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揺りかご

みりあ

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2002年09月26日(木)
浮気をする時。


とある友人の日記を読んでいた。
彼女は今彼氏ととてもラブラブなようで。
勿論衝突することも多いようだけど、幸せそうです。
そのなかにあったある一節。

愛のないエッチをする人は歪んでる。
さびしいだけ。今の生活に満足してないだけ。


こんな感じかな。
微妙にニュアンス違うかもしれないけど。

やっぱり、私は歪んでたのかな。
初めて真としたとき。
その時点では真にも彼女がいた。
でも、なんだか普通に気が付いたらそういう流れになってた。
当然、自分の家に入れた時から覚悟がなかったわけじゃない。
確かに一緒にいてどきどきしたりはしたけど。
その時は私は別に真のことを好きじゃなかった。
だから、「これきりにしよう」なんて言葉を吐くことができた。
まさか自分にそんなことを言う思考があったのかと驚きながらも。
誰でも良かったわけではないけれど。
でも私のことを必要としてくれて、私のそばにいてくれる人が欲しかった。

どんなに喧嘩をしたって
どんなに言い合いをしたって
どんなに気に食わないことがあったって
その人のことが好きで、
そばにいたい時にそばにいられるのならば。

他になんて目を向けることはない。

女が他の方向に目を向ける時。
それは、好きな男がそばにいないとき。

物理的でも
精神的でも
距離が離れてる時。

この二つは相補性がある。
遠距離恋愛でも、精神的に満たされてるのなら物理的距離なんて埋められる。
恋愛だけでなく、自分の精神が満たされてたら、それで十分。

私には、そのどちらもなかった。
週1で会えてるなら十分じゃないかといわれるかもしれない。
でも、私にはそれ以上に精神的に欠けていた。
自分の精神が欠けているというよりも、抜け落ちていた。
あとでわかったことだけれど、
私は本能的にでも翔に前ほどは愛されていないと感じていたのかもしれない。
後日、翔から聞いた。
その当時は昔ほど私のことを好きになれなくて、悩んでたと。

そして今。
真がいなくなってからもう3ヶ月。
その間に私は一体何回翔と喧嘩して、傷付けただろう。

いつかの日記にも書いたかもしれない。

精神的な本能は、翔を求めている。
肉体的な本能は、真を求めている。

それは今になっても、かわらない。
もはやどうしようもないのに。
翔を失うほうが辛いって分かった筈なのに。
翔と一緒にいて満足な筈なのに。
一人でいる時に抜けている私の心は何処に行ってしまっているんだろう?

私の周りはどんどん変わっていっているのに。
私だけが、変われない。

もしかしたら、変わる気がないだけなのかもしれない。



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2002年09月23日(月)
Restart.


翔とまた喧嘩した。
理由は簡単なこと。
私が悪い。
軽率だった。
翔に言われたことを忘れてた。
でもあの状況では断れなかったんだよ。

ただ私は楽なほうに流されているだけなんだろうか。

何度言われてもわからない。
わからないんじゃない、たぶん受け入れていない。
だから私は何度も同じことを繰り返す。
そして翔は私に対して何度も愛想を尽かす。

昔ほどみりあとの結婚とかは考えられんなぁ

今の状態のまんまだとまた同じことが起こるのだろう。
そんな状態で一緒にいて、互いに嫌な思いをすることは不毛。

飲み会のときに二人は結婚すんの〜?って聞かれた。
翔は、「どうやろ?」って答えてた。

もはや、昔のように嬉しそうに肯定する彼の姿は、無い。

ここからもう1回スタートせえへん?
もう1回最初の頃の気持ちに戻って。


そんなことを言われた。
私を許してくれているようで、妥協はない。
そんな風に私には見えた。

どう接していいかわからない。
傍目は普通にしているけど。
翔はたくさん傷ついている。

もう1回、本当に私達は始められるのだろうか。
いつものように楽天的に考えてたけど。
そこまで翔も甘くは無かったってことだ。
3歩進んで5歩下がるような私だから。

私はまだ、スタートラインには立っていない。



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2002年09月12日(木)
第3の人格。


「みりあ」というHN。

それはこの日記を書き始めるときに突発的に決めたもの。
私には3つの名前がある。
そして私は3つの人格を使い分ける。
(でも結局は分かれてはなくて、連続的なものなんだけど)

