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■NTT読モ
2010年04月30日(金)
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「撮影会に行くよ!」

と嫁が言っていた。撮影会というと、ネットアイドル撮影会(不細工。でも会費15,000円)、スワッピングハメ撮り撮影会等、どうしようもなくいかがわしいイメージしか想像できなかったが、

「私とタク(4才の息子)の撮影なのよ!」

なんでも某育児系雑誌の表紙モデルオーディションの撮影会なのだという。その雑誌を見せてもらったら、必ず母と子が表紙になっていた。子供はそれなりに可愛いしママもそれなりにキレイ。でもウチはそれなりレベルですらないので

「まず通らないだろ。行くだけ無駄じゃね?なに応募してんのさ」

嫁の自惚れっぷりをケラケラと笑うと

「通らなくても撮った写真をタダで貰えるのよ!」

プロのカメラマン撮影による母子写真を貰えるからいいのだという。仕方ないので付き合うことにした。当然娘・R(6才)も連れて行くのだけれども

「なんでママとたっくんだけ写真撮るの?Rちゃんはないの?」

Rはちょっと不満そうだった。

「幼稚園の子とママじゃないとダメなんだってさ」

小学生以上とオヤジは対象外なんである。

「うううう、何を着ていこうか。セレブ系にしようかもっとカジュアルにしようか」

嫁がコーディネイトで迷っていたせいで出発が遅れた。あーもうセレブ系でもヒデブ系でも小悪魔agehaでもなんでもいいよう。

で、実際撮ってもらってみると、やはりプロのカメラマンである。

「ボクの好きなポーズはなにかな?」

「わー格好いいなあ。もっかいそのポーズしてみてー」

などなど、子供がご機嫌になりそうな言葉を投げかけるのが上手い。僕も「脱いで」と言われたらつい脱いでしまいそうだ。

タク
撮影風景(都合により右に写っていた嫁は塗り潰し)

撮影が終わるとタクは駄菓子をたんまりもらってご機嫌。

「あなたもどうぞ」

ついでにRも貰ってしまった。

「ちっ。Rも幼稚園児だって言い張って撮ってもらえばよかったわ」

人の好意を受けて逆に図々しくなる嫁。

Rとタク
その後はワニワニパニックで遊び、お昼を食べようとしてどこがいいかなーと店を物色していたら

「これ食べたい!」

R
お子様ランチ大好きなRが即決。

「あーおもしろかったね」

なんだかんだで楽しんで帰ったのであった。

それにしても、撮影会といいつつも僕らの撮影されている間、他の申込者は誰も来ず、スタッフみんなヒマそうであった。ちゃんと人数集まったんだろうか。

そして後で郵送されるという今日の写真、カメラマンの腕によりそれなりな写真になっていることを期待しよう。

ちなみに夜はおざなりである。

僕は弓なり。

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■同情するなら…
2010年04月29日(木)
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昨日の日記で、子供達と遊ぼうとしたらはぶんちょにされた、という話を書いた。

その翌日、今日もまたマミちゃん達(近所の子供達)と遊ぶんだろうなあ…だってものすごい楽しそうだったんだもん…とまた寂しい気持ちになっていたが、

「今日もマミちゃん達と遊ぶのかい?」

と聞いてみたら

「ううん、パパと遊ぶ!」

娘・R(6才)が予想GUYな返事を言った。

「え、まじで?」

「だって、パパがかわいそうだもん」

「えええええええ」

やばい。娘に同情されてるし。

「きのう、パパ寂しそうな顔してたから」

うーん、そんなに顔に出ていたか。中年オヤジの哀愁が漂ってしまったか。もうおじさんにとって、若い子と遊ぶのは実の娘しかできないんだよ。ちょっとでもエッティなことするとすぐ捕まっちゃうし。

「よし、じゃあ今日はパパと遊ぼうね。どこの公園がいいか…」

もう子供達と一緒に遊べる機会は僕の人生の中でそう残されていないと判断し、同情されてようがなんだろうがなりふりかまわず誘うことにした。ところが…。

うふふふ、きゃはははは…。

外から近所のマミちゃん達の声が!

「やっぱりマミちゃんたちとあそぶー!」

「ええー!」

ものの2秒で裏切られ、Rと息子・タク(4才)は家を飛び出して行った。こんな豪快にフラれたのは久しぶりである。でもいいのさ。僕の人生フラれ気分でロックンロール。

今日の僕も余程寂しそうだったのか、

「パパこれあげるよ」

あとでRが持って来たのはアメだった。

同情するならアメをくれってか。

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■子供から戦力外通知
2010年04月28日(水)
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あれは土曜日のことじゃった。

「さて、今日はどこの公園に遊びに行くかね」

「えっとねー。じてんしゃこうえん〜」

休日は娘・R(6才)と息子・タク(4才)をどこかしらに連れて行って遊ばせるのが常だが、ウチの前で近所の子、マミちゃん姉妹が遊んでいるのを見つけると、

「マミちゃんたちと遊ぶ〜」

どどーん。僕、フラれてしまった…。マミちゃんは小学校に入学するとRと一緒のクラスになり、登下校も一緒である。入学してから仲良し度が格段にアップした模様。

昼ごはんの時間になったので戻って来させて、

「じゃ、午後は何して遊ぼうかね」

と言ってみると

「え、お昼ご飯の後もマミちゃん達と遊ぶんだよ」

どどーん。またフラれた。窓から子供達がなんかキャイキャイしながら遊ぶ姿を眺める。ああ、心と時間がぽっかりと空いてしまった。僕は…もう不要なのか…。リストラされるってこんな気持ちなんかな…。

「オヤジ、捨てられるの早かったね。小学校入学したら即だったね。クックック…」

嫁は背後から陰険な言葉と嘲笑でとどめを刺す。いやああああっ。お前は野口さんか。嫁に傷口に塩を塗られ、絶望のズンドコにはまっていたところ

「パパー!ちょっと来てえええ」

外からRの声が!うおおおお、リストラオヤジ再雇用ー!と喜んで飛び出して行ったら

「ねえ、なんか面白い遊び考えて」

もんのすごいムチャ振り。

「じゃあこういうのはどうだ」

階段を使って、ジャンケンして勝った人がグリコとかチヨコレイトとかするやつを教えてやった。

「みんなでやろー!」

「うん。じゃんけんぽん!」

子供達は早速遊び始めた。でも僕には「一緒にやろう」と声はかからなかった。再び家の中に戻り、

「親という字は『木の上に立って見る」と書くのさ…」

と窓から子供達の遊ぶさまを眺めていたら

「パパー!来て!きぃてえええ!」

今度はタクの悲痛な叫びが。すわ。うんこでも漏らしたか…と飛び出して行ったら

「たっくんグリコやりたいんだけどみんな違う遊び始めてやってくれないからパパ一緒にやるように言って」

いちいち呼び出すなあああ!僕はドラえもんじゃねえぞ!

