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オトコにもてるオンナ(1) - 2003年02月27日(木) 世の中の女性は、 「そこそこにもてる女性」 と 「あまり(というか全然)もてない女性」 とで9割9分を占めていると思われるのだが、ごくまれに 「ケタ違いにもてまくる女性」 というのが存在する。 街中を歩くと、短時間で何人もの男性にナンパされ、水商売のアルバイトなどしようものなら、1日に何十本もの指名が入るというような、そういう女性。 職場では、毎日のように飲みのお誘いが入り、そういうお声のまったくかからない他の女性たちからはやっかみをかっているタイプ。 結婚していようがいまいが、いつも複数の男性に求婚されている状態。 「彼氏いない状態」なんて、死ぬまで無縁なんじゃないの?といいたくなるモテモテぶり。 こういうスゴい女性たちの「秘密」に迫っていきたいと思う。 ☆ ☆ ☆ 僕の知り合いに、Jさんという非常にモテる女性がいた。 彼女は、つねに誰かと付き合っていた。 それも、複数の男性ということも、珍しくはなかった。 実は現在、二度目の結婚をして子供もおり、ようやくオトコ関係は落ち着いたようだが、独身のときのモテ方といったら、半端ではなかった。 彼女のひとり住まいのマンションに電話したら、彼女は留守で、かわりにオトコが出てきた、なんてエピソードが数多く残っている。 また、一度目の結婚をしていたときにも、結婚二年目くらいで、すでに夫以外の男性と付き合っていたようだ。 Jさんは、ルックス的には、長身、大柄、グラマラスな体つき。 つるんとした卵型の顔立ちで、顔のパーツはどちらかといえば、ネコ型。 声はややハスキーで、しかも甘い感じ。 たとえていえば、女優の賀来千賀子サンを豊満にして、お色気200%増にしたようなタイプ。 ま、ルックスだけでも、十分モテる要素があったわけだが、もちろんそれだけではない。 キャラ的にも、オトコの気をひく要素はいっぱいあった。 まず、「ガードが甘い」。 お酒が大好きで、飲みに誘われたら、(よほどイヤな相手でもない限り)まず断らない。 それも、とことん、飲む。へべれけになるまで、飲む。 10時くらいになって、「もう、帰ります」なんて野暮なことは絶対言わない。 もう、一緒に飲むオトコにしたら、これ以上、おいしい相手などないだろう。 それから、彼女は稀代の「ホメ上手」でもあった。 どんな男性でも、なにかしらのホメどころを見つけて、ホメる、そういうタイプ。 自分よりかなり年上の男性でも、彼の喜ぶようなポイントを即座に見つけて、(別に物欲しげにではなく自然に)ホメてしまう、天性のダディ・キラーでもあった。 しかも、そのホメ言葉は、心にもない社交辞令とかいうわけではなく、結構、相手の男性にほれっぽかった。 彼女の場合、ホメることにまるで「打算」がないのだった。 だから、年齢を問わず、彼女のファンは多かったし、それが彼女の仕事にも自然、結びついていった。 別に彼氏とかそういうのでなくても、不思議と多くの男性から、彼女にいろんな仕事が舞い込んでいったのである。 恋も仕事も、切れ目なく向うから飛び込んでくるとは、これぞ究極のモテ女。 こうやって見ていくと、結局、「垣根を作らず、どんな異性でも偏見なくフレンドリーに受け入れる」、この姿勢が彼女をモテさせているんじゃないかと思うね。 そういうほうが、ヘンに自分を高く売りつけようと、タカビーな姿勢をとる女より、10倍はモテるといってよい。 「うちとけ上手は、モテ上手」、こういうことだと思うよ。 ... 手料理の恐怖 愛のエプロン3 - 2003年02月24日(月) 「愛のエプロン3」 いま、この深夜番組が熱い(笑)。 土曜深夜1時台にテレビ朝日系でオンエアされている30分枠番組なのだが、要するに「噂の東京マガジン」の人気企画、「平成の常識?やってTRY」の芸能人版。 3人の女性タレント(アイドルや女優)が登場して、料理の課題を与えられて30分以内で作るのだが、このひとたちが揃いも揃って料理下手。 (たまにうまいひとも登場するようだが) ゲストタレント(男性)や、司会の城島茂クン、テレ朝アナウンサー・武内絵美さん、料理学校校長の服部幸應さん達が次々と味見をしていくのだが、「うまい」なんて褒められることはまずなく、大抵はしかめっ面をされ、「まずい」と酷評されるのだ。 その中で、まあ一番ましかなという評価を得た女性に、賞品のエプロンが贈られるのだが、最後に総合ランキングが発表される。 そこで現在、ぶっちぎりでランク外、ワースト1を独走中なのが、タレントの梨花(29)なんである。 たとえば、彼女自身が「一番得意な料理」とのたもう「ハンバーグ」を料理したときも、見事他の料理下手さんたちを押しのけて、審査員全員に「まずい!」と烙印を押されていた。 他の料理での戦績など、いうまでもないだろう。 梨花といえば、エキゾチックなマスク(フランス系クオーターとか。でも外国語は全然ダメらしい)とスレンダーなプロポーションが売りで、雑誌「JJ」などによく登場していた元モデル。 現在はタレントとしてバラエティ番組などに出演しているが、なんといってもここ数年は、何人もの有名人男性との交際をマスコミに報じられて、「恋多き女」として知られるようになった。 噂のお相手は、爆笑問題の田中裕二、Jリーグの柳沢敦選手、武田修宏選手、さまぁーずの大竹一樹などなど。 交際相手とはなかなか長続きしないようで、すぐにお相手が変わるようだ。 で、この「愛エプ」の中で梨花自身が話していたのだが、彼女は男性と付き合うようになると、彼を必ず自分の家に呼んで手作りの料理をごちそうするんだとか。 それって、 やめた方がいいんじゃないの? 僕はこの番組を見て、心からそう思った。 せっかく彼の甘心をかおうとしてやっていることが、裏目に出かねないよ、彼女の場合。 いや別に、女性=作るひと、男性=食べるひと、みたいな古臭い考え方はするつもりは毛頭ない。 オトコだって料理をすべきだろうし、オンナで料理が下手であることを特に恥じる必要なんてない。 とはいえ、梨花の料理のセンスのなさは、もう、常軌を逸している(笑)。 世の中には、 「料理なんか作らなくてもいいよ、そこに座っているだけで」(だって、あまりに不味い料理しか作れないんだもん。) というタイプの女性がたまにいるが、梨花はまさにそれ。 「これからは、ゆめゆめ交際相手に手料理をふるまおうなんて考えないでくれー」 と、僕は声なき声で彼女に叫びたいと思う。 なお、梨花とならんでワースト3に入るのが、”プッツン女優”藤谷美和子と、”天然ボケ・アイドル”堀越のりだという。 藤谷サンの手料理なんか、食べたら気絶しそうだな(笑)。 ... 巨乳について - 2003年02月19日(水) 「ZAKZAK」を見ていたら、こんな商品がTV番組中の企画として発売されたという。 「MEGUMI&根本はるみ実寸大ビキニTシャツ」 つまり、このふたりの代表的巨乳タレントの、ビキニ姿の首から下をそのまま印刷したTシャツだ。 こいつぁー、かなりキモいね(笑)。 これを買うのはおそらく、100%が男性だろうが、自分の彼女に着せて楽しむのか? あるいは自分で着て楽しむのか? それを想像するだにキモい商品だね(笑)。 さて、本題。 なぜオトコたちは巨乳女に憧れるのだろうか? この疑問に対する回答としては、これまで諸説があるだろうが、僕の考えではこうだ。 「オトコは、実は巨乳そのものに憧れているのではない。オノレを受け入れてくれる異性の、”象徴”としての巨乳に憧れているのだ」 これまで何度かこの日記にも登場したことのある、都内の某キャバでは「巨乳ビデオ」をいつも流している。 それを横目で見ながら、哲学的思考にふけった末に僕が得た結論が、これなのである(笑)。 これもまた、以前にも書いたことだが、オトコがいい女だと思うのは、 「自分とうちとけてくれる女」 であって、どんなに見かけの美しい女でも、自分にうちとけてくれなければいい女とは感じられない。 これまで見てきた巨乳ビデオは、例外なくモデルたちが、 「いいわよ、いらっしゃい」 といわんばかりの「笑顔」をふりまくものばかりであり、ひとりとして、見る男性を拒否するような視線を放つモデルはいなかった。 