今、小鳥の指には指輪がある。

一応いただいたものです。

小鳥のポリシーとして、指輪はピンキー以外は自分で買わない。

誤解されやすいのでね。

というわけで、今小鳥の指に指輪があるのは、大変めでたいことなのです。

12月に元彼と別れた時にはこういう展開になるとは思ってもみませんでしたがー。

思いのほか春は近かったです。

でも結婚とかは全然考えてません。

というか、考えられません。

だって、







13歳も違うんだもん。







ちなみに小鳥は33歳です。

「46歳なら早くしないと！」って？






















違うの、二十歳なの。




















ぴっちぴちの大学生。

もちろん平成生まれ……若い！　若さが眩しい！！

まるで、藤原真理の漫画、「今日は会社休みます」を地で行く展開に、小鳥も

戸惑いを隠せない。

「お金目当てなんじゃないのー」とか「若気の至りでしょー」と言われそうだけど、

まぁ確かに若気の至りってのはあるでしょうけど、前者はないのです。

だって私よりお金持ってるし(爆)

考え方も非常にしっかりしてて自立してて大人で、そんな彼を前に小鳥は自分の

ダメ大人っぷりにかなり凹むという……。

自分で稼いだお金でヨーロッパ旅行とかしちゃうような子なんですよ。

私、海外旅行、今まで一度も自費で行ったことない……orz

まぁしかしなんです、本当にいてくれて感謝してます。

順調に体重が増えているのも、家で一人でいても平気なのも、全部この子のお陰

なので。

今春休みだから、マメにメールくれるし、バイトない日は会いにも来てくれる。

麦茶も可愛がってくれるし、私と同じ読書好き。


平成４年生まれって思い出すたびにめまいを覚えるけど。


今度会えるのは木曜日。

待ち遠しいなー。

小鳥の身長は168センチ、そもそもの体重は52キロであった。

それが無職とラーメンにハマるというダブルパンチで、一気に60キロまで跳ね上がった。

それを気にしつつ57キロ〜58キロをうろちょろしてる時はまだ良かった。

職業訓練にも通い出したし、それなりにダイエットにも精を出していたのだ。

それが何故あんな緊急事態に発達したのか、今以て謎である。

小鳥の体重は、60キロの半ばを軽々と超え、とうとう70キロで落ち着いてしまった。

ちょっと食べ過ぎた時なんか、72キロを超えた。

今思えば、当時付き合っていた彼氏がデブだったことの重要なファクターであったと

言えよう。

一緒に食べたり飲んだりすることが楽しかったのだ。（元彼は痛風であった）

服が入らなくてもいいじゃなーい。

当時、どこにも締めつけというものが存在しない、楽な部屋着を着て生きていた。

仕事はウエストゴムのスカートに大きめのシャツ、制服は白衣を上から羽織るだけ。

この白衣がまた悪循環に拍車をかけた。

どんだけ増えても隠してくれるのだ。

しかし、夢のような時はあっという間に過ぎゆくのねん。

小鳥は、職場を変えることにした。

手持ちの服なんて全然入らず、就活のために泣く泣く買った15号のスーツのボトムが

入らないに至って、小鳥はようやく現実を目の当たりにしたのであった。


……やべぇ。


心の底からの感動であった。

ああまで醜くなれた自分がいっそすごい。

自分の醜悪さに思わず写真を撮るという経験を生まれて初めてしたよ。

もう二度とないことを願う。

新しい職場での最初の制服は、13号であった。

それでもスカートとベストはぱっつんぱっつんで、ロースハムのようだった。

失礼な同僚に、「その制服、何号？」と訊かれた屈辱を、小鳥は一生忘れないだろう。

それから小鳥は猛然とスパートをかけた。

……といっても、食事制限だけ。運動は一切しなかった。お酒も飲んだ。

最初の１ヶ月で10キロ減った。

次の１ヶ月で５キロ、さらに次の１ヶ月で５キロ。

最終的に、20キロ増えた体重は、22キロ減っていた。

前述の同僚は、「私はあなた60キロくらいの時が好きだったわ〜」と暴言を吐いたが、

そんなこと知ったことかっつーの。

制服は、９号でもウエストが回るようになった。

そして、夢のような時期はまたもやあっという間に過ぎ去った。

小鳥は失恋により多大なダメージを受け、今度は坂道を転がるように勢いよく

体重が減りすぎてしまったのだ。

最低体重、45キロ。

これはやばい。

小鳥の身長と体型からすると、明らかにボーダーを超えている。

顔は骸骨みたいになったし、鎖骨は３本浮いた。肋骨も綺麗に見えている。

この時の食事ほど辛かったことはない。

