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■息子の成長と息子の息子の成長
2006年01月31日(火)
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息子・タク(3ヶ月)が日増しに肥えている。長女・R(2才)と顔の大きさがほとんど変わらないような気がする。このまま宮川大助(※)のような巨顔になってしまうのだろうか。

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※宮川大助

そういえばタクと同じ誕生日の有名人は宮川大助であった。あわわわわわわわ(←宮川大助の持ちネタ)

「最近重くて重くて…なんでこんなにでかいんだろ。同じ時期の他の子よりもずっと大きいのよ」

タクを抱き上げる嫁も言う。

勿論タクは嫁の母乳しか飲んでいない。嫁の乳はRの時より更に滋養強壮度がUPしたのであろうか。母乳にしてタクの命の水。タクの甘露アムリタ。ファイト一発。タウリン1000ミリグラム配合。乳輪1000ミリメートル拡大。

「まあいいんじゃない?大きいことはいいことだ。かなまら様(※)だって大きいほうが…」

かなまら様
※かなまら様

と僕が言ったところで嫁が急に声を大にして

「でもかなまら様だけは小さいのよー」

タクが言葉を理解していたとしたらグレそうなことを叫んだ。嫁はタクが産まれた時からずっと小さい小さいと言っていたがまだ言うか。確かに触れるのも憚れるような儚げで小さくて可愛いものだけれども、同じ男の僕ならなんとなく分かる。心配することはない。思春期が来れば雨後の筍の如く、天を突く程の怒張に成長するだろう。なので嫁を安心させるために

「大丈夫だよ。そのうち鋼のように硬くなる機能も備わるし、狂ったようにしこしこする時も来るだろう」

健康な男子として当たり前の成長を遂げるであろうと説明したのだが、かえってそれが逆効果で

「いやあああああ!私の可愛いタクがそんなことするようになるなんて。汚れちゃいやああああ!」

思いっきり取り乱してしまうこととなった。

「いやだってそうなるよ絶対。むしろなってくれなきゃ困る」

嫁よ。気持ちは分かる。僕だってRがいずれ…他の男に…抱か…いやあああああああああ!書いているだけで辛い。恐ろしい。まだ見ぬRの相手する男をタイムマシンで見て来て戻って来て追跡して若い芽の内に切り落としておきたい。

子供はどんどん成長して行き、僕ら親は老いていくのみ。そして成長していった子供達には見向きもされずあっさり老人ホームなどに入れられてしまったとしたら…。嫁よ。親とは辛いものだなあ…。

以上、子供の成長について長々と書き記した。

ご成長ありがとうございました。。
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■父の乳。
2006年01月30日(月)
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嫁が息子・タク(3ヶ月)に乳をあげている姿を見ると、長女R(2才)も羨ましく思うらしく

「ぱぱだっこして〜」

同じように抱いてくれ、と僕に甘えて来る。Rを膝の上抱きながら、乳を飲んでいるタクの口元を見ていると、その力強い吸いっぷりに惚れ惚れする。Rとタクが産まれてからというもの、僕が嫁の乳を吸うと

「ヘタクソ。タクはもっと上手い」

などと言われ、女体の乳首を攻める自信を喪失してしまった。嫁を処女喪失させてから?年後、このような形で喪失返しを受けるなどとは知らぬ仏のお富さん。ならばこの子供達に乳吸いのテクニークを学ぼう。

「R、お前もパパのおっぱい飲むかい?」

Rはタクと同じ事をしたくて甘えているので、乳吸いもやるだろうという思惑からRを誘惑したわけだが、

「のむー。ちゅーちゅー」

Rはまさに僕の謀略にかかり、僕の胸にむしゃぶりついた。誤解なきように書いておくが、剥き出しの乳首を出したわけではない。一応シャツ越しである。ダイレクトに乳首を娘に吸わせるなんてことは、変態のやることである。しかし僕はそのような配慮で服を着たままにした、というわけではない。

乳毛が伸びているのが恥ずかしかったのである。

さて、Rの吸引テクニックはさすがに凄い。もう乳離れをしたとはいえ、ほんの少し前まで嫁の乳を吸っていた、いわば授乳暦1年余のベテランである。なんという技。なんという複雑にして快感な唇と舌の動き。

「ちゅーちゅー」

「ああーん。いやーん」

Rにちゅーちゅーと吸われるがまま、身動きひとつ取れなくなってしまった。嫁がこちらを一瞥したが、全くのノーリアクションだというのが逆に怖かった。こいつらには関わりたくないというかそんな感じで。僕も我ながら親として、人としていけないルージュマジック的行為をしているのではないかと不安になってきた。

しかしRのちゅーちゅーに逆らえない。されるがままの僕はされるがパパ。なんという新鮮な快感。なんというときめき。

ときめきを 運ぶよ ちゅーちゅートレイン。
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■鼻の命は短くて/人間道場イベント
2006年01月29日(日)


「人間道場」の館長さん主催によるトークイベント「とっぺんぱらりのぷぅ」を観にいって来た。英国のアフタヌーンティーパーティーのような優雅な集いであった。

嘘である。20人程入れば満員になるお店に座布団を敷いて座り、内容は40%ぐらいが下ネタで、司会の永田王さんという女性も「うちの猫がね…」とさらっと言うような感じで「まんこがね…」とか発言していたし、館長さんもまんこの絵を描いていたし、修学旅行の旅館の夜のバカ話のようで楽しいイベントであった。

「この中で結婚されている方は?」

イベントの途中で館長さんが質問をされたので正直に手を上げたら

「既婚者がこんなとこに来てたらだめだよ!」

と言われてしまった。土曜ぐらい家族サービスしろよと。しかし僕は休日出勤の帰りで、どのみちホリデーが潰されたので息抜きしたかったのである。

確かに娘・R(2才)のハナタレがひどく、心配な今日この頃。まだ自分で鼻をかむことが出来ないので、僕が毎朝吸っている。

「娘の鼻を吸ってきましてね」

会社の同僚などにそう言うと、必ずうんこを踏んだかのような苦い顔をしてこちらを見るのだけれども、勿論ダイレクトに吸っている訳ではない。

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こういう便利なアイテムがある。片方のストローをRの鼻に入れ、もう片方を僕が吸う。すると真ん中の容器に面白いくらいに鼻水が溜まるのである。ドクター中松の灯油ポンプ(醤油チュルチュル)とタメ張るぐらいのアイデア商品、これが今ならなんとたったの1万円!(いちまんえん?)いや、嫁が買ってきたので知らないけど。

但し便利とはいえ、Rはこれをものすごく嫌がるのだ。鼻も恥らうお年頃。なんつって。しかしやらない訳にはいかない。Rを寝かせてストローを鼻に突っ込み、じゅじゅじゅじゅ…と吸う。

「うぎゃー!うぎゃー!」

全身で力の限り抵抗して泣き叫ぶRの手や頭を嫁ががっしりと抑える。

「ちょっと我慢しなさい。終わればお鼻すっきりだよー」

とは言うものの、顔を真っ赤にして涙を浮かべるRを見ると、集団で辱めをしているような気になって仕方がない。まるで自分がスーパーフリーか京大アメフト部と同じ悪行をしているような…。

「ふおおおおおお!」

突然襲われた恐怖のあまり絶叫した。鼻水が多過ぎて、容器から僕が吸っていたストローを逆流し、口の中に入って来てしまったのである。

お口でご奉仕する女性になった気分…。今は絶対やってくれないが、嫁も昔は極稀に…。

「うふふ…全部飲んじゃった」

とかよくエロビデオであるけれども、他ならぬ愛娘の鼻水である。僕もその気になって

「愛するアナタのだから、おいしいわ」

と微笑んで飲み干そうと思ったが、やはり出来なかった…ってバカか僕は。鼻水だけでここ迄エロネタを妄想するとは、つくづく僕も発想がオヤジであることよ。もうこの時点で大体の鼻水は吸えたのでこれにて終えることにし、

「じゃ、パパ会社に行くからね…」

とRにバイバイしたのであった。

鼻二オヤジノタトヘモアルゾ。サヨナラダケガ人生ダ。(井伏鱒二)
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■メイド喫茶でメイド連れ去り男がメイドお騒がせします
2006年01月28日(土)


ここは個人的日記がメインなので、時事ネタを取り上げることはないのだが、この事件に関しては怒り心頭であり場外乱闘であり房総半島であり暴走しそうなので書く。

【メード喫茶から女性店員連れ去る 無職男を現行犯逮捕】

東京・JR秋葉原駅そばにある「メード喫茶」から店員の女性を連れ去ったとして、警視庁は26日、住所不定、無職中村充容疑者(28)をわいせつ目的誘拐の疑いで現行犯逮捕した。「わいせつ行為をしようと思った」などと容疑を認めているという。

 上野署の調べでは、中村容疑者は同日午後10時10分ごろ、台東区上野5丁目のメード喫茶に侵入。閉店し、帰宅しようとしていたアルバイト店員の女性(27)に持ってきたキリを突きつけ、「騒がなければ危害は加えない」などと脅迫。この女性に、別の店員(24)を粘着テープで縛らせて置き去りにし、女性を店外に連れ出した疑い。

 メード喫茶は、女性店員が西洋風のお手伝いさんの姿で接客する。中村容疑者は「体にちょっかい出すけど、静かにしていれば刺さない」などと言って女性の腹部にキリをあてながら歩いていたところ、巡回中のパトカーに見つかり逃走したが取り押さえられた。女性にけがはなかった。

asahi.comより

こういうバカがいるから…。「体にちょっかい出すけど、静かにしていれば刺さない」とはマヌケなセリフ。お前どこの臭作だよ。しかしとどのつまりは股間のイチモツで刺そうと思ってたんだろ?ええ?