リストラえもんです。

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■足し算と誤算
2010年04月27日(火)
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今日もお風呂で足し算の勉強。

前の日記にも書いたが、娘・R(6才)と息子・タク(4才)が足し算の問題を出せとせがむのである。それで出してやっているのだが…これも前に書いたけれども、Rよりタクの方が計算が速いんである。

「もっとむずかしいの出して〜」

生意気にそんなことを言うので2ケタの足し算の問題を出してもすぐ解く。一方のRはまだ1ケタの問題でも難航…。差が広がってしまうとRが拗ねてしまうのではないかとハラハラしていたのだが、

「Rちゃんにはちょっとやさしいの出してね」

と自分から言うようになり、わりとあっけらかんとしていたので心配はなさそうに見えた。しかし…。

僕がどんどん難易度を上げてタクに問題を出してもポンポン答えてくるのに対し、Rはいつまでもひとつの問題が解けないままでいた。するとさすがに

「う…ううう…」

なんで自分はこんなにできないのっ。自分の方がお姉ちゃんなのにっ…てな感じで泣き出し寸前になってしまった。みるみるRの目が赤くなっていく。ここでお調子者のタクがいつものノリで

「たっくんはできるもんねー。へへーん」

とか調子こきだしたら最悪である。僕はすさかず話を始めた。

「Rちゃん、たっくん、仮面ライダーダブルでも言ってたろ?『Nobody's perfect』って。何でも全部出来る人間なんていないって意味なんだよ。たっくんは足し算が凄い出来る。でもピアノと水泳はRちゃんの方がうまいだろう?」

ふたりが夢中で見ている「仮面ライダーダブル」のエピソードをそのままパクらせてもらうことにした。今の仮面ライダーは特殊で、翔太郎とフィリップというふたりがひとりの仮面ライダーに変身するんである。分かりやすい例を挙げるとウルトラマンエースの北斗と南みたいな感じである(余計わかんねーよ)

「だからRちゃんはたっくんより出来なくても泣くことはないし、これから頑張ればいいし、たっくんも『僕の方が出来るー』って威張ってはいけないんだよ。翔太郎とフィリップはいつも『僕たちは、ふたりでひとりの仮面ライダーだ』って言ってるだろう?」

「うん」

僕たち
私たちは
仮面ライダーです。

なんか知らんがキメ台詞が頭の中で卒業式風にアレンジされてしまい、笑いを抑えるのに苦労した。

「君たちもふたりでひとつのきょうだい。力を合わせて生きていくんだよ…」

「うん」

必死こいてしゃべりまくった成果があったのか、Rは半ベソから立ち直り、タクも天狗にならず素直に聞いていた。ああ、なんとか丸く治まりそうだ…とほっと一息ついた時である。

「どーしたの」

ぬっと嫁が顔を出した。いやこれこれこういうわけで…と話すと

「でもRちゃん、今日ピアノの練習の時にママに怒られたんだよねー」

「ぶわああああああ!」

R、即座に号泣。

「お前、鬼だー!」

治りかけの切れ痔アナルにちんこ突っ込むようなマネしやがってうおおおおおお。(それは僕)

「あのね、パパもね、エレクトーン習ってる時はよく怒られたもんさ…」

再びRのフォローに必死になる僕。Rはもう泣きじゃくりながら指をしゃぶっている。テンパッた時に出る癖なのである。ああああもういい加減のぼせてきたんだけど…。

足し算が苦手なR。でも計算高い女よりは100倍可愛い。


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■ハイスクールララバイ
2010年04月26日(月)
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近所の高校でお祭りをやっているらしく、賑やかだった。

部外者もウェルカムのようで、ウチの前の道をたくさんの人が向かっている。

「どんなお祭りやってるのかなあ」

なんだか嫁は気になるらしい。行きたいのだろうか。

「でも僕は行かないよ」

だってそこ、男子高だもん。女子高なら金払ってでも絶対行くけど何が悲しくてわざわざ男子高に行かねばならんのだ。僕は男子高出身なんである。逆に嫁は行きたいのだろうか…などと思いつつ、

「男子高なんて臭いし汚いからやだよう」

とダダをこねたら嫁はそれ以上言わなくなった。しかし道行く人がわたあめを持っているのを娘・R(6才)と息子・タク(4才)が目聡く見つけて

「わたあめ食べたい!行きたい!」

やむを得ず行く羽目になった。ところが入ってみると僕が通っていた高校とは大違い。

僕の高校は天井や壁に穴が開いていた。スクールウォーズみたいに荒れていたわけではない。単なる老朽化である。それなのにこの高校はキレイ。

僕の高校は常にチンカス5年分が溜まりまくったような臭いが充満していたのにここは臭くない。何故だああああ。

そして一番驚いたのは他校の生徒、しかも女子高生がめっちゃくちゃ来ていたことである。僕は会社に行く時にここの生徒とよくすれ違うのだが、だいたい頭はめちゃくちゃ良さそうだが亀頭は排尿以外使ったことがなさそうな、パッとしないガリ勉君が多いイメージだったのである。

偏差値以外取り柄のなさそうなモッサリした高校だと思っていたのに、実は偏差ちんこも80ぐらいのスーパーヤリチン高校だったのだろうか。方程式もオギノ式もバッチリ、みたいな。恐るべし。

唇にピアスをした男子高校生に、バッサバサのつけ睫毛と加減を知らない化粧で顔が鳥居みゆきになっている女子高生。おじちゃんはもう若者が分からんよ。至る所でナンパを繰り広げる21性器少年達を横目に

「パパー。わたあめはー?」

わたあめ売り場を探す僕達。わたあめぐらいなら可愛いもんだが、将来この子達もあんなイカれた格好になるために親のスネを囓るのかなあ…。

残念ながらわたあめはあまりの来客の多さのため行列がもの凄く、一旦販売休止になっていた。なので代わりにワッフルを買ってやった。

R
R
満足そうなふたり。

「私はクレープ食べたいわ!」

嫁も食い気を出してクレープを買いに行ったのだが、30分待っても戻って来ない。ケータイをかけてみたら

「まだ並んでる…」

ここもキャパオーバーのようだ。女子高生手作りのクレープなら2時間でも3時間でも待つが、

「もう諦めろ」

嫁を連れ戻してそろそろ帰ることにした。とにかく高校のお祭りにしては凄い人出なのだ。校内に人が溢れている。出来るだけ人が少ない道を通って外に出ようとしたら、いじめられっ子が呼び出されそうな人気のない校舎の裏側に出てしまった。

そこにいた男子高校生ふたりと目が合った。彼らは固まってた。よく見るとと絶賛喫煙中で…。別に言いやしないけど、もっと隠れ場所を考えたまえ。

なんだかウチの子達は絶対こうなって欲しくないっていう高校生ばかりが目に付いてしまった。

「ワッフルおいしかった?」

「おいしかったー!」

いつまでも素直な君達でいておくれ…。

男子高でマイナス思考になってしまったとさ。

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■子供の頭の中は宇宙
2010年04月25日(日)
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娘・R(6才)の登校時間と僕が会社に行く時間が一緒なのでRに付いて行く。

息子・タク(4才)も学校まで行きたいというので付いて行く。そのために嫁も付いて行く。どんだけついてくねん、ノッテルねん。

そんなわけでRが小学校に入学して以来、登校のお供がゾロゾロと付いて行く水戸アナル状態が続いている。時々お父さんと小学4年生ぐらいの子供が一緒に歩いているのを見かけるが、家族フル出動とかウチだけだよこんなの。

タクは歩きながらも色々考えているようで、嫁に手を引かれながら

「12たす15は27だよね」

とか突拍子もないことを言う。昨日の日記で書いた、お風呂で絶賛開講中の算数タイムをまだ引きずっているらしい。朝から脳がフル回転。親父に似ず計算が得意なのだろうか。高校の時、数学と物理でマジで0点取ってからのび太を笑えなくなった僕。将来親父の雪辱を晴らして欲しい。

一方のRはお友達と手を繋いで歩いている。でもボーッとした顔で無言。頭の中では何か考えているのだろうか…としばらく観察していたが…。

ずっと無言。

おもむろにハナクソをほじる。

ハナクソを食う(うわああああ)

