耳鳴りおやじの日記
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遺伝子ドーピングが問題になっている..
肉体改造のためには手段を選ばないという感覚なんだろう..
そもそも、オリンピックにみられる勝利至上主義が問題であって、勝って 報奨金だの、名誉だの与えるからいけないのである..
だから、オリンピックに出て勝っても報酬を与えないようにすれば、自然となくなる気がする..
ミオスタチンというタンパクを抑えれば、筋肉増強に向くわけだが、すでに倫理観の喪失しているわけだから、むしろどんどんやったらいい..
オリンピックというのは綺麗な組織ではなく、金と名誉と政治が渦巻く組織である..そんなことは昔からわかっていることだ...
これは大学のスポーツ推薦にもつながることだ..スポーツで勝てば授業にでなくてもいい、単位をあげる、卒業させてあげる..倫理観のかけらもない..甘やかしすぎである..
競技スポーツも昔から全く変わっていない..もう、いい加減、オリンピック自体をやめるか、ドーピングを積極的に認めるか、どちらかにしたらいいんじゃないの?
私もおやじ抑制剤でもあれば、飲むのに!
2004年08月30日(月) |
こういう場所を求めていたんだよね |
家族で和歌山のすさみというところに行ってきた..
都会からわざわざ、遠くに行く理由のひとつは、日常では得られない環境に身を置くことである..
すさみは見事にそれを満たしている...整備された温泉もない..観光化されていない..あるのは海..山..川..である..
海水浴場の駐車料金もない..白浜と違ってアベックもいない..ジモピーだけだ..
宿泊施設から5分以内で海水浴場、磯釣りが楽しめる.希望すれば舟釣りも可能だ..そして10分も車で走れば、渓谷に入り、そこには様々な滝そして、清流に出会え、泳げる..鮎、沢ガニもたくさんいた..
観光客も少ないため、のんびりした時間を過ごした..これぞ、休暇..
おやじには良いが、頭が空っぽになっている..しかし、そんな時間がおやじには必要なのかもしれない..
みなさん、白浜を通り越してすさみに行こう!
2004年08月25日(水) |
保険ってどんなもんだろう? |
保険の見直しを考えて、S生命の人に来てもらった..
かなり、詳しくみてもらうのだが、やはり、死んだ後の話は気持ちがいいことはない...
S生命の場合、そのひとが何年ごとに車を買い換える人かというところまで考慮してシミュレーションを行っているが、保険そのものはN生命とあまり変わらない気がした..
安ければ安いなりの商品だし、高ければそれなりの商品だから、まあ、どちらを選ぶかという選択になるんだろう..
S生命は切り売りなので、その点は評価できる気がする..
どうしようかな?
2004年08月24日(火) |
事務の人は良く知っている |
大学の事務の人と食事した...
教員というのは不思議なもんで、事務の人には日頃の不満を結構ぶちまける...だから、事務の人は人間関係を良く把握している..というわけだ
うちのスタッフはまともな人も多いが、そうでない人も多い...某御曹司は、組織ぐるみで学位をとらせ、与えた人と同時に、スタッフとして入ってきた..だから、業績はない..入らせるのは自由だが、その後の昇進はどうするのか?
人事が不透明であればある程、まじめにやっている人の意欲、志気は低下する...
間近に迫る改革も、学長はあまり参加していないそうだ..理事長に至ってはほとんどタッチしていないらしい..明確なビジョンがなく、廃止した定員を振り分けるだけの改革なら、ホント意味がない..
ただ、クライ話だけではない..今までの強力なトップダウンが緩んでいることである..つまり、教員の力が高まりつつあるということだ..しかし、これは良い方向に向くか、疑問ではあるが..
委託業者には1億円渡してるそうだ..あああああ
まあ、勝手にやってくれという感じだ..おやじは日々、普通に過ごせるだけ、幸せですから..
女子マラソンで野口さんが金メダル...凄いことだ...