とどのつ マリさん(28:主婦)
けつのし マリさん(31:肛門科医)

何故僕がここまで憤慨するかというと、説明すると少し長くなる。

昔の日記に頻繁に登場している、元近所に住んでいたRちゃんという女の子がいた。超美少女なので僕は大層お気に入りだったのだが、彼女もメイド喫茶に勤めていたのである。確か「メイリッシュ」という店だった。

それがきっかけで僕も何度かメイド喫茶に行くと、Rちゃんのメイド姿といったら涙が出そうなくらい可愛かった。しかもその店は時々イベントと称してメイド服のみならず様々なコスプレを展開することがあり、その時のRちゃんはパンがないからケーキを食べているような、やんごとなきお姫様のドレスを身に纏っており、その美しさについては鼻血と耳血と尻血と血尿とが一度に噴き出しそうな思いであった。

どちらかというとメイドというよりゾイドだろお前、と言いたくなる店員が多いメイド喫茶において、彼女は群を抜いて美少女であった。僕は是非ともその姿を写真に収めたかったのだが、店内は撮影禁止ということで叶わぬ夢に終わった。

なので僕は何とかRちゃんを口説いて写真を撮らせてもらおうと思っていたのだが、その矢先に辞めてしまったのだった。理由はストーカー。メイド喫茶の閉店後、店から出てくるのを待ち伏せして付き纏う男がいて怖くなってしまったのだという。

上記の犯人と同類である。こういう奴らのせいで僕はRちゃんのメイド姿及びドレス姿を永遠に見られなくなってしまったのである。許すまじ。

犯人のステイタスから判断すると、アキバ系オタクと見て間違いあるまい。Rちゃんのストーカーといい彼といい、何故にこのような稚拙で無鉄砲な犯罪を起こすのか。好きなら好きですと相手に伝えれば、結果がどうあれ自分の心にケリが着く。しかしコミュニケーションを苦手とする一部のアキバ系オタクは正攻法で行くことが出来ず、なす術も知らず、悶々としながら鬼畜プレイ満載のエロゲーに浸かり、その内に脳も洗脳され、自ら「それなんてエロゲー?」と思われるような事件を起こしてしまうのではないか。

好きな女の子のたて笛をこっそり舐め回すようなガキがそのまま体だけ大人になってしまったのではないだろうか。皆が愛でてる花を摘んでしまうような無粋な行為は是非止めてもらいたい。

いいかげんにしてぇぇぇぇぇ!

中森アキバ(すいません)
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■東京は夜の1時
2006年01月27日(金)


嫁も子供達も寝静まった夜中の1時。そしてパソコン部屋。僕が何をしても咎められない自由な時間と空間である。溢れ出す白濁液を迸らせようが般若心経を写経しようがナース服を着てセルフお医者さんごっこをしようが誰も見る者はいない。

僕は自由だ!盗んだバイクで走り出す〜♪と思ったが、ウチには娘・R(2才)用のマイミッフィー自転車(補助輪付)しかないので取り止め、取り敢えず冷蔵庫から取り出したジョージアマックスコーヒーをジルジルと啜り、インターネッツの世界に没頭していた。

気が付くとコーヒーが大量にこぼれていた。ああっこの缶コーヒー、せっかく栃木から取り寄せたのに。東京じゃ売ってないのに。いやいやそんな問題ではない。コーヒーがパソコンにかかってしまっているではないか。

壊れる!データが飛ぶ!可愛い子供達の画像が!莫大ないかがわしい動画の数々が!大慌てに慌てた僕は部屋のフスマを開け、嫁と子供達が寝ている寝室を突っ切り、更に台所への扉を開けて雑巾やらティッシュをゲット。大急ぎで戻ってコーヒーを拭き取った。幸いなことにパソコンは無事動いていた。

テヘ。アタシったらお茶目なあわてんぼさん☆

ひと息ついていよいよ本日のメインイベント、いかがわしいDVD鑑賞会を開催しようとしたところ、突然フスマがバンと開いた。嫁であった。

「な、なんだ起きたのかよう。オイラいかがわしいことなんてしてないよ。ああしてないともさ。怪しくないよ。おいらベロって名前なんだ」

伊賀忍者並みの気配を感じさせぬ突然の襲来に、大いに動揺した僕。

「台所の電気点けっ放し!消しなさい!もったいないでしょ!あと台所の扉も閉めなさい!寝室に冷気が入って寒いでしょ!」

嫁は怒れる細木数子とタメ張れるぐらいの威圧感を以って僕を叱った。

「ごめんよう。慌ててたんだよう」

小さくなって再び台所に戻ろうとすると、息子・タク(3ヶ月)が目覚めていた。夜泣きかと思ったがそうではなく、クリクリとした目で僕を見ている。思わず見惚れることしばし。

「タク…そのつぶらな瞳で、パパに何を言おうとしてるんだい?」

「オヤジ寒いよ、って言ってんでしょ。寒いから目が覚めちゃったんでしょ!」

嫁の冷静かつ畳み掛けるようなツッコミが入った。

「はい、ごめんなさい。愛してます」

謝りながらも愛を語った。先程嫁に言われた台所の消灯と扉を閉めるのを一緒にやりたかったのだ。しかし嫁は無視してタクのおむつを替えたりしていた。

繰り返すが嫁と一緒にやりたかったのだ。何故ならあの歌を歌いたかったから。でも仕方ないのでひとりで歌います。

ひとりでードアを閉ーめーてー♪ひとりでー明かり消ーしーてー♪

尾崎の歌で始まり尾崎の歌で終わった日記であった。

また寝静まったら今度こそいかがわしいDVDを観よう。そしてひとりでいかがわしい行為をしよう。

またヤル日まで。
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■偽ライブドア/闘将ラーメン店主。
2006年01月26日(木)


あるんじゃないかと思ったらやっぱりあった。

愛撫ドア
デリバリーヘルス、「愛撫ドア」(http://www.aivedoor.com/)

デリヘルだからここの社長はデリエモンと呼ばれてたりして。


さて、近所に出来たラーメン屋が儚げである。

にんべんに夢と書いて「はかない」と読み、
にんべんに十と書いて「かのうしまい」と読む。

一度食べてみたところかなり美味いのであるが、狭くてカウンターに6席しかない。立地は人通りの少ない住宅地のど真ん中、更に新規開店早々店主が足を怪我して数週間臨時閉店、という立地の悪さにトラブルが重なり、長く持たずに閉店してしまうのではないか、美味しいだけに惜しい、と他人事ながら心配なのである。

その店は娘・R(2才)を遊ばせる公園のすぐ側にあるので、公園に行く度に余計なお世話ながら中を覗いて客の入りなどを見ていた。嫁も気になって見ていたようで

「ヒマそうに味見してた」

などとレポートしている。独身なら好きなだけ通って売上貢献も出来ようが、嫁とRと乳飲み子の息子・タク(3ヶ月)がいるとなるとそうはいかない。

今週ようやく一家総出で訪れることが出来たが、なんと満員で外で待たされることになった。僕の心配は杞憂になりつつあるのだろうか。ほっとしたような寒いような。ようやく席に着くと、まだ20代だと思われる林家木久蔵似のイケメン店主が笑顔で迎えてくれる。

「お待たせしました!よくお嬢さんと歩いてますよね」

わあ。僕が覗いていたのはバレバレであったのね。

「だいぶ賑わってますね」

「ええ、でもヒマな時も多くて…味見ばかりしてる時があるんですよ」

わはは。嫁の目撃談が立証されてしまった。次に店主はRに向かって言った。

「いらっしゃいお嬢ちゃん。こんにちは!」

しかしRは固まったままじいっと店主を見つめるだけで口を閉じたまま。

「あれ、警戒されちゃいましたかね?」

「多分店長さんの動きを観察してるんですよ。お店屋さんごっこが大好きですから」

Rはウチにあるままごとセットを使い、しょっちゅう飲食店員の真似をしている。僕が会社から帰ってくると「おかえりなさい」ではなく

「いらっしゃいましぇー。どうじょー」

と迎えるぐらいだ。そんな説明をすると、店主はそうですかそうですか、じゃあ見ててね…と

「ありがとうございます!」

Rに向って大きな声で深々とお辞儀をした。そして

「これがお店屋さんの基本です」

とにっこり笑ったのだった。素晴らしい。ラーメンも美味けりゃ店主も素敵だ。

「R、分かったかい?店長さんが教えてくれたよ」

客への感謝の気持ちを忘れない、お客様は神様です、という心構えがRに通じたか…というとRは店主の大きな声に少しびびってしまったようで、一層固まったままのノーリアクションになってしまったのであった。

すみません店主。せっかくお教えいただいたのに。

あなたのお客様はこの有様です。
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■エッチスケッチワンタッチ。娘のサイズは何センチ。
2006年01月25日(水)


以前娘・R(2才)用に頼んだコスプレ製作の人からメールが届いていた。
Rの首廻り・肩幅などの細かい採寸が必要だという。

早速メジャーをば取り出して

「じゃあRちゃん、バストとかおヒップとか測ろうか…うへへ」

Rの体にくるりと巻きつけ測ろうとしたのだが

「めー!めーよ!」

オヤジの助平心を見透かされたせいかひどく拒否されてしまった。しからばRが寝ている時にこっそりと測ってしまおう、とまるで夜這いのようなスタイルでRの寝込みを襲ったが、お腹を持ち上げたりしているとRが気付いて起きてしまい、

「めー!めーよ!」

やはり失敗に終わってしまった。

「じゃあ明日Rが起きたら君が測っててくれない?」

仕方なく嫁に頼んでみたところ、なんと嫁はあっさり成功したという。

「嫌がらなかったのか?」

「お互い測りっこしたらRも喜んでたよ」

ふうむ。

「はじめはママ。はい○○センチ。はい次はRちゃん。はい○○センチ」

という風にしたのだという。なるほどこうすればよかったのか。僕もちんこのサイズでも測ればよかったか。ところでRが幼い今の内に、この体のサイズを測る行為を定期的に行い、習慣付けをしてしまえばどうか、と考えてみた。

さすれば当たり前の行為としてRが成長しても僕は彼女の体を抵抗されることなく測ることが出来る。いずれ十数年後になっても

「Rちゃん、バストウェストおヒップを測ろうか…。あら、胸が大きくなりましたねー。新しいブラジャアを買ってあげよう。そしたら今のブラジャアはパパに頂戴ね。頭からかぶって遊ぶから」

とかいう夢の行為が出来る訳である。決していやらしい動機で思い付いた訳ではない。子供の成長を定期的に調べることは親として当然のことである。娘のスリーサイズすなわちBWHを父が把握しておくのもごく自然な行為である。

嫁のやり方を見習い、僕のサイズも測ってお互い「はかりっこ」にすることも検討する。そうなるとやはりちんこのスリーサイズを測ることも欠かせないだろう。

B(勃起時のサイズ)、W(ウェディングケーキ)H(平常時のサイズ)

