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■写真は嫁が撮った。
2001年11月27日(火)
こんなパーカーを買った。





そこで


「第1回:パーカーのメッセージ通りの台詞を言わせよう!大会」


で。





結果。



店員:「一万円お預かりで〜す。はい、
    3352円のお返しで〜す」


…ちっ。軽く返された。

吉野家でやればよかった。

第2回に続く…かも。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■老人と海…じゃなかった、笑み。
2001年11月26日(月)
前日の日記(↓)のパーカーを着て
近所のタバコ屋に行った。

で、ここのタバコ屋のじいさんは、
ヒマなのか気まぐれなのか、時々話しかけてきたり
ライターをくれたりするが、

この時もまたもや絡んで来た。

「その服、何て書いてあるんだ?」

「イチマンエンハイリマース…それはどういう意味なんだ?」

「何かの宣伝か?」

質問責め。
マジに聞かないでくれ〜。
流すところだろ、フツー。

とりあえずタバコ買わせてくれ!

「セブンスターのメンソールを…下さいっ」

「ああ、はい。260円ね…」

あ、しまった。

小銭がない。

タイミングが良いんだか悪いんだか。
おずおずと一万円札を差し出す僕…。

じいさんは、おほっ、と目を丸くし、

「ああ、こーゆうことね」

うっしゃっしゃ、と笑った。

分かっていただけましたでしょうか。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■箱の中身はなんですかマン2。
2001年11月24日(土)
前回(↓)の日記に書いた、羅瑠から郵便物が届いているというので
郵便局に取りに行った。

「ばい〜ん」という、志村けんの「あい〜ん」を連想させるような
鳴き声を出す熊と、羅瑠の住処、福島にしか売っていないという
「ままどおる」というお菓子を送った、とは聞いていたのだが…

で、

「少々お待ちください」と言って郵便局員が持ってきた物は…
小さなダンボールひとつ。伝票には



おい…。
これは、僕が羅瑠宛に「品名:モモパン」と書いて送ったことへの
リベンジか…。「熊」、点がひとつ多いし…。しかも



箱本体にもダメ押し。明らかに

「志村熊って何ですか?」

と郵便局員に突っ込んで欲しい態度が見え見だっ。

しかし、僕も笑いを堪えつつ、ツッコミに期待。
「品名:モモパン」と書いた時もノーリアクションで肩透かしだったし。

ところが郵便局員はまたもや大したリアクションもなく

「ご住所とお名前を確認できるものはありますか?」

と言うので免許証を出して見せたところ、

「ほお〜本籍は栃木なんですか〜?あそこはいいトコですよねえ〜」

おい…おっさん、突っ込んで欲しいのは「栃木」じゃない!!

暖簾に腕押しな郵便局員の相手はつまらなかったので、
早速「志村熊」と遊ぶことにした。
後頭部をぶっ叩くと音が出る。
えいっ、鳴けっ。ボコッ。



何だこいつ…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■箱の中身はなんですかマン。
2001年11月23日(金)
事の発端は、「モモパンダ」というぬいぐるみのことを
日記に書いたことだった。

それを見た羅瑠という娘が熱狂的に
「欲しい欲しい!」と切望してきたので

「じゃあ、住所氏名年齢職業電話番号スリーサイズと
シブがき隊の中では誰が好きかを教えろ」

そうすれば送ってやる、と伝えた。
この娘、絶対躊躇するだろう、と踏んでいたのだが
あっさり本名と住所をバラしてきたので、
約束どおり郵便局に行って送ることにした。

