maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2005年06月30日(木) 京都・金閣寺にて・・

時間だけが私の心を追い越して・・気がつけばこんなに長い間留めていたのね。
とまった心の時間をやっと刻みだす。そんな思いを始まりの時に刻んでいこう。
ふっと思うの。久しぶりに訪れた金閣寺・・あの頃と少しも変わらずそこに存在していたよ。
ここは今も時間が止まったままだね・・・はじめようこの場所から・・心の時を刻むために・・

人気の途絶えたこの場所に・・
私はそっと・・佇んでいた
想い出を辿るように見つめる水面
揺れる金色の社の前に
ただ・・立ち尽くす
忘れたはずの時間は・・今も・・
今も・・この場所に生きていた
留めた時は変わらぬままに・・
終わりがあり・・始まりがある
そんな言葉がもどかしく感じる今・・私は思う・・
もう一度・・はじめよう・・この場所から・・
静かに打ち鳴らす時の鐘・・心の中に響き渡り
この場所で・・時よ・・・刻めと・・・
遷ろうた時間を・・埋め尽くすように・・
ただ・・私は思う・・今を生きたい・・と・・・

<撮影場所/京都市北区・(通称)金閣寺 / 撮影機/ FOMA SH900i>




2005年06月18日(土) 比叡山延暦寺へ

一日をどう過ごしていこうか、ぼ〜っと考えていた。蒸し暑い朝のけだるさに・・自宅の用事を済ませて大きな窓を一杯に開けベッドに横たわる・・
何もすることが無くなって・・かといってテレビを見る気にもなれなくて・・私の体を撫でていく窓の風に、心地よさを感じていた。このまま何もしなくてもいいかなぁ。ふっと・・緩やかな眠気に誘われていた。
だめだめ・・
自分に活を入れてみた・・そう・・何処かに行こう。思い立つと私は早い。
ブルーの薄いトレーナーに着替え、黒い綿パンにリュックを背負って・・
そうだ比叡山に行こう。思い立つとすぐに行動。単細胞なのだろうか?私・・相棒の黒ランとともに坂本に向かった。
そう・・坂本の日吉大社に車を止めて。後は、坂本のケーブルで延暦寺に向かうコースを考えたの。
だってね・・何時もは車で行ってしまうじゃない。
なんか、味気なくって・・お天気もいいしね。そんな訳で坂本に着いたのは2時前ごろだった。。2時の発車に間に合う♪
向かった坂本の駅はどこかレトロ風。さぁ出発。15分ほどで延暦寺駅に着いたよ。トンネルを抜け・・山の斜面をあがりケーブルはゆったりとした時間を私にプレゼントしてくれた。それからは散策・・時間をかけて色んな所を回ったよ。書ききれないほど沢山ね。
何時もよりゆったりとした時間の中で私は心の癒しを求めていたのかもしれない。比叡山麓に響き渡る平和の鐘が何時までも突き続けられていた。きっと今日も・・観光客がいなくなるそのときまで・・この鐘の音は響き続けるのだろう。夕方6時30分・・帰りのケーブルの発射のベルが鳴る。平和の鐘の音は比叡山麓の山間を静かに震わせていた。平和であれと祈るように・・
帰り道比叡山高校の正門前に大きな看板が立ててあった。
「一隅を照らす」。。この言葉が。。。

静かなる 山の谷間に 響き行く 平和の祈り 鐘の音にして

(坂本ケーブル。。)レトロな坂本駅

ガタゴトと揺られながら・・
日本一の長いケーブルは古き時代へと心を運ぶ。。
























(根本中堂・・中庭より本殿を望む)

