人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

日記一覧pastwill


2007年07月23日(月) ありえないっすよ

本当に、ありえないと思います。

私の希望は、「ファミリー向け」で「運転しやすい」というものだった。
実際、夫が選んだものは、一応「ファミリー向け」というコンセプトで売り出されていて、「運転しやすい」は確かだったのだけど…。

フルエアロ? ローダウンサス? アルミホイール? そのマフラー何? 外と中の色もそれ、ファミリー向け?

私には、夫のファミリーカーの定義が分かりません。


2007年07月19日(木) 比較しちゃいけないって分かってはいるけどさ

10ヶ月の女の子が、ようやっとベンチにつかまり立ちしながら、壁にあった絵を指差して、言った。

「わんわ」

ああ、そうだね、犬だね。うちの小さな生き物は、ついこの間そういうのをできるようになったよ。あなたよりも、約1年長く生きているんだけどね。

久々に発達のよすぎるお子さんに出会って、更に凹む。
1歳半で3語分を操る恐ろしいお子さんにも、もうしばらく会いたくないし。


2007年07月15日(日) 過去の自分を責めたり、慰めたり

初めての子だったんだからしょうがないよ、と自分を慰めても…。

今頃になって、ようやく、というか、今更的というか、涙が出る。薄々気が付いていた小さな生き物の発達障害を、専門家からぴしりと指摘されたときの涙は、衝撃によるもので、自らの受け入れとかそこまではいっていなかった。だけど、最近、自分を責めたり、将来を悲観したり、そういう、障害受容の過程を辿りつつあるようだ。

乳児時代、何でこの子は外出すると泣くんだろうと考えていた。とにかく、泣く。あまりの泣き時間にびっくりしたのは、初めての予防接種の1時間ちょっと、会場に入ってから出て授乳室にはいるまで、泣かれたとき。
それから、産後すぐからの2週間に1度の母乳相談会で、飲むか寝るかのどっちか以外はずっと泣いていて、夫に「手遊びに泣かないで参加できたことがないんだ」と、何ヶ月ももらし続けた。
乳児健診も、1歳半健診も、お約束どおり、泣いていた。

嫌なこと、慣れないことから自分を守るために、泣いていたんだろうと思い至ったのは、本当に最近のこと。場慣れしないのは、人馴れしないのは、閉じこもり育児だからかなあと、一生懸命あちこちに出ていた日々は、一体何だったのか。

7月上旬、職場で、反応のいい乳児に出会い、同じ月齢時のうちの小さな生き物にはそれはなかったと、改めて衝撃を受ける。乳児期から、反応の薄かった小さな生き物のそれに、何で私は、気づかなかったんだろう?と自分を責めつつも、分かっている。そのときに遅めだと分かっても、先の伸びは分からないとおびえるしかなかったということは。分からないまま育てられたことは、お互いにむしろ幸運だったのだと。そういう、囁きも聞こえたりする。

ずっと、遅いままではないと、そう信じたいけれども。


2007年07月14日(土) 毎日がアンパンマン

愛と勇気だけしかお友達じゃないアンパンマンと、何回やってもアンパンマンが倒せないバイキンマン。毎日がそれ、それ一色。唯一我が小さな生き物は大好きなんだと分かっているキャラクター、アンパンマン。アンパンマン絵本を見ても、アンパンマンしか目に入らないほどの惚れ込みよう。「ママ」とは言ってくれないのに、「アンマン」とアンパンマンのことは呼ぶ小さな生き物。

ローゼンメイデン風アンパンマンの妙に引き立つかわいさと他キャラの美化(?)にうっとりしながら、アンパンマンが倒せないバイキンマンの訴えに「私がバタコだったら確実にアンパンマンは死んでるわ」と頷きながらじっくり耳を傾ける。今だ、アンパンマンのマーチが空では歌いこなせないダメ母であるけれど、小さい生き物と動画を楽しむことくらいはできる。

You Tube、バンザイ(ニコニコ動画は時間帯によっては見られない)!


2007年07月10日(火) 予感、というよりも

最善策が分からない。

「ああ、この子はきっと、将来私たちが支援することになる。今なら、間に合うかもしれない」。だけど、そう思いながらも、「今は、生きているだけでいい。そうとしか言えない」と目をつむる、苦しさ。

うつだとか統合失調だとか人格障害だとか、そういうのを抱える保護者が子育て中のケースが多い。そういう人に育てられる、子どもたち。誰もがその生活状況を見て、「あなたはしあわせね」だなんて口が裂けても言えない状況が現実であり当たり前であって、それしか知ることがない育ち。保護者の能力的に保護に至らずに、保育園を利用しながら育てられている子は多いけれど、家庭の築き方を知る機会はそうそう得られない。そういう子が生殖能力を持つ年頃に上がった頃のことを思うと、切ない。

保護者の生育歴を聞き、「あなたも同じことを子どもに繰り返しているのは理解している?」という問いを、今日もどうにもならない思いで飲み込んだ。


2007年07月03日(火) QQ車、という略語の知名度

別に、そんな大した疑問でもないのだけれど。

病院から、サマリーが送られてくることがある。妊婦さんだとか産婦さんだとか子どもだとか、そういう病院にお世話になった人が、どうして入院しただとかどんな治療しただとか、この先自宅だの施設だのに異動する予定だけどこんなことが問題として挙げられるとか、そういう、要約。大抵、やっかいなケースが送られてくるので、受け取っても楽しくない。

そんなサマリー内に、以前はあまり気にしていなかったのだけど、最近ちょっと気になることがある。「QQ車」って書き方はどうなのか? 救急だっけ急救だっけと迷わぬように「急いで救いに行く車」と覚えている私にとって、「QQ車」と書いてくる病院関係者(特にナース)の記入に軽く違和感。年上の同僚に聞いたら、「最近増えてきたよねー、かわいい子ども文字みたいな字で書いてくるやつ」と言われた。

その書き方って、最近の医療従事者内では、一般的なんですか?


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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