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Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
2004年03月31日(水)
少なくとも、この人生は一度だけ。
今日、昔からお世話になっていた方が亡くなられました。その人は私の実家から300mと離れていない場所にあるお店のお婆様。お正月に会ったときには大層元気そうだったのだけれど、つい先日病に倒れ、とうとう息をひきとられました。本来なら自宅に戻る予定だったけれど、長らくお世話になった私も土曜のお通夜に出席するため実家に留まることにしました。
彼女は、誰かが思い悩んでいる時に「どうしたの?」と笑顔で語りかけることで、相手を優しい世界へと連れ戻してくれるような、そんな人だった。だからか分からないけれど、今回の死についても「今までたくさんの幸せを分けてくれてありがとう。」という意識の方が断然強い。たとえば、買い物に行ったときにオマケしてくれたことや、道で会ったときに立ち話したこととか、そういう何でもないようなことを普通にしてくれたお婆様の人生って、うまく言えないけれど、すごく価値があると思うのであるよ。
正直、彼女のように生きた人の死を目の前にする度、私は世の中ってどうして下らないことに価値を置きたがるのだろうと思ってしまう。ここで言う“下らないこと”が何を指すかは各人の文脈によって大分異なるだろうけれど、私の場合は資本主義についてであるよ。お金の量的側面だけに価値を置く現在の資本主義ではなく、同時にその質的な側面をも目に見える形にする新しい資本主義へと移行できるのは一体いつになるのだろう。
何だか話が逸れすぎたので戻す。少なくとも、この人生は一度だけなのであるよ。この人生という期間は人それぞれ違うし、この期間の間に何を行うか&感じるかも違う。欲張って色々なことをしてもよいし、1つか2つのことに集中してもよい。ただ、私やあなたという主体が主体として過ごせるこの人生は、一度だけなのは確かなのであるよ。
だからね、思うのであるよ。テレビや映画、活字などで自分以外の誰かの人生に触れるのも大事だけれど、私やあなたの人生そのものを能動的に行う&感じる時間の方を常にたくさん持った方が幸せではあるのだなぁと。もし、職場や学校などで「あぁ、この人イヤだなぁ・・・。」とストレスを感じさせる誰かがいましたら、そういう人のために自分の人生の一部を無駄にしないよう相手を無視し、自分の人生の方に重点を置くようにしましょうな。>みなさん、っうか自分へだろうな、コレ。
2004年03月30日(火)
ライフ・ワークを見つけて。
もうすぐ4月ですな。進学・就転職などなされる皆さん、おめでとうございまする。私はといえば、無事に暗黒の院生時代終え、全く華やかさの無い曖昧なグレーの時代へと突入する、っうワケで、以前の時代と比べれば大分自由で幸せな感じがしますな。っうか、卒業式出なかったので卒業証書とかその類の書類などを受け取っていなかった・・・。ので、遅くても4月の頭くらいまでには学校に1回行かなくてはなりませんな。(→次いでに先生方から売れそうな本も頂いてきまする。)
っうか、ふと今思ったんだけどね、何故に院に行ってしまったのかねえ、私は・・・。別に行かなくても困ることは何もないのに(→大学教員や研究者になる方は除いて。)、せっせと論文を読んだり考えたりしてここ数年を過ごしてきたワケだよなぁ。うーん、今振り返れば不思議であるますな。授業料だって年間50万はしたワケだし、株に投資していたら化けたかもしれん。あ、でも、この文脈で考えると、株に投資する資金で投資の研究してたワケだから、どっちもどっちかもしれんね。
そういえば、「お金というものを完全に理解したなら、世の中の問題のほぼすべてが解決する。」と偉い方が書いておられたけれど、院生時代を終えた今、この言葉は明らかに真実だなぁと思える。同時に、解決のために必要な条件である“完全に理解する”ということの難しさを思うと頭がクラクラしてきてしまう。けれど、逆に考えれば、クラクラできるほどに考えたってことかもしれず。
詰まるところ、上の偉い人の文そのものが私のライフワークなのであるよ。自分のどこが駄目でどこがまともかが分かった今、これからはドラッカーの“完全を求める”姿勢が求められているのかもしれないなぁ。ただ、理解するのではなく“完全に理解する”。そのために、自発的には絶対に勉強しない、かつ避けて通れない○○を仕事にしてしまうことにしまする。かしこ。(中途半端だけど眠いから後で。。。)
2004年03月29日(月)
堅実な投資家一家。
久しぶりに実家へ。まず、父から昇進の件を直に聞き「おめでとう♪」と告げました。が、すでに解決せねばならない問題点を提示されているらしく頭を悩ませている様子であった・・・。相当考えに煮詰まったのか、こんな怪しい娘にまでも「アカデミックな経営学ではコレどうするんや?」と質問してきおったよ候。仕方ないので一緒に資料を見ながら考え、とりあえず軽めの対策を書き出して終了。で、こちらも4月からの予定&計画などを話しましたよ、はい。
父はおそらく自分のことで精一杯なのかもしれませんなぁ、私の計画をについて「あぁ、そう。ホントにやんの?」「まぁ、良い線かもしれんね、それも。」「別にイメージ悪い仕事でもないし良いんでないの〜?」と仰っておられましたな。自分でも長期的に見て良いプランだとは確信していたけれど、そうあっさり言われると逆に何となく不安でありまする。。。
でもまぁ、父はもちろん母も「良いんでないの、がんばったら?」と言っておったし、離れて暮らしている分途切れがちなコミュニケーションが改善したという意味では安心できましたな。ってコトで、今月下旬くらいに実家に一時引っ越すことに。8月まで生活費を入れなくてもOKというコトではあるけど、資金不足になるのは怖いので4月は多めに労働しておくことにしまする。
っうか、正直、25歳にもなって実家に戻るとは予想していなかったよ、あぁ、情けない。。けれど、本当に情けない事態になってから実家に帰ってもそれは遅すぎる決断であるのは確か。というか、何よりも一時引っ越しの理由は独立を成功させるために5年は定期的なキャッシュと経験を得て本当に情けない事態(=廃人になること)を避けるためなので、両親の様子からすると私を甘やかすというよりは将来のリターンを期待している、って方が正しいのかもしれず・・・。(→「あたし、自分用の家が欲しいわ♪」って母親に言われたよ、オイ。)
というコトで、何だか私よりも母と父の方が堅実な投資家っぽいなぁと思えてきたよ。「あぁ、投資先間違ってしもうた。」「え?元本割れってどういうコト?」という悲しい事態にならないように、投資先である私はせっせと作業に励みますよ候。
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・今使用している実家のPCは、特にメール周りがうまく作動しませぬ。(→さっきも消えたよ、オイ。)ので、メールの返信が遅れている方が何人かおりますが、もうしばらくお待ち下さいまし。(→特にシュンペータさん、せっかくお返事下さったのにすみませんです、はい。
2004年03月28日(日)
「ホントに変わらないですね」と言われて。