そういう、文字通りの「ふところの広さ」に、オトコどもは惹かれるのである。 世の中、現実的にはオトコの値踏みをするような視線しかもたないオンナばかりである。 だからこそ、そういうタカビーさとは無縁な、おおらかな巨乳系のオンナにこそ、オトコは安らぎを感じるのだ。 巨乳系モデルを多数擁する事務所、「イエローキャブ」の名物社長・野田義治さんは、タレント発掘のポイントを尋ねられると、 「コンプレックスのない子はダメだ」 といっているそうだ。 (いい意味での)コンプレックスがない子は、オトコに対してもタカビーに構える。 それじゃあ、オトコが惹かれるわけがない。 また、同じ巨乳系の子でも、その豊かな胸を自慢の種としか思っていない子は、さほど人気が出ない。 過去、何十人も「巨乳系アイドル」はいたが、タカビーなタイプは早晩姿を消していった。 結局、「パーツの大きさ」だけに、オトコは魅せられるわけではない。 やはり、最後は「人間性」なのである。 ... 不釣合いなカップルの謎 - 2003年02月12日(水) ここのところ、キャバネタばかり書いていたから、少し方向転換。 以前にも「蓼食う虫」の項で話題にしたが、世の中には、 「なぜ、こんなふたりがカップルなの?」 と首をかしげざるをえない男女の組み合わせを、ときどき見かける。 ブサイクな男と美女。 美男とブス。 それでも前者は、まだなぜこのふたりがくっついているのか、論理的に説明できることが多い。 男性が、 1 ものすごくおカネモチ。 2 ものすごく才能がある。 3 ものすごく家柄がいい。 そのいずれか、あるいは複数の項に該当している場合がほとんどだからだ。 そうでなければ、 4 ものすごく優しく、献身的に女性に尽くす。 というのもあるのだが、経済力や才能や家柄(後のふたつも実は経済力に直結しているから、本質的にはひとつともいえる)のある男性だからこそ、そういう魅力的な女性をものにしている場合がほとんどだ。 しかし後者は、たいていの場合、ナゾにつつまれている。 別にその女性でなくても、十分異性にもてるだけのものを持ちながら、あえてそんなひとを選ぶ理由など、他人にはまずわからない。 (下手に本人にその理由をたずねると、友情にヒビが入る可能性が入るからね。) でも、周囲としては、非常に気になるところだ。 最近、知り合いになった、H君とMさんというカップルがいる。 H君は三十台のなかば過ぎ。Mさんは三十少し前。 H君は長身でスリム、色白で睫毛の長いハンサム。わりと飄々とした性格。 Mさんはやや地黒でお化粧っ気のない、背も平均以下でやや太めの子。性格的にはサバサバとした感じで、あまり女性的ではない。 どうみたって、お似合いとはいえない二人である。 でも、ふたりは「付き合っている」と、本人達も公言している。 が、よくよく観察するとH君は彼女にぞっこんという感じでもない。 彼女とデートしている日よりも、おさななじみのY君とつるんで飲んでいる日のほうが多く、彼女をあまり構おうとしない。 かといって、他の女性にちょっかいを出しているふうでもない。 実に不思議だ。 ふたりはつきあって3年目くらいのようだが、H君がMさんにプロポーズしたという話も聞かない。 Mさんはどうもそれが不満のようで、彼にいろいろゆさぶりをかけているのだが、H君はポーカーフェイスを通して、自分から彼女に結婚の話をすることは避けているようだ。 最近、彼女は親との同居をやめて、ひとり暮らしを始めようと決意したようだが、それも彼との「結婚」を視野に入れての行動ではないかと思われる。 もし彼女がひとりぐらしになれば、半同棲、実質的な同棲生活も可能になるわけだから、彼の「決断」がいま求められている、といえなくもない。 果たしてこの先、ふたりはどうなるのだろうか。 この延長線上に彼らのゴールインがあるのだろうか。 それとも、これまでのような、のらりくらりの関係を続けたあげく、自然消滅になるのだろうか。 