今日もアリガトウゴザイマシタ。
■涙を拭いて、またあ舌
2008年05月30日(金)
←1クリックしてね。「歯を磨くぞー」
夕食後に子供達の歯磨き。息子・タク(2才)は歯磨き粉を味わうのが好きなので自分でやるが、逆に娘・R(4才)は嫌いなので僕がやらないとダメである。
「ほら、R、おいで」
それまでテレビを見ていたRがクルリと振り返った。口の周りに赤いものが付いているこれは…血か?
「はい、あーんして…ってあれ?」
開いたRの口から見えたものは、やはり、血。舌の先からじんわりと血が滲み出ており、口腔内に溜まっていた。幸い傷は小さなもので出血も少量。放っておけば治るレベル。
「Rちゃん、舌噛んじゃったのか。痛いだろう」
と言うと
「うわああああああん!」
火がついたように泣き出した。
「よしよし、言えなかったんだね。分かるぞー」
あれは僕が小学2年生の頃。休み時間にサッカーゴールによじ登りダイビングするという「バカは高いところが好き」を絵に描いたようなバカなことをし、見事着地失敗して腕を思いっきり打った。
その痛みが尋常じゃなくて、ひょっとしたら骨折かも、治らないんじゃないか、先生に言ったら「なんでそんなバカなことしたの」と怒られるんじゃないか、病院に連れられて手術になっちゃって切られちゃうんじゃないか、という様々な恐怖が湧き上がってきて誰にも言えなくなってしまったのである。
しかし次の体育の時間、腕を曲げようにも痛くて動かせない。
「せんせえ…」
遂に泣きついて速攻病院送りとなった。やっぱり折れていた。
Rもきっと痛くて怖くて黙って我慢していたのだろう。おおこんな小さな子がひとりで堪えて可哀想に。どうりで大人しくテレビを見ていたわけだ。
「よしよし、怖くはないよ。パパもよく噛んじゃうよ」
Rはこくりと頷いて泣くのを止めた。
「だから痛くなったらすぐ言おうね」
こくり。
歯を磨いて口をゆすいでトイレに行って布団に入った。
「パパ、お話しして〜」
「よしよし」
寝る前はRとタクに昔話をするのがいつもの習慣である。
今日は舌切り娘です。なんつって。
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■娘が見た幽霊
2008年05月29日(木)
←1クリックしてね。仕事から帰ってきたら嫁も子供達も寝るところだった。
「パパも寝よ」
と娘・R(4才)と息子・タク(2才)に急かされて僕も布団に入らされた。嫁とタクはすぐガーガー寝てしまったがRがなんかウキウキしており、
「パパのおっぱいはここかな〜?」
僕の乳首をつまんで執拗に攻めるので
「パパもつまんじゃうぞ〜」
「いやーん」
Rにやり返したりして文字通り乳繰り合っていた。ケラケラ笑っていたRだったが、急に寝室のドアの向こう側を指さし
「…あれは誰かな?」
と恐ろしいことを言いおった。ドアは半分ぐらい開いておりその先は暗い廊下が見える。僕が見てもその暗闇の中には何も確認出来なかった。
「だ、誰かいるの?」
まままままままさか。幽霊?
「うん。女の人かな?」
背筋が凍った。一体誰なのかと聞きたかったが、聞いてしまうとその霊を刺激してしまい、
「サダコ…」
とか聞こえてきたらものすごいヤダ。もう鳥肌が立ってしまった。しかしRは全然平気である。まだ幽霊なんて理解してないのだ。別に何が見えようとどうでもいいらしく
「ぼーくらはみんな、いーきているー」
既に興味を失って歌ったりしている。R、その歌もまずい!
「私、死んでるし」
なんて声が聞こえてきたら洒落にならないでしょー!
「R、も、もう遅いからお歌やめようね…」
「はーい。じゃあ寝るー」
いつもははしゃいでなかなか寝ないくせに、こういうときに限ってお利口さんでとっとと寝てしまった。起きているのは僕だけじゃないか。怖いじゃないか。
恐る恐るドアの向こうを見てみる。やはり暗い廊下以外何も見えないが、Rのひとことで充分恐ろしい光景になってしまっている。あの中に見えない誰かがいると思うと…トイレ行けない。トイレはその廊下を通らないと行けないのである。
寝る前はトイレ行こうね、といつもRに言い聞かせている父の威厳が台無し。どうしよう。このままではおねしょしてしまう。
「おおそうじゃ。タクのおむつをはこう」
とセルフおむつプレイを試みたがきつくて無理だった。嫁を叩き起して一緒に行かせようとも考えたが、そんなことをしたら嫁は怒るに決まっており、貞子より怖いものが増えるだけ。
暗闇の重圧と尿意が僕を追い詰める。さてどうしたものか。
幽霊と、終電を逃した僕はよく似ている。
どちらも足がない!
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■丑の刻に参ります
2008年05月28日(水)
←1クリックしてね。(落語のマクラ風に)
え〜「草木も眠る丑三つ時」という言葉がありますが、最早死語となりつつありますなあ。
今じゃコンビニやらスーパーやら居酒屋やら深夜営業に終夜営業は当たり前、アタシの家なんかも盛り場に近いもんだから、酔っ払いカップルが外でイチャイチャキャーキャーやかましいったりゃありゃしない。
てめえらサカリの付いた猫じゃあるめえし五寸釘打ち込んだろか、と丑の刻参りのひとつもしたくなるってぇもんです。
「丑の刻参り」ってぇのも死語っぽいんで説明致しますけど、丑の刻…今で言やぁ夜の1時から3時ぐらいの間に、藁人形を憎い相手に見立てて神社のご神木に五寸釘でカーンカーンと打ち付ける…っていう呪いの儀式なんですがね、これはいけません。
人を呪わば穴ふたつ、嫁を犯すも穴ふたつ、と言いましてね、アタシなんざ前の穴も後ろの穴も容赦しないわけで…って何の話でしたっけ。
まあ、その丑の刻のちょうど真ん中あたりが「丑三つ時」、今の午前2時ぐらいになるんですかねぇ…。(長いマクラになってしまった)
我が家の丑三つ時は概ね僕以外全員寝ている。嫁と子供達は夢の世界、僕はあなたの知らない世界(主にインターネッツな世界方面)をさ迷う。この夜、そろそろ寝るかとパソコンの電源を落としかけた時、
たすたすたすたす
僕の部屋に向かってくる足音が聞こえてきた。すわ、お化けか、と身構えたがそうではない。息子・タク(2才)の足音だ。それぐらいは分かる。しかし何故こんな時間に?
ぐわらっ
ものすごい勢いでフスマが開き、そこに必死の形相のタクが仁王立ちしていた。
「どうしたんだい?」
「…」
タクは目に涙を浮かべて無言のままだった。
「怖い夢でも見たのか?よしよし」
と撫でてやると
「ぶわああああああ」
思いっきり泣き始めてしまった。嫁も起きてきて
「ほらほらママいるよー」
と寝室に強制送還。布団に入るとシクシク泣きながら再び眠りについた。夢とうつつの世界をさ迷っていたのだろう。こういうボケボケなところも可愛いものである。
そして、よかった。みだらな行為をしていなくて本当によかった。この時間帯、僕はエロ動画全開股間も全開でひとり大ハッスルしていることが非常に多い。もしそんな時に今回のようなタクの闖入があったら…。
「ぱぱ、ちんちんー!」
全てを暴露するタクのシャウト。
「ちょっとあなたー!」
バカ亭主が夜中フィーバーしてるのは分かってたけど、この目で見たくなかったという嫁の絶望の叫び。
このような修羅場、いつ起きてもおかしくはないのだ、ということを気付かせられたタクの戦慄の丑の刻参りであった。今後充分肝に銘じて臨まなければなるまい。
ま、それはそれとして、せっかく嫁も起きたことだし…と
「僕のぶっとい五寸釘を…」
わいせつな丑の刻参りをしようと思ったら
「今出血中で〜す。しっしっ」
丑の刻生理だったとさ。おあとがよろしいようで。
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■モーニング・ローリング
2008年05月27日(火)
←1クリックしてね。朝、娘・R(4才)が起きた途端に
「パパ、みててねー」
布団の上に頭と両手を付いて転がろうとする。でんぐり返しをやろうとしているのである。今まで何度も練習したけれども出来なかったでんぐり返し。
「もしかして、出来るようになったのか?」
「うん。ようちえんで出来たんだよ」
早速僕にお披露目してくれようとは、可愛いではないか。
「えい、えい」
「がんばれ」
Rは一生懸命前に転がろうとする。
「うんしょ、うんしょ」
「もう少しだッ」
しばらく手に汗握って見守っていたが、
「で、出来ない〜。うわあああん!」
数分間格闘した後、結局出来ず泣き出してしまった。そんな朝イチで泣かなくても。
「調子悪かったんだよ。またチャレンジすればいいさ」
「朝起きたばっかりだから体が動かないのよ。昼間か夜やりなさい」
なんだか僕と嫁ふたりがかりでRをフォローするハメに。その甲斐があったかどうか分からないが、健気にも立ち直ったRはその夜再びチャレンジして見事なでんぐり返しを見せてくれた。
「R、頑張ったなあ」
と褒め称えると
「パパもやって」
僕にもやれと言う。お安い御用だおりゃーとでんぐり返ってみると
