日記帳




2008年04月27日(日) 芸術の春

今、行きたい特別展を色々、希望と備忘録も兼ねて、ここに走り書き。

 「山口伊太郎遺作〜源氏物語錦織絵巻展」
 京都・承天閣美術館(相国寺内)
 http://www.itaro-genji.com/
 ……これは、どうしても行きたい、是が非でも見たい、のです。

 「ガレとジャポニスム〜エミール・ガレのガラス芸術にひそむ日本の美」
 大阪・サントリーミュージアム天保山
 http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/next.html
 ……こちらはまだ開催まで日があるので、ゆったり構えています。が、天保山は遠いのだ。海遊館には何度も行きましたが、その度経路は人任せだったのだ。

 「ルーブル美術館展〜フランス宮廷の美」
 神戸・神戸市立博物館
 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/museum/main.html
 ……そして、神戸はもっと遠いのだ。


拍手御礼。20日にコメントを下さった方へ。ありがとうございます!
一つ目、ということは猫と善哉の方ですね! 実は私も、こちらが書きたい……という方向に、心が傾き始めておりました。しかし、前回の書き方では、全くもってどんな話なのか見当がつきません、ね……。
もう一つの方も、いずれ書き上げる予定ですので、また順番が回ってきましたら、お目にかけることができるかと思います。


2008年04月19日(土) つづる、つたえる、つたわる

昨日のことになりますが、ヨーロッパの手仕事展、という展覧会に行ってきました。美麗な刺繍や細密なレース編みや、一針一針ごとに当時の女性たちが込めた思いの丈を感じるようで、圧倒されることしきりでした。
中でも印象深かったのが、ロイヤルコペンハーゲンの食器の図柄に合わせて刺繍されたテーブルセッティングセット(テーブルクロスやナフキンなどなど)と、赤ちゃんの洗礼用ドレス。特に後者は、姿が愛らしいだけでなく、これを創った母親の愛はいかほどか、とつい想像してしまったのでした。
そして、可愛い! というよりむしろ欲しい! と思ったのが、ティーコゼー。こんなティーコゼーがあったならば、普段よりうんと丁寧にお茶を淹れようという気分にもなろうというもの、です。


ここで、いただいたメールへの返信を。17日にメールフォームよりお便りくださった方へ。
返事は不要、と仰っていただきましたが、ぜひとも御礼をお伝えしたく、この場を借りて一言。
「隠れ坊の木」を読んでいただいたとのこと、ありがとうございます!
久方ぶりの新しい話でしたので、物語としてまとまっているのか、そもそも面白いのか? と不安に駆られていたところ、とても嬉しいお言葉をいただきました。文字の選び方については、自分なりに心をこめておりますので、お気に召していただいたのであれば、作者としても幸せです。
遅筆ながら、これからも物語を綴ってまいりますので、またぜひ足をお運びいただければ、と願っております。
最後になりましたが、もう一度。心より、ありがとうございました!

読んでいただけるというのはこんなにも嬉しく、こんなにも幸せなことだったのだなあと、初心に帰って実感したのでした。


調子付いたところで、さて次は何を……? と考え中なのですが、しりとりの次のお題は、「さ」から始まる言葉、候補は二つ挙がっています。
一つ目ならば、古本屋に行った帰りに猫を拾って善哉を零す話、主人公は多分、「りんごあめ」の語り手になるはずです。
二つ目ならば、緑のランドセルと「自分だけの姉」の話。雰囲気としては、隠れ坊と似通ったものに仕上がりそうです。
どちらがお好みか、ご意見などございましたらこっそり耳打ちしていただけると幸いです。


2008年04月14日(月) もういいかい、もういいよ

本日の更新情報。
『しりとりショートショート』第九話、「隠れ坊の木」を追加しました。
お題は「あんたがたどこさ」。第八話から数えて、二年と数ヶ月ぶりの更新です。

以前に公開していた「かくれんぼ」という掌編の、骨子のみを再利用して造り直した話です。骨組みはできていながら書き上げるまでにここまで時間がかかったのは、長らく落とし所を思いあぐねていたからなのでした。ようやくこのような形で纏めることになりましたが、もしかすると今後こっそり手を入れ直すかもしれません。
あまりにも長い間、ああでもないこうでもないと捏ね回していたせいか、当初の予定からは思いがけない方向へ湾曲していったものです。実は旅人の正体は○○の××なのだよ、という設定も考えていたのですが、あまりにもベタだった上にまるで別の話になってしまうので削除した、というのはここだけの話。復帰一作目がこれ(こんな暗い話)か、と自分で自分の好みに溜息をつくような心持なのも、ここだけの話。

拍手御礼、立田さまへ。
無事復活いたしました! 歓迎していただきまして、ありがとうございます。
休止中というのは、気分的に楽ではあるもののやはり寂しさも募り、おまけに本当に戻ってこられるのかという不安もよぎったり……。こうしてまた帰ってくることができて、私も心からほっとしております。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!


2008年04月07日(月) 「彩色分光」再開のお知らせ

長らく一旦停止しておりました「彩色分光」ですが、4月5日をもちまして復活の運びとなりました。待っていてくださった方(そして、それほどでもない方にも)、ただいま戻りました!

見た目は以前よりほんの少し変わりましたが、中身の方はそのままです。
文字が一回り大きくなって、心持見やすく優しくなりました(と、思うのですが、いかがでしょうか?)。
更新速度はきっと相変わらずですが、たっぷり休業した分、創作意欲も充填されたと思います。

またこうしてお目にかかれたことに感謝しつつ、再開のご挨拶といたします。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。





BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次 入り口へ


ほたる