もしMさんより女性としての魅力のあるひとがあらわれて、彼に積極的に接近してきたら、彼はそちらを選ぶのだろうか。 従来通り、Mさんを選ぶのだろうか。 そのへん大変気になるので、当分彼らから目が離せそうにない。 ... ヘンな客、困った客(五) - 2003年02月09日(日) このテーマも、今回でいったん打ち止め(笑)。 本当はいくらでも書けそうなんですがね。 その十、おさわり目的で来る客 これまで書いてきた「ヘンな客、困った客」を大別すれば、 1 ヲタクな客 2 ヲヤヂな客 3 ランボーな客 の3種になりそうだ。 1の「ヲタクな客」はこれまでに書いた例でいえば、「本名を聞きたがる客」、「毎日来る客」、「ヘルプでついた嬢と会話をしない客」、「やたら高額のプレゼントを嬢に贈る客」といったあたりだろうか。 2の「ヲヤヂな客」は、「指名嬢が一定せず、コロコロと変わる客」、「ふた言目には『ホテル行こう』しか言わない客」、「シモネタしか話さない客」が該当しそうですな。 3の「ランボーな客」は、「ケンカをふっかけてくる客」、「休日にやたら店外デートをしたがる客」あたりがあてはまりそう。 しかしながら、もうジャンルを問わず、1、2、3すべてのタイプに共通して圧倒的に多いのが、この「おさわり目的で来る客」だという。 お店としても、嬢としても、もちろん歓迎しておらず、トイレなどにも 「当店はおさわりの店ではありません」 とか 「おさわりをされたお客様は5倍料金をいただきます」 とか書いてあるわりに、いっこうにそういう客は減らない。 嬢がキャバ勤めをやめていく理由の「べスト・スリー」に、常にこの「おさわりがイヤ」がランクインしているという噂もある。 (あとは「ノルマがキツい」「同僚からのいやがらせ」あたりだろうな、たぶん。) 嬢には、 「そんなにさわりたいなら、セクキャバ(セクシー・キャバクラの略)とか、ピンサロに行けばいいのに」 と思われているのに、あえて嬢の感情を逆撫でしてさわりまくるようなヤカラが後をたたない。 これは一体どーゆーこと? まあ、嬢の中にはものわかりのいい子もいて、多少のおさわりくらい大目に見て、そういう客からガンガンお金をしぼりとれればいいと割り切っているのもいるが、大半の嬢にとっては「困った客」を通り越して、「イヤな客」の筆頭なはずだ。 だって、それがイヤだからこそ、フーゾクでなく、お水を選んだのである。 そういう「さわり魔」な客の心理を分析してみるに、嬢が「イヤがる」から一層したくなる、店から「してはいけない」と禁止されているからこそしたくなる、という要素が大きいように思う。 未成年の連中が、法律で禁止されているからこそ、喫煙や飲酒をしたくなるというようなものである。 が、そういう客に限って、実はフーゾクに行くのは恥ずかしいとかいうタイプだったりする。 シロートの女性と交際するときは、手だって簡単に握れないくらい、シャイだったりする。 (もちろん、シロートにもそういうことを平気でするタイプもいるにはいるが)。 素顔はそんなにあつかましいわけでも、スケベなわけでもないのに、なぜかキャバでは突然セクハラ大王に変身してしまったりする。 これって、日頃仕事でも家庭でも、ものすごく「抑圧」を受けているタイプにひとに多いんじゃないかな。 いつもいつも、欲望を押し殺して生きていると、どこかで爆発してしまうことになる。 キャバはいってみれば、彼らにとって、欲求不満解消にうってつけの場所なのである。 なにせ敵嬢(むこう)は、「客なんて札束よ」くらいにしか思っていない女たちばかり(と書いたが、実際はそう考えている嬢ばかりじゃないからね、念のため)である。 そんな女どもに容赦はいらない。天誅を下すべきだ!と思って、そういう行動に出るのだろうが、まあ、どう考えてもスマートな遊びかたとはいえない。 嬢の中には、彼女のほうから積極的に客の腿やヒザを触るタイプもいるが、それも実は、 「むこうからの攻撃を封じ込める策」 だったりする。 そういうときは、ありがたくそのサービスを受け、でも自分からは手を出さない。 これが達人の遊び方である。 触り返したりなどはしないほうが無難。 