「う…」
もの凄く気持ちが悪くなってしまった。よっこいしょういちっと1回転しかしてないのに、
「ういやつじゃ」
「あれー」
悪代官ごっこで帯を引っ張られてグルグル回された時のような目眩と吐き気が。もしくはバットグルグルをした時のような。もしくは安藤美姫のトリプルアクセルのモノマネを10回連続ぐらい(もういい)
昔はダンゴムシみたいにゴロゴロ転がっていたのに、何かの病気なのだろうか。それともこれが老いということなのか。
もう僕はでんぐり返しが出来る体ではないことに愕然とした。そうなるとあとはまんぐり返しぐらいしか残されてないではないか。
「パパ、もっかいやるからみててねー」
いくらでも転がれるRの若さが羨ましい。
「パパ、みててってばー!」
「いや、ちょっとね、パパね、気持ち悪くてね…脂汗が…」
鶴の恩返しは見ていると怒られるが
娘のでんぐり返しは見ないと怒られるようだ。
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■プリキュア・フィーチャリング・たむけん
2008年05月26日(月)
←1クリックしてね。日曜の朝の定番は、サタデーナイトフィーバーにおける激しいメイクなラブを思い出しながら夜明けのコーヒーを飲む…ではなくアニメ…。
娘・R(4才)と息子・タク(2才)が大好きな「YES!プリキュア5GOGO!」。
これだけは朝テレビを見ることが許可されているのである。僕もつられてボーっと見ていると、
「僕の獅子舞を探して下さい!」
と言うおじさんが出て来た。
なんだこの声優、セリフ棒読みでヘッタクソだなあ…と思っていたら、お笑い芸人・たむけんことたむらけんじご本人だった。敵に奪われてしまったたむけんの獅子舞をプリキュアが奪い返すというお話。
プリキュア達はたむけんのことを普通に伝統芸能の獅子舞を演じる人だとずっと勘違いしており、無事に獅子舞が戻った後でたむけんのテレビ出演を見ようと身構えていたら、必殺技「プリキュアシューティングスター」をもじって
「プリキュアシューティングス・ちゃぁ〜」
全員「ええええ??」というオチ。
番組の終わりにもう1回出て来て
青空に大写しってこれじゃ死んじゃったキャラ扱いだろ。
このような決して美しいとはいえない裸フンドシのオヤジを、全国の幼児(しかも女の子中心)が見るアニメに出してしまって良いものなのだろうか。
Rとタクの反応はというと
「ぎゃはははははははははははは!」
別にいいらしい。思いっきり笑いのツボにはまっていた。これを見終わった後も
「ママに怒られちゃぁ〜」
とか応用しまくっており、多分月曜日の幼稚園で大流行するであろう。小島よしお、エド・はるみに続き、このネタがインフルエンザ並みに猛威を振るうに違いない。
サンデーナイトフィーバーは嫁に断られちゃぁ〜…。
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■夢中ブランコ
2008年05月25日(日)
子供達と公園で遊んだサタデー。
「ブランコで遊ぶー」
息子・タク(2才)がブランコ目がけて駆けて行くと
「Rちゃんもブランコする!」
娘・R(4才)もタクの後を追って走る。
「ははは、かけっこ競争だな!」
僕がふたりを煽りながら並走。走るのは当然姉であるRの方が速いが、タクの方が先にスタートしている。ゴールのブランコまでにRがタクを追い抜けるかどうか。ブランコまでおよそ50メートルぐらい。その間の勝負である。
「R選手、タク選手を抜けますでしょうか?」
僕がRに問うと
「Rちゃんの靴は速く走れる靴なの!」
Rは走りながらそんなことを言う。そういえばRの靴は最近嫁が買ったばかりで、その際店員に
「この靴は走りやすいように考えて作られたもの」
と言われたらしい。それをRは「速く走れる」と解釈しているようだ。履くと速くなるってスピード社の水着か。もしくはジェットブーツ(「ドルアーガの塔」でキャラの動きが速くなるアイテム)か。
その靴の効果なのかどうなのかはともかく、Rはわりとあっさりタクを追い抜き
「ほらね、Rちゃんの靴はとっても速く走れるのよ」
自分の靴自慢を始めた。
「ふーん。いい靴なんだねえ」
とか僕と喋っていると、そこにタクが横からすたたた…と再びRを抜き去り
「たっくん、いちばーん」
ブランコにゴールインし、とっととブランコ席をゲット。ブランコは他の子も使っており、タクが乗るともう空きがなくなってしまった。
「Rちゃんもブランコ乗りたいのー」
「ははは、空くまで待ってな」
Rのとても悔しがる姿を見て、そういえばまだウサギとカメの話はしたことがなかったな…と思ったのであった。
「パパ!もっと強く背中押して!」
一方で俺様天下状態のタク。こやつはなかなかしたたかなカメである。
「はいはい。それ、くちぶっえっはっなっぜー。遠くまで聞こえっるっのっ♪ぶらんこぶらんぶらーん」
アルプスの少女ハイジのオープニングばりに高く揺らしてやると
「ちんちんぶらんぶらん?」
本当にしたたかな亀の頭…ってやかましいわ。
このお下劣さは血なの?おしーえてーおじいーさん…。
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■なんちゃって志村軒
2008年05月24日(土)
志村けんといえば
「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
というネタがあるが、僕らの世代にとっては本当に笑いの神様のようなお人である。
ヒゲダンス。
怒っちゃやーよ。
カラスの勝手でしょ。
あーみーまー。ゆーあーゆー。
そして「東村山音頭」が表す通り、東村山市出身のはず…なのに…
「なんちゃって志村軒」
何故新宿6丁目にこのような店があるのだ!ろくちょめろくちょめ、ワーオ。
この店はなんと「創業1279万光年」で「20世紀最後のすっとぼけたラーメン屋」なのだそうだ。何故僕が知っているかというと
看板に書いてある。
1光年は9兆4608億km。最早メガマックとか鳥獣ギガとかテラワロスとかそんなレベルではない。9.46ペタmである。ていうか光年って時間じゃなくて距離なんだけど…。突っ込んで欲しいところなのかどうなのか。もう21世紀だというのに本当にすっとぼけた店である。
店主 福山ま猿。す…すごいよマサルさん?
店の中に恐る恐る入ってみると、また怪しげな貼紙がいくつか。
20人前食べて100万円ゲットか?それともあの世行きか?《お寺はすぐそこ!》
寺がすぐ側なのはありがたいが、宇宙人よりギャル曽根がすっ飛んで来そうである。
不倫した時に食べよう!ドロドロのとろろバターチャーシューメン。
堂々とオーダー出来るのは石田純一ぐらいなのではないか。
このような様々なメニューが貼られている中で(ケンチャンラーメン「新発売」はなかった…)、僕が頼んだのは「ピノキオラーメン」であった。
「はい、おまちどう」
ペタカワユス!
顔を崩すのが惜しい。しかし腹が減ったので食う。うまい。あっさりめのとんこつといったところか。ホロホロのチャーシューとほのかに甘いメンマがアクセントだ。
馬鹿でかいプラズマテレビに映し出されたエド・はるみを眺めながら麺を啜る。ま猿さん(店主)は常連らしき客と熱の入った野球談義をしている。よく見ると店主の服はマリナーズのユニフォームである。イチローのポスターも貼ってある。相当野球好きらしい。
…って、全然志村関係ないじゃん。
本当は店主が志村けんの大ファンで、こういう店名にすればいつか本人が来てくれるかも知れない、というのがこの「なんちゃって…」の由来らしい。そのあたりを聞いてみたかったのだけれどもいかんせん野球話が全く途切れず…。
それでもキワモノ的外観とそれを小気味良く裏切るラーメンの美味しさに満足して店を出た。
わざわざあやしいお店を探して、わざわざ食いに行く。それでブログにも書いちゃう。
そうです、私が変なおじさんです!
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■永遠に不潔です!
2008年05月23日(金)
仕事から早く帰れた日は、子供たちと寝るに限る。
「Rちゃん、パパと寝る〜」
「たっくんもパパと寝る!」
娘・R(4才)と息子・タク(2才)の両方から寝る寝る寝る寝る迫られ、ねるねるねるねかお前らは!、と言いつつも嬉しいので両手に花ならぬ両手に子供体勢で寝ることにした。一方嫁はとっとと無言で寝ていた。
しばらくキャイキャイとふざけあっていると、
「パパ、お風呂入らないの?」
というRのひとことが。ままままままさか僕、臭い?いや、まさかも何も正直言うと僕、ここ3日ぐらいお風呂入ってなかったんだあ…フケツよ!純くんフケツ!
「臭いんでしょ」
嫁がボソッと呟いた。今までずっと無言だったくせにズバリと言いやがって。Rの方がよっぽど遠回しで気を遣った言い方に聞こえる。しかもこちらに尻を向けたままである。僕がフケツならお前は腐ケツだ!
