まーくん的日常...まーくん

 

 

必ず結婚する方法(女性編) - 2003年09月22日(月)

僕の周囲には、三十代なかばを過ぎて、独身のままという女性が何十人といる。

彼女たちの多くは、別に不細工ではない。むしろキレイなほうだし、センスも悪くはない。

それでも、結局結婚相手をつかまえられず、「わたしって、なんで結婚に縁がないんだろう」と、悩むほどではないにせよ、いぶかしがっているひとが多い。

かと思うと、彼女たちより、若干容姿では劣るものの、普通に結婚して、まあまあ幸せな結婚生活を送っている女性も少なくない。

この違いはいったい、なんなのだろう。


僕がつね日頃考えるには、女性が必ず結婚する方法が、ひとつだけあると思う。

何だと思いますか。

実は、ものすごくシンプルで、それをいうと「なーんだ」といわれそうなくらい単純なことなのだが。

それは、「つきあってくれ」と言ってきた男性と必ずつきあい、彼から「結婚してくれ」と言われたら、OKする、ということである。

果たして「なーんだ」と思われたアナタ。

真実はことほどさようにシンプルなものなのですよ。


でも、現実にはこのひとつさえ出来ない女性が多いのである。

男性から交際を申し込まれても、「このひとじゃ理想にほど遠いわ。つきあっていたら、もっといい縁が来なくなるかも」と、にべもなく断ってしまう女性のいかに多いこと。

結婚のチャンスというものは、ひとによっては一生に何回、何十回もあるひともいるが、たいていのひとの場合は一回、二回程度だ。

まったくないひともいるから、ならしてしまえば、「一回」といってもいい。

その、おそらく一回しか巡ってこないチャンスを、みすみす自ら「見送る」ようなひとが結婚できるわけがない。

僕の周辺で、結婚願望を持っているにもかかわらず、いつまでも独身でいる女性のほぼ全員は、この傾向が顕著だ。

交際を求められても「こんなひとじゃいやだわ」と思って断ったり、求婚されても「もっといいひとが出てくるかもしれない」と思って拒んだりしたため、今日の状態があるといっていい。


結婚は「理想を追求する場」ではない。

不完全な人間どうしが、うまく折り合ってやっていく、それが結婚というものだ。

たとえば「私にふさわしい相手は、少なくとも平均以上の身長があって、顔立ちも人並み以上で、人前で聞かれても恥ずかしくないレベルの大学を出ていて、年収も○○○万円以上あって…」みたいなことをマジで考えているようではアウトだ。

そう思うのはご自由だが、そんな相手と知り合い、相思相愛の仲となり、果てはめでたく結婚出来る可能性なんて、1パーセントもないから。

それでも、「その1パーセントに、私は賭けているのです」とおっしゃるのなら、お好きになさってください、としか言いようがないですが。

結婚とは、自分の都合だけで成立するものではない。

多少の不満はあろうが男性と付き合わないことには、結婚出来るわけがないことを、独身の彼女たちには自覚してほしいものである。






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空振りの日 - 2003年09月19日(金)

人生、ときどき、何をやってもハズレ、何をやっても空振りという日がありますな。
きょうはまさにそういう日でした。

最近よく行くTちゃんのいるキャバに、2週間ぶりに行ってきたのですが、まさに「空振り」。

彼女は、僕のこれまでの経験では、8時くらいにならないとお店に出勤しないので、きょうはそれに合わせてふだんより遅めに行きました。
そのためかなり時間が空いたので、ヒマつぶしにパチンコに寄ったのですが、ここで惨敗。
1万円近くつっこんだところで、ようやく「大当たり」が出たのですが、そこから当たりが続かず、結局、すってんてんに。
いったん勝ちながら、最後はオケラになるというのは、最初から大負けするよりも悔しいものです。

ほうほうのていでパチンコ屋を出て、お店へと向かいました。
ここで、Tちゃんの笑顔でも一目見れば、すべてがチャラになるはずだったのですが…。

指名を告げたら、お店の黒服氏いわく、
「まだ来ていないんですよ。来ましたら、おつけしますので」
ということでした。

あああ、どのくらい待たないといけないんだろと、少しユーウツな気分で、ヘルプの子を待ちます。

最初の子はまあまあ可愛い。(特に声が。顔もそこそこ)
でも、指名が入ったのか、すぐに別の席に行っちゃいました。

次は、少しふくよかな子。お顔はちょっとエキゾチックでロシア風。
この子は、まあ及第点といったところ。
彼女は結構、長く席につきましたが、そのうち指名が入ったようで、またも退席。

三番目の子は、さらにふくよかな子。
さすがに僕の守備範囲を越えたタイプです。
入店して、すでに一時間半近く、もうTちゃんの欠勤は確定的です。
やけくそ気味の僕、きょうは指名なしだから割安料金だし、もう「飲み」に徹してやろうと考えます。