配送伝票に必要事項を書く。
中身が何か、を書く「品名」の欄で少し戸惑った。
「ぬいぐるみ」と書くにはちょっと恥ずかしい気がしたのだ。

では、何と書こう…少し考えたがめんどくなって

「品名:モモパン」

そのまんま書いた。
あからさまに怪しいし、白い粉が送られちゃうご時世なので
チェックが入るに違いない、と思った。

しかし…

「610円です。ありがとうございましたあ」

受け付けた郵便局員、ツッコミ、何も無し!
「品名:炭疽菌」とか書いてみたらチェック入るかなあ…

あ、捕まるか。

で、
受け取った羅瑠は、「品名:モモパン」のせいだろうか、
郵便配達夫のいぶかしげな視線を浴びた後、
一人悶絶していたという。

めでたし、めでたし。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■金狼顔射の日。
2001年11月22日(木)
久しぶりに、お気に入りのRちゃんと会った。
風邪を引いているのが一目で分かった。

髪はボサボサ、目はウルウル、
鼻はグズグズ、声はガラガラ、

「げほっげほっ」

と頻繁に咳をしていて痛々しい。
だが…風邪引いてる姿もかわいいなあ(馬鹿)

「何で20日、来なかったのよう〜プレゼント用意してたのに〜」

Rちゃんは話すのもかったるそうに
ガラガラ声で訴える。

「あ、いや、ちょっと嫁とケンカしていてそれどころじゃなかった」

なんてこと恥ずかしくて言えるかっ。
…と思ったが、口を滑らせて喋ってしまった。

Rちゃんは「またかよ」、といった感じでフフフ、と笑い、
その後「げほげほ」とまた咳をした。

「君のことが引き金だったんだよ」

なんてこと、もっと言えるかっ。
…あ、これは本当に言ってない。

しかし、この子はひょっとして全て
お見通しなのかもしれない。
まあいいか(爆)

「はい、コレ…」

というわけで、三日遅れの
プレゼントもらった。
幸せ…。

「んげほっげほっ!」

プレゼントを受け取った瞬間、
Rちゃんが思いっきり至近距離で咳をした。

風邪までプレゼントする気?

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■11/22は「いい夫婦の日」だと。なめんなボケ。
2001年11月21日(水)
嫁と壮絶なバトルが繰り広げられ、
ようやく落ち着いてきた頃、

そろそろRちゃんに会わなければならぬ。

そう思った。

誕生日には何かしてくれるっぽい雰囲気だったし、
嫁が無理矢理バースデーカードにメッセージを
書かせたことにも、礼なり詫びなりひとこと
言っておかなければならない。

Rちゃんがバイトしてるゲーセンに行こうと思った。

「あのさあ、出かけてよい?」

「…いいよ〜」

「ダメなら行かないよ」

「…いいよ〜」

「ダメそうだな」

「大丈夫だよ。何で?いいよ、って言ってるのに」

…だってさあ。嫁の顔、

既に半ベソ。

自分がものすごく極悪人に思えてくる。

「…誕生日ぶち壊しにしちゃってごめんなさい。
 たから、行っておいで」

う〜む、扱いが難しい。
行くべきか、行かざるべきか。

「あ、Rちゃんいる?」

10分後、ゲーセンの店員に尋ねる僕。

↑結局行く奴。

「あ〜。風邪引いてぶっ倒れてますよ」

がーん。

一年で何回風邪ひけば気がすむんだあああ!

そのくせ保険証持ってないから金かかるので
医者へは行かないとか言ってるし…。

僕はもうあげる薬持ってないぞ…超心配だ…。
あああああ、女って面倒くさい。

いじやけるっ(栃木弁)
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ブレイクダウン。死闘の誕生日。
2001年11月20日(火)
11月20日は僕の誕生日である。
嫁からバースデーカードを貰った。

読んでみると、そこには、嫁からのひとことの他に、



こ、この字は…Rちゃんではないか。

僕のお気に入りのRちゃんからの
メッセージも書かれていた。

いつの間に頼んだのだろうか…。

いくら僕がいつもRちゃんRちゃんと
言っているとはいえ、なんか卑屈な気がする。
きっと無理言って書いてもらったのだろう。

ひとこと礼でも言っておかなければ、と思い

「ちょっと出かけてきてもよい?」

と嫁にいったところ

「Rちゃんに抱きついてもらって祝ってもらえば〜」

ものすごいイヤミが返って来たので、
ぶち切れて大喧嘩。

僕はとにかく疲れて

「もう寝かせてくれ…」

早々に布団にもぐりこんだ。

誕生日に猛バトルなぞ、
いかにも僕ららしいといえばらしいけど、

30代最初の日がこんなになるなんて、
お先真っ暗〜。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ファイナルカウントダウン〜嫁VS美少女。
2001年11月19日(月)
3日早く誕生日を祝ってもらった後、
僕は家に着くなりがーがー寝込んでしまった。