「パ、パパ臭いかナ…?」
Rに恐る恐る尋ねてみると
「タバコの臭いがするの」
そうかそうか。オヤジ臭い、すなわち加齢臭じゃなくて良かった…。
「じゃあお風呂入って来るね」
「うん。Rちゃん待っててあげるね。パパと寝たいから」
なんだか新婚初夜の初々しさみたいでいいなあ…。一方嫁はとっとと寝ていた。
あまり待たせて夜更かしさせるわけにはいかないので、カラスの行水レベルの早さでちゃかちゃかと済ませ、
「ひょっとしたらもう寝ちゃってるかな…」
そーっと戻ってみたがRとタクはまだ起きていた。
「パパ、石鹸のにおいがする〜」
ふふふ、タバコから石鹸へ。汚いからキレイへ。以前は汚かったが鮎が戻って来た多摩川のようにキレイさ復活。一方嫁はやっぱり寝ていた。
あの…キレイさ復活の多摩川のような僕を見て欲しいんだけど…そんで子供が寝た後僕の股間のブルーギルを放流したかったんだけど…。多摩川。夜は金玉川。なんつって。
多摩川じゃなくてエロ川(江戸川)になってしまった。
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■TO・CHI・GI 優しいオヤジが眠る街
2008年05月22日(木)
故郷・栃木を離れ、TOKIOに住んで十余年。
空を飛ぶ 街が飛ぶ 雲を突き抜け 星になる
火を吹いて 闇を裂き スーパーシティーが舞い踊る
TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま
TOKIO TOKIOが空を飛ぶ
(沢田研二「TOKIOより)
そんな恐怖の大王のような街・TOKIOでも栃木の匂いを感じる時がある。会社帰りの夜、ふらふらと歩いていると
栃木の匂いがする定食屋を発見。
「ちくらっぽ」とは栃木弁である。栃木弁を店名に掲げるのだから店主も栃木人に違いない…と思わず入ってしまった。
「スーパーカレー」なる素敵な響きのカレーを頼んだらチーズハンバーグが入ったカレーが出て来た。なかなかうまい。スーパーなカレーといえども650円。値段も素敵だ。
食べ終わった後に店主に話しかけてみるとやはり栃木の生まれだそうで、僕のようなはぐれ栃木もんからよく聞かれるとのこと。お腹一杯になって店を出た。
このあたりは芸能人御用達の店がひしめ合うおしゃれスポットで、この店は本当にごく普通の定食屋ではっきり言ってダサい。だがそれがいい。安いしうまいし何故かマンガがどっさり置いてある。
よき店を見つけたものだ…と満足しながらも、歩きながら既にご飯を作ってくれている嫁にどう言い訳しようと考えるのであった。
「いやー、最近食欲なくてね…」
「ちくらっぽ言ってんじゃねえ!」
と言われたりして。
ちくらっぽ。それは栃木弁で「ウソ」なんである。
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■セーラー服…じゃなかったパジャマを脱がさないで
2008年05月21日(水)
息子・タク(2才)のパジャマでおじゃま。
朝パジャマから着替えるのだけれども、最近は脱がそうとすると
「たっくんがする!」
と自分で脱ぐようになった。脱ぐことや歯を磨くことその他、自分で出来るようになった物事を
「僕が!私が!」
親の手を振り切ってやり始めるのは、どこの子供でも同じだろう。これが成長というものだ。
ぱぱっぱぱっぱっぱ♪じゃまじゃま♪という例のテーマソングを歌いながらタクが脱ぐさまを見ていることにする。本来「パジャマでおじゃま」は着るほうだけど。
タクはパジャマのファスナーをじいいいっと外すと
「かっこいいでしょー!」
と肌着を見せた。今日の肌着はタクお気に入りの車の絵がいっぱい描かれたもの。このいい脱ぎっぷり、将来名のある露出狂になれそうである
噂によると女子高では女の子達がスカートをめくりあって
「パンツかわいいでしょー」
と見せ合っているという。そんなパラダイス、お金払ってもいいから行きたい。まあそんなバカなことを考えていると会社に遅刻するので、
「おお、かっこいいねえ。自動車だねえ」
と褒めてからタク自慢の肌着をばっと脱がせると
「ぶあああああああ!」
いきなりタク号泣。
「ど、どうしたんだ」
「たっくんが脱ぎたかったああああ!」
「ああああパパが悪かったよう」
もう1回着させて余計タイムロスを食ってしまった。
「しかしな、タクよ。いつも『たっくんが』『たっくんが』と言ってるけれども…」
「なあにー?」
「人生というのは俺が俺がの『が』を捨てて、お陰お陰の『げ』で生きよ、と言ってな」
我の強いタクに一応こんなことを言ってみると
「おかげ?わきげ?」
やはり2才児には早かったようだ。
ぱぱっぱぱっぱっぱ♪じゃまじゃま♪
パパ、邪魔だね♪
というお話だったとさ。
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■スポイトのつまむ部分の名前は「乳首」
2008年05月20日(火)
娘・R(4才)に体をまさぐられる。
最近何かとまとわり付いて僕の耳たぶや肘の肉を執拗につまむのである。その辺の肉はグニグニすると触り心地が良いからだろう。
僕は女の子の二の腕をグニグニするのが好きだ。力こぶができるあたりだが、筋肉質だと固いから華奢な腕がよい。乳か腕のその部分、どっちかだけグニグニしていいよ、と言われたら真剣に悩む。
だからRがぐにぐにすることについては理解出来るので、とりあえずされるがままにしておいている。僕の体で本当に触り心地がよく、かつひんやりしてベストなのは「ふぐり」なのだが、そこは父娘の禁猟区であるので、それだけは言わぬがフラワーということにしている。
ところがRの魔の手は伸びてきた。お風呂に入っている時である。「ふぐり」は避けられたが僕のB地区、すなわち乳首をぐにぐにし始めたのだ!
「Rちゃん、ちょ、ちょっと」
さすがの僕もこれには抵抗せざるを得ない。しかしその抵抗はRには面白く映ったらしく、火に油を注いだ結果となってしまった。Rはニヤリと笑って言った。
「じゃあねえ、おっぱいさわりごっこしよ!」
なんだその素敵なネーミングは!
「それは…どんなごっこなの?」
お医者さんごっこ以上のインパクトを持つネーミングに僕はドキドキ。
「えっとねー。おっぱいをさわられそうになったら隠してね」
「はい」
「でも隠すのをよけて、おっぱいをさわった方が勝ち!じゃあすたーと!」
「いやああ!Rちゃんいやああ!」
いくら戯れとはいえ親父がいたいけな娘のおっぱいを狙って良いものだろうか、という僕にしては妙な自制が働き、手を出せぬままRにB地区をつままれまくって惨敗してしまった。
「Rちゃんの勝ち〜」
得意気に勝ち名乗りを上げるR。だが僕はこのまま終わるわけにはいかぬ。
「Rちゃん、パパのお願い聞いてください」
「なあに?」
「10年後、もう一度勝負してくれるかな?」
「いいよー」
「よし!忘れないでね!」
Rが14才になったら思いっきりリベンジ出来る!これで向こう10年の最大の生き甲斐が出来た!
多分明日には忘れてるだろうけどさ…でもいいの。約束してくれただけで嬉しいの。ずっと良き思い出として心の宝箱にしまっておくのだ。そして死ぬ間際、
「Rよ…ちょっと、近くに…」
枕元にRを呼び寄せ、最期の力で乳をひとつかみし、
「おっぱいさわりごっこ…パパの勝ち…」
と呟いて死ぬる。これで我が生涯に一遍の悔いなし。
そんなことをボーっと考えながら、Rに引き続き乳やら耳やら肘やらつままれていくのであった。
娘につままれた気分。
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■トイレでオヤジは殺される
2008年05月19日(月)
「トイレに行きなさい」
朝起きた時、出かける時、家に帰った時、風呂に入る時、寝る時、そのようなタイミングで娘・R(4才)にトイレに行くように言う。この時必ず言われるのが
「パパと行く〜」
このことである。10年後も20年後もパパと一緒にトイレに行くというのなら喜んで行こう。しかしそれはまずありえないこと。
「ずっとパパと行くのよ」
とRが言っても
「ずっと消費税5%なのよ」
と自民党が言うぐらい当てにならないことである。だったらひとりで行けるよう躾けるべきである。Rから
「パパとトイレに行くのはイヤ」
と言われる前に、フラれるよりはこっちからフりたい男の心理もある。息子・タク(2才)との将来だったら後々でも飛ばしっことか出来るので全く悲壮感はないのだが…。
寂しくないとは言わないけれど
離れ行くのが父娘の運命(さだめ)
なれば早めにひとりでお行き。
俺もひとりで飲ってるからさ。
たまに酌してくれればいいよ。
演歌風のポエムを綴りながら、断腸の思いでいい加減僕の付き添いは卒業したらどうかとRに持ちかけてみたのである。Rが自立してトイレに行けるかどうか。トイレだけにここが踏ん張りどころ。ひとりで行っトイレ。お便器で。なんつって。
「いつもパパと一緒にトイレに行くけれど、幼稚園ではひとりで行けるんでしょう?」
「うん」
「じゃあどうしておうちではパパとじゃなきゃダメなのかな?」
「だってパパ大好きなんだもん」
満面の笑顔で答えられてノックアウト。愛娘のこの返しを拒絶できる父親がいようか。
「そうかそうか。じゃあパパとトイレ行こうな…」
あと1年でも2年でもRがイヤという日が訪れるまで覚悟を決めて付き合おうではないか、と今日もまた一緒にトイレまでダッコしてズボンを脱がせてパンツを脱がせて便座に乗っけてお尻を拭いて…手取り足取りやってしまった。
しみじみとパンツを履かせている僕の姿を見てRも何か思うことがあったのか、こう付け足した。
「あのね、ようちえんはパパがいないから、さびしいけどがまんしてひとりでトイレ行くの」
ノックアウトの後にとどめのチェックメイト。息の根を止められた感じである。もうダメ。トイレだけにまさに雪隠詰めの殺し文句。
「そうか…じゃ、最後に流してな…」
がっこんがっこんがっこん。勢い付いたRがレバーを連打。
トイレの水とおやじの涙はいつまでも止まりませんでした。
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■飛び出さない青春
2008年05月18日(日)
家族で公園に行くと娘・R(4才)の友達みっちゃんがいた。
みっちゃんはRと幼稚園で同じクラスの子でみっちゃんみちみち…いや、30代半ばのおやじが歌う歌ではないのでやめておこう。
嫁とみっちゃんママが主婦69の奥義のひとつ「威怒刃汰戒戯」(井戸端会議)を始めてしまったのでなんとなく僕が子供達を見ていることに。この公園は自転車や三輪車などを貸し出してくれる交通公園であったため
「ねーねー、私、補助なし乗れるんだよ」
みっちゃんが補助輪無しの自転車をすいすい乗る姿を披露してくれた。練習して最近乗れるようになったらしい。さかあがりも手のひらのマメが潰れるまで練習して出来るようになったという。そんな勇姿を見せられたら我が娘にも進歩して欲しい…と思うのが親心。
「Rちゃんも補助輪無しで練習してみる?」
うちの子供たちに足りないのは熱血だ!