食べることは好きだったはずなのに、何を食べても味がしなかった。

無理やり口に押し込んで咀嚼すると、まるで無味無臭のゴムを噛んでいるような感覚。

あれは本当に苦痛だった。

あの頃に比べたら、甘いものを大量に食べられている今はつくづく幸せだと思う。

甘いものだけじゃない、少量ずつだけどちゃんと食事もできる。味がする。

おいしい。嬉しい。

つまり、今日の日記で言いたかったことはさ。

肥満の辛さも拒食の辛さも両方知っているから言うけれど、どっちもホントに辛いよね、

ってことだ。

肥満の時は拒食症になりたいと思ったし、食べれないときはもう死にたいと思った。

どっちも本気で思った。

今痩せすぎてるからといって、太ってることが幸せだとは思わない。

誰だって綺麗になりたいもん。

太ってたからといって、何が何でも痩せたほうがいいとも思わない。

痩せても綺麗になれないことがあるってわかったもん。

結局大事なのは心の平穏で、平衡で、均整なのだ。

小鳥は今、結構幸せだ。

ご飯と甘いものが美味しくて、お酒が美味しくて、体重も増えつつある。

仕事は休んでいるけれど、だから余分にはないけれど、極端にお金に困るわけでもない。

一人の部屋で本を読んで、いつも麦茶の気配がして、たまに誰かが来てくれる。

そんな日々が嬉しい。

ソラのミツカは、そんな日記になればいい。

小鳥の体は謎に満ちている。

毎日毎日あれだけの量のお菓子とご飯を食べているのに、全然体重が増えない。

運動なんてしてないよ。

ネットする以外はずーっとベッドの中で本を読んでいるのに、消費カロリーなんて

基礎代謝以外はほぼゼロに近いというのに、その基礎代謝も微々たるものだというのに、

増えない。

昨日は、チョコレートケーキとロールケーキとシュークリーム２個とパスタと

甘い甘いコーヒーとお寿司と茶碗蒸しとサラダと天ぷらと……ああダメだとても

書き尽くせない。

とにかく摂取カロリーがものすごいのに、全然体重に反映されない。

私の体のバカー！(T□T)

今朝測ったら48キロあった体重が、お昼過ぎて測ったら46キロ台に戻ってる不思議。

食べてるのに！

ひどいよ！！

でも食べるしかないので食べる。

食べなかったらもっと減るのかな……か、考えたくない。

買い出しに行こーっと……。

ものすごい量のお菓子を食べてます。

こ、このまま食べ続けたらまたデブ一直線……。

ホントにすごい量食べてるんです。

朝から甘いものが食べたくて食べたくて、本能の赴くままに購入。

そして本能の赴くままにガツガツ。

こ、怖い。

こんなに食べられる自分が怖い。

でもまだ食べたい。

生理中だから……？

甘いもの、甘くないもの関係なしに食べてます。

お陰さまで、こっち帰ってきて一週間で１キロ増えました。

まだ服はゆるゆるスカスカですが、なんかもういいかなー、くらいには肉付いてきました。

……多分。

まだあばらは浮いてますが、足だけ見たら結構いい感じ。

パツパツだったショートパンツがいい感じにゆるくはけて、ブーツと合わせると

「おお、いいじゃない」

という感じです。

体重、まだ増えてもいいけど、別にこのくらいでもいいかなーと思えてきました。

なによりも、顔！

顔に肉付いたのが大きいんですよ！

46キロ切るか切らないかの頃はげっそりしていた頬が、元通りに！

よかった、ホントにみっともなかったから。

骸骨のようだったんですよ、もう鏡見るの本当に嫌だった……。

一キロ違いが大違い。

なんとかこれを維持したいです。

九州、佐賀はあいにくの空模様……。

こ、この中を麦茶連れて帰るのか……めんどくさいな。

道中を思うと食欲もうせる……食べます、食べますけどね。

あー、逃げるように家を出てきたから、大変なことになってるだろうなぁ……。

ゴミ箱一杯だろうし、郵便受けの惨状を思うと気が遠くなる。

埃も積もってるだろうし、かといって帰ってすぐ掃除を始めるほどの元気はない。

明日は朝も早よから病院だし……。

現実が、現実が猛ダッシュで迫ってくるよー！(T□T)

帰省していた40日余り、逃避していたツケが一気に！

イヤっ！

助けてアンパンマーン！(泣)

…………orz

誰も助けてくれない、わかってます、わかってますけどね、わかってますけど

一人心でつぶやいて我慢するにはイヤ過ぎてもう。

ああ。

飛行機の時間がどんどん迫ってくる。

せめて東京は晴れてるかしら……。

小鳥　美迦 ｜MAIL

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