すみません。Wだけ思いつきませんでした。

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■スキ、キライ。父、キライ。
2006年01月24日(火)


娘・R(2才)が発したひとつの言葉があまりにもショックだったので、それに至るまでの会話をはっきり覚えていない。

確か飯を食べている時に、嫁が食卓に出ていた食べ物を指して

「Rちゃんは○○は好きかな?」

と聞いていたのだと思う。それに対してRが「スキ」だの「キライ」だの答える、他愛のない会話だった。その言葉は何度目かの質問の後に出たのだ。何の食べ物を指して嫁が言ったのか、細かい記憶がないので仮にバナナだったとしよう。

「Rちゃんはバナナは好きかな?」

嫁がこう聞いた後に、Rが恐るべきことを言ったのだ。

「パパ、キライ」

ごーん。ごーん…。それを聞いた瞬間、僕は尻の穴から尖った杭を突き刺された気分に襲われた。身を貫かれる思い。昨晩アナルセックスをした時の嫁もこんな気分だったのだろうか。いやそれはどうでもいい。

以前、戯れに「パパのこと嫌い?」と聞いてみるとRも「パパ、キライ」と答えることがあったが、あくまで戯れでありRもオウム返ししているだけのことであった。しかし今はバナナである。バナナが好きか嫌いかを訪ねているのに何故唐突に「パパ」が出て来て尚且つ「キライ」なのか。

これはRの口からこぼれ出た彼女の本心なのだ。そうなのだ。きっとパパは嫌われているのだ。これはとても辛い。辛くて重い。高2の時にタカコちゃんにフラれた時より辛く重く悲しい。

「嫁…ちょっと華厳の滝とかに行って来てもいい?」

帰るかどうかわからないけど…。昔、藤村操という青年が

「萬有の眞相は唯だ一言にして悉(つく)す、曰く『不可解』」

と遺書を残して飛び込んでから華厳の滝は自殺の名所となった。そしてそこは我が故郷栃木にある。ちょうどよい…。

しかし嫁は僕の言う事もろくに聞かず

「あはははは!パパキライだって!あはははは!」

オオウケしているのみであった。

「じゃあ遠出して那智の滝でもいいかな…」

「那智の滝ってなに?」

なんと嫁は日本三大瀑布のもう一つを知らなかった。嫁の真相もただ一言、曰く「不可解」!

この世は分からぬことばかり…と頭を悩ませていると、先程「キライ」と言い放った舌の根も乾かないうちにRが

「パパだっこしてー」

だの

「パパおいでー」

だの甘えてくるではないか。Rの真相もただ一言、曰く「不可解」!単なる気紛れなのか、ツンデレなのか、なんかのSMプレイの一種であるところの言葉攻めのひとつなのか、Rの心が分からない。

嫁も不可解なら娘も不可解!Rを抱いてみると、なんかどうでもよくなってきた。ふあーあ。

曰く、ちんちん解解。

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■NO NOマクラ。
2006年01月23日(月)
珍しく嫁より先に寝てしまったが、嫁のマクラを自分のマクラだと勘違いして寝ていたらしく、

「起こすのもアレだからあなたの枕を使って寝たけど、気持ち悪くてしょうがなかった」

翌朝嫁に文句を言われてしまった。僕のマクラが気持ち悪いとは。このマクラは悲しい事があった時、夜な夜な僕が声を殺して流した涙を吸い尽くした、男の悲しみのマクラであるぞ。

「気持ち悪いってどういうことだ。別にいいじゃん」

「んー。あなたのパンツを履いて過ごす気持ち悪さっていうか。なんか気持ち悪い」

そこまで言うか。「ふざけんな」というセリフが喉まで出掛かったが辛うじて押さえた。

「そんな水臭いこと言うなよ〜。赤の他人じゃあるまいし。体の繋がりもあるのに。僕のアレを受け入れたり咥えたりしてるじゃん」

「でも最近は咥えてないし」

「じゃあ今夜あたりどう?」

「やだ」

そこまで言うか。「マクラの精子」という駄洒落が喉まで出掛かったが辛うじて押さえた。

夫にマクラを使われ、夫のマクラで寝ることがそこまで気持ち悪いものだろうか。僕は一向に気にしないのだが。1日ぐらいなら嫁のパンツを履いて過ごすことも可能だ。マクラが変わると眠れない、という人もいるが嫁からそんな言葉を聞いたことは一度もない。

もしかして洗濯物は僕のだけ隔離されて別に洗われているとか?僕はこの家ではえんがちょ扱い?そんなことを気にしてその日1日を悶々と過ごして夜になった。

子供達が寝静まった後にダメ元で、咥えなくてもいいから夫婦の契りを交わそうとおねだりして見たら、

「わかったわよ」

なんかOKのサインが出た。ああ生きてて良かった。たかがマクラひとつのこととはいえ、この日1日ずっと引っ掛かっていた心のわだかまりが一気に取れたような心地良さを覚え、速攻で嫁に突進するのであった。

いざかマクラ。

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■雪やこんこん。鼻水どんどん。
2006年01月22日(日)
朝、目覚めてカーテンを開けたら窓が白い。

はて、いつの間にこんな豪快な夢精をしたのだろうかと驚いたが、当然そんな筈はなく、雪が積もっていたのである。自然の力は偉大だ。この白一面の世界に比べたら、僕の体の先っちょから出てくる白い子種など、なんとちっぽけなものであろうか、と朝から胃酸が逆流しそうな感慨に耽っていたところ、その子種が実った成果であるところの娘・R(2才)が目覚め、ひょいと布団から起き、

「ぱぱだっこして」

とおねだりをしてきた。これまで海の砂の数程の女性から「抱いて」とせがまれて来た人生であったが(多大な誇張有)、これ程甘美な誘惑は今まで受けたことがない。

Rを熱き抱擁にて窓辺に移動し、まだ彼女にとって見慣れていない雪景色を見せてみた。

「ほらR、真っ白だね。何だか分かるかい?」

「あーめやこんこん」

惜しい。部分点。

「ゆーきやこんこん、だよ」

Rはとても嬉しそうにしていたので、早速外に出て雪合戦をしたり雪だるまを作ったり由紀さおりのモノマネなどをしたかった。

しかし生憎僕は仕事に出かけなければならなかった。Rと遊べない悲しさと、何故にこんな雪の中わざわざ出勤なのかというやる気のなさが加わり、憂鬱度が果てしなく上がる。

「ごめんね、パパお仕事なんだよ。遊べなくてごめんね」

窓辺で雪を眺めながら、そろそろRとの抱擁を終えとっとと出かけないとなあ…と憂鬱になり

「Oh〜Oh〜Oh〜スウィート・チャイルド・オブ・マイン〜」

へヴィメタルバンド「Guns'N'Roses(ガンズンローゼス)」の歌をモノマネするのであった。

すなわち「メタルの光、窓の雪」である。

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■女性自身に「むすこみっく」連載開始
2006年01月21日(土)
このサイトからリンクしている高沢浩里さんの育児マンガサイト「むすこみっく」が女性自身にて連載が始まった。素晴らしい。

身近な人(と言ってもネットの繋がりだけだが)がこうしてメジャーな世界に羽ばたいて行くことには、僕はわりとミーハーなので感動してしまう。

ただ女性自身は月曜発売なのに何故今頃書いているかというと、恥ずかしくて買えなかったからである。三十路男にとって女性誌は鬼門に等しい。これほど接点がない物はない。それに「女性自身」という名前。直球だし。その意味は口に出すのも憚れるので、英語で言うとMANKOだし。英語になってないし。

ともかくエロス本を買うときより恥ずかしかった。と言うよりもエロス本を買うことは全く恥ずかしくない。男がエロス本を買うのは当たり前である。吉野家で牛丼を食うぐらいの、ごく自然の行為である。だからエロス本を買う時は吉野家の如く自然な流れで

「デラべっぴんひとつ。ツユダクで」

「ツユダクはこれからのあんたでしょ」

と売り子に適当にあしらわれながらも粋に振舞えばよいのだ。

そんな訳で女性自身を手にするまでに5日ほど煩悶し、コンビ二に行く度にウロウロと挙動不審な行動を取ってしまった。防犯カメラのテープにはさぞ怪しい人物として映りまくってるに違いない。

さて、紙面での「むすこみっく」は、サイトで読み続けているので愛着があり、変わらぬ面白さであった。「コボちゃん」の第1回を思い出してしまった。コミカルでほのぼのしていてとてもよい。

読み終えて閉じると、表紙には氷川きよしの写真が載っていた。

「こりゃ、うちの母さんも絶対買ってるな」

栃木の実家にいる母は氷川きよしの大フリークである。地元のレコード屋でポスターを強奪する程の老いらくの狂乱。僕、お母さんのそんな姿見たくなかったよ。

正月、実家に帰った時も女性誌のバックナンバーが積んであったが、表紙は悉く氷川きよしであった。さて、その母が今週号の女性自身を手にするとどうなるか。

「きよし君、かっこいいわー。ん?『むすこみっく』?面白いマンガね」

むすこみっくのページにはサイトのURLも当然載っている。

「ちょっとホームページも見てみようかしら」

母はパソコンを持ってないので、同居する弟のパソコンからアクセス。むすこみっくのサイトからは僕のサイトへのリンクを貼って頂いている。

「いろんなページへのリンクがあるのねえ。見てみようかしら」

母が辿り着いたのは奇しくも僕のサイト。本名は隠してあるが娘・Rや息子・タクの写真が満載。

「ちょっとこれRとタクじゃないの!っていうことは…ギャアアア!」

女性自身ルートで母にサイトバレする恐れが!念のため弟には絶対母にネットやらすな、と伝えておかなければ。

何が恐ろしいってサイトバレほど恐ろしいことはない。地震よりも雷よりも恐ろしい。

女性自身雷火事親父。

※文中でところどころ「女性自身」と記すべきところが「女性セブン」となってました。
お詫びして訂正いたします。

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■コスプレを娘にシルブプレ。
2006年01月20日(金)
娘・R(2才)に無性にコスプレさせたくなった。