レッツビギン!さあ何かを始めよう!
君は♪何を今♪みーつーめてーいーるーの♪
若い♪えーと、あと歌詞忘れた。
転んでも膝擦り剥いても、あの夕陽に向かって(昼間だけど)自転車で走って行くのだ!としたところ
「やだ」
補助無しどころか退化してるし。熱血がないのは遺伝だし。
しばらくすると三輪車に乗っていた息子・タク(2才)がみっちゃんをナンパして連れ出し、一緒にブランコに乗っていた。熱血ではないが手が早い。これが我がDNAか。
ブランコの鎖を握るみっちゃんの手のひらにはバンソウコウが貼られていた。
「ああ、これがさかあがりの練習で出来たマメなんだね」
「うん。皮がむけちゃったの」
その会話を聞いていたタクが
「かわむいちゃったってなーにー?バナナ?」
と、すっ呆けたことを言っており、つくづくウチの子供達は「努力」とか「血の汗滲む」とかの熱血から程遠いメルヘン世界の住人であることよ。
熱血は苦手だが、夜お風呂に入る時
「さ、自分でパンツ脱げるかなー?」
ふたりに脱衣をチャレンジさせてみると
「ほらほらみて!おっしりー!」
半ケツは得意である。まあいいか。
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■ハイシャはどこだ!
2008年05月17日(土)
息子・タク(2才)が虫歯の危機だという。
嫁が歯科検診の結果を知らせてくれた。タクの歯を磨く時にいつも気付くのが、一部が茶色くなっている2本の歯。茶渋だろうかと思っていたが、実は甘い物などにより歯が侵食されている部分だというのだ。
「ワタシとタクの口の中を検査したら、虫歯菌が一致しました。ワタシからタクに伝染ったということです。あああもう〜」
嫁はとても悔しそうだった。育児を完璧に行なおうという母親の場合、虫歯発生というのは大きな減点ポイントと映るようだ。
「で、その虫歯菌の総称がSM菌っていうんだって!」
「SM!」
なんだってそんな名前なのだ。僕はSMの造詣はないのでその言葉を聞いても特段みだらな気持ちにはならないが、AF菌とかだったら性的に興奮してしまうだろう。ちなみにAFとはアナ…いやなんでもない。
嫁の口からの感染ということは…
「お前、しょっちゅうチューとかしてたのか?」
「してないよ」
「ああそうか、お前の箸でタクに食べさせたりしてるものな」
食事の時、ダラダラ食いになったりふざけてなかなか食べなかったり、仕方ないことであろう。これからの虫歯対策として、フッ素をかけるのはタクはものすごく嫌がるので薬を塗布したりキシリトールガムを食べさせたりすることにする。
一方で娘・R(4才)の歯科検診の結果は、まったくSM菌がないのだという。Rこそ菌の親玉のような存在であるところの僕が隙あらばチューせんと狙っているのに、Rの純潔は守られていたのであった。
Rは3才ぐらいまではチョコとか飴とか、砂糖がガッツリ入っているお菓子は食べさせなかった。そのせいもあるだろう。しかしタクの場合は、Rが食べてるのにタクはダメ、というわけにはなかなかいかないので難しい。
また、Rのガードが固いということもある。僕が隙あらばRの唇を狙っているのは、逆に言うとなかなかチューさせてくれないのだ。今朝もRが起きた時
「Rちゃん、パパにおはようのチューは?」
とおねだりしてみたのだが
「やーだよー」
歯が丈夫なRには歯にもかけられない!
デンタルクリニックよりメンタルクリニックに行きたくなる僕である。
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■血は水よりおしっこしー。
2008年05月16日(金)
「ようちえんのMちゃんがね、おしっこしーしちゃったの」
ある日、娘・R(4才)がしんみりと話した。海でおしっこしちゃったんだろうか。おしっこSea。なんつって。いや違う。
「幼稚園でお漏らししちゃったのかな?かわいそうにねえ」
と答えると
「ちがうの!おしっこしーなの!」
「え、だからおしっこしーでしょ?」
「おしっこしーなの!」
「うーん」
何故話が全く噛み合わないのだろう。押し問答のようなやりとりの繰り返しで、おしっこだけに小水、じゃなかった憔悴してしまった。Rの言いたいことは一体何なのか。
おしっこしーしーレモンYEAR!
いや、違う。
おしっこしー → 04541
いやポケベル風に変換してどうする。37564、4649。しばらく考えてから
「あ」
おしっこしー → お引越し
ようやくこのことに気付いた。お友達とお別れした寂しさに気付いてやれず、ごめんなあ…。
またある日、電車に乗っていると
「次は、さいたま新都心、さいたま新都心」
というアナウンスが流れた。それを聞いた息子・タク(2才)が
「さいた おしっこしーだって!ぎゃはははは!」
お前それは無理がありすぎるだろ。どんだけ放尿が好きなんだ君達は。そのバカ声だけが響いた静かな車内の空気は、なかなか重いものがあった。
しかし恥ずかしくても降りるわけにもいかず、僕は自分で自分を励ます歌を歌うしかないではありませんか。
ZARDの「負けないで」を歌いまーす。
負けないで、おーしーっこしー♪
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■抱き寝入りナイト
2008年05月15日(木)
娘・R(4才)と同じ布団で寝る幸せ。
いつかまで娘と一緒にお風呂に入ったり寝たり出来るかは分からないが、終わりの日は確実に来る。今は一緒に寝ていてもいつかは巣立って行ってしまう。寝る子は巣立つ。なんちて。
楽しいけれど終わりが近付くにつれ徐々に寂しさがこみ上げて来る夏休み期間のような心境である。ちなみに息子・タク(2才)は嫁派。
今宵もその刹那的幸せを噛み締めようとしたら、Rは枕と平行に横一文字に寝ていた。これでは僕が寝られない。
「ちょっくらごめんよ」
そっと囁いて抱き上げて位置を変えると、Rがうっすらと目を開けてしまった。
「ありゃ、起こしちゃったか?ごめんね」
Rは「あふーん」とアンニュイな声を上げ、寝ぼけ面で僕に向かって手を広げた。ダッコしてちょというサインである。
「よしよし、ぎゅってしてやるぞ」
愛いやつじゃ近う寄れ、父の胸の中で眠るがいい…と布団の中でぎゅーっとして寝ようとしたら、
もぞもぞ!もぞもぞ!もぞもぞ!
Rが僕の体のある部分を思いっきりまさぐるんである。
「いやーんやめてーん」
と言ったのたが、Rは既に目を閉じて寝ていた。寝ながらまさぐっているのである。器用な…。
はう…いやん…ちょっと…なんで寝惚けながらこんなに激しく…。
そのまさぐりは執拗に5分間ぐらい続き、僕はされるがままひとりで悶絶してしまった。けっこう気持ちよかったんである。意外と心地よいものなんだな…耳。
ちんこだと思った人はドエロである。
耳たぶをフニフニいじくられたり、耳たぶを折って「餃子」、ってやられるのは嫌いではない。意外と僕にも耳に性感帯が潜んでいるのかもしれない。「僕にも」と書いたのは、嫁も耳を責められると弱いんであるウヒョヒョ。…最近責めてないなあ。
Rの耳攻撃が終わったのはやはりまた横一文字に寝返りを打ったことによる。耳たぶ攻撃から蹴りのコンボを食らいそうになった。どうしてこう、小さな子というのは時計の針のようだ。あちこち向きを変えながら寝る。
今何時?