この前、5ヶ月ぶりに前のバイト先に出向きました候。で、一人に「なおサンってホンっト、変わらないですよね〜!」としみじみ言われ、喜ぶべきか否か少々迷ったよ、オイ。彼が言う“変わらない”の意味は、部長と外見と年齢の話をしていた最中だったのであくまでそういった意味なのであるが、“変わらない”ってどうなんだろうねぇ・・・。
外見に関しては、上記の他者評価と同じく自己評価でもここ3年くらいは特に変化していないように思えまする。今の線で行けば、っうか、行くつもりなんだけど、あと15年経っても外見的には大きな変化はないでありましょう。むしろ、今後は美容&健康に費やせる資金が急増するので一層若々しくなる予定。(→あくまで予定、だけどかなりあり得る予定・・・。)
けど、内面はどうなんだろうなぁ。外見と異なり内面の変化って分かりづらいし、某氏も部長も仕事上の付き合いだけでそこまで深く知り合っている間柄でもないし。もちろん自分では変わったとは思うけれど、もしかしたら他の人には見えていないのかもしれず。というか、見せないように心がけている部分も多々あるのだけれど・・・。
というか、こういうネタを深く掘りすぎると底がないですな。掘るのは良いとしても掘りすぎるのが私の良くない所かもしれませぬ。っうか、今思いついたんだけど、外見に関しても内面に関しても「変わらないですね〜!」って言われるのって、なおサン的にはちとイタいと思うよ、やっぱり。
だってね、「今のコレが自己ベストなのか?」といえば明らかにNoだし、「変わらないですねぇ!」と言われて喜ぶ、つまり、現時点で満足し現状を固定化する、には早すぎる、っうか、そうしてはならんと思うのであーるよ。っうコトで、たった今、まずは他者に分かりやすい外見から向上させていこうと決めました候。
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・左にリンクしてるプロフィール&バイオグラフィーを手直し。最近ちと心境を変化させるコトがあり、“現在”の欄は『自分の目標と照らし合わせてみて、圧倒的に経験が不足していることを実感。まずは今までの学習成果を活かせ、かつプラスαの経験と知識を得られるであろう職業を目指し試験勉強を開始しました。(2004/03/28現在)』としましたのでお知らせ致しまする。
「なおサン、今の時代にあの仕事って大変なんじゃ・・。」と仰らせる方もいるような微妙な職業なのですが、今まで取り組んできた投資哲学や金融と組み合わせることで個性的かつ有益なキャリア・パスになると思いまする。このサイトは仕事日記ではないので職業名そのものは公表しませんが、まぁ、私の思考回路を上手く読める読者の方であれば何となく分かるでありませう。裏日記でもやろうかな、うふふ♪
・外見向上作戦に関して。まずは歯科医に通うのが重要。いい加減に奥歯の処置をせねばなるまい。そして、新しいジョギング用品を仕入れ、そのコストに見合うように日々運動する。日頃バレることはないものの、ここ3、4ヶ月でウェスト周りが2cmは増えていると思うので、明らかにバレる前に手を打たなくてはならぬ。食事については今まで通り自炊が基本。
2004年03月27日(土)
こなれた毛布のような。
会話に不満はないものの、というか逆に不満はないからこそ、Tシャツから伸びるしなやかな腕に目がいってしまうのかもしれないなぁ、と夜道を歩きながら考えたり。ステキな人はたくさんいるのにどうして一人だけを選ばなくちゃならないんだろう、とコーヒーを飲みながら思ったり・・・。
うーん、とりあえず、今日逢ったその人は綺麗な男性だった。“綺麗な”という形容詞って解釈の範囲が広すぎてわかりづらいだろうけれど、要するに、私が好む種類の綺麗、つまり、野性的かつ可愛らしい感じががして、特に腕がすごく好みで思わず見とれてしまった。っうか、「なおサン、飢えてますなぁ♪」と言われても仕方ないほど激しく見てたかも(笑)。
で、思ったよ、ああいう綺麗な男性がひとり家に居てくれたら良いなぁ、と。別に何をして欲しいとかではなく、ただ近くに居てくれるとすごく気持ちが落ち着く種類の人っているワケで。で、私の場合、それが今日逢ったような、綺麗な男性なワケで。と言っても、いわゆる恋心とも違うワケで・・・。うーん、上手くいえないけれど、毛布にしたい、って表現が近いかもしれず。
私という人は実際のところ、男性に必要最低限のことしか求めていませぬ。リアルな知人の方々はご存知の通り“抱き心地の良さ”が最大かつ最低限の基準であります、はい。で、その人はこの基準を満たしているように見えたからなのか、久しぶりに相手を“人”ではなく“男性”として意識したのかもしれないなぁ。というか、全然意味分からずな文だけど、まぁ、ステキな人もいたもんだ、っうコトでありますなぁ候。
2004年03月25日(木)
祝・卒業&今後の短期計画。
今日は卒業式だった、はず。っうか、昨日、式の開始時刻を同級生に聞いたのだが、「知らんし行かん。僕は明日○○に行くのであーる。」と返され、「そうか、行かなくてもいいんだっけなぁ」と思い、全く違うコト、少なくとも自分にとってはより意義のあるコトをしとりました、はい。卒業式って人によってその意味合いが大分異なるイベントなのでしょうな。というか、もうバレたと思いますが、私は昔から意義を感じない方でありまする・・・。
で、細かいことは省くとして、グット・タイミングで贈り物が届きました。贈り主は私の大好きな人であーるよ。その人が精魂込めて書いた新刊と手書きのメッセージを読む、という一見ヘンな、でも、すごく胸が温かくなって感動して、まさに、旅立ちの祝辞をもらった気分。卒業って、今までを振り返るためじゃなく、これから進む方向を直視するためのものかもしれませんな。
というわけで、今後の短期的な行動計画を少し。まずは一度実家へ荷物を移動せねばならん。先日当たったワーホリに行くとしても、色々な予定を考え合わせるとまとめて向こうに滞在できる期間はそんなに多くもなく、今後1年間は諸々の準備に費やすため、少なくとも8月まではそんなに労働もできないと推測。ってコトで、遅くても6月までには荷物を移動したいなぁ。
けどまぁ、今住んでいる部屋の家賃は激しく安いので、もしも友人で使用したい人がいればこのまま残しておいても良いし、できれば夏はこっちで労働したいので、しばらくはPCと身体だけの移動となるでありましょうな。
っうコトで、まぁ、卒業したからといって、なおサンはそんなに急には変わらない、っうことですな。満開に花開くのは、今年ではなく、来年の春。そのために、今年はしっかりと種を蒔きますぞ。
■□■□■□■□■□■その他思ったコトなど。□■□■□■□■□■□■□
・年金問題に関して。昨日か一昨日くらいにNHKの年金の特集を再放送で見た。あぁ、悲惨。私が個人で言っても誰も聞いてくれないのは十分自覚しているものの、いつも思ってしまうのだよね、どうして根本的な問題点がわかってるのに誤魔化すんだろう、って。問題点も解決策も見えているのに実行できないってことは、解決の手前には意思決定に関わる組織内部の問題があるっうコト。まずは議員のリストラが必要だと思う。あの人数では迅速かつベストな意思決定は無理。