…何も考えてないことが分かった。タクが脳内でちゃかちゃか計算している時に、Rの頭は無我の境地に達していたようだ。座禅をしたらうちの家族の中で叩かれないのはRだけのような気がする。嫁は家事のことで、僕はエロのことで、タクは座禅どころか2秒で逃げ出しそうだ。

しかしRよ。友達とお手々繋いで一緒に歩いているんだからなんかしゃべれよっ。友達も友達でずっと無言なのだが、波長が合っているのだろうか。目と目で通じ合っているのだろうか。

無言。イロモノっぽい。

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■モットクレヨン
2010年04月24日(土)
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娘・R(6才)と息子・タク(4才)とお風呂に入ったら、どっからかもらって来たのか

「お風呂の壁に描いてもオーケーなクレヨン」

で盛大に落書きをしまくっていた。消えるからいいんだそうで。クレヨンしんちゃんならぬクレヨンRちゃんとたっくん。どうでもいいがススキノに行った時「ヌレヨンちんちゃん」という風俗店の看板を見たことがある。

「パパー。たしざんのもんだいだしてー」

気まぐれなので多分すぐ飽きると思うが、Rとタクは足し算にはまっている。僕はRとタクにそれぞれ5+5=…とか10問ずつぐらい書いてやった。風呂場の壁を黒板に見立てて授業の始まり。裸なので3年B組金玉先生である。

「いいですかぁ。人という字はふたりがもたれあっているんですよ〜」

そんな親父の戯言に耳も貸さず問題を一生懸命考えて答えを書くふたり。熱心なのはいいことだが

「…あんま考え過ぎるとのぼせちゃうかもよ」

そっちの方が心配であった。Rがかわいそうなので言わないが、理解度はタクの方が上である。Rがつまづいている「5+7」のような繰り上がりもタクは余裕でこなし、2桁の足し算も出来ている。

問題を解き終わったら答え合わせ。

「はいふたりとも満点です〜よくできました〜」

じゃあもう落書き消して出んべよ、ということで壁のクレヨンを消しにかかったのだが…。

うそつき!赤だけ消えないじゃん!消えることは消えるのだが完全に消えないのである。赤がなかなか消えず、赤いシミが壁全体に広がってしまった。消す前は落書きだらけの公衆便所みたいだなあ…と思っていたのに、消してみたら返り血がばんばんの殺害現場になってしまった。

一体何故こんなことに…。僕がいいたいことはだたひとつ。

嫁。やらせてくれよん。

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■河原は変わらない
2010年04月23日(金)
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栃木の公園で遊んでいた時のこと。

弟が車で送ってくれ、程よい時間でまた迎えに来てくれることになった。

栃木に帰ると必ず遊びに行くこの公園。娘・R(6才)と息子・タク(4才)お気に入りである。遊具もありだだっ広い原っぱもあり河原もあり、この公園は広い。

唯一ネックなのは昼飯時を狙ってアイスクリームの移動販売車がチャーラララッチャ♪、と音楽を流しながら来ることである。Rもタクも大好きで

「買って買ってー」

とうるさい。なのでこのアイス車、選挙カーの次に邪魔なんである。

「パパー。かわら行きたいー」

今日のRとタクは河原で遊びたいようだ。河原はいつもアイス車が停まるとこから最も離れており、ここにいると音楽が聞こえないのである。ゆえに来ても子供達は気付かないので好都合。ふふふ、自ら罠にはまるとは、ヒトケタ年代はまだまだ隙だらけだぜ。

河原に行くと、前日の雨のせいで川の水が絶賛大増量中。それでもタクは水辺ギリギリまで行くので

「おい!あぶない!それ以上行くな!」

川の水増量+幼児って、「押すなよ!」+ダチョウ倶楽部並みのお約束だろ。慌てて水辺から下がらせて、石切りや賽の河原ごっこ等ほのぼのとした(?)遊びを楽しんだ。Rは

「ねえパパー。タンポポのふわふわしたの探してー」

これまたメルヘンなことを言うので一緒に探した。まだ種を飛ばす時期には早過ぎたのか、ふたつしか見つからなかった。別の河原ではエロ本どっさり見つけたのになあ。

「もうつかれたー。かえりたいー」

力の限り遊んだタクが音を上げたので弟に電話して迎えに来てくれるよう頼んだ。その間駐車場の近くのベンチで寝そべって

「ねむいー。まだかなー」

公園の向こうの道路を見ながら弟の車を探し、グダグダと待つタク。

「あ、来た!」

突然タクが叫んで立ち上がるので

「お、もう来たか。どこどこ」

僕も弟の車を探してみたら

ちゃーらららっちゃ♪ちゃーらららっちゃ♪

「しまったああああああああ!アイス車だああああああああ!」

疲れた疲れたと言っていたくせに全速力でアイス車に走って行くタクとR。お前らハーメルンの笛吹きが来たら真っ先に付いて行くだろ。

このアイス車、いつも絶妙なタイミングで来るなあ…。今日は河原にいたから絶対スルーできると思っていたのに。Rとタクに追いついて

「買うとは言ってないでしょ」

と言ったら

「やだ!」

「やだ!」

2人揃ってものすごい怖い顔。そんなわけでまたアイスを買わされてしまった。

河原で遊び、顔は鬼河原。なんつって。

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■縁談あああああー♪ウィルオールウェズラブユー♪
2010年04月22日(木)
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祖母の葬儀の後の精進落としで、親戚のトモコおばちゃんが僕のところにそーっとやって来てヒソヒソ話を始めた。

「あのねえ、やっちゃん(僕の弟)にいい人紹介したいと思うんだけど」

「えーっ」

トモコおばちゃんはアクティブで世話好きだ。小さい頃はとても可愛がってもらった。この日も娘・R(6才)と息子・タク(4才)にと、お小遣いをもらってしまった。そして弟への縁談(?)。

「おばちゃんの友達の娘さんでねえ、いい人紹介してくれないかしらって頼まれたのよ。そしたら、あ、やっちゃんがいるって閃いたのよね。やっちゃん彼女いる?」

「100%いないと思うけど…」

大学生の頃は彼女はいたが、その後ずーーーーーーーーっと女っ気ナッシング。

「写真も見せてもらったんだけどね。…うん。いい感じの人よ」

その「…うん。」の間がちょっと気になるんだけど。親が紹介してくれって焦るほど縁がない女ってどんなんだよ…と結構怖い。お互い様かも知れんが。

「こればっかりは本人に言わないと分からないけど、アレ、今んとこその気もないみたいだよ…」

「うーん。そうかなあ。とりあえず話してみるわ」

おばちゃんはタイミングを見計らって弟に話しかけていたが、やはり「その気がない」とのことで

「ダメだったよー」

苦笑いして戻って来た。結婚したらいいのに…と思うのは周りばかりで、本人にしてみればめんどいだろう。僕だってもし独身だとしてもこの年で一から恋愛とかめんど過ぎる。いつまでも夢見る乙女じゃいられないんである。

でももし弟にその気があったら…お見合いになるのだろう。ここ何年か僕の周りでは合コンやら婚活パーティーやらネットやら出会い系やらでできちゃった婚、みたいな話が多過ぎたので、古風な「お見合い」がここで出て来るとは逆に新鮮であった。

後は若いふたりに任せて…って僕もやってみたいなあ。

でもお見合いよりやっぱりおっぱい揉み合いの方がいいや。

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■死
2010年04月21日(水)
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祖母が亡くなった。