最後に、四人目の子に変わりました。
この子はあまりキャバ嬢っぽくなく、「素(す)」の感じなので、ちょっと興味がわき、しばらく話をして、十一時ころ退店。

女の子のレベルはまちまちでしたが、残念ながら、ルックス、性格ともにTちゃんほど可愛くはありませんでした。

お勘定のほうは、指名がナシになったぶん、だいぶ安かったのですが、みごとに「空振り」でした。

次回からは、必ず事前に出勤するかどうか確認してから、行かないとね。




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原田知世さんの魅力 - 2003年09月15日(月)

昔はさほど好きでなかったのに、だんだんタイプになってくる女優さんというのがいる。
たとえば、原田知世さんがそうだ。
彼女はすでに芸能生活20年をゆうに越え、この11月で36才になるというのに、昔とほとんどイメージが変わらない。
体型もそうだし、雰囲気もそう。

ふつう、30代なかばともなれば、たとえ現実には独身でも、「母親役」がいつのまにやら回って来て、それなりに所帯じみがちなものだが、彼女の場合、そうなりそうもない。

たとえば、「ブレンディ」のCFで、小さな女の子と共演している彼女を見ても、その子の「母親役」をやっているふうにはとても見えない。
せいぜい、まだ結婚していない若い叔母さん、そういう感じなのだ。

これは、10年もそこにいると、ヘアヌードも平気で披露しかねない「脱兎」のごとき女性がウヨウヨしている芸能界においては、まことにすごいことだと思う。

でも、彼女がまだ10代で、ものすごく人気があったころは、僕は「どこがいいのか」という感じで見ていた。
彼女のもつ「薄味」な個性が、よく理解出来なかったというべきだろうな。
そのころの僕はなぜか、存在感の「濃い」女性タレントにばかり、目が行っていたのである。

しかし、彼女がいわゆる「アイドル」の年齢を過ぎてからは、いい感じの女優さんに思えてきた。
彼女が24才のときに高校の先生の役をやった「満月」という映画、けっこう好きだった。
昔のおもかげを失わず、スキャンダルにも無縁な彼女に、実に爽やかなものを感じたのである。

彼女の良さは、その存在に「自己主張」があり過ぎないという点だと思う。
いまの世の中、自己の存在をアピールすることに血道を上げる人間だらけだが、そういう中で、彼女のように淡泊で、楚々とした存在は、逆に目立つ。

かといって、決して「ひ弱」ではない。線が細いなりに、どこかしっかりとしたものも感じさせる。
結婚のチャンスは残念ながらあまりなかったようだが、かといって、間違っても不倫みたいな方向へは走らない。
そんな「潔癖」な雰囲気が、彼女にはある。

ここのところ、映画にもあまり出ていない彼女だが、たまには元気な姿を見せてほしいものだ。
10代のどのアイドルにもない、独特の「透明感」。
これが原田知世の最大の魅力だという気がする。


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睡眠障害 - 2003年09月11日(木)

最近睡眠障害ぎみのまーくんです。
不眠症というほどではないんですが、妙に睡眠時間が短いのです。
だいたい、正味四時間くらいしか、眠れません。
たとえば十二時に寝たとしても、四時ぐらいには目が覚めてしまい、そこから二度寝しようとしても、なかなか難しいのです。
結局、六時台まで眠れないまま、過ごすはめになるのです。

当然、昼間は生あくびを繰り返すことになります。
午後に会議とかあった日には、もう辛いなんてものじゃありません。
とにかく、まぶたが下がらないよう、緊張を我が身にしいるのがせいいっぱい。

そして平日はそのパターンを毎日繰り返すのですが、週末、ようやく翌日を気にせずにグダグダと寝ることで帳尻を合わせている感じです。

これって、やっぱり、心因性のものなんですかね?
心に不安感があると、ろくに寝られないとはよくいいますが、いまのところリストラとかの恐れはないし、どうも思い当たるフシはないのです。

あるいは某作家みたいに「将来への漠然たる不安」からなんでしょうか?