次の日、デジカメの画像を見てみたら
僕とお気に入りの女の子、Rちゃんが
2人で写っている写真が…。

「…いつの間に撮ったんだっけ?」

「お店出た後ゲーセン行ってRちゃんに強要してたじゃん、
なんか酔っ払って絡んでたよ」

「お、憶えてない…」

「ビートマニア(ピアノ弾くようなゲーム)も鮮やかにやってたよ」

「お、憶えてない…」

「帰ったら寝言がすごかったよ〜」

「ぼ、僕、何か言ってましたか…」

以前寝言で別の女の子の名前を言ってたらしく、
そのときは結構ネチネチ責められたので怖くてしょうがない。

「やたらと喋ってたけど意味不明だった」

あ、良かった…。命拾いした…。


記憶が無くなるほど飲んだわけじゃないけど。
舞い上がってたんだろう、きっと。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■カウントダウン2〜フライングパーティー。
2001年11月18日(日)
「お父さんが飲みたいっていうからこの日は空けといてね〜」

と嫁に言われ、また趣味の詩吟の話を延々と聞かされるのだろうか…
と不安を抱きつつも渋々予定を組んでいた土曜の夜。

ドナドナの心境で嫁に手を引かれつつ
待ち合わせの店に行ってみたら

見たような面々がいっぱい…あれ?
嫁父は…?

RHゆとりんメイちゃんに…
DDR江古田組仲間のTEN君&OMIちゃん夫妻。

なんでみんなココにいるんだよっ!

「誕生日おめっとー」

というわけでなんか誕生日祝いをやってもらった。

どうやら裏で仕切っていたのは
嫁とちょんたノリック

このサイトに来るいろんな人にメール出して
呼びかけていたらしい…。
名古屋から指示飛ばすなよっ!

あと、HIRAMEさん&つれあいさんの影もちらほら…(笑)

すっかり騙されました、はい。
全く気付きませんでした、おうおうおう。
マンガとかでありがちな仕掛けに
まんまと引っかかるとは…。

こんな調子じゃ嫁が浮気してても絶対気付かないと思う。
僕の場合はすぐバレるのに…なんか納得いかん。

誕プレもどっちゃりいただきました。
怪しいプレゼントについてはいずれアップします(笑)

みんな、ありがとう、愛してます。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■カウントダウン3。
2001年11月17日(土)
あと3日で、ついに来てしまう。

20代が終わる日が!

サヨナラ。グッバイ。アデゥー。
ダスビダーニャ。20代。
29と30じゃ偉い違いだな…。

2980円と3000円ぐらいの
響きの違いがある。
(そのまんまじゃん)

ああ、ヤダ…なんか凄い年取ったな〜。

20代が終わる…。

それはそれとして、
僕のお気に入りのRちゃんは
誕生日を覚えているのかが気になる。

誕プレくれんのかな〜。

という訳で

「三日後は何の日か覚えてる?」

それとなく(どこがだ)聞いてみた。

Rちゃんはニヤリと含み笑いをして

「ああ、終わる日でしょ!