以前、京大のM教授と話していたときに
”日本人はマラソンに向いている。だから、選手をまかしてくれたら、必ず金メダルを取らせるよ”
偉い自信だが、いずれにせよ、日本人の素直さや努力の資質がマラソンに向いているらしい..高度経済成長もそんな日本人基質に支えられてきたきがする..
そしてゴールしたあとの野口選手もさわやかだ..
”テープを切った瞬間から次のアテネに向かっています”
”勝って兜の緒をしめよ”努力と向上心、謙虚さは武士道に通じる..
武士道は日本人女子の心にも生きていたのか?
嫁さんがお姉さんと芝居を見に行っている間、子守をした...
男の子はいいのだが、問題は末娘だ....
人の意見は聞かない上に、強く言うと泣きまくる....
”今忙しいから、どっか行ってて” ”いやや” ”お願いだから、どっかいって” ”私のこと、きらいなん?” ”出ていかないと嫌いになっちゃうよ”
びえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ〜ん!!!!!!!
あ〜めんどくさい!
昨日、本屋によったら、面白いことを書いてある本に出会った..
”偶然性を必然性に変えられるようにせよ”
あまり、よくわからないが、発想の仕方かなと感じた..
つまり、すべての体験を偶然性と考えるのではなく、必然性と捉えれば、前向きに生きられるということかもしれない..
どんなチャンスも、軽く考えるのではなく、必然的に重要なものと捉え、生かせていける能力は大切だ..
言い換えれば、どんな失敗も偶然、起きたことではなく、そこには必然性があると思えば、前向きに考えられる..
生命現象を研究していると、文献的にこうだとか、こういう結果になり得ないという先入観が先行しがちであるが、失敗したデータであっても、素直にデータを解釈することによって、必然性のある事実が絞り出されてくる..
今までも偉大な研究結果は失敗から得られている..失敗や状況の悪さから、一歩踏み出すことのできる人こそ、真の研究者と感じることがある..
おやじになってそんなことを考えても遅いが、発想だけは若々しくいきたいもんだ..おやじギャグで息子を笑わせている場合ではない!
2004年08月19日(木) |
そろそろ夏も終わりか.. |
なんとなく、秋の気配で夏の終わりを感じる..
今年の夏はなんとなくゆったりした夏だった..研究面は足踏み状態..だが、まあ、そんなもんです..
いつも夏にやりたいことを残していて、そのひとつが花火鑑賞..家族で夏の花火を鑑賞できたことが最大の成果だ..
もう一つは障害者施設でのお祭り参加..これも実現した..
おやじになると、こういうささいなことで嬉しくなる..
あ、そういえば、カブトムシ、クワガタ取りに行っていない..
これは来年の課題かな..それまでにたくさん仕事がある..
..気が滅入ってきた..
2004年08月18日(水) |
オリンピック選手との思いで |
お盆だからというわけではないのだが、”思いで”シリーズ..
彼は、高校から知っていて、大学から良く知るようになった.
高校の時には、僕の友達が全国2位になり、彼が1位...
大学では、なんとなく、友達になり、親友になった...
素朴な性格だが、芯が強く、競技にかける気持ちは人一倍強かった..
僕は彼の良き、相談者であったような気がする...
彼が日本記録を出し、NHKで特集されるようになると、彼はかなり注目されるようになったが、親友関係は全く変わらなかった...
最近はどうしているんだろうと感じるが、年賀状ではすでに3人の父親..おやじに成長している..
お酒が弱い奴で、酎ハイ一杯で吐いていたのを今も覚えている...
それぞれ違う世界を歩いているが、学生時代に親友としてつきあってくれたことはホントに感謝している..
彼と出会って人生観が変わった気もする..おやじ同士また会いたいもんだ...
まあ、いろいろあろうが、大学院の時の同級生はみんな頑張っている...
議論することになれていなかった学部生とは違って、K研究室ではみんな暇があると議論していた気がする..
特にW先生が上にいたことで、議論が白熱した..廊下で立ち話になっても、そこから、データの話になり、そのままそこで、1時間以上、議論したこともあったかもしれない..
K先生は、積極的に外部の学生を入れたことで、研究室の活性化を目指したのだろう..