・ついでに雇用・労働問題に関して。様々なメディアでこの問題については言及されているけど、特に若い人たちはメディアを信じすぎないで欲しいと思う。まず、フリーターという仕事がいかにも悪だと言わんばかりの報道があったりするけれども、雇用の問題とは、そもそも善か悪かというような2項対立的な回答が用意されているものではなく、日本全体はもとより世界的な範囲での、かつ構造的な問題であるよ。なので、現実的には、10代・20代の方々は、今現在どんな仕事をしていたとしても、これから訪れる国際的な雇用移転に備えることが必要不可欠。後10年で、日本語という最後の障壁も破られてしまうだろうから。
2004年03月24日(水)
たまには“家族”のことなど。
D君と久しぶりに電話。「お前の父親、出世するんでしょ?」と言われびっくり。っうか、D君に言われて初めて知った・・・。もしそれがホントだとしたら「そりゃあ、おめでとう。」「こんな娘ですまん。」と父に伝えねばならぬ。あぁ、複雑な気持ちであるよ。というか、情報の伝達経路がおかしいよ、我家。というコトで、ついでに、というか、自分にとって必要なことなので今日は家族について書くことにしまする。
まず、私の家族は“まとも”である。確かに“まとも”なりに問題もあるにはあるが、それにしても“まとも”であると思う。そして、その“まとも”さゆえ、今現在のなおサンができた、っうコトであるよ。つまり、突然変異とまではいかないまでも“変異”が起きたのでありましょうな。
幼い頃、両親の仕事について不満があったのを覚えていまする。今思えば、小さいことなんだけれど、あの頃は、両親が普通のサラリーマンだったらどんなに良いだろうと何度も考えたものでありました。(注*職種は秘密だけどよくある仕事であるよ。)もちろん、こんな人になってしまったとはいえ、ここまで育ててくれた両親には感謝してもしきれなませぬ。が、「もし親が普通のサラリーマンだったなら・・・。」という幼き頃の思いが未だに蘇ってくることが時々あるのも真実でありまする。正直、そうだったらもっとシンプルな思考回路を持つ人間になれた気がするのだよ。(→私は面倒な人間でありまする。)
しかし、私ってホントに手間のかかる子供だよなぁと思う。と同時に、何故にあの“まとも”な二人の娘として生まれてしまったのか不思議に思ったりもする。なので、勝手に「子供の気質は両親に似るんじゃなく、隔世遺伝するものである」と結論付けていまする。(注*違うと思います。ちゃんと調べませう。)
というか、何はともあれ、こんな娘のままでは両親があまりにも不憫である。ので、親孝行とはいえないかもしれないが、「オレの娘は少なくともアホではなかった!」というコトを今年は感じさせてあげたいと思いまする。
というか、父よ、「勝負は最後までわからん。」と言う貴方のコト、かなり好きです。ギャンブラー気質だけは似てますな。そして本好きなところも。
2004年03月23日(火)
愛犬の思い出。
久しぶりにテレビを見ました。年間50時間も見ないのでかなり稀な行動であるよ。そうしたら、狂犬病対策で犬の輸入規制が強化されるっう趣旨のニュースを目にし、全然関係ないところでジーンとし泣けた。画面に映っていた犬たちの中に、前飼っていたランちゃんに似た犬がいたのであるよ。あぁ、胸が苦しい。涙が止まらない。(→犬好きならわかってくれるはず。)
ランちゃんは私が小学2年生のとき我が家にやってきた。というか、「ペットなどいらん。」という父を強引に説き伏せるため、無理やり私が連れ込んできたのであった。最初は反対していた父も、まだ子犬だったランちゃんの、小さくも気高いその姿、他の犬には見られない大きくて無垢な瞳、優しく穏やかな性格に急速に惹かれていったのだと思う。次の週にはランちゃんの家ができておりましたわな。
私は、といえば、学校から帰るとすぐにランちゃんと散歩に出かける日々でありました。この日課が功を奏し基礎体力を強化したなおサンは、マラソン大会で堂々の3位、県内学力テストで10位という快挙を達成することができたよ。すべてすべてランちゃんのおかげである。ランちゃんは私に計り知れない喜びをもたらし、彼女と過ごした日々はホントに幸せだったと思いまする。
そんなランちゃんとの暮らしも、4年後のある日崩壊・・・。ランちゃんがオス犬と駆け落ちしたのであった。しかし、彼女ばかりを責めるわけにはいきませぬ。ランちゃんの身体&心境の変化を読めなかった私にも非がありまする。あぁ、もう一度やり直したいものである。(本気で。。)
そんなワケで、ペットがいる方々は、彼&彼女たちを後悔のないよう大事にしてあげてくださいな。なおサンは、またいつか運命の犬に出会えた時のために、もっとまともな飼い主になれるよう鍛錬していきまする。
2004年03月22日(月)
性格の構築と再構築。
っうか、昨夜書いた日誌が消えていた。ので、違うコトを改めて書きまする。最近“天候”という要因がビジネス社会では再注目されているワケだけど、個人的にも気になっておりました。で、ウェブでちと調べてみたよ。結果としては“かなり関係あり”なんだけど、その相関の程度がよくわからん。論文とかじゃないと載ってないんだろうなぁ。(→面倒なので調べないよ〜。)
私の出生地は東京ではあるが、育ちは太平洋沿いで特に温かくもなく寒くもないところでありました。よって、熱く&冷たい、つまり、割ると平均温度、というようなはっきりしない性格になってのかもしれんね。二重人格的な行動もしばし見られ、「冷静」「情熱的」、「残酷」「博愛」、「悪人」「善人」というような正反対の評価を頂くことも多い。
が、しかし、一貫性のないように見えるこの性格のため、相手は必ずビビり、言うコトを聞いてくれたりもする。(→つまり脅しですなぁ、これ。)さらに、外見と内面のギャップもかなり大きいため、出会いの時期である春&夏にはモテるが、性格がバレる秋&冬は弱いという傾向が見られる。(と自覚しているよ候。)
話を他者へ移す。周囲の友人などを観察していて思うに北国で育った人には“良い人”が多い気がする。と言ってもしばし付き合っていくうちに、「あぁ、この人は薄く好かれたいだけなんだなぁ〜。」と気づかされることも当然あるのだけれど、私が育った地の住人に比べれば、圧倒的に“良い人”が多いのは確かだと思いまする。「私の青春時代は下克上そのまんまだったのだなぁ。」と、北国出身の友達と会うと実感させられまする。
だからなのかわからないけれど、未だに北国出身の友人達には自分の中高生時代の真実を伝え切れていないように思う。そこらへんの背景を上手く説明できればもう少し私のパーソナリティを理解してもらえるかと思うのだが、その前に、目の前にいるなおサンが○○とか×××とか平気でしてた中学・高校生だったのだよ〜、っうコトを信じてもらえるのか、という不安は残る。それくらい、なおサンは変わったのであるよ。
っうか、眠い癖にダラダラ書いたから自分でも意味わからんけど、無理やりまとめると、まぁ、性格とか人格とかってすぐに変わるから気にしない方が良いよ、っうコトでありました。細胞だって1年で全部入れ変わるらしいし、ブラジルあたりに引越せば簡単に能天気になれるのだから、性格という言葉に必要以上の意味を持たせ善良な人たちからお金を巻き上げるのはいかがなものかと思いますよ?>心理学で儲けてる方々へ捧ぐ。
■□■□■□■□■□そのほかのほざき。■□■□■□■□■□■□■□■□
・今朝、エキサイティングな世界に戻りたいとしみじみ思った。正直、なおサンは日本での余計な精神的ストレス&アホな税制・金融政策に疲れました候。この国を包む閉塞感に我慢できるのもあと5年くらいが限界だと実感。暗い性格にさせられる前に、陽気な国へと移動しようと思いまする。