そーいう言い方やめてくれないかなあ〜。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■怒りの葡萄TO美少女。
2001年11月15日(木)
栃木の母親が送ってきた葡萄。

嫁がごそごそ開けていたら
袋の中からアリがわらわらと出てきていた。

「あ、アリがあああああ!」

悲鳴をあげる嫁。

「何だお前…八王子の山奥出身のクセに
アリぐらいで驚くなよ」

「栃木よりはマシよっ!」

あーそうだな、悪かったよ、関東の中で一番マイナーな
栃木出身だよ。どうせよくアリを潰して遊んでたさ…。

僕は葡萄についた蟻を払い、床にまでわらわら広がった奴らを
ガムテープでぺたぺたと取る…

うふふふふ…
昔を思い出すな…楽しいな…。
しばし没頭。

…。
…。

はっ…。

アリを払って落ち着いてみると、葡萄はかなりの量だった。
とても我々で食いきれるものではない。
第一、僕は嫌いだし。どーすんべか。

次の日、

「Rちゃん、葡萄好き?」

「だいすきっ!」

僕のお気に入りのRちゃんは基本的に貧しいので
だいたいの食い物は歓迎されるのであげることにした。

更に次の日、

「Rちゃん、葡萄食った?」

「あ、アリがあああああ!」

あ…アリ退治を忘れてた。

ごめんよ。

アリが…とう、と君に言われたかっただけなのだ。


今日もアリガトウゴザイマシタ。


■怒りの葡萄フロム栃木。
2001年11月14日(水)
だいぶ前の話になるが
栃木の実家から葡萄が送られてきた。

ちなみに僕は皮のある果物や種のある果物は
嫌い。
取ったり剥いたりするのめんどい。

だから皮も種もある葡萄は大嫌いなんだが…。

ウチの親は僕が嫌いだと分かっていても
送りつける癖があるな…。

けどなあ…。
しかし、とりあえず電話の一本でも
いれとかないとあとがうるさいので。

母親に電話。

「あー、届いたけ?(栃木弁)
なんなら新米も送ろうか?」

「う〜ん。米なら送ってもらえると助かるなあ」

「そっちにもコイン自動精米機あるべ?」

「母さん…東京にはそんな気の利いたもんはないんだよ…」

頼むから脱穀した米を送って欲しい…。

アガリクスも送っておくから」

もう何も送ってこなくていいです…。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■Smoke And Smile
2001年11月13日(火)
最近タバコの本数が急激に増えている。
ちょっとやばいかなあと思わなくもないのだけれど…。

よく行く近所のタバコ屋は、
僕が自販機の前でモソモソと買おうとしていると
店のヒマそうなじいさんが時々出てきて

「これをやろう」

とライターをくれる。

タバコは東京都で買いましょう

とデカデカと書かれたやつだとかそんなんばっかだが嬉しい。
たまにはポケット灰皿でも欲しいところだが。
次は、頼むよ、爺さん。

別のタバコ屋にも行くこともある。
その時はちょうどタバコ屋の若い夫婦が
タバコの在庫を整理している他に、
息子なのだろう、3才くらいの男の子が周りをちょろちょろしていた。

夫婦は一心不乱にタバコを店の中に運び込んでいたが
男の子は僕が自販機の前に立ったのを見つけ、

「あ、お客さんだ」

たたた…と寄って来て脇にちょこんと座った。

僕はお金を入れ、ボタンを押す。
男の子はその様を凝視している。

やがて自販機からごとんとタバコが出てきた。
男の子はそれを拾い上げ僕に渡した。

「はい、どうぞ」

「ありがとう」

僕は嬉しくて男の子の頭をなでてやった。

こーいうふれあいっていいものだ。
僕がタバコを吸わない人間だったら
こんな機会には会わな…

なんて、

…無理矢理言い訳を考えてみたり。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■リサイタル会場は空き地(嘘)
2001年11月12日(月)
嫁の父から郵便物が送られてきた。
中にはパンフレットが一部。タイトルは