あの時期はまだ、就職があり、しっかり仕事をすれば、K先生が就職先を見つけてくれるという安心感があった...
研究室内でいざこざがなかったわけではないが、男同士の問題なので意外とさっぱりしていた気がする...みんなさほど悪い連中でもないのだ..
そして、今もお互いの仕事が気になる..お互い負けたくないという気持ちがどこかにあり、それがまた、研究の原動力になっているのだろう...
最近、この大学院の時に築かれた友達関係とライバル意識が重要だと感じる...友達関係が希薄だったり、研究面のライバル意識があまりないと、その後の研究の進み具合に大きく影響を与える気がする..
研究はいばらの道だ..挫折や苦悩は日常茶飯事だが、それを支えるのは、大学院の時の友達だったりする..
だから、大学院の時はたくさん苦労して、友達同士支え合う経験をするのが良いと感じる...
企業家のKさんをみていると、今後も支え合う関係でいられるか..ちょっと不安ではあるが..
お盆と言えば、良く富山のおばあちゃんのうちに親戚一同集まって、おいしいものをたくさん食べた思い出がある..
おばあちゃんの家は、海から近く、かにや魚をとって良く遊んだものだ..セミ取りも良くした..懐かしい記憶だ..
だから、今でも親戚同士は仲が良い..小さいときから山や海でよく遊んだからだ..
今は少子化で子供も少ないが、その夏の集まりでは、子供たちが9人!
...今では、おばあちゃんは亡くなり、残念な事に2人のおばさんがガンで他界している..時代の流れを感じる..
しかし、セミの鳴くお墓に行き、お墓を洗い、ロウソクを変えるというお盆の年中行事は、子供ながらにわくわくしたものだ..
年を取ると昔のことばかり考えるが、こういう子供の思いでは大切にしたい..そして自分の子にも同じ経験をさせてあげたいと感じる..
自分の親は健在だが、ひとまず、来年はお墓まいりにでも行ってみるか?
N先生宅に行ってバーベキューをしてきた..
素晴らしい家で、中も綺麗で、ほんとびっくり!しかし、かなり、お金を使っているなあという印象を受けた!
でも、新しい家を購入して、家の事を考えるのは楽しい事なんですね。
バーベキューも初心者なんで、すべて私がやりました..
しかし、生命科学領域で学位をとり、ポスドクもなく、即アカデミックポジションを取得し、優秀な教授の下で自由に研究でき、家庭も持って30代でマイホームって、ちょっとできすぎ!
うちの研究室には、ポスドクを旦那に持つ奥さんがバイトで勤めている..旦那は36才..微妙な年齢である..奥さんもわかっているらしい..この年齢になると高学歴といえども、リスクだけが向上する..
今から思えば、博士課程というのはかなり、リスクの高い選択だ..だから、研究テーマよりも、その研究室の人数に対する生産性と論文の質、就職状況を十分吟味して選択する必要がある..
ポスドク中もとにかく論文書きに集中し、論文が書けないところなら、1年で出る..1年単位で考える事が必要かもしれない..
そして30代前半で就職する..大卒の就職する企業の定年はだいたい、60才、大学は65才前後のところが多い..つまり、この5年間の間に就職までこぎ着けないと生涯賃金が低下するだけでなく、アカデミックポジションすらつけない可能性がある..というわけだ..それでも良いというなら話は別だが..
大学冬の時代は、ポスドク冬の時代でもある..自己のキャリアマネイジメントも必要な時代である気がする..
...まあ、ひとごとではないのだが...
2004年08月14日(土) |
世の中バランス取れている.. |
うちの子は知的障害である..まあ、おそらく自立は難しいだろう..
困ったもんだなあ、とその時は思った..しかし..
その時、お世話になったT先生..その先生から新しい見方を教えてもらい、そして、その考え方は、いつの間にか、同僚のK先生の教育観に影響を与え、そして授業改善につながった..
そして、関係する人事と言うことで、採用したA先生によって、授業研究は発展し、多くのデータを生み出した..