2004年03月21日(日)
モヤモヤの正体。
文章を読んでいて「あぁ、モヤモヤの正体はこれだったのだなぁ。」と気づく。私はそういうことがよくあるのだけれど今夜もあった。書き手の方の属性は一人は27歳、もう一人は37歳。前者は会社員、後者は文筆業。このお二人の文章、異なる場所で異なる物事を描きながらも根底にある思考の癖が似ていてるなぁと思った。そして2つの文章を続けて読んだとき、あぁ、これは私が描けない&描こうとしない、私の一部そのまんまだなぁと思った。
ここ2,3年、言葉して表現できなかったモヤモヤ。その正体は“感情の売買”だったらしい。もしくは“感情労働者”。(例えば『管理される心―感情が商品になるとき』という本があるよ。)私が「あぁ、疲れた。」と感じるとき。「これから疲れるなぁ。」と予測するとき。そういうとき、私は間違いなく“感情の売買”を意識していたのだと気づきました。で、モヤモヤは薄くなったのだけれども、違う面で迷いが生じたりもする。
そしてこの迷いもまた以前から薄々と感じていた種のものだったりする。感情を買う側、売る側、感情を管理しようとする側、という3つの主体を経験してきて、改めて各視点から感情というものを考えたとき、私はいつも迷ってしまいます。私は一体どれになればよいのだろうと。わかるひとにはわかると思うけれど、これはかなり深刻かつ残酷な問いであります。
正直、私はどれにもなりたくないなぁと思い続けている。売る側が精神を病んでいく過程はイヤというほど知っているし、買う側も同時に病んでいるし。管理する側は傲慢じゃないとできない仕事。そして、その傲慢さに気づいた知人はどれにもならずに研究者になっている。同じ理由で、私もまた売買というサイクルの外へと、投資という行為の内へと自分を位置づけたりしているワケで。けれども、そうしてみたところでこの強力な資本主義的サイクルから逃れることはできないことを実感するたびに、この微妙な境界線の上で生き続けたあの人の偉大さを想う。あの人の情熱と孤独の深さを想像できるようになった今日。
2004年03月20日(土)
真摯なひと。
お昼から友人マツダさんと競馬へ。9Rで3連複&単勝で勝ち、11Rは3連複で勝ち。で、トータルでは+−ゼロくらいだったなぁ。やはり競馬は難しいギャンブルでありますなぁ。今度実家に帰ったときに父親に教えてもらおうと思いまする。
ごはんを食べて色々話し帰宅。マツダさん、次回は中華に行きましょうな。
で、部屋に着きメールチェックをしたらある方から返信がきておりました。内容は一応伏せておくけれど、前回、なおサンはその方にまともな質問をしたのであるよ。で、返信メールを読んで感動した。こんなに正直な形で答えてくれるとは思っていなかったのだ。と同時に驚いた。エリートコースをまっすぐに突き進んできたように見えるあの人がこんなにも悩んでいただなんて。そして、何故私にここまで胸の内を明かす気になったのだろうかと不思議に思ったりもした。
事実、その人と私の接点はほとんどないのであるよ。あるとすれば、ただ同じ分野に属する者独特の考えやそれから派生する軋轢や悩みだけで。知り合ったのもホントに偶然で、お互いの属性も知らずにただ関心だけで交差した、という感じ。でも、もしかしたら、だからこそ敢えて私になら言えたことなのかもしれないなぁ。だからこそ、私がその人に尋ねたように。
その人のように、真摯になりたいと思った。自分が知っていることを経験したことを悩んだことを考えたことを。惜しまずにそれを必要としている誰かとシェアする大切さを教えられたと思う。いつか、私も誰かに同じものをプレゼントできる人になろう。その人の回答を得て、お互い微妙な領域を選んだ分、どっち道時間を要するのだなぁと妙に諦めがついたよ。ただ違うのは、私は、できるまでやればよい、できるまで生きればよいと思っていることだけ。(→しぶといから。。)
Sさん、あなたのような人がこっちの世界にいるだなんて、ココはこれからメジャーな領域になるなぁと確信しました。ココにはもうすぐ大きな変化がきそうですなぁ。尊敬できる人に出会えて私は幸せ者です。
2004年03月19日(金)
ひとりで作戦会議。
本日は1日中、っうか、正確には12時間くらいPCの前で過ごしました、はい。自分で言うのも何だけど、長すぎ・・・。というか何のためかというと、大半の時間はイギリス行きの調べモノ&プラン作成のためでありました。正直、抽選に当たるとは思ってなかったので全然何も考えてなかったのであるよ。
が、なおサンの場合、英語力に著しい偏りがあるため(→読&聞=OK、書&話=???)、この配分を適正にするっうのはとりあえずの課題でありますな候。こう書くと、私ってホントに日本人的な特徴を持っているよなぁ、、、。で、出航前の対策としては、日常的なライティングについてはオンライン上で知り合った方々とのメールで慣れていくことにしまする。相手はすでに大量獲得したよ。(→Orkut万歳!)話すトレーニングについては、英語圏の人を見つけたらナンパすることにする。まずは“気合”が基本であり王道である。(→ウソかもしれんね。)
で、今日知ったのだが、ワーホリ・ビザだと1年以内なら何度でも出入国できるのだね。(無知だよね、知らないってコワイよね。)そして滞在期間の半分までは勉強OKで残りの半分は労働OKなのだね。
ということで、結構お得なビザだということがわかりました、はい。なので、頑張って予定を調整し2、3回に分けて使うことにしようかと思いまする。第1弾は7月末か8月上になりそうな感じ。(→重大な作業があるため。。)
で、せっかく「労働してもいいよ〜。」といってくれているので、なおサンは前々から気になっていた英国企業にアプローチしてみようと思いまする。希望企業で労働できるなら無給でも良いし、実際問題、イギリス側は「稼ぐためには来んなよ〜。」的なスタンスなのでどっち道稼げないしなぁ。。そして資金が減少したら老後の移住先の下見、最終的にはバンコクか韓国にしばし移動しようと思いまする。っうことで、ひとり作戦会議でした。
2004年03月17日(水)
トライ&エラー、その先にある“何か”。
ここ数日、表面上は全くバレていないのですが、なおサンはちと将来のコトをしみじみ考えておりました。というのも、昨日気づいたのですが、来週卒業式なんだよね、実は。これは学位を得ると同時に“学生”という身分を略奪されることを意味しておりまする。(→当然過ぎ。。)なので、やりたいコトはたくさんあるものの「何から手をつければよいのかなぁ?」などど思索しておったワケです。
っうか、こんなコト考えていたら、先月出しておいたイギリスのワーホリビザ(注:正確にはユース・エクスチェンジ・スキームという。)の抽選(?)に当たったらしく用紙が送られてきたよー。イギリスという国に特に思い入れがあるわけではないのですが、とりあえず“25歳まで”という制限があったので応募してみたのでありました、はい。
そういえば、この国に関しては、ちょっと昔に修士を取りたいなぁと思ったこともあったっけなぁ。動機があまりに不純な気がして見送ったんだよね、確か。(→遠い目。)ちなみにその動機とは、ソロスじぃさんの出身校