理由などない。敢えて言えば、そこに娘がいるからさ。息子・タク(3ヶ月)にもさせたいとは思ったが、まだ首が据わってないのでそれは無謀と言えよう。

コスプレさせたいキャラクターも既に目星を付けている。小さな子供のうちにしか出来ないちびっ子キャラ。

アジャコング
ズバリこれである。

あ、間違えた。

もとい、手塚治虫の不朽の名作漫画「ブラックジャック」に出てくる女の子、ピノコである。

ピノコブラックジャック
ピノコとブラックジャック。

この漫画は僕が子供の頃から好きな漫画であったし、アニメにもなったのでちょうどよい。おまけにピノコが作中でよく「アッチョンブリケ」という、主に驚いた時にするポーズというか仕草があるのだが、Rはこれをセクシーコマンドーと共に既に習得している。Rの7大必殺技のうちのひとつだ(あとの5つは秘密)

アッチョンブリケアッチョンブリケ
アッチョンブリケ

この技を持つRにピノコ服は、まさに鬼に金棒ブスにカネボウなのである。
早速嫁に作らせようと思い、

「ねえ、ピノコの服作って」

と頼んで見たところ、とても嫌な顔をされた。

「ねえ、今日はアナルファックしてもいい?」

と頼んだ時と同じ顔だった。無理にはやらせますまい。手間がかかり大変であることは重々承知だ。そうなると後はコスプレ衣装を作ってくれる店なり業者に頼るしかない。いくつかのコスプレ製作サイトを覗いてみた。そして驚いた。

なんと、ひとつのキャラのコスプレに3万円とか5万円とかするんである。確かに漫画のキャラの、大晦日の小林幸子並の派手な服を手作りするのは手間がかかる。それは分かるのだが…。

しかしピノコの服はそれほど簡単そうだし、西松屋あたりで似たようなのは千円ぐらいで売ってそうだし、と気を取り直して2〜3のサイトから
見積りを取って見た。

結果、安いところで1万円。前金制です、とのこと。これを高いと見るか安いと見るか…。高いと見たとしても他に頼るところがない。よって安いと思うことにした。

「ピノコのスカートとシャツ、それと頭のリボンが4つ付いてなんとお値段1万円!1万円でのご奉仕!」

「えー!これが1万円?」

「深夜ですのでおかけ間違いのないよう!」

あっさり入金してしまった。出来上がりは少し時間がかかって3月上旬だという。気長に待つことにした。

「Rにピノコのコスプレさせたら可愛いだろうなあ」

嫁にその志を熱く語ったところ

「じゃああなたはブラックジャックのコスプレしなきゃ」

と言われた。えー…どうしようか。嫁がお医者さんごっこしてくれると言うならやってもいい。ナース服はあるし。

すなわちブラックファック。

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■男子女房に入れるべからず。
2006年01月19日(木)
「好きで産まれたんじゃない」と子供に言われた時の切り返し方…1/31迄募集中



いつも仕事から帰って来るのが遅いので、夕飯は嫁が作っておいてくれているものを温め直して食べている。

今夜は魚だったので台所で醤油を探したが、炊事全般がダメな僕は「男子厨房に入るべからず」を地で行く男。台所のどこに何があるかサッパリ分からない。流し台の上の目に付きやすいところに調味料の一群があり、確かいつもはそこにある、とそれぐらいは記憶していた筈だったのだが、今日はなかった。

あるのはラー油とか七味唐辛子とかブラックペッパーとかナツメグとかマイナーなものばかり。ていうかナツメグって何だ。料理オンチの僕は歌うしかなかった。

だーれのせいでもありゃしねえ〜みんなオイラが悪いのさ〜♪

そりゃナツメロだ。

ではナツメグとは…プリンセス・メグ(女バレ)の親戚か?いや、そんなことはどうでもよかった。醤油である。

寝床では嫁と娘・R(2才)と息子・タク(3ヶ月)が頭を並べて寝ている。
その嫁に聞けば一発で分かるのであろうが、起こすのが怖い。

「そんなことで起こさないでよ!これだから家事をしない男は…ネットでは『かじりん』のくせにどういうことよ…」

などと嫁の機嫌を損ねた上に話がダークな方向に進み、まな板の上の鯉もしくは証人喚問の姉歯状態になりかねないので、それだけは避けたい。僕らの声で可愛い子供達も目覚めてしまうかもしれない。だから自力で探すしかない。

日本人にとってのキング・オブ・調味料、醤油がないってどういうことだ?ウチの嫁ガイジンデスカ?アニータだったんデスカ?

ヘイユー!ショウユー!とブツクサ呟きながら、世の奥様方は醤油をどこにしまうのだろうか…と台所を物色する午前1時。まるで泥棒である。

おおそうじゃ。僕は一人暮らししていた時、醤油は冷蔵庫にしまっておった。但し滅多に使わないので2年ぐらい平気で入れっ放しで、よく青カビが生えていたが…。このことを思い出し冷蔵庫を漁った。しかしあったのはめんつゆとソースとケチャップとマヨネーズと…。

根負けしてソースをかけて食べた。こんなちぐはぐな味付けのゴハンは
25年ぶりだ。給食の米に牛乳をかけて食った小学生時代以来だ。あれは死ぬ程まずかった。

僕は家事も炊事も出来ない。醤油ひとつ探すことも出来ない。この家で僕が出来ることは、股間をおっ立てて子を作ることだけだったのである。なんだかとても悔しいので、口直しにカップラーメンでもやけ食いしてやろうかとも思ったが、こんな深夜にドカ食いすることは即デブ化の危険に繋がる。よってウーロン茶を飲んで寝た。

負けて悔しい腹八分目。

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■募集…「好きで産まれたんじゃない」と子供に言われた時の切り返し方
2006年01月18日(水)

■募集■

「好きで産まれたんじゃない」と子供に言われた時の切り返し方

娘・R(2才)や息子・タク(3ヶ月)の成長を見ていると

「反抗期になったらどうしよう」

と、既に心配になっている僕であります。

「お前はママがお腹を痛めて産んだのに…」
「好きで産まれたわけじゃない!勝手に産んだくせに!」

っていう親子喧嘩はよくありますよね。親としては言われたらキツイ
だろうなあと思うのですけれども有効な言い返し方が思い付きません。
子供達が生意気口を利くようになった時に備えておくため、うまい言い
返し方があれば教えて下さい。下のメールフォームからどうぞ!

※お名前は公表しても差し支えないハンドルネーム等でお願いします。
※メールアドレス・URLは半角英数字で入力して下さい。
※締め切りは1月31日です。その後当サイトで結果発表します。


名前(必須):

メール(必須):

URL(あれば):







ちなみに僕の考えは、

「お前は僕に愛されるために生まれて来たんだよ」

…気持ち悪いと言われそう。

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■あなたの見える丘公園。
2006年01月17日(火)
休みの日は娘・R(2才)を公園に遊びに連れて行っているのだが、一時期(今もかも知れないが)「公園デビュー」とは恐ろしいものだ、とテレビでやってませんでしたか?奥さん。

新参者は公園の先住ママ達にそそうのないようにデビューしないとはぶんちょにされるとか、ママ達のヘッド格に目を付けられるといじめられるとか。僕は男だから「外様」なのかもしれないが、僕に限ってはそういうことはない。

とはいえ公園で遊んでいると、時々知らないママさんが僕とRの方をじーっと見ていることがあり、その都度

「ひょっとしてこのご婦人が公園の長(オサ)?」

その鋭いガン垂れにビクッとしてしまうことがある。

「わしに挨拶もなしに悠々と遊んどるやないけワレ。そのベンチはわしの特等席じゃあ」

とばかりに長に砂場に埋められたりジャングルジムの上に縛り付けられたり、石仮面を嵌め込まれたりされやしないかと逃げたくなる衝動に駆られる。しかし大抵は

「あらRちゃん、今日はパパと一緒なのね」

公園では僕より顔の広いRと嫁の仲良しさんなのであった。この日などはそのママさんの娘がRと遊びたがって、この母娘と僕ら4人で手を繋いで走ってしまったことであるよ。

しかしRとお友達が仲良く遊んだら遊んだで、僕はちょっと苦手だ。子供達が一緒なら親達も一緒な訳で。隣に座って子供を見ている時などは、「何か話したほうがいいよなあ」と思い

「元気ですな」

とか

「お子さんおいくつですか」

とか白々しい話題しか思い浮かばないし、その先が進まない。

「あそこのスーパーで白菜が安かったザマスよオホホ」

奥様方にありがち(?)な話をしようにもそんな情報持ってないし、

「奥さん僕ともう一花咲かせませんか。公園だけに、ブランコウパーティ。なんつってウヒャヒャ」

とか口説く訳にもいかない。それこそ砂場に埋められる。毎日顔を合わせればその内親しくもなるのだろうが、僕は週末の休みにしか来ないので、そう何度も会う人はいない。

本当は大して気にすることもなく、親同士お互いボーっと子供の遊ぶ様を見ていればいいだけのことかもしれないが、その辺の空気が読めん。父親同士だったら「いい飲み屋ありますか」とか話して「パパトモ」になろうとも思うのだが…。

おまけに体が冷えてトイレに行きたいと思っても、その奥様が相変わらず側にいるので、恥ずかしくてなかなか行けないという弊害もある。僕ちんシャイなのである。

コウエンでボウコウエンになっても洒落にもならん。なってるけど。

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■寄るな触るなはじけて飛ぶさ。
2006年01月16日(月)
娘・R(2才)と風呂に入り、彼女のポンポコリンなお腹が気になった。

怪獣ブースカのような幼児体型で、そういえば今日はお通じもなかったような…と気になってRのお腹を

「今日はうんちでなかったねー。大丈夫かい」

マッサージがてらに揉んでやったところ

「めー!ぱぱ、いいよ!」

思いきり怒られて睨み付けられてしまった。まるで痴漢を見るような目。もしくは僕が嫁に強引にまぐわいを求めようと、むにょうんとボデータッチした時に

「うざい!」

嫁が僕を一蹴する時の目と表情にそっくりだ。あああ頼むからお前までそんな目で見ないでおくれ。母娘でそんな顔されるとトラウマになって、パパ、男としてだめになっちゃう。

いや、僕はわいせつ目的でお腹に触れたのではないのである。Rのお腹の消化具合を心配しただけのこと。

「でもお腹張ってるし…」

気を取り直してもう一度触れようとすると、

「めー!めーよ!」

再び烈火の如く怒られてしまった。

なんだよー。じゃあお返しにお父さんのイチモツを触ってもいいよー。そうしたらこれでおあいこ」

と提案しようとしたが、それでは本物の変態親父になってしまい、嫁にでも見られたら取り返しが付かないことになるのでやめた。それにRの表情からは2才児ながら、そこには既に乙女の恥じらいのようなものが見えたのである。

いつまでも赤ちゃんだと思っていたら大間違いで、娘というのは産まれた瞬間からどんどん父親から離れて行ってしまうものなのだなあ…と悲しくなってしまった。だんだんと気安く触れなくなってしまった。

しかしRの体を洗う時は平気だし、おむつ替える時もそうだ。それにRは甘えて自分から「抱っこして」とせがんでくるではないか。まだまだイケる。

と希望を持ち直した僕は手ぬぐいを取り、それでRのお腹を洗うふりをしてナデナデしてみた。

「はいRちゃーんお腹ごしごし。ところでお腹ぽんぽこりんだね」

「ごしごしー。おなかぽんぽん。えへへ」

Rは嬉しそうだった。ふ、他愛のないことであるよ。まだまだRは僕の手の中にある!実際目の中に入れても痛くない掌中の珠ではある。股間の玉とは大違いだ。

これからも僕は謀略を尽くしてRのお腹をタッチし続けるであろう!