幼稚園児〜。
僕は寝相は良いが短針だけ上を向いてしまうのである。短針にゴムを付ければ短針避妊。なんつって。
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■レモン+牛乳=栃木
2008年05月14日(水)
全国で最も影が薄い県、それが我が故郷栃木なんだそうだ。
危機感を抱いた県の経済団体が、存在感最下位脱出キャッチフレーズを募集したそうだが、
「来てみたら住みたくなった栃木県」
これまた影が薄くて誰も覚えなさそうなフレーズを1位に選んでしまい、自ら証明してしまったようなものである。地元の兄ちゃんには
さわやかにこんなこと言われてしまうし…ていうかこんな絵に描いたような古き良きヤンキー、栃木とはいえ未だ生息していたことに驚いている。頭どーなってんだ。ホームセンターにいたら普通に特大タワシとかいってお買い上げされてしまいそう。
僕の実家のような栃木の中でも更にド田舎ならともかく、この取材場所はおそらく宇都宮のオリオン通りという、栃木一の繁華街なのに…。
「ないんだな、それが」とか言わねえでちっと考えてくれっけ。田舎な栃木が嫌で東京に出てきた僕が言うのもなんだけれども、離れてこそ良いところに気付くこともある。栃木の真の魅力とは、とちおとめでも宇都宮餃子でも佐野ラーメンでもなく、
ズバリ、レモン牛乳である。
栃木限定のこの飲み物、普通牛乳にレモン果汁を入れると分離してしまうが、そこは栃木の革命的技術、レモン0個分のビタミンC、すなわち「無果汁」で解決している。
牛乳に黄色4号をぶちこんだ、絵の具のようなケミカルな黄色。飲むと子供用風邪薬の如き一抹の不安が残る甘さと共に、成分不明のザラザラした舌触りが残る。食品衛生にうるさいこのご時勢で、昭和時代の駄菓子のような怪しいおいしさが魅力なのである。
僕の母も高校時代に飲んだことがあると言っていたので、少なくとも40年の歴史はあるはず。
栃木では吉牛よりレモ牛の方が有名なのだ!(これはちょっと持ち上げ過ぎた)
だから冒頭のような陳腐なキャッチフレーズはやめて、レモン牛乳を平山あや(栃木出身)に飲ませて
「私のキスはレモンの味。栃木県」
とかイメージCMを流せば知名度がガンガン上昇するに違いない。
さて、そんな栃木で育って60余年の母から唐突に宅配で送られた物があった。
レモン牛乳ファミリーのニューカマー、レモン牛乳ケーキ!
こんなものが新発売されていたとは、と大いに驚き
「ありがとう、でもなんでコレ送ってきたの?」
早速母に電話してみると
「お前が好きそうだったから」
ちぇー。母さんは何でもお見通しだよ。
箱を開けてみるとけっこうでかいケーキが入っていた。
適当に切って皿に乗せるとこんな感じ。早速パクリと食べてみたら…さすがレモン牛乳を名乗っているだけあってケミカルなお味。チーズケーキに無理矢理人工的なレモンの香りを入れまくった感じである。
期待を裏切らない怪しいおいしさだったけれども、娘・R(4才)や息子・タク(2才)にもあげるとなると、迷ってしまう。幼児にドクターペッパーを一気飲みさせるような、いかにも不健康そうなものを与えることへの不安を感じる。だから子供達が寝た後にこっそり食べてみたのだけれども…。
レモン牛乳。与えるべきか与えざるべきか。それが問題だ。
疑問牛乳。なんつって。
嫁に言ったら「絶対食べさせちゃダメ!」とか言われたりして。
レモンだけに、口を酸っぱくして。
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■ユーフォーキャッチャーフォーユー
2008年05月13日(火)
ピカチュウ100匹とか「どこでもいっしょ」のトロを50匹とか…。
かつてはゲーセンのUFOキャッチャーで狂ったように集めたものだが、子供がいる身となってはゲーセン自体ご無沙汰である。しかし子持ちであることが逆に引き金となり、久しぶりにやってしまった。
今日、なんか知らんが気紛れで入ってしまったゲーセンのUFOキャッチャーで、プリキュアのキーホルダーを見つけてしまったのである。プリキュアは娘・R(4才)と息子・タク(2才)が大好きなアニメ。
これをお土産にしてったら喜ぶだろうなあ…と思ってたら、いつの間にか100円玉を入れ血眼になって操作していた。プリキュアを狙う30代男。これって端から見るとどう映るのだろう。
ルックスがイケメンの場合→お子さんのために頑張ってる素敵なパパ
ルックスがアキバ系の場合→アニメオタおやじ
どう考えても僕は後者なわけで、UFOキャッチャーの前に佇むクリーチャーであり…それに気付いたのは400円ほどでゲットした後であった。でも後悔してないもん。
首尾良くRの好きなミルキィローズとタクが好きなキュアアクアを手に入れることが出来、翌朝早速子供達にあげた。
「みるきぃろーずだ!」
「あくあだ!」
2人とも大喜びで、やれ戦いごっこだおままごとだと遊び始めた。ひととおり遊んだところで
「じゃ、そろそろ着替えるぞー」
パジャマから着替えなさい、としたところRは素直に頷いたが
「やだ」
タクが拒否の姿勢。タクはいつも「(着替えは)ママとがいい」とか「ちんちんいたい」などと言っては僕から逃げようとする。そこで僕はキュアアクアを取り、
「アクアのお願い。たっくん、着替えて」
と言ってみると
「は〜い」
超素直な子になり、
「たっくん、がんばって」
と励ましてみると、
「がんばる!」
やまだかつてない恐ろしい速さでパジャマを脱ぎ捨ててしまった。まるでまぐわい直前の僕の姿を見ているようであり、血は争えないブラッド・キャント・ファイト。今度からこの手を使って言うことを聞いてもらおう。
UFOキャッチャーが息子キャッチャー&レクチャーにもなったというお話でしたとさ。
めでたしめでたし。
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■ハルマゲウドン
2008年05月12日(月)
日曜日の午後、家族でうどん屋に入った。
娘・R(4才)はショーケースにあるお子様うどんを見つけ
「これがいい」
と目を輝かせていた。オマケのおもちゃも一緒に飾られていたのでそれに目を付けたのであろう。息子・タク(2才)はまだそんなに食べられないので嫁と僕のうどんを分けっこする腹積もりである。
早速店の女の子が運んで来た。メガネっ娘で結構可愛い。ギザカワユス。メイド喫茶にいたらメイド服が良く似合いそう…などと鼻の下を伸ばしていたが、このメガネっ娘が曲者であることに後に気付くことになる。
Rとタクのためにスプーンとフォークを持って来てくれたのだが、Rにはスプーンとフォーク1本ずつ。タクには…スプーン2本。何故フォークがないのか。ブッチャーが全部フォークを持って行ってしまったとか。
スプーン1本は普通に使うとして、もう1本は何に使えばいいのだろうか。視力検査か?
「あのー、スプーンだぶってるんでフォーク下さい」
とメガネっ娘に言うと
「あらあすいません!」
と慌てていた。このドジっ子ぶりもなかなかメイド喫茶向けであるな…とこの時はまだ鼻の下を伸ばす余裕があったのだが、なかなか持って来ない。他の客のオーダー取ったり料理を運んでいる。
「忙しいんかね」
「いや、忘れ去られてると思う。もういいよ」
嫁は自分の箸でタクに食べさせていた。タクは食べるだけ食べて
「もうごちそうさま」
と呟いて速攻寝落ち。上げ膳据え膳で食べたいだけ食べ、寝たくなったら寝る。こういう人生、いいなあ…。
んじゃ帰るべか、とお金を払う時はメガネっ娘ではなく別の店員であった。
「パパ、おもちゃは〜?」
Rが僕の腕を引っ張って、そういえばお子様ランチのオマケをもらっていない。お会計の時にくれるのだろうと思っていたが、
「ありがとうございました」
レジの店員はそのままスルー。
「あれ、おもちゃないんすか?」
と聞いてみると
「え、まだ差し上げてなかったですか?」
慌てて奥から持って来てくれた。これも配膳時にメガネっ娘が忘れていたのであった。あのメガネっ娘。ちょっとボケ過ぎだろ…。可愛いふりしてあの娘、わりとやるもんだねと…恐ろしい子!やはりあの子はメイド喫茶向けだろう。
「ご主人さま、お許しください」
とかメイド服で言ってくれれば、メイド喫茶としての見せ場にもなるし、さすれば
「許さん、スカートをたくし上げて四つん這いになれ」
おしおきだべ〜とか言ってゲヘヘ…いや、それはもうメイド喫茶でなくて別の店である。
うどん屋じゃなくて愚鈍屋になってしまった。
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■シークレット・シークレット
2008年05月11日(日)
朝起きると娘・R(4才)がそっと耳打ちして来た。
「あのね、ママとたっくん(2才の息子)には秘密ね。Rちゃん、ホットケーキ作るのよ」
何故秘密にする必要があるのか分からなかったがとりあえず
「分かったよ。ふたりだけのヒ・ミ・ツね☆」
鼻の頭をツンと突いて返事をしておいたら5分後、嫁が
「Rちゃーん、ホットケーキ作るから台所おいでー」
「はーい」
全然秘密じゃないじゃん!ホットケーキだけに、蜜と秘密は欠かせないってか。ていうか単に秘密を作ってヒソヒソ話をしてみたいお年頃なのだと思った。
ともあれ、娘がお料理する姿に惹かれない父親はいない。僕もRがボウルに入れたホットケーキミックスをまぜまぜしているところを後ろでウロウロしながら覗いていると、
「昨日モナちゃん(Rの幼稚園クラスメイト)のお弁当がホットケーキだったんだって」
横でアシストしている嫁が語った。だからRにもホットケーキブームが到来しているのだろうか。
「で、そのケーキってモナちゃんパパが焼いてくれたんだって。偉いわあ」
ボンカレーしか作れないボンクラーな僕への当て付けだろうが、その誘いには乗らぬ。
「そうだねえ。偉いねえ。ホットケーキなんてなかなか作れないよ」
適当にスルーすることを試みたら
「誰だって作れんのよ!Rだって今やってるでしょ!」
と反撃されギャフン。僕は料理を知らないので難易度も分からないのだ。嫁は更に
「ま、でもあなたは作れないでしょうけど」
しれっとした笑みを浮かべて追い討ち。台所は女の戦場…完全にアウェーの僕は最早これまでとトンズラすることにしたが