認知症が進み、栃木の特別養護老人ホームに入っていて、静かに老衰。そろそろかも…ということは聞いており、95才という年齢もあって

「やれることはやった。悔いはないよ」

母も親戚一同もあまりジメジメした雰囲気はなく。僕ら家族も「もう最後かも」と思い帰郷するたびにホームに行き顔を出していた。僕の顔を見ても孫だと分からず、それでもニコニコとして娘・R(6才)と息子・タク(4才)を

「かわいいね、かわいいね」

と言いながらいつも大好きな煎餅を一緒に食べた。最後に会いに行った三月のお彼岸の時はもう声も出ず、ただ穏やかな顔であったが、翌日母とRだけが行ったところ、Rの顔を見て

「かわいいね」

口だけは確かにそう動いたという。

「ひいおばあちゃんね、死んじゃったんだよ…」

Rとタクにそう伝えると、

「これ、ひいおばあちゃんのお顔描いたの」

折り紙にニッコリ笑った祖母の顔を描いてくれた。

「これ、お棺に入れようね。天国に持ってってもらおう」

お棺の中の祖母は病気で苦しんで…というわけではないのでとても綺麗な顔だった。大好きだった煎餅もたくさん入れられていた。そこに似顔絵もそっと入れる。

葬儀場から火葬場へ。そしてお骨を壷に入れる。2時間ほど待つ。斎場ではRもタクもよい子であった。

ちゃっかり叔父さんにお菓子を買ってもらったり、火葬場でのお清めのカツオ節を

「うめえ!」

と言いながらタクがぱくついていたりしたが。お前はネコか。お棺の中で、煎餅と花と似顔絵に囲まれて眠る祖母をまじまじと見詰めていた子供達は死をどう受け止めたのであろうか。Rは

「パパ、天国ってどこにあるの?」

と僕に聞いた。

「お空の上だよ」

「お空の上って宇宙じゃん!」

ううう、だんだんファンタジーが通じなくなってきた。そしてタクは

「おばあちゃんはお煎餅の食べ過ぎで死んじゃったんだね!」

「違うよ!」

そりゃ会いに行った時は必ず食べていたが…。それを聞いたRが

「ちがうよ。ろーすで死んじゃったんだよ」

と訂正したが惜しい。トンカツかよ。

子供達よ。僕が死んだら骨拾ってくれ。

僕は初孫だったので祖母には小さい頃とても可愛がってもらった。

おばあちゃん、ありがとう。

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■愛するあなたたちへ贈っている言葉
2010年04月15日(木)
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「ねえRちゃん、人から言われることで一番多いことはなあに?」

息子・タク(4才)が娘・R(6才)に問いかけをしていた。着眼点が面白い質問である。タクはわりと頭の回転が速い(そのぶん忘れるのも早い)。一方頭の中がとしまえんなRはタクの質問の意味が分からなかったらしく、頭上にはてなマークが浮かんでいた。

「たっくんはねえ、『いっしょにあそぼ!』って言われるのがおおいよ!」

おお、友達多いぞアピールっすか。僕は圧倒的に「キモイ」「クサイ」「使えねえ」であり、別に死んじゃってもいい感じである。

タクの言葉でようやく意味が分かったのか、

「Rちゃんはねえ、パパに『かわいいね』って言われるのが多いなあ」

あらー。その言葉がまたかわいいじゃないの。するとタクは

「パパはたっくんには『トイレ行きなさい』って言うのが多いのに」

口をとんがらせて不満げに言った。いつの間にか矛先が僕に。

「だってタクは言うこと聞かないだろ」

勿論ふたりとも可愛い。しかしRは先程のセリフとか、夜中目が覚めてしまうと僕の部屋に来て一緒に寝ようと甘えてくることとか、更には絵を描いてきて

「パパとRちゃんがけっこんしてる絵なの」

とか、隙あらば親父殺しの究極奥義をばんばん放って来るので命がいくつあっても足りない。だから心を鷲掴みにされて

「もう、ホントにかわいいんだから」

と口からこぼれてしまう。

タクの場合はRより言うことを聞かないので同じことを連呼することが多いし、遊んでいる時も

「パパ、たたかいごっこしよー」

「うらああああ!」

速攻で抱え上げて布団に投げ落したり、雄叫びだけでやりとりが流れてしまう。男と男の間には言葉はいらないのさ…。と思ったけど子供には平等に愛の言葉をなげかけてやらねばならぬのかもしれぬ。

そして嫁にも愛の言葉を…って今更遅漏、イカシテ候だなあ。愛してるとかジュテームとか言った記憶がない。口で言うのは照れ臭いので手紙にしよう。

今まで僕が嫁に一番数多く言った言葉を文に記そう。すなわち

「やらせて」

嫁、すまんこ。

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■願望朝刊
2010年04月14日(水)
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「新聞が来てないのよ」

朝、誰よりも早く起きてむっすーっと新聞を読む習慣がある嫁が言った。恐怖新聞は来られては困るが購読している某新聞は来てくれないと困る。

「4月だし、新聞配達の奨学生が変わったりしたのかね」

ウチは奥まったところにあるので辿り着くまでわりと難しいと思われる。ドラクエ2で水門の鍵を持つラゴスみたいな感じ。新聞配達夫にとっては結構イヤな場所かもしれない。

「じゃあ電話してみるか…」

新聞がまだ来てないんですけど、と新聞販売店に電話してみたら

「申し訳ありません。すぐ行きますんで…」

ひどくヨボヨボの声がそう答えた。販売店からは歩いて2分。すぐ来るだろう…と思ってたら…なかなか来ない。すぐ行くって言ったろうがー!そば屋の出前かー!だいたいコボちゃんつまんねーんだよ!

「遅いね」

「迷ってるのかね」

嫁もチクチクと言う。やっぱウチはラゴスなんだよ…毎朝ご苦労様なことである、と思いながら待っていたらそれっぽいバイクの音が聞こえ、止まった。念のため窓を開けて外を見ていたら、やっぱり隣の建物をウロウロしたりしていて迷っていた。毎日届ける家が分からないということはやはり今までの人とは違うのだろう。

「新聞屋さーん、こっちですよー」

手を振って呼ぶとようやく気が付いてくれて走ってきてくれた。

「どうも…すいません…ぜいぜい…」

「いやいやどうも」

そんな息を切らせなくても。

「では…今後とも…ぜいぜい」

新聞配達夫は新聞と何故かトイレットペーパーをひとつ置いていった。

「…これで水に流してくれってことかね」

と嫁に言って渡した。

「…あ、そうかも」

ワンテンポ遅れて嫁が笑った。

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■マイゴー・ジャクソン
2010年04月13日(火)
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日曜日の昼間。娘・R(6才)と息子・タク(4才)を公園に連れて行った。嫁は買い物なのでいない。

この公園は自転車を借りて乗り回すことが出来る交通公園である。Rとタクのお気に入りなのでしょっちゅう連れて行っている。

公園に着くとふたりとも早速自転車をゲットし乗り回す。元気なことよ…僕は子供達を眺めながら缶コーヒーをすすっていた。するとものの5分もしないうちにRが

「ねえパパー。たっくんがいない」

タクがいなくなったという。

「え。うそ。あれ…ホントだ。いない…」

ついさっきまで黄色い自転車に乗っていたのを見たのに、ちょっと目を離した隙にいなくなってしまた。

「パパ、たっくん探そう」

「おう、そうだな」

勝手知ったる公園だからチョロチョロと走り回ってるのだろう。しかしないとは思うが、もし公園の外に出ていたり知らない人に付いてったりしてたら…という不安もある。なにせタクはとしまえんで豪快に迷子になった前歴がある。