これを腹の触り合いといいます。
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■婿の条件。
2006年01月15日(日)
娘・R(2才)を今年初めてのお遊戯教室に連れて行った。

約1ヶ月ぶりに集まった教室の子供達は相変わらずで、2才児といえども既に個性は様々である。

Rはどちらかといえばおとなしくて素直だけれども、少し恥ずかしがり屋なところがある。僕の小さな頃と似ているようだ。蛙の子は蛙と言ったところであろうか。家では大声で歌って踊っているのに、皆の前だと照れて歌えなくなってしまうR。僕にもこんなシャイな少女だった時代があったのである。まてよ、ないか。

それに引き換え同じ教室のリサちゃんは、皆の前でも堂々と歌うことが出来る。クラスで一番芸達者な子だ。その歌声と堂々とした態度は、既に和田アキ子並のディーヴァ(歌姫)っぷりを醸し出している。僕は彼女の性格を少し羨ましく思った。

一方で一番やんちゃなコウタ君は、やんちゃな盛り。お遊戯教室のヨシコ先生が

「コウタくーん、お返事してくださーい」

と言えばくるっと背中を向けて無視するし、ボールを使ってお遊戯する時に

「何色のボールがいいかな?」

と言えば「全部」と答えて全てのボールをかっぱらおうとするし、

「先生とお手々繋ごう」

と言えば手を繋ぐフリして先生のほっぺたを引っ叩くし、この年にしてアウトローっぷりが板に付いている。コウタ君のお母さんはいちいち苦笑いして謝りまくっていたが、それを見て

「でも羨ましいわあ」

と呟いていたのはユウキ君のお母さんであった。ユウキ君は本当におとなしいと言うか
ポーッとしているというか、穏やかな性格なのだけれども、将来は「いい人なんだけどねえ」と言われてフラれまくりそうな男の子である。

なるほど、僕もちょうどRにもう少し活発なところがあったら、と考えていたので、気持ちは分かりますよ奥さん、などと思っていたら、そのユウキ君とRが何やらモニョモニョと話をしていた。まったり屋のRと穏やかなユウキ君がふたりでいると、何だか老夫婦が縁側で談笑しているような雰囲気である。そこにやって来たヨシコ先生も

「あらあら、なんだかポワーンとしたカップルねえ」

と笑っており、

「あっちのカップルと全然対照的だわ…」

と視線を移すので僕もその先を見てみると、歌姫リサちゃんとアウトローのコウタ君がふたりでギャーギャーはしゃぎまくっているのであった。こちらはドツキ漫才のような激しさで…。

って、何がカップルじゃあ!僕は認めておらんぞ!

将来のRの婿としては、やんちゃ過ぎる男も困るが、おとなし過ぎる男もツブシが利かなくて困る。知力と体力を兼ね備えた勇者でなければならぬ。さすれば僕はRに近づく男に対して試練を突きつけたい。

勇者としての条件…それは小倉智昭と姉歯元一級建築士のヅラを奪って来ること。見事奪い取って来た者こそRの伴侶としてふさわしい!

ヅラは捨てることにする。

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■晴耕朗読。
2006年01月14日(土)
娘・R(2才)がテレビのニュースを見ながらラクガキ用の紙を持ち、

ナメック語

ナメック語じゃなかろうかというぐらい支離滅裂で、全く聞き
取れない朗読を始めた。どうやらアナウンサーの真似をしている
らしい。

「はい、ぱぱ、どうじょー」

紙を僕に渡してきた。Rは僕にもやれ、と言っているのだ。

「えーパパはアナウンサー違うんさー」

とは言うもののRの期待に満ちたキラキラした瞳に負け、とって
おきのネタを披露することにした。僕は北朝鮮の朝鮮中央テレビ
のモノマネが好きなのでスラミダ。

「オヤジノキュウリョウ、スズメノナミダー!
 ソレヲミタ鬼嫁ノ目ニモナミダー!
 ハンニャシンキョウ、カンジーザイボーサーツ、ギョウジン
 ハンニャーハーラーミッター!」

力強く朗読するとだいたい

photo
こんな感じのそれっぽい雰囲気が出る。

「はい、じゃあRちゃんどうぞカムサハムニダ」

Rに紙を返すと

ナメック語

またナメック語ニュースを始める。このニュース朗読ラリーを
5回ぐらい繰り返しただろうか。Rなりにテレビのニュースの
特徴を掴んで真似しているようでなかなか面白い。将来はRは
女子アナになるのもいいかもしれない。

栃木弁の親を持つというハンデがあるが何とか頑張って欲しい。
Rならなれるべ!

…なんつって。女子アナは美貌と知性とイカしたキャラを兼ね
備えないとなれない人気職業。それでも自分の娘ならなれる、
と思ってしまうのは親の欲目であり、子供に対しては盲目に
なってしまう。

これをフシアナといいます。

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■初潮の予兆?
2006年01月13日(金)
娘・R(2才)が赤飯をばくばくと食べていた。昨日の日記にある、
息子・タク(3ヶ月)の「お食い初め」の残りである。

「よく食べるね」

「赤飯が好きなんだな」

と嫁と話していたら、何故かRの箸が止まり、そのまま頬杖を
ついてまるで「考える人」のポーズをしたまま固まってしまった。

「R、どうしたの?」

赤飯
「んふー」

「何か考えているのかい?」

赤飯
「んふー」

何やら考えているようで考えていないようで全く謎であったので
僕もRの前で赤飯とにらめっこしながら考えてみたところ、速攻で

「赤飯…女の子…初潮のお祝い…」

という短絡な連想ゲームが頭の中で繰り広げられてしまい、急に
Rが成長した姿が浮かび、僕の手の届かない場所に行ってしまった
ような寂しさを覚え

「うわーん。R、大きくならないでおくれ。ずっと今の可愛いままで
 いておくれ」

思わずRを抱き締めたい衝動に駆られ、叫んでしまった。それを
聞いた嫁が

「何言ってるの。それじゃRがかわいそうでしょ」

呆れ顔で言った。それはそうなのであるが…。

現在2才5ヶ月で、何かというと「パパおいで」とか「パパだっこ
して」とか甘えてくるRは可愛い盛り。それが突然思春期ぐらいに
成長したリアルな姿が浮かんでしまって複雑な気持ちになったの
である。

思春期なんかになれば、親への反抗心や嫌悪感がむくむくと起こり、
とくに父親の僕になどは

「親父、きもい」

などと蛇蝎の如く忌み嫌われる可能性大である。それへの心の
準備が出来てなかったので取り乱してしまった。勿論Rには成長
して欲しい。しかし何かが成長していく分、少しずつ親離れして
行き、少しずつ寂しさを味わいながらその成長の姿を見ていく
ことになるのであろう。

その寂しさが一気に押し寄せてしまったような僕ちゃんである。
もうちょっと落ち着かねば。

しかし今時初潮のお祝いに赤飯を食べる、なんて家庭はあるの
だろうか。僕は男兄弟だから分からないし、嫁に聞いたところ
恥ずかしくてそんなことはさせなかったという。

将来Rがそうなって赤飯が出てきたとしても、僕のほうが舞い
上がってしまい

「ショチョさん、メデタイネ」

などとフィリピーナ口調になってしまいそうで怖い…。

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■息子のファーストフード。
2006年01月12日(木)
息子・タク(3ヶ月)の「お食い初め」の儀式を執り行った。

「お食い初め」とは赤子が生まれて100日後に行なう、初めて
固形の食べ物を食べさせるイベントである。

もっともこの時期にバクバク物を食う赤ちゃんなどはおらず、
タクもまだ母乳100%であるが、丈夫で食べ物に困らないよう、
という食事のまねごとをする縁起事である。

その他に「箸立て」「まなはじめ」「箸揃え」「百日(ももか)」
「ひめはじめ」とも言うらしい。慌ててインターネッツで調べた
知識なので嘘があるかもしれない。

嫁が作法に則り、赤飯、煮物、梅干、つみれと吸い物などの料理を
用意した。その他に、石。これをタクの歯にちょんと当てて「石の
ように歯が硬くなりますように」という「歯固め」のおまじないを
行なうためだ。

この石は初詣に行った時に娘・R(2才)が境内で拾い。何故か絶対
離さないまま持ってきたものである。姉の固い石ならぬ意志を尊び
これを使うことにした。

子供の一生に一度の厳粛なイベントなので、股間に石を当てて

「これでお父さんも石のように硬く」

などと言ってはいけない。

そしてメインのおかずは鯛の尾頭付き。嫁は

「こんなの捌いて焼くのなんて初めてだから緊張する」

と言っておった。

ちなみに子供の一生に一度の厳粛なイベントなので、

「じゃあお父さんの亀の頭付き、略して亀頭で練習とか」

などと言ってはいけない。その場で断ち切られる。さて、今日の
主役のタクには赤飯を一粒口に入れてみた。

「ちゃんと食べるかな?」

「Rは食べてたよね」

結局飲み込めずぺっと吐いてしまったが…。

このような様子をビデオカメラを回して撮っていたのだけれども、
いつかタクが成長した時に見る時は来るのだろうか。

そのころタクは女体のお食い初めも経験してたりして。
そして老いた僕は歯固めの石を股間になすりつけてたりして。

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■ショッキングセンター。
2006年01月11日(水)
電車で30分程時間をかけて、東武練馬駅前にある板橋サティ
というショッピングセンターに行ってきた。