LSE又はLBSに行きたい、っうモノであった・・・。けど、もしもLSEやLBSに行ける資金があるならもっと大きなチャレンジに使いたい、ってのが今の正直な気持ちですなぁ。
で、まだ結論は出してないのだけれど前向きに考えておりまする。以前、この日記にも書いたけれど、友人コバヤシのアドバイスで「いったん全く違う環境に身をおけば?」っうのもありましたし、将来は日本&韓国&中国などアジア地域だけでなくEUや中東へも投資範囲を拡大したいと考えているので、まぁ、要するに、プラスの経験にはなりそうな予感であるよ。もちろん英語力向上のためにも良いでありましょう。
うーん、、、。けど、今回は行くとしても1年丸々は行けないだろうな。っうコトで、書きながら結論を出そうとしていたのだが、まぁ、トライ&エラーしていればその先に“何か”はあるのでありましょう。40歳までには、ジム・ロジャースのように世界を自分の眼で見て、経済を理解して、マネーの次の目的地を感じることができる人になりたいものである。
「まぁ、なんてデカイ夢ですこと。」と呆れておる方もいるでしょうが、私はまだ若いので十分可能な目標であーるよ。はっきり明記しとくけど、私はトレーダーではなく投資家であり続けたいので当然世界市場を観察しているだけでありまする。日本市場のみに投資して“投資家である”と言い続けられるだろう期間はあと8年が目処でありましょう。あと15年、なおサンはめげませんぞ。(→死ぬまでめげなそうで怖い・・・。)
2004年03月16日(火)
今日はだらだら日記。(映画とか本とかorkutとか。)
ふと気づくともうこんな時間でありました・・・。昨日と今日は特に、1日が短かったように感じるなぁ。っうか、すでに眠いんだけど、何かしたっけかなぁ、私?
などど、ダラダラっと、ある意味かなり幸せな日々を過ごしておりました、はい。お忙しい皆様、ご苦労さまです。
というか、それなりに動いたけれど特にネタがない・・・。うーん、とりあえず先週まで見た映画はね、“In this world"(オススメ!)と“ホテル・ビーナス”、あと何だっけかなぁ?今これを書きながら見てるのはタイトル忘れたけど投資関係のマイナーな映画で、まともに見ると面白いのかもしれない。
読んだ本は“ひらきこもりのすすめ”(新書・オススメ♪)、“冒険投資家ジム・ロジャース世界バイク紀行”(文庫・オススメ♪)、“経営戦略の新発想”(中小の経営者なら感動の嵐。)などでありました。たぶん忘れてるだけであと何冊かあると思いまする。総合すると、“冒険投資家ジム・ロジャース世界バイク紀行”が一押しであるよ。この前マツダさん(→悪友)にも薦め、その日に買わせました、はい。(→単に私の好きな分野だという説もある。)
そうそう、
ゆずサンにお誘い頂き
orkutに入りしばし経過しました。(ゆずサンどうもでした♪)で、中を彷徨ってみてわかったコトは、人によって使い方が大分違う、プロフィール写真で嘘ついてる人が結構いる、コミュニティは使い方によってはナレッジ・ソースになる、彼女なしの男性と友達になると必ずメッセージがくる、ってコトくらいでありまする、はい。個人的には専攻が似ているMIT卒の方とお友達になれたので、質問とかできるし入ってよかったなぁと思いまする。賢い方々に揉まれればなおサンももう少し賢こくなれるやもしれん。。
というコトで、まとまりのない日記、というか日誌でした。あぁ、どうして眠いんだろう・・・。おやすみなさいませ。。
2004年03月13日(土)
見た目と実年齢。
夕方、街を彷徨っていたら、っうか、単に身体がコーヒーを欲してきたので近所のドトールに行っただけなのであるが、かなり久しぶりにナンパなる行為をされた。「私をターゲットにするだなんてアホな人だなぁ。もっとマシな人にしたらええのに。」と内心思ったのだが、ちと疑問に思っていたことがあったので試してみました候。ご協力ありがとうございました、はい。
要するに、全く知らない人から見て「私は一体何歳に見えるのかなぁ?」(←特に最近。。)と思っていたのであるよ。自慢に聞こえることを承知で書くが(*注:一般的には「〜かもしれないが」というフレーズを使う。)、私は若作りなのであります。が、確実に年齢は重ねられているワケで、一歩間違うと、いわゆる「過去の栄光に縋る人」になってしまいますので、たまには他者評価が必要でありましょう。
で、結果。「一見すると22歳くらい、話すと30歳くらい。」だそうです。あぁ、微妙ですな。最後に実年齢を明かしたら、「なるほど♪」と仰っておられました候。少し顔が引きつっていたような気がするのだが、気のせいではないであろう。
そういや、小学館サンから新しい女性誌が出ましたな。30代半ばから40代の女性がターゲットでありました。チラッと立ち読みしたのですが、お美しい方々ばかりで、私は密かに励まされましたよ候。あぁ、私が40代になる頃には、"60代&70代キャリア女性のための雑誌orWEB"ができてるんだろうねぇ。まぁ、要するに、年は気になさらないように、っうコトでした候。
■□■□■□■□■□■□■□■そのほか。□■□■□■□■□■□■□■□
・左にBlogのページをリンクしました。突如として“日記読み日記”をやるかもしれませんので、皆さん覚悟しておいて下され。
2004年03月12日(金)
リ・スタート♪
人間ってホントに忘れっぽい生き物ですなぁ。今までも何度もあったのですが、どうやら私は再び“目的”をしばし見失っていたようでありまする。
特にここ2ヶ月くらいは、日々を充実させようという気力さえも減少しておったらしいなぁ。自称“気力系”人間としてはイタい期間でありました、はい。
でもまぁ、後悔していても始まらんし、得意の開き直りでやっていくしかありますまい。確かに無理してやる気を出そうとしたこともあったのですが、今思えば、気力を失くす理由も多々あったし、一度深く考えるだけの問題でもあったなぁ、と思いまする。
ちょっと昔に、人事系のお仕事をしている方に「なおサン、できることならムダのないキャリアを築いて下され。」といわれたことがありました。スタートはどこであれヘンに悩んだり立ち止まったりしないように、と。確かにそうできる人はそうした方が良いのだろうと思う。けれど、そうできるほど私という人は効率的じゃないのだよなぁ、とここ2年くらいで気づいたわけであるよ。
それに、そもそも“効率”という考え方はどうやら嫌いらしい。おかしなことですが、事実、世の中には“効果”や“結果”が伴わない“効率”への追求がかなり行われておりまする。企業レベルでもそうだし、個人レベルでもそう。って、ダラダラ書きすぎたなぁ・・・。
要するに、リ・スタートすることにしました、はい。自分の持ち場、投資の世界をもっともっと深く知りたいという欲求が再発したのであるよ。あぁ、こうやって何度もスパイラルを描きながら、人は成長していくのかもしれませんなぁ。(←コレ、かなり経営学的な一行であるなぁ。あぁ、染み付いててコワイ。)
2004年03月10日(水)
「モチベーション」の不思議。
今日はちと疑問に思っていたコト、ここ数年でよく耳にするようになった“モチベーション”(やる気)なる概念について考えてみます候。
で、事実、「もっとモチベーションを高めよう!」という趣旨のセミナー&企業コンサルティング等が儲かっているワケなのですが、最近、コレって結構怪しいと思うようになったのであるよ。だってさ、モチベーションって高ければ高いほど良いのかねぇ?