「ジャイアン リサイタル」

え?!いや、違った。

「ジョイント リサイタル」

の見間違えだった。ボエ〜♪

嫁父の趣味は「詩吟」である。
僕は詩吟なぞ見たことも聞いたこともないが。

要は今度詩吟の公演をするから見に来なさい、
ということなのであった。

「詩吟」の人達の「吟詠」に、「詩舞」の人達が舞う…
だからジャイアン…じゃなかったジョイントリサイタル。

ふーん、なるほどね〜。
…全然わかんね。全く知らない世界だし。

それでもパンフレットを読み進めてみる。
どーゆうダシモノなのか…。

企画構成吟:スーパースペクタクル吟詠
「ニュー孫悟空」


うわあ。想像もつかない。お手上げ。
おっしゃる意味が分かりかねます。

ただ唯一想像できること…

つまんないんだろうな、絶対。

しかしココはお付き合い。義理人情。
行かねばならぬ。止めてくれるなおっかさん。

そんなわけで今日嫁と嫁母で行ってきた。

で、どーいう内容だったかと言うと、

…寝てた。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■コスプレマニアックス!
2001年11月10日(土)

「こないだコスプレのイベントに行って来たの」

僕のお気に入りのRちゃんはたまに
コスプレをする。

「写真、撮ってきたの。見…」

「見る見る見る見る見る見る見る見る」

Rちゃんが差し出したフォトアルバムを
光速でひったくった。

こんなキャラのコスプレだった。→
(ちなみにエロゲーの登場人物…)

かわいい。かわいい。かわいい。
(後256回続く)

どのアイドルよりもかわいいと思う僕は
相変わらずのタワケモノだ。

Rちゃん自身の写真の他に、
色んなゲームだのアニメのキャラの
コスプレしてる人の写真もあり、
中には裸一歩手前のコスプレも…。

しかし、別に見たくねーよ、という人に限って露出度が高いのには

「デラべっぴんの法則」

を思い出してしまった。

「じゃ、これ、いただきます」

僕はRちゃんの写真を一枚取り出して
懐に収めようとしたのだが

「だめーーー!!あげないっ!!」

取り返されてしまった。
いいじゃんかよう。何照れてるんだか。

Rちゃんは僕をなだめるように言う。

「他にもいろんな人が私の写真撮ってたからさ。
 写真をホームページに載せていいですか?って
 いろんな人に言われたの」

コスプレの会場には、気に入ったコスプレイヤーを撮影して
それを自分のホームページに載せるという
コスプレ専門の写真家(というか、マニア…)がいる。

「ふ〜ん。で、許可したの?」

「うん。だから、載せたら私にアドレス知らせてくれるはずだから
 そしたらかじりんにも教えるよ〜」

ふーーーーーーーーーーーーん。

ごめん、Rちゃん。
たまに無許可で写真載せてます。僕。

なんてことは言えない…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■ラブ関係な人。
2001年11月09日(金)
「ちょっと、ラブ関係で相談があるんですけど…」

友達の米田君からそんなメールが届いた。
なんだよ「ラブ関係」って。

恋愛相談に乗って欲しいというのだろうか。

大体、
10年越しの付き合いの、超テッパンな嫁がいるくせに
お気に入りのRちゃんが可愛くてしょうがないという僕に、
そんな相談をするのは間違っていると思った。

それはともかく、米田君とは久しく会ってなかったので
とりあえず江古田で飲み。

「で、何よ、相談って」

「今、フタマタかけてるんですけど
で、ちょっとどっちかに絞らないといけない状況
なってきまして、どっちにしようかなあ…と」

なんて奴だ。…乳でも絞ってれば…。

この米田君、恋愛ごとでいつも真剣に悩んでるわりには
かなりえげつないことをやっていたりするんだよな〜。

「好きなほうを選べば」

僕としてはそう言うしかないんだけれども。

「いやあ10年付き合って結婚した超鉄板な奥さんがいる癖に
 近所の可愛いRちゃんにウツツをぬかしてる
 かじりんさんには是非話を聞いてもらいたいと思いまして」

ぐは。所詮僕も米田君と同類ということか。
他人に言われるとめちゃくちゃ腹が立つ。

しかし、僕は最後にこれだけは力説した。

「ばれるなよ」

…と。

もう大変なんすから。

僕は愛妻家です。
(フォローになってない)