このわりと大きめのショッピングセンターをを訪れるのは
初めてで、嫁は入り口の前に立っただけで

「わあすごーい。わくわくしちゃう」

まるで栃木の子供が初めてディズニーランドに来た時の様な
舞い上がりまくりのリアクションをしていた。たかが場末の
街の大型店舗なのに…と苦笑したが、考えてみれば嫁は娘・R
(2才)と息子・タク(3ヶ月)を抱え外出もままならない。
せいぜい地元の商店街やスーパーと家の往復の毎日であり、
だからこそ嬉しいのだろう。

どこへも連れてやれなくれすまんのう…夜ならいくらでも
イカせてあげるのに。

嫁は基本的にスタバとパン屋とお気に入りのアパレルの店が
いくつかあれば満足なのだ。僕としてはあとメイド喫茶が
欲しい。でもここにはなかった…(普通ねーよ)

そして子供が遊べるところ。今日ここに来たのもRを遊ばせた
かったことが大きい。おもちゃや遊具が設置されている屋内の
遊び場…都心のデパートなどにはあまりないのだ。

嫁がタクを授乳するため、ベビールームに行っている間、僕は
Rをここで遊ばせることにした。Rが特に遊びたがったのは電車や
バス・スポーツカーといったキッズライド(お金を入れると動く
乗り物メカ)であった。

「ぱぱ、でんしゃ!ぱぱ、ばす!ぱぱ、ぶうぶー!」

もう興奮して「乗せろ」とうるさい。

「あれはお金を入れないと乗っちゃダメなんだよ…」

と言い聞かせようとしたのだが、どのキッズライドにもお金を
入れないまま子供が乗って遊んでいて、その中で電車に乗って
遊んでいる小1ぐらいの男の子が

「おいでよー」

とRを手招きしているので「ま、いいか」とRを乗せてやった。
今時のキッズライドは豪華で「わんぱくが丘行き」とか案内が
されてあったり、ドアも自動で開いたりする。

中でも子供心をソソるのは、やはりいじり甲斐がある操縦席
だろう。そこは件の男の子が占領していてマスコンやブレーキ
ハンドルをいじり倒していたのだが、Rがやりたそうにじいっと
見ている視線に気付き、

「おいで、いっしょに座ろ」

彼は優しくRをエスコートするではないか。なかなか良い少年で
あることよ、と感心したのだがそれも束の間、Rがモジモジ躊躇
しているのを無理矢理抱き締めて操縦席に引き寄せたのだった。
そしてなかなか離さない。Rの顔を見ると既に半ベソ。

「ぱぱ、だっこー!」

救いを求める娘の声に反射して、速攻で男の子からRを奪い返した。

「あはは、ボク、ごめんね」

坊や、それ以上オイタすると「わんぱくが丘行き」が地獄行きに
なるからね…。まあ彼に悪気はないのだろうが…Rにとっては痴漢
電車初体験になるのだろうか。

そんなRが可哀想になったのと、キッズライドをタダ乗りしたのも
あって、機関車トーマスのミニチュア汽車にコインいっこ入れて
乗せてやった。コトコトと線路を走るトーマスに、シャボン玉も
吹き出して来てとてもメルヘンであり、あショックウェーブ。
Rも楽しそう。

これで先程の災難もトラウマになることなく忘れてくれるだろう、
と思っていたら…さっきの男の子がRを追ってきた!

「わああ!痴漢者トーマス!」

昨日の日記の暴力ガキといいRは災難続きである。女性専用電車
メカを作って欲しい。

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■怒り日記。
2006年01月10日(火)
娘・R(2才)が某幼児雑誌が製作する子供用の歌と踊りのDVDに
出ることになった。

別に芸能事務所に登録してるとかいうわけではなく、ミーハーな
嫁が雑誌社に応募したのでだ。読モ(読者モデル)ってやつである。

朝も早よからスタジオに到着すると、控え室には僕らのを含め
30人の子供とその両親合計100人近くの人間が終結していた。

「はい、ではスタジオに移動してください」

撮影時間になるとスタッフが呼びかけ、僕らはゾロゾロとスタジオ
入りした。そこには某国営放送の子供向け番組に出ている歌のお姉
さんがおり、

「キャー!○○お姉さんよー!」

嫁がいち早く興奮していた。その歌のお姉さんが

「さあみんなで踊りましょー!」

とか言って子供達が彼女の周りで踊る、という内容の撮影なのだが

「申し訳ありませんが、泣いてしまったお子さん達はスタジオから
 出ていただきます」

とスタッフから申し伝えられた。撮影は当然親は出られないので、
まずRを

「さ、○○お姉さんのところに行っておいで」

と撮影場所にひとりで行かせなければならない。Rは素直にトコトコと
歩き、お姉さんの横でスタンバっていたのだが、ほぼ半分の子供達が
「ママー!」と号泣して親から離れられず脱落。

「よしR、偉いぞ。お遊戯教室に通ってる効果があった…!」

と僕は悦に入り、親が待機しているゾーンで撮影を見守っていた。
しかし本番撮りが始まってすぐ、事件が起こった。撮影場所のほぼ
中央に陣取っていたひとりの男の子が、Rを引っ叩いたのである。
始めはRも別に気にしてないようであったが、そのガキはRが近付く
度に何度も叩くのである。Rは遂に

「うわーーーん!」

耐えかねて泣き出してしまい

「すいません、出てもらえますか」

とスタッフに言われてしまった。泣けば出なければならないという
ルールは最初に言われたので承知していたが、どうも納得できな
かった。あの暴力ガキこそ追い出すべきではないのか。彼が「俺の
場所を取るな」とばかりに他の子に暴力を振るう限り、どんどん泣く
子が増える。

その子の親が悪いという訳ではない。親達は撮影場所に近寄れない
ので、注意できないのだ。だからスタッフがちゃんと仕切るべきでは
ないのか…。

「あの男の子がぶつんですよ!」

と抗議をしたものの撮影はどんどん進むので、止む無く泣くRを抱いて
退出したのであった。

「R、かわいそうにねー。ちゃんと頑張ってたのにねー」

控え室に戻ると、そこは同様に泣いてしまった子供とその親達が戻って
来ている脱落者ゾーンとなっていた。ここで息子・タク(3ヶ月)を
抱いて待っていた嫁に

「Rはちゃんとやってたんだよ。でも男の子に叩かれて泣いちゃって。
 なんだよあのガキ。スタッフもちゃんと見てないし。嫌がらせする
 ガキは残しておいて、泣いた子だけ出させるなんておかしいよ」

等と不満をこぼしていたら、ひとりのお母さんと思われる女性が
やって来て

「すいません。さっきのうちの子なんです」

うわー。話を聞かれてしまっていた。

「いやいや、どうもどうも…」

と苦笑いで答えるしかなかったが、本心は僕がRが殴られた分だけ
そのガキをぶん殴りたい気持ちでいっぱいであったが、

「でもRが一番可愛かったよね!」

嫁と慰めあいながら家路に着いたのであった。

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■いらんこと砂。
2006年01月09日(月)
外の寒さにもひるまず、うちの娘・R(2才)は公園で遊びたがる。

子供は風の子なのでそれが本来の姿といえよう。しかし出不精で
オタクな僕としては寒いのは嫌であり

「まあRはん、冷たい風が当たってしまいますわ。お屋敷の中で
 読書でもしたらどうどすか?オホホ」

京都のやんごとなき深窓の令嬢ごっこをしてRの気を引こうと
したのだが

「うなば!(砂場)いく!」

Rは決して意思を曲げないのでバケツ等の砂場七つ道具を持ち、
ラップを口ずさみながら公園に行くのであった。

ヘイ、ヨー、チェックベビチェックベビワンツースリー。

どこにいるんだ 深窓の令嬢。
ウチの娘は とっても強情。
寺にいるのは 禅僧の和尚。
ウチの嫁さん カズノコ天井。
そんなおいらは 負け犬根性。

(MC Kajilin「HIPHOP術だよ人生は」より)

公園には徒歩2分で着く。陽が当たらず一層寒い砂場で元気に
遊ぶRを、震えながら見守りつつ考える。何故Rはこれ程まで
砂場が好きなのだろうか。この子の砂場好きに対抗出来るのは、
世界広しといえど産卵期のウミガメぐらいだ…。

「ぱぱ、じゃー!」

Rがバケツを僕に手渡したことにより思考中断。Rはバケツに水を
「じゃー」と入れて来い、と言っているのである。

「えーただでさえ寒いのにやめようよ…」

「ぱぱ、じゃー!ぱぱ、じゃー!」

半分泣き声になっているRの強情さにまたもや逆らえず、公園の
水道で水を汲み、水に触れたことによりますます体が冷えたので
すぐ側にある自販機で缶コーヒーを買った。勿論ホットである。

Rはバケツの水をスコップで汲み、コップに入れて

「ぱぱー。らーめんでーす」

と僕に渡した。Rはこの手のお店屋さんごっこが大好きである。
受け取らないとまたうるさいので慌てて缶コーヒーを置き、

「はい、どうも」

コップを受け取って食べるマネをする。

「おいしーですか?」

「とても澄んだ色のスープですねー…って水やんけ」

Rはその後も砂と水を交互にコップに入れたりで忙しく、一方で
僕はもう寒さの限界であったので唯一の救いである缶コーヒーに
手を伸ばしたのだが、

「はい、ぱぱ、じゃー」

缶の中に思いっきり砂を入れられた。

「Rぅうううう!」

砂場は修羅場と化したとさ。

これを京都のやんごとなき深窓の令嬢ごっこで言うと

「不憫ど砂〜」

ケビンコスナーみたいだ。

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■秘め始めが始まらない。
2006年01月08日(日)
1年の計は元旦にあり。

ということで僕の目標は「早く秘め始めをする」である。
しかしそれがなかなかミッションコンプリートできない
実情であるのが人生の難しいところ。単に嫁が難攻不落
なだけ、と言えないこともないが。