さらに、A先生がお世話になっているY先生と同じ大学にT先生が在職し、A先生をいろいろサポートしてくれたという..
失うことがあれば、得ることもあるというが、世の中バランスがとれている..有り難い話である..
見方を広げることで、今まで気づかなかったことも見えてきたりする..
”わかる”という自信は、限定された環境のみ通用するものなのかもしれない..
私もいつもがんこおやじで失敗しているので、もっと人の意見を聞くように努力します..
良くお世話になっているU先生から
”文化人として名を連ねて欲しいのでお願いします”という依頼があった..
”文化人の前におやじですから”と言いたいところだが、施設の問題と絡んでいるのでそういうわけにもいかない感じだ..
しかし、文化人がこう主張しているからということで、問題解決するんだろうか?そんなことなら、すでに解決済みのような気がする..
文化人という言葉もどうも、一般人との差を感じさせていやな響きである..むしろ
”おやじの会として名を連ねて”という方が自然だなあ..
女の先生はどうなるのか?
”おばはんの会として名を連ねて”なんか、イメージ悪い...
昨日、研究室のポスドクの男の子と話していたら、どうやらM先生とトラブルがあったらしい...
やはりなあ..という気がした..いつかはトラブルと思っていたが..
詳細は知らないが、そのポスドクの言った言葉が印象的だった..
”ホントに自由にさせてください、論文書きますからという気持ちですよ”
この意味は深い..なぜなら、この分野は実験でデータが出ないと論文が書けないからだ..”書きますから”というのはデータは必ず出しますからという自信だ..知らない場所、慣れない研究室でやっていくことはホントに大変な事なのである..
ポスドクになるとはこういう事だと感心した..私も老いたポスドクだが、若い発想に刺激され、頑張らねばと思うこの頃だ..
夏休みだから?論文を読んでみた..
その論文は、その分野の力を結集した論文だった..
でも、なんでこんな狭い社会でとも感じた...
論文の内容はかなり、その研究者の人間関係の幅に関係すると思った..
すでにいろいろなことが、もっとわかっているのにそこに入れない状況がある..不思議な話だ..
もっといろいろなところに頭を下げていけば、面白い研究が出来るのにとも感じた..せっかく、何十万という機械を買っていながら、生かせていない..
この分野独自のモデルがもっと必要だ..他の分野が興味を持たざるを得ないモデルを提唱し、高度な研究をする必要がある..
私はもう、疲れたおやじなので、若い方がんばって!
2004年08月09日(月) |
花火!SUBARU! |
いやースバルやりますね!
まじかで花火1800発、子供たちも大喜び!
スバルのイベントで、花火が打ち上げられ、すごく満喫しました..
スバルって結構好きなんですよね..
日産の整備士の人に聞くと”スバルはマニアックだよね..”
多くの車種を作らず、車種を限定し、低重心、安定性の限界を求めて
車を作る”ものづくり”日本で最初の4輪駆動..独特のノウハウがあるそうです(日産整備士の弁)
たぶん、車ってもっと走る、曲がる、止まるという単純な動作に改善すべき点があるんでしょう..そういうのにこれからも忠実になって欲しいと思いますねえ..それがスバルの生き方ですから..
今年は日本でWRC、北海道!がんばって欲しいもんです!
その施設は、障害者のための施設である..
こんな施設が今から30年前に出来たことは極めて画期的だ..
こんな便利なところにあるのだから、さぞかし、利用者は喜んだことだろう!
ふと、壁に貼っていた利用者統計を見た..すると、肢体不自由と知的のカテゴリーが極めて多い..
プログラムとかの充実度からみると、知的対象は少ない気がする..仲間がいるとかそういう理由ではなく、知的障害者は行く場所がなく、利用している..気がする..
この夏のお祭りは、障害者や保護者にとって本当に良い思い出になる気がした..
センターの知り合いに会って、いろいろ聞くと..
”知的しょうがいの方が近所でトラブルなんて全く聞きませんよ”という
月に1千人程度、知的しょうがい者が利用している施設でさえ、そうだ..世の中は偏見と差別で満ちあふれている..