僕とRは走って行った。何しろ広い公園だからひとめで全体を見渡せない。

「パパはこっち探してね。Rちゃんは向こう探すから」

「おう」

Rが二手に分かれるのだと指示を出す。

「そんで、ジャングルジムの前で待ち合わせるのよ」

「はいはい。ふふふふ」

いつの間にか自分で考えててきぱきと行動できるようになったんだなあ…と感心した。自分で動ける人間になることは大切である。僕のようにちんこ以外は自分から動こうとしない大人にはなってはいけない。

公園の半分を探し回ったがタクはいなかった。Rも走ってきて

「いないね…どこいっちゃったんだろ…」

と思ったらいた。

「やっほー!パパとRちゃーん!きゃほほー!」

ジャングルジムの上から猿のような我が子が。

「タク!全然自転車乗ってないだろ!」

「じてんしゃもういい」

しっかりした姉に鉄砲玉の弟。なんか典型的な姉弟だなあ…。

「パパおなかすいたー」

なんか好き勝手なこと言ってるし。

「じゃあゴハン食べるか」

「うん」

迷子の晩餐。なんつって。昼だけど。

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■あまりビューティフルじゃないサンデー
2010年04月12日(月)
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日曜日、娘・R(6才)と息子・タク(4才)の朝は早い。

朝もはよからゴセイジャーと仮面ライダーとプリキュアを見るからである。日曜の朝は子供向け番組が盛りだくさん。どれもこれも揃って変身するものばかり。子供は朝変身し、大人は夜変身もしくは変態するんである。ぐえへへへへ。

しかしRとタクは始まる1時間以上も前から起き上がり、テンションが高く僕と嫁も起こされる。

「ねーまだ?まだ始まらない?」

分刻みで催促してうるさい。

「まだ早いよ…」

そんなに早く見たいならテレビ朝日まで行って頼んでこいと言いたくなるほど。

「まだ始まるまでだいぶ時間があるから寝てなさい」

実は僕と嫁がまだ寝ていたいからそう言うのであるが、言ったところで静かになる子供達ではない。僕らは休日の二度寝という至高の幸福を味わいたいのに、キャアキャアうるさいわ絡んでくるわでもう寝られるどころではなかった。

「あーもう!」

遂に嫁が切れて絡みついてくるタクを振り解き、スタスタ台所に向かって朝飯の支度を始めた。

「ねえママー」

ちょっとまずいことしちゃったかなーって感じでタクがおどけて甘えたフリをしても嫁の機嫌は直らぬ。

「眠りを妨げられたから今私の機嫌悪いよ!」

おおこええ。我の眠りを妨げる者は誰じゃ…って封印された大魔王かなんかみたいな怖さ。ちなみに僕の股間の眠りを妨げるのは朝立ちである。

春眠ムカツキを覚えるってやつだな。

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■東京ジョーカー
2010年04月11日(日)
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「ババ抜きしよー」

朝もはよから娘・R(6才)と息子・タク(4才)はトランプをやりたがる。

「パパは会社なんだよ」

君達は休みの土曜日で優雅な朝だが、こちとら仕事なのだ。君達にひもじい思いをさせないために今日も頑張るのだよ…ととりあえず新聞を読んでいたら

「ねえ、新聞読んでるんならトランプできるよね」

とRに言われた。さすがに小学生にもなるとツッコミが細かい。

「じゃあババ抜き3回だけね」

「パパ、しゃっぽーしゃっぽーして」

Rはシャッフルのことをこう表現する。なんか可愛いのでささくれだった忙しい朝の心も和む。

使っているトランプは紙製のやっすいトランプなのですぐヨレヨレになってしまいそうである。もっとちゃんとしたトランプを与えなければ…と思ったがうちにまともなトランプはなかった。

あ、そういえば…「かなまら祭り」の時、一緒に行った女の子達からもらったものがあった。でもこれ、

エロトランプ
メイドインギリシャ・エロトランプ。

さすがまぐわい回数国別ランキング1位の国である(コンドームメーカー「DUREX」の調査による)。これを子供達に使わせるわけにはいかない。そういえば子供の頃、何かを探している時に引き出しの中からヌードトランプを見つけてしまったことがある。

親父以外の所有者は考えられず、親がこんなものを持っていることにショックを覚え、更にヌードモデル達が皆遮光式土偶みたいな古臭いおばさんばっかりだったので二重のショックであった。

とにかくこのギリシャエロトランプ。くんずほぐれつのアクロバットな体位が盛りだくさんである。全部見せたらRとタクのトラウマになること請け合い。そんなトラウマを親から子へ、子から孫へ伝えるなんてアホ過ぎる。僕だって結構重いよコレ。

ギリシャだけにラーゲ海ってか。

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■年中息子と中年おやじ
2010年04月10日(土)
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今朝も息子・タク(4才)から

「おっきろー!」

北斗の拳における、モヒカン狩りのゴロツキからなす術もなく種モミを奪われる爺さんの如く、無抵抗のまま叩き起こされた。時計を見るとまだいつも起きる時間の30分前。勘弁してくれ。

「あと30分寝かせてくれ…」

どうか見逃してくれ…この種モミを実らせないといかんのじゃ…今この種モミを食べてしまえばそれで終わりじゃが蒔けばたくさんの実を結ぶのじゃ…今日よりも明日なのじゃ…。

そう、今よりも30分後なのじゃ…頼むから30分寝かせてくれ…あ、でもやっぱり種モミより乳モミの方がいいや。結局必死の懇願をしたものの、タクからの断続的な叩き起こし行為によりようやく起きた僕。

「ねえパパー。たっくんは今日大活躍するんだよ」

これを僕に言いたかったのだろうか。タクはニコニコと話しかける。

「ほう。どんな活躍をするんだい」

「幼稚園の先生が変わるの!」

先生が変わるっていうか年少から年中になるのである。今日は幼稚園の始業式。だからいつにも増してテンションが高かったのだろう。多少とんちんかんな言葉選びであるが、進級することを「大活躍」と表現したタクのセンスは評価したい。

「そうかそうか。タクは今日から年中さんだね。がんばれよ!」

その勢いでがんばれ、と励ましたら

「ぶわあああああああ!」

今の今まで笑ってたのに突然泣き出した。

「え、なんで泣くのー!」

「クラス変わるのかなしいー!」

先生が変わるのは嬉しいがクラスが変わるのは悲しいのだろうか?

