人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2008年08月30日(土) 他人の空似ではなく

単に似ている人、なのか、本当に本人、なのか。

数ヶ月前、ぼーっとTVを見ていたら、母校(小学校)の映像が映った。母校の体育館で、その地域に環境問題になりそうな施設建築計画云々かんぬんがあって、地域住民に施設管理側が説明したというニュース。その会場風景の、壇上に一番近い真ん中の席に、「父に似てる」人の後姿があった。ちょっと頭の毛の寂しい感じ、なで肩で丸めの体型、見覚えのあるどこにでもあるような紺のジャンバー…。

「いやいや、我が父はこういう問題に関心があるタイプだけれど、ああいう席に座るタイプではないと思われる。でも、似ている」

と思いながら実家帰省時に言ったら、「行ったら遅くて、あそこの席しか空いてなかったんだよ」と返事が返ってきた。

私一家。数ヶ月前、某雑誌に名も変え、住所地も変え、写真付インタビュー掲載された。誰にもばれないと思ったのだが…大学の友人からメールをもらい、隣の職場の保健師と同期のレントゲン技師に「佐々木さんでしょ」と言われた。「ばれるに決まってるよ。まんまじゃん」

悪いことは出来ません。


2008年08月26日(火) 誰かを扶養している強さが転じて

環境に左右される性というやつか?

「佐々ちゃんて、思っていたより男らしいですよね」とか、「知れば知るほど、なんで家庭をもっているんだろうって思っちゃうねえ」とか、今までにない評価を同年代の同性(そろって独身)から受け、「やっぱり?」と笑ってしまった。私も、最近の自分は、むしろ世間の男性寄りの感性になったように思う。どの辺が、と具体的に書くと、またそういう類の話に食いつく人に突付かれるのが面倒なんで割愛するけれど、私の見方で、もし人間を「いい意味でもそうでない意味でも男らしい」「同様に女らしい」の2種に分けたら、今の自分は間違いなく「男らしい」のだ。しかも、何で家庭を持っているんだか分からない…というのも、分からなくもない。ついこの間までは、「女らしかった」気がするのだが…。

数年前に一緒に仕事をした上司にまで、「今やたくましく大黒柱って感じだけど、初めて会った頃の佐々ちゃんはロングスカートなんかはいてとっても女の子らしくて。守ってあげたいって感じだったわよね」とトイレで歯磨き中に言われ、思わず噴出しかけたりして。まさに、駄目押し。

以来1ヶ月ほど、自分の性の変化について考え、「自分が仕事ができなくなったときのことを考える」と「大黒柱が仕事ができなくなったときのことを考える」の違いかな、と結論付けた。

多分、そういうことなんだろう。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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