人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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ある日、仕事から帰ったら、いつも家にいるはずの夫がいなかった。整形外科受診の日でもカイロの日でもない…連絡もなしに、一体どこに…携帯電話も通じない。悶々とした気持ちで夕食を作り、夫を待つ。しかし、翌朝になっても夫は家に帰ってこなかった。
そうなっても、私、驚けない。
夜中、額やら髪の生え際だわを愛撫する感触を覚え、ああ、夫だな〜と目を開けようとしたら、いつもの独り言タイムだったようでぶつぶつ何か言っているので、寝たふりをすることにした。 先月半ば、短期のアルバイトが決まった矢先、ぎっくり腰様症状が腰に現れ、契約した日からは働けなくなってしまった夫。アルバイト先は、動けるようになったら連絡くださいと、やけに寛大な態度で待っててくれている。しかし、それが保険になっているようなプレッシャーになっているような、そんな複雑な感情を夫に抱かせているようだが。
「もっと早くに離婚しておけばよかったなあ」「もっといい男いただろうに」「お前バカや」
妊娠8ヶ月。日々元気にエクササイズに励む性別不明の生き物のいる、この膨らんできた我が腹部も、夫には喜ばしいものだけではないのだろうか。
夫に夜更けにそんな囁きを受ける、私の立場って一体…。
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