「ねーねー!パパ見て!」
Rの「私を見て」攻撃に捕まってしまった。Rはカカオパウダーの袋を持っていた。チョコ味のホットケーキも作るようである。パウダーを投入するところを僕に見て欲しいのだろう。
「はいはい、パパ見てるよ。その茶色い粉は何かな?」
「おかかパウダーなのよ」
おにぎり作る気か。
一方でタクは何をしていたかというと、隣の部屋で畳んだばかりの布団に潜り込んで遊んでいた。
「たっくんもお料理するか?」
「やだ」
お、血は水より濃しってやつ?どうやら我が血を引く男は料理を拒絶するらしい。僕もタクもホットケーキぐらいは作れるようになった方が…いいよねえ。
とりあえず僕らにはホット性器があるのさ。
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■どうしたの?うん ちがでたの
2008年05月10日(土)
娘・R(4才)は便秘っ子である。
子供の頃の僕もそうだった。つまらないところばかり似るものだ。
便秘なのにつまらないとはこれ如何に。
なかなか出ることがないのでいざ「その時」が来たとなると、僕の喜びもひとしおである。キャイキャイはしゃいでたRが急に
「ん…」
DIOに時を止められたが如く動きがピタリと止まり、やがてプルプルと小刻みに体を動かし始めたらその前兆。お、やっと来た!とばかりに
「それR、トイレ行くぞ!」
ふんばり地蔵と化したRを抱え込んでトイレへ。そしてトイレで海亀産卵シーンばりの格闘が展開される。便秘なだけあって、成果物はいつも感動大作巨編となる。
「よかったなー。やっとでたなー」
とRのお尻を拭いていると、トイレの扉をバァーンと開けるものがひとり。
「Rちゃん、うんちでた?」
息子・タク(2才)である。
「うん、でたよー」
「うんちみして!」
ええええええ。
「いや…すぐ流しちゃったからね」
普通見るもんじゃないだろ…と我が子の将来を「スカ」とか「トロ」とかそんな言葉が付く用語を思い浮かべながら心配した。
「そうだよ、くさいからながしちゃったよ」
Rも臭い物には蓋をしろ理論でタクに言い聞かせる。しかしタクは
「うんち、見たかったああああああ!」
うわあああんと大泣きしてしまったのである。どんだけうんち好きなんだ。アラレちゃんかお前は。まったく泣くほどでもないだろうに。
うんちが見れなかったので泣きました、って…。これからのタクの人生、何度も泣くことがあろう。しかしいくら泣こうがおそらくこれが生涯「泣いた下らない理由」不動のナンバー1になるのではないだろうか。
お通じがあったのに下らないとはこれ如何に。
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■お子様ピンチ
2008年05月09日(金)
ある日のファミレス。夜はセックスレス(どうでもいい)
娘・R(4才)が
「お子様ランチたべたい!」
と言うので頼むとオモチャが付いてきた。するとそれを見た息子・タク(2才)が
「たっくんのおもちゃは?たっくんのおもちゃはぁ?」
当然駄々をこね始めたので困ってしまった。ところが店の人が
「どうぞ」
タクにもオモチャをくれたので大喜び。お子様ランチひとつ、しかも380円なのにチープなオモチャとはいえ2つもくれるなんて、採算取れているのだろうか。おそらくお子様ランチというのはえてしてサービス品なのだろう。そのぶん大人にガッツリ食ってもらえばよいのだ。
この日もらったのは組み立てるとボールになる立体パズル。これはタクやRには難しかった。
「パパやってぇ〜」
と泣き付いて来たので僕がやってみたのだが…あれ、ちょっと、え、どうなってんの。
「嫁やってぇ〜」
父の頭、お子様ランチ以下のポンチと判明。僕はもう二度とやるまいと心に誓ったが、子供達はさすがに遊びの天才である。Rもタクも組み立て出来ないなら出来ないで、彼らなりに独自の遊び方を考えていじくり倒していた。
Rなどはボールを胸に入れて
「みてみて〜。おっぱい」
巨乳4才児となっていた。これをやるなら絶対アレをやるに違いない…大体Rの行動パターンは読めている。決してファミレス内でやるべきでない恥ずかしい行為であるアレは、絶対制止しなければならない、と親の直感がぴぴんと走り
「R、それ以上やっちゃダメだー」
と止めたのだけれども
「おっぱい飲ーみたーいの?」
うわああああ。やっぱりやりやがった。みんなが笑ってる〜お日様も笑ってる〜。るーるるるるっるー。娘は能天気〜。
「Rっ!よそ様で恥かかせるんじゃないよっ」
「たっくんのボールもかして〜。おっぱい2個にするの」
「いや、もういいからね…まじで…」
お子様ランチがお子様ハレンチになってしまいましたとさ。
はを頼むと付いてくるオモチャ。チープなものだけれども、380円のお子様ランチにまで付いてくる。しかもひとつしか頼んでないのに
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■ケイコとヒデブ
2008年05月08日(木)
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←こちら僕の実家にはエレクトーンがある。母が趣味で買ったもので40万もした。
「おばあちゃん、体ぼよんぼよん」
と娘・R(4才)に言わしめたぽっちゃり(控えめな表現)体型の母が弾くさまは、まさに豚に真珠エレクトーンなのだがそれは言わぬがフラワー。
「Rちゃん、せっかくだからやってみよっか」
実家にいる時、嫁が娘・R(4才)を弾いてみるように誘っていた。
「やる〜」
エレクトーンに目新しさを感じたのか、Rはすぐ飛びついた。ウチは貧しいのでアンパンマンのおもちゃキーボードしかないのだ。
2オクターブぶんの鍵盤しか弾けず、7オクターブの声域を持つマライア・キャリーに余裕で負ける。嫁はいつも僕のまぐわい要請を断るのでマラ嫌キャー…リー…。
「レーミーレー、はい、レーミーレー」
嫁がテキストを引っ張り出してきてRに教える。それを聞きつけた息子・タク(2才)が隣の部屋から走って来て
「みふぁみふぁそらそら、そらしどー!ぎゃははははは!」
「どどどどど」という絵本の本文を叫び、また隣の部屋へ走り去って行った。この子は頭が良いのかおバカなのか未だ分からぬ。
僕もテキストを一冊手に取ってみた。茶色に変色し、メモがたくさん書かれた古いテキスト。
「それ、お前が使ってたやつだよ」
と母が言った。
「あ、そういえば」
僕は幼稚園の時エレクトーンをやっていたのである。その時使っていたのがこれか…と改めて見てみたが、楽譜まるで読めない。こんなオタマジャクシみたいなのを読んで音にしていたなんて信じられない。
今の僕ではオタマジャクシといえば、生殖の際に必要になってくる例のアレしか連想できず、そしてエレクトーンじゃなくてエレクチオーンしている毎日である。30年の時の流れは残酷である。
あの頃の技はもう取り返せないけれども
「ちょっとパパも弾いてみよっかな…」
久しぶりに鍵盤に触れようとしたら
「だめ!」
Rに怒られてしまったので指を咥えて眺めることにした。
「はい、よくできましたー。じゃあ練習おしまい」
しばらくすると嫁がそう言ってテキストを自分のバッグにしまった。おや?テキストは母のものではなかったのか?それに「練習」って何の練習だ?
「練習…なの?」
思わず嫁に聞いてしまった。
「うん。ほんとはピアノでやらせた方がいいんだけどねー」
ほんとは?ピアノで?一体何の話なんだろうか。ひょっとしたら僕はとんでもない見落としをしているのかもしれない…と恥を忍んで嫁に尋ねてみた。
「あのー。もしかしてRってピアノ習ってるの?」
「そうよ!今更なに言ってんの!」
ひでぶっ。なんということだ。どうりで嫁が熱心にやらせてるはずだ。
言い訳になるが、Rはこれまでリトミック教室に通わせていた。しかしそこはリトミックだけで終わらず、3〜4才まではリトミックで音楽の楽しさを覚えさせ、それからピアノを習わせる…という最終的にはピアノ教室なのである。既に4月からピアノに移行しており、知らぬはオヤジばかりなりだったのである。ていうかそういえばそんなこと聞いてたけど忘れていた。
わが子の習い事を知らないなんて、ピアノだけに、
オヤジの黒鍵に関わるでしょう。
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■ナチュラルハイ、飛びます飛びます
2008年05月07日(水)
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「みかも山公園」というところに行った。娘・R(4才)と息子・タク(2才)から
「やっちゃん」
と呼ばれている弟が車を出してくれ、出発する時に子供達が
「やっちゃん、おねがいしまぁす」
と揃って叫んですっかり幼稚園バス気分。公園に到着すると、ここもまたバカ広いために園内を走る汽車で移動。スタッフのおじさんおばさん達が栃木弁丸出しで
「早く乗んねえと行っちまうどー」
「なにモタモタしてんだほー」
「おばちゃん、車掌だから笛吹くどー」
とまくし立てるファンキーな暴走トレインであった。
遊び場に着いて娘・R(4才)と息子・タク(2才)が一番はまったのは、ふわふわドームという山のような大きなトランポリン。
飛び跳ねるRとこけるタク。
何かに取り憑かれたように跳びまくっていた。この日はめちゃくちゃ暑く、ふわふわドームも白いもんだから日光の照り返しがすごいもんだから、子供達に付いて遊んでいた僕も頭がクラクラしてしまった。
そのうちタクが
「はっ」
とか
「ほっ」
とかかっこつけポーズを取り始めたかと思ったら、次はなんだか知らんが
「今日はごめんね」
と謝り始めたので
「うわあああ。タクがバグって来た。もうやめた方がいい」
このへんで遊びを切り上げることにした。
帰りの汽車を待つ間に、イルカに乗った少女。
帰りの車の中でも
「やっちゃん、おねがいしまぁす」
と大合唱し家路に就く。もうGWは終わろうとしている。
「GW中はなんだか栃木公園巡りの旅になってしまった」
そんなことを嫁に話すと
「充実した連休でした」
と言っていた。まあ確かに充実した連休であったが…あっまぐわうの忘れた!