今日もアリガトウゴザイマシタ。


■奇妙な人。
2001年11月08日(木)
夜、例によってゲーセンに行った。
ビートマニアというゲームの順番待ちをしていたら
知り合いがやってきた。

知り合いというか
二言三言ぐらいしか話したことがない。

彼は典型的なオタク君で、

人の話を聞かないし自分のことばかり喋るし、
喋ることも電波がかっているので
ちょっとお近づきになりたくはないのだ。

彼も順番待ち。

彼はどうやらバイト帰りのようである。
コンビニの店員のようである。
別に聞いたわけではない。

胸に「セブンイレブン ○○店」

というネームプレートがつけっぱなしだからだ。

しかしあんまり会話したくないし、その方が
面白いので放っておくことに。

4分ぐらいしたころだろうか。
彼は、はっ、とした表情になった。
ようやく胸のそれに気付いたようだ。

どんなリアクションをするのかなあ…と思ってたら

…無言のまま全速力で逃げ帰って行った。

やっぱ、変な奴。

ま、いいや、順番待ちが1人減ったし。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■幸運の人。
2001年11月07日(水)
ある休日の早朝。
寝不足なのに何故か目覚めてしまい、ヒマなので
ふらふらっとゲーセンに行った。

ガラポンがあった。百円入れてぐるっと回して
赤玉が出れば当たり。見事景品ゲットという仕組み。



↑「モモパンダ」というぬいぐるみが
景品になっていたのでやってみる。欲しかったのだ、コレ。

百円を湯水の如くぶっこんでみたのだが出てくるのは
白玉ばかり白玉はハズレなんである。

白白白白白白臼白白…

↑間違い探し。

イラついていたらポンポン、と肩を叩かれた。
振り向くと僕のお気に入りのRちゃんが立っていた。

かなりびっくりした。

Rちゃんは超夜型なんである。
こんな朝の時間にいるのは意外であり
寝惚けた頭に美少女のアップは刺激が強すぎた。

「かじりん、な〜に朝っぱらからこんなトコいるのよ」

Rちゃんはニヤつく。そりゃこっちの台詞だ。

「モモパン狙ってるんでしょう」

Rちゃんは僕の好みなどお見通しであるらしい。

「そうなんだが、ハズレてばっかり…。
もう一回やってダメだったら諦めるよ」

最後のチャレンジ、ガラポンを回してみた。

赤玉だった。

「か、かじりん…当たりだよ!」

打ち止めの赤玉じゃないよお〜ぐへぐへ、
等と言うと糞オヤジ扱いされるのでやめておく。

遂にモモパンゲット。抱き合って喜ぶ。
おまけにRちゃんにモモパンを持たせて写真を撮る
はしゃぎっぷりな僕。

Rちゃんが横に来たら一発で大当たり。
この子は幸運の女神かもしれない。

「どうしたのよ、そのモモパン」

家に帰ってから妻に聞かれた。

「ああ、ゲーセンで取ったんだよーん」

Rちゃんと抱き合ってはしゃいだのは内緒。

モモパンどころかゲソパン食らいそうだから。




今日もアリガトウゴザイマシタ。


■美声の人。
2001年11月05日(月)
仕事帰りの電車の中。
アナウンスがいつもと違っていた。



女性の声。
女性というか女の子。
あどけなく、とても初々しい声。

あ〜オジサンはこんな声はたまらんのよ〜。



なんか学校の校内放送思い出すなあ〜。
放送部の女の子、かわいかったな〜。

いつもは



こんな感じの、独特で変な言い回しの
おっさんダミ声とは大違いだ。
これなら殺人的満員電車でも我慢できそうな
気がする〜。

癒され気分で電車を降りると、
声の持ち主っぽい女性職員の姿が見えた。

どれどれどんな人だろう…。


(心理描写)

