『手紙』を見た。

強盗殺人犯の兄（玉山鉄二）がいるためにさまざまな挫折を繰り返す直貴（山田孝之）。
それを見守る由美子（沢尻エリカ）の話。

久しぶりにいい映画を見た。
いい映画というと言葉がよくないかもしれないけど。
いろんな意味で考えさせられた。

偏見。
差別。
虚しさ。
勇気。
愛。

たくさんのものが詰まってると思う。

見ようによってはきれいにまとめられてしまうドキュメンタリーよりも
罪を犯すことの重大さ、深刻さ、根強い偏見などわかりやすくかつ明確に
示されていたんではないだろうか。

犯罪者が苦しむのは当然だと思う。
どんな理由があったにせよ、罪を犯すことに正当性はない。
犠牲者がいればなおさらどんな言い訳も通用しない。

だけど。

近親者に犯罪者が出た場合。
本編を見てもらったらわかると思うけど、
こればかっかりはどうしようもない。

まるで共犯者のような扱い。

でも。

それが現実。

昔からの知り合いではなく社会的なつながりで知り合った関係ならば
私でも同じような態度を取るかもしれない。
攻撃はしなくても深く関わろうとまではしないかも。
難しいね。

もともと。
沢尻エリカが嫌いではない私。
むしろお気に入りなのです。
なんせ性格の悪い美人さんがタイプなので。。

そんなエリカ様ですが。
いい演技するじゃないですか。
変なイントネーションの関西弁しゃべってるけど。
（なんでその設定が必要なのかな。。原作？）
ますます好きになったわ。


映画と最近の近況を踏まえて。

家族を作ろうと思う。

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