当然、私には本名というものが存在する。
本名で生きている時。
ある意味この時が一番Publicだろう。
学校や毎日の暮らし、翔と一緒にいるとき。
学校の友達といるとき。

真と一緒にいたときも当然本名で生きているわけだけど。
でもそれは他の時とは少し違って。

2つ目の名前。
それは私がずっと以前から使っているHN。
(それをここで公開する訳にはいかないので3つ目の名前が生まれたのだが)
このHNを使って、私は翔に出会った。
本名で呼び合う仲になるのにさほど時間はかからなかったけど。
そして、このHNを通して会う仲間がたくさんいる。
その友人達はほとんどの人が私と翔の事を知っていて応援してくれているようだ。
私はこのHNでHPを作っている。趣味驀進のイラストHP。
ここに来るお客様とも仲良くなっている。
HPからのつながりも少しずつだけれど、広がっている。
幸いなことに、結構多くのアクセスがあり、楽しんでいる。
皆は、明るくて元気な人だと私のことを思っているようだ。

考えてみると、このHNで過ごす時間が一番長いような気がする。

そして最後、この日記の管理人としての人格。
私は普段からいつも忙しい翔に対して不満を抱えていた。
そしてその不満は真に出会うことで一気に形をなし、弾けた。
でもそれを誰にも言うことはできなかった。
ただ私は真にぶつけるだけだった。

そんな抑圧された人格に私が「みりあ」という名前を付けたに過ぎない。
日記という他のはけ口を使うために。

あるときは真との誰にも言えない大切な思い出を綴り
あるときは翔への激しい不満をぶつけ
またあるときは真の事が忘れられないと嘆いてみたり
それなのにその次の日に翔のことが好きだなんて記している

そんな、揺れ動く揺りかごのような不安定で、我侭な存在。
もしかしたらいつか限りなく小さくなって消えてしまうかもしれない存在。
逆にふとしたきっかけで大きくなって私を支配するかもしれない存在。
それが、この日記を書いている私。

真に出会ったことで、今まで知らない自分を見た。
そう思った。
あんまり誉められた側面でもないけれど、
そんな自分を苦笑いして見ている自分もいる。

このあと、どうなるのかな?って。



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もう一つのHNとこの日記の両方を知ってる人は2人ほどしかいない・・・。



2002年09月02日(月)
夢の中は。


大学の集中講義が今日から始まった。
久々に行く学校や久々に会う友達。
少し気が晴れた。
でも授業はやっぱりだるかった。。。

授業中とか、暇な時には私はいつも真のことを考えている。
楽しいことを考えようとすると、いつもそうなる。

真と一緒にいたときのこと。

一緒に遊びに行ったこと
真の家でじゃれてたこと
車で遠出したこと
バイクに乗っけてもらったこと

それはあまりにも強烈に心に焼き付いて離れない。

自分の都合のいいように考えることができるから?
嫌なところを見ないですむから?

私の妄想の中には翔は出てこない。

もう大学自体が翔よりも真のほうが関わりが大きかったから。
学校にいるとそれだけで見えない真の呪縛に捕らわれている私がいる。

随分思い出として変化してきているのに。
細かいことはあまり思い出せなくなってきているのに。
家にいるときは考える時も減ってきているのに。

私が「女でいられた」瞬間を思うとき
私の隣には、いつも真がいる。

また明日も、私は誰のためでもなく化粧をするんだろう。
真に見せるために化粧をしてた私の面影を残しながら。



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