小さなお祭りだが、障害者にとっては本当に心落ち着く場所なんだろう..
世界の中心で..を見ている..
そのドラマで印象的な言葉がある..正確な台詞ではないが..
”幸せというのは、サクと私がいる、そういうことなんだ”
長い地球の歴史から考えれば、ヒトの命は短すぎる..そのヒトが考える幸せとは、簡単に言ってしまえば”出会い”ということなのかもしれない..
親、兄弟、友達、配偶者、子供..自分以外のヒトとの出会いだ...
そして、その自分以外のヒトが自分を愛してくれたり、自分を高めたりしてくれる..そういう環境にいることが”究極の幸せ”なのかもしれない..
だから、いくらデジタル社会といっても、デジタルなコミュニケーションでは、ストレスが溜まる..ヒトを感じる環境にいる必要がある..
直接会って話すコミュニケーションは、電話やチャットなんかのコミュニケーションと違って多くの情報が交換される..デジタルコミュニケーションは、あくまでサポート的な存在だ..
人と人が出会い、その間に生じるコミュニケーション..これに勝るものはないし、それをデジタルで表現する必要もないと思う..
皆さんも自分なりの”幸せ感”持っていますか??
私は、ドラマで癒される程度ですから、大したことはないです..
でも、年をとってくると、意識的に考えないと、ダメなんですなあ、これが..
ふー
2004年08月06日(金) |
今日の日記は盛りだくさん! |
1つは研究の方向性..
ここ数日で実験系が固まってきた..これは、私が定年になるまで打ち込んでも良い、課題と言える..
2つめは、施設説明会..
障害者施設の住民説明会..いつものように、住民対行政という構図、そして、やくざまがいに怒鳴りつける連中、涙を流しながら懇願する家族..
ここ5年間、基本的に何も変わっていない..
”なぜ、この地域に立てる必要があるんじゃあ、といっているやろ、ぼけ!”まあ、こんな調子..
そして、私が発言..”便利だからでしょ、それだけ”それ以外に理由なんてないでしょう?
もし、大阪で住みたいところ、行ってみたい施設があるとしたら、便利なところがいいですよね、それだけの話です..
人権侵害ってこういうことなんだ..と実感..
倫理学の授業ってあるけど、こういう場に学生を連れてくれば、肌で感じることが出来ますよ..
私も少し言い過ぎたんで、夜道に気をつけます..
3つめは、近くに住むおやじ友達..
子供に何をしてあげられるのか?というテーマで日記を公開している..
その中で、”子供が甘えて抱っこばっかりだったが、山や田舎に行くことで、歩くようになった”
そのおやじは、キャンプなどは嫌いだという..そのまま、の生活が良いという..
もともと、じっとしては生きていけない動物が、ものを探したり、狩りをしたり、するために生きていけるのであれば、”歩いたり、走ったりすることは、動物である以上、必要不可欠のことかもしれない..
ところが、文明が発達すると、人間はあまり、動かなくても生活できるようになる..でも、それは子供の頃からそうではないはずだ..
”歩く習慣を作る”というのは、歩くことで何かを発見するという喜びを引き出すことなのかもしれない..
子供を外に連れだして、自然におくというだけで、子供たちは様々なことを感じる..その経験が、好奇心や健康観やそんなことに繋がっていくんだろう..
そろそろ、疲れてきたので、終わり!
2004年08月05日(木) |
ひとりでやるということ |
他学部の先生と話した..
去年から来られたということだが、うちでできにくい問題をクリアしながら ひとりでコツコツ実験を進めていた..
分野的に学際的なものだけに、他分野の先生と交流を持ちながら、ひとりでコツコツ実験をしている..
結局、自分が行動し、手を動かすことからスタートするのだ..これはどの分野でも共通のことなんだろう..
国立だ、私立だというけど、その先生は、授業数は私と同じ、授業内容も直接、研究とは関係ない..おまけに学生も抱えている..
仕事が多い、授業が多いというのは、所詮、研究ができない研究者の言い訳に過ぎないのかもしれない..
