妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2012年09月30日(日) |
『最果てアーケード』(小) |
【小川洋子 講談社】
アーケードの管理人の女性の視点で、アーケードの店主達やそのお客の生活をそっとのぞき見るような小説。 過去の亡くなった人の思い出なども挿入されて、いつもの静謐な悲しみが漂う小川ワールドでした。 「紙店シスター」のおじさんのエピソードがなんとも切ない。
2012年09月27日(木) |
『ケルベロスの肖像』(小) |
【海堂尊 宝島社】
なんと、バチスタシリーズ完結とのこと。 海堂ワールドの中心だから完結しないと思ってた。 他のシリーズで、東城大学がどうなってて田口先生がどうなってるのかもおぼろに分かってたし。 読んでみれば、確かに一区切りという感じ。 田口&白鳥シリーズでスタートした割りに、最後、白鳥がいまいち活躍してなくて残念だけど。 白鳥も部下に苦労することがあるんだなーとか、田口先生って戦車好きだったんだなーという意外な側面が見えました。
バチスタシリーズと言いつつ、『螺鈿の迷宮』が濃く絡んでいて、もう少しバチスタらしい話しにならんかったかのう、と思わなくもない。
恐らく、今後他のシリーズに田口先生は出るだろうし、白鳥はちょっとわからないけど、ひょっとしたら新シリーズになるかもしれないので、今後も海堂ワールド楽しみに。
2012年09月24日(月) |
『最強のふたり』(映) |
【監督:エリック・トレダノ フランス】
観始めるまで普通にアメリカ映画だと思っていたんですが、フランス映画でした。 あまり国籍は関係なく、実際の二人をモデルとした映画。 首から下が不随の大富豪と、雇われたスラム街の黒人青年の友情物語。 たいてい、こういう立場の違う二人が出会って、という話しになると一回は仲違いしてみるものですが、そういうことはなく、大富豪のフィリップが非常に寛大で、黒人青年のドリスも雑だけどいい奴。 嫌な奴っていうのも特に出てこず、フィリップの家の使用人たちもいい人。 終始ユーモアに溢れててよい雰囲気でした。
髭剃りシーンはアドリブなのかなーと感じるんだけどどうだろう。 二人が楽しそうでいいです。
2012年09月16日(日) |
『バイオハザード5 リトリビューション』(映) |
【監督:ポール・W・S・アンダーソン アメリカ】
前作のおさらいから入る今回。 毎回毎回、律儀にアンブレラに連れ戻されるね。アリスは。 毎回脱がされるし。
レッドフィールド兄妹どこ行った。
ジルが金髪になってて誰だかわからないのは前回と引き続きで、ゲームからはエイダとレオンが登場。 エイダ可愛い! レオンが、たぶん、こいつはレオンだろうと思いながらもなかなか名乗らないから気になってしょうがなかった。 最後の最後にセクハラしてたのがやたら面白かったので、6にも是非登場願いたい。
レインは1からの久しぶりの登場なのに、こんな仕打ちでいいのだろうか。 こんな仕打ちされるほど嫌な奴ではないのではないかと。 あとルーサーせっかくがんばったのに!
いつものバイオでした。 ミラと並ぶと中島美嘉の華奢さよ。 ミラも細いなーと思ってたけど、全然違いました。 でも、エンディング曲はいただけない。 明日世界が終わるなら、というか今回のラスト見る限り、明日どころか現在進行形で世界が終わりかけてた。 もう諦めたらどうだろう。そんなラストでした。
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