maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2003年03月01日(土) 路地裏

昨日は久しぶりに友人に出会った。。四条どうりに新しく出来ていた・・
ちょっと美味しいコーヒーハウス。窓際の席に座り外を見つめていました。

京都の夜も最近では、随分と明るくなったものです。
土曜の夜は、四条とおりにも不思議なほどの・・車
ドレスアップしたやんちゃな青年たちが自慢げに車を走らす
青紫のライトが煌く車内には綺麗に飾られたハイビスカス・・
少し時代遅れに思える風景も・・彼等にとっては楽しい時
なのね。。大人になれば忘れてしまう・・思い・・
私は・・彼らが羨ましくも思えた。。表現する事を意図も簡単にやってのけてしまう。。
しがらみや、遠慮は・・?上下の関係・・遠い昔も今も変わらない仁義な世界
ちょっと、時代劇風かしら?・・笑
「走りと(パシリ)と呼ばれる子は、先輩の言うものを買いに
近くのコンビにを目指す・・またあるものは先輩の肩をもむ・・
おいおい・・なんか。。見ていて大人社会を連想させる。

暫くして友人と向かったのは・・小さなスナック・・
飲めない私はお決まりのフィズを頼み・・彼女はウオッカを飲み干す・・
私の友人達は。。何故かノンベイが多い。私は見掛け倒しだけど横にいて違和感もないらしく、友人達は独り身の気軽な私を誘い出す・・
割間負けもわかっているけど、こうして繋がっている友人との語り部は結構、
楽しいものです。ふっと・・昨年の夏を思い出していたの・・

滋賀のあるファミリーレストラン。。
仕事中に取る昼食は何時もこんな場所になる。
アポ時間がずれ込んで3時過ぎ、遅いお昼の私コーヒーを飲みながら、ぼ〜っと外をながめていたよ・・
私よりもそう・・5・6歳は若いだろう青年二人が私の横の席に座った。
なにやら・・怪しげな話をしていた・・

A「兄貴がよぉ・・捕まっちまった・・奴らに・・」
B「おぉ・・聞いたぜ・・弾きが見つかってえらいことらしいな・・」
A「そうよ・・やめとけ言うのに・・・C男のあほよ・・ついていってよぉ・・
 まだ、みつからんらしいわ。どうしよるんやろうなぁ・・あいつ」
B「おぉ・・なんや、ヤバそうなにおいしよるのぉ」
私「・・・・・」聞こえてるけど・・聞こえない振り(爆)・・そうよね
こんな時どうすればいいんだろう?私・・立つにたてない。まぁ・・
その二人とは面白いエピソードもあったんだけどね。
友人は・・「あんた・・もったいない事して・・アホやなぁ」と・・
酔いが回ると好きな事を言う彼女だけど・・そんな会話が楽しくて
私は、今夜も彼女に付き合っている。時間はもう・・12時・・
そろそろ帰ろう・・かける私の声に彼女の鈍い反応。。
きっと・・色々あったんだね。良いよ。。こんな私でもあなたの
役にたててるんだね・・明日は、元気になってね。。何時ものように・・
冷たい雨も。。一休みした・・京都木屋町の小さな路地・・
彼女と談笑しながら歩くこの街は。。私の大好きな古風な町・・
小さなドラマが・・毎日生まれてる・・
そんなドラマの一齣に。。こんなちっぽけな私のドラマもあるんだね。
明日も良い日になるかな・・見上げた空は・・星の見えない
ネオンの暗闇・・小さな明かりが優しくて・・寄り添う心が温かい
明日天気にな〜れ・・・


 < 過去  INDEX  未来 >


maya-mey [HOMEPAGE]