放送部じゃなくて柔道部のようだった。

今日もアリガトウゴザイマシタ。


■初恋の人。
2001年11月04日(日)
先月嫁と実家に帰った。

「香織ちゃんって知ってる?」

実家で嫁とくつろいでいると、母がいきなり尋ねてきた。
僕は心の臓をいきなりわしづかみされたように動揺した。

知らないも何も香織ちゃんとは…

僕の初恋の相手である。

あれ…2番目だったか…?まあいいや。

とにかく、小学校3年からクラスがほとんど一緒だった
僕と香織ちゃんは、

お互い隙あらば、
僕はまいっちんぐなスカートめくりを繰り出し、
向こうは一撃必殺のカンチョーを放ってくるという、
日々是バトルな大変緊張した関係だった。

だが学年が上がっていくにつれ、なんとなく仲良しムードに
なったりして、どっか遊びにいったり、チャリ2ケツで
下校したりしたりし、

僕はおぼろげな恋心を抱きつつも
そんなへなちょこなスタンスを続け、
結局それ以上の関係には発展せず中学卒業した後は
全然会わなくなってしまったという…


…なんだか恥ずかしくなってきた。

「直美ちゃんさ、今、和菓子屋のT屋で働いてるんだよ。
 知ってんべ?T屋。こないだ、たまたま買いに行ったらさー
 ばったり会っちゃってびっくりよ。
 なんだか随分と痩せちゃってたよお」

母は栃木弁でまくしたてる。

「そんでさ、香織ちゃんの名札見たら苗字が違ってるんさ。
 結婚したんかなーって思ったんだけどさ、
 聞いて見たら違くってさ」

オバサンの特権。それはプライベートなこともズケズケ聞けること。

「親が離婚して、母方の姓にしたんです…」

香織ちゃんはそう答えたそうだ。
そういえば、あの子のお母さんは片足が不自由だった。

親が離婚して…まだ独身かあ…。
そんで痩せ細っちゃって…。
ん〜。

「苦労してんのかね〜。
 お前もT屋行ってみな?
 香織ちゃんいるよ、きっと」

会いたい、行きたい…と思った。しかし
横には嫁がいて、この話を聞いている。

もし会いに行ったとしたら、勘の鋭い嫁のことだ、
何らかのニュアンスをすぐ嗅ぎ取ってしまうだろう。

結局香織ちゃんには会わず仕舞いだった。
別に彼女を苦労人のイメージで固めるつもりは
ないんだが、

僕らも幸せになるのに必死なのだ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■無能の人。苦悩の人。
2001年11月02日(金)
職場のすぐ近くの公園に、浮浪者がひとりいる。
少なくとも一年以上はいる。去年などは職場の人と

「冬越せるかどうか賭けよう」

などと言っていたが、なかなか逞しい。

その浮浪者、いつもぼーっとしている。
もっとも、思いっきりヒマなんだろうけど。

反対に身も心もズタボロになって働く僕。

何もしなくていい代わりに何も出来ない人生と。
何かをしたい代わりに何かをしなければならない人生。

どっちがいいかと言われても、どっちも嫌である。
何でここまで辛い思いをして生きなければならないのか、
というのは生まれてきてからずっと疑問であったところだが

どうせ答えが出ないのであまり考えないことにしている。

浮浪者…FLOW者。

お、なんとなくニュアンスが合ってる。
横文字にするとカッコいい…わけないか。

せいぜい今年の冬も越してくれよ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。


■タリバンより怖い?
2001年11月01日(木)
この日記を昔から読んでいる人は
憶えているかもしれないが…。

かつて僕の飲み友達であり
織物の職人であり
ついでに僕ヨウコさん。

頻繁につるんで遊んでいたために
嫁が激怒したものだが、

一年前、デンマークへ行ってしまい、
現地の大学の講師になっている。

それからも僕とはメールのやりとりがちょこちょこあったり
今年一度日本に帰ってきた時に会ったりしていた。

…嫁には内緒で。

そして夏にも一度日本に戻ってくる予定があったのだが

「金もヒマもないよう〜」

とのメールがありダメになってしまった。

それから…メールがほとんど来なくなってしまった。
一か月ほど前に

「北朝鮮の情報があったら教えて〜」

という訳のわからないメールを最後に
音信不通である。

うーむ…拉致られてないよなあ…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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