく、紙の黄ばみ具合がスゴイのなんのって。ホントにコレ使えるんだろうか・・・?と一瞬思ったのだが、実際その事典で調べてみたら、「ふーむ。」ではなく「なるほど!」と呟く回数が急増しましたよ、はい。
っうワケで、「智恵熱になってしまう前に早く休まねばならん。」と思い、今日は半日くらいゆったり過ごしました、はい。久しぶりにDVD鑑賞したり、テレビを見たりとか。
って、あまりにも普通過ぎる休憩の仕方だよな、と途中で気づき、近所の海にちと行ってみたよ。うーん、変わりない風景だ。連休後だったからか人も少ないし良い感じでしたよ、はい。愛犬がいればもっと頻繁に海岸に行くのだけれど、やっぱり相方がいないとやる気がでませんなぁ。と、近くを通り過ぎる犬たちを眺めながらしみじみ思いましたよ、はい。
ただ、海のそばで育ったせいか、すぐ近くに海があるってコトが、精神衛生上良いってことは確か。今、家の中で一番海沿いの部屋で寝たり起きたりしているのだけれど、夜も朝も、目を閉じると波の音が聞こえてきて、以前と違って毎日ぐっすり眠れる。梅雨が明けて夏に入れば、塩の匂いも程よく届くようになるし、もっとよく眠れるようになるかも。って、睡眠中心主義バレバレですな、あはは〜。
っうか、今の私の生活っていわゆるスローライフ寄りですなぁ。で、こういう過ごし方をしていて思ったのだけれど、「都心は稼ぐためのエリア、田舎は暮らすためのエリア。」ってのが、私のスタイルなのかもしれないなぁ、と。っていうか、投資で大負けしない限りは何処に住んでも問題ないワケだし、夏に向けて飲料メーカー系列でも買っときましょうかね?>個人投資家のみなさん。
2004年05月03日(月)
刺激が欲しいお年頃。
夜、小中学校時代の同級生たちとごはんへ。MちゃんとAちゃんとは何やかんやで結構頻繁に会っているのだけれど、Rちゃん、OちゃんとTちゃんとまともに会うのって7,8年ぶりかもしれん。っうか、予想はしていたけれど、皆さんそろいも揃って彼氏ナシ、当然のように未婚、ってどういうコトなんでしょうね、あはは〜。
あ、でも、みんな恋愛も結婚もしたいっぽかったですよ。相手に望む基準も特に高いわけでもないし、まぁ、少々評価が細かい部分もあるにはありますが、みんな一人にしておくにはもったいない女性でありまする。私が男性だったら、5人まとめて嫁に頂きたいくらいですよ。あ、そういえば、日本は一夫一婦制でしたな、基本的なコトを忘れておりました、すみませんです、はい。(→っうか、そもそもこの一夫一婦制っうのが問題を複雑にしてるのかもしれん。)
っうか、どうやら皆さん、私には誰かいると誤解していたらしく、「え?!なおサン(→私の名)、彼氏いないのー?」と驚いておられたよ、おい。そりゃあ、同級生のみなさんがご存知の通り、昔はいわゆる恋愛体質だったけれど、今現在は違うコトに情熱を傾けてる、っうか、傾け過ぎ、っうか、まぁそんな感じでして・・・。でもまぁ、私も可能ならば誰か特別な人が欲しいかなぁ、とは思うけれど、とか何とか言って、「彼氏はいないのであーる。」っう事実を納得してもらうのに時間がかかってしまいましたな候。
っうか、いつものように突然まとめるけどさ、みんなの話しを聞いてみて、要するに、たとえば、恋とか、そういった刺激が欲しいお年頃なのかもしれんなぁ、20代中盤って、と思いましたよ、はい。うーん、その刺激の対象が恋とか結婚オンリーの人には何にもしてあげられないけれど、ガラパゴスに巨大カメ見に行く、とか、地上1000メートルからスカイダイビングする、とか、そういう種のコトだったら、いつでも私が相方になりますよ候。っうことで、今からお風呂入るので今日のところはこれにてお終い。
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