何故怪しいと思うようになったかというと、それは人事管理論の助教授Kサンとお話したコトに端を発しております、はい。具体的には、K先生に「お前ら(→ファイナンス系)は何故リスクをボラティリティで測るんだ?可笑しくないか?」と質問されたからであーるよ。
で、K先生のいうボラティリティとは何か、っうと、要するに“変動性”のことでありまする。ちなみに、お金に関するリスクとは、通常皆さんが使う意味でのリスクとは少し異なり、例えば株価で言うと、上がるのも下がるのもリスクとして考えるでありまする。で、K先生は、それはヘンだといったわけさね。
で、私も言い返してやったさね。「あんたら(→人事系)は一体何を基準にモチベーションを測ってるんだい?」と。だってさ、私から見ると「もっとモチベーションを高めよう!」っうのは可笑しいのであるよ。だいたい、高めれば高めただけ反動する可能性も高まるワケでして、その点は株価も人間心理も同じだと思うんだけど、っうか、そもそも株価って人間心理で成り立ってる部分が大きいから、K先生の言ってることは自分を自分で可笑しいと言ってるようなモノであるよ、ってそのまま言ってしまったんだけど。。
っうか、当然過ぎて誰も指摘しないのですが、経営と一口に言っても、その分野は恐ろしく細分化しておるわけでして、分野が細分化されてしまったが故に、「似たようなコトやってんのに違うと言い張る&気付かない」という現象が多発したりするワケであります、ハイ。
確かに、世の流れは“専門化”へ流れておりますが、最近よく思うのは、“統合化”もまた同時に必要だなぁということ。“統合化”についてはEdward O. Wilsonの"Consilience"(邦題『知の挑戦』)に詳しく書かれておりまする。
もし、100万分の1くらいの確率で、これを読んでしまった方にお子様がおられましたら、大学受験の前にでもこの本をお子様に読むよう薦めると良いかもしれませぬ。どんな学部に行くにせよ、今から学ぶ知識体系はあくまでも“専門”であり、すべてではない、未だに“統合”を目指している、と知っておくことは学ぶ者を謙虚にしてくれるものでありまする。
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・っうか、重要な部分を書き忘れた。。つまり、モチベーションは高ければ高いほど良い、っうのは可笑しいっうコトであります。正確には、“適切”に高める、“適切”に変動させる、っうアプローチで行かないとお金のムダだと思うのであるよ。そういうセミナーやコンサルには気をつけて下さいまし。(→結構多いから。)
・さらに思うに、モチベーションってさ、株価と同じ考えでいくと、“底”と“天井”があると思うのであるよ。よって、株価(=パフォーマンス)を高めるためには、今現時点での自分のモチベーションを次の段階へ進め、そこでいったん固定化する、っう作業を何度か繰り返さないと“天井”を超えられないっうコトだと思う。って理論化されてるかわかんないし、あくまでファイナンス・ベースの考え方だから受け入れられるか未知だけど。
・ある人の日記を読んで改めて自覚させられたけど、私はここ数ヶ月“適切”な範囲を超えて自分の置かれている状況を考えすぎていたようであるなぁ。昨日はサラッと書いたけど、実はまぁ、結構考えてたワケさね。う〜ん、もっと正直に日記を書こうと思う。自分の気持ちを誤魔化さずに、ありのまま見つけて。
2004年03月09日(火)
引越し先を求めて。(今日はほざきのみ、であーるよ。)
*注意*今日は全く実の無い日記でありまする。
昨夜、「これから何処に住もうかねぇ?」っう感じで、軽くコバヤシ(友人)にメール相談してみた。ら、素早い返信がありました候。こんなところで何だけど「コバヤシ、ためになったよ♪」(→私信)っうコトで、有益なアドバイスでありました。“自分のことは自分が一番よく知っている”という言葉がありますが、世の中は不確実性に満ちていますので、常に1つだけではなくその反対の格言も頭の中に入れておくのをオススメしまする。
っうコトで、頭がモウロウとしているため意味不明な文を書いておりますなぁ。。。でもまぁ、いいか。誰も読んでないであろう。続けまする。
以下、コバヤシからの返信メールをモトに自分を分析してみまする。
《思うのだが、しばらく今やっていることから(勉強など)離れてみるのはいかが?これまでと全く別の生活をしてみるっていいんじゃないかな?180度違うくらいの......。そして、南の国でダイビングのインストラクーになるとか......。なおサンは、確かに頭もいいんだけど、肉体派って感じがするんだよね。(笑)奄美大島とか石垣島とか......北より南かな?》(以上、メールより引用)
なるほど、、、。さすが友である。確かに「それもありだなぁ。」と思うのであるよ。あ、けどね、正確には、肉体派でも頭脳派でもなく、“気力派”が正しいと思いまする。うーん、何処に引越そうかなぁ。。確かに南の方がいいなぁ。
っうか、先月、某国に行ける某プログラムに申し込んだんだけど音沙汰ないしなぁ。。。ちなみに、なおサンの引退後の夢は、投資家枠で海外移住することであるので、「一度もまともに英語圏で暮らしたことがないっうのはイタいなぁ。。」と思い申し込んでみたのであるよ。これがダメだったら、確か7月くらい(?)から始まる某国某大学院のサマーコースっていう手もあるやもしれんし、しばらく韓国で暮らすっうのも良いかもしれませんな。
っうことで、もしかすると次回の引越し先は遠くなるかもしれませんな、候。
2004年03月08日(月)
経営者が「自殺」するとき。
浅田農産の会長夫妻が