上段より望む根本中堂全景



2005年06月12日(日) 心の一人旅


<撮影場所/京都山科勧修寺・京都上賀茂神社>
<撮影機 / FOMA SH900i>

                            勧修寺境内の池
時折吹く風が生暖かいそんな朝。昨日一日振っていた雨も上がったよ。お気に入りのCDを聞きながら何時ものように朝の珈琲を飲むの。少し曇った空も次第に明るくなってお昼を回った頃にはすっかり青空だった。梅雨間近の静かな一日。ドライブの虫がムズムズと心の中から這い出してきたよ。さぁ・・何処に出かけよう・・ローソンでお気に入りのバームクーヘンと珈琲を買い込んで車を東に向けて走らせた以前に山科のお客様から勧修寺の菖蒲は綺麗だよと教えてもらっていたのね・・、そんなこともあってまずは勧修寺に向かった。外環状線を山科に向かって車を走らせたの。ついたのは4時だった。
まだ大丈夫との事なのでゆっくりと散策させてもらったよ。菖蒲に蓮・・白鷺の飛ぶ池には大きな鯉もゆったりと泳いでいたよ。時間一杯まで散策、帰りに・・何故か素直になれなくて・・まだ・・物足りなくて。。いつの間にか車は上賀茂に向かっていたよ。着いた時間は6時前。。見れるのかなぁ?と心配になりながらも境内に向かった。まだ、人気の残るこの場所は・・静かで素敵な場所でした。。心も優しくなれたかも?そんな思いに・・今日も1日が終わります



 染め行きて 変わる茜の 夕焼けに 侘しき思い そっと隠して

京都山科勧修寺・勧修寺             京都上賀茂・上賀茂神社  



2005年06月03日(金) 仕事の合間に・・

何時もの時間に四条の会社を出る。有り触れた日常の始まり。
蒸し暑い1日は梅雨の訪れを告げているように・・
少しけだるく感じていた。
烏丸から阪急に乗り桂に向かう。
そう、私の会社の駐車場はここにあるのです。
テクテクと10分ほど歩くと・・たどり着きます。
「ねぇ・・今日も頑張ろうね!相棒!」そう呟き乗り込む車に・・
こっけいだよね・・でも・・つい言ってしまう。
午前中は宇治を回り昼から伏見に入った・・そして最終は大山崎。
数件のアポをこなしながら・・ふっと気づくともう・・3時を回っている
また・・今日もお昼抜き?あぁ・・と・・ため息。
さぁ・・帰ろう・・
少し時間にゆとりもあったので。。ちょっと寄り道(笑)
小さな参道を車で奥へと進む・・行きなれた・・向日神社の境内
そこには静けさと・・木々の語らい。ほっとするような風景。
人気の途絶えることの無いこの神社が私は何故か好きです。
うちの居住地の氏神様でもあるんだけどね。
時に触れ、折に触れ・・向日市の人はここを訪れます。
何時行っても参拝する人と出会う、不思議な場所です・・
室町時代に建立されたそうだが・・伊勢神宮の分け御霊のある古い神社
不思議だね・・若い人も・・お年よりも・・この場所に安らぎを感じるのね。
それほど大きくも無くこじんまりと・・小高い山に静かに立っている
ほんのひと時仕事を忘れ・・私はこの場所に酔っていた。
木々の新緑が優しい風景の中で・・私の心を包んでくれる。。なんて素敵な
こんな時間を私は目いっぱいに楽しみました・・帰社後の会議・・
心の中は・・風景画のままに・・







過ぎ行きて 時のひずみに 我和み そぼ降る雨に 季節を感じ




2005年06月01日(水) 復活?o(^-^)b...

眠れぬ夜明け・・久しぶりです。
ショッキングピンクの朝焼けは私に新しい元気をくれる
昨日は月末の締め日今月もやっと・・終わった。
ここ数日、社内では個人情報保護法に対応したさまざまな
整備が行われていた。顧客カードの棚卸やその他いろいろ
何時かは、入るであろう金融監督庁の監査に向けて・・
時代は金融界をいろんな意味で見つはじめてきた。
古い角質を打ち破って、金融界の新たな時代を築きだしたのかも知れない。
その中で私たち企業FPは色んなニーズに対応していかなくては
いけなくなった。単なる金融の営業から個人の資産を考えていく
プライベートバンキングのFPとして新たなスタートを始めたのかもしれない。
遺言から・・資産運用、金融、保険、不動産売買など全てを扱う
トラストバンク・・
その中で生きていく私にとって・・数字は過酷かもしれない・・
どの仕事においても数字世界で生きる以上は同じなのだろうなぁ・・
ふっと・・考えてしまった。
何時・・この数字世界から脱皮するのだろう??
私の心が弱虫になった瞬間・・数字に悩み眠れなかった朝の独り言。。。
今日は1日。。また「0」からのスタート・・私の仕事に積み重ねはない。
その月々が勝負・・一ヶ月が終われば全ての数字がリセットされてしまう
そしてまた・・「0」から勝負が始まる。終わりのない・・数字の世界
さぁ・・はじめよう・・・また今日も・・「0」から・・・

・・・・おはよう・・・・


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