やっぱり公園より妖艶が好きである。
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■わんぱくでもいい、それらしく育って欲しい
2008年05月06日(火)
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←こちら連休なのでイースター島に行って来た(大嘘)
本当は栃木県壬生町にある「とちぎわんぱく公園」に行って娘・R(4才)と息子・タク(2才)を遊ばせた。この公園は凄い。
何が凄いってまずべらぼうに広く、遊具が豊富である。滑り台やアスレチックといった一般的なものから、果物のおもちゃと本物のレジがある「お店屋さんごっこ」コーナーなどの風変わりな施設もある。夜は大人用に「お医者さんごっこ」が出来…すいませんこれも嘘である。
そして「わんぱく」と名前が付いていても子供向けだけの公園ではない。元花博会場だっただけあって素晴らしい花の庭園が存在する。東京で言えば新宿御苑や昭和記念公園のように、有料でもいいくらいのレベルなのにここはタダ。太っ腹だよ栃木県。
更には公園のキャラクター。えてして地方のお上が主となって作るイメージキャラクターは
「せんとくん」や「とつか再開発くん」のように、何かが狂って何処か間違っているキャラになりがちである。だがここの場合は
ピッピくん。スタジオジブリ製作。どんだけリッチなんだ栃木県。更に更にGW期間中のイベントで、
「公園内の3つのピッピくんスタンプを探してね。もれなくピッピくんストラップをプレゼントします」
という豪華(?)景品付きであった。このような素晴らしく広い公園でRとタクは遊びまくった。しかし遊びまくったのはいいのだが、
「はい、トイレはそこね。ここはキッチンね」
せっかく広い公園なのに、チマチマチマチマとままごとで遊んでいるのである。動いている範囲はちょうどウチの中ぐらいのスペースで、僕と嫁の涙を誘った。
「それにしても…ここって子連れ100%だね」
と嫁が言った。見回してみると確かにそうである。カップルで来ても遜色のない美しい庭園があるけれども
「やっぱりデートで『わんぱく』公園に行こう、はないだろうなあ…」
わんぱくになってタンパク質放出するのは夜になってからだよよウヒョヒョ…と白昼からみだらなことを考えてしまった。その一方で
「今度はRちゃんがおかあさんでパパはおにいちゃんね」
「まだやるかお前」
しつこくままごとを続けるRであったが、公園施設の多彩さに救われいろいろな遊びも出来た。
イギリス警官にコスプレするタク。
何故か恐竜もいた。これはティラノサウルス。
これは捨て子サウルス。
午後3時半ごろまで遊び倒したがとても回り切れなかった。また訪れたい素晴らしい公園である。帰り際、僕は律儀にピッピくんスタンプを3つ集めていたのでそれを係員に渡した。
「あのー。これでストラップくださいっ」
「あ、すいません。景品なくなっちゃって。てへ」
てへじゃねえ!
僕の苦労が…。パパ頑張ってスタンプ探してプレゼント貰うぞーって子供達に言ってしまった僕の立場は…。頭の中が真っ白になった。
公園だけに頭がス・パーク。なんつって。
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■栃木乙女ロード
2008年05月05日(月)
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←こちら昨日高尾で今日栃木。僕の故郷に帰っている。
佐野ラーメンをたらふく食った後、近くの公園で娘・R(4才)と息子・タク(2才)を遊ばせた。
野の草が一面に生い茂る中で、腕飾りと冠を作ってRの乙女度アップ。
この公園は人工の川が流れており、暑いこともあって既に何人もの子供が水に入っていた。中には素っ裸の子も。タクが指差して
「あっ!ちんちん!」
「お前にもついてるだろ!」
その子達に誘われるようにRとタクも水の中にじゃぶじゃぶ。カエルのように跳ね回るタクとは対照的に、Rは川のそばの草っ原にバケツで水をかけていた。
「それは何をしているのかな?」
と聞くと
「草に水をあげてるの。お花がいっぱい咲きますようにって」
これまた乙女度アップのことを言うではないか。僕もつられて乙女な心境になり、四つ葉のクローバーでも探すか、という気になった。しかし地べたに四つん這いになって探していたところに嫁がやって来て
「何その四つん這い。なんかカンチョーを待ってる人みたいだよ」
まったく趣のないひとことを放った為乙女モード終了。乙女の天敵はオバサンだということを忘れていた。更にイヤなことには僕の真似をして嫁も四つ葉のクローバーを探し始め、
「あら、もう見つけちゃったわ。あなたより早く。おーほっほっほ。おーっほっほ」
公園脇の県道を爆走する暴走族(都会では絶滅した古き時代の暴走族が栃木では未だ存在する)の音を打ち消す程のでかい声で大笑いするんである。
「私のほうが後から探したのに先に見つけたわ。おーほっほ、おーっほっほ…」
「黙らっしゃい!」
どすっ。
「ぎゃあああああ!」
むかついたのでカンチョーしといた。
「でもね私ね、昔から四つ葉のクローバー探すの得意だったのよ」
という嫁。そのわりには幸薄そうで生活疲れした売れない演歌歌手みたいな顔をしている…と感じるのは僕だけであろうか。苦労をかけているという負い目があってそう映るのかもしれない。いつもすまないねェ。
苦労婆。なんつって。
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■天狗様の仕業じゃ
2008年05月04日(日)
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←こちら東京・高尾。
ミシュランガイドで何故か三ツ星観光地となっていた高尾山。ここは嫁実家に近い。
「ぜひいらしてはどうですか」
と嫁両親が僕の母を誘ったので一族郎党で出かけることになった。
出かける時は生憎小雨が落ちていていたが、現地の駅に到着した時には雨は上がってい、持ち直しそうな気配。
「俺は晴れ男だからさー、止むと思ってたんだ」
駅で合流した嫁父が得意気に言った。ところがケーブルカーで登ってみると山の上は思いっきり雨ザーザー。娘・R(4才)と息子・タク(2才)は雨イヤーと暴れてギャーギャー。僕はケツ毛ボーボー。
嫁父の晴れ男効果を打ち消したのはRであろう。Rは台風上陸の晩に生まれた「嵐の女」。嫁父が「晴れ男」と口にしたからにはRの効果も出てしまったに違いない。
ケーブルカーを降りてすぐにあった「十一丁目茶屋」というお茶屋さんでひとまず雨が上がるのを待つが、一向にその気配はない。十一丁目どころか地獄の一丁目のような荒れ具合になってきた。退屈なので子供たちと他愛のないことを喋る。
「この山はな、天狗さんがいるんだよ」
「てんぐ?てんぐー!グーグーググーグコォー!」
しまった。エド・はるみを発動させてしまった。嫁父・嫁母にはこれだけは見せまいと思っていたのに…。
「お前らお笑い番組見せすぎだー!」
ふたりとも大爆笑。言い訳がましいが、2、3回しか見せてない。それなのにアンキパンを食ったかのように丸覚えしてしまったのである。
結局山頂を目指すことなくそのまま下山。
「こんどはどこいくのー?」
僕らはどうでもいいが、体力を持て余した子供たちをどこかで遊ばせなければ可愛そうであった。遊びたがりの欲求を、ヒマを持て余した有閑マダムの如くムラムラと溜め込んだ状態はあまりにも危険。
「雨でも遊べるところないかなあ」
「じゃあショッピングセンターのキッズコーナーでも行くかい」
ということで、高尾から車で30分ほどの巨大SCに連れて行ってもらった。巨大な売り場を探し回っていると、なるほどキッズコーナーらしきスペースがあった。しかし遊具も何もなく、がらーんとしている。そこには一枚の張り紙が残されており
「4月29日で営業終了しました」
ガビーン。
「どうすっか」(僕)
「どうすんべ」(母)
「あたしキハチのソフトクリーム食べたい」(既に目移りしてる嫁)
山は雨だわ街は不景気だわ踏んだりけったりのゴールデンウィークになってしまった。
東京・高尾…。
東京・タカオ。
来年のGWは香港・マカオぐらいにしたいものである。
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■オムカエデゴンス
2008年05月03日(土)
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←こちら息子・タクの引率の次は娘・R(4才)の幼稚園のお迎えである。
過去僕が迎えに行ったことはほんの2、3回しかないのでドキドキである。保護者証明証を身に付けているにもかかわらず、不審者扱いされやしないかとビクビクと幼稚園の門をくぐると、
「あ、こんにちは」
Rのクラスメイトのママさんを見つけようやく心細さが解消された。
「せんせいさようなら!みなさんさようなら!」
ちょうど終わりの挨拶が聞こえてきてノスタルジックな気持ちに包まれた。僕もよく
「先生さよおならブー」
とかよくやったものである。
やがて教室から続々と園児達が出てきた。へたすりゃ22世紀まで生き残っているであろう小羊達の群れ。Rはひときわ小さいので群れに埋もれて顔も見えないだろうなあ…と探していたら、Rの仲良しモナちゃんの後ろに帽子だけ見える小さな姿があった。あれがRに違いないとその帽子の動きを追っていたらようやく顔が見えた。やはりRだった。