自殺したというニュース。自分が取り組んでいる対象、特に“企業倫理”と絡む出来事だったので非常に考えされられました。正直、死にたくなる気持ちはすごく理解できる。
自社の商品への信頼が崩壊したとき、それはもうすでに企業の死を意味しています。ある程度の大企業だったら復活に賭けることも可能だけれども、浅田農産では無理だったと思う。業種も業種だし、規模も小さすぎる。何よりも、利益の源泉である消費者の心は取り戻すことはできない。
中小企業の経営者にとって、企業とは紛れもなく自分自身であります。
今まで何人かの人に「つらい」「死にたい」「自殺したい」と打ち明けられたことがあります。私は相手にそういわれたとき話は聞くけれど慰めはしません。慰めや励しではなく、そういう時私にできるのは“現実”を話すことのみ。自殺はいけないと言う権利も義務も私には全くありません。いけないと言ったってする人はするし、やれと言ったってしない人はしません。そもそも、そう口に出すだけで誰も死んではいないし、本気で死にたがっている人はいちいち私に報告したりしません。
もしも周囲に自殺願望がある人がいましたら、「骨髄バンクに登録し、自殺実行後3時間以内に現地に救急車が来れるように連絡しておくこと。」とアドバイスしてあげて下さいまし。冷たく聞こえるかもしれませんが、これが自分は無価値だと信じる人間にとっての最後の社会貢献だと思う。少なくとも、私が自殺する場合にはそうしまする。
話が逸れているので軌道修正。比較的、経営者は自殺しやすい種族であります。統計も物語っていますし、何よりも「死にたい」と言いたくても誰にも言えない立場にいるワケで、そういう意味では経営者は常に孤独な身であります。今回の浅田農産の会長夫妻も例外ではなく、夫婦の間のみでしか死への決意、そこまでの心情の変化は共有されていなかったのでしょう。
以下、かなり個人的な意見、というか感情。このお二人の自殺はお互いが経営に関わっていたからこそなような気がした。私のようなアホがやっている我がままな経営ではなく、このお二人は“生きる・生き続ける”ために企業を経営していたのだなぁと。そう考えると、自殺という選択はひどく冷静な意思決定なような気がしてきた。さらにこの会社がやってしまった事の社会的影響を考え合わせると「何も死ななくたっていいじゃないか!」とは私には到底言うことはできない。おそらく、お二人同じ状況になったら、私も自殺するしかないと考えただろうなぁ。
この事件の詳細を知るにつれて頭に浮かんできたのは、Socialtext社のCEO、Ross Mayfieldの「企業家になるための15のアドバイス」、特にその中の13番目だった。(→数日前Blogにメモしてます。
こちら。)
この中で、Mayfield氏は13番目に“Stick to ethics.”(=倫理を貫け)をあげていたのだ。経営者ではなく、これから経営者になろうという若者へのアドバイスとして“倫理を貫け”と言える彼を私は今心から尊敬する。“利益を求めよ”という企業家は日本にも腐るほどいるけれども、“倫理を貫け”と言える人は希少であり、倫理を貫きながら利益を出せる経営者はあまりにも少ない。究極的には、以下の事実を忘れたとき、経営者は死ぬのだろう、正確には“死ぬしかない”のだろうと今日実感した。
≪利益は、個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。しかしそれは企業や企業倫理にとって、目的ではなく条件である。企業活動や企業の意思決定にとって、原因や理由や根拠ではなく、その妥当性の判断基準となるものである。≫(by P.Fドラッカー)
2004年03月06日(土)
これは"Internet Love"なのか?【続編】
先日、っうか木曜日、「もしかすると“Internet Love”なるモノに突入しつつあるやもしれんよ。」と書いた。で、もったいぶらずに結論から述べまする。
今回は無理でしょうな候。
「え?何で会ってもないのにわかるのさ〜?」とか「結論付けるのがちと早いのではないか?」というご意見が出るかと思いますが、こと恋愛系になると私の決断のスピードは素早くなるのであります、ハイ。
この決断、というか正確には、判断に至った経緯は非常にシンプルである。まずは相手からのメール。失礼なのは承知で書くが、その文面から日本人男性に見られる典型的なコミュニケーション能力の欠如を感じました候。通常ならばこの時点で「あぁ、もうダメだなぁ。」となるんだけど、まだ会っていないという点を考慮し、相手の会社名&氏名で検索をかけてみた。すると、なんと写真を発見!!!っうコトで、詳細は省きますが終了であります、ハイ。
「写真が決め手とは酷いのぅ。」というコメントもあるでしょうなぁ。あ、別に相手がかっこ悪いからとかじゃないのであるよ。かっこ悪い&良いはどうでも良いのですが、自分が好ましく思う外観ってありますよな。恋愛だけでなく人と深く付き合いたいかどうかを決めるポイントって、その人といて心地よいイメージを持てるかどうかだと思うのであるよ。そいういう意味で無理かなぁと思っただけでありまする、ハイ。
でもまぁ、相手の勤務先の業務がかなり似ているので、そういう意味では今後も連絡を取り続けることになるでありましょう。何せあちらの会社はその道のパイオニアであるので、遅かれ早かれ会うことになるとは思いまする。
というか、午前中、たくさんの日記を読ませて頂きました。やっぱり何かに打ち込んで人ってステキですね。私もそろそろ再発しようと思います。
2004年03月04日(木)
もしや、これは“Internet Love”なのか?