こういうときは、体をもっと動かして、肉体的疲労から眠らざるをえなくしたほうがいいと、しばしば聞きます。
頭脳労働をもっぱらとしていて、アタマばかり疲れているから、睡眠障害を起こしている可能性は高いですね。

明日あたりから、せめてランニングでもしてみようかしらん。


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雑誌的キャバ客論 - 2003年09月07日(日)

前回、キャバ客を雑誌にたとえてみたが、これはわれながら秀逸な比喩ではないかと(笑)思っている。
今回はそれをさらに掘り下げてみたい。

毎週必ず来る客は「週刊誌」。
一週おきぐらいのペースで来るのは、「隔週刊誌」あるいは「月2回刊誌」。
月イチで来る客は「月刊誌」。

それぞれ、店にとっては「固定客」ということでは共通していながら、かなり「差違」があるように思う。

「週刊誌」タイプはもちろん、その店に落とす総金額では他のタイプを圧して断然トップだ。
店側はもとより、本人もそれを十分意識している。
つまり、「オレがこの店を支えているんだ」と、少なからず思っている。

だから少し、ワガママなところがある。
店を私物化したがる傾向も強い。
店長とかチーフマネージャーなどが自分に挨拶に来ることを当然のように思っているし、「常連さん」と店や嬢からよばれても、恥ずかしがったり、否定したりすることはまずない。
だって実際、自分が一番頻繁に来て、一番店のことを知っているのだから。

店では嬢たちに大盤振る舞いをするような太っ腹なところがある反面、恩着せがましいところもあるし、少しでもサービスが落ちると、機嫌が悪くなったり、ときにはキレたりする。

店に通うことが、週刊ならぬ「習慣化」、ないし「惰性化」しているところがあり、気がつけばオープンラストしていたりする。
嬢と話す新しい話題がなくても、「ついつい」行ってしまうのである。

店としては有り難い「カモ」である反面、機嫌をそこねないよう、気を遣わないといけないので、いささかウザくも思っているタイプだ。
けっきょく、歯の浮くようなお世辞、お調子で、彼をおだてるということになる。

「隔週刊誌」は、その「週刊誌」に比べると、あまり無理をしないタイプといえる。
見栄を張って、嬢たちにおごることもほとんどしない。
一応、指名嬢がいて、その子には気を遣うが、自分が「上客」だなんていう気負いはないので、他の子のことにまで気をまわしたりはしない。
店の内情、嬢たちのプライバシー、さらには自分と競合する客にもあまり興味はない。

嬢に「ハマって」、「通いつめる」ということはまずなく、自分なりのペース、予算で通う。
嬢がどんなに営業しても、自分の金で行ける範囲を超えて行くということはしないし、イベントデーだからといってすぐやってくるということはない。

つまり、営業しがいはほとんどない客。
でも、それなりのお金は落としてくれるので、このタイプの層が厚いほうが、お店としては助かる。
だって、ご機嫌うかがいする必要がほとんどないんだから。

最後の「月刊誌」、これは前二者に比べると、必ずしもひとつのタイプにまとめにくい。
大別すれば、次のふたつになるのではないかな。

ひとつは「総合誌」タイプ。
付き合いが広く、他にもいろいろ行く店を持っていて、その店一軒だけ行っているわけにはいかないが、かといって長い間ごぶさたするのは気がひけるので、せめて月に一回は行っておこうという、義理堅いタイプ。
夜遊びはほぼ卒業し、嬢に夢中になるということはまずない。
ここぞというときは営業をかければ来てくれるし、色恋抜きの関係でも長く通ってくれるから、店としてもなかなか助かる存在。
ただし、落としていく金額的には、たかが知れている。

もうひとつは「専門誌」タイプ。
付き合いは狭く、その店以外にはほとんど行かないのだが、実は指名嬢に異常な執着を持っていたりする。
いっときは、やたらと頻繁に通っていたりする。
が、いくら通っても自分になびかない。どころが、ウザがられたりしてしまう。
店としても、出入禁止にしたいところだが、そんなヤツでも客には違いないので、来るなともなかなか言えない。
そのうち戦法を変えて、店にあまり来ずに、メールやら電話やらでやたらと店外デートを誘うようになる。
で、それを嬢に無視されまくると、店に来て、イヤミめいたことを直接言ったりする。
要するに、困ったちゃんな客なのである。

まあ、実際にはこれらのタイプの変種、混合種がいろいろと存在するわけだが、店に同じ「通う」といっても、惰性系、色恋系、非色恋系といろいろあるってことです。
あなたはどのタイプの客かな?


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隔週刊の関係 - 2003年09月05日(金)

今日はまたTちゃんのいる店に行ってきました。
前回からちょうど2週間後にあたります。

この「隔週」というペースはわれながら絶妙だと思っています。

というのは、前にも書いたように、Tちゃんは週1出勤なので、毎週金曜に行ってしまうと、彼女の出てる日すべてに行くことになってしまいます。

これはちょっと彼女にも、「ウザい客」という印象を与えかねないでしょ?