「パーパー!」
目が会った途端、パッとこの上ないくらい眩しい笑顔で飛んで来てくれた。Rのこの全身で喜ぶさまは父親冥利に尽きる。多分一生忘れないだろう。将来ボケてからも
「わしがRを迎えに行ったらな…そりゃもうすごい笑顔でな…」
と毎日言ってそうな気がする。それだけ嬉しかった。
帰る前に少しだけ幼稚園の園庭で遊んでいると
「ねえねえRちゃんのパパ!みてみて!」
Rの友達みっちゃんが僕を呼ぶ。こっち来て!と言われるままに付いていくと、そこは鉄棒。
「わたし、さかあがりできるんだよ!」
くるりと見事な逆上がりを見せてくれた。スカートの制服だからパンツ丸出しで。第三者が見たら
「不審な男、幼稚園に侵入し幼女をたぶらかしパンツ鑑賞」
などと思われないだろうかとちょっと心配。しかし逆上がり自体はとりあえず凄い。Rは鉄棒やその他器械体操はことごとくトロい。でんぐり返しすら出来ないのである。僕はまんぐり返しが得意だというのに。
「すごいね〜。いっぱい練習したの?」
「パパと練習して出来るようになったの」
「そうか。みっちゃんは偉いなあ」
みっちゃんが得意気にクルクルと回る様子をRはボーっと見ていた。なんというかこう、ライバル心というか、みっちゃんが出来るなら私も!という向上心があればRの上達も早いのになあ。Rにはそういう負けん気がないのだろうかと思い、聞いてみた。
「Rちゃん、君もみっちゃんみたいに出来るように練習してみる?」
「いやーん」
ないようだった。
「パパ、コレ持ってて!」
その後Rは僕に帽子やカバン、全ての荷物を僕に押し付け、気が済むまで遊び倒したのであった。その間僕はただひたすら門で立って待つ。なんかヒデ爺になった気分であった。およそお迎えというのはこのようなものなのであろうが…。
立ってるものは親でも迎え。なんつって。
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■世界一見たい授業
2008年05月02日(金)
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←こちら息子の晴れ姿を見てみたい。
性的な意味での息子の腫れ姿は毎日見ていてまいっちんぐなのだが、今日は仕事が休みなので息子・タク(2才)の未就園児教室に僕が連れて行くことにした。しかし嫁が顔を曇らせていた。
「僕だと不安か」
「タク、まだ慣れてないからみんなで歌う時になると嫌がって『だっこしてぇ!』って泣くよ」
「聞いてるよ。いいよそれぐらい」
「それに引率してるのママばっかりだよ。パパなんていないよ」
これにはちょっと躊躇したが、タクの授業風景を見てみたいのである。
「いいよそれでも。じゃR、タク、行こうか」
娘・R(4才)を幼稚園に送った後にタクの授業なので、連れて行こうとしたところ
「ちょっと待って。やっぱり私も最初だけ行くわ」
結局一家総出となってしまった。大袈裟過ぎる。更に幼稚園に着くと嫁が先生に
「今日はオヤジが付き添いなのでよろしくお願いします」
と断りを入れているありさま。
「あ、どうも、オヤジです」
僕もつられて挨拶してしまったが、何この「一見不審者ですが一応身内です」的な念の入れ方。もしくは初めてのお使い的な扱い。そんなに僕は怪しいOR頼りないのか。それともその両方なのか。
授業直前、ちょっと緊張しているタク。
ようやく嫁が帰って授業開始。タクが泣いたりしたら速やかにフォローせねば…と思っていたら、授業の冒頭で
「今日はなんとパパさんがいます!」
といきなり先生に振られて他の人妻達の大注目を浴びてしまった。タクより先に僕が泣きたくなって来た。当のタクはというと、嫁が「泣くから」と言っていた「みんなで手を繋いで歌」も普通に出来ていたし、名前を呼ばれれば元気に返事するし、
「これは何かな?」
先生が犬の写真を見せた時は、他の子が「わんわん」と言っている一方で
「ちがうよ。わんわんじゃないよ。いぬだよ」
と生意気なことをぬかしやがっていて、タクも逞しく育ったものよ…と余裕をを持って眺めることが出来た。ここまでは。悪夢が訪れたのは工作に移った時である。
「今日は鯉のぼりを作りましょう!」
画用紙に折り紙を貼って鯉のぼりを作りましょうと先生が言う。
「みんな、糊はあるかな?」
「ぱぱ、のりだって」
「はいよ」
道具箱から糊を出してやった。今日のポイントは糊の使い方であるらしい。授業で初めて使うため、糊は紙をくっつけるものです、食べちゃいけませんと丁寧に説明をしていた。それから先生は糊の蓋を開けて指を突っ込み見本を見せた。
「こうして指に糊をつけます。みんなもやってごらん。触るとグチャグチャして気持ちいい〜ん」
先生!そのアクメった喋り方と指使いがエロ過ぎて、オヤジの鯉のぼりも思いっきり滝登りしそうです!
「じゃ、たっくんもやってみようか」
タクの指に糊をでろーんとつけてやったところ
「やだ、ふいて」
どうやら糊の感触がお気に召さぬ様子。
「糊つけないと鯉のぼり作れないぞー」
「パパがやって!のり、やーだー!」
うわーんと泣き出してしまった。しまった。「手を繋いで歌」はクリアしたと思ったのにこんなところにトラップが。大体糊がやだとか言っているけれども、いつも糊よりでろーんとしてるハナクソをいじってるだろうが!
しかし僕や先生がいくらあやしてもタクは泣いたまま。結局これ以降は僕にだっこされたまま授業が終わったのであった。
帰る時には出口で先生がひとりひとりに「さよなら」と言ってダッコしてギュッとしてくれるのだけれども、
「ほら、先生にさよならしなさい」
「やだ」
無条件で若い女性に抱いてもらえるのは幼児の特権であるというのに、大人がそれを求めるとなるとみだらな店に行くしかないというのに、これも拒否。
授業の後、外で遊んでてもまだ泣いてるし。中盤までは絶好調だったのに後半大ゴケ。きっかけが糊だっただけに、
今日のタクはノリが悪かった。
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■ビンタの神様
2008年05月01日(木)
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←こちら晩ご飯を食べている時、娘・R(4才)がスープの中にポチャポチャとおかずを入れていた。
せっかくの嫁の手料理が台所三角コーナーに蓄積した残飯のようなカオス状態に。
「食べ物で遊んじゃいけません」
一応叱ってみたところ
「ちがうの!おいしいのよ!Rちゃんのお料理なの!」
逆に怒られてしまった。別にイタズラしているわけではなく、Rなりのグルメであるらしい。その混沌を更にまぜまぜした後、ばくばくと食べていた。
「ほら、おいしんだから」
Rは得意顔であった。ここは料理のアレンジ技を褒めてやるべきなのだろうか。
「えーと、よくできたね。ゲロみたい…いやいやヤミ鍋みた…いやいやいや…」
褒め言葉が見つからぬ。この子の味覚は大丈夫なんだろうか…そっと遠巻きに見守っていると
「あ」
Rがカオススープをこぼしおった。服の上下と床が瞬時にてびしゃびしゃの惨事になったものだから
「何やってんのー!あああああもう服脱いで!」
たちまち嫁がブチ切れた。Rはさっきの得意顔はどこへやら、しょぼーんとなってしまった。
「ちゃんと左手で持たないからこうなるんでしょ?」
嫁がネチネチと説教しながら服や床の始末をする。怒鳴りこそしないが、怒りを抑えているのは手に取るように分かった。そんな時によしゃあいいのに息子・タク(2才)が
「まったくダラダラ食べてるんだから…」
という嫁の説教の尻馬に乗り
「そうだよ!だめだよ!」
とか調子のよい相槌を打ったものだからさあ大変。
「お前はうるさい!」
嫁の内なる怒りを噴出させてしまった。怒鳴られたタクは当然大泣き。
「うわあああああん!パパー!パパー!」
と僕に歩み寄ってきた。そりゃお前が悪いよ、と言いたいところだったが、両親のうちどちらかが怒ったならばもう片方はなだめ役にならねばならない。嫁も僕も怒ってしまったらタクの逃げ場がなくなる…と思った僕は
「よしよし、こっちおいで」
さあ父の胸に飛び込んでおいで、と手を広げた。
「パパー!」
タクが僕の懐に飛び込み、抱きついて来る…そして抱き合う美しい父子愛…と思ったがさにあらず。
ばちーん。
思いっきりビンタされてしまった。
「な、なんでだー!」
「もうパパきらい!」
「お、怒ったのはママだよ?パパはお前を優しく包もうと…
「パパきらい!」
「なんで父の愛が伝わらないんだあああ!」
まったくとんだとばっちりを食ってしまったものである。息子を庇おうとした僕の思いが、君に伝わる。そう信じていたのに。
「パパはな、今お前にビンタされた頬より心が痛むぞ…」
「うわあああん!パパやだ!」
悲しや。切なや。これほどビンタがこたえたことはなかったわ。親にさえぶたれたことないのに!いや、あるけど。そういえばビンタといえば、アントニオ猪木が「リンダリンダ」を歌ったら
「ビンタビンター!ビンタビンタビンター!」
ってなるっていうネタなかったか。ビンタビンタ、生きているから友達なーんーだー。
結局Rずぶ濡れ、嫁激怒、タク泣きわめきの阿鼻叫喚をどう収めようか、一応一家の大黒柱である僕は考えたのだが…。
困っちゃうなぁ〜。
ビンタ困っちゃう。
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