ひとまず嫁をいつ口説くかのタイミングを計ることとした。
今日は休日なので、夜は僕が娘・R(2才)と息子・タク(
3ヶ月)を風呂に入れるのだが、その後は

1.風呂からあがったRとタクを寝かせる。
2.嫁が風呂に入る。
3.寝る。

というのがおおよそのパターンである。襲うならば「3」の
タイミングが本来紳士のたしなみとしてふさわしいのだが、
秘め始めの熱き野望とリビドーを秘めた僕は既にブレーキの
壊れたダンプカーでありテキサスの荒馬であり燃える闘魂で
あり、つまるところ燃える男根と化していた。

よって子供達が寝たらすぐ、すなわち「2」の嫁が風呂に入る
前に、飢えたヒグマの如く一気に襲ってしまおうという計略と
なった。

予定通り僕がRとタクと風呂から上がり、嫁がはしゃいでいる
Rを寝かしつけようとしている。

「ああもう、早く私もお風呂に入りたいわー」

ふふふ、そうはいかぬ。そんな綺麗好きにならなくてもよい
ではないか。僕は多少汗臭い女体の方が好きであるぞ。いずれ
にせよ、風呂に入る前にお前は僕に押し倒されてしっぽりと
なる運命にあるのだ、と構えていたのだ。

しかし嫁は続いて恐ろしいことを言い放った。

「昨日私がタクをお風呂に入れてた時にね、タクが浴槽の
 中でうんち爆発しちゃったのよ。タクとお風呂場洗うので
 精一杯で、自分の体はまともに洗えてないままなのよ…」

「…えんがちょ」

襲うのは中止することにした。汗臭い女体は歓迎だがうんこ
臭いのは御免だ。

こうして秘め始め計画はまたもや頓挫した。

というか「1年の計」とは年間全体を見て計画することであり、
この僕の「計」は1年どころかここ数日の目先の事しか見えて
おらず、その先の展望は全く考えてない。まったく1年の計と
は呼べない代物であることに今気付いたので言い直す。

1年の計は男根にあり。

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■同棲っちゅうねん。
2006年01月07日(土)
大晦日のことじゃった。

除夜の鐘ならぬ我が家の呼び鈴がピンポーンと鳴った。この年末の
ドン詰まりの忙しい時に何者であるかと面倒ながら渋々出てみると、

「○○ですぅ〜。旅行から帰って来たのでお土産です」

なんと隣に住む同棲カップルのお姉さんであった。凄い美人なので
ある。25才ぐらいであろうか。彼女らが越して来た頃は、カチッと
した身繕いで隙のない姿しか見ておらず、綺麗だけれども近寄り
難いイメージがあった。

しかしこうして時々お土産を持って来てくれたり、逆に僕らが持って
行った時の彼女の姿は、無防備なすっぴん且つとんでもないヨレヨレ
のジャージ姿であることが多く、頂いたお土産も「宇和島かまぼこ」
等の素朴な物が多く、親近感が持てるようになった。むしろ何も着飾
らなくてもなお美しいので、好感度が更に高まってしまう形である。

「ご丁寧にすいませんねえ」

ドキドキしながらお土産を見ると、娘・R(2才)が好きそうなプリン
であり、Rもちょうど玄関まで出て来てウロウロしていたので、

「ほら、R、お礼を言いなさい」

と声を掛けたのだが、Rは

「しゅーぽっぽ!」

全く話が通じておらずひっくり返りそうになった。お姉さんの前で
恥かかせるんじゃないよ!

そんな経緯があったので、正月故郷から帰ってくる時に、お隣への
土産を買って来たのである。家に着いてから

「隣はいるかなあ?」

「さあ、さっきまで物音してたけどね。急に静かになった」

嫁と話しながら土産を渡すタイミングを計る。

「まさか、エッティな事が始まってしまったとか」

「でもイヤーンとか聞こえてこないよ」

「今までそんなもん聞こえたことないだろ!隣のイヤン声が聞こえ
 るという事はこっちだって聞かれてしまうって事じゃないか!
 そんなのイヤン」

などとグダグダ話してる内に夕飯だの子供達の世話だので忙殺され、
その日は隣に行けないまま夜が更けてしまった。

翌朝も「まだ早過ぎてちょっと失礼かな?」などと考えていたら
隣の玄関のドアが開いた音がした途端、カップル2人でとっとと
出かけて行ってしまい、なかなかタイミングが掴めずにいた。

夕方近くになってようやく帰って来たのですぐさま突撃したが、出て
来たお姉さんを見て喉がぐびぐびっと鳴った。大晦日のすっぴん+
もっさいジャージ姿などではなく、お出かけから帰って来た直後の
綺麗な服に完璧なメイク顔だったからである。ものすんごい美しい…。
彼氏の親に年始の挨拶でもしに行っていたのだろうか。

「ああああの、これ栃木の餃子なんで冷凍して解凍して召し上がり
 ください」

僕はすっかり舞い上がってしまって、言葉も噛み噛みで逃げ帰り、

「アタイのバカ!何故一言『好きです』って言えなかったの?」

嫁に内緒でひとりトイレで慟哭したのであった。元々ロリコン属性の
僕が、美少女系ではなく大人の美人系である彼女にここまで魅力を
感じてしまうとは。本当にいい女なのだと思う。

Rも成長したらこうなって欲しい…と魅了されたのであった。Rが
もしあのお姉さんのようになれば…。

絶対男と同棲なんかさせてやらんもんねーーーー!

みすみす愛娘を朝から晩までイヤンエッティ可能な環境に放って
やるものか、と固く心に誓いつつも

「あ、そういえば僕も嫁と結婚前は同棲してたんだっけ」

ということを思い出してしまった。うーむと悩んで窓を開け、
見上げた空は雲ひとつなく、風は刺すように冷たい。

性交同棲、冬型の気圧配置であることよ。

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■また会う屁まで。
2006年01月06日(金)
昨日までの日記のとおり、娘・R(2才)は正月を栃木の実家で
過ごしたのだが、慣れない場所だったためかずっと便秘気味で
あった。

大晦日からお通じがなかったので「年越しババ」ということに
なる(ババ:関西で「うんこ」の意)

栃木にいる間は、Rのことを大好きだという母の友人の孫である
小5と小1の萌えっ子姉妹、ハルカちゃんとノゾミちゃんがずっと
Rを可愛がってくれていた。チヤホヤもてはやされるRはまるで
アイドルのような状態であったので、

「アイドルになってしまったからうんこしなくなったのか」

これが原因だろうと僕は思ったわけだ。なわけねーよ。

結局フン詰まりのまま東京に帰る時が来た。母が車で駅まで
送ってくれ、萌えっ子姉妹も同乗して見送りに来てくれた。
彼女らは車の中でもRとキャアキャアと戯れていて、お別れの
最後の1秒まで遊び倒そうという思いがいじらしい。

異常事態が起こった。車の中に異臭が立ち込めたのである。
遠まわしに言えば大自然の香り、直球に言うとうんこ臭い。
これはようやくRにお通じが来たのだ、と早速Rを抱き上げて
お尻に鼻を近付ける僕は尻ソムリエ。

しかしどうやらRのお尻は臭っていない。これはおかしい…
と首を捻っていたらハルカちゃんが叫んだ。

「ノゾミ!おならしたでしょ!」

「えへへ。ばれた?」

ぬおー!萌えっ子妹の芳しき香りであったか!ありがとう、
いい屁土産をもらえておじさん嬉しいよ…。

駅に着き切符を買い、改札の前で

「遊んでくれてありがとうね。暖かくなったら東京おいで」

「うん!」

僕は萌えっ子姉妹の頭を撫で、

「ほらR、お姉ちゃん達にバイバイしなさい」

「おねぇしゃん、ばいばーい」

Rは手をフリフリしてちょっと寂しいお別れしたのであった。

今日の屁はー さよオーナーラー。

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■娘とふたりではじめての帰郷と帰京。
2006年01月05日(木)
娘・R(2才)と故郷栃木から帰って来た。

Rは生まれて初めて嫁から離れての寝泊りだったので、ホームシック
になりやしないかと心配であった。嫁と初めて旅行した時よりもドキ
ドキしたものだが、それはほとんどないまま終わった。

母の友人の孫である女の子達・萌えっ子姉妹(小1・小5)がずっと
遊んでくれたこともあるし、R自身も成長したのだろう。

「いやー全然平気だったよ」

家に着いてから嫁に話すと

「そう…」

肩透かしを食らったような、寂しいような複雑な表情をしていた。
嫁としては

「まだ私が一緒じゃなければだめなのねえ」

という話がひとつふたつあった方が嬉しかったのかもしれない。
なので

「萌えっ子姉妹ってのがずっと遊んでくれてたから気が紛れたん
 だよ」

とか

「でも寝る時は『ママー』って言ってたよ」

などとフォローしたのだが、嫁は生返事をするのみで、これが
子供が成長することに対しての愛しさと切なさと心強さと、なの
かも知れないと思ったものであった。

「ところで、君とタク(3ヶ月の息子)はどうだった?」

「もう全然余裕。今までどうしてもR中心の生活サイクルになって
 たから、初めて本当にタクと直に接することが出来たって感じ」

「ふーん」

「いつもRがうるさいから邪魔されるけど、Rがいないとタクは
 この時間に寝てこの時間に起きるんだ…とか、タクの本当の
 生活サイクルが分かったのよ」

「なるほどね。じゃあ僕と秘め初めしよう」

「やだよ!」

嫁は僕の性生活サイクルは既にお見通しのようであった。ていうか
何がどうなって「じゃあ」なのか、我ながら不明であることよ。

僕も嫁と体で直に接したかったんだい。

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■田舎の常識都会の非常識。
2006年01月04日(水)
引き続き栃木帰郷中の話。

田舎によくある郊外型の大型のショッピングセンターに行った。
僕と一緒に行ったのは、母と娘・R(2才)と母の友人の孫である
萌えっ子姉妹(小5・小1)

ここで昼飯を食べることになったのだが、店舗も巨大だが飲食街も
巨大。こんなものが出来りゃそりゃ中心街は寂れる一方だわなあ…
と車社会の地方都市が抱える旧中心部の過疎化現象にちょっとだけ
思いを巡らせつつ、結局他人事なのですぐに忘れ、フードコートに
入って食べることにした。