「週1出勤のコを目当てに、毎週通う」
というのは、
「毎日出勤しているコを目当てに、毎日通いつめる」
のと等価だという気がするんですよね。

なんかそれって、「キモい客」の始まりという感じさえします。

かといって、月に1回とか3週間に1回とかだと間があき過ぎる。

漫画でいうと、月刊誌の漫画なんて、次号が出たころには前回のストーリーなんか忘れちゃってるでしょ?
(だから、月刊誌の連載漫画はたいてい、読み切り形式になってます)

逆に毎週通うと、ネタ切れになりやすいし。

ここはやはり、月2くらいのペースが、一番いいのではないかと思います。

彼女も「今週は来るんじゃないかな」と予想しやすいでしょう。

で、昨日の収獲としては…

Tちゃんの誕生日がわかりました。(ということは、正しい年齢差もわかったってことでもあります。ちなみに、ちょうどふたまわり。)

なぜわかったかというと、彼女からたまたま僕の誕生日を聞かれたので、そのついでに「君はいつ?」と尋ね返した、というわけです。

4〜5か月前に知り合って、いまごろ知ったというのも遅いような気がしますが、まあ、そういうことは自然とわかるのが一番パターンとしてよろしい。

最初っから、ギラギラとした感じで聞くよりは、彼女の方から語るに落ちる、というくらいが「キャバ客VS嬢」の関係としては「粋」のような気がします。

なぜなら、あくまでも「擬似」のものですからね、キャバの客と嬢との関係は。

まあ、本物になったって、それはそれで構いませんが(笑)。

でも、客の方から追いかけて、うまくいったというケースはついぞ聞いたことがありませんので、客は心にゆとりを持って通った方がよさそうです。







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ひさびさのポンギ - 2003年09月01日(月)

約半年ぶりでしょうか、六本木へ行ってきました。
それも、ただいま話題の「六本木ヒルズ」であります。

日比谷線六本木駅の改札口(麻布警察署側)に直結している「ヒルズ」は、やたらと広く、立体的な建造物でありました。
昔のSF漫画によく出て来た「未来都市」そのもののイメージ。
かの森ビルがその資本力をフルに発揮して作りあげただけに、とにかく、すみずみまでお金がかかっているなと思いました。

で、そのはずれにある某フランス料理店に行ってきたのですが、たどり着くまでがえらい騒ぎ。
案内地図は平面状ですが、実際はアップ・ダウンの激しい道のり。

土地カンのあまりない人間は、何十分も道に迷うというケースが続出したのであります。
ヒルズに行くときは、携帯は必需品ですな。

それはさておき、今の六本木のイメージって、どんなもんでしょ?

昔は「野獣会」に代表される、「ちょっとレベルの高い遊び人」たちの街のイメージが強かったのですが、最近は地下鉄でのアクセスがよくなったせいか、やたら、「新宿・渋谷」化してますな。

表通りにさえ、カラオケ・ビルが増えてきましたし、カラオケに限らず、ゲームセンター、漫画喫茶、インターネット喫茶など、チープな遊びを提供する店、そしてコンビニがふえてきました。

もちろん、昔ながらのガイジン向けバーとか、テーブルダンスが売りのバー、新宿・池袋あたりに比べるとだいぶん気取った感じのキャバクラ、ニュークラブのたぐいも健闘していますが、新興勢力にくらべると、集客力はいまイチです。

単価の安い居酒屋みたいなところで飲んで、ゲーセンやカラオケで夜を明かす、みたいな、他の街と変わらない遊び方しかしない若者が多数派になってきたせいで、六本木はかつての、誰でもおいそれと踏み込めるわけではない、「敷居の高い街」ではなくなってきたように思います。

以前にも書きましたが、僕もかつてはバリバリの六本木派だったのですが、なじみの店が一軒、二軒と閉じられていくのに従い、ここ四、五年、だいぶん足が遠のいてしまっています。

昔は目をつぶってでも、六本木駅から行きつけの店までたどりつけるくらいの自信があったのですが、いまや、年に数回、気がむいたとき、銀座や新宿に行く気分でないときに訪れる程度。
淋しい限りですが、これもまた、時代の流れかなという気がします。

そんな中で、あえて巨額の投資をして作られた街「六本木ヒルズ」は、かつての「遊びのエリート」たち向けのものでもなければ、チープな遊びで満足してしまう「田舎モノ」向けのものでもなく、「消費能力の一番高いOLと、その彼氏」あたりを狙った、新しい時代の六本木のシンボルではないかと思います。

ときには家族連れも来ますし、単館ものの映画が好きな若者もやってくるでしょうが、実に沢山のブランド・ショップが集約されたビルなどを見るにつけ、銀座・日比谷等の「OL向け」の街に近いイメージを感じます。

が、僕的にそういうのが好きかというと、必ずしもイエスではないのですな。

かつての六本木にはあった、男性主導型の「遊び」の文化は、どうも希薄なように思います。
それこそが、僕を牽き付けて離さなかった「魅力」だっただけに、今の六本木はあまり面白くないのです。

そのうち、銀座みたいになっちゃうんでしょうかね、この街は?


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