キャバという場所は嬢を「言葉」で口説くところであって、それで嬢を「その気」にさせられないようでは、遊び人としては「まだまだ」。 ゆめゆめ、野暮なおさわりなどに走らぬよう、心すべし。 ... ヘンな客、困った客(四) - 2003年02月02日(日) このテーマ、さらにさらに続きます。 その八、ヘルプでついた嬢と会話をしない客 「そんな客、いるのかよ!?」と思われるかもしれないが、いるんだなこれが。 「こりゃどうみてもシロウトには絶対相手にされないだろう」 と思われるオタクっぽい感じの客には、他人とコミュニケーションをろくにとれない奴が多い。 彼らはオキニ嬢しか眼中にないのだ。 そのオキニ嬢とも、「会話」をしているというより、アイドルオタクが一方的にアイドルに対して話しかけているような感じなのだが、それでもまあ、何もしゃべらないよりはだいぶマシだろう。 だが彼らは、オキニが他の席に移ってしまい、かわりにヘルプの嬢がついたりすると、とたんに話さなくなる。 よほどヘルプ嬢が自分の好みのタイプでない限り、自分から話そうとはしない。 ヘルプの嬢が客からいろいろ聞き出そうとしても、だんまりを決め込んだり、生返事しかしなかったりする。 ひどいのになると、携帯電話で野球やサッカーの試合結果を見ている、なんてのも。 とにかく彼らは、ヘルプ嬢との会話を盛り上げようなんて、これっぽっちも思っていないのである。 しかしだ。いくら金を払っている「お客」でも、これじゃ、アカンでしょうが。 というのは、前にも書いたように、嬢たちには「ヨコ」のつながりがある。 ヘンなお客が来ると、そういう情報はすぐ他の嬢にも広まる。 ヘルプも、そのオキニ嬢と仲のいい子がつく場合が多いから、ヘルプ嬢に悪い印象をもたれたら、トクなことなどひとつもない。 「あのお客さん、感じ悪かったよ」と、オキニ嬢にチクられたら、その客のポイントなどガタ落ちだろう。 あと、オタク系以外でも、ちょっと見てくれがよくて自信過剰なタイプの男に、ヘルプ嬢をないがしろにするお客がけっこういる。 「オレはブスとは口をきかない主義なの」 とかなんとか、うそぶいている手合いだ。 これも嬢たちの評価は、本人が思っているのとは裏腹に、非常に低い。 決して好みのタイプではなかったとしても、ヘルプ嬢ともうまく会話出来るようなお客を本当の「遊び上手」とよぶ。 ゆめゆめ忘れることなかれ。 その九、やたら高額のプレゼントを嬢に贈る客 これは一見、嬢にとって望ましいお客に思えるかもしれない。 しかし、嬢がおねだりをしている場合ならともかく、特に要求もしていないプレゼント、それも洋服やアクセサリーといったかなり高価な品を贈る客は、かならずしも歓迎されない。 いや、「キモい」と思われてしまうことさえ、あるのだ。 というのは、そういう客は、明かに「思い込み」先行型の、妄想オタが多いのだ。 「プレゼントを受け取った」 イコール 「自分の彼女になることを了解した」 と、勝手に解釈してしまい、もう舞い上がってしまう。 当然、「見返り」を期待して、通いまくるようになる。 彼らは嬢から相手にされていないということを、「読めない」のである。 嬢がいったんプレゼントを喜んで受け取ってしまうと、もう一大事。 後はどんどんエスカレートしていき、ン万、ン十万の品を贈るようになる。 ま、そのうち資金が尽きてしまい、 「カネの切れ目が縁の切れ目」(縁というほどのものでもないのだが、本当のところは) となるのがオチなんですけどね。 それに、彼らが見たてたプレゼントが、嬢の趣味とうまく合致することも、まずない。 なぜなら、オタのため、ファッション・センスなんて毛の先ほどもないから。 そういう客が見たてて贈った品々は、即質屋行きの運命となっているってことだ。 カネをかければ、嬢がこちらをふりむくと思うヤツは、格好の「カモ」でしかない。 ま、そういう勘違いな客が多いから、キャバなどの水商売が成立するわけだが(笑)。 ...
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