「ま、まあ新しいクラスになってもすぐ友達できるからさ…」

笑ったと思ったら泣いてるし、どうフォローしたらよいかわけわかめ状態。すると嫁がニヤニヤしながら横からひとこと。

「もう眠くなってるのよ。だっていつもよりめちゃくちゃ早く起きてるもん。大丈夫よ。すぐにケロッと機嫌直るよ。だって…」

「だって…って?ああ、鳥だからか」

鳥とは3歩歩くとすぐ忘れる、ということの遠回しな表現である。タクは酉年のせいか2秒前に自分で言ったことをすぐ忘れたり全く正反対のことを言ったりする。しかし遠まわしに言ったのに

「んがー!」

タクにぶたれた。

「ああ、もうこういうことも分かるまで成長したか…」

すまんね、とタクに謝った。

「じゃ、今日もRちゃん(6才の娘)と一緒に学校まで送りに行こうか。

「うん!」

嫁の言ったとおりタクはまたキョホホホホと楽しげにドタバタ走り回り出した。ものの数分で喜び、悲しみ、怒り、楽しみ…とコロコロ変わる。まったくいい加減な喜怒哀楽である。

ドンブリ感情。なんつって。

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■あーさーかーらー登校♪
2010年04月09日(金)
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娘・R(6才)が小学校に行くようになってから、子供達の方が早起きになってしまった。

「パパ、起きて!一緒に学校行くのよ!」

「パパー、どっすーん」

今朝もRに耳元で叫ばれつつ息子・タク(4才)にのしかかられるという手荒いモーニングコールを受けた。昨日、一緒に学校と駅への分かれ道まで歩いたが、どうやら毎日一緒でなければならないようだ。

小学校は幼稚園より始まるのが早いため、ますます朝が慌しくなった。一番忙しいのは嫁だろうけど。その嫁、今朝もタクを連れてRと学校まで行くようである。

「あれ、昨日、今日だけよって言ってなかったっけ」

「言ってないよ。タクの春休みの間はついてくよ」

ああっ。夫婦の会話が噛み合ってないっ。

で、家の前でまた近所の子達と集まる。ママさん達もいるのだが、皆寝起きのまんまの顔とモッサリしたジャージ。全くの無防備姿のママさん達を見ると、なんか僕、ここにいちゃいけないような気がする。

子供達が全員揃ったので出発。Rはというと僕を叩き起こしたにもかかわらず、友達の子と手を繋いで先頭をランランラン。僕のほうなど見もしないのでパパかなり悲しい。なすすべもなくただRの後ろ姿を眺めながら歩いていたが、もし嫁とタクがいなければこれってめちゃくちゃ不審者に映るのではないだろうか。さっき聞いたように嫁はタクの春休み以降は付いてこないらしい。

「集団登校をする女児達を物欲しそうな目で後を追うオヤジが目撃されました。保護者の方は充分注意してください」

なんて練馬区防犯メールから出されたらどうしよう。やっぱ一緒に歩くのは危険かも…そんなことを考えていたらもう分かれ道に来てしまった。

「R〜」

と呼んでみたが振り向きもしない。おのれ、僕のことなどすっかり頭にないようである。

「Rちゃん!」

違う子が僕の声に気付き、呼んでくれたらようやく振り向いた。

「じゃあね。パパは駅に行くからね」

「ばいばーい」

親父としては素っ気無さ過ぎて朝っぱらから酒飲みたくなるほどであったが、先ほどの子が

「いってらっしゃい」

と言ってくれた。なんと礼儀正しい子なのだろう。正直萌えた。いつも僕に付きまとってるはずのRが素っ気無く、単なる近所の子の方が僕に目を向けてくれたなんて…。

やっぱこれからも一緒に行こうと思った。そしてどうでもいいが

「いってらっしゃい」

ともういちど言われたくなったのでメイド喫茶にも行きたくなってしまった。

子供達はランドセルを背負っているが、オヤジは扶養家族とか性とかカルマとか様々なものを背負っているのである。

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■トーコートーコートコトコトーコー
2010年04月08日(木)
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娘・R(6才)が小学生になったので登校である。

ちょうど僕の出勤時間とほぼ同じのため、一緒に出ることにした。そしたら嫁も息子・タク(4才)も出てくるし。

家の前に集団登校する近所の小学生達がキャイキャイ集まる。何故かみんな女の子。今時の女の子のランドセルって、昔ながらの真っ赤は少なくピンク寄りの赤が多い。昨日入学式に出た嫁から聞いた話だと、紫色の子がひとりいたという。親が元ヤンなのだろうか。それともムラサキババア除けなのだろうか。

子供達が全員揃ったところで出発。親が付いていくの、ウチだけ。しかも両親弟総動員。

「ぎゃははは。なんでRちゃんちだけみんないるのー?」

と笑われたり。

「お前、毎日ついていくのか?」

と嫁に聞いたら

「今日だけよ」

とのこと。僕はどうしよっかなー。Rの脇を僕と嫁が固める。そしてタクははしゃぎながら付いていく。まるで水戸黄門のご一行みたいである。黄門さまだけに校門までってか。僕も校門まで付いて行こうと思ったが、駅まで遠回りであんまり時間がなかったので、分かれ道で

「じゃあね。がんばってね」

R達と別れた。少し歩いてから振り返ってみると、歩道橋を登る後ろ姿が見えた。Rは幼稚園から小学校という人生の新しいステージを歩き始めたわけだね…。水戸黄門なだけに、まさに人生楽ありゃ苦もあるさ。山もあれば谷もある。歩道橋もあれば露出狂にも注意である。

そして水戸黄門なだけに、夜は嫁の肛門を攻めたいものである。

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■ぴかぴかの1年生
2010年04月07日(水)
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今日は娘・R(6才)の入学式。

ついこないだ産まれたかと思ったらもう小学1年生になってしまった。残念ながら僕は仕事が忙しくて入学式に行けず、涙を飲んだ。朝、

「せめてランドセルをしょった姿を見せておくれ…」

とRに頼んだら

「いいよー」

本人も嬉しいらしく颯爽とランドセルを持って来た。

「あ…でも…」

しかしUターンし何故か奥の部屋で隠れてランドセルを装着。そして

「じゃじゃーん」

「ああ…カワイイねえ…」

ちっちゃいRが背負うとランドセルがとてつもなく大きく見える。なんだかカチカチ山みたいである。

「じゃあ学校頑張ってね」

そう言い残して後ろ髪引かれる思いで仕事に出掛けた。で、帰ってから嫁に写真を見せてもらうと

Rとタク
息子・タク(4才)の方が目立っていた。まるで双子の入学式みたいである。ていうかこうしてみるとタクが遂にRの背を追い抜いたような気がする。

更に嫁が撮った通学路を歩くRとタクの姿も見せてもらったが、でっかいランドセルを背負うRとその後を追い掛けるタクは本当にカチカチ山の兎と狸のようであった。

ピカピカの1年生にピカピカのランドセル。いいものである。ららんらんランドセルは、ててんてん天使の羽根。天使の羽根で背筋ぴーん。

新入社員・新入生の真新しい姿と気持ち、僕はいつなくしてしまったのだろうか。少しでも彼らを見習ってちょっとリフレッシュしたいものである。

とりあえずちんこぴーん。

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■寝た子を起こした夜
2010年04月06日(火)
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寝る時、嫁の隣は息子・タク(4才)の指定席である。指定席というか指定床というか。

そのため僕の夜這い活動において大いなる障害となっていることは言うまでもないが、それをどけてまでまぐわうほど僕は鬼ではない。でもそっとどかせてしまう。

今宵も嫁とその隣に陣取るタクをどう攻略しようかと考えつつ、嫁にすがるように抱き付いて寝るタクを可愛いなあ…と思い見詰めていた。

「あー。たくちゃんがいるとあったかくていいわ」

嫁もタクがくっついて寝ていることにご満悦である。その時、突然タクががばっと目覚めた。そして

「ねむすぎ!」

ひとこと叫んでまたバターンと寝た。

「ああ起こしちゃったかい。ごめんね。眠いから寝てるんだよね。いいよ。寝てて」

「眠い」っていう寝言は初めて聞いたなあ…。その時、再びタクががばっと目覚めて

「たっくんはあったかいから、くっついてていいよ」

ひとこと叫んでまたバターンと寝た。その後

「けけけけけけけ」

と笑って静かになった。

「この子は寝てても起きてても面白いね」

「ははは、そうだね。どんな夢を見てるんだか」

あーかわいいわあ、と嫁はタクを抱き眠りについた。なんだかふたりして笑ってしまい、淫靡ゾーンに突入する雰囲気ではなくなってしまった。僕は思いっきりタイミングを逃した。

