なんで私は真のことを忘れることができないんだろうか?
最近よくそう考えることがある。 ふとしたときに何故か思い出す。 一緒にいたときのこと。 突発的に一緒に車で鳥取まで遊びに行ってしまったこと。 (このことは日記に書いてないですね・・・色々あったのでまたそのうち) W杯をテレビで一緒に見たこと。 いろいろ。
翔と何の問題も無く楽しくやっている今でさえ、蘇る過去は色褪せない。
大体目星がついてきた。 その理由は。
私が憧れてたような話の進行だったから。
この一言に尽きる。
今でもこの日記を読み返してこんな展開がありえるのかと。 しかもそんなことが自分の身に起こってたのかと。 不思議すぎ。
だって。
一目見てかっこよくて「コイツモテそうだな」って思った人間が。
確かにちょっと変わってたけど。 たった30分くらいの時間で私を気に入ってしまって。 マジで惚れ込んでしまって。 そのためにどうみても明らかに私よりも数段美人な彼女を振ってしまって。 私一筋だと。そう言う。
でっかい車持ってて、逆輸入のでっかいバイク。 どっちにもよく乗せてくれた。 特に車は「助手席に乗せた女は自分が初めてやで」と言ってくれた。 食事に行く時も高そうなお店によく連れて行ってくれた。 朝マックとかもしたことあるけど(笑)。
やっぱり、ありえない。
私となら結婚したいとまで言っていた。 私を見つめるあの射るような目はきっと女の子なら気持ちが傾く筈。
何度も「もう会わない」と言っても駄目だった。 私じゃないと嫌だと食い下がった。
本当の最後の言葉を言ったのは真だったけどね。 何回喧嘩したかもわかんないくらいだったけど。
やっぱり、昔私が思い描いていた感じの話。 翔との間にはありえない話。 私が夢見た話がそのまま具現化していたあの3ヶ月間。
妄想に浸るには、最適。
私はまだ現実を生きられていないんだ。 寂しいと思う平日の私を慰めていただけなのかもしれない。 最近はやっと思い出すことも減ってきたけど。 それでも「もう一度会いたい」と思う気持ちが消えない。
でも、少しだけ変わってきた。 以前はもう一度だけでも会って、一緒に過ごしたいと思うことがあった。 でも今はただ、謝りたい。 私の身勝手で振り回してごめんと。 そして、ありがとうといいたい。
やっぱり、私と貴方は友達にはなれないね。 一緒に過ごした時間があまりにも濃かったから。
それでも、もう一度、私は会って貴方と話がしたいです。
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