実験モデルが非常に似ているので、今後、お世話になります..
熱いのでやる気がなかったのだが、若い他分野のエネルギーに刺激され、
やる気が出てきました..ありがとうございます!
またまた、学会体験記..
我々の分科会は、ある程度、中心的な存在を保っていたにもかかわらず、 ここ10年を振り返ると、むしろ、縮小傾向にあると実感できる..
旧帝大は、I学部に合併、もしくはその連中に浸食され、我らの博士養成機関から出てきた学生の就職先は、ない..
地方公立、市立大学は、学生が集まらないために、ひとりの先生が担当する学生数を上げざるを得ず、法人化が追い打ちをかけ、T大学の場合、最悪の場合、ここ10年人事が動かないと言う..
また、専門系大学でも、大事だといいながら、選択科目の大学が異常に多い..
総合して考えると、学問レベルは少しあがったが、踏み込めない境界線があるということだ..
その点、別の領域では、他の分野の学部に採用されている..我が分野特異的な問題なのだ..
我々は、少し考え方を変える必要がある..特にI学部にできない領域を開拓し、アメリカの追随ではなく、日本独自の路線を開拓する必要があるのではないか?
今は論文の価値を高めるのではなく、足場をどう固めるか、それが大事だと思うのだが..
これでは、ますます、ドクターの学生さんが減ってしまう....
おやじとして、心配だ.. 論文の価値の向上ではなく、
Oさんは、最近、教授とトラブルを起こしたらしい..
詳細は知らないが、髪の毛がほとんど白髪になっていた...
自分の信頼する教授に見放されること、それも自分に反省すべきことがあってそうなってしまったことは本人にとって、本当に辛いことだろう..
Kさんのように、政治的に強いヒトならまだしも、そうでなければ、研究人生死活問題だ..
ただ、人間関係がだめになっても、認めざるをえない業績を持っているヒトは、生きていける..それが乏しいのがこの分野と言える..
Oさんと分かれるときに、なぜか、握手を求めてきた..お互い頑張りましょうと言うことか..なんか寂しいなあ..
Oさんに求めたいことは、もう一回、ひとりで新しいことをやって欲しいということだ..ゼロから始めれば後はプラスにしかいかないから..
私もぼちぼちがんばりましょうか..
学会に行って来た..本当にひさしぶりだ..
なんとなく、変わっているようで変わっていないなあという気がした..
そして、昔の友達にも会ったが、なんとなく、しっくりこない..ヒトもいた..
別の仕事をして、戻ってくるといろいろ見方が変わるもんだなという気がする..昔は派手な仕事を好んだが、今ではじっくりと一つの事に打ち込んで研究しているヒトに好感を覚える..
論文を書くために研究をしているヒトと真実を知りたくて研究をしているヒトがはっきりわかってくる..
学会の後に教育講座があったが、全体が見えていないなあという気がした..”この分野は大切だからみんなでがんばりましょう!”って言ったって、ねえ..
分子の話も増えてきたが、なんか焦点がぼけている..T大学のA先生に質問してもなんか、うまいことはぐらかされて、終わり...
中にはがんばっている人もいて、すごいと感じることは出来たが、ホントに数人だ..
分子の領域と比べると、本当に訓練されているボスが少ないこと、所詮、二番煎じの研究である場合が多いこと、そして、組織としての基盤が弱いということが、問題である...今からなのかなあ...
分子の研究をしてきたので、なんか物足りなくてストレスが溜まった.. やっぱり、ひとりで開拓した方が楽かなあ..
帰りの電車ではT大学のM先生と大学の話し..
授業を担当しない先生の話や法人化流れの話をした..公立の私立化、民営化が急速に進んでいる..いずれは研究業績が給料に反映されるらしい...大変な世の中だ..
夜は旧先輩のAさんと飲み会..昔と比べると非常に前向きな性格になった気がする..研究の高いストレスはヒトの性格を変えるのだ..相当、苦労してきたのであろう..
しかし、毎晩飲み会..て自業自得か..
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