確かにタクの寝言は面白い。でも大人の女ならもうちっと別の方面に関心を向けるべきではないだろうか。

すなわち寝言より秘め事である。

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■かなまら祭り2010〜IN THE NAVY〜
2010年04月05日(月)
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3月3日は桃の節句、ひな祭り。
5月5日は端午の節句、こどもの日。
4月4日はちんこのせっくす、オカマの日。

というわけで、オカマさん達が巨大ちんこ御輿を担ぐことで有名な「かなまら祭り」に今年も行って来た。娘・R(6才)と息子・タク(4才)も連れて行こうとしたら

「あんなもん子供に見せるもんじゃない」

「ですよねー」

嫁に強硬に反対されて断念。今年はこのブログを見て「行ってみたい」という女の子、めけてさんとHitchさんとで見て回った。

この子達がちんこまみれの祭りを見てドン引きしたらどうしようと不安だったが、わりと平気っぽくて安心した。

場所は川崎大師駅徒歩1分にある「金山神社」。着いた時から境内は人でごった返している。性のパワーのお祭りであることから「エイズ除け」として海外でも有名になったため、ガイジンさんがやたら多い。

街を練り歩く御輿は3つあり、その中でも最大にして最も目立つ御輿がこちら。

かなまら祭り
エリザベス御輿。エリザベス会館という女装のメッカの人達が担ぐピンクちんこ。

「今年はやたらつやつやしてるなあ…」

と思って去年の画像と比べてみたら

かなまら祭り
2009年。

かなまら祭り
2010年。

明らかにキレイになってる!

正午、御輿達が街に出撃。

「でっかいまーら!かーなーまーら!」

かなまら祭り
かなまら祭り
かなまら祭り
オカマさん達のぶっとい声と共に、街中をユサユサと揺れ動く巨大ちんこは何度見てもシュールである。こんな大らかなお祭りがあるのに、何故AVにはモザイクがかけられるのか、そんな些細なことはどうでもよくなること請け合い。

かなまら祭り
エリザベス御輿の後ろにいた台車の絵。オカマさんがホレホレと指差していた。普通にやったらちんこ痛いと思う。

しばらく御輿に付いて歩き、再び境内に戻ってちんこグッズを物色する。いろんな屋台が出ていて様々なちんこまんこ等のグッズが売られているのだ。

かなまら祭り
「乳乳(パイパイ)」とか「ペチャパイ」とかおっぱい関連のパイを売っていた屋台。

かなまら祭り
ちんこイラスト帽子や「かなまら」と書かれたTシャツを売っていたおっさん。

「この『かなまら』文字の模様の中にもちんこが隠されているんだよ」

ゲシシシシっととても嬉しそうに語る。

かなまら祭り
毎年ちんこグッズを売っているかなまらおじさん。

Hitchさんはちんこ型のチョコを購入。僕はちんこ型のアメを買い、女の子達にもあげて3人で食べていたらガイジンの兄ちゃんがやって来て写真を撮らせてくれと寄ってきた。ちんこを咥える女の子が絵になるというのは万国共通であるらしい。

ついでに僕も話しかけられたので、どっから来たんだと言うと

「ヨコスカ、ネイビー」

わざわざ横須賀から来た海軍の兄ちゃんであることが判明。心なしかソープランドの前で入るのを躊躇している童貞みたいに心細そうな顔をしており、溜息混じりに

「クレイジー…」

と呟いていた。こんなんでびびってちゃイラク行けないと思う。しかしそのチェリーネイビーの前で

「ちんことまんこの手ぬぐいいかがですかー!」

黙ってりゃとてもキレイなお姉さん方が、歌舞伎町のポン引きのようにちんこまんこちんこまんこちんこまんこ…と放送禁止用語を連呼し、卑猥なイラストの手ぬぐいを売りつけておりまさにカオス。

かなまら祭り
午後1時半頃に各御輿が境内に帰還。お祭り中はずっと神社のおじさんアナウンスによるありがたい(?)講話が流れていたのだが、この時

「皆様、御輿が戻って来ました!皆さんに向かってくる方が男根の正面です!」

などとちんこの裏表について語っており、更には

「勃たない男は男じゃありません!」

とか熱くシャウトしていた。このおじさん、去年は

「男を勃たせない女は女じゃありません!」

とも言っていたなあ…。

帰り道、めけてさんの友人男子がカントン包茎であり、そのちんこを見たことがあるという話を聞いた。

「彼氏?」

「違いますっ」

どんなシチュエイションだ。ていうかそんなイレギュラーちんこ、僕も見たことない。

家に帰ってから

「パパ帰って来たー!」

半日家を空けていたのでRとタクがやたら絡んできた。あああ今日遊んでやれなくてごめんよ。

「パパあそぼー」

「うん、なにがいい?」

「かくれんぼ!」

えー。というと今年もまたこのオチになるのか…。

もーいいかい。まーらだよ。

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■桜だファミリア
2010年04月04日(日)
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桜が満開になったので花見をしたくなった。

「お花見しに行こう」

娘・R(6才)と息子・タク(4才)を誘ったところ

「えートランプしたい」

ふたりとも超インドア派。おりしも子供達の間ではトランプブーム。前の日記にも書いたが、Rとタクがトランプで謎のルールにて遊んでいたので、見かねてババ抜きを教えてやったらものの見事にはまってしまった。

「トランプはいつでもできるからさー。お花見しようよ」

「やだ、ババ抜きがいい!」

「ああああもう!お花見しながらトランプやってていいから!」

花の命は短くて。僕の気も短くて。

「これ持ってけ!」

戦国トランプ
キングは織田信長、クイーンは濃姫(斎藤道三娘・信長正室)、ジャックは斎藤道三、おまけにジョーカーはルイス・フロイスという我が家の家宝、戦国トランプをタクに持たせてとっとと光が丘公園に向かった。到着すると見事な桜で

桜
「ほらほら、すごい桜だよ〜」

この感動を皆で共有したかったのだが

「トランプやろ」←タク

「わたあめ食べたい」←R

「美容院予約してるから後から行く」←嫁

僕ら家族、心がバッラバラ。嫁はともかく花より団子そのまんまではないか。子供達がこの咲いたと思ったらすぐ散って行く桜の美しさを理解出来るのはまだ先なのかもしれない。ひさかたの。ひかりのどけきはるのひに。死して屍拾う者無し。

とりあえずわたあめを買ってやり、ひたすらババ抜き。嫁がいないから文字通りババ抜きだなうわっはっはっはとひとりでウケていたら嫁がやって来た。なんできのこの山みたいな頭になってんの…と思ったが口に出すのは憚られた。しかし

「ママの頭、おにぎりみたい!」

タクの突っ込みは相変わらず鋭く容赦ない。嫁は少し悲しそうな顔になり

「小学校の時、担任にも言われたんだよね…お前の頭おにぎりみたいだって…まさか息子にまで言われるとは…」

今夜嫁をマン開にするのはやめようと思った。

R
タク
全然花を見ようともしない子供達を無理矢理桜をバックに撮った写真。

ところで僕らがゴザを敷いた斜め隣に生後5ヶ月ぐらいの赤ちゃんを連れた親子連れが座っていた。

「赤ちゃんカワイイ」

などとRやタクが言うので僕も時々チラリと見ていたら、ある時パパと赤ちゃんだけになっていた。奥さんは食べ物でも買いに行ったのだろう。別に気にも留めていなかったが、ちょっとしてからまた見たらなんとパパもいなくなっていた。