フードコートとは巨大な屋台村というか、中央に自由に座れるテー
ブルがたくさんあり、周囲に色々な食べ物の店が連なっていて、
そこで好きな物を買って来てテーブルで食べるという形式である。

Rを席に着かせたりしている内に、早々と萌えっ子姉妹と母はもう
注文を済ませて戻って来た。みんな何やらタバコ箱ぐらいの大きさ
の白いプラスチックの板を持っていたので、

「それ何?」

萌えっ子姉妹に聞いて見たところ、

「えー知らないのー?料理が出来たらこれがピーって鳴るんだよ!」

思い切り馬鹿にされてしまった。自分が頼んだ料理が出来上がると、
その板からアラームが鳴るので、取りに行くシステムなのだという。
要するにそれはポケベルなのであった。ここまで広いフードコート
だと、「5番でお待ちのお客様!」とか言っても絶対聞こえない。

「なるほどうまいシステムだよなあ」

つくづく感心してしまった。郊外型の商業施設はどんどん進化して
便利になる一方、元々の中心であった駅前の旧市街地は相変わらず
何も変わらないまま「ホテルワンスモア」などという間抜けなラブホ
とかがあるままで陳腐化する一方である。旧市街地はこうして過疎化
していくのだなあと実感したのであった。

「ホントに知らないのー?大人なのにー!」

しかし萌えっ子達には更に呆れられる始末。うるさい。大人しか
知らないことを教え込んだろか。

「いや…東京にはこういうのないんだよ。初めて見たんだ」

東京にはポケベルで呼び出さなきゃらなんほど広い店はないんだ、
と説明すると「へー」と意外そうな顔をしていた。彼女らはまだ
東京を知らないと言うので

「そうだ、君達、暖かくなったら東京の僕のウチに来るかい?」

と、たずねてみると

「行くー!」

猫まっしぐらの勢いで答えていた。こうして地方都市自体も過疎化
していくんだなあとも実感したのであった。

さて、萌えっ子達に馬鹿にされるだけでは悔しいので、ひとつ
問い掛けをしてみた。

「ポケベルが鳴った後、みんなは料理を取りに行くけど、その
 後に鳴るベルはなんでしょう?」

「えー。わかんなーい」

「答えは…食ベル」

「…」(萌えっ子達の沈黙)

…また外してしまったようだ。

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■萌えっ娘のそもさんせっぱ、でせっぱ詰まる。
2006年01月03日(火)
栃木帰郷の2日目。

嫁と息子・タク(2ヶ月)が家で留守番しているので、引き続き
娘・R(2才)とふたりだけの実家である。Rとふたりで過ごした
初日の夜、すなわち初夜は(んま、いやらし)、普段は嫁が寝か
しつけないと眠らないため、絶対

「ママー!」

と泣いて騒ぐだろうと思っていたのだが、わりとすんなり父である
僕の胸の中で眠ってくれたのでスウィートな初夜だったと言えよう。

そして2日目も母の友人の孫である萌えっ子姉妹(小5と小1)が遊び
に来てくれ、Rがホームシックにかかるヒマもないほどに「Rちゃーん」
とかまってくれていた。しかし彼女らのお目当てはRのはずなのに、
何故か僕にもやたらとまとわり付いてくる。なんでじゃ。

萌えっ子の妹が、新しく買ったディズニーキャラのキーホルダーを
僕に見せびらかすのである。ボールチェーンがキラキラしているのを
指して言う。

「ねーねー、これきれいでしょー?コレ、真珠かな?」

「420円のキーホルダーでそんなわけねーべ!(栃木弁の僕)」

「違うもんきっと真珠だもん」

「ただのメッキだべ」

「真珠だもん真珠だもん!」

という滅茶苦茶どうでもいい事で話がこじれてしまい、幼女相手に
冷たい真実を語っても無駄であり、それよりも小さな夢を大切にして
おこうと思い、

「うん、そこまで言うんなら真珠ってことでよかんべ…」

と話を終わらそうとしたのだが、

「真珠る者は救われるって言うしね、ウヒャヒャヒャ」

これまた幼女相手に無駄なギャグをつい飛ばしてしまったため、

「えっ何?それどういう意味?」

萌えっ子妹の喰らい付きから逃れられない羽目になってしまった。

「うーん。神様を信じてる人は、いつか願いを叶えてもらえるって
 ことだよ」

「わたし、神様なんて信じないもん!」

「へえ、ずいぶん醒めてるね…」

「えっそれってどういう意味?」

「うーん。クールっていうか…」

「クールって何?」

ますます傷口が塞がり言葉のドツボにはまってしまった。ごめんな
さい萌えっ子に親父ギャグを飛ばした僕が悪いんです。

結論:幼女とまともに会話すると禅問答になる。

Rもいずれ口が達者になるとこうなるのだろうか。パパかなり心配。
萌えっ子姉妹によりRの数年後の姿を垣間見た思いである。

それにしても萌えっ子妹には、禅問答に陥ってしまったので、真珠
じゃなくてダイヤモンドだよ、ぐらいのことを言っておけばよかった。

ゼンモンドだね〜♪ Ah(Ah) いくつかの場面〜♪

…これこそ古過ぎて分からないか。

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■胸騒ぎの腰付き。
2006年01月02日(月)
娘・R(2才)だけを連れて栃木の実家に帰った。

嫁は息子・タク(2ヶ月)にはまだそんな遠出はさせたくないと
言い、僕の母は「正月は絶対孫の顔見せろ」と言い、母と嫁の
それぞれの言い分に挟まれた僕の折衷案である。

Rが嫁を離れて旅をするのはこれが産まれて初めて。絶対途中で
「ママー!」と大泣きされると不安で一杯であったが、今振り
返って見ればそれは杞憂に終わった。

実家に着いて飯を食いRを昼寝させてから、やはり帰省している
同郷の友人RHが訪ねて来たのでチビリチビリ飲んでいたら、母が
突然

「○○さん(母の友人)と孫達が来るから!」

と言うのでRHはそそくさと帰ってしまい、入替わりにやかましい
オバサンと孫娘2人姉妹がやって来た。小5と小1の、結構可愛い
萌えっ子姉妹は僕の中学の後輩の子にあたる。地元ならではの濃い
地縁である。

萌えっ子姉妹はRにかねてから会いたがっていたので、今日ここぞと
ばかりにやって来たという。何故彼女らがRを知っているかというと、
母が自慢の孫娘よと常日頃吹聴していたからに他ならない。

「わーRちゃん、かわいー!」

萌えっ子シスターズは瞬く間にRを取り込み、またRもまんざら悪い
気がしなかったようで、嬉しそうに彼女らの輪に溶け込んでいった。
彼女らが遊んでくれるお陰でRのホームシックも紛れるかもしれない。
ありがたい…と思ったのだが、何故か僕も萌っ子達から「仲間」と
見なされたようで、なんだか絡まれてしまうこととなる。

「ねー、Rちゃんのパパー。見てー。じゃんかじゃんかじゃんか
 じゃんか」

「はいはい、アンガールズだね。上手だね」

「次はね〜。ゆっふぉー!」

「ピンクレディーか。ってなんでそんな古いの知ってんの?」

「じゃあ次!日本の未来は♪ウォウウォウウォウウォウ♪」

「お先が真っ暗♪イェイイェイイェイイェイ♪」

「変な替え歌しないでよ!」

という風に次から次へと芸を披露するんである。お前らRと遊びに
来たんじゃなくてネタ見せに来たんかい!と突っ込みを入れたくな
ったが、萌えっ子の妹が満を持して

「ハードゲイでーす。フォー!」

遂に出た。やはりこのネタが子供に一番人気があるようである。
小1萌えっ子による「腰のフラメン娘」としか形容のしようがない
激しい腰振り。いやー若い娘の腰付きはやっぱ凄いなあ…と昇天
しそうになったのだが、よく見ると萌えっ子姉はそれをやらず、
照れ臭そうに妹を眺めているだけなのであった。

「やっぱりお姉ちゃんは恥ずかしいか?」

「うん…」

頬を赤らめてそっと答えた小5萌えっ子。彼女が垣間見せた乙女の
恥じらいに、これまた悶絶。将来いい女になる筈である。特に現在
怖いものなしの妹は…。

僕には弟がいるのだが、全く彼女がいない。僕が帰って来た時は
セイウチのようにコタツに転がっていてTVを見ており、女っ気の
かけらもない。彼女らが来ると聞いたら速攻で自分の部屋に引っ込
んでしまったが、弟こそ今彼女らに会っておいて、15年後ぐらいに
娶る作戦を敷いたらどうかとすら思った。

そして結婚することになって式に僕が出ることになったとしたら…

披露宴の席でハードゲイのビデオ録画を思いっきり流すつもりである。

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■年末抱きおさめ。
2006年01月01日(日)
「あなた、お願いがあるの!」

「なんだ、嫁よ!」

「いっしょに西友にお使いに行って欲しいの!おせちとか色々
 買い物があるの!」

「もちろんいいとも、嫁よ!行く時は一緒だよ!」

「ありがとう、あなた!」

「夜も行く時は一緒だよ!」

「それはイヤ!」

年末なので(?)変なノリで嫁とガシッと抱き合っていると、
娘・R(2才)がじーっとこちらの様子を伺っていた。一体
どう思って見ているのだろうか。推測してみる。

・何この親、きんもー…30%
・こいつらの血が確実に自分に流れている…ウザー…20%
・こんな家嫌だグレてやる盗んだバイクで出てってやる…15%
・アンパンマンのDVD見せてくれよ…15%
・そうやってアタシが作られたのね…10%
・両親抱擁中アタシおむつで放尿中…10%

「いや、多分やきもち焼いてるのよ。」

心持ちちょっと怒っているような顔色のRを見て、嫁がそんな
ことを言った。

「じゃあ離れてみようか」

僕としてはもう少し色んなところをまさぐりたかったのだが
教育上そういうわけにもいかず、パッと離れて見ると…Rは
だだだだーっと走って来て

「ぱぱー!」

僕にがっしりと抱きついて来た。

「あなたに抱きついて来たということは、パパを取らないで、
 っていうことで妬いていたのよきっと」

「ふーん。そうかも」

いやそんなことはどうでもいいのだ。
おせちもいいけどおエッチもね…。

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