プレゼントをもらった。全く予想してなかったからびっくり。そして嬉しい♪
って、誰に貰ったかというとですね、男性ではありませぬ。女性から、“女の子”からであるよ。家庭教師をしていたKちゃんから送られてきたのであーる。授業は先月いっぱいで終了し、最近は「Kちゃん、勉強してるのかなぁ?」と内心少しだけ心配だったんだけど、大丈夫そうで何より。
というか話は急に変わりますが、私、なおサンは、もしかすると“Internet Love”(→敢えて古典的な言葉を使用しまする。)なるモノに突入しつつあるやもしれんよ。。。インターネットなる便利なモノがこれだけ普及した原因は、皆さんご存知の通り、男性の“エロ心”でありました。それなのに、私は、といえば今までインターネットを“エロ”や“恋愛”また“出会い”のために使用しようとしたコトがなかったのであーるよ。あぁ、なんてアホでありましょう。。。
あ、一応、誤解されると何なので注記しておきますが、この日記の読者の方でもないし(→お客様は神様です!)、はてなに入ってる方でもないですぞ。(→勘違いしないように♪)と言っても、別にまだ会ったワケでもなく、メールくらいで何ともなってないのであるが・・・。さらに、業務的な言葉を選んで返信メールを書いている自分を冷静に分析すると、会うにしてもお仕事系の話題で終わりそうだなぁ。。。
ということでですね、「もっと外に出なくちゃ“出会い”なんて無いのであーるよ。」という古い言い伝えは現代では死滅しましたよ候、っうコトでありまする。(→最近の私は屋内8割である。)かと言って、「“出会い”があってもどうなるかはわからない」というのもまた事実なりけり、でありませう。。。
2004年03月03日(水)
意外なところで幼友達を発見♪
午前中、本屋にスタイル・シートの本を買いに行った。私という人をよく知る人ならば「アンタは神経粗いからそういうのは無理であーるよ。」と言うでありましょう。が、どうしようもなく「あぁ、ココどうすんだろうなぁ?」「すっきりしないなぁ・・。」という中途半端な状態に耐えられなくなったのでありまする。で、無事に本を購入しすっきり。で、「何か面白そうなのないかなぁ〜。」と店内を巡回。
タイトルうろ覚えだけど、確か『数え方の本』(?)みたいなのを発見し、「おぉ、コレもネタになるんだにゃ〜♪」などど感動したりしておりました候。で、その隣にあった
『フリーター日記』(マーブルブックス編集部編 中央公論新社/マーブルトロン発行 )を何気なく開いてみたら。。。
な、なんと。友達が載っていたのでありまする。この本は、東京のフリーター49人の収入や住居、1週間分の日記を集約させ、リアルなフリーターの生活を捉えようという趣旨のモノ。で、その49人のうちの1人として、小中高と同じ学校で、それもご近所さんだったKちゃんが載っていたっうワケ。他の人のページはよく読まなかったけど、やっぱり顔見知りは気になるらしく、Kちゃんの部分はちゃんと読みましたよ候。
そういやKちゃんに最後に会ったのって4年くらい前かもしれないなぁ。っうか、彼女のインタビュー記事、ホントにKちゃんらしくて笑えた。(笑)彼氏いないってのは意外だったけど、お気に入りのお店とか、将来の目標とか不安とか、そういう思考する方向性って昔のままなのかもしれないなぁと思った。電話番号は私も変更してるしあっちもしてるだろうから、はがきでも書いてみようかなぁと思いまする。
今の自分の年齢ってホントに微妙なお年頃だなぁと思う。何処へでも転べるけどその転ぶ先を決めるのは自分でしかないワケで、Kちゃんが今考えてることや1週間の生活を活字を媒体に垣間見て、ココでこういう表現を使っても誰もわからないかもしれないということを承知で書けば、安定幻想を最初から持たずに済む時代に生きれて良かったと思うし、フリーター論争してご飯食べちゃうエライ学者さんたちの何が間違ってるのかが私的にはすっきり理解できた。
「さて、私はどう転ぼうかなぁ〜。」と考えながら。ソウルにて。
2004年03月02日(火)
「肩書き」を持つ勇気。
先日、知人に薦められた“女性MBA特集”なる記事(某雑誌掲載)を今さらながら読んでみた。知人曰く、「こういうのって、なおサン向きでしょ?」ってコトらしいんだけど、正直、「分かってないなぁ、この人・・・。」と思ってしまったよ候。こういう人は、どうして“女性”+“MBA”=“特集”になるのかという社会学的&経済学的要素に鈍感すぎると思う。って、はっきり書きすぎたかも。。。
っうか、はっきり言っておくけど、私はこういう特集向きの人ではありませぬ。よく経営系のことを学んでいるという理由で、こっち系だと誤解されるけど、こういう特集が対象としているような、いわゆるキャリア志向の人じゃないのでありまする。だから、出世や仕事を得続けるための肩書き、ってモノには興味がありませぬ。ただ、経営分野は好きだし、ずっと関わっていきたい対象だから、それを集中的に学べるプログラムとしてはMBAは素晴らしいとは思いまするが。(→一応、準備だけはしておるよ候。)
さっき、ふと思ったんだけど、どうやら私は“肩書き”が苦手らしい。名刺にも名前と連絡先くらいで“肩書き”は記載していないんだよなぁ、そういえば。逆に言えば、“肩書き”を持つ勇気が欠如しているのかもしれん。“肩書き”って確かに便利なのですが、「こういう者です」と言って「こういう人なんですね」とそのまま理解されてしまうのが非常にコワイ面もあるよなぁと思ったり。(→そういうので騙されたりする方もいるワケですし。)
けど、今日思ったのは、他者に自分を理解しやすくするための記号が“肩書き”であるなら、私は何らかの“肩書き”他者に明示した方が良いのだろうし、もしそうするなら、その“肩書き”に見合うコンテンツを持ち続けなくちゃならないのだなぁ、ってコトでありました候。
って、話は戻るけど、肩書きナシの名刺を渡したときの相手の反応って、面白いよ。「え〜?肩書きないじゃん!」と驚く方もいるし、「あぁ、私も肩書きじゃなく“オレ自身”で勝負したいっす!」と変に感動してくださる方もいたり。ある意味、相手の価値観が垣間見れて面白いであーるよ。
2004年03月01日(月)
“警告メール”を送って下さい。
ふと手帳を見たら、3月になっておりました。もしかすると「あぁ、正月明けたと思ったらもうこんな・・・。」と思う方のほうが割合的には多いのかもしれませぬ。がしかし、私はこの時の流れの速さを嬉しく思っておるのだよ。だって、冬って苦手なんだもん・・・。実は、1月&2月に体調や気分が悪くなったりするのって、毎年恒例のコトなのであります、ハイ。
っうか、3月もイマイチなのであるが、一番好調な春から夏へと向かう時期に備えて、徐々に身体&心を慣らしていきたいなぁと思いまする。っうコトで、昨日&今日は、休息の意味を込めてYたん(→お友達/♂)とまったりと過ごしました。ホント、“まったり”という形容詞がピタッとハマるくらい、頭を使わずにダラダラ、っと。
っうか、まだダラダラが抜けないようでして、日記も“まったり”しておりますね・・・。で、ちとお願いがあるのですが、もしもこの調子で“まったり”日記が続き、「あぁ、こいつ危ないなぁ・・・。」と思いましたら、なおサン(→私。:juba@infoseek.jp)まで、“警告メール”を送信して頂けると幸いです。メッセ(→左のヤツ)でも構いませぬ。(→かなり本気。)
っうコトで、とりあえず気を引き締めるため、ジョギングしてきまする。。
■□■□■□■□■□そのほかのほざき。■□■□■□■□■□■□■□■□
・帰宅したのでちょっと思ったことをメモ。(注:現在4:30am)
走りながら考えてたのは、いわゆる“Social Networking”のコト。特定業界(?)で今年に入ってから流行しているんだけど、アレ、やっぱりイマイチかなぁ、てのが調べてみての個人的感想。。もちろん人によってはあのシステムが合う人もいるんだろうけど、私的にはシステムというよりも概念に限界感じるなぁ。って、改良次第かな、やっぱ。
・ひさしびりにバンコクに行きたい気分。汗ダラダラ流して歩きまくりたい、かも。もしくは高校の頃みたいに、3月の太平洋でボディーボードとか。。(→あの頃はね、登校前、今くらいの時間から海いってましたなぁ。若いのぅ。)
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