ゴザの上には手足をパタパタする赤ちゃんがポツーン。

「え、ナニソレ。やばいだろ…」

思いっきりドン引き。なんかあったらどうすんだよ…僕らが目を離せなくなってしまったではないか。隣にいたギャル達も

「ひどくない?」

と囁き合っていたり。幸い10分ほどしてパパより先にママが帰って来、後から戻って来たパパは思いっきり怒られていた。当たり前だ。6才のRと4才のタクですらこんなところでひとりにさせることは怖くて出来ない。迷子放送もかかりまくっているというのに。ちょっと信じられない光景であった。

親心なく 花の散るらむ

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■やさしい言葉、やらしい言葉
2010年04月03日(土)
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これも嫁から聞いた話。

息子・タク(4才)が嫁の顔をまじまじと見つめながら

「ママのお顔、茶色い点々があるけどたっくんはママ大好きだよ」

と言ったという。嫁は多少そばかすがあるのだ。嫁と知り合って長いが、僕ですらそんな直球のツッコミ入れたことない。大したタマである。だから思いっきり笑ってしまった。

「ぶわはははは!それって慰めてるつもりなのかね」

「私は嬉しいような悲しいような複雑な気持ちです」

嫁は苦笑いする。しかしそばかすなんて気にしないで欲しい。胸ぺちゃだってだってだって、お気に入り。おちんぽ(性的な)イタズラ大好き、(子種)かけっこスワップ大好き、私は、私は、私は…それは僕です。

「それにこんなことも言うのよ」

嫁の話は更に続いた。嫁が着替えている最中、下着姿を見て

「ママがその格好でプールに入ってくれたら、たっくん嬉しいんだけどなあ」

僕真っ青のオヤジ的発言をするんだそうだ。これには僕も舌を巻いた。4才の時点でエロオヤジの域に達している。僕ですらそんなセクハラ度むんむんのセリフ、咄嗟には言えない。っていうか思いつかない。

「セーラー服着て、おっぱいたくし上げてくれたら僕嬉しいんだけどなー」

とかこんな感じだろうか。とりあえず嫁じゃなくて女子高生に言ってみてー。逮捕されるか。

タクのセリフはまるで母親を口説くような感じ。きっと母親が大好きな時期なのであろう。娘・R(6才)もパパ大好きなので今が一番いい時期なのかもしれない。

かく言う僕もちょうどタクぐらいの時、母のスカートをめくりまくっていたものである。今は忘れたい黒歴史。タクも僕のような苦悩を抱えて生きていくのだろうか。すなわち、

カエルの子はカエルであり、
ドエロの子もドエロなのである。

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■枕詞
2010年04月02日(金)
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嫁から聞いた話。

朝、僕が会社に行った後、娘・R(6才)が僕の枕を抱いていたのだという。

「パパの枕はパパのにおいがする。Rちゃん、パパのにおい好きなの」

ああああ、においまで好きでいてくれるパパっ子に育ってくれて嬉しい。その言葉、生で聞きたかった…。しかしそんな興奮は、嫁が語る次の話、息子・タク(4才)のエピソードにより冷水をぶっかけられることになる。

「Rがあんまりモフモフしてるものだから、タクもにおいをかいでみたのね。そしたら…」

「そしたら?」

「…『くせえっ!』って」

がーん。親をゴミみたいに言いおって。タクに嫌われないようにするには寝る時香水でも付けなければならないのだろうか。素肌にシャネルの5番でぷぷっぴどぅーしなければならないのだろうか。逆にそんな父親だったら僕なら家出する。一家崩壊。お先枕。なんつって。

同じ姉弟なのに何故こんなにリアクションが違うのか。思い当たるとすればタクはいつもタオルを手放せない子供。タオルを常備し、シンナーのラリ中のようにしょっちゅう口元に当ててふんふんとしているだけに、タオルのにおいについてはうるさい。

新品のタオルよりヨレヨレになったものを好むようだ。あまりにもボロボロになったものは捨て、新しいのを与えたとしても

「古くなってもタオル捨てないでね。いつものタオルの方がいいにおいだから」

いっちょまえににおいへのこだわりを持っている。将来タオルソムリエという職業が出来れば食いっぱぐれはないだろう。どんな職業やねん。

「たらちねの」は母の枕詞であるが、
「まくら臭い」はオヤジへの枕詞であるようだ。

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■ナイトストーカー
2010年04月01日(木)
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夜、マンガを読んでいたらいつの間にか嫁が寝てしまっていた。

夜這いをかけようと思っていたのにマンガに気を取られてタイミングを失ってしまうとはなんたる不覚。仕方がないのでそのままマンガ読み続行。

…。

…。

トントン。

ふと肩を叩かれた。

現在午前0時半。誰も起きておらずこの部屋にも誰もいない。それなのになんで僕の肩を叩く人がいるの。もしかしておばけ?後ろにいるの?いやだあああああ!そうよこれは錯覚よ!肩を叩かれたっていう錯覚なのよ!でも…これ錯覚なんかじゃない!確かに叩かれた!これは間違いない!じゃあやっぱりおばけ後ろにいるの?いやだああああ!でも振り向いて確認しなければ…おばけが襲ってきたらいやだし…

テンパった時って上記のようなことがほんの1秒ぐらいの間に頭の中を駆け巡るものである。恐る恐る後ろを振り向いてみると…

娘・R(6才)だった。

何度か日記にも書いたことがあるが、たまに夜中目を覚ましたRが怖くなって泣きながら僕のところに来る。しかし今回はそれだとは思わなかった。だってドアを開ける音とか全くしなかったし。実際はしたのだろうがマンガ読んでいたから気付かなかったのだろうか。そしていつもはわんわん泣いて来るRが今日はニコリと笑っている。これは大変危険である。全員寝静まったと思い込みものすごいエロ動画を見ながらソロ活動をしていたとしたら…。昼間とは違ったパパを見せることになってしまう。まじで鍵でもかけようかしら…これも2秒ぐらいの間に頭の中を駆け巡り、その後

「また起きちゃったのか?」

ようやくRに声をかけることが出来た。Rはニコニコしながらコクリと頷いた。ニコニコしながらも瞳がうるうるしている。おそらく目を覚ました瞬間は怖くて寂しくて涙がでちゃったのだろう。女の子だもん。

「今日も泣いちゃったか?」

Rは首を横に振る。おそらく彼女なりの強がりなのか。

「じゃ、一緒に寝ようね」

僕がそう言うとRは待ってましたとばかりにクルリと寝室に取って返し、布団をめくり上げバンバン叩いた。ここに寝ろ、と言っているのである。夜中に起きたRは頭が回っていないので言葉が少ない。

はいはい…と布団に潜り込むとRもするっと僕の懐に入り、しがみつくようにしてすぐ寝息を立て始めた。あとこうやって一緒に寝られるのもほんの数年なんだろうな…。ふと枕に冷たい感触が。おそらくRの涙であろう。ううう…夜更かししてごめんよお、と思うのだが、でもいくらなんでもRと一緒の時間に寝るわけにもいかないわけで。なるべく夜更かししないようにしよう…僕に出来るのはその心掛けだけなのである。

嫁犯し